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JP2015100863A - ロボットの教示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボットの教示作業を短時間で行う。【解決手段】ロボットアーム201を、ハンドモジュール202により作業を行うときの作業姿勢に動作させる(姿勢決め工程)。前記作業姿勢のロボットアーム201の基端を移動可能に支持した状態で、ハンドモジュール202により作業を行う作業位置にハンドモジュール202を位置決めする(位置決め工程)。位置決め工程では、ロボット200を保持する位置決め治具800にロボット200を保持させて、ハンドモジュール202を位置決めする。位置決め工程にてハンドモジュール202が位置決めされた状態で、ロボットアーム201の基端を固定する(固定工程)。固定工程にてロボットアーム201の基端が固定された後、ロボット200を位置決め治具800から取り外す(取り外し工程)。【選択図】図2

Description

本発明は、ロボットに対して教示する教示方法に関する。
近年、小型で複雑な構造をした製品の組み立てに対する自動化の要求が高まっており、これらの製品は、小型の多関節のロボットで、高速かつ微妙な力制御を伴って精密な組み付けを行う必要がある。多関節のロボットは、ロボットアームと、ロボットの手先となる、ロボットアームの先端に取り付けられたエンドエフェクタと、からなる。ロボットにおいては、従来から様々なキャリブレーション装置や方法が提案されている。ロボットの機構パラメータとして、関節原点、リンク寸法、ツール寸法などがあるが、これらに誤差があるとロボットの手先の位置決め精度が低下する。つまり、ロボットアームの基端を原点とする座標系を基準にロボットアームの位置を指令して、ロボットアームを動作させるが、これら機構パラメータの誤差により、ロボット手先の位置決め精度が低下する。
ロボットのキャリブレーションは、これらの機構パラメータの誤差を同定し、補正することにより、ロボット手先の位置決め精度を向上させるものである。このキャリブレーションの作業は、生産ラインにロボットを組み込まない状態(オフライン)で行われる。しかし、ロボットのキャリブレーションを行った後であっても、ロボットを実際の生産ラインに組み込んだときには、ワークに対し、ロボットの手先の位置がずれることがある。そのため、生産ラインにロボットを組み込んだ状態(オンライン)で、ワークに作業を施す作業座標に、ロボットの手先のエンドエフェクタ座標を一致させるよう、ロボットに対し教示を行う、所謂オンライン教示を行っている(特許文献1参照)。
特開2010−160671号公報
従来行っていたオンライン教示は、作業座標とエンドエフェクタ座標とが一致するよう、作業者が、ロボットを目視しながらティーチングペンダントを操作してロボットを動作させ、指令に対するロボットの位置関係を、コントローラに記憶させるものであった。
従って、作業者が目視しながらティーチングペンダントを操作してロボットを動作させてロボットの位置及び姿勢を調整する必要があったため、ロボットに対する教示を行う教示作業が煩雑であり、教示作業に長時間要していた。
そこで、本発明は、ロボットの教示作業を短時間で実現することを目的とするものである。
本発明は、基端が支持体に支持される多関節のロボットアームと、前記ロボットアームの先端に取り付けられたエンドエフェクタとを有し、フロアに設置されるロボットを教示するロボットの教示方法において、前記ロボットアームを、前記エンドエフェクタにより作業を行うときの作業姿勢に動作させる姿勢決め工程と、前記作業姿勢の前記ロボットアームの基端を移動可能に支持した状態で、前記エンドエフェクタにより作業を行う作業位置に前記エンドエフェクタを位置決めする位置決め工程と、前記位置決め工程にて前記エンドエフェクタが位置決めされた状態で、前記ロボットアームの基端を固定する固定工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ロボットに対する教示が簡略化されるので教示に要する時間を短縮することができ、よって、生産ラインの停止時間が短時間となり、生産ラインにおける生産能力が向上する。
第1実施形態に係るロボット装置の概略構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係るロボットの教示方法を説明するための図である。 第1実施形態に係るロボットの教示方法を示すフローチャートである。 第1実施形態における位置決め工程を示す概要図である。 第1実施形態におけるロボットアームと架台との取り付け構造を示す説明図である。 第2実施形態に係るロボット装置の概略構成を示す斜視図である。 第2実施形態に係るロボットの教示方法を示すフローチャートである。 第2実施形態におけるロボットアームと架台との取り付け構造を示す説明図である。 第3実施形態におけるロボットアームと架台との取り付け構造を示す説明図である。 第4実施形態におけるロボットアームと架台との取り付け構造を示す説明図である。 第5実施形態におけるロボットアームと架台との取り付け構造を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るロボット装置の概略構成を示す斜視図である。ロボット装置100は、生産装置であり、生産作業を行う垂直多関節のロボット200と、ロボット200の動作を制御するロボット制御部であるロボットコントローラ300と、を備えている。また、ロボット装置100は、ロボット200に対し教示を行う教示装置としてのティーチングペンダント400を備えている。ティーチングペンダント400は、ロボットコントローラ300にケーブルで接続されており、ロボットコントローラ300は、ロボット200にケーブルで接続されている。
ロボット200は、生産ラインに配置された、支持体である架台500に支持され、ワークWは、架台500の近傍に配置された作業台600に載置される。架台500及び作業台600は、フロアF上に固定されている。ロボット200は、架台500上に固定されることで、フロアF上に架台500を介して設置されている。
ロボット200は、多関節(多軸)、例えば6軸のロボットアーム201と、ロボットアーム201の先端に取り付けられた、エンドエフェクタとしてのハンドモジュール202と、を有している。第1実施形態では、ハンドモジュール202が、ロボット200の手先を構成している。ハンドモジュール202は、ワークWや治工具を把持するための可動機構を有している。可動機構は、複数のフィンガーと、複数のフィンガーを接近又は離間させる電動モータとを有し、複数のフィンガーによる把持又は把持解放を実現している。
ロボットアーム201の基端は、架台500に固定するための固定部であるフランジ状のアームベース203である。アームベース203が締結具であるねじ701で架台500の支持面に締結固定されている。これにより、ロボット200は、架台500に対して移動しないように固定されている。
ロボットコントローラ300は、ロボットアーム201及びハンドモジュール202の動作を制御し、ロボット200に、作業台600上にてワークWの組立作業や、ワークWの供給排出エリア(不図示)への搬送作業などの生産作業を行わせる。
なお、ロボット200は、ロボットアーム201の先端に掛かる力(トルク)を検出する力覚センサSを搭載していても良く、また各関節を動かすための電動モータMへの出力電流から力(トルク)を検出するようにしてもよい。なお、図1では電動モータMは1つのみ図示されているが、各関節に電動モータMが配置されている。
図2は、ロボット200の教示方法を説明するための図であり、図3は、ロボット200の教示方法を示すフローチャートである。なお、図2(a)に示すように、アームベース203には、ねじ701が挿通される貫通孔702が形成されている。また、作業台600には、図2(b)に示すように、位置決め治具800がねじ等で固定されている。位置決め治具800の材質は、例えばSUS304である。ハンドモジュール202には、ハンドモジュール202を位置決め治具800に固定具であるねじ80で固定するため、ねじ80に螺合するねじ穴205が形成されている。ねじ80は、例えばM8ねじである。
ここで、ロボットアーム201の基端に設定された座標P1(X1,Y1,Z1)をベース座標、ハンドモジュール202に設定された座標P2(X2,Y2,Z2)をエンドエフェクタ座標とする。また、位置決め治具800に設定された座標P3(X3,Y3,Z3)を作業座標とする。作業台600はフロアFに固定され、位置決め治具800は作業台600に固定されているので、作業座標P3(X3,Y3,Z3)は、フロアFを基準としている。つまり、位置決め治具800は、フロアFに対して位置決めされている。
まず、ロボットコントローラ300は、作業者によるティーチングペンダント400の操作により、ロボット200を、オフライン、即ち生産ラインに組み込まない状態で、ロボットアーム201を位置決め用の姿勢に動作させる(S1:姿勢決め工程)。
ロボットアーム201における位置決め用の姿勢は、生産作業上で最も高い位置精度を必要とする工程における作業姿勢に決めるのが好ましいが、それ以外の生産作業を行うときの作業姿勢でもよい。なお、ロボットアーム201を架台500に仮固定した状態でロボットアーム201を作業姿勢に動作させてもよい。
その後、ロボット200を生産ライン、即ち架台500に移動させてハンドモジュール202を位置決め治具800にねじ80で固定することで、作業座標P3に対しエンドエフェクタ座標P2を位置決め固定する(S2:位置決め工程)。これにより、エンドエフェクタ座標P2と作業座標P3との相対位置精度が確保される。なお、ロボットアーム201を架台500に仮固定していた場合には、仮固定を解除した状態でステップS2を行えばよい。
位置決め治具800は、作業台600に固定されたことでフロアFに対して位置決めされているので、この位置決め治具800に保持(固定)されたハンドモジュール202は、フロアFに対して位置決めされたこととなる。
固定した相対位置は、エンドエフェクタ座標P2と作業座標P3との位置関係を再現した位置とする。これにより、フロアFに対して位置決めしたハンドモジュール202とロボットアーム201の姿勢により、アームベース203のフロアFに対する位置は一義的に決まる。
このとき、ロボットアーム201の基端であるアームベース203は、架台500に対して固定されておらず、移動可能に作業者やクレーン等で支持されて、自由端となっている。
図4は、位置決め工程を示す概要図である。図4(a)は、ロボットアーム201、架台500、及びハンドモジュール202の位置決め精度が良く、かつロボットアーム201の製作精度が良い場合を示している。図4(a)に示すように、作業座標P3とベース座標P1とを精度良く合わせることで、エンドエフェクタ座標P2と作業座標P3の相対位置を精度良く確保することができる。しかし、ロボットアーム201の製作精度が低い場合又は位置決め精度が低い場合は、図4(b)に示すように、作業座標P3とベース座標P1とを精度良く合わせても、エンドエフェクタ座標P2と作業座標P3との相対位置を精度良く確保することができない。そのため、本実施形態では、図4(c)に示すように、作業座標P3とエンドエフェクタ座標P2を直接合わせることで、相対位置精度を確保している。
即ち、ステップS2では、ステップS1で設定した作業姿勢のロボットアーム201の基端が架台500から取り外されて移動可能となっている状態で、ハンドモジュール202によりワークWに作業を施す作業位置にハンドモジュール202を位置決めする。作業位置は、フロアFに固定された作業台600に対する位置、即ちフロアFに対する位置である。換言すれば、作業位置は、ワールド座標系における位置である。
その際、ステップS2では、ハンドモジュール202を保持する位置決め治具800にハンドモジュール202を固定することで、ハンドモジュール202を、ワークWに作業を施す所定の姿勢でフロアFに対して位置決めする。位置決めは、ハンドモジュール202を位置決め治具800に平面突き当て方式により行うことで、1/100程度の位置決め精度を確保している。
なお、本実施形態では、ハンドモジュール202を位置決め治具800に固定する場合について説明したが、これに限定するものではなく、ロボットアーム201を位置決め治具に固定するようにしてもよい。即ち、ロボット200を位置決め治具で固定すればよい。
その後、ステップS2にてハンドモジュール202が位置決めされた状態で、ロボットアーム201のアームベース(基端)203をねじ701により架台500に固定する(S3:固定工程)。
図5は、ロボットアーム201と架台500との取り付け構造700を示す説明図であり、図5(a)は取り付け構造700の平面図、図5(b)は取り付け構造700の断面図である。取り付け構造700は、ねじ701、アームベース203に形成された貫通孔702、半円ワッシャー703、アームベース203に形成されたすり鉢溝704、調整部材としての調整用シム705、及び架台500に形成されたねじ穴706で構成される。すり鉢溝704は、貫通孔702に対応する位置であって、ねじ701の頭が配置される側に形成されている。半円ワッシャー703及び調整用シム705は、例えばSUS304を加工して製作され、架台500は、例えばSS400を用いて製作されている。ねじ穴706は、ねじ701が螺合するように形成されている。アームベース203と架台500は、半円ワッシャー703を介して、ねじ701により締結固定している。
調整用シム705は、アームベース203と架台500との間、即ちアームベース203と架台500との互いに対向する締結面の間に挿入され、各面の法線に傾きを持って挟み込まれて、ねじ701により締結される。この調整用シム705により、架台500に対するロボット200の姿勢が調整される。また、ねじ701の頭とすり鉢溝704との間には半円ワッシャー703が配置されている。従って、アームベース203の締結面の法線が架台500の締結面の法線に対して傾きを持っていても、ねじ701から発生する締結力を半円ワッシャー703全面で受けることができる。これにより、半円ワッシャー703とアームベース203との間に最適な摩擦力を発生させて、アームベース203を架台500に固定できる。
次いで、ステップS3にてロボットアーム201のアームベース203が架台500に固定された後、ハンドモジュール202を位置決め治具800から取り外す(S4:取り外し工程)。
以上、第1実施形態によれば、ハンドモジュール202に設定したエンドエフェクタ座標P2を作業座標P3に一致させることができ、ロボット200に対する教示を簡略化して、教示に要する時間を短縮することができる。よって、生産ラインの停止時間が短時間となり、生産ラインにおける生産能力が向上する。つまり、短時間でのロボット装置100の立ち上げを実現することができる。しかも、ハンドモジュール202を、位置決め治具800を用いて位置決めしているので、従来のように、作業者がティーチングペンダントを用いて教示を行う場合に比べ、高精度且つ短時間で教示作業を完了させることができる。
また、ロボット200のオンライン教示が不要であるため、ロボット200の設置時間のみの短時間停止で、生産ラインを稼働させることができるため、生産能力を向上することができる。また、ロボット200のメンテナンスなどの入れ替え作業においても、オンライン教示が不要であるため、ロボット200の設置時間のみの短時間停止で、生産ラインを稼働させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係るロボットの教示方法について説明する。図6は、本発明の第2実施形態に係るロボット装置の概略構成を示す斜視図である。なお、第2実施形態において、上記第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
ロボット装置100Aは、生産装置であり、生産作業を行う垂直多関節のロボット200Aと、ロボット200Aの動作を制御するロボット制御部であるロボットコントローラ300と、を備えている。また、ロボット装置100Aは、ロボット200Aに対し教示を行う教示装置としてのティーチングペンダント400を備えている。
ロボット200Aは、ロボットアーム201と、ロボットアーム201の先端に取り付けられた、エンドエフェクタとしてのハンドモジュール202Aと、を有している。ロボットアーム201のアームベース203が締結具であるねじ701Aで架台500の支持面に締結固定されている。これにより、ロボット200Aは、架台500に対して移動しないように固定されている。
第2実施形態では、位置決め治具800Aと、ハンドモジュール202Aとの位置決め構造が上記第1実施形態と異なる。位置決め治具800Aは、作業台600に下端面が固定され、上端面がハンドモジュール202Aを支持する支持面である本体801Aと、本体801Aから突出する複数の位置決めピン802Aと、を有している。ハンドモジュール202Aには、複数の位置決めピン802Aが挿通される複数の位置決め穴が形成されている。ハンドモジュール202Aの各穴に、位置決め治具800Aの各ピン802Aが挿入され、ハンドモジュール202Aが本体801Aに支持されることで、ハンドモジュール202Aが位置決め治具800Aに位置決め保持される。
ロボット200Aは、上記第1実施形態と同様、ハンドモジュール202Aに掛かる力を検出する力覚センサSと、各関節を駆動する電動モータMとを有している。なお、図6では電動モータMは1つのみ図示されているが、各関節に電動モータMが配置されている。力覚センサSは、力が掛かると部品が変形し、その部品に設けられた微小ギャップの変化を読み取る静電方式を用いている。ロボットコントローラ300は、電動モータMへ電流を出力する手段と、電動モータMへ電流を出力する手段における出力電流(使用電流)を計測する計測手段とを有している。また、ロボットコントローラ300は、力覚センサSの力の検出値、又は力の検出値として電動モータMへの出力電流の検出値を表示する表示部を有している。
ロボットアーム201の基端に設定された座標P1(X1,Y1,Z1)をベース座標、ハンドモジュール202Aに設定された座標P2(X2,Y2,Z2)をエンドエフェクタ座標とする。また、位置決め治具800Aに設定された座標P3(X3,Y3,Z3)を作業座標とする。
図7は、ロボット200Aの教示方法を示すフローチャートである。まず、ロボットコントローラ300は、作業者によるティーチングペンダント400の操作により、ロボット200Aを、オフライン、即ち生産ラインに組み込まない状態で、ロボットアーム201を位置決め用の姿勢に動作させる(S11:姿勢決め工程)。
ロボットアーム201における位置決め用の姿勢は、生産作業上で最も高い位置精度を必要とする工程における作業姿勢に決めるのが好ましいが、それ以外の生産作業を行うときの作業姿勢でもよい。
その後、ロボット200Aを生産ライン、即ち架台500に移動させてハンドモジュール202Aを位置決め治具800Aに保持させることで、作業座標P3に対しエンドエフェクタ座標P2を位置決め固定する(S12:位置決め工程)。第2実施形態では、ハンドモジュール202Aの位置決めは、作業台600に取り付けた位置決め治具800Aの本体801Aから延びる複数(2本)の位置決めピン802Aを、ハンドモジュール202Aに形成した位置決め穴に挿入することで行われる。これにより、2/100程度の位置決め精度が確保される。このように、ハンドモジュール202Aを位置決め治具800AによりフロアFに対して位置決めすることで、座標P2と座標P3との相対位置精度が確保される。固定した相対位置は、エンドエフェクタ座標P2と作業座標P3との位置関係を再現した位置とする。これにより、位置決めしたハンドモジュール202とロボットアーム201の姿勢により、アームベース203の位置は一義的に決まる。
ハンドモジュール202Aの側面には、エンドエフェクタ座標P2との位置精度が確保されている突き当て面と精度の高い穴が形成されている。また、固定は例えばM8ねじを用いて行う。
その後、ステップS12にてハンドモジュール202Aが位置決めされた状態で、ロボットアーム201のアームベース(基端)203をねじ701Aにより架台500に固定する(S13:固定工程)。
図8は、ロボットアーム201と架台500との取り付け構造700Aを示す説明図であり、図8(a)は取り付け構造700Aの平面図、図8(b)は取り付け構造700Aの断面図である。取り付け構造700Aは、ねじ701A、アームベース203に形成された段付き貫通孔702A、長孔704Aが形成されたワッシャー703A、及び架台500に形成されたねじ穴705Aで構成される。ワッシャー703Aは、直径30[mm]のSUS304を加工して製作され、架台500はSS400を用いて製作されている。長孔704Aには、ねじ701Aの軸がスライド可能に挿通され、ねじ穴705Aは、ねじ701Aが螺合するように形成されている。アームベース203と架台500とは、段付き貫通孔702Aを介して、ねじ701Aにより締結固定している。
ワッシャー703Aの長孔704Aにより、架台500のねじ穴705Aに対して、アームベース203の位置ずれが吸収され、アームベース203を架台500に固定することができる。長孔704Aの長さは例えば20[mm]で製作されている。長孔704Aにより、ロボット200Aの製作精度によるずれを十分吸収し、安定したねじ締結を確保することができる。
なお、上記第1実施形態と同様に、架台500とアームベース203との間に、調整部材としての調整用シムを挿入して、架台500に対するアームベース203の姿勢を調整してもよい。
このとき、作業者は、ロボット200Aに作用する力の検出値を読み取り、作用した力の検出値が許容値以下であるか否かを判断する(S14)。
具体的には、作業者は、ロボット200Aの力覚センサSの力の検出値を読み取り、検出値が許容値以下であるか否かを判断する。あるいは、作業者は、電動モータMへの出力電流の変化を検出した検出値を読み取り、検出値が許容値以下であるか否かを判断する。モータ電流の変化を検出することは、ロボットアーム201の関節に発生している、姿勢を維持するためのモータ負荷を検出していることになる。つまり、ステップS14では、アームベース203の固定により発生したロボット200A全体の歪を検出している。
そして、ロボット200Aの歪が過大であった場合、即ち検出値が許容値を上回る場合には、ロボット200Aから位置決め治具800Aを取り外した際に歪の開放により、ハンドモジュール202Aの位置ずれが発生する。したがって、ステップS14において、検出値が許容値を上回る場合には、ステップS13にて、再度、アームベース203の固定のやり直しを行う。
これらステップS13,S14により、検出値が許容値以下となるように、位置決め治具800Aに保持されているアームベース203が架台500に固定される。
次に、力覚センサSによる検出値、電動モータMへの出力電流の変化を示す検出値が許容値以内の場合、ハンドモジュール202Aを保持している位置決め治具800Aを取り外す(S15:取り外し工程)。これにより、ロボット200Aの位置決め作業(教示作業)が完了する。なお、第2実施形態では、歪、及び電流の変化の閾値を7%程度とした。
以上、第2実施形態によれば、力覚センサSによる検出値、又は電動モータMへの出力電流の変化を示す検出値が、許容値以下となるようにアームベース203を架台500に取り付けているので、ロボット200Aの教示における位置決め精度が更に向上する。また、教示に要する時間も短縮され、ロボット装置100Aを短時間で立ち上げることができる。また、ロボット200Aのメンテナンスなどの入れ替え作業においても、ロボット200Aの設置時間のみの短時間停止で、生産ラインを稼働させることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係るロボットの教示方法について説明する。図9は、本発明の第3実施形態におけるロボットアームと架台との取り付け構造を示す説明図であり、図9(a)は取り付け構造の平面図、図9(b)は取り付け構造の断面図である。なお、第3実施形態において、上記第1、第2実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
第3実施形態では、ロボットの教示方法の各工程は、上記第1、第2実施形態と同様であり、固定工程における取り付け構造だけが上記第1、第2実施形態と異なる。
取り付け構造700Bは、ねじ701B、アームベース203に形成されたテーパ貫通孔702B、2重半円ワッシャー703B,704B、調整部材としての調整用シム705B、架台500に形成されたねじ穴706Bから構成される。
2重半円ワッシャー703B,704B、調整用シム705Bは、SUS304を加工して製作され、架台500はSS400を用いて製作されている。アームベース203と架台500は、2重半円ワッシャー703B,704Bを介して、ねじ701Bにより締結固定している。
調整用シム705Bは、アームベース203と架台500の締結面それぞれの法線に傾きを持った状態で挟み込むことで、ねじ701Bによる締結が確実に行われる。また、2重半円ワッシャー703B,704Bを、ねじ701Bのねじ頭とアームベース203とで挟み込むことで、ねじ701Bから発生するねじ締結力を2重半円ワッシャー703B,704B全周で受けることができる。したがって、アームベース203と2重半円ワッシャー704Bとの間に、最適な摩擦力を発生させて、架台500とアームベース203とを締結固定することができる。
また、貫通孔にテーパを持たせたテーパ貫通孔702Bを用いることで、架台500に対するアームベース203の大きな傾きに対しても対応することができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係るロボットの教示方法について説明する。図10は、本発明の第4実施形態におけるロボットアームと架台との取り付け構造を示す説明図であり、図10(a)は取り付け構造の平面図、図10(b)は取り付け構造の断面図である。なお、第4実施形態において、上記第1〜第3実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
第4実施形態では、ロボットの教示方法の各工程は、上記第1〜第3実施形態と同様であり、固定工程における取り付け構造だけが上記第1〜第3実施形態と異なる。
取り付け構造700Cは、アームベース203に形成された段付き貫通孔702C、接着剤701Cから構成される。固定工程において、液状の接着剤701Cをアームベース203の段付き貫通孔702Cに塗布し、例えば1昼夜放置して接着剤701Cを固化させることで、架台500に対するアームベース203の固定を行う。接着剤701Cはエポキシ樹脂系の接着剤を用いるのが好ましい。アームベース203と架台500は、接着剤701Cを介して固定している。接着剤701Cを用いたことで、ロボットの製作精度によるずれを十分吸収し、安定した固定を確保することができる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態に係るロボットの教示方法について説明する。図11は、本発明の第5実施形態におけるロボットアームと架台との取り付け構造を示す説明図であり、図11(a)は取り付け構造の平面図、図11(b)は取り付け構造の断面図である。なお、第5実施形態において、上記第1〜第4実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
第5実施形態では、ロボットの教示方法の各工程は、上記第1〜第4実施形態と同様であり、固定工程における取り付け構造だけが上記第1〜第4実施形態と異なる。
取り付け構造700Dは、アームベース203に形成されたねじ穴703D、埋込磁性体702D、磁石701Dから構成される。
固定工程において、アームベース203のねじ穴703Dに、埋込磁性体702Dをねじ込み、位置決めした後に、埋込磁性体702Dの架台500と反対側の面に磁石701Dを設置する。アームベース203は透磁率が小さいアルミニウムで形成されており、架台500と埋込磁性体702Dは透磁率が大きいSS400で形成されている。これにより、アームベース203が架台500に良好に固定される。
磁石701Dは直径20[mm]のネオジム磁石を用いるのが好適である。架台500に対するアームベース203の固定に、磁石701Dの磁力を用いたため、架台500上の任意の位置にアームベース203を固定することができる。そして、ロボットの製作精度によるずれを十分吸収し、安定した固定を確保することができる。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。
上記実施形態では、支持体としての架台500がフロアFに固定されており、固定工程にてロボットアームの基端を架台500に対して固定することで、フロアFに対して固定する場合について説明したが、これに限定するものではない。支持体が位置姿勢を調整できるよう構成されていれば、固定工程にてロボットアームの基端が固定された支持体を固定することで、ロボットアームの基端がフロアに対して固定されることになる。
また、上記実施形態では、位置決め治具が作業台に固定される場合について説明したが、これに限定するものではなく、位置決め治具がフロアに直接固定される場合であってもよい。また、エンドエフェクタを位置決め治具を用いずに位置決めできる場合には、位置決め治具を省略してもよい。
100…ロボット装置、200…ロボット、201…ロボットアーム、202…ハンドモジュール(エンドエフェクタ)、203…アームベース(ロボットアームの基端)、500…架台(支持体)、800…位置決め治具、W…ワーク

Claims (10)

  1. 基端が支持体に支持される多関節のロボットアームと、前記ロボットアームの先端に取り付けられたエンドエフェクタとを有し、フロアに設置されるロボットを教示するロボットの教示方法において、
    前記ロボットアームを、前記エンドエフェクタにより作業を行うときの作業姿勢に動作させる姿勢決め工程と、
    前記作業姿勢の前記ロボットアームの基端を移動可能に支持した状態で、前記エンドエフェクタにより作業を行う作業位置に前記エンドエフェクタを位置決めする位置決め工程と、
    前記位置決め工程にて前記エンドエフェクタが位置決めされた状態で、前記ロボットアームの基端を固定する固定工程と、を備えたことを特徴とするロボットの教示方法。
  2. 前記位置決め工程では、前記ロボットを保持する位置決め治具に前記ロボットを保持させて、前記エンドエフェクタを位置決めし、
    前記固定工程にて前記ロボットアームの基端が固定された後、前記ロボットを前記位置決め治具から取り外す取り外し工程を、更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のロボットの教示方法。
  3. 前記固定工程では、前記ロボットに作用する力を検出し、前記力の検出値が許容値以下となるように、前記位置決め治具に保持されている前記ロボットの前記ロボットアームの基端を固定することを特徴とする請求項2に記載のロボットの教示方法。
  4. 前記ロボットが、前記力を検出する力覚センサを有することを特徴とする請求項3に記載のロボットの教示方法。
  5. 前記ロボットアームが、関節を駆動する電動モータを有し、前記電動モータへの出力電流により前記力を検出することを特徴とする請求項3に記載のロボットの教示方法。
  6. 前記固定工程では、前記ロボットアームの基端を、前記フロアに固定された前記支持体に固定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のロボットの教示方法。
  7. 前記固定工程では、前記ロボットアームの基端を、締結具を用いて前記支持体に固定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のロボットの教示方法。
  8. 前記固定工程では、前記ロボットアームの基端を、接着剤を用いて前記支持体に固定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のロボットの教示方法。
  9. 前記固定工程では、前記ロボットアームの基端を、磁石を用いて前記支持体に固定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のロボットの教示方法。
  10. 前記固定工程では、前記ロボットアームの基端と前記支持体との間に調整部材を挿入して、前記支持体に対する前記ロボットの姿勢を調整することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のロボットの教示方法。
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