JP2015129388A - 車両用電子キーシステムの携帯機 - Google Patents
車両用電子キーシステムの携帯機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015129388A JP2015129388A JP2014000919A JP2014000919A JP2015129388A JP 2015129388 A JP2015129388 A JP 2015129388A JP 2014000919 A JP2014000919 A JP 2014000919A JP 2014000919 A JP2014000919 A JP 2014000919A JP 2015129388 A JP2015129388 A JP 2015129388A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- housing
- vehicle
- portable device
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B19/00—Keys; Accessories therefor
- E05B19/0082—Keys or shanks being removably stored in a larger object, e.g. a remote control or a key fob
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
- G07C9/00174—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
- G07C9/00944—Details of construction or manufacture
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
- G07C9/00174—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
- G07C2009/00968—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys shape of the data carrier
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
【課題】車両用電子キーシステムの携帯機におけるデザイン上の自由度を高めるとともに、収納部にメカニカルキーを着脱可能に保持するためのロック機構を、よりシンプルなものとして携帯機の小型化、コスト削減を図る。【解決手段】本実施形態の車両用電子キーシステムの携帯機1は、ハウジング2に着脱可能であり、ハウジング2に装着された状態ではハウジング2の収納部2gからエマージェンシーキーのキーブレード7が外れるのを阻止するキーヘッド8と、ハウジング2に着脱可能であり、当該携帯機1を吊り下げて保持するためのキーリング9と、を備え、キーリング9は、ハウジング2に装着された状態では、ハウジング2に装着された状態のキーヘッド8がハウジング2から外れるのを阻止するよう構成されている。【選択図】図1
Description
本発明は、電子キーシステムにおいて使用者に携帯される携帯機に関する。
従来より、使用者に携帯される携帯機と電子装置との間で無線通信によりIDを照合してドアの施解錠といったセキュリティ機能の動作を行う電子キーシステムが知られており、特に自動車では、車両盗難防止効果を高めるために、エンジンの始動許可も、携帯機と車載電子装置との間のID照合に基づいて行うようにしている。
この種の電子キーシステムでは、携帯機の電池の電力が無くなった場合に備えて、その携帯機の本体に設けられた収納部に、メカニカルキーを収納しておくようにしている。そして、メカニカルキーが携帯機本体から脱落するのを防ぐため、メカニカルキーを着脱可能にロックする機構を携帯機の本体またはメカニカルキー側に設けている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上述のような車両用電子キーシステムの携帯機においては、ロック機構を携帯機の本体またはメカニカルキー側に設けることが制約となって携帯機全体のデザイン自由度が低下するとともに、複雑なロック機構がコストアップの要因にもなっていた。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、車両用電子キーシステムの携帯機におけるデザイン上の自由度を高めるとともに、収納部にメカニカルキーを着脱可能に保持するためのロック機構を、よりシンプルなものとして携帯機の小型化、コスト削減を図ることにある。
本発明の車両用電子キーシステムの携帯機によれば、筐体に着脱可能であり、筐体に装着された状態では収納部からエマージェンシーキー(メカニカルキー)のキーブレードが外れるのを阻止するキーヘッドと、筐体に着脱可能であり、当該携帯機を吊り下げて保持するためのキーリングと、を備え、キーリングは、筐体に装着された状態では、筐体に装着された状態のキーヘッドが筐体から外れるのを阻止するよう構成されているので、従来構成のようにメカニカルキーを着脱可能にロックする機構を携帯機の本体またはメカニカルキー側に設ける場合に比べて、当該携帯機におけるデザイン上の自由度を高めるとともに、収納部にキーブレードを着脱可能に保持するためのロック機構を、よりシンプルなものとして携帯機の小型化、コスト削減を図ることができる。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
[1.車両用電子キーシステムの携帯機1の構成の説明]
本発明が適用された車両用電子キーシステムの携帯機は、車両に搭載された車載装置へID情報を送信する通信部を筐体内部に備えると共に、前記筐体に設けられた収納部にメカニカルなエマージェンシーキーが着脱可能に収納される機器であり、車載装置とともに車両用電子キーシステムを構成する。
[1.車両用電子キーシステムの携帯機1の構成の説明]
本発明が適用された車両用電子キーシステムの携帯機は、車両に搭載された車載装置へID情報を送信する通信部を筐体内部に備えると共に、前記筐体に設けられた収納部にメカニカルなエマージェンシーキーが着脱可能に収納される機器であり、車載装置とともに車両用電子キーシステムを構成する。
なお、車両用電子キーシステムとは、車両の使用者に携帯される携帯機と、車両に搭載された車載装置とからなり、車載装置が、携帯機との間で無線通信によりID情報を照合して、その照合結果に基づき車両のドアの施解錠やエンジンの始動制御などを行うシステムである。
本実施形態の携帯機1は、図1に示すように、樹脂材料によって形成された筐体としてのハウジング2に、各種構成部品を収容あるいは装着することで構成されている。
ハウジング2は、上側のアッパーハウジング2aと下側のロアーハウジング2bとからなり、アッパーハウジング2aをロアーハウジング2bに取り付けることで形成されるハウジング2の内部空間には、回路基板3、ラバーカバー4、電池5、クッション6が収容されている。
ハウジング2は、上側のアッパーハウジング2aと下側のロアーハウジング2bとからなり、アッパーハウジング2aをロアーハウジング2bに取り付けることで形成されるハウジング2の内部空間には、回路基板3、ラバーカバー4、電池5、クッション6が収容されている。
なお、回路基板3には、マイコンやアンテナ、受信回路、送信回路、トランスポンダなどが実装されており、車両に搭載された車載装置へID情報などを送信する通信部として機能する。なお、車載装置へ送信するID情報は当該携帯機1に固有のものであり、ドアの施解錠を行うか否かの認証を行うためのドア施解錠認証用IDコードである。
また、ラバーカバー4は、ハウジング2の内部空間に収容されて、ハウジング2に防水性を付与する。
また、ハウジング2のアッパーハウジング2a表面には、車両のドアの施解錠やエンジンの始動制御などを行うための操作ボタン12a,12b,12cが形成されており、操作ボタン12a,12b,12cの押圧動作がラバーカバー4を介して回路基板3上のスイッチ3a,3b,3cを押圧するようになっている。これを受けて、回路基板3では、車両のドアの施解錠やエンジンの始動制御などを示す情報を、車両に搭載された車載装置へID情報とともに送信するようになっている。なお、回路基板3は通信部に該当する。
また、ハウジング2のアッパーハウジング2a表面には、車両のドアの施解錠やエンジンの始動制御などを行うための操作ボタン12a,12b,12cが形成されており、操作ボタン12a,12b,12cの押圧動作がラバーカバー4を介して回路基板3上のスイッチ3a,3b,3cを押圧するようになっている。これを受けて、回路基板3では、車両のドアの施解錠やエンジンの始動制御などを示す情報を、車両に搭載された車載装置へID情報とともに送信するようになっている。なお、回路基板3は通信部に該当する。
また、ロアーハウジング2bの内壁面に形成された二つの凹部のうち前方の凹部2cには、回路基板3に電力を供給する電池5が収容されており、後方の凹部2dには、回路基板3を下方から支持するクッション6が収容されている。
また、ロアーハウジング2b前面の右側端部付近には、キーブレード7を挿入可能な開口部2fが形成され、この開口部2fからロアーハウジング2bの内部には、キーブレード7を収納可能な溝状の収納部2gが形成されており、キーブレード7は、開口部2fから挿入されて収納部2gに収納されている。
なお、キーブレード7は、電池5の電力が無くなって携帯機1のアンテナからIDコード電波を送信することができなくなった場合に、車両のドアに設けられているキーシリンダに差し込んで該ドアを解錠又は施錠するために用いられる他、トランクや車室内のグローブボックスを解錠又は施錠するためにも用いられる。このキーブレード7は、鍵溝部7aと鍵溝部7aを保持する保持部7bとからなるキープレート部7cと、キープレート部7cの保持部7bと連続して一体に形成されてキーヘッド8に装着される被装着部7dと、を有する。鍵溝部7aは、その断面が略方形である長尺状に形成されている。また、鍵溝部7aには、その両側面が波状になっている溝(鍵溝7e)が長手方向に沿って形成されている。なお、キーブレード7の鍵溝7eのうち、波状の部分は、車両毎に異なった形状をしている。また、保持部7bは、その断面がコの字状である長尺状に形成され、その内側に配置される鍵溝部7aを保持している。また、被装着部7dは、キーヘッド8の装着部8fに内挿可能な板状に形成されている。なお、キーブレード7の被装着部7dをキーヘッド8の装着部8fに装着することで、キーヘッド8が把持部となるエマージェンシーキーとして使用できるようになる(図2(e)参照)。
また、ハウジング2の前端部2hには、樹脂材料や金属材料によって形成されたキーヘッド8が取り付けられている。なお、キーヘッド8は、後端部が開口する箱形状に形成されており、ハウジング2の前端部2hに外挿させることでハウジング2に装着することができる。また、キーヘッド8の前端部中央の上側には凹部8aが形成されており、下側には凹部8bが形成されている。そして、上側の凹部8aには上下方向に貫通する貫通孔(挿通孔)8cが形成されるとともに、下側の凹部8bには上下方向に貫通する貫通孔(挿通孔)8dが形成されている。また、キーヘッド8の上側の内壁面には下方に突出する突起部8eが形成されている。さらに、キーヘッド8の内部には、キーブレード7の被装着部7dを差し込むことが可能な穴(装着部)8fが設けられている。
また、ハウジング2の前端部2hの上面には、キーヘッド8の突起部(被係止部)8eを案内するL字状の案内溝(係止部)2iが形成されている。この案内溝2iは、当該案内溝2iの左右方向に延出する部分にキーヘッド8の突起部8eが位置する場合には、突起部8eの左右方向の移動を許容するが突起部8eを係止して突起部8eの前後方向の移動を許容せず、一方、当該案内溝2iの前後方向に延出する部分にキーヘッド8の突起部8eが位置する場合には、突起部8eの前後方向の移動を許容する。なお、キーヘッド8の突起部8eおよびハウジング2の案内溝2iが、ハウジング2に装着された状態のキーヘッド8がハウジング2から外れるのを阻止する脱落阻止機構に相当する。また、ハウジング2の前端部2hの左側や裏側にも上記脱落阻止機構と同様の機構が構成されているが、ここではその詳細な説明は省略する。
また、ハウジング2の前端部2hには貫通孔(挿通孔)2jが形成されている。この貫通孔2jは、ハウジング2にキーヘッド8が装着された場合に、キーヘッド8の上下の貫通孔8c,8dと連通するようになっており、互いに連通するハウジング2の貫通孔2jとキーヘッド8の貫通孔8c,8dにキーリング9を内挿させることで、キーリング9をハウジング2に取り付けることができるようになっている。なお、キーリング9は、貫通孔9bが形成された基部9aと、基部9aから鉤状に延出するフック部9cと、基部9aに回動可能に取り付けられた回動部9dと、を備え、回動部9dが図示しないばねに付勢されてフック部9cの先端に内側から当接することで円環状になっている。このキーリング9をハウジング2に装着するには、回動部9dを内側へ回動させることでフック部9cと回動部9dとの間に隙間を作り、互いに連通するハウジング2の貫通孔2jとキーヘッド8の貫通孔8c,8dにフック部9cを先端から挿入した後に回動部9dを元に戻せばよい。
[2.携帯機1が備えるエマージェンシーキーの使用方法について]
次に、携帯機1が備えるエマージェンシーキーの使用方法について説明する。
上述のように、エマージェンシーキーを車両のドアに設けられているキーシリンダに差し込んで該ドアを解錠又は施錠する場合や、エマージェンシーキーを用いてトランクや車室内のグローブボックスを解錠又は施錠する場合など、エマージェンシーキーが必要になった場合には、まず、キーリング9をハウジング2から取り外す(図2(a)参照)。具体的には、キーリング9の回動部9dを内側へ回動させることでフック部9cと回動部9dとの間に隙間を作り、フック部9cを、互いに連通するハウジング2の貫通孔2jとキーヘッド8の貫通孔8c,8dから引き抜く。
次に、携帯機1が備えるエマージェンシーキーの使用方法について説明する。
上述のように、エマージェンシーキーを車両のドアに設けられているキーシリンダに差し込んで該ドアを解錠又は施錠する場合や、エマージェンシーキーを用いてトランクや車室内のグローブボックスを解錠又は施錠する場合など、エマージェンシーキーが必要になった場合には、まず、キーリング9をハウジング2から取り外す(図2(a)参照)。具体的には、キーリング9の回動部9dを内側へ回動させることでフック部9cと回動部9dとの間に隙間を作り、フック部9cを、互いに連通するハウジング2の貫通孔2jとキーヘッド8の貫通孔8c,8dから引き抜く。
続いて、キーヘッド8をハウジング2から取り外す。具体的には、キーヘッド8を左方向に押してスライドさせ(図2(b)参照)、その後、前方向に引っ張ってハウジング2の前端部2hから引き抜く(図2(c)参照)。上述のように、ハウジング2の前端部2hの上面には、キーヘッド8の突起部8eを案内するL字状の案内溝2iが形成されており、この案内溝2iによってキーヘッド8の突起部8eが左方向に案内された後に前方に案内される。
続いて、ハウジング2の収納部2gに収納されているキーブレード7をハウジング2の開口部2fから取り出す(図2(d)参照)。
最後に、キーブレード7の被装着部7dをキーヘッド8の装着部8fに差し込んで装着すれば(図2(e)参照)、エマージェンシーキーとして使用することができる。
最後に、キーブレード7の被装着部7dをキーヘッド8の装着部8fに差し込んで装着すれば(図2(e)参照)、エマージェンシーキーとして使用することができる。
[3.実施形態の効果]
このように本実施形態の車両用電子キーシステムの携帯機1によれば、ハウジング2に着脱可能であり、ハウジング2に装着された状態ではハウジング2の収納部2gからエマージェンシーキーのキーブレード7が外れるのを阻止するキーヘッド8と、ハウジング2に着脱可能であり、当該携帯機1を吊り下げて保持するためのキーリング9と、を備え、キーリング9は、ハウジング2に装着された状態では、ハウジング2に装着された状態のキーヘッド8がハウジング2から外れるのを阻止するよう構成されているので、従来構成のようにメカニカルキーを着脱可能にロックする機構を携帯機の本体またはメカニカルキー側に設ける場合に比べて、当該携帯機におけるデザイン上の自由度を高めるとともに、収納部2gにキーブレード7を着脱可能に保持するためのロック機構を、よりシンプルなものとして当該携帯機1の小型化、コスト削減を図ることができる。
このように本実施形態の車両用電子キーシステムの携帯機1によれば、ハウジング2に着脱可能であり、ハウジング2に装着された状態ではハウジング2の収納部2gからエマージェンシーキーのキーブレード7が外れるのを阻止するキーヘッド8と、ハウジング2に着脱可能であり、当該携帯機1を吊り下げて保持するためのキーリング9と、を備え、キーリング9は、ハウジング2に装着された状態では、ハウジング2に装着された状態のキーヘッド8がハウジング2から外れるのを阻止するよう構成されているので、従来構成のようにメカニカルキーを着脱可能にロックする機構を携帯機の本体またはメカニカルキー側に設ける場合に比べて、当該携帯機におけるデザイン上の自由度を高めるとともに、収納部2gにキーブレード7を着脱可能に保持するためのロック機構を、よりシンプルなものとして当該携帯機1の小型化、コスト削減を図ることができる。
[4.他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上記実施形態では、ハウジング2に装着された状態のキーヘッド8がハウジング2から外れるのを阻止する脱落阻止機構として、キーヘッド8の上側の内壁面に突起部8eが形成されるとともに、ハウジング2の前端部2hの上面に、キーヘッド8の突起部(被係止部)8eを案内するL字状の案内溝(係止部)2iが形成されているが、これには限られず、脱落阻止機構として、突起部をハウジング2側に形成するとともに案内溝をキーヘッド8に形成するようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、ハウジング2の前端部2hの上面に、キーヘッド8の突起部8eを案内するL字状の案内溝2iが形成されており、この案内溝2iによってキーヘッド8の突起部8eが最初は左方向に案内された後に前方に案内されて、キーヘッド8を左方向に押してスライドさせた後に前方向に引っ張ってハウジング2の前端部2hから引き抜くようになっているが、これには限られず、例えば、ハウジング2の前端部2hを円筒状に形成するとともにその周囲にキーヘッド8の突起部8eを案内するL字状の案内溝を形成することで、キーヘッド8を左回転または右回転させた後に前方向に引っ張ってハウジング2の前端部2hから引き抜くようにしてもよい。
1…携帯機、2…ハウジング、2a…アッパーハウジング、2b…ロアーハウジング、2c,2d…凹部、2f…開口部、2g…収納部、2h…前端部、2i…案内溝、2j…貫通孔、3…回路基板、3a,3b,3c…スイッチ、4…ラバーカバー、5…電池、6…クッション、7…キーブレード、7a…鍵溝部、7b…保持部、7c…キープレート部、7d…被装着部、7e…鍵溝、8…キーヘッド、8a,8b…凹部、8c,8d…貫通孔、8e…突起部、8f…装着部、9…キーリング、9a…基部、9b…貫通孔、9c…フック部、9d…回動部、12a,12b,12c…操作ボタン。
Claims (4)
- 車両に搭載された車載装置へID情報を送信する通信部(3)を筐体(2)内部に備えると共に、前記筐体(2)に設けられた収納部(2g)にメカニカルなエマージェンシーキー(7,8)のキーブレード(7)が着脱可能に収納される車両用電子キーシステムの携帯機(1)であって、
前記筐体(2)に着脱可能であり、前記筐体(2)に装着された状態では前記収納部(2g)から前記キーブレード(7)が外れるのを阻止するキーヘッド(8)と、
前記筐体(2)に着脱可能であり、当該携帯機(1)を吊り下げて保持するためのキーリング(9)と、
を備え、
前記キーリング(9)は、前記筐体(2)に装着された状態では、前記筐体(2)に装着された状態の前記キーヘッド(8)が前記筐体(2)から外れるのを阻止するよう構成されていること
を特徴とする車両用電子キーシステムの携帯機(1)。 - 請求項1に記載の車両用電子キーシステムの携帯機(1)において、
前記筐体(2)には、前記キーリング(9)の一部を内挿可能な挿通孔(2j)が設けられており、
前記キーヘッド(8)には、前記キーリング(9)の一部を内挿可能な挿通孔(8c,8d)が設けられており、
前記キーリング(9)は、前記筐体(2)側の挿通孔(2j)および前記キーヘッド(8)側の挿通孔(8c,8d)に当該キーリング(9)の一部が内挿されることで、前記筐体(2)に装着された状態の前記キーヘッド(8)が前記筐体(2)から外れるのを阻止すること
を特徴とする車両用電子キーシステムの携帯機(1)。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用電子キーシステムの携帯機(1)において、
前記キーブレード(7)は、鍵溝(7e)が形成された鍵溝部(7a)と前記鍵溝部(7a)を保持する保持部(7b)とからなるキープレート部(7c)と、前記キープレート部(7c)の前記保持部(7b)と連続して形成されて前記キーヘッド(8)に装着される被装着部(7d)と、を有し、
前記キーヘッド(8)には、前記キーブレード(7)の前記装着部(7d)を装着可能な装着部(8f)が設けられていること
を特徴とする車両用電子キーシステムの携帯機(1)。 - 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用電子キーシステムの携帯機(1)において、
前記筐体(2)に装着された状態の前記キーヘッド(8)が前記筐体(2)から外れるのを阻止する脱落阻止機構(2i,8e)を備え、
前記脱落阻止機構(2i,8e)は、
前記筐体(2)または前記キーヘッド(8)のうちの一方に設けられた被係止部(8e)と、
前記筐体(2)または前記キーヘッド(8)のうちの他方に設けられ、前記被係止部(8e)が当接する場合には前記被係止部(8e)を係止して、前記筐体(2)に装着された状態の前記キーヘッド(8)が前記筐体(2)から外れるのを阻止するが、前記被係止部(8e)が当接しない場合には前記被係止部(8e)を係止せず、前記筐体(2)に装着された状態の前記キーヘッド(8)が前記筐体(2)から外れるのを許容する係止部(2i)と、を有すること
を特徴とする車両用電子キーシステムの携帯機(1)。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014000919A JP2015129388A (ja) | 2014-01-07 | 2014-01-07 | 車両用電子キーシステムの携帯機 |
PCT/JP2014/006002 WO2015104747A1 (ja) | 2014-01-07 | 2014-12-02 | 車両用電子キーシステムの携帯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014000919A JP2015129388A (ja) | 2014-01-07 | 2014-01-07 | 車両用電子キーシステムの携帯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015129388A true JP2015129388A (ja) | 2015-07-16 |
Family
ID=53523608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014000919A Pending JP2015129388A (ja) | 2014-01-07 | 2014-01-07 | 車両用電子キーシステムの携帯機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015129388A (ja) |
WO (1) | WO2015104747A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106846591A (zh) * | 2017-03-16 | 2017-06-13 | 昆山信德佳电气科技有限公司 | 智能钥匙牌 |
JP2019173382A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 株式会社ファルテック | 車両用電子キー |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6082798B1 (ja) * | 2015-10-30 | 2017-02-15 | 株式会社東海理化電機製作所 | 携帯機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005220702A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Alps Electric Co Ltd | リモコン装置 |
JP2007009555A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Tokai Rika Co Ltd | 電子キーシステムの通信機 |
JP2007291624A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Denso Corp | 電子キーシステムの携帯機 |
JP2011111799A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Tokai Rika Co Ltd | 電子キー備え付けメカニカルキーの回動操作補助構造 |
-
2014
- 2014-01-07 JP JP2014000919A patent/JP2015129388A/ja active Pending
- 2014-12-02 WO PCT/JP2014/006002 patent/WO2015104747A1/ja active Application Filing
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106846591A (zh) * | 2017-03-16 | 2017-06-13 | 昆山信德佳电气科技有限公司 | 智能钥匙牌 |
JP2019173382A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 株式会社ファルテック | 車両用電子キー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2015104747A1 (ja) | 2015-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5411059B2 (ja) | 充電インレット装置 | |
JP6270240B2 (ja) | 携帯型無線キー | |
KR20040103457A (ko) | 소형화된 구조를 갖는 전자식 키 시스템 및 기계식 키시스템을 갖춘 휴대 장치 | |
JP2013533400A (ja) | 車両アクセスにおけるまたは車両アクセスに関する改良 | |
JP2009091746A (ja) | コード孔照合式錠前 | |
JP2015129388A (ja) | 車両用電子キーシステムの携帯機 | |
JP2009091839A (ja) | コード凹凸キー | |
JP5027056B2 (ja) | 電子キー | |
JP4960190B2 (ja) | コード凹凸照合式キーシステム | |
JP5179630B2 (ja) | 車両用携帯機 | |
JP6154333B2 (ja) | 車載用キースロット | |
JP2007284878A (ja) | 電子キー | |
JP2007277924A (ja) | キー装置 | |
JP4980845B2 (ja) | 電話機能一体型電子キー | |
JP2012046931A (ja) | 車両用スマートキーシステムの携帯機 | |
JP2008266893A (ja) | 金属加飾型電子キー | |
JP2008223376A (ja) | 携帯機 | |
JP2009162027A (ja) | 電子キーの携帯機システム | |
JP2010120413A (ja) | 車両用電子キーシステム | |
JP7448121B2 (ja) | スマートキー装置 | |
JP5043789B2 (ja) | スイッチ装置 | |
JP2007284877A (ja) | 電子キー | |
JP7165872B2 (ja) | 宅配ボックス用電気錠 | |
JP4886059B2 (ja) | スイッチ装置、セキュリティシステム | |
JP2011219994A (ja) | 車両用携帯機 |