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JP2015126184A - 情報処理装置、及び情報処理装置のフレーム構造体 - Google Patents

情報処理装置、及び情報処理装置のフレーム構造体 Download PDF

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JP2015126184A JP2013271482A JP2013271482A JP2015126184A JP 2015126184 A JP2015126184 A JP 2015126184A JP 2013271482 A JP2013271482 A JP 2013271482A JP 2013271482 A JP2013271482 A JP 2013271482A JP 2015126184 A JP2015126184 A JP 2015126184A
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貴大 戸塚
Takahiro Totsuka
貴大 戸塚
孝徳 武井
Takanori Takei
孝徳 武井
智幸 塚本
Tomoyuki Tsukamoto
智幸 塚本
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Abstract

【課題】情報処理装置を薄型化しつつ、内部フレームの剛性を確保する方法を提案する。【解決手段】桟によって区画形成された複数の開口部を有する第1フレーム部と、第1方向において前記第1フレーム部に隣接し、前記第1方向と略直交する第2方向に沿って連続面状に形成された第2フレーム部と、を備え、前記第1フレーム部と前記第2フレーム部の少なくともいずれか一方に、部品が配置されている、情報処理装置。【選択図】図3

Description

本開示は、情報処理装置、及び情報処理装置のフレーム構造体に関する。
情報処理装置として、例えばパーソナルコンピュータ等の端末が利用されている。かかる情報処理装置においては、剛性が高い金属製の内部フレーム上に、基板等の電気部品が配置されている(特許文献1参照)。
特開2010−146482号公報
近年、携帯性の観点等から、情報処理装置の薄型化が希求されている。かかる要求に応える方策として、内部フレームを薄型化する方法が考えられる。しかし、内部フレームを薄くした場合には、内部フレームの剛性が低くなってしまい、装置の強度を適切に確保できない恐れがある。
そこで、本開示では、情報処理装置を薄型化しつつ、内部フレームの剛性を確保する方法を提案する。
本開示によれば、桟によって区画形成された複数の開口部を有する第1フレーム部と、第1方向において前記第1フレーム部に隣接し、前記第1方向と略直交する第2方向に沿って連続面状に形成された第2フレーム部と、を備え、前記第1フレーム部と前記第2フレーム部の少なくともいずれか一方に、部品が配置されている、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、桟によって長手方向に区画形成された複数の開口部を有する第1フレーム部と、前記第1フレーム部と繋がった第2フレーム部であって、前記長手方向において前記複数の開口部の前記長手方向の幅に対応する前記複数の開口部の隣接領域が、連続面状に形成された第2フレーム部と、を備え、前記第1フレーム部と前記第2フレーム部の少なくともいずれか一方に、部品が配置されている、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、桟によって区画形成された複数の開口部を有する第1フレーム部と、第1方向において前記第1フレーム部に隣接し、前記第1方向と略直交する第2方向に沿って連続面状に形成された第2フレーム部と、を備える、情報処理装置のフレーム構造体が提供される。
また、本開示によれば、桟によって長手方向に区画形成された複数の開口部を有する第1フレーム部と、前記第1フレーム部と繋がった第2フレーム部であって、前記長手方向において前記複数の開口部の前記長手方向の幅に対応する前記複数の開口部の隣接領域が、連続面状に形成された第2フレーム部と、を備える、情報処理装置のフレーム構造体が提供される。
以上説明したように本開示によれば、情報処理装置を薄型化しつつ、内部フレームの剛性を確保することが可能となる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置10の外観構成の一例を示す斜視図である。 一実施形態に係る本体側筐体30の内部構成の一例を示す斜視図である。 一実施形態に係る内部フレーム110の構成の一例を説明するための斜視図である。 図3の裏側から内部フレーム110の構成の一例を説明するための斜視図である。 図4のA−A断面図である。 一実施形態に係るコネクタ134の取付状態の一例を示す斜視図である。 一実施形態に係る基板130に対するコネクタ134の実装状態の一例を示す平面図である。 コネクタ134の固定状態の一例を示す断面図である。 内部フレーム110へのバッテリモジュール140の取り付け例を説明するための斜視図である。 内部フレーム110へのバッテリモジュール140の取り付け例を説明するための断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.情報処理装置の外観構成
2.本体側筐体の内部構成
3.内部フレームの詳細構成
4.コネクタの構成
5.内部フレームへのバッテリモジュールの取り付け
6.まとめ
<1.情報処理装置の外観構成>
本開示の一実施形態に係る情報処理装置の外観構成の一例について説明する。以下では、情報処理装置として、図1に示すノート型のパーソナルコンピュータを例に挙げて説明する。
図1は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置10の外観構成の一例を示す斜視図である。情報処理装置10は、ノート型のパーソナルコンピュータに限定されず、例えばタブレット端末等の電子機器であっても良い。
情報処理装置10は、図1に示すように、表示側筐体20と、本体側筐体30と、ヒンジ機構部40と、を有する。表示側筐体20及び本体側筐体30は、例えばそれぞれ平板形状となっており、同一サイズに形成されている。
表示側筐体20は、表示部22を有する。表示部22は、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置により構成される。表示部22は、各種の情報を表示する表示画面を有する。なお、表示部22の表示画面には、ユーザがタッチ操作可能なタッチパネルが重畳されていても良い。
本体側筐体30は、ユーザの入力操作を受け付ける入力部32を有する。入力部32は、ユーザの入力操作を検出し、入力操作に対応する電気信号を出力する。ユーザは、表示側筐体20が開状態(図1)である際に、入力部32により入力操作を行う。なお、本体側筐体30の内部構成については、後述する。
ヒンジ機構部40は、表示側筐体20を本体側筐体30に対して回動可能に連結する。ヒンジ機構部40は、本体側筐体30の長手方向(図1に示すX方向)の両側に設けられている。ヒンジ機構部40により、表示側筐体20は、本体側筐体30に対して開いた開状態(図1)と、本体側筐体30に対して閉じた閉状態との間で回動する。
<2.本体側筐体30の内部構成>
図2を参照しながら、一実施形態に係る本体側筐体30の内部構成の一例について説明する。本体側筐体20は、例えば、ボトムプレート、内部フレーム、基板、キーボード、ベゼルが下側から順に積層されて構成されている。
図2は、本体側筐体30の内部構成の一例を示す斜視図である。なお、図2では、内部フレーム110及び内部フレーム110に取り付けられる基板130や電気部品等が示され、ボトムプレート、キーボード、及びベゼルは、省略されている。
本体側筐体30は、図2に示すように、フレーム構造体の一例である内部フレーム110と、基板130と、バッテリモジュール140と、を有する。
内部フレーム110は、本体側筐体30の剛性確保する機能を有する。内部フレーム110は、例えばアルミニウムから構成される。アルミニウムの場合には、内部フレーム110を薄くしつつ、強度を確保することが可能となる。内部フレーム110の素材として、アルミニウム以外に、カーボン、マグネシウム、マグネシウム・リチウム合金、チタン等の金属を採用しても良い。かかる場合には、軽量化と高剛性を実現可能である。また、グラファイトを採用した場合には熱伝導性を高めることができ、ステンレスを採用した場合には剛性を高めることができる。更に、ガラス、樹脂を採用することも可能であり、かかる場合には、デザイン性やコストの面で優位性がある。なお、内部フレーム110の詳細構成については、後述する。
基板130は、内部フレーム110の第2フレーム部115に取り付けられている。基板130は、本体側筐体30の短手方向(図2のY方向)において、図1に示すヒンジ機構部40側に位置する。基板130には、図2に示すように、情報処理装置10を制御するための各種の電子部品や、コネクタ134等が実装されている。なお、コネクタ134の詳細構成については、後述する。
バッテリモジュール140は、内部フレーム110の第1フレーム部111に取り付けられている。バッテリモジュール140は、複数のセル(図2では、4つのセル142)を含む。なお、図2では、4つのセル142の形状が同じに示されているが、これに限定されず、4つのセル142の形状が異なっても良い。
<3.内部フレームの詳細構成>
本実施形態に係る内部フレーム110は、本体側筐体30を薄型化しつつ、剛性を確保するために、以下に説明するような構成を有する。そこで、図3〜図5を参照しながら、内部フレーム110の詳細構成について説明する。
図3は、内部フレーム110の構成の一例を説明するための斜視図である。図4は、図3の裏側から内部フレーム110の構成の一例を説明するための斜視図である。図5は、図4のA−A断面図である。
内部フレーム110は、所定の厚みを有し、矩形の形状を成している。ここでは、内部フレーム110は、アルミニウムから構成されているものとする。内部フレーム110は、図3に示すように、短手方向(図3のY方向)の一端側に位置する第1フレーム部111と、短手方向の他端側に位置する第2フレーム部115とで構成されている。第2フレーム部115側が、図1に示すヒンジ機構部40と連結されている。本実施形態では、内部フレーム110の短手方向(図3のY方向)が第1方向に該当し、内部フレーム110の長手方向(図3のX方向)が第1方向に略直交する第2方向に該当する。
(第1フレーム部111)
第1フレーム部111は、図3に示すように、桟112によって区画形成された複数の開口部113を有する。具体的には、複数の開口部113として、フレームの長手方向に沿って4つに区画形成されている。4つの開口部113は、それぞれ周囲に形成された桟112によって囲まれている。
桟112は、第1フレーム部111において桟112以外の部分よりも厚みが大きく形成されており、第1フレーム部111の剛性を高める機能を有する。このため、第1フレーム部111に開口部113が形成されていても、桟112を設けることで第1フレーム部111の剛性の低下を防止可能である。
4つの開口部113は、それぞれ同じ大きさの矩形状の開口113aを含む。4つの開口113aには、それぞれ電気部品が配置される。このように、開口113aに電気部品を配置させることで、内部フレーム110上に配置させる電気部品を減らせるので、本体側筐体30を薄くすることが可能となる。
一例として、4つの開口113aには、図2に示すように、それぞれバッテリモジュール140のセル142が配置されている。ここで、開口113aの大きさは、セル142の大きさと略同じである。別言すれば、開口113aのフレームの長手方向及び短手方向の長さが、セル142のフレームの長手方向及び短手方向の長さと、同じである。このため、セル142が開口113aを隙間無く埋めることになり、第1フレーム部111に取り付けられたバッテリモジュール140が強度部品としての機能を有し、この結果、第1フレーム部111の剛性を高めることが可能となる。
また、第1フレーム部111の厚みは、開口部113に配置されたバッテリモジュール140の厚みと同じ大きさである。具体的には、第1フレーム部111の桟112の厚みが、バッテリモジュール140の厚みと同じ大きさである。これにより、バッテリモジュール140の厚さに起因して本体側筐体30の厚みが大きくなることを抑制できるので、本体側筐体30を薄型化することができる。
なお、上記では、4つの開口113aに、バッテリモジュール140のセル142を配置させることとしたが、これに限定されない。例えば、開口113aにセル142以外の電気部品(例えばスピーカ)を配置させても良い。
また、上記では、4つの開口113aが矩形であることとしたが、これに限定されない。例えば、4つの開口113aが円形であることとしても良い。また、上記では、4つの開口113aの大きさが同じであることとしたが、これに限定されない。開口113aの大きさは、配置される電気部品の大きさに応じて異ならせても良い。
(第2フレーム部115)
第2フレーム部115は、フレームの長手方向(図3のX方向)に沿って第1フレーム部111と繋がっている。そして、第2フレーム部115においては、フレームの長手方向において4つの開口部113の幅に対応する4つの開口部113の隣接領域が、連続面状に形成されている。すなわち、第2フレーム部115における開口部113の隣接領域には、開口が形成されていない。なお、第2フレーム部115の連続面については、以下のようにも定義できる。すなわち、第2フレーム部115は、フレームの短手方向において第1フレーム部111に隣接し、フレームの長手方向に沿って連続面状に形成されている。
このように第2フレーム部115において4つの開口部113の隣接領域を連続面状にすることで、隣接領域を開口部113の剛性を補強する部分として機能させることができ、この結果、開口部113における剛性の低下を抑制できる。
特に、本実施形態においては、フレームの短手方向(図3のY方向)において、第1フレーム部111の幅(具体的には、開口部113の幅)は、第2フレーム部115の幅よりも大きくなっている。かかる場合に、上述したように4つの開口部113の隣接領域にフレームの長手方向に沿って連続面状に第2フレーム部115を形成することで、第2フレーム部115が剛性を補強するため、開口部113により内部フレーム110の剛性が低下することを有効に抑制できる。
第2フレーム部115にも、各種の電気部品が配置されている。これらの電気部品は、第2フレーム部115の凹部に配置される。これにより、電気部品が第2フレーム部115から突出することを抑制できるので、本体側筐体30が厚くなることを抑制できる。
第2フレーム部115には、例えば、電子部品が実装された基板130が取り付けられている。この基板130には、発熱体の一例であるCPU131が設けられている。本実施形態においては、CPU131が発した熱を第2フレーム部115に放熱する放熱部材としての放熱パイプ117が、第2フレーム部115に取り付けられている。放熱パイプ117は、CPU131及び第2フレーム部115と接触している。このように、本実施形態では、第2フレーム部115が放熱の機能も有する。
ここで、第2フレーム部115は、図5に示すように、放熱パイプ117が取り付けられる凹部118を有する、凹部118は、放熱パイプ117の厚みだけ凹んでいる。このため、第2フレーム部115に取り付けられた放熱パイプ117が、第2フレーム部115から突出しない。このため、放熱パイプ117を設けても、本体側筐体30が厚くなることを防止できる。なお、図5に示すように、凹部118以外の場所に放熱パイプ117を設けても良い。
更に、本実施形態では、図3に示すように、第2フレーム部115は、平らな連続面から立設するように形成された壁部120を有する。ここで、壁部120は、図3に示すX、Y方向の連続面からZ方向に突出している。すなわち、壁部120は、連続面に対して段差を形成する立ち壁となっている。このような立ち壁を設けることで、第2フレーム部115の剛性が高くなる。
ここで、壁部120は、第2フレーム部115の長手方向の端部領域を囲むように形成されている。具体的には、壁部120は、図3に示すように、長手方向の両端部において逆L字状の領域を囲むように形成されている。このような壁部120を設けることで、内部フレーム110の端部領域における剛性を高めることが可能となる。
壁部120の裏側には凹部となっており、当該凹部に電気部品が配置される。これにより、立ち壁となった壁部120による空間を有効に活用できる。壁部120の頂面の位置は、凹部116に配置された電気部品の頂面の位置と同じである。これにより、壁部120により剛性を高めつつ、電気部品が第2フレーム部115から突出することを防止できる。
上記では、第1フレーム部111及び第2フレーム部115に電気部品が配置されていることとしたが、これに限定されない。例えば、第1フレーム部111又は第2フレーム部115に、電気部品が配置されても良い。好ましくは、第1フレーム部111のみに電気部品が配置されることが望ましい。このように、第1フレーム部111と第2フレーム部115の少なくともいずれか一方に、電気部品が配置されていれば良い。
上述したフレーム構造体としての内部フレーム110によれば、第2フレーム部115は、フレームの長手方向に沿って第1フレーム部111と繋がっている。そして、第2フレーム部115においては、フレームの長手方向において複数の開口部113の幅に対応する複数の開口部113の隣接領域が、連続面状に形成されている。このように第2フレーム部115において複数の開口部113の隣接領域を連続面状にすることで、隣接領域を開口部113の剛性を補強する部分として機能させることができ、この結果、開口部113における剛性の低下を抑制できる。また、開口部113の開口113aにセル142を配置させることで、セル142が強度部品としての機能を有し、この結果、第1フレーム部111の剛性を高めることが可能となる。
<4.コネクタの構成>
図2に示すように、内部フレーム110に設けられた基板130にはコネクタ134が取り付けられている。本実施形態に係るコネクタ134の構成の一例について、図6〜図8を参照しながら説明する。
図6は、コネクタ134の取付状態の一例を示す斜視図である。図7は、基板130に対するコネクタ134の実装状態の一例を示す平面図である。図8は、コネクタ134の固定状態の一例を示す断面図である。なお、図7(a)は、コネクタ134のシェル135の上面135aを見た図であり、図7(b)は、シェル135の下面135bを見た図である。
コネクタ134には、ケーブル(例えばUSBケーブル)が接続される。これにより、情報処理装置10は、ケーブルを介して外部機器と通信可能となる。コネクタ134は、基板130の端面の切り欠きに取り付けられている。切り欠きは、コの字状に切り欠かれており、コネクタ134は、図7(a)及び図7(b)に示すように、切り欠きを埋めるように基板130に取り付けられている。
コネクタ134は、接続端子を覆うシェル135を有する。本実施形態では、図6に示すように、シェル135の一面としての上面135aが、外部に露出している。すなわち、シェル135の上面135aは、上外装部材137に覆われていない。また、上面135aは、本体側筐体30の上方の体裁面と同位置に位置する。このように上面135aを露出させることで、本体側筐体30の厚みを薄くすることができる。
コネクタ134は、図7(b)に示すように、シェル135の外部に露出している上面135aとは反対側の下面135bに、シェル135の接合部135cを有する。このようにシェル135の下面135bに接合部135cを形成することで、以下に説明するように、コネクタ134に接続されたケーブルをこじった際に接合部135cが開いてしまうことを防止できる。
通常、ユーザは、机等に載置されたノート型のパーソナルコンピュータのコネクタ134にケーブルを接続させる。かかる場合、ユーザによってケーブルが上方にこじれやすい。このため、シェル135の接合部が上面135aに形成された場合には、こじったケーブルによって接合部が開いてしまう恐れがある。これに対して、シェル135の下面135bに接合部135cを形成した場合には、ケーブルのこじれる方向とは逆側に接合部135cが位置するので、接合部135cが開く恐れが無い。
また、コネクタ134は、図7(b)に示すように、シェル135の下面135b側で基板130に取り付けられている。また、図8に示すように、シェル135の下面135bは、下外装部材138によって覆われる。このように下面135bが下外装部材138で覆われることで、コネクタ134が基板130から剥がれることを防止できる。
また、コネクタ134の両側は、図8に示すように、ネジ139等の締結部材で固定されている。具体的には、2つのコネクタ134の両側に、3箇所ネジ139で締結している。ここで、3箇所のうち中央側では、内部フレーム110と基板130を締結し、左右2箇所では、内部フレーム110と上下の外装部材137、138とを締結している。コネクタ134の両側を固定することで、例えばコネクタ134に接続されたケーブルをこじったことに起因してコネクタ134が基板130から剥がれたり、基板130が破損することを防止できる。
なお、上記では、左右2箇所で、内部フレーム110と上下の外装部材137、138とをネジ139で締結することとしたが、これに限定されない。例えば、左右2箇所でも、内部フレーム110と基板130をネジ139で締結しても良い。かかる場合には、他の箇所で、上下の外装部材137、138が固定されていることが望ましい。
<5.内部フレームへのバッテリモジュールの取り付け>
図9及び図10を参照しながら、内部フレーム110へのバッテリモジュール140の取り付けの一例について説明する。
図9は、内部フレーム110へのバッテリモジュール140の取り付け例を説明するための斜視図である。図10は、内部フレーム110へのバッテリモジュール140の取り付け例を説明するための断面図である。なお、図10は、図9のB−B断面の一部に対応する図である。
本実施形態に係る本体側筐体30では、図9に示すように、4つのセル142をプレート141に固定させたバッテリモジュール140を、内部フレーム110の第1フレーム部111に取り付けて固定する。以下においては、取り付けの具体的な流れについて説明する。
まず、セル142のプレート141への固定方法について説明する。プレート141には、図10の工程1に示すように、セル142が取り付けられる凹部141aが形成されている。セル142は、例えば接着剤やテープ等を介して、凹部141aに接着されることで固定される。これにより、バッテリモジュール140が組み立てられる。
次に、組み立てられたバッテリモジュール140を、内部フレーム110の第1フレーム部111に取り付ける。具体的には、図10の工程2に示すように、バッテリモジュール140のセル142が、第1フレーム部111の開口部113の開口113aにそれぞれ嵌るように、取り付けられる。これにより、4つの開口113aが、4つのセル142によって隙間無く埋まる。ここで、図10に示すように、バッテリモジュール140は、第1フレーム部111から突出せず、第1フレーム部111と平らになっている。このため、本体側筐体30を厚くすることなく、バッテリモジュール140を取り付けることが可能となる。
次に、図10の工程3において、バッテリモジュール140のプレート141と、内部フレーム110の第1フレーム部111とを、ネジ等で固定させる。これにより、バッテリモジュール140が、内部フレーム110と一体となり、本体側筐体30の強度部品としての機能を有することになる。
<6.まとめ>
上述した情報処理装置10によれば、図3に示すように、内部フレーム110の第2フレーム部115は、フレームの長手方向に沿って第1フレーム部111と繋がっている。そして、第2フレーム部115においては、フレームの長手方向において複数の開口部113の幅に対応する複数の開口部113の隣接領域が、連続面状に形成されている。別言すれば、第2フレーム部115は、フレームの短手方向において第1フレーム部111に隣接し、フレームの長手方向に沿って連続面状に形成されている。
このように第2フレーム部115において複数の開口部113の隣接領域を連続面状にすることで、隣接領域を開口部113の剛性を補強する部分として機能させることができ、この結果、開口部113における剛性の低下を抑制できる。
また、開口部113には、開口113aの大きさと略同じ大きさの電気部品(バッテリモジュール140のセル142)が配置される。このため、セル142が開口113aを埋めることになり、セル142が強度部品としての機能を有し、この結果、第1フレーム部111の剛性を高めることが可能となる。
また、第2フレーム部115は、図3に示すように、連続面から立設するように形成された壁部120を有する。具体的には、壁部120は、第2フレーム部115の長手方向の端部領域を囲むように形成されている。このような壁部120を設けることで、内部フレーム110の端部領域における剛性を高めることが可能となる。
上記では、情報処理装置10がノート型のパーソナルコンピュータやタブレット端末であることとしたが、これに限定されない。例えば、情報処理装置は、ゲーム機器や携帯電話やスマートフォン等の携帯機器であっても良い。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
桟によって区画形成された複数の開口部を有する第1フレーム部と、
第1方向において前記第1フレーム部に隣接し、前記第1方向と略直交する第2方向に沿って連続面状に形成された第2フレーム部と、
を備え、
前記第1フレーム部と前記第2フレーム部の少なくともいずれか一方に、部品が配置されている、情報処理装置。
(2)
前記第2フレーム部は、前記連続面から立設するように形成された壁部を有する、
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記壁部は、前記第2フレーム部の前記第2方向の端部領域を囲むように形成されている、
前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記開口部には、開口の大きさと略同じ大きさの前記部品が配置される、
前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(5)
前記第1フレーム部の厚みは、前記開口部に配置された前記部品の厚みと同じ大きさである、
前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記第2フレーム部は、前記部品が配置される凹部を有する、
前記(2)又は(3)に記載の情報処理装置。
(7)
前記壁部の頂面の位置は、前記凹部に配置された前記部品の頂面の位置と同じである、
前記(6)に記載の情報処理装置。
(8)
前記第2フレーム部に取り付けられ、発熱体の熱を前記第2フレーム部へ放熱する放熱部材を更に備える、
前記(1)〜(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(9)
前記第2フレーム部は、前記放熱部材が取り付けられる凹部を有する、
前記(8)に記載の情報処理装置。
(10)
前記第2フレーム部に設けられた基板に取り付けられたコネクタを更に備え、
前記コネクタのシェルの一面が、外部に露出している、
前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(11)
前記コネクタは、前記シェルの外部に露出している前記一面とは反対側の面に、前記シェルの接合部を有する、
前記(10)に記載の情報処理装置。
(12)
桟によって長手方向に区画形成された複数の開口部を有する第1フレーム部と、
前記第1フレーム部と繋がった第2フレーム部であって、前記長手方向において前記複数の開口部の前記長手方向の幅に対応する前記複数の開口部の隣接領域が、連続面状に形成された第2フレーム部と、
を備え、
前記第1フレーム部と前記第2フレーム部の少なくともいずれか一方に、部品が配置されている、情報処理装置。
(13)
前記第2フレーム部は、前記連続面から立設するように形成された壁部を有する、
前記(12)に記載の情報処理装置。
(14)
前記壁部は、前記第2フレーム部の前記長手方向の端部領域を囲むように形成されている、
前記(13)に記載の情報処理装置。
(15)
前記開口部には、開口の大きさと略同じ大きさの前記部品が配置される、
前記(12)〜(14)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(16)
前記第1フレーム部の厚みは、前記開口部に配置された前記部品の厚みと同じ大きさである、
前記(15)に記載の情報処理装置。
(17)
前記第2フレーム部は、前記部品が配置される凹部を有する、
前記(13)又は(14)に記載の情報処理装置。
(18)
前記壁部の頂面の位置は、前記凹部に配置された前記部品の頂面の位置と同じである、
前記(17)に記載の情報処理装置。
(19)
桟によって区画形成された複数の開口部を有する第1フレーム部と、
第1方向において前記第1フレーム部に隣接し、前記第1方向と略直交する第2方向に沿って連続面状に形成された第2フレーム部と、
を備える、情報処理装置のフレーム構造体。
(20)
桟によって長手方向に区画形成された複数の開口部を有する第1フレーム部と、
前記第1フレーム部と繋がった第2フレーム部であって、前記長手方向において前記複数の開口部の前記長手方向の幅に対応する前記複数の開口部の隣接領域が、連続面状に形成された第2フレーム部と、
を備える、情報処理装置のフレーム構造体。
10 情報処理装置
110 内部フレーム
111 第1フレーム部
112 桟
113 開口部
113a 開口
115 第2フレーム部
117 放熱パイプ
118 凹部
120 壁部
130 基板
134 コネクタ
135 シェル
135a 上面
135b 下面
135c 接合部
140 バッテリモジュール
142 セル

Claims (20)

  1. 桟によって区画形成された複数の開口部を有する第1フレーム部と、
    第1方向において前記第1フレーム部に隣接し、前記第1方向と略直交する第2方向に沿って連続面状に形成された第2フレーム部と、
    を備え、
    前記第1フレーム部と前記第2フレーム部の少なくともいずれか一方に、部品が配置されている、情報処理装置。
  2. 前記第2フレーム部は、前記連続面から立設するように形成された壁部を有する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記壁部は、前記第2フレーム部の前記第2方向の端部領域を囲むように形成されている、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記開口部には、開口の大きさと略同じ大きさの前記部品が配置される、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1フレーム部の厚みは、前記開口部に配置された前記部品の厚みと同じ大きさである、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2フレーム部は、前記部品が配置される凹部を有する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記壁部の頂面の位置は、前記凹部に配置された前記部品の頂面の位置と同じである、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記第2フレーム部に取り付けられ、発熱体の熱を前記第2フレーム部へ放熱する放熱部材を更に備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記第2フレーム部は、前記放熱部材が取り付けられる凹部を有する、
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記第2フレーム部に設けられた基板に取り付けられたコネクタを更に備え、
    前記コネクタのシェルの一面が、外部に露出している、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記コネクタは、前記シェルの外部に露出している前記一面とは反対側の面に、前記シェルの接合部を有する、
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 桟によって長手方向に区画形成された複数の開口部を有する第1フレーム部と、
    前記第1フレーム部と繋がった第2フレーム部であって、前記長手方向において前記複数の開口部の前記長手方向の幅に対応する前記複数の開口部の隣接領域が、連続面状に形成された第2フレーム部と、
    を備え、
    前記第1フレーム部と前記第2フレーム部の少なくともいずれか一方に、部品が配置されている、情報処理装置。
  13. 前記第2フレーム部は、前記連続面から立設するように形成された壁部を有する、
    請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記壁部は、前記第2フレーム部の前記長手方向の端部領域を囲むように形成されている、
    請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記開口部には、開口の大きさと略同じ大きさの前記部品が配置される、
    請求項12に記載の情報処理装置。
  16. 前記第1フレーム部の厚みは、前記開口部に配置された前記部品の厚みと同じ大きさである、
    請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 前記第2フレーム部は、前記部品が配置される凹部を有する、
    請求項13に記載の情報処理装置。
  18. 前記壁部の頂面の位置は、前記凹部に配置された前記部品の頂面の位置と同じである、
    請求項17に記載の情報処理装置。
  19. 桟によって区画形成された複数の開口部を有する第1フレーム部と、
    第1方向において前記第1フレーム部に隣接し、前記第1方向と略直交する第2方向に沿って連続面状に形成された第2フレーム部と、
    を備える、情報処理装置のフレーム構造体。
  20. 桟によって長手方向に区画形成された複数の開口部を有する第1フレーム部と、
    前記第1フレーム部と繋がった第2フレーム部であって、前記長手方向において前記複数の開口部の前記長手方向の幅に対応する前記複数の開口部の隣接領域が、連続面状に形成された第2フレーム部と、
    を備える、情報処理装置のフレーム構造体。

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