JP2015121122A - エアクリーナ - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便な構成でサーキュラタイプのフィルタエレメントをコネクティングチューブへ確実に組み付けることが可能なエアクリーナを提供する。
【解決手段】コネクティングチューブが取り付けられる取付孔が形成されたケース部材と流入口が形成されたカバー部材を組み合わせて内部を中空に形成し、該内部に円筒状のフィルタエレメントを収納したエアクリーナであって、フィルタエレメントは、軸方向の両端に取り付けられた一対の端板と、一方の端板から軸方向に延設形成された筒状の接続口にコネクティングチューブが接続されると共に、側面に濾過手段を備え、コネクティングチューブの一端は流出口が形成され、他端は接続口内に挿入される挿入部と、挿入部と概略同軸に形成されると共に接続口の外周と気密に接続する内シール部を備え、ケース部材は、接続口とともに内シール部を挟持する保持部を備える。
【選択図】図2
【解決手段】コネクティングチューブが取り付けられる取付孔が形成されたケース部材と流入口が形成されたカバー部材を組み合わせて内部を中空に形成し、該内部に円筒状のフィルタエレメントを収納したエアクリーナであって、フィルタエレメントは、軸方向の両端に取り付けられた一対の端板と、一方の端板から軸方向に延設形成された筒状の接続口にコネクティングチューブが接続されると共に、側面に濾過手段を備え、コネクティングチューブの一端は流出口が形成され、他端は接続口内に挿入される挿入部と、挿入部と概略同軸に形成されると共に接続口の外周と気密に接続する内シール部を備え、ケース部材は、接続口とともに内シール部を挟持する保持部を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、自動車や自動二輪車等の車両に搭載された内燃機関に供給する空気を濾過するエアクリーナに関する。
従来、自動車や自動二輪車等の車両に搭載された内燃機関に供給する空気を濾過するエアクリーナは、種々の構造が知られている。エアクリーナに収納されるフィルタエレメントは、プリーツ折りされた濾材を板状に配置したパネルタイプと、プリーツ折りされた濾材を円筒状に配置したサーキュラタイプの2種類に大別される。
パネルタイプは、形状の自由度や扁平形状から量産性は優れているものの、自由度の高い形状から他機種への水平展開が難しいという互換性の問題や、製品形状による濾過面積に制限があるといった問題がある。
これに対し、サーキュラタイプは、周方向に濾材を配置しているので濾過面積の確保が容易で、他機種との互換性が持たせやすいという利点を有している。
このようなサーキュラタイプのフィルタエレメントを備えたエアクリーナは種々の形態が知られている。
特許文献1に記載されたエアクリーナは、エアクリーナと、このエアクリーナの下流に設けるとともに燃料供給装置に接続するコネクティングチューブとからなる吸気装置に、内燃機関のブローバイガスを還流するためのサブチャンバを設け、コネクティングチューブをエアクリーナケースの内方に延出させ、このコネクティングチューブで直接フィルタエレメントを支持し、エアクリーナケースの内壁に、先端部に開口を有するケース部を一体に突出させ、このケース部の開口に蓋を設けて前記サブチャンバを形成し、該蓋に、コネクティングチューブに向かって突出し且つサブチャンバ内からコネクティングチューブ内に通じる連通路を備えたジョイント部を設け、このジョイント部をコネクティングチューブの延出部に直接連結したことを特徴とする。
このように特許文献1に記載されたエアクリーナは、コネクティングチューブで直接フィルタエレメントを支持し、コネクティングチューブに直接サブチャンバを取り付けたことで、フィルタエレメントを支持する隔壁の下流にサブチャンバを設けた構成に比べて、隔壁が不要になるとともにサブチャンバが吸気特性に影響を与えることがなく、吸気特性、吸気音特性並びに内燃機関の出力特性等の設定の自由度を増すことができる。
しかし、上述したエアクリーナの構成によると、フィルタエレメントの一端に形成した連結管にコネクティングチューブの先端を嵌合させる構造となっており、連結管とコネクティングチューブの間を確実にシールするためにコネクティングチューブの外周からバンド等によってコネクティングチューブを固定する必要があり、エアクリーナの内部で当該バンドを取り付ける作業は非常に難しいという問題があった。
また、フィルタエレメントの取り付け方法は、コネクティングチューブはケース部材に形成した取付孔に嵌合した状態でフィルタエレメントを軸方向から挿入する必要があり、連結管とコネクティングチューブが確実に嵌合できたことを目視で確認することができず、コネクティングチューブの捲れなどによるシール不良が発生する可能性があるという問題があった。
なお、フィルタエレメントは、使用によって濾過性能が低下するため定期的に交換が必要な部品であり、このような組付け不良が生じる構成は安全上の問題が大きい。
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、簡便な構成でサーキュラタイプのフィルタエレメントをコネクティングチューブへ確実に組み付けることが可能なエアクリーナを提供することを目的とする。
本発明に係るエアクリーナは、コネクティングチューブが取り付けられる取付孔が形成されたケース部材と流入口が形成されたカバー部材を組み合わせて内部を中空に形成し、該内部に円筒状のフィルタエレメントを収納したエアクリーナであって、前記フィルタエレメントは、軸方向の両端に取り付けられた一対の端板と、一方の前記端板から軸方向に延設形成された筒状の接続口に前記コネクティングチューブが接続されると共に、側面に濾過手段を備え、前記コネクティングチューブの一端は流出口が形成され、他端は前記接続口内に挿入される挿入部と、前記挿入部と概略同軸に形成されると共に前記接続口の外周と気密に接続する内シール部を備え、前記ケース部材は、前記接続口とともに前記内シール部を挟持する保持部を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るエアクリーナにおいて、前記内シール部の端部は径方向に拡径するフランジ部を備え、前記フランジ部は、前記端板と前記保持部の端面に挟持されると好適である。
また、本発明に係るエアクリーナにおいて、前記ケース部材は、内燃機関のブローバイガスを還流するブローバイ室を備え、前記コネクティングチューブは、前記ブローバイ室と接続するブローバイ接続口が形成されると好適である。
また、本発明に係るエアクリーナにおいて、前記ブローバイ室は、前記ケース部材に形成した凹部を蓋部材で閉塞して形成すると好適である。
また、本発明に係るエアクリーナにおいて、前記カバー部材は、前記フィルタエレメントの前記接続口が形成されていない端板と対向する内壁を備えると好適である。
上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
本発明に係るエアクリーナは、コネクティングチューブの一端は流出口が形成され、他端は前記接続口内に挿入される挿入部と、挿入部と概略同軸に形成されると共に接続口の外周と気密に接続する内シール部を備え、ケース部材は、接続口とともに内シール部を挟持する保持部を備えるので、内シール部を接続口と保持部によって径方向に確実に保持するので簡単な組付け方法であっても確実に内シール部を接続口に径方向に気密に接続することができ、当該部位のシール性を確保することができる。さらに、円筒状のフィルタエレメントを用いているので、パネルタイプに比べて濾過面積の確保が容易で、他機種との互換性を容易に持たせることができる。
また、本発明に係るエアクリーナは、フランジ部を端板と保持部によって軸方向にも挟持しているので、シール性をより高めることができる。
また、本発明に係るエアクリーナは、コネクティングチューブに直接ブローバイ室を連通させているので、少ない部品点数でブローバイガスの還流構造を構成することができる。
また、本発明に係るエアクリーナは、ケース部材に形成した凹部を蓋部材で閉塞することでブローバイ室を構成しているので、簡易な構成でブローバイ室を形成することができる。
また、本発明に係るエアクリーナは、カバー部材は、フィルタエレメントの一端と軸方向に対向する内壁を備えるので、フィルタエレメントが軸方向へ移動してコネクティングチューブから外れることを防止することができる。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係るエアクリーナの斜視図であり、図2は、本実施形態に係るエアクリーナの一部断面図であり、図3は、ケース部材の斜視図であり、図4は、ケース部材の上面図であり、図5は、本実施形態に係るエアクリーナの分解図であり、図6は、本実施形態に係るエアクリーナの断面図であり、図7は、本実施形態に係るエアクリーナの変形例である。
図1に示すように、本実施形態に係るエアクリーナ1は、コネクティングチューブ30が取り付けられたケース部材20と、流入口11が形成されたカバー部材10とを組み合わせて内部を中空に形成している。
カバー部材10及びケース部材20は、夫々合成樹脂で形成されており、例えばポリプロピレン系樹脂やポリアミド系樹脂等の熱可塑性の合成樹脂が好適に用いられる。さらに、カバー部材10とケース部材20の組み付けは、ビスなどの締結手段を用いて着脱自在に組み付けられている。
図2に示すように、本実施形態に係るエアクリーナ1の内部は、円筒状のフィルタエレメント40が収納されるとともに、フィルタエレメント40の一端に接続されるとともにケース部材20に形成された取付孔21からエアクリーナ1の外方へ延設するコネクティングチューブ30を備えている。また、フィルタエレメント40のコネクティングチューブ30が取り付けられる側との反対端は、カバー部材10に形成された内壁13と対向しており、カバー部材10が取り付けられた状態ではフィルタエレメント40が軸方向へ移動することを防止している。また、図6に示すように、内壁13は、フィルタエレメント40の外縁に沿って突出する位置決めリブ13aが形成されており、該位置決めリブ13aによってフィルタエレメント40が径方向に移動することを防止している。なお、位置決めリブ13aの先端は、テーパ状に形成されているので、カバー部材10を組み付ける際に、フィルタエレメント40がテーパ形状に倣って組み付けられるので、容易にフィルタエレメント40の径方向の位置決めを行うことができる。
このように構成することで、本実施形態に係るエアクリーナ1は、流入口11から導入した外気がカバー部材10の内部に形成された通路12を通ってフィルタエレメント40に至り、フィルタエレメント40を外側から内側へ向かって通過する際に該外気が濾過されることで、コネクティングチューブ30を介して内燃機関へ濾過された外気を排出する。
フィルタエレメント40は、図5に示すようにシート状の濾材を襞状に折り込み、折り方向と直交する方向の両端部を突き合わせて筒状に形成した濾過手段41と、濾過手段41の軸方向の両端面に取り付けられた合成樹脂材としての端板42とから構成されている。なお、濾過手段41は端板42に対して融着や接着などにより接合して一体化されている。濾過手段41は、不織布やろ紙等、周知の濾材が好適に用いられ、両端部は超音波などを用いた溶着、ホットメルト樹脂などを用いた接着又はカシメ部材などを用いた結合などの周知の接合手段によって接合されている。
また、端板42は、例えば熱可塑性の合成樹脂によって形成されており、例えばポリプロピレンやポリエチレン等の種々の熱可塑性の合成樹脂が好適に用いられる。また、コネクティングチューブ30が接続される側の端板42には、軸方向に延設形成された筒状の接続口43が形成されており、濾過手段41の外周から濾過手段41の内周に向かって流れることで濾過された流体を接続口43からコネクティングチューブ30を介してエアクリーナ1の外部へ排出することができるように構成されている。
図3及び4に示すように、ケース部材20は、開口端を有した有底箱状の部材であり、底面27には、ブローバイ室24が形成されるとともに、底面27から開口端に向かって立設する断面略C字状の保持部22が形成されている。保持部22は、後述するコネクティングチューブ30の内シール部34の外周と気密に当接するように構成されている。また、保持部22には、径方向に突出するリブ23が複数形成されている。リブ23は、内シール部34の下端に軸方向に沿って当接するように構成されており、保持部22よりは短く形成されている。
また、図6に示すように、底面27に形成されたブローバイ室24は、底面27に凹部を形成し、該凹部を蓋部材26で閉塞して形成している。なお、蓋部材26は、内燃機関で発生したブローバイガスを導入する導入口24aが形成されており、底面27に振動溶着などの周知の溶着手段によって一体に溶着されている。また、ブローバイ室24は、コネクティングチューブ30と接続するブローバイ導入口25が形成されている。さらに、ケース部材20の側壁には、コネクティングチューブ30が嵌合する取付孔21及びブローバイガスの導入に伴って流入したオイルを排出するためのドレン孔28が形成されている。
図5に示すように、コネクティングチューブ30は、ゴムやエラストマなどの弾力性を有する材料で構成された管状部材であり、一端にエアクリーナ1の外部に延出した流出口31を備え、他端にエアクリーナ1の内部でフィルタエレメント40と気密に組み付けられる内シール部34を備えている。
内シール部34は、コネクティングチューブ30の外周壁から径方向に延びる連続部37によって概略カップ状に形成されており、該内シール部34と概略同軸に円筒状の挿入部33が形成されている。挿入部33は、フィルタエレメント40の内部に挿入することで吸気音や内燃機関の出力特性を調整することができ、所望の吸気音の音量や内燃機関の出力特性に応じて適宜その長さを変更可能な部位である。
また、コネクティングチューブ30は、ブローバイ室24と接続されるブローバイ接続口35を備えており、該ブローバイ接続口35をブローバイ室24から延びるブローバイ導入口25に接続することで、内燃機関で生じたブローバイガスをエアクリーナ1内に還流することができるように構成されている。
次に、図6を参照して本実施形態に係るエアクリーナ1におけるフィルタエレメント40の気密構造について説明を行う。図6に示すように、フィルタエレメント40は、一方の端板42に接続口43が形成され、該接続口43の外周に気密にコネクティングチューブ30の内シール部34が接続されている。また、内シール部34の外周面は、ケース部材20に形成された保持部22と当接しており、保持部22と接続口43とで内シール部34を挟持している。この時、内シール部34は、弾力性を有することから保持部22と接続口43に挟持されることで径方向に弾性変形し、接続口43の径シールを構成している。
また、内シール部34の先端には、径方向に拡径するフランジ部36が形成されており、該フランジ部36が保持部22の先端と端板42とに挟持されることで軸シールを構成している。また、連続部37は、リブ23の軸方向の端面に当接しており、フィルタエレメント40を軸方向に組み付ける際に内シール部34が変形しないように押さえ機構を構成している。
ケース部材20に形成されたブローバイ導入口25は、フィルタエレメント40の軸方向に概略平行に延びており、フィルタエレメント40の着脱によってブローバイ接続口35がブローバイ導入口25から外れることを防止している。
また、コネクティングチューブ30は、取付孔21からケース部材20の外方へ延出しているが、該取付孔21はフランジ状に形成された一対の外シール部32によって閉塞することでエアクリーナ1の内外部をシールしている。
このように、本実施形態に係るエアクリーナ1は、コネクティングチューブ30の一端は流出口31が形成され、他端は接続口43内に挿入される挿入部33と、挿入部33と概略同軸に形成されると共に接続口43の外周と気密に接続する内シール部34を備え、ケース部材20は、接続口43とともに内シール部34を挟持する保持部22を備えるので、内シール部34を接続口43と保持部22によって径方向に確実に保持するので簡単な組付け方法であっても確実に内シール部34を接続口43に径方向に気密に接続することができ、当該部位のシール性を確保することができる。
また、本実施形態に係るエアクリーナ1は、内シール部34の先端に形成されたフランジ部36をフィルタエレメント40の端板42と保持部22によって軸方向にも挟持しているので、シール性をより高めることができる。
また、本実施形態に係るエアクリーナ1は、ケース部材20に形成した凹部を蓋部材26で閉塞することでブローバイ室24を構成しているので、簡易な構成でブローバイ室24を形成することができる。
また、本実施形態に係るエアクリーナ1は、カバー部材10が、フィルタエレメント40の一端と軸方向に対向する内壁13を備えるので、フィルタエレメント40が軸方向へ移動してコネクティングチューブ30から外れることを防止することができる。
また、本実施形態に係るエアクリーナ1は、コネクティングチューブ30が取付孔21を閉塞する外シール部32を備えているので、エアクリーナ1内がダストサイドとして構成されるので該外シール部32は、クリーンサイドほどの高いシール性能は必要なく簡易なシール構造を採用することができる。
なお、本実施形態に係るエアクリーナ1において、ケース部材20とカバー部材10は、ビスなどの締結手段を用いて互いに組み付けられる場合について説明を行ったが、ケース部材20とカバー部材10を互いにヒンジなどで開閉可能に組み付けるように構成しても構わない。
また、本実施形態に係るエアクリーナ1において、コネクティングチューブ30は、ケース部材20に形成した取付孔21に挿入して取り付ける場合について説明を行ったが、図7に示すように、ケース部材20´に切欠き29aを形成し、該切欠き29aを閉塞板29bで閉塞し、閉塞板29bとケース部材20´とでコネクティングチューブ30を挟み込む構成としても構わない。このとき、閉塞板29bは、挿入方向に沿ってケース部材20´の壁面と嵌合する嵌合部29cが形成されており、該嵌合部29cに倣って閉塞板29bを組み付けることで組立作業を容易に行うことができる。また、ケース部材20´の内部は、ダストサイドとなるため、嵌合部29cによる簡易的なラビリンスシールであっても十分なシール性を確保することができる。
また、コネクティングチューブ30の挿入部33は、円筒状に形成した場合について説明を行ったが、円滑な吸気を行うためにその先端形状を外方に拡径した所謂ファンネル形状としても構わない。
また、カバー部材10に形成した内壁13は、フィルタエレメント40の端板42と対向するように形成した場合について説明を行ったが、内壁はカバー部材10をケース部材20に組付けた際にフィルタエレメント40が軸方向に脱落することを防止することができればよく、カバー部材10の内周壁からフィルタエレメント40に向かってリブなどを突出させて構成しても構わない。
さらに、フィルタエレメント40の接合した端板42は、合成樹脂によって構成された場合について説明を行ったが、合成樹脂に限らず例えば金属やエラストマなどで構成しても構わない。
また、保持部22は、底面27から開口端に向かって立設する断面略C字状に形成した場合について説明を行ったが、フィルタエレメント40を挟持することができればこのような形状に限られず例えば、C字形状を複数に分割して構成しても構わない。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれうることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 エアクリーナ, 10 カバー部材, 11 流入口, 12 通路, 13 内壁, 20 ケース部材, 21 取付孔, 22 保持部, 23 リブ, 24 ブローバイ室, 25 ブローバイ導入口, 26 蓋部材, 27 底面, 30 コネクティングチューブ, 31 流出口, 32 外シール部, 33 挿入部, 34 内シール部, 35 ブローバイ接続口, 36 フランジ部, 37 連結部, 40 フィルタエレメント, 41 濾過手段, 42 端板, 43 接続口。
Claims (5)
- コネクティングチューブが取り付けられる取付孔が形成されたケース部材と流入口が形成されたカバー部材を組み合わせて内部を中空に形成し、該内部に円筒状のフィルタエレメントを収納したエアクリーナであって、
前記フィルタエレメントは、軸方向の両端に取り付けられた一対の端板と、一方の前記端板から軸方向に延設形成された筒状の接続口に前記コネクティングチューブが接続されると共に、側面に濾過手段を備え、
前記コネクティングチューブの一端は流出口が形成され、他端は前記接続口内に挿入される挿入部と、前記挿入部と概略同軸に形成されると共に前記接続口の外周と気密に接続する内シール部を備え、
前記ケース部材は、前記接続口とともに前記内シール部を挟持する保持部を備えることを特徴とするエアクリーナ。 - 請求項1に記載のエアクリーナにおいて、
前記内シール部の端部は径方向に拡径するフランジ部を備え、
前記フランジ部は、前記端板と前記保持部の端面に挟持されることを特徴とするエアクリーナ。 - 請求項1又は2に記載のエアクリーナにおいて、
前記ケース部材は、内燃機関のブローバイガスを還流するブローバイ室を備え、
前記コネクティングチューブは、前記ブローバイ室と接続するブローバイ接続口が形成されることを特徴とするエアクリーナ。 - 請求項3に記載のエアクリーナにおいて、
前記ブローバイ室は、前記ケース部材に形成した凹部を蓋部材で閉塞して形成したことを特徴とするエアクリーナ。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のエアクリーナにおいて、
前記カバー部材は、前記フィルタエレメントの前記接続口が形成されていない端板と対向する内壁を備えることを特徴とするエアクリーナ。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161109 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20161109 |