JP2015151109A - アームレスト装置 - Google Patents
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Description
運転座席の横側部に設けられるアームレストと、
前記運転座席に対する前記アームレストの高さを調整するための高さ調整機構と、
前記アームレストを前記運転座席に対して横向きの揺動軸心周りに揺動可能に支持し、前記アームレストを使用位置から非使用位置に跳ね上げるための跳上げ機構と、を備えることにある。
前記跳上げ機構は、前記アームレストのうち前記高さ調整機構よりも後方の部位に設けられていると好適である。
前記跳上げ機構は、前記アームレストの後端部に設けられていると好適である。
前記跳上げ機構は、前記アームレストを支持するアームレスト支持部材と、前記アームレスト支持部材に設けられ、前記アームレストが揺動可能に取り付けられる横向きの揺動軸と、前記アームレストを前記揺動軸に対して摩擦保持可能な摩擦保持機構と、を有し、
前記高さ調整機構は、前記運転座席の側に設けられるベースと、前記アームレストの側に設けられるブラケットと、前記ベース及び前記ブラケットのうちいずれか一方に形成される上下方向に長い長孔と、前記長孔に挿通され、前記ベースと前記ブラケットとを固定するためのボルトと、を有し、
前記アームレスト支持部材と前記ブラケットとは、同一の部材で構成されていると好適である。
前記摩擦保持機構は、前記アームレストに対して横方向から作用する摩擦板と、前記摩擦板を前記アームレストに押し付ける付勢部材と、を有すると好適である。
前記ベース及び前記ブラケットのうち前記運転座席に対して横内側に位置する方の側で、前記ボルトの先端部にノブナットが取り付けられていると好適である。
前記ノブナットは、前記ボルトの先端部に取り付けられた状態において、前記アームレストの横側面よりも前記アームレストの横中心の側に引退していると好適である。
図1及び図2には、作業車としてのトラクタを示している。トラクタは、前輪1及び後輪2を有する走行機体3を備えている。走行機体3の前部には、ボンネット4が設けられている。ボンネット4には、エンジン5が収容されている。エンジン5の後端部には、ミッションケース6が連結されている。ミッションケース6には、エンジン5からの動力を変速する変速装置(図示省略)が収容されている。ミッションケース6の後端部には、ロータリー耕耘装置7が、リンク機構8を介して昇降可能に連結されている。ロータリー耕耘装置7には、ミッションケース6からの動力がPTO軸9を介して伝達される。
図3に示すように、運転座席12は、運転座席フレーム14に載置支持されている。運転座席12の座部の前端部は、運転座席フレーム14の支持部14aに、左右向きの揺動軸心X1周りに揺動可能に支持されている。運転座席フレーム14は、前後方向に位置調整可能に構成されている。
図3から図5に示すように、アームレスト装置13は、アームレスト15と、高さ調整機構16と、跳上げ機構17と、を備えている。
アームレスト15には、前記変速装置の変速操作用の変速レバー27と、ロータリー耕耘装置7の昇降操作用の昇降レバー28と、ロータリー耕耘装置7の昇降操作用の揺動式の昇降スイッチ31と、が備えられている。アームレスト15は、平面視において、前部が後部に対して前端に近付くほど右方側に位置する状態に傾斜するように形成されている。
手置き部22には、互いに高さ位置が異なる高位部25と低位部26とが形成されている。具体的には、手置き部22のうち境界線L1を挟んで左方側の部分に、高位部25が形成され、手置き部22のうち境界線L1を挟んで右方側の部分に、低位部26が形成されている。
凹入部24は、手置き部22の頂上と肘置き部23の頂上とを結ぶ結線L2に対して下方に凹入するように形成されている。凹入部24のうち境界線L1に対して左方側の部分(左上面部30)に、昇降スイッチ31が配置されている。つまり、凹入部24のうち横内側寄りの部分に、昇降スイッチ31が配置されている。言い換えると、凹入部24のうち車幅方向において運転座席12の側寄りの部分に、昇降スイッチ31が配置されている。また、左上面部30のうち昇降スイッチ31に対応する部分は、左上面部30のうち昇降スイッチ31に対応する部分以外の部分に対して、下方に凹入するように形成されている。つまり、左上面部30には、昇降スイッチ31に対応する部分として凹入部30aが形成されている。凹入部30aは、左方側(横内側)に開口するように形成されている。つまり、凹入部30aは、車幅方向において運転座席12の側に開口するように形成されている。
昇降スイッチ31は、変速レバー27及び昇降レバー28の後方に配置されている。つまり、昇降スイッチ31は、ガード29よりも後方であって、アームレスト15における前部と後部との屈曲箇所Pよりも前方に配置されている。また、昇降スイッチ31は、いわゆるシーソースイッチで構成され、前後方向に揺動するように配置されている。昇降スイッチ31の揺動方向D1は、昇降レバー28の揺動方向D2と略平行となるように設定されていると共に、変速レバー27の揺動方向D3とも略平行となるように設定されている。
図6から図10に示すように、高さ調整機構16は、運転座席12に対するアームレスト15の高さを調整するためのものである。高さ調整機構16は、運転座席12の側に設けられるベース32と、アームレスト15の側に設けられるブラケット33と、を有している。
ベース32は、運転座席フレーム14の側のフレーム34に、ボルト35によって固定されている。ベース32は、ボルト35が挿通される左右方向に長い長孔(図示省略)により、フレーム34(運転座席フレーム14)に対して左右方向に位置調整可能に構成されている。ベース32には、上下方向に長い第一長孔32a(本発明に係る「長孔」に相当)及び上下方向に長い第二長孔32bが形成されている。第一長孔32aは、上下方向に長い略長方形状の長孔(長角孔)によって構成されている。第二長孔32bは、上下方向に長い略長円形状の長孔(長丸孔)によって構成されている。第一長孔32aは、ベース32のうち上端側にオフセットして形成され、第二長孔32bは、ベース32のうち下端側にオフセットして形成されている。第一長孔32aの下端部と第二長孔32bの上端部とは、上下方向に重複している。
ブラケット33は、ベース32の左方側(ベース32よりも横内側)に配置されている。つまり、ブラケット33は、車幅方向においてベース32よりも運転座席12に近い側に配置されている。また、ブラケット33の後端は、ベース32の後端から後方側に突出している。ブラケット33の前端は、ベース32の前端よりも後方側に引退している。
先ず、ノブナット38を緩めることにより、ベース32に対するブラケット33の固定を解除する。次に、ブラケット33をベース32に対して上下方向に移動させることにより、運転座席12に対するアームレスト15の高さを変更する。なお、ベース32に対するブラケット33の上下方向の移動を阻害しない程度の締付力によって、第二ボルト37が締め付けられている。最後に、ノブナット38を締めることにより、ブラケット33を変更後の高さでベース32に固定することができる。なお、図3には、アームレスト15が最も上方に位置した状態、図6には、アームレスト15が最も下方に位置した状態を示している。
図12に示すように、跳上げ機構17は、アームレスト15を左右向きの揺動軸心X2周りに揺動可能に支持し、アームレスト15を使用位置(実線で示す位置)から非使用位置(二点鎖線で示す位置)に跳ね上げるためのものである。跳上げ機構17は、アームレスト15のうち高さ調整機構16よりも後方の部位、具体的には、アームレスト15の後端部に設けられている。つまり、揺動軸心X2は、アームレスト15の後端部に配置されている。
図13に示すように、摩擦保持機構40は、一対の摩擦板41と、一対の皿バネ42(本発明に係る「付勢部材」に相当)と、を有している。一対の摩擦板41は、フレーム19のボス部19aに対して左右両側から作用するように、フレーム19のボス部19aを左右両側から挟むように配置されている。一対の皿バネ42は、一対の摩擦板41をフレーム19のボス部19aに左右両側から押し付けるように、フレーム19のボス部19aの右方側に配置されている。一対の皿バネ42は、一対の平座金43によって左右両側から挟まれている。揺動軸33cの右端部には、皿バネ42の付勢力を調整するためのナット44が取り付けられている。
(1)上記実施形態において、アームレスト15は、運転座席12の右側部に設けられているが、運転座席12の左側部に設けられていてもよい。
15 アームレスト
16 高さ調整機構
17 跳上げ機構
32 ベース
32a 第一長孔(長孔)
33 ブラケット(アームレスト支持部材、ブラケット)
33c 揺動軸
36 第一ボルト(ボルト)
38 ノブナット
40 摩擦保持機構
41 摩擦板
42 皿バネ(付勢部材)
X2 揺動軸心
Claims (7)
- 運転座席の横側部に設けられるアームレストと、
前記運転座席に対する前記アームレストの高さを調整するための高さ調整機構と、
前記アームレストを前記運転座席に対して横向きの揺動軸心周りに揺動可能に支持し、前記アームレストを使用位置から非使用位置に跳ね上げるための跳上げ機構と、を備えるアームレスト装置。 - 前記跳上げ機構は、前記アームレストのうち前記高さ調整機構よりも後方の部位に設けられている請求項1に記載のアームレスト装置。
- 前記跳上げ機構は、前記アームレストの後端部に設けられている請求項2に記載のアームレスト装置。
- 前記跳上げ機構は、前記アームレストを支持するアームレスト支持部材と、前記アームレスト支持部材に設けられ、前記アームレストが揺動可能に取り付けられる横向きの揺動軸と、前記アームレストを前記揺動軸に対して摩擦保持可能な摩擦保持機構と、を有し、
前記高さ調整機構は、前記運転座席の側に設けられるベースと、前記アームレストの側に設けられるブラケットと、前記ベース及び前記ブラケットのうちいずれか一方に形成される上下方向に長い長孔と、前記長孔に挿通され、前記ベースと前記ブラケットとを固定するためのボルトと、を有し、
前記アームレスト支持部材と前記ブラケットとは、同一の部材で構成されている請求項1から3のいずれか一項に記載のアームレスト装置。 - 前記摩擦保持機構は、前記アームレストに対して横方向から作用する摩擦板と、前記摩擦板を前記アームレストに押し付ける付勢部材と、を有する請求項4に記載のアームレスト装置。
- 前記ベース及び前記ブラケットのうち前記運転座席に対して横内側に位置する方の側で、前記ボルトの先端部にノブナットが取り付けられている請求項4又は5に記載のアームレスト装置。
- 前記ノブナットは、前記ボルトの先端部に取り付けられた状態において、前記アームレストの横側面よりも前記アームレストの横中心の側に引退している請求項6に記載のアームレスト装置。
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2014
- 2014-02-19 JP JP2014029585A patent/JP6162620B2/ja active Active
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