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JP2015101236A - スタビライザ支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】スタビライザを支持するブラケットが固定されるサスペンションメンバの取付部の強度を向上させたスタビライザ支持構造を提供する。
【解決手段】車両のサスペンションメンバ10の取付部10pにブラケット20が締結されている。取付部10pは、本体部31と、本体部31から屈曲して延びたサポート部32とを有する補強部材30によって補強されている。サスペンションメンバ10の取付部10pの裏面には、補強部材30の本体部31が結合されている。サスペンションメンバ10における取付部10pに対して角度をなして立設している立設部12bに、補強部材30のサポート部32が結合されている。補強部材30によって補強された取付部10pにブラケット20が締結されることにより、サスペンションメンバ10にスタビライザが取り付けられている。
【選択図】図4

Description

この発明は、車両にスタビライザを固定するスタビライザ支持構造に関する。
特許文献1に記載のスタビライザ支持構造では、サスペンションメンバに固定される左右一対ブラケットによってスタビライザを支持している。
特開2006−282004号公報
ところで、車輪側からスタビライザに荷重が作用すると、スタビライザを支持しているブラケットに反力が作用し、サスペンションメンバにおけるブラケットが固定されている取付部に応力が発生する。そのため、特許文献1に記載のスタビライザ支持構造のように、ブラケットによってスタビライザを支持するスタビライザ支持構造では、ブラケットが固定されるサスペンションメンバの取付部の強度を確保する必要がある。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スタビライザを支持するブラケットが固定されるサスペンションメンバの取付部の強度を向上させたスタビライザ支持構造を提供することにある。
上記課題を解決するためのスタビライザ支持構造は、車両のサスペンションメンバに締結されるブラケットと、本体部から屈曲して延びたサポート部を有する屈曲した補強部材と、を備えるものである。スタビライザ支持構造では、サスペンションメンバにおける前記ブラケットが取り付けられる取付部の裏面に補強部材の本体部が結合されるとともに、同サスペンションメンバにおける前記取付部に対して角度をなして立設している部分に補強部材における前記サポート部が結合されることによって前記取付部が補強され、補強部材によって補強された前記取付部にブラケットが締結されてサスペンションメンバにスタビライザが取り付けられている。
上記構成によれば、裏面に補強部材を結合させて補強した取付部にブラケットを締結させることになる。したがって、スタビライザを支持するブラケットが固定されるサスペンションメンバの取付部の強度を向上させることができる。
また、上記構成では、サスペンションメンバのうち、取付部に対して角度をなして立設している部分に、補強部材における本体部から屈曲して延びたサポート部を結合させている。こうした構成によれば、スタビライザから受ける反力がブラケットに作用したときに、応力が取付部に垂直応力として作用するほか、サポート部とサスペンションメンバとが結合している部分に剪断応力として作用するようになる。したがって、ブラケットが締結される取付部のみに補強部材が結合されている場合と比較して、応力の集中が抑制されるとともに、剪断応力として応力を受けることができるようになり、取付部の変位が抑制されるようになる。すなわち、上記構成によれば、取付部の強度を向上させてスタビライザの支持剛性を向上させることができる。
補強部材としては、例えば、本体部とサポート部とが垂直をなすように屈曲しているものが採用可能である。
スタビライザに荷重が作用すると、ブラケットには同ブラケットを取付部から引き離す方向の反力が作用する。上記構成によれば、このときにブラケットを介して取付部に入力される荷重の多くを、サポート部において剪断応力として受けることができるようになる。したがって、取付部の変位を効果的に抑制することができる。
ブラケットとしては、例えば、スタビライザを跨ぐように延びる帯状をなし、スタビライザを挟んで位置する両端部がサスペンションメンバにそれぞれ締結されるものが採用可能である。こうしたブラケットを採用する場合には、ブラケットの両端部に位置する締結点同士を結ぶ直線とサポート部とが平行になる向きで、補強部をサスペンションメンバに結合させることが可能である。
上記構成のように、ブラケットが、スタビライザを跨ぐように延びる帯状をなし、スタビライザを挟んで位置する両端部がサスペンションメンバにそれぞれ締結されている場合には、ブラケットにおける2つの締結点の間に位置する支持部がスタビライザと当接してスタビライザを支持していることになる。そのため、車輪側からスタビライザに荷重が作用すると、ブラケットには、支持部をサスペンションメンバから引き離すような反力が作用する。こうした反力がブラケットに作用すると、ブラケットが締結されている取付部には2つの締結点同士を結ぶ直線と平行且つ同取付部と垂直な面内における曲げ荷重が作用する。
上記構成によれば、補強部材が、ブラケットの両端部に位置する締結点同士を結ぶ直線とサポート部とが平行になる向きでサスペンションメンバに結合されているため、上記の曲げ荷重による応力はサポート部に剪断応力として作用するようになる。したがって、上記構成によれば、より効果的にスタビライザの支持剛性を向上させることができる。
補強部材としては、例えば、その端部にフランジが立設されているものが採用可能である。
上記構成によれば、補強部材の強度を向上させることができるため、補強部材を小型化、軽量化することができる。
フランジは、例えば、補強部材における本体部からサポート部に亘る屈曲している部分の両脇に沿って設けることが可能である。
補強部材は、ブラケットに作用する反力を受けて、本体部とサポート部との間の屈曲している部分のなす角度が広がったり狭まったりするように変形するおそれがある。上記構成によれば、屈曲している部分の両脇に沿ってフランジが設けられているため、こうした補強部材の変形が生じにくくなる。したがって、補強部材の強度を向上させ、スタビライザの支持剛性をさらに向上させることができる。
スタビライザを支持するブラケットとサスペンションメンバの斜視図。 サスペンションメンバの裏面の一部を拡大して示す部分拡大図。 ブラケット及び補強部材が取り付けられる位置を示すサスペンションメンバの部分拡大図。 ブラケット及び補強部材が取り付けられた状態のサスペンションメンバの部分拡大図。 ブラケットを締結した状態のサスペンションメンバの取付部の断面図。 別の実施形態におけるサスペンションメンバの補強部材が取り付けられた部分の部分拡大図。
以下、スタビライザ支持構造の一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。なお、各図面では、各図面に示された部材における車両に組み付けられたときに車両前方になる方向を矢印Fで示し、車両後方になる方向を矢印Rで示している。また、同様に各図面に示された部材における車両に組み付けられたときに上方になる方向を矢印Uで示し、下方になる方向を矢印Lで示している。さらに、各図面に示された部材における車両に組み付けられたときに車幅方向になる方向を矢印Wで示している。
図1に示すように、車両の下部に取り付けられるサスペンションメンバ10では、車両に組み付けられたときに内側に隠れる車両側の面である表面11に、ブラケット20が固定されている。ブラケット20は、車幅方向に間隔をあけて対になるように固定されている。そして、図1に二点鎖線で示すように、この一対のブラケット20によって車幅方向に延びているスタビライザ15が支持されることにより、同スタビライザ15がサスペンションメンバ10に取り付けられている。
ブラケット20は、スタビライザ15を跨ぐように延びる帯状をなしている。ブラケット20は、スタビライザ15に沿って湾曲した形状をなして同スタビライザ15を支持する支持部21と、スタビライザ15を挟んで位置するとともに支持部21からそれぞれ車両前後方向に延びる端部22,23と、を有している。なお、端部22,23のうち、端部22は車両後方側に位置する端部であり、端部23は車両前方側に位置する端部である。そして、端部22に形成された孔部22aに締結部材B1が、端部23に形成された孔部23aに締結部材B2が挿通されることにより、端部22,23がサスペンションメンバ10の表面11にそれぞれ締結されている。
図2に示すように、サスペンションメンバ10の裏面12には、車幅方向の両端部に、平面部12aに対して角度をなして立設している立設部12bがそれぞれ設けられている。立設部12bは、車幅方向で互いに対向するように位置している。そして、立設部12bは、平面部12aに対して垂直をなすように立設しており、車両前後方向に沿って延びている。なお、平面部12aは、同サスペンションメンバ10の表面11におけるブラケット20の端部23が取り付けられる取付部10pの裏面に相当する部分である。
図2に示すように、平面部12aには、補強部材30が固定されている。補強部材30は屈曲した金属板であり、本体部31と、同本体部31から屈曲して延びたサポート部32と、を有している。補強部材30は、本体部31とサポート部32とが垂直をなすように屈曲している。
補強部材30は、本体部31が平面部12aに沿うように、またサポート部32が立設部12bに沿うように配設されている。そして、本体部31は、結合部31b,31cにおいてスポット溶接等により結合され、平面部12aと結合されている。また、サポート部32は、結合部32aにおいてスポット溶接等により立設部12bと結合されている。
図3に示すように、サスペンションメンバ10には、車両前後方向に並んで位置する孔部10a,10bが形成されている。なお、孔部10bは取付部10pに形成されている。孔部10a,10bのうち、孔部10aにブラケット20の端部22の孔部22aが重なるとともに、孔部10bにブラケット20の端部23の孔部23aが重なるように、サスペンションメンバ10の表面11にブラケット20が取り付けられる。また、孔部10bに補強部材30の本体部31の孔部31aが重なるように、サスペンションメンバ10の裏面12に補強部材30が取り付けられる。
そして、図4に示すように、ブラケット20の端部22の孔部22aと、サスペンションメンバ10の孔部10aと、に締結部材B1が挿通されることにより、ブラケット20の端部22がサスペンションメンバ10に締結される。この締結部材B1は、例えばボルトとナットとから構成されている。そして、例えば、サスペンションメンバ10の表面11側からボルトが孔部22aと孔部10aとに挿通され、孔部10aから突出したボルトの端部にナットを裏面12側から螺合させることにより、ブラケット20の端部22とサスペンションメンバ10とが締結される。
また、図4に示すように、ブラケット20の端部23の孔部23aと、サスペンションメンバ10の孔部10bと、補強部材30の本体部31の孔部31aと、に締結部材B2が挿通されることにより、ブラケット20の端部23及び補強部材30の本体部31がサスペンションメンバ10に締結される。この締結部材B2は、例えばボルトとナットとから構成されている。そして、例えば、サスペンションメンバ10の表面11側からボルトが孔部23aと孔部10bと孔部31aとに挿通され、孔部31aから突出したボルトの端部にナットを裏面12側から螺合させることにより、ブラケット20の端部23及び補強部材30の本体部31とサスペンションメンバ10とが締結される。そして、これにより、ブラケット20及び補強部材30は、サスペンションメンバ10の厚み方向で、その端部23と本体部31とが重なるように取り付けられることとなる。
また、上述したとおり、補強部材30は、本体部31が結合部31b,31cによってサスペンションメンバ10の裏面12の平面部12aと結合されており、サポート部32が結合部32aによってサスペンションメンバ10の裏面12の立設部12bと結合されている。これにより、補強部材30は、ブラケット20の端部22,23の締結部材B1,B2による締結点である孔部22a,23a同士を結ぶ直線に対して、すなわち車両前後方向に対して、サポート部32が平行になる向きでサスペンションメンバに結合されている。
次に、本実施形態のスタビライザ支持構造の作用について図5を参照して説明する。
図5に示すように、サスペンションメンバ10の裏面12の平面部12aに補強部材30が結合されることにより、ブラケット20が取り付けられるサスペンションメンバ10の取付部10pが補強されている。
車輪側からスタビライザ15に荷重が作用すると、ブラケット20にはスタビライザ15から受ける反力が作用する。こうして反力がブラケット20に作用したときには、応力がブラケット20とサスペンションメンバ10との取付部10pに垂直応力として作用するほか、補強部材30のサポート部32とサスペンションメンバ10が結合している結合部32aに剪断応力として作用するようになる。
また、車輪側からスタビライザ15に荷重が作用すると、ブラケット20には、矢印で示すように、支持部21をサスペンションメンバ10から引き離すような反力が作用する。こうした反力がブラケット20に作用すると、ブラケット20が固定されているサスペンションメンバ10の取付部10pに曲げ荷重が作用することとなる。こうして取付部10pに作用する曲げ荷重は、ブラケット20の端部22,23における締結部材B1,B2による締結点同士を結ぶ直線、すなわち車両前後方向と平行、且つ同取付部10pと垂直な面内において作用することとなる。
本実施形態の補強部材30は、サポート部32が車両前後方向に沿うようにサスペンションメンバ10に結合されることにより、サポート部32がブラケット20の端部22,23に位置する締結点同士を結ぶ直線と平行になる向きで結合された状態となっている。このため、上記の曲げ荷重による応力は、補強部材30のサポート部32において剪断応力として作用するようになる。
上述したスタビライザ支持構造によれば以下の効果を奏することができる。
(1)サスペンションメンバ10の裏面12に補強部材30を結合させて補強した取付部10pにブラケット20を締結させることになる。したがって、スタビライザ15を支持するブラケット20が固定されるサスペンションメンバ10の取付部10pの強度を向上させることができる。
(2)サスペンションメンバ10の裏面12のうち、取付部10pに対して角度をなして立設している立設部12bに、補強部材30における本体部31から屈曲して延びたサポート部32を結合させている。こうした本実施形態によれば、スタビライザ15から受ける反力がブラケット20に作用したときに、応力が取付部10pに垂直応力として作用するほか、サポート部32とサスペンションメンバ10とが結合している結合部32aに剪断応力として作用するようになる。したがって、ブラケット20が締結される取付部10pのみに補強部材30が結合されている場合と比較して、応力の集中が抑制されるとともに、剪断応力として応力を受けることができるようになり、取付部10pの変位が抑制されるようになる。すなわち、本実施形態によれば、取付部10pの強度を向上させてスタビライザ15の支持剛性を向上させることができる。
(3)スタビライザ15に荷重が作用すると、ブラケット20には同ブラケット20を取付部10pから引き離す方向の反力が作用する。本実施形態のスタビライザ支持構造では、補強部材30の本体部31とサポート部32とが垂直をなすように屈曲している。そのため、このときの応力の多くを、サポート部32において剪断応力として受けることができるようになる。したがって、ブラケット20とサスペンションメンバ10との取付部10pの変位を効果的に抑制することができる。
(4)本実施形態のように、ブラケット20が、スタビライザ15を跨ぐように延びる帯状をなし、その両端部22,23がサスペンションメンバ10にそれぞれ締結されている場合には、ブラケット20における2つの締結点の間に位置する支持部21がスタビライザ15と当接してスタビライザ15を支持していることになる。そのため、スタビライザ15に荷重が作用すると、上述したとおり、ブラケット20に作用する反力により、ブラケット20が締結されている取付部10pには2つの締結点同士を結ぶ直線と平行且つ同取付部10pと垂直な面内における曲げ荷重が作用するようになる。本実施形態では、補強部材30が、ブラケット20の両端部22,23に位置する締結点同士を結ぶ直線とサポート部32とが平行になる向きでサスペンションメンバ10に結合されている。そのため、上記の曲げ荷重による応力がサポート部32に剪断応力として作用するようになる。したがって、本実施形態によれば、効果的にスタビライザ15の支持剛性を向上させることができる。
なお、上述の実施形態は以下のように変更して実施することもできる。
・図6に示すように、補強部材30に替えて、フランジ43を備えた補強部材40を設けるようにすることもできる。なお、補強部材40では、本体部41からサポート部42に亘る屈曲している部分の両脇に沿う端部40sにフランジ43を立設させている。こうした形態によれば、上記実施形態で得ることのできる効果に加えて、以下の効果を奏することができる。
(5)補強部材40の強度を、補強部材30の強度よりも向上させることができるため、補強部材40を小型化、軽量化することができる。
(6)補強部材40は、ブラケット20に作用する反力を受けて、本体部41とサポート部42との間の屈曲している部分のなす角度が広がったり狭まったりするように変形するおそれがある。上記変形例によれば、屈曲している部分の両脇に沿った端部40sにフランジ43が設けられているため、こうした補強部材40の変形が生じにくくなる。したがって、補強部材40の強度を向上させ、スタビライザ15の支持剛性を向上させることができる。
・図6に示す変形例のフランジ43は、サスペンションメンバ10に結合される補強部材40の全てに採用してもよいし、いずれか1つの補強部材40に採用してもよい。
・図6に示す変形例において、補強部材40の端部40sのいずれか一方のみにフランジ43を立設させてもよい。
・図6に示す変形例において、補強部材40の端部全体にフランジ43を立設させてもよい。
・図6に示す変形例において、フランジ43を、補強部材40の端部のうち、端部40sには立設させず、同端部40s以外の部分に立設させるようにしてもよい。こうした形態によっても、上記変形例で得ることのできる効果(5)と同様の効果を奏することはできる。
・補強部材30,40のサスペンションメンバ10への固定態様は、サポート部32,42が車両前後方向に沿うように固定される態様に限定されない。例えば、サポート部32,42が車幅方向に沿うように補強部材30,40をサスペンションメンバ10に固定するとともに、サスペンションメンバ10の裏面12のうち、サポート部32,42に沿うように立設した立設部に同サポート部32,42を結合させるようにしてもよい。こうした形態によれば、上記実施形態で得ることのできる効果(1)〜(3)と同様の効果を奏することができる。
・補強部材30,40は、本体部31,41とサポート部32,42とが垂直をなすものに限らない。例えば、本体部31,41とサポート部32,42との間の屈曲している部分のなす角度が直角よりも大きい角度であってもよいし、直角よりも小さい角度であってもよい。こうした形態によれば、上記実施形態で得ることのできる効果(1)、(2)及び(4)と同様の効果を奏することができる。
・ブラケット20と補強部材30,40とは、それぞれ別の締結部材を用いてサスペンションメンバ10に結合させるようにしてもよい。こうした形態においても、ブラケット20の端部23が締結される取付部10pに補強部材30,40を結合させるようにすれば、同補強部材30,40によって取付部10pを補強することができる。
・上記変形例において、補強部材30,40の本体部31,41を締結部材に替えて、溶接等によってサスペンションメンバ10に結合させてもよい。
・補強部材30,40は、結合部31b,31c,32aを締結部材によって締結してサスペンションメンバ10に結合させてもよい。
・ブラケット20の端部22とサスペンションメンバ10の厚み方向で重なるサスペンションメンバ10の裏面12の位置に補強部材30,40を結合することにより、ブラケット20の端部22が締結されるサスペンションメンバ10の取付部を補強部材30,40によって補強するようにしてもよい。なお、こうしたブラケット20の端部22が締結される取付部の補強は、上記実施形態で例示したブラケット20の端部23が締結される取付部10pの補強と併せて行ってもよいし、同取付部10pの補強に替えて行ってもよい。
・一対のブラケット20のうち、いずれか一方のブラケット20の取付部10pに応力が作用しにくい場合には、他方のブラケット20の取付部10pのみを補強部材30,40によって補強するようにしてもよい。
10…サスペンションメンバ、10p…取付部、11…表面、12…裏面、12a…平面部、12b…立設部、15…スタビライザ、20…ブラケット、21…支持部、22,23,40s…端部、30,40…補強部材、31,41…本体部、31b,31c,32a…結合部、32,42…サポート部、43…フランジ、B1,B2…締結部材。

Claims (5)

  1. 車両のサスペンションメンバに締結されるブラケットと、
    本体部から屈曲して延びたサポート部を有する屈曲した補強部材と、を備え、
    前記サスペンションメンバにおける前記ブラケットが取り付けられる取付部の裏面に前記補強部材の本体部を結合するとともに、同サスペンションメンバにおける前記取付部に対して角度をなして立設している部分に前記補強部材における前記サポート部を結合することによって前記取付部を補強し、
    前記補強部材によって補強された前記取付部に前記ブラケットを締結して前記サスペンションメンバにスタビライザを取り付けた
    スタビライザ支持構造。
  2. 前記補強部材は、前記本体部と前記サポート部とが垂直をなすように屈曲している
    請求項1に記載のスタビライザ支持構造。
  3. 前記ブラケットは、前記スタビライザを跨ぐように延びる帯状をなし、前記スタビライザを挟んで位置する両端部が前記サスペンションメンバにそれぞれ締結されるものであり、
    前記補強部材は、前記ブラケットの両端部に位置する締結点同士を結ぶ直線と前記サポート部とが平行になる向きで前記サスペンションメンバに結合されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスタビライザ支持構造。
  4. 前記補強部材の端部にフランジが立設されている
    請求項1〜3の何れか一項に記載のスタビライザ支持構造。
  5. 前記補強部材における前記本体部から前記サポート部に亘る屈曲している部分の両脇に沿って前記フランジが設けられている
    請求項4に記載のスタビライザ支持構造。
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