JP2015137482A - アースドリル機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 伸縮シリンダ16の作動により変化する伸縮ブーム16の長さを計測するブーム長さ計測手段61と、伸縮ブーム16のベースマシン12に対する傾斜角度を計測する傾斜角度計測手段62とを有する。さらに、ブーム長さ計測手段61が計測した伸縮ブーム16の長さと、傾斜角度計測手段62が計測した傾斜角度に基づいて、ガントリシーブ集合体41からミドルシーブ集合体40まで張られた起伏ロープ22の長さを算出する起伏ロープ長さ算出手段64と、起伏ロープ算出手段64が算出した起伏ロープ22の長さが所定値長さ以下となったときに、起伏ウインチ23を停止させる起伏ウインチ停止手段65とを有するアースドリル機とする。
【選択図】 図1
Description
この問題を解決するために、本出願人は、特願2013−038481号出願、特願2013−038483号出願等により、ベースマシンの前部に伸縮ブームの基端を配置し、ベースマシンの後部にガントリを配置し、起伏ウインチから巻き出された起伏ロープを、ガントリを介して伸縮ブームに連結するアースドリル機を提案している。このアースドリル機によれば、ベースマシンの前部に伸縮ブームの基端を配置できるため、大型の昇降ウインチを設置するスペースを確保できる効果を奏する。
(1)ベースマシンと、前記ベースマシンの前部に基端が起伏可能に装着され、伸縮シリンダにより長さが伸縮される伸縮ブームと、前記伸縮ブームの先端から垂下した昇降ロープに吊るして保持されるケリーバと、を有するアースドリル機において、前記ベースマシンの後部にガントリを設けると共に、前記ベースマシンに起伏ロープを卷回した起伏ウインチを設け、前記起伏ウインチから巻き出した前記起伏ロープを、前記ガントリ先端のガントリシーブ集合体を介して前記伸縮ブームに連結するペンダントロープに固定されたミドルシーブ集合体に連結したこと、前記伸縮シリンダの作動により変化する前記伸縮ブームの長さを計測するブーム長さ計測手段と、前記伸縮ブームの前記ベースマシンに対する傾斜角度を計測する傾斜角度計測手段とを有すること、前記ブーム長さ計測手段が計測した前記伸縮ブームの長さと、前記傾斜角度計測手段が計測した傾斜角度に基づいて、前記ガントリシーブ集合体から前記ミドルシーブ集合体まで張られた前記起伏ロープの長さと前記ペンダントロープの長さの和を算出する起伏ロープ長さ算出手段と、前記起伏ロープ長さ算出手段が算出した前記起伏ロープの長さと前記ペンダントロープの長さの和が所定値長さ以下となったときに、前記起伏ウインチを停止させる起伏ウインチ停止手段とを有すること、を特徴とする。
〈アースドリル機の全体構造〉
図1に、アースドリル機11の全体図を示す。図2に、伸縮ブーム16の上面図を示す。図3に、伸縮ブーム16の起伏機構図を示す。
図1に示すように、本形態例に示すアースドリル機11におけるベースマシン12は、クローラ13aを備える走行体13の上部に、旋回ベアリング14を介して上部旋回体15が回転可能に保持されている。上部旋回体15の前部には、伸縮ブーム16が起伏可能に設けられており、上部旋回体15の後部には、折りたたみ可能なガントリ17が設けられている。
伸縮ブーム16とガントリ17との間の上部旋回体15の幅方向中央部には、前方から、吊り上げ用の昇降ロープである主巻ロープ18を巻回した主巻ウインチ19及び補巻ロープ20を巻回した補巻ウインチ21と、ブーム起伏用の起伏ロープ22を巻回した起伏ウインチ23が配置されている。
図1に示すように、ロアブーム16aには、ケリードライブ28を支持するためのフロントフレーム29及び複数のフレームシリンダ30が取り付けられている。
また、ガントリシーブ集合体41は、第1ガントリシーブ411乃至第8ガントリシーブ418の合計8個の滑車が取り付けられているものである。
起伏ウインチ23に巻き回された起伏ロープ22は、ハイガントリシーブ49を介し第1ミドルシーブ421と巻回される。起伏ロープ22は、第1ミドルシーブ421を介し、第1ガントリシーブ411、第2ミドルシーブ422、第2ガントリシーブ412、第3ミドルシーブ423、第3ガントリシーブ413・・・第8ガントリシーブ418、第9ミドルシーブ429と巻回される。第9ミドルシーブ429を介した起伏ロープ22は、ロープ留め具430に固定される。
ブーム長さセンサ61は、第1伸縮シリンダ71の作動により変化するロアブーム16a及びセカンドブーム16bを合わせた長さを計測するものである。
ブーム角度センサ62は、伸縮ブーム16のベースマシン12に対する傾斜角度を計測するものである。
また、制御部90には、第1伸縮シリンダ71、起伏ウインチ23、ブーム長さセンサ61、ブーム角度センサ62、伸縮ブーム伸長スイッチ67及び警告ランプ68が接続している。
また、起伏ウインチ停止手段65は、起伏ロープ算出手段64が算出したミドルシーブ集合体40からガントリシーブ集合体41までの起伏ロープ22の距離Yとペンダントロープ221の距離Tの長さの和が一定の距離以下となったときに、起伏ウインチ23を停止させるものである。
また、伸縮ブーム許可手段66は、起伏ウインチ停止手段65により起伏ウインチ23が停止した後に、伸縮ブーム16が伸長することに対して許可を出すものである。
図11に伸縮ブーム16の起伏油圧回路図(通常時)を示し、図12に伸縮ブーム16の起伏油圧回路図(停止時)を示す。
図11に示すように、起伏ウインチ23とブーム起伏レバー80は配管によりコントロールバルブ85と接続している。また、コントロールバルブ85は、ブーム起伏レバー80と配管により接続している。ブーム起伏レバー80は、ブーム起レバー81とブーム伏レバー82を有する。また、コントロールバルブ85とブーム起伏レバー80の間には、起伏ウインチ停止手段65が接続している。
制御部90の動作について説明する。制御部90は、以下の点を求める。制御部90は、図4に示す以下の点を求める。図4は、起伏ロープ22の長さの算出対象を示す。
基準点(x0、y0)は、図4に示すように、伸縮ブーム16とベースマシン12の接合部である。伸縮ブーム16とベースマシン12の接合部は移動しない。そのため、基準点(x0、y0)は固定点となる。
(x1、y1)は、ガントリ17とガントリシーブ集合体41の接合部とする。ガントリ17が立ち上げた状態で固定する。そのため、ガントリ17とガントリシーブ集合体41の接合部は移動しない。したがって、(x1、y1)は固定点となる。
(x2、y2)は、伸縮ブーム16の取付部116とペンダントロープ221の接合部である。伸縮ブーム16は伸縮するため、(x2、y2)は変動する。
Lは、基準点(x0、y0)から(x2、y2)までの伸縮ブーム16の軸心方向に対する長さである。
H1は、基準点(x0、y0)の中心軸から(x2、y2)までの伸縮ブーム16の円周方向に対する長さである。
LGは、ガントリシーブ集合体41からミドルシーブ集合体40までの起伏ロープ22の長さである距離Yとミドルシーブ集合体40から取付部116までのペンダントロープ221の長さである距離Tの和である。ペンダントロープ221の長さである距離Tは、図3に示すように、取付部116とミドルシーブ集合体40に固定されているため距離が変わることはない。したがって、LGは距離Yが変動することによりその長さが変わってくるものである。
*は乗算を表す。
すなわち、Lに対してcos(θ)を乗算する。H1に対してsin(θ)を乗算する。Lに対してcos(θ)を乗算して算出された数に、H1に対してsin(θ)を乗算して算出された数を引き算することによりx2が算出される。
すなわち、Lに対してsin(θ)を乗算する。H1に対してcos(θ)を乗算する。Lに対してsin(θ)を乗算して算出された数に、H1に対してcos(θ)を乗算して算出された数を引き算することによりy2が算出される。
すなわち、x2からx1を引き算したものを2乗する。
y2からy1を引き算したものを2乗する。
上述した2乗した数の和を求める。求められた和の数の平方根をとることでLGが算出される。
さらに、距離Yは、距離Y=LG−距離Tの式により算出することができる。
図5乃至図8を用いてアースドリル機11の作用を説明する。
アースドリル機の第1起伏方法について説明する。第1起伏方法は、伸縮ブーム16の伸縮作業及び起伏ウインチ23の動作を同時に行う方法で伸縮ブーム16を起立させる方法である。伸縮ブーム16と起伏ウインチ23を同時に動作させることで狭い場所でも作業することができる。
本実施形態では、図5に示すガントリ17が伏した状態から図6に示すようにガントリ17が起立した状態に移動させる。図6に示すようにガントリ17が起立することで起伏ロープ22を操作可能な状態にすることができる。
図6に示すガントリ17を起立させ固定させることで、基準点(x0、y0)及び(x1、y1)は、固定点となる。
図7及び図8に示す、起伏ウインチ23により起伏ロープ22を巻き取り伸縮ブーム16を起立させる動作と同時にセカンドブーム16bを伸長させる動作を行うことにより、起伏ウインチ23の巻き取りとセカンドブーム16bの伸長とを個別に行う場合よりも早く作業を行うことができる。
起伏ロープ22の距離Yが一定の距離以下である場合には、図11に示すように、起伏ウインチ停止手段65はON状態にある。そのため、ブーム起伏レバー80の指示は、起伏ウインチ停止手段65を介してコントロールバルブ85、起伏ウインチ23へとつながり起伏ウインチ23は作動する状態にある。
図4に示す、ミドルシーブ集合体40とガントリシーブ集合体41の距離Yは本実施形態においては例えば750mm以下となると起伏ロープ22が外れる恐れがある。そのため、本実施形態においては距離Yが750mmに対して例えば20%の安全係数を合わせた約900mm以下になるようにしている。
具体的には、図12に示すように、距離Yが一定の距離以下になると起伏ウインチ停止手段65はOFF状態となる。そのため、ブーム起伏レバー80の指示は、起伏ウインチ停止手段65によりコントロールバルブ85へとつながらない。そのため、コントロールバルブ85が移動し起伏ウインチ23は非接続状態となり動作をしなくなる。
ベースマシン15の前部に伸縮ブーム16の基端を配置し、ベースマシン15の後部にガントリ17を配置し、起伏ウインチ23から巻き出された起伏ロープ22を、ガントリ17を介して伸縮ブーム16に連結している。アースドリル機11のベースマシン15の前部に伸縮ブーム16の基端を配置できるため、大型の昇降ウインチを設置するスペースを確保できる。
さらに、起伏ウインチ23による伸縮ブーム16の起伏作業と、第1伸縮シリンダ71による伸縮ブーム16の伸ばし作業とを同時に行うことにより狭い場所で作業することができる。
それにより、起伏ウインチ23による伸縮ブーム16の起伏作業と、第1伸縮シリンダ71による伸縮ブーム16の伸ばし作業とを同時に行った場合でも、起伏ロープ22を構成するミドルシーブ集合体40がガントリシーブ集合体41に近づきすぎて、起伏ロープ22が大きく捩じられることがないため、起伏ロープ22が損傷する恐れがない。
具体的には、図5に示すガントリ17が伏した状態から図6に示すようにガントリ17が起立した状態に移動させる。図6に示すようにガントリ17が起立することで起伏ロープ22を操作可能な状態にすることができる。
次いで、図6に示す状態で起伏ウインチ23から起伏ロープ22を巻き取ることで、図7に示すように伸縮ブーム16が起立させる。図6に示す状態から図7に示す状態へと起伏ウインチ23から起伏ロープ22を巻き取ることで、距離Yが短くなる。
次いで、図8に示すように、セカンドブーム16bを伸長させる。ブームを伸長させることによりブームが起きる。その後、起伏ロープ22を巻き出すことで距離Yが長くなり図8に示す状態になる。
第2起伏方法は伸縮ブーム16の伸縮作業と起伏ウインチ23の動作を交互に行うことで、起伏ロープ22の距離Yが一定の距離以下となり脱落及び損傷することを防止することができる。
具体的には、図5に示すガントリ17が伏した状態から図10に示す状態に伸縮ブーム16を伸長させる。次いで、ガントリ17を起立させ起伏ウインチ23により起伏ロープ22を巻き取ることで伸縮ブーム16を起立させることができる。第3起伏方法は、設置するスペースがある場合に使用することができる。
例えば、起伏ロープ22の距離Yを起伏ロープ長さ算出手段64により計測し、一定の距離以下となる前に図8に示すように伸縮ブーム16を伸長させる。距離Yに近づいたとき、警告ランプ68により、起伏ロープ22の距離Yが短いことを知らせることができる。作業者は、警告ランプ68により警告されることで、起伏ロープ22を巻出し、距離Yを長くし、伸縮ブーム16を伸長させ、図8の状態にする。それにより、起伏ロープ22の長さが一定の距離以下となることを防止することができる。
また、警告ランプ68を有することにより、起伏ウインチ23を停止することなくスムーズに起伏作業を行うことができる。
12 ベースマシン
16 伸縮ブーム
17 ガントリ
22 起伏ロープ
221 ペンダントロープ
23 起伏ウインチ
40 ミドルシーブ集合体
41 ガントリシーブ集合体
44 ケリーバ
61 ブーム長さセンサ
62 ブーム角度センサ
63 起伏ロープ長さ算出手段
71 第1伸縮シリンダ
Claims (2)
- ベースマシンと、前記ベースマシンの前部に基端が起伏可能に装着され、伸縮シリンダにより長さが伸縮される伸縮ブームと、前記伸縮ブームの先端から垂下した昇降ロープに吊るして保持されるケリーバと、を有するアースドリル機において、
前記ベースマシンの後部にガントリを設けると共に、前記ベースマシンに起伏ロープを巻回した起伏ウインチを設け、前記起伏ウインチから巻き出した前記起伏ロープを、前記ガントリ先端のガントリシーブ集合体を介して前記伸縮ブームに連結するペンダントロープに固定されたミドルシーブ集合体に連結したこと、
前記伸縮シリンダの作動により変化する前記伸縮ブームの長さを計測するブーム長さ計測手段と、前記伸縮ブームの前記ベースマシンに対する傾斜角度を計測する傾斜角度計測手段とを有すること、
前記ブーム長さ計測手段が計測した前記伸縮ブームの長さと、前記傾斜角度計測手段が計測した傾斜角度に基づいて、前記ガントリシーブ集合体から前記ミドルシーブ集合体まで張られた前記起伏ロープの長さと前記ペンダントロープの長さの和を算出する起伏ロープ長さ算出手段と、前記起伏ロープ長さ算出手段が算出した前記起伏ロープの長さと前記ペンダントロープの長さの和が所定値長さ以下となったときに、前記起伏ウインチを停止させる起伏ウインチ停止手段とを有すること、
を特徴とするアースドリル機。 - 請求項1に記載するアースドリル機において、
前記起伏ロープの長さと前記ペンダントロープの長さの和の前記所定値は、前記ミドルシーブ集合体と前記ガントリシーブ集合体との距離が、その間に張られた前記起伏ロープの距離が一定の距離以上となるように設定されていること、
を特徴とするアースドリル機。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2014009479A JP6247940B2 (ja) | 2014-01-22 | 2014-01-22 | アースドリル機 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2014009479A JP6247940B2 (ja) | 2014-01-22 | 2014-01-22 | アースドリル機 |
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
| JP2019000846A (ja) * | 2017-06-19 | 2019-01-10 | ユーロドリル ゲーエムベーハーEURODRILL GmbH | 建設機械用の、衝撃パルスまたは振動を生成する装置および方法 |
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-
2014
- 2014-01-22 JP JP2014009479A patent/JP6247940B2/ja active Active
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| US10730075B2 (en) | 2017-06-19 | 2020-08-04 | Eurodrill Gmbh | Device and method for generating percussive pulses or vibrations for a construction machine |
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| JP6247940B2 (ja) | 2017-12-13 |
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