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JP2015127953A - 携帯端末、及びその制御方法、プログラム - Google Patents

携帯端末、及びその制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 携帯端末の表示部にソフトウェアキーボードの画面が表示されることにより閲覧が制限される情報の閲覧性を向上させると共に、当該情報を閲覧しながらソフトウェアキーボードによる入力操作を容易に行うこと。
【解決手段】 キーボード画面の上部、又はその近傍に操作部が位置していることを検出し、かつ、ユーザの操作部と表示部との間の距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を不透明で表示し、一方、キーボード画面以外の表示部にデータが表示された領域の上部、又はその近傍に操作部が位置していることを検出し、かつ、ユーザの操作部と表示部との間の距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を透明で表示、又は非表示することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、携帯端末、及びその制御方法、プログラムに関し、特に、ソフトウェアキーボードによる入力操作を容易に行うための技術に関するものである。
スマートフォンなどのモバイル端末(スマートデバイス、携帯端末)は物理的なキーボードを廃し、タッチパネルを指でタッチする直観的な操作で情報を閲覧することができるデバイスである。タッチパネルを利用することで携帯に便利なサイズのデバイスでありながら、デバイスの大きさを最大限に活かした画面サイズでの情報閲覧を可能にしている。
こうしたスマートデバイスでは文字を入力する場合の主な手段として、ソフトウェアによる仮想のキーボード(ソフトウェアキーボード)をインタフェースとしてユーザに提示する。ソフトウェアキーボードはアプリケーション画面の上に重なるように表示され、従来の物理キーボードと同様の役割を果たす。ソフトウェアキーボードのアプリケーションにもよるが、多くの場合はデバイス画面の半分ほどをソフトウェアキーボードが占有し、アプリケーションが画面上に表示している情報を覆い隠す。
一方、ユーザが文字を入力するという状況はしばしば存在する。メールなどの文書作成をはじめウェブサイトの閲覧時でも検索キーワードなどを入力する。ユーザが何か文字を入力しようとすると、そのたびにソフトウェアキーボードが画面上の情報の一部を見えなくしてしまうため、表示される情報量が減少する可能性がある。
そこで、スマートデバイスの利用において物理キーボードを使用する場合を除き、ウェブ情報やメールの文章を閲覧しながら文字入力を行う場合の現実的な操作としては、文字入力モードの切り替えを繰り返し行うことが考えられる。また、表示領域が小さいあるいは移動可能なソフトウェアキーボードなどを使用する方法もある。
また、特許文献1には、カーソルが指定された入力領域に応じて、キーボード画面を半透明にするか、不透明にするかを切り替えることが提案されている。
特開2007−183787号公報
スマートデバイスにおいて情報を閲覧しながら文字を入力する方法として、ソフトウェアキーボードの表示を切り替えながら操作することが考えられる。この場合、ソフトウェアキーボードを非表示にすることで画面上の情報を見やすくなるが、文字を入力する操作としてソフトウェアキーボードの切り替え作業も行わなくてはならず、操作が煩雑になる。
一方ソフトウェアキーボードの表示を切り替えず、残りの領域をスクロールして情報を参照する方法がある。この方法ではソフトウェアキーボードの切り替え操作は不要になるが、スクロールできる画面の領域が制限されて狭くなるため、操作しにくく、しかも情報を参照しづらい。
あるいは、ソフトウェアキーボードのうち表示サイズを小さくできるものを使うと、ソフトウェアキーボードに隠れて見えなくなる情報は少なくなる。しかし、キーボードが小さくなることで文字の入力がしづらくなることが考えられる。
その他に、移動可能なソフトウェアキーボードを使用する場合、ユーザがソフトウェアキーボードの下に隠れた情報を参照したいときにはソフトウェアキーボードの位置をずらすことで情報を参照することができる。しかしながら、閲覧したい情報によってはやはりソフトウェアキーボードが邪魔になる可能性がある。そのうえ、文字入力操作と表示領域の操作に加えてソフトウェアキーボードの移動操作を行うため、操作が複雑になる可能性もある。
このように、従来、ソフトウェアキーボードの画面の表示制御は、スマートデバイスを直接操作しなければなかなかった。
そこで、スマートデバイスにおけるソフトウェアキーボード利用時の文字入力の方法において、情報の閲覧性と操作の容易性とを両立する方法が求められる。
そこで、本発明の目的は、携帯端末の表示部にソフトウェアキーボードの画面が表示されることにより閲覧が制限される情報の閲覧性を向上させると共に、当該情報を閲覧しながらソフトウェアキーボードによる入力操作を容易に行うことが可能な仕組みを提供することである。
本発明は、データを表示する表示部を備えた携帯端末であって、ユーザの操作を受け付け可能なキーボード画面を前記データに重ねて前記表示部に表示するキーボード表示手段と、前記キーボード表示手段により表示されたキーボード画面に対する、前記表示部を操作するユーザの操作部の位置を検出する位置検出手段と、前記表示部を操作するユーザの操作部と、前記表示部との間の距離を検出する距離検出手段と、前記距離検出手段により検出された距離が所定の距離であるかを判定する判定手段と、を備え、前記キーボード表示手段は、前記位置検出手段により、前記キーボード画面の上部、又はその近傍に前記操作部が位置していることを検出し、かつ、前記判定手段により、前記距離検出手段により検出された距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を不透明で表示し、一方、前記位置検出手段により、前記キーボード画面以外の前記表示部にデータが表示された領域の上部、又はその近傍に前記操作部が位置していることを検出し、かつ、前記判定手段により、前記距離検出手段により検出された距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を透明で表示、又は非表示することを特徴とする。
また、本発明は、データを表示する表示部を備えた携帯端末の制御方法であって、キーボード表示手段が、ユーザの操作を受け付け可能なキーボード画面を前記データに重ねて前記表示部に表示するキーボード表示工程と、位置検出工程が、前記キーボード表示工程により表示されたキーボード画面に対する、前記表示部を操作するユーザの操作部の位置を検出する位置検出工程と、距離検出手段が、前記表示部を操作するユーザの操作部と、前記表示部との間の距離を検出する距離検出工程と、判定手段が、前記距離検出工程により検出された距離が所定の距離であるかを判定する判定工程と、を備え、前記キーボード表示工程は、前記位置検出工程により、前記キーボード画面の上部、又はその近傍に前記操作部が位置していることを検出し、かつ、前記判定工程により、前記距離検出工程により検出された距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を不透明で表示し、一方、前記位置検出工程により、前記キーボード画面以外の前記表示部にデータが表示された領域の上部、又はその近傍に前記操作部が位置していることを検出し、かつ、前記判定工程により、前記距離検出工程により検出された距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を透明で表示、又は非表示することを特徴とする。
また、本発明は、データを表示する表示部を備えた携帯端末で実行可能なプログラムであって、前記携帯端末を、ユーザの操作を受け付け可能なキーボード画面を前記データに重ねて前記表示部に表示するキーボード表示手段と、前記キーボード表示手段により表示されたキーボード画面に対する、前記表示部を操作するユーザの操作部の位置を検出する位置検出手段と、前記表示部を操作するユーザの操作部と、前記表示部との間の距離を検出する距離検出手段と、前記距離検出手段により検出された距離が所定の距離であるかを判定する判定手段として機能させ、前記キーボード表示手段は、前記位置検出手段により、前記キーボード画面の上部、又はその近傍に前記操作部が位置していることを検出し、かつ、前記判定手段により、前記距離検出手段により検出された距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を不透明で表示し、一方、前記位置検出手段により、前記キーボード画面以外の前記表示部にデータが表示された領域の上部、又はその近傍に前記操作部が位置していることを検出し、かつ、前記判定手段により、前記距離検出手段により検出された距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を透明で表示、又は非表示することを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末の表示部にソフトウェアキーボードの画面が表示されることにより閲覧が制限される情報の閲覧性を向上させると共に、当該情報を閲覧しながらソフトウェアキーボードによる入力操作を容易に行うことができる。
本発明のシステムの構成の一例を示す図である。 図1に示したシステム100に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明におけるシステムの機能を示すブロック図である。 本発明におけるシステムの一例を示すフローチャートである。 本発明におけるシステムのデータテーブルの定義と設定値の一例を示すデータ構成図である。 本発明におけるシステムのウェブブラウザでのソフトウェアキーボード不透過表示画面の一例を示す図である。 本発明におけるシステムのメールソフトでのソフトウェアキーボード不透過表示画面の一例を示す図である。 本発明におけるシステムのウェブブラウザでのソフトウェアキーボード透過表示画面の一例を示す図である。 本発明におけるシステムのメールソフトでのソフトウェアキーボード透過表示画面の一例を示す図である。 本発明におけるシステムの設定画面の一例を示す図である。 本発明におけるシステムの表示切替手段が手動の場合のソフトウェアキーボード表示画面の一例を示す図である。 本発明におけるシステムの一例を示すフローチャートである。 本発明におけるシステムのデータテーブルの定義と設定値の一例を示すデータ構成図である。 本発明におけるシステムの設定画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
以下、図面を用いて、本発明にかかる第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明のシステムの構成の一例を示すシステム構成図である。
図1は、1つのスマートデバイス100(携帯端末)による構成となっている。
スマートデバイス100はユーザに情報を提示し、ユーザのタッチ操作を入力として受け取るユーザインタフェースの機能を持つオペレーションシステムを搭載したモバイル端末である。
本実施形態のシステムでは、上述した構成の1つのスマートデバイス100に物理的なキーボードが接続されないか、物理的なキーボードが接続されていても不使用とする構成であってもよい。
以下、図2を用いて、図1に示したシステム100に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図2は、図1に示したシステム100に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ212には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各スマートデバイスの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
202はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ212からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209やタッチパネル210、あるいは不図示の加速度センサ等のセンサ等からの入力を制御する。キーボード209は外部接続する装置も含む。タッチパネル210は、画面上の複数のタッチ点を感知できる検出方式の装置と、画面から距離が少し離れている指の位置を感知できる検出方式の装置とを併せて構成する。画面上の複数のタッチ点を感知できる技術として相互容量方式のタッチパネルがある。また、画面から距離が少し離れている指の位置を感知できる技術として、自己容量方式のタッチパネルがある。あるいは、画面から距離が少し離れている指の位置を感知する方法として画面と指が映った画像の解析によるものも可能であるため、画像入力装置としてカメラを構成しても良い。
206はビデオコントローラで、ディスプレイ211等の表示器への表示を制御する。ディスプレイ211の上に前記タッチパネル210を重ねてユーザのタッチ操作を受け付けるように構成する。なお、図2で示す表示器は液晶ディスプレイだけでなく、有機EL等の他の表示器であってもよい。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する外部記憶装置(フラッシュメモリ(ROM))212へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、不図示の3G等の通信ネットワークや無線LAN)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ211上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ211上の不図示のユーザインタフェース等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、ROM203または外部メモリ212に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、ROM203または外部メモリ212に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図3を用いて、本発明の情報処理装置としてのスマートデバイス100の機能ブロック図について説明する。
尚、各機能ブロックが処理する詳細な制御については、後述するフローチャートにて説明する。
ソフトウェアキーボード情報取得部301は、RAM202にて管理されているシステムのソフトウェアキーボードの表示状態および画面上における表示領域を取得する。
設定情報取得部302は、ROM203または外部メモリ212の記憶領域より表示切替手段および表示方法の設定情報を取得する。
設定情報取得部302はまた、設定画面表示部306の初期化処理においても呼び出される。
表示情報取得部303は、ソフトウェアキーボード情報取得部301で取得した画面上の表示領域において、アプリケーションが表示している文字および画像を取得し、情報の有無を解析する。
タッチ情報取得部304は、タッチパネルが指を感知したかどうかの情報と、感知した指の画面上の座標を取得する。
ソフトウェアキーボード表示部305は、ソフトウェアキーボードの透過および不透過表示の切り替えを行う。設定情報取得部302により取得した情報と表示情報取得部303により取得した情報、およびタッチ情報取得部304の情報に基づいて、ソフトウェアキーボードを透過表示したり、不透過表示(元々のソフトウェアキーボード表示)したりする。
設定画面表示部306は、ソフトウェアキーボード表示部305にて表示されている設定ボタンを押下することで、設定画面を表示する。設定情報取得部302により取得した情報を元に設定画面表示を行う。
設定情報格納部307は、設定画面表示部306で表示した設定画面において、ユーザが設定した情報を取得し、これをROM203または外部メモリ212の記憶領域に格納する。設定情報格納部307は格納処理が終わると設定画面表示部306を呼び出し、設定画面を閉じる。
以下、本実施形態におけるシステムの全体の流れを説明する。
スマートデバイス100は、ウェブサイト閲覧やメール作成などの場面において、ユーザが文字入力を行う際に表示されるソフトウェアキーボードの表示を検知すると、ソフトウェアキーボードの表示領域情報を取得する。そして、ROM203または外部メモリ212の記憶領域より設定情報を取得する。設定情報が存在しない場合にはデータテーブル定義(図5)に基づいて初期値を使用する。表示切替手段が手動であれば、表示手段の透過表示または不透過表示の設定に応じてソフトウェアキーボードを透過表示あるいは不透過表示する。
表示切替手段が自動の場合、ソフトウェアキーボードの表示領域に表示されている文字や画像を取得し、情報が含まれているか調べる。情報が含まれていないと判断した場合にはソフトウェアキーボードを不透過表示する。あるいは、ソフトウェアキーボードの表示領域に含まれている情報の量に応じて表示方法を切り替える仕組みも考えられる。
表示情報が存在する場合、タッチ点の情報を取得し、指の位置が画面から一定の距離内でかつソフトウェアキーボードの表示領域内であれば、ソフトウェアキーボードを不透過表示する。表示情報が存在する場合でも、指の位置が画面から一定の距離内にないかあるいはソフトウェアキーボードの表示領域内になければ、ソフトウェアキーボードを透過表示する。
ソフトウェアキーボードの透過表示については、表示領域を示す外枠と設定画面を表示する設定ボタンは常に不透過表示することとし、ソフトウェアキーボードのそれ以外のボタンや背景については透過表示する。ただし、表示情報の内容に応じた部分的な透過表示ができる仕組みであってもよい。つまり表示情報の内容を考慮して、特定のキー表示については不透過のままにしておくなどが考えられる。外枠の不透過表示については、ソフトウェアキーボードの表示領域に対する指の位置が表示を切り替える要因となるため、表示領域を明示することとする。また設定ボタンが常に表示されているため、表示切替を自動で行いたくない場合やそれとは逆に自動で行うようにしたい場合、ソフトウェアキーボードが透過表示であってもユーザが操作を戸惑うことが無い。そのうえ設定ボタンが表示されることで、ユーザが透過表示中のソフトウェアキーボードのことを忘れていたとしても、文字入力中である状態をユーザに示すことができる。なお、設定ボタンは設定情報の表示切替手段が自動の場合と手動の場合では表示が異ならせているため、ソフトウェアキーボードの表示が自動的に切り替わる設定になっているのか、手動のため固定される設定になっているのかが一目で分かるようになっている(図11)。
また、ソフトウェアキーボードの設定ボタンを押下することで情報設定画面(図10)を表示する。情報設定画面では、ソフトウェアキーボード表示の切り替えを自動また手動で行うことを指定する。手動を指定する場合はさらに、表示方法を透過表示または不透過表示とすることを指定する。
以下、図4を参照して、本実施形態のシステムにおけるソフトウェアキーボード表示切替処理について説明する。
図4に示す各ステップは、携帯端末のCPUがプログラムをRAMから読み取り実行するものである。
携帯端末は、ユーザの操作を受け付け可能なソフトウェアキーボードの画面(キーボード画面600)を表示部に表示されたデータに重ねて表示部に表示する(キーボード表示手段)。
図4ではソフトウェアキーボード表示切替処理について説明する。本処理はスマートデバイスにて実施され、ユーザが文字入力を行う際に表示されるソフトウェアキーボードを検知する。ソフトウェアキーボードの設定ボタン(例えば、図6の604)を押下すると、情報設定画面(図10)が表示される。
ステップS401では、検知したソフトウェアキーボードについて、表示状態および画面上における表示領域のデータを取得する。
取得した表示状態および表示領域のデータはRAM202に記憶させておき、後述のS402、S407、S412の処理で利用される。
ステップS402では、ステップS401で取得したデータが示す表示状態が非表示となっている場合は処理を終了する。表示状態が表示の場合は、処理をステップS403にすすめる。
ステップS403では、ROM203または外部メモリ212の記憶領域から設定情報を取得する。502の表示切替手段の設定を参照し、自動または手動の値を取得する。また、表示方法の設定を参照し、透過または不透過の値を取得する。ROM203または外部メモリ212の記憶領域から設定情報が取得できない場合は、データテーブル定義(図5の501)の初期値を設定情報する。
取得した表示切替手段および表示方法はRAM202に記憶させておき、後述のS404、S405の処理で利用される。
設定情報取得処理が終わると、処理をステップS404にすすめる。
ステップS404では、S403で取得した表示切替手段の値が手動となっている場合、処理をS405にすすめる。表示切替手段の値が自動の場合、処理をS407にすすめる。
ステップS405では、S403で取得した表示方法の値が不透過となっている場合、処理をS406にすすめる。表示方法の値が透過である場合、処理をS413にすすめる。
ステップS406では、ソフトウェアキーボードの表示を不透過表示する。つまり元々のソフトウェアキーボードの表示に戻す。不透過表示の例としてウェブサイト閲覧時の画面(図6)およびメールソフトの画面(図7)を示す。
ソフトウェアキーボードの不透過表示処理が終わると、処理をステップS401に戻す。
ステップS407では、ステップS401で取得した表示領域において、他のアプリケーションソフトウェアがソフトウェアキーボードの表示領域の背面に表示している画像または文字の情報を取得する。また、OCRなどの技術を使用して画像からも文字データを抽出することも可能である。
表示情報の取得処理が終わると、処理をステップS408にすすめる。
ステップS408では、ステップS407で取得した表示情報を解析する。
画像か文字があれば表示情報が含まれていると判断し、処理をS409にすすめる。そうでない場合は表示情報が含まれていないと判断し、ソフトウェアキーボードを不透過表示するために処理をS406にすすめる。ステップ408は、キーボード画面に重ねられたデータがあるかを判定するデータ判定手段の適用例である。
ステップS409では、入力コントローラ205よりタッチパネル210のタッチ情報を取得し、ユーザの指と画面が一定距離内に近づいていることを取得する。タッチパネル210は、例えば投影型静電容量方式センサ(自己容量方式)を利用して、静電容量の変化を検出することで指が一定距離内に近づいていることを知ることができる。あるいはその他の近接センサの利用も可能である。その他にも、カメラ画像を用い、画素のパターンを解析して指と画面との距離を推定することで一定距離内に近づいていることを判定しても良い。投影型静電容量方式センサは、ユーザの操作部(指など)と、表示部(ディスプレイ)との間の距離を検出する距離検出手段の適用例である。
タッチ情報取得処理が終わると、処理をS410にすすめる。
ステップS410では、ステップS409で取得したタッチ情報から指と画面が一定距離(所定の距離)内に近づいている場合、処理をステップS411にすすめる。指と画面が一定距離より離れている場合には、ソフトウェアキーボードを透過表示するために処理をステップS413にすすめる。ステップ410は、所定の距離であるかを判定する判定手段の適用例である。
ステップS411では、入力コントローラ205よりタッチパネル210のタッチ情報を取得し、ユーザの指の画面上における位置(X座標およびY座標の値)を取得する。ユーザの指の画面上の座標を得る方法として、投影型静電容量方式センサの静電容量変化から、指の位置座標を特定するか、あるいはカメラ画像の画素パターンの解析から推定する方法がある。
画面上の指の位置を取得したら、処理をS412にすすめる。
ステップS412では、ステップS411で取得した指の位置座標がステップS401で取得したソフトウェアキーボードの表示領域内である場合、ソフトウェアキーボードを不透過表示するために処理をステップS406にすすめる。そうでない場合、ソフトウェアキーボードを透過表示するために処理をステップS413にすすめる。ステップ412では、キーボード画面(例えば図6の603)に対する、表示部を操作するユーザの操作部の位置を検出する位置検出手段の適用例である。
ステップS413では、ソフトウェアキーボードの表示を透過表示する。透過表示の処理としては、例えば透明度をゼロとして非表示にすることも考えられるが、半透明表示にしても良い。
このように、キーボード画面の上部、又はその近傍に操作部(指など)が位置していることを検出し、かつ、指と表示部との間の距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を不透明で表示し、一方、キーボード画面の下に重ねられたデータがあると判定され、かつ、キーボード画面以外の表示部にデータが表示された領域の上部、又はその近傍に操作部(指など)が位置していることを検出し、かつ、指と表示部との間の距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を透明で表示、又は非表示する。また、キーボード画面に重ねられたデータがないと判定された場合には、キーボード画面を不透明で表示する。
また、ソフトウェアキーボードのすべてを透過表示するのではなく、ソフトウェアキーボードの外枠と設定ボタンについては常に不透過表示する。透過表示の例としてウェブサイト閲覧時の画面(図8)およびメールソフトの画面(図9)を示す。
ソフトウェアキーボードの透過表示処理が終わると、設定画面(図10)を表示するために処理をステップS414にすすめる。
ステップS414では、設定ボタン(例えば図6の604、図7の704など)が押された場合、処理をステップS415に進める。そうでない場合は、処理をステップS401に戻す。
ステップS415では、設定画面(図10)を表示する。画面の初期表示を行うために、処理をステップS416にすすめる。
ステップS416では、ROM203または外部メモリ212の記憶領域から設定情報を取得する。表示切替手段の設定を参照し、自動または手動の値を取得する。また、表示方法の設定を参照し、透過または不透過の値を取得する。ROM203または外部メモリ212の記憶領域から設定情報が取得できない場合は、データテーブル定義(図5)の初期値を設定情報する。取得した設定情報を使って設定画面を初期化する。
設定情報取得処理が終わると、処理をステップS417にすすめる。
ステップS417では、設定画面のキャンセルボタンが押下された場合、処理をステップS420にすすめる。そうでない場合は、処理をステップS418にすすめる。
ステップS418では、設定画面の保存ボタンが押下された場合、処理をステップS419にすすめる。そうでない場合は、処理をステップS415に戻す。
ステップS419では、設定画面を介してユーザにより受け付けた設定値(ユーザの操作により変更された設定値)を取得し、ROM203または外部メモリ212の記憶領域に格納する。
設定情報格納処理が終わると、処理をステップS420にすすめる。
ステップS420では、設定画面を閉じ、処理をステップS401に戻す。
図5は、本実施形態のシステムにおける設定情報用データテーブルの一例を示すデータ構成図である。
図5の501に示すように、設定情報用データテーブルは、表示切替手段と、表示方法等の情報から構成される。表示切替手段には、ソフトウェアキーボードの表示切替が手動であるか自動であるかを設定する。表示方法には、表示切替手段が手動の場合の表示方法として、不透過か透過を設定する。図5には設定情報に格納するデータの一例(502)を示す。
図6は、本実施形態のシステムにおけるウェブブラウザでのソフトウェアキーボード不透過表示の一例を示す図である。
ウェブブラウザのコンテンツ600は文章や画像などで構成される。ユーザがキーワードを入力するためにエディットボックス601をタップすると、テキスト602の上に覆いかぶさるようにソフトウェアキーボード603が表示される。ソフトウェアキーボードには設定画面を表示するための設定ボタン604が常に不透過表示される。この設定ボタンは表示切替手段が自動に設定されている場合の表示になっている。
図7は、本実施形態のシステムにおけるメールソフトでのソフトウェアキーボード不透過表示の一例を示す図である。
メールソフトのメール作成画面700は宛先や件名(不図示)、本文702で構成される。ユーザがメール本文を編集するために本文の途中701をタップすると、本文702の上に覆いかぶさるようにソフトウェアキーボード703が表示される。ソフトウェアキーボードには設定画面を表示するための設定ボタン704が常に不透過表示される。この設定ボタンは表示切替手段が自動に設定されている場合の表示になっている。
図8は、本実施形態のシステムにおけるウェブブラウザでのソフトウェアキーボード透過表示の一例を示す図である。
ウェブブラウザのコンテンツ800は文章や画像などで構成される。ユーザがキーワードを入力するためにエディットボックス801をタップすると、テキスト802の上に覆いかぶさるようにソフトウェアキーボード803が表示されるが外枠と設定ボタン804を除いては透過表示されているため、テキスト802の参照が可能となっている。ソフトウェアキーボードには設定画面を表示するための設定ボタン804が常に不透過表示される。この設定ボタンは表示切替手段が自動に設定されている場合の表示になっている。
図9は、本実施形態のシステムにおけるメールソフトでのソフトウェアキーボード透過表示の一例を示す図である。
メールソフトのメール作成画面900は宛先や件名(不図示)、本文902で構成される。ユーザがメール本文を編集するために本文の途中901をタップすると、本文902の上に覆いかぶさるようにソフトウェアキーボード903が表示されるが外枠と設定ボタン904を除いては透過表示されているため、本文902の参照が可能となっている。ソフトウェアキーボードには設定画面を表示するための設定ボタン904が常に不透過表示される。この設定ボタンは表示切替手段が自動に設定されている場合の表示になっている。
図10は、本実施形態のシステムにおける設定画面の一例を示す図である。設定画面は設定情報用のデータテーブル(図5)を管理するための画面で、設定情報の項目について編集できるよう表示切替手段1101(1102)、表示方法1103(1104、1105)、OKボタン1006、キャンセルボタンから構成される。なお、表示切替手段1102は、手動または自動のどちらかを選択できるようにする。表示方法1103は、表示切替手段1102が手動の場合のみ有効となる設定項目であるため、設定画面の制御としても手動の場合のみ編集可能となる方が良い。
図11は、本実施形態のシステムにおける表示切替手段が手動の場合のソフトウェアキーボード表示の一例を示す図である。
1100はソフトウェアキーボードが不透過表示の場合で、1102は透過表示の場合の図である。いずれも設定ボタン1101と1103が不透過表示されているが、表示切替手段が自動の場合(604、704、804、904)とは異なり、表示切替手段が手動に設定されていることが示されている。
<第2の実施形態>
以下、図12から図14を用いて、本発明にかかる第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、第1の実施形態で説明した図4に示すフローチャートに、以下の機能を追加したものであり、第1の実施形態とは異なる点についてのみ説明する。
すなわち、第2の実施形態では、(1)表示部に表示された全てのコンテンツの量(データ量)、または、ソフトウエアキーボードの表示領域の背面に表示されている(キーボードに隠れる)コンテンツの量(データ量)に応じて、図5で説明した表示切替手段の数値を1(手動切替)にするか0(自動切替)にするかを自動的に切り替える機能と、(2)画面がスクロール中に指が近づいた場合には、キーボードを透過表示するまたは半透明で表示する機能(画面がスクロール中にキーボードの領域内を指でタッチされても、CPUは、キーボードが押下されたものとしては認識せずに、コンテンツがタッチされたものとして認識する(スクロール指示できる)機能)を第1の実施形態に追加したものである。
以下、図4に示したフローチャートと同一の処理については同一の符号を付し、異なるステップについてのみ、新たな符号を付している。図12に示すフローは、携帯端末100のCPUにより実行される。
ステップS403−1では、ROM203または外部メモリ212の記憶領域から設定情報(動作モード変更、モード変更閾値、表示切替手段、表示方法)を取得する。
ここで取得される設定情報は、図13に示すテーブルである。図13に示すテーブルは、携帯端末のメモリに記憶されている。
図13に示すテーブルは、第1の実施形態の図5に示したテーブルに、「動的モード変更」、「モード変更閾値」を追加したテーブルである。
「動的モード変更」には、0か1の値が格納され、1は、動的にモードを変更することが有効であることを示し、0は、動的にモードを変更することが無効であることを示す。
すなわち、表示切替手段の0(ソフトウエアキーボードの透過/不透過の手動切替)、1(ソフトウエアキーボードの透過/不透過の自動切替)を自動的に切り替えるか(動的モード変更が1)、手動で切り替えるか(動的モード変更が0)が設定されている。
また、「モード変更閾値」は、表示切替手段の0と1を自動的に切り替える条件として、ソフトウエアキーボードが表示される領域の背面に表示される所定の文字数が格納されている。
また、図13に示すテーブルは、図14に示す設定画面1404(携帯端末が表示する設定画面)から入力され設定される。
1401は、動的モード変更を有効にするか、否かを設定するためのチェックボックスである。
また、1402は、1403がモード変更閾値を入力する入力欄であることを示している。
1400を介して入力されたデータが、図13に示すテーブルに格納される。
図14に示す設定画面は、図10の設定画面の代わりに表示されるものである。
そして、携帯端末は、第1の実施形態で説明したステップS407の処理を実行する。
ステップS407では、ソフトウエアキーボードの表示領域の背面に表示されている(キーボードに隠れる)文字数(データ量)だけではなく、表示部に表示された全ての文字数を取得するようにしてもよい。
そして、携帯端末は、ステップS403−1で取得した動的モード変更の値が1(有効)であるか否かを判定する(S1201)。そして、1であると判定された場合には、ステップS407で取得した文字数が、ステップS403−1で取得したモード変更閾値以上であるか否かを判定する(S1202)。そして、ステップS407で取得した文字数が、ステップS403−1で取得したモード変更閾値以上であると判定された場合には、表示切替手段を自動(0)に設定する(S1203)。一方、ステップS407で取得した文字数が、ステップS403−1で取得したモード変更閾値未満であると判定された場合には、表示切替手段を手動(1)に設定する(S1204)。
また、携帯端末は、S1201で、ステップS403−1で取得した動的モード変更の値が0(無効)であると判定された場合には、処理をステップS404に移行する。
これにより、表示部に表示された全てのコンテンツの量(データ量)、または、ソフトウエアキーボードの表示領域の背面に表示されている(キーボードに隠れる)コンテンツの量(データ量)に応じて、図5で説明した表示切替手段の数値を1(手動切替)にするか0(自動切替)にするかを自動的に切り替えることができる。
次に、ステップS1205で、携帯端末は、表示部に表示されている画面がスクロール動作の状態を取得する。
そして、S1206で、携帯端末は、当該取得した状態が、表示部に表示されている画面がスクロール中であるか否かを判定する。
そして、表示部に表示されている画面がスクロール中であると判定された場合には(YES)、ステップS413に処理を移行し、一方、スクロール中ではないと判定された場合には(NO)、処理をステップS406に移行する。
これにより、画面がスクロール中に指が近づいた場合でも、キーボードを透過表示するまたは半透明で表示することができる。そのため、画面がスクロール中にキーボードの領域内を指でタッチされても、CPUは、キーボードが押下されたものとしては認識せずに、コンテンツがタッチされたものとして認識し、ユーザは、スクロール指示できるようになり、ユーザの操作性が向上する。
以上、本発明によれば、携帯端末の表示部にソフトウェアキーボードの画面が表示されることにより閲覧が制限される情報の閲覧性を向上させると共に、当該情報を閲覧しながらソフトウェアキーボードによる入力操作を容易に行うことができる。
上述した本発明の実施形態を構成する各手段及び各ステップは、コンピュータのRAMやROM等に記憶されたプログラムを読み取り動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り実行可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム又は装置に直接、又は遠隔から供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。更に、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
100 スマートデバイス(携帯端末)

Claims (5)

  1. データを表示する表示部を備えた携帯端末であって、
    ユーザの操作を受け付け可能なキーボード画面を前記データに重ねて前記表示部に表示するキーボード表示手段と、
    前記キーボード表示手段により表示されたキーボード画面に対する、前記表示部を操作するユーザの操作部の位置を検出する位置検出手段と、
    前記表示部を操作するユーザの操作部と、前記表示部との間の距離を検出する距離検出手段と、
    前記距離検出手段により検出された距離が所定の距離であるかを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記キーボード表示手段は、前記位置検出手段により、前記キーボード画面の上部、又はその近傍に前記操作部が位置していることを検出し、かつ、前記判定手段により、前記距離検出手段により検出された距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を不透明で表示し、一方、前記位置検出手段により、前記キーボード画面以外の前記表示部にデータが表示された領域の上部、又はその近傍に前記操作部が位置していることを検出し、かつ、前記判定手段により、前記距離検出手段により検出された距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を透明で表示、又は非表示することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記キーボード表示手段により表示されたキーボード画面に重ねられたデータがあるかを判定するデータ判定手段を更に備え、
    前記キーボード表示手段は、前記データ判定手段により、前記キーボード表示手段により表示されたキーボード画面に重ねられたデータがあると判定され、かつ、前記位置検出手段により、前記キーボード画面以外の前記表示部にデータが表示された領域の上部、又はその近傍に前記操作部が位置していることを検出し、かつ、前記判定手段により、前記距離検出手段により検出された距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を透明で表示、又は非表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記キーボード表示手段は、前記データ判定手段により、前記キーボード表示手段により表示されたキーボード画面に重ねられたデータがないと判定された場合には、キーボード画面を不透明で表示することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  4. データを表示する表示部を備えた携帯端末の制御方法であって、
    キーボード表示手段が、ユーザの操作を受け付け可能なキーボード画面を前記データに重ねて前記表示部に表示するキーボード表示工程と、
    位置検出工程が、前記キーボード表示工程により表示されたキーボード画面に対する、前記表示部を操作するユーザの操作部の位置を検出する位置検出工程と、
    距離検出手段が、前記表示部を操作するユーザの操作部と、前記表示部との間の距離を検出する距離検出工程と、
    判定手段が、前記距離検出工程により検出された距離が所定の距離であるかを判定する判定工程と、
    を備え、
    前記キーボード表示工程は、前記位置検出工程により、前記キーボード画面の上部、又はその近傍に前記操作部が位置していることを検出し、かつ、前記判定工程により、前記距離検出工程により検出された距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を不透明で表示し、一方、前記位置検出工程により、前記キーボード画面以外の前記表示部にデータが表示された領域の上部、又はその近傍に前記操作部が位置していることを検出し、かつ、前記判定工程により、前記距離検出工程により検出された距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を透明で表示、又は非表示することを特徴とする制御方法。
  5. データを表示する表示部を備えた携帯端末で実行可能なプログラムであって、
    前記携帯端末を、
    ユーザの操作を受け付け可能なキーボード画面を前記データに重ねて前記表示部に表示するキーボード表示手段と、
    前記キーボード表示手段により表示されたキーボード画面に対する、前記表示部を操作するユーザの操作部の位置を検出する位置検出手段と、
    前記表示部を操作するユーザの操作部と、前記表示部との間の距離を検出する距離検出手段と、
    前記距離検出手段により検出された距離が所定の距離であるかを判定する判定手段として機能させ、
    前記キーボード表示手段は、前記位置検出手段により、前記キーボード画面の上部、又はその近傍に前記操作部が位置していることを検出し、かつ、前記判定手段により、前記距離検出手段により検出された距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を不透明で表示し、一方、前記位置検出手段により、前記キーボード画面以外の前記表示部にデータが表示された領域の上部、又はその近傍に前記操作部が位置していることを検出し、かつ、前記判定手段により、前記距離検出手段により検出された距離が所定の距離であると判定されたことを条件に、キーボード画面を透明で表示、又は非表示することを特徴とするプログラム。


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