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JP2015089065A - 通信装置及びその通信方法、通信制御装置、告知放送システム、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

通信装置及びその通信方法、通信制御装置、告知放送システム、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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JP2015089065A
JP2015089065A JP2013228211A JP2013228211A JP2015089065A JP 2015089065 A JP2015089065 A JP 2015089065A JP 2013228211 A JP2013228211 A JP 2013228211A JP 2013228211 A JP2013228211 A JP 2013228211A JP 2015089065 A JP2015089065 A JP 2015089065A
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良博 柿内
Yoshihiro Kakiuchi
良博 柿内
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NEC Platforms Ltd
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Abstract

【課題】 複雑な設定を必要とせずに、所望する動作を容易に実行することができ、操作性に優れた通信装置等を提供する。【解決手段】 通信装置1は、設定情報101に基づいて、自装置の設定を変更し、受付期間内に入力情報102が与えられた際に、入力情報102が登録情報であると判別し、登録情報であると判別した場合に、登録情報と関連付けられた所定の動作を実行する発信制御部2を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、配信されるコンテンツに応じて、そのコンテンツを受信する端末装置を制御する技術分野に関する。
告知放送システムは、大別して、例えば、公共施設等のセンターに設置された告知放送設備と、そのシステムに加入する利用者宅に設置された告知放送受信端末装置(以降、本願では、単に「受信端末装置」と称する)とにより構成されている。この告知放送設備と受信端末装置との間は、IP(Internet_Protocol)ネットワーク網等により通信可能に接続されていることが知られている。また、係る告知放送システムには、音声により入力された情報を配信する形態だけでなく、例えば、電話機から受け付けた音声を配信するページング放送と呼ばれる形態も存在する。
まず、当該告知放送設備は、IPネットワーク網を介して受信端末装置に対して音声情報等を含む各種情報を配信する。当該受信端末装置は、例えば、告知放送設備から配信された音声情報を再生する。ここで、当該告知放送システムにおいて配信する内容としては、災害時の避難警報等のように緊急性を要する緊急放送のほかに、催し物の案内等の行政からの情報提供を目的とする緊急性を要しない放送も含まれる。
当該受信端末装置は、利用者にIP電話サービスを提供することが可能なVoIP−TA(Voice_over_Internet_Protocol−Terminal_Adapter)機能を、さらに備えることが知られている。これにより、当該告知放送システムは、受信端末装置を導入する利用者間の通話料を低減するなどのメリットを提供するだけでなく、さらに、利用者の利便性を向上する。
ここで、本願出願に先立って存在する関連技術としては、例えば、特許文献1乃至特許文献3がある。
特許文献1は、告知放送装置の再放送方式に関する技術を開示する。特許文献1に開示されたシステムは、電話機と加入者放送装置とを有する加入者装置と、その加入者装置に対して放送信号を送信する告知放送装置とを備える。当該告知放送装置は、放送する内容を録音した録音データと、当該システムに加入する加入者を識別可能な加入者番号とを含む情報を保持する。これにより、例えば、放送された内容を聞き逃した加入者は、当該電話機を用いて当該告知放送装置に対して再放送するように要求する。次に、当該告知放送装置は、加入者から受け付けた再放送要求と、加入者が再放送を要求する際に用いた当該電話機の電話番号とに基づいて、所望の録音データを選定する。さらに、当該告知放送装置は、選定した録音データを、放送信号として当該加入者放送装置に対して送信することができる。
次に、特許文献2は、TCP(Transmission_Control_Protocol)/IP網での簡易アクセスによる情報提供または取得の方法及びそのTCP/IP通信システム、並びにプログラムに関する技術を開示する。より具体的に、特許文献2に開示された運営サイト通信システムは、発信者の電話番号と、その発信者の電話番号に関連付けられた各種情報とを格納するデータベースを備える。例えば、交換機は、利用者が携帯端末を用いて短縮番号を発呼することによって、その短縮番号を受け付けると共に、短縮番号に関連付けられた電話番号へ接続する。さらに、当該運営サイト通信システムは、発信者の電話番号に関連付けられた情報を抽出する。また、当該運営サイト通信システムは、当該発信者の電話番号からメールアドレスを生成すると共に、生成したメールアドレス宛てに抽出した情報を送信する。これにより、利用者は、簡易なアクセス操作によって、各種情報を取得することができる。
特許文献3は、告知放送システムに関する技術を開示する。特許文献3に開示された告知放送システムは、音声情報を含む告知放送信号を送信するセンター装置と、センター装置から受信した告知放送信号に含まれる音声情報を出力する受信機とを備える。より具体的に、利用者は、電話機を用いてセンター装置に接続する。次に、当該センター装置は、電話機から通話信号を受信する。当該センター装置は、受信した通話信号に含まれる電話番号に基づいて、その電話番号に関連付けられた個別アドレスをメモリから取得する。さらに、当該センター装置は、取得した個別アドレスと、当該通話信号に含まれる音声情報とを含む告知放送信号を生成する。受信機は、告知放送信号を当該センター装置から受信した際に、その告知放送信号に含まれる個別アドレスと、予め格納された個別アドレスとが合致するか否かを判別する。受信機は、告知放送信号に含まれる個別アドレスと、予め格納された個別アドレスとが合致する場合に、当該受信した告知放送信号に含まれる音声情報を出力する。これにより、利用者は、外出先から家族に伝言を残すことができる。
特開平08−107391号公報 特開2002−366677号公報 特開2010−045656号公報
ここで、一般的に知られた告知放送システム200について図19を参照して説明する。図19は、一般的に知られた告知放送システムの構成を例示する図である。
告知放送システム200は、放送制御装置201、ページング放送装置202、告知放送配信装置203、呼制御装置204、告知放送受信端末205、VoIP−TA206及び電話機207を備える。
ここでは、説明の便宜上、一例として、告知放送システム200において告知放送を配信する際の構成について説明する。まず、利用者に対して告知放送を提供するに際して必要となる構成要素は、放送制御装置201、ページング放送装置202、告知放送配信装置203及び告知放送受信端末205である。これら構成要素は、IPネットワーク網210を介して通信可能に接続(以下、本願では、「通信可能に接続」を単に「接続」と略称する)されている。
尚、説明及び図示の便宜上、図19において表現を省略した告知放送システム200は、IPネットワーク網210を介して1つ以上(つまり、多台数)の告知放送受信端末205を有する。また、告知放送配信装置203は、その1つ以上の告知放送受信端末205に対して告知放送を配信する。
より具体的に、放送制御装置201は、不図示の音声入力装置(例えば、図12に示すマイク67)から入力された音声信号を、音声情報(音声データ)に変換する機能を有する。また、放送制御装置201は、告知放送を配信する日時(配信日時)、告知放送を配信する地域(配信地域)及び告知放送を配信する対象者(配信する対象者)等を設定する機能を有する。放送制御装置201は、これら音声情報と設定情報とを告知放送配信装置203に対して送信する機能を有する。
ページング放送装置202は、電話機から入力された音声信号を、音声情報に変換する機能を有する。また、ページング放送装置202は、電話機から入力されたダイヤル番号を解析することによって、配信日時、配信地域及び配信する対象者等を設定する機能を有する。ページング放送装置202は、これら音声情報と設定情報とを告知放送配信装置203に対して送信する機能を有する。このように、ページング放送装置202は、告知放送配信装置203と物理的に離れた遠隔地から放送を行うことができるという利便性を提供する。
告知放送配信装置203は、放送制御装置201、またはページング放送装置202から音声情報と設定情報とを受信すると共に、その受信した音声情報と設定情報とを記憶する機能を有する。また、告知放送配信装置203は、音声情報、設定情報に基づいて、どの放送コンテンツをいつ配信するか管理する放送スケジュールに従って放送コンテンツを告知放送受信端末205に対して配信する機能を有する。
告知放送受信端末205には、不図示のスピーカーが具備されている。告知放送受信端末205は、告知放送配信装置203から配信された告知放送を、スピーカーを利用することによって再生する。また、告知放送受信端末205は、接続された電話機207を用いることにより、一般的に知られたIP電話サービスや一般加入電話サービスを利用することが可能な機能を有する。
上述した告知放送システム200において告知放送を放送する際に、告知放送システム200が備える機能は、配信された告知放送を、即時に再生する通常の放送機能と、利用者が聞き漏らした放送を改めて再生する再放送機能(「留守録放送」とも記す)及び告知放送受信端末205に設けられた、例えば、安否確認ボタンを利用者に押下するよう催促する放送を再生すると共に、その再生後に利用者によるボタン押下の有無を監視する放送機能(「安否確認放送」とも記す)など、複数存在する。
次に、一例として、ここでは、告知放送システム200においてIP電話サービスを提供する際の構成について説明する。利用者にIP電話サービスを提供するに際して必要となる構成要素は、呼制御装置204、告知放送受信端末205、VoIP−TA206及び電話機207である。これら構成要素は、IPネットワーク網210及び一般加入電話回線網211を介して接続されている。
より具体的に、呼制御装置204は、IP電話サービスを利用する利用者の電話番号及びIPアドレスなどを管理すると共に、発信者と着信先とをつなぐ機能を有する。
電話機207は、告知放送受信端末205が導入されている家庭には、告知放送受信端末205に接続されている。また、電話機207は、IP電話サービスだけに加入している(つまり、告知放送受信端末205が導入されていない)家庭には、VoIP−TA206に接続されている。電話機207は、告知放送受信端末205が導入されていなく、且つIP電話サービスに加入していない、または通信ネットワークの上流において、その経路の一部がIP電話サービスに加入している家庭には、一般加入電話回線網211に接続されている。
告知放送受信端末205は、上述した告知放送を放送する機能だけでなく、音声信号からIPパケットに変換、またはIPパケットから音声信号に変換するVoIP−TA機能を有する。また、告知放送受信端末205は、IP電話としてIPネットワークに発着信する機能及び一般加入電話として一般加入電話網に発着信する機能を有する。これにより、利用者は、IP電話、または一般加入電話の発信通話および着信通話を実現することができる。
上述した通り、告知放送受信端末205は、告知放送に関する機能と、IP電話サービスに関する機能とを備えている場合であっても、その2つの機能の連携まではされていなかった。
そのため、コンテンツ提供者は、利用者から連絡を受けたい場合に、例えば、告知放送に連絡先を示す電話番号を含めて放送する。その放送を聴いた利用者は、放送に含まれる電話番号に電話をかけるという手順が必要だった。
ここで、コンテンツ提供者が利用者から連絡を受けたいケースとしては、一例として、通信販売の告知、犬や猫などのペットの行方に関する情報提供を依頼する告知及び複数の選択肢からなるアンケートに対して回答を依頼する告知などがあげられる。
例えば、通信販売の告知やペットの行方に関する情報提供の告知を聴いた利用者がその告知に興味を持った場合に、利用者は、告知放送に含まれる電話番号を記憶すると共に、その電話番号に電話をかける必要がある。しかしながら、当該利用者は、電話番号の桁数が多いために、その電話番号を覚えることができない虞がある。つまり、当該利用者は、コンテンツ提供者に連絡をしようという意志を持ったとしても行動に移さない可能性がある。そのため、当該利用者は、コンテンツ提供者に連絡する機会を損ねる。
また、コンテンツ提供者が複数の選択肢からなるアンケートに対する回答を、利用者から受けたい場合に、例えば、上述した告知放送受信端末205には、複数の選択肢を択一できるだけの手段(例えば、選択ボタンなど)が備わっていない。そのため、当該利用者は、アンケートに関する告知放送を聞いた場合であっても、そのアンケートに対して回答することができない。
上述した特許文献1及び特許文献3には、既に放送された告知放送を再放送する、または外出先から告知放送受信端末に伝言を残すことが記載されているに留まり、告知放送を聴いた利用者から連絡を受けることについて、考慮されておらず何ら述べられていない。また、特許文献1及び特許文献3に開示された技術では、桁数の多い電話番号を記憶する必要があるだけでなく、その桁数の多い電話番号をダイヤルする手間が発生する。
また、特許文献2には、電気通信事業者が提供する短縮電話番号サービスを利用することによって、短縮番号に対応づけられた電話番号を発呼する技術が開示されている。即ち、利用者は、当該短縮電話番号サービスを利用することにより発生する利用料金を支払う必要がある。さらに、コンテンツ提供者は、所望の告知放送を配信する(つまり、短縮電話番号サービスを利用する)たびに、電気通信事業者と契約する必要がある。
特許文献1乃至特許文献3に開示された技術では、告知放送に関する機能と、IP電話サービスに関する機能とを備えている場合であっても、その2つの機能の連携まではされていない。
本発明は、複雑な設定を必要とせずに、所望する動作を容易に実行することができ、操作性に優れた通信装置等を提供することを主たる目的とする。
上記の課題を達成すべく、本発明に係る通信装置は、以下の構成を備えることを特徴とする。
即ち、本発明に係る通信装置は、
1つ以上の登録情報と、その登録情報の数を示す登録情報数と、前記登録情報を受け付けることが可能な時間を示す受付時間と、前記登録情報毎に関連付けられた所定の動作の種別を示す動作種別と、前記所定の動作に関連する値を示す動作情報とが関連付けられた設定情報に基づいて、前記登録情報に応じて、前記所定の動作を実行可能なように自装置の設定を変更する制御部を備え、
前記制御部は、
入力情報が与えられた際に、該入力情報と前記登録情報とが同一か否かを判別し、同一であると判別した場合には、前記入力情報を与えられた時刻が前記受付時間内であるか否かを判別し、前記受付時間内であると判別した場合に、前記登録情報と関連付けられた前記所定の動作を実行する
ことを特徴とする。
或いは、同目的は、上記に示す通信装置を含む告知放送システムによっても達成される。
また、同目的を達成すべく、本発明に係る通信方法は、以下の構成を備えることを特徴とする。
即ち、本発明に係る通信方法は、
1つ以上の登録情報と、その登録情報の数を示す登録情報数と、前記登録情報を受け付けることが可能な時間を示す受付時間と、前記登録情報毎に関連付けられた所定の動作の種別を示す動作種別と、前記所定の動作に関連する値を示す動作情報とが関連付けられた設定情報に基づいて、前記登録情報に応じて、前記所定の動作を実行可能なように通信装置の設定を変更し、
入力情報が与えられるのに応じて、該入力情報と前記登録情報とが同一か否かを判別し、同一であると判別した場合には、前記入力情報を与えられた時刻が前記受付時間内であるか否かを判別し、前記受付時間内であると判別した場合に、前記登録情報と関連付けられた前記所定の動作を実行する
ことを特徴とする。
尚、同目的は、上記の各構成を有する通信装置及び通信方法を、コンピュータによって実現するコンピュータ・プログラム、及びそのコンピュータ・プログラムが格納されている、読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
本発明によれば、複雑な設定を必要とせずに、所望する動作を容易に実行することができ、操作性に優れた通信装置等を提供することができる。
本発明の第1の実施形態における通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における設定情報の構成を概念的に例示する図である。 本発明の第1の実施形態における通信装置が行う動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における通信装置が行う動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における設定情報の構成を概念的に例示する図である。 本発明の第3の実施形態における通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態における発信制御部から取得した端末IDを管理するデータベースの構成フォーマットを具体的に例示した図である。 本発明の第4の実施形態における通信装置を含む告知放送システムの全体構成を概念的に例示するブロック図である。 本発明の第4の実施形態における通信装置を含む告知放送受信端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態における告知放送配信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態における放送制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態におけるページング放送装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態におけるページング放送装置が行う電話機から放送コンテンツを受け付ける際の動作を示すフローチャート(シーケンス図)である。 本発明の第4の実施形態におけるページング放送装置が行う電話機から放送コンテンツを受け付ける際の動作を示すフローチャート(シーケンス図)である。 本発明の第4の実施形態における告知放送受信端末が行う「動作種別」が「電話」を示す場合の動作を示すフローチャート(シーケンス図)である。 本発明の第4の実施形態における告知放送受信端末が行う「動作種別」が「回答」を示す場合の動作を示すフローチャート(シーケンス図)である。 本発明の第4の実施形態における告知放送受信端末が行うダイヤル番号を受け付ける際の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態における告知放送受信端末が行うダイヤル番号を受け付ける際の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る各実施形態を実現可能な情報処理装置のハードウェア構成を例示的に説明するブロック図である。 一般的に知られた告知放送システムの構成を例示する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態における通信装置1の構成を示すブロック図である。
図1において、通信装置1は、発信制御部2を備える。
発信制御部2は、設定情報101を受信するのに応じて、その設定情報101に基づいて、予め登録された登録情報に応じて、所定の動作を実行可能なように自装置の設定を変更する。より具体的に、発信制御部2は、外部から与えられた入力情報102が登録情報(「短縮ダイヤル番号」)である場合に、その入力情報102に応じて、所定の動作を実行可能なように、設定情報101に基づき自装置の設定を切り替える。
また、発信制御部2は、入力情報102が登録情報である場合に、その登録情報に関連付けられた所定の動作を実行する。即ち、発信制御部2は、入力情報102が「短縮ダイヤル番号」である場合に、その「短縮ダイヤル番号」に関連付けられた所定の動作を実行する。
以下の説明において、説明の便宜上、本実施形態では、入力情報102は、例えば、電話機のダイヤルボタンが押下されるのに応じて、電話機から出力されるダイヤル番号である。
また、設定情報101は、例えば、不図示の告知放送配信装置(例えば、図19に示す告知放送配信装置203)から告知放送を配信する場合に、その告知放送に関する設定情報である。
より具体的に、設定情報101は、配信する放送コンテンツを識別可能な「コンテンツID(Identification」と、予め設定された1つ以上の短縮ダイヤルの番号を示す「短縮ダイヤル番号(登録情報)」と、「短縮ダイヤル番号」の数を示す「短縮ダイヤル数(登録情報数)」と、その短縮ダイヤル番号を受け付けた際に行われる所定の動作の種別を示す「動作種別」と、その所定の動作に関連する値を含む「動作情報」と、発信制御部2が短縮ダイヤル番号を受け付ける時間を示す「受付時間」とを含む。即ち、設定情報101は、コンテンツIDをキーとして、「短縮ダイヤル数」と、「短縮ダイヤル番号」と、「動作種別」と、「動作情報」と、「受付時間」とが関連付けられた情報である。
図2は、本発明の第1の実施形態における設定情報101の構成を概念的に例示する図である。
図2において1列目は、「コンテンツID」を示す。2列目は、「短縮ダイヤル数」を示す。3列目は、「短縮ダイヤル番号」を示す。4列目は、「動作種別」を示す。5列目は、「動作情報」を示す。6列目は、「受付時間」を示す。
より具体的に、「短縮ダイヤル番号(登録情報)」は、電話機により入力可能な値を、例えば、利用者が覚えやすいように1桁乃至4桁の値を組み合わせることにより定義された値である。但し、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成には限定されない(以下、各実施形態においても同様)。
「短縮ダイヤル数」は、「短縮ダイヤル番号」の数を示す値である。「短縮ダイヤル数」は、1つ以上の整数値により設定する構成を採用してもよい。より具体的に、一例として、自装置に4つの「短縮ダイヤル番号」を設定する場合に、「短縮ダイヤル数」は、「4」となる。
尚、利用者の利便性を考慮して、「短縮ダイヤル数」は、「0」乃至「5」の整数値に設定されることが望ましい。また、「短縮ダイヤル数」が「0」に設定された場合に、「短縮ダイヤル番号」は、ブランクとすることとする(例えば、図8に示す10行目)。
「動作種別」は、「短縮ダイヤル番号」を受け付けた際に、発信制御部2が行う所定の動作の種別を示す。一例として、「動作種別」は、所定の電話番号を発呼することを表す情報として、例えば、「電話」を含む。
「動作情報」は、所定の動作に関連する値である。より具体的に、一例として、「動作種別」が「電話」である場合に、「動作情報」は、所定の電話番号を示す値(以降、本願では、「電話番号を示す値」を単に「電話番号」と称する)である。但し、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成には限定されない(以下、各実施形態においても同様)。
「受付時間」は、発信制御部2が設定情報101を受信した時刻から「受付時間」までの間に亘って、外部から登録情報が与えられるのを受け付ける時間である。
尚、以下の説明において、説明の便宜上、本願では、設定情報101を受信した時刻から「受付時間」までの間を、受付期間と称する。
次に、発信制御部2は、設定情報101に基づいて、自装置の設定が完了したことを示す情報を外部装置に対して通知する。より具体的に、一例として、発信制御部2は、自装置の設定が完了したことを示す情報を含むパケットを、告知放送配信装置(不図示、例えば、図9に示す告知放送配信装置203)に対して送信する。これにより、自装置の設定が完了したことを示す情報を受信した告知放送配信装置は、告知放送の配信を開始することができる。
発信制御部2は、設定情報101を受信した時刻から「受付時間」までの間に亘って、入力情報102を受け付ける。
発信制御部2は、設定情報101を受信した時刻から「受付時間」までの間において、入力情報102を受け付けた場合に、入力情報102が登録情報と同じ値であるか否かを判別する。発信制御部2は、入力情報102と登録情報とが同じ値であると判別した場合に、登録情報に関連付けられた「動作種別」と「動作情報」とに基づき所定の処理を実行する。
尚、発信制御部2は、設定情報101を受信した時刻から「受付時間」までの間において、電話機より登録情報と異なる他のダイヤル番号を受け付けた場合に、その異なる他のダイヤル番号を発呼する。
また、発信制御部2は、設定情報101を受信した時刻から「受付時間」を経過した場合に、登録情報を受け付けることを解除する。即ち、発信制御部2は、受付期間を経過した場合に、登録情報の受け付けを終了する。
これにより、発信制御部2は、登録情報を受け付けた場合であっても、登録情報に関連付けられた「動作種別」と「動作情報」とに基づき処理を実行しない。発信制御部2は、入力情報102に基づき発呼する。
以下の説明において、より具体的に、本実施形態における通信装置1の動作について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態における通信装置1が行う動作を示すフローチャートである。係るフローチャートに沿って通信装置1の動作手順を説明する。
ここでは、説明の便宜上、一例として、告知放送配信装置(不図示)は、告知放送を配信する前に、通信装置1に対して設定情報101を含む放送開始制御パケットを送信することとする。また、告知放送配信装置から配信される告知コンテンツは、例えば、商品を紹介するメッセージと、その商品の購入を申し込む際の連絡先を示す短縮ダイヤル番号とを含むこととする。
また、設定情報101は、コンテンツIDの値を「1」、「短縮ダイヤル数」の値を「1」、「短縮ダイヤル番号」の値を「#1」、「動作種別」の値を「電話」、「動作情報」を「0312345678」及び「受付時間」の値を「3分」とする。さらに、入力情報102は、「#1」とする。
尚、説明の便宜上、上述した構成を例に説明するが、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成にはこれに限定されない(以下の実施形態においても同様)。
ステップS1:
発信制御部2は、設定情報101に基づいて、入力情報102が「短縮ダイヤル番号」(登録情報)である場合に、その入力情報102に応じて、所定の動作を実行可能なように自装置の設定を変更する(切り替える)。さらに、発信制御部2は、設定情報101に基づき、所定の動作を実行可能な状態に変更した際に、自装置の設定が完了したことを示す情報を含むパケットを、告知放送配信装置に対して送信する。
ここでは、発信制御部2は、設定情報101を受信した時刻から3分の間に亘って、外部から入力情報102として「#1」を受け付けた場合に、電話番号「0312345678」を発呼するよう自装置の設定を変更することとする。
また、係るパケットを受信した告知放送配信装置は、そのパケットを受信するのに応じて、告知放送の配信を開始することとする。告知放送を聴いた利用者は、告知放送に含まれる短縮ダイヤル番号を、電話機を用いてダイヤルすることとする。電話機は、ダイヤルボタンが押下されるのに応じて、そのダイヤル番号を入力情報102として出力することとする。
ステップS2:
発信制御部2は、入力情報102を受け付けるのに応じて、その入力情報102が「短縮ダイヤル番号」と同じ値であるか否かを判別する。
ステップS2において「YES」:
発信制御部2は、入力情報102が「短縮ダイヤル番号」と同じ値であるか否かを判別した結果、入力情報102と「短縮ダイヤル番号」とが同じ値であると判別した場合に、処理をステップS3に進める。
ステップS2において「NO」:
発信制御部2は、入力情報102が「短縮ダイヤル番号」と同じ値であるか否かを判別した結果、入力情報102と「短縮ダイヤル番号」とが同じ値でない(つまり、異なる)と判別した場合に、処理をステップS5に進める。
ステップS3:
発信制御部2は、入力情報102を受け付けた時刻が受付期間に含まれるか否か(つまり、受付期間内か否か)を判別する。
ここでは、発信制御部2は、入力情報102を受け付けた時刻が設定情報101を受信した時刻から「3分」以内であるか否かを判別することとする。
ステップS3において「YES」:
発信制御部2は、入力情報102を受け付けた時刻が受付期間内であるか否かを判別した結果、受付期間内であると判別した場合に、処理をステップS4に進める。
ステップS3において「NO」:
発信制御部2は、入力情報102を受け付けた時刻が受付期間内であるか否かを判別した結果、受付期間内でない(つまり、受付期間を経過した)と判別した場合に、処理をステップS5に進める。
ステップS4:
発信制御部2は、「動作種別」と「動作情報」とに基づき処理を実行する。即ち、発信制御部2は、「動作種別」が「電話」であるため、「短縮ダイヤル番号」に関連付けられた所定の電話番号に変換すると共に、その変換した所定の電話番号を発呼する。
ここでは、発信制御部2は、「動作情報」に含まれる「0312345678」を発呼することとする。
尚、上述した本実施形態では、説明の便宜上、一例として、発信制御部2は、ステップS2に示す処理を実行後に、ステップS3に示す処理を実行する構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されない。発信制御部2は、ステップS3に示す処理を実行後に、ステップS2に示す処理を実行する構成を採用してもよい。
ステップS5:
発信制御部2は、受け付けた入力情報102に基づき発呼する。より具体的に、発信制御部2は、受け付けたダイヤル番号を発呼する。
尚、発信制御部2は、発呼する電話番号がIP電話サービスを利用できる番号であれば、呼制御装置(不図示、例えば、図9に示す呼制御装置204)に発呼する。その一方で、発信制御部2は、発呼する電話番号がIP電話サービスを利用できない番号であれば、一般加入電話回線網に発呼する。
この発呼先の選定は、利用者が加入している電話サービスによって異なる。より具体的に、例えば、発信制御部2は、利用者が固定電話サービスに代わることのできる「プライマリ電話サービス」に加入している場合に、全ての電話番号を呼制御装置に発呼する。一方で、発信制御部2は、利用者が固定電話サービスとIP電話サービスとを併用する「セカンダリ電話サービス」に加入している場合に、緊急通報用電話番号である「110」や「119」等の特別番号及びフリーダイヤルの番号を一般加入電話回線網に発呼する。また、発信制御部2は、当該特別番号及びフリーダイヤルの番号以外の電話番号を呼制御装置に発呼する。発信制御部2がダイヤル番号を発呼する技術自体は、現在では一般的な技術を採用することができるので、本実施形態における詳細な説明は省略する(以下、各実施形態においても同様)。
また、上述した本実施形態では、説明の便宜上、一例として、発信制御部2は、所定の短縮ダイヤル番号をダイヤルされることに応じて、その短縮ダイヤル番号に関連付けられた所定の電話番号を発呼する構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されない。発信制御部2は、例えば、電話機がオフフック(つまり、受話器があげられた)状態を検知するのに応じて、所定の動作を実行する構成を採用してもよい。
その場合に、発信制御部2は、電話機のオフフック状態を検知するのに応じて、オフフック状態を検知した時刻が受付期間に含まれるか否か(つまり、受付期間内か否か)を判別する。発信制御部2は、入力情報102を受け付けた時刻が受付期間内であるか否かを判別した結果、受付期間内であると判別した場合に、「動作種別」と「動作情報」とに基づき処理を実行する。即ち、発信制御部2は、「動作情報」に含まれる所定の電話番号を発呼する。
さらに、上述した本実施形態では、説明の便宜上、一例として、通信装置1は、発信制御部2を備えると共に、発信制御部2が図3に示すフローチャートにおいて説明した処理を実行する構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されない。通信装置1は、例えば、発信制御部2を備えることなく、自装置と異なる他の制御部や外部装置が図3に示すフローチャートのステップS4において説明した登録情報と関連付けられた所定の動作を実行するように制御する通信制御装置として動作する構成を採用してもよい(以下、各実施形態においても同様)。
このように本実施の形態に係る通信装置1によれば、複雑な設定を必要とせずに、所望する動作を容易に実行することができ、優れた操作性を実現することができる。その理由は、以下に述べる通りである。
即ち、通信装置1の発信制御部2は、受信した設定情報101に基づいて、自装置の設定を変更することができる。そのため、例えば、利用者は、通信装置1の設定を変更する必要がない。また、発信制御部2は、短縮ダイヤル番号を受け付けるのに応じて、短縮ダイヤル番号に関連付けられた動作種別、動作情報に基づいて、処理を実行する。そのため、利用者は、短縮ダイヤル番号を容易に記憶することができるだけでなく、短縮ダイヤル番号を押下するだけで所望の動作を実行することができる。
また、コンテンツ提供者は、電気通信事業者と契約する必要がない。その理由は、発信制御部2は、配信する放送コンテンツに応じて、設定された設定情報101に基づいて、自装置の設定を変更することができるからである。
<第2の実施形態>
次に、上述した本発明の第1の実施形態に係る通信装置1を基本とする第2の実施形態について説明する。以下の説明においては、本実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明する。その際、上述した各実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明は省略する。
本発明の第2の実施形態における通信装置10について、図3乃至図6を参照して説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態における通信装置10の構成を示すブロック図である。図4において、通信装置10は、発信制御部11を備える。
本実施形態において、発信制御部11は、受け付けた入力情報102が登録情報(「短縮ダイヤル番号」)である場合に、その入力情報102を通知する機能を、さらに有する点が第1の実施形態において説明した通信装置1の発信制御部2と異なる。
より具体的に、発信制御部11は、設定情報101を受信した時刻から「受付時間」までの間に亘って、「短縮ダイヤル番号」を受け付けた場合に、その「短縮ダイヤル番号」を含むパケットを、例えば、不図示の告知放送配信装置(例えば、図9に示す告知放送配信装置203)に対して送信する。
以下の説明において、より具体的に、本実施形態における通信装置10の動作について説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態における通信装置10が行う動作を示すフローチャートである。係るフローチャートに沿って通信装置10の動作手順を説明する。図3に示すフローチャートにおいて説明した第1の実施形態と同様な動作については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明は省略する。
ここでは、説明の便宜上、一例として、告知放送配信装置(不図示)は、告知放送を配信する前に、通信装置10に対して設定情報101を含む放送開始制御パケットを送信することとする。また、告知放送配信装置から配信される告知コンテンツは、例えば、複数の選択肢からなるアンケートに対する回答を依頼するメッセージと、そのアンケートの選択肢と関連付けられた「短縮ダイヤル番号」とを含むこととする。
図6は、本発明の第2の実施形態における設定情報101の構成を概念的に例示する図である。
図6において1列目は、「コンテンツID」を示す。2列目は、「短縮ダイヤル数」を示す。3列目は、「短縮ダイヤル番号」を示す。4列目は、「動作種別」を示す。5列目は、「動作情報」を示す。6列目は、「受付時間」を示す。
より具体的に、図6に示すように、設定情報101は、コンテンツIDの値を「2」、「短縮ダイヤル数」の値を「4」、「短縮ダイヤル番号」の値を「#1、#2、#3及び#4」、「動作種別」の値を「回答」及び「受付時間」の値を「3分」とする。つまり、発信制御部11は、設定情報101に基づき「#1、#2、#3及び#4」の4つの「短縮ダイヤル番号」を、自装置に設定する。さらに、入力情報102は、「#2」とする。
尚、「動作情報」は、「動作種別」の値が「回答」である場合に、ブランクとすることとする。
また、説明の便宜上、上述した構成を例に説明するが、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成にはこれに限定されない(以下の実施形態においても同様)。
ステップS11:
発信制御部11は、受け付けた入力情報102に関連付けられた「動作種別」に基づいて、所定の動作の種別を判別する。より具体的に、発信制御部11は、受け付けた「短縮ダイヤル番号」に関連付けられた「動作種別」に基づいて、所定の動作の種別を判別する。
ステップS11において「YES」:
発信制御部11は、「動作種別」に基づいて、所定の動作の種別を判別した結果、「動作種別」が所定の電話番号を発呼することを表す「電話」である場合に、処理をステップS4に進める。
ステップS11において「NO」:
発信制御部11は、「動作種別」に基づいて、所定の動作の種別を判別した結果、「動作種別」が入力情報102を通知することを表す「回答」である場合に、処理をステップS12に進める。
ステップS12:
発信制御部11は、受け付けた入力情報102を外部装置に対して通知する。より具体的に、発信制御部11は、入力情報102を含むパケットを、外部装置に対して送信する。
ここでは、発信制御部11は、受け付けた短縮ダイヤル番号「#2」を含むパケットを、告知放送配信装置に対して送信することとする。
上述した本実施形態によれば、例えば、告知放送配信装置は、発信制御部11から入力情報102(つまり、「短縮ダイヤル番号」)を受信した場合に、受信した「短縮ダイヤル番号」に基づいて、「短縮ダイヤル番号」の数を管理することができる。一例として、複数の選択肢からなるアンケートに対する回答を依頼する場合に、コンテンツ提供者は、受け付けた「短縮ダイヤル番号」を含むパケットに基づき管理することによって、どの選択肢がいくつ選択されたかを把握することができる。
尚、上述した本実施形態では、説明の便宜上、一例として、発信制御部11は、短縮ダイヤル番号に関連付けられた電話番号を発呼する、または短縮ダイヤル番号を通知する構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されない。発信制御部11は、例えば、短縮ダイヤル番号に関連付けられた電子メールアドレスにメールを配信する構成を採用してもよい。また、発信制御部11は、例えば、短縮ダイヤル番号に関連付けられたFAX番号にFAXを送信する構成を採用してもよい。発信制御部11は、例えば、短縮ダイヤル番号に関連付けられたIPアドレスにメッセージを送信する構成を採用してもよい。
その場合に、設定情報101は、例えば、「短縮ダイヤル数」の値を「1」、「短縮ダイヤル番号」の値を「#1」、「動作種別」の値を「メール」、「動作情報」を「電子メールアドレス」及び「受付時間」の値を「3分」とする構成を採用することができる。
このように本実施の形態に係る通信装置10によれば、第1の実施形態において説明した効果を享受できると共に、さらに、複雑な設定を必要とせずに、所望する動作を容易に実行することができ、優れた操作性を実現することができる。
その理由は、通信装置10は、自装置に複数の選択肢を択一できるだけの手段が備わっていない場合であっても、受け付けた入力情報102を外部装置に対して送信することができるからである。そのため、例えば、利用者は、例えば、複数の選択肢からなるアンケートに対して回答することができる。
<第3の実施形態>
次に、上述した本発明の第2の実施形態に係る通信装置10を基本とする第3の実施形態について説明する。以下の説明においては、本実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明する。その際、上述した各実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明は省略する。
本発明の第3の実施形態における通信装置20について、図5、図7及び図8を参照して説明する。
図7は、本発明の第3の実施形態における通信装置20の構成を示すブロック図である。図7において、通信装置20は、発信制御部21を備える。
本実施形態において、発信制御部21は、入力情報102を外部装置に対して通知する際に、さらに、自装置を一意に識別可能な識別情報も通知する機能を、有する点が第2の実施形態において説明した発信制御部11と異なる。即ち、発信制御部21は、入力情報102と、自装置の識別情報とを外部装置に対して通知する。
より具体的に、発信制御部21は、図5に示すステップS12において、受け付けた入力情報102を含むパケットを外部装置に対して送信する際に、例えば、自装置の端末ID(識別情報)を当該パケットに含めて送信する。
これにより、例えば、係るパケットを受信した外部装置は、どの通信装置20からパケットが送信されたかを、容易に管理できるだけでなく、同一の通信装置20から重複してパケットを受信することを抑制することができる。即ち、コンテンツ提供者は、アンケートに対する重複回答を防ぐことができる。また、例えば、端末IDと関連付けて通信装置20が設置されている地域を管理することによって、コンテンツ提供者は、アンケートに対する回答に地域差があるか等の分析を、さらに行うことができる。
その場合に、係る外部装置は、図8に示すデータベースのように「短縮ダイヤル番号」が選択された回数を示す「選択回数」と、「端末ID」とを、設定情報101と関連付けて管理する構成を採用してもよい。より具体的に、当該外部装置は、「選択回数」と、「端末ID」とを、「コンテンツID」と「短縮ダイヤル番号」と関連付けて管理する構成を採用してもよい。
図8は、本発明の第3の実施形態における発信制御部21から取得した端末IDを管理するデータベースの構成フォーマットを具体的に例示した図である。
図8において1列目は、「コンテンツID」を示す。2列目は、「短縮ダイヤル数」を示す。3列目は、「短縮ダイヤル番号」を示す。4列目は、「動作種別」を示す。5列目は、「動作情報」を示す。6列目は、「選択回数」を示す。7列目は、「端末ID」を示す。
より具体的に、図8において3行目は、端末ID「3」、端末ID「7」及び端末ID「8」を有する通信装置20から短縮ダイヤル番号「#1」と、自装置の端末IDとを含むパケットを受信したことを示す。また、3行目において「選択回数」は、端末ID「3」、端末ID「7」及び端末ID「8」を有する3つの通信装置20からパケットを受信したため、「3」となる。
尚、上述した本実施形態では、説明の便宜上、一例として、発信制御部21は、入力情報102と、自装置の端末IDとを含むパケットを送信する構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されない。発信制御部21は、入力情報102と、例えば、通信装置20の製造号機やMAC(Media_Access_Control)アドレス等の通信装置20を一意に特定することができる情報とを含むパケットを送信する構成を採用してもよい。また、例えば、発信制御部21は、さらに、自装置の故障情報や位置情報等の各種情報を、当該パケットに含めて送信する構成を採用してもよい。
このように本実施の形態に係る通信装置20によれば、各実施形態において説明した効果を享受できると共に、さらに、通信装置20から送信される情報に基づいて、入力情報102だけでなく、通信装置20に関する情報を管理することができる。その理由は、発信制御部21は、端末ID等の自装置に関する各種情報を外部機器に対して送信することができるからである。
<第4の実施形態>
次に、上述した本発明の第3の実施形態に係る通信装置20を基本とする実施形態について説明する。以下の説明においては、本実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明する。その際、上述した各実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明は省略する。
本発明の第4の実施形態における通信装置31について、図5、図9乃至図17を参照して説明する。
図9は、本発明の第4の実施形態における通信装置31を含む告知放送システム30の全体構成を概念的に例示するブロック図である。
図9において、告知放送システム30は、放送制御装置201と、ページング放送装置202と、告知放送配信装置203と、呼制御装置204と、通信装置31を含む告知放送受信端末33と、VoIP−TA206と、電話機207とを有する。
尚、以下の説明において、説明の便宜上、一例として、本実施形態では、告知放送受信端末33に接続された電話機207を第1電話機と称する。また、本実施形態では、VoIP−TA206に接続された電話機207を第2電話機と称する。
図10は、本発明の第4の実施形態における通信装置31を含む告知放送受信端末33の構成を示すブロック図である。図10において、通信装置31は、発信制御部32を備える。また、告知放送受信端末33は、第1通信部41と、第1記憶部42と、音声再生部43と、操作部44と、通知部45とを有する。
発信制御部32は、上述した各実施形態において説明した処理を実行するだけでなく、さらに、告知放送に関する機能を有する。
より具体的に、発信制御部32は、第1通信部41を介して告知放送配信装置203から受信した音声情報(音声データ)を第1記憶部42に格納する。発信制御部32は、受信した音声情報を、音声再生部43により内蔵、または外付けのスピーカ(不図示)から音声として再生する。また、発信制御部32は、例えば、再生音量を調整する調整用ツマミや利用者が聴き逃した告知放送を改めて再生する(留守録放送を再生する)再生用ボタンからなる操作部44を、操作されるのに応じて、第1記憶部42に格納された告知放送(つまり、音声情報)を音声再生部43により再生する。発信制御部32は、例えば、LED(Light_Emitting_Diode)ランプ等からなる通知部45に告知放送受信端末33の動作状況を表示する。
図11は、本発明の第4の実施形態における告知放送配信装置203の構成を示すブロック図である。図11において、告知放送配信装置203は、第1制御部51と、第2通信部52と、第2記憶部53と、データベース部54とを有する。
告知放送配信装置203は、第2通信部52を介して放送制御装置201、またはページング放送装置202から音声情報と設定情報とを受信すると共に、その受信した音声情報と設定情報とに基づいて、告知放送を配信することができる。
第1制御部51は、第2記憶部53に格納された制御プログラムに基づいて、告知放送配信装置203全体の制御を行う。第1制御部51は、第2通信部52を介して放送制御装置201、またはページング放送装置202から音声情報と設定情報とを受信すると共に、その受信した音声情報と設定情報とをデータベース部54に記憶する。
また、第1制御部51は、放送コンテンツ毎に設定情報、放送するスケジュール、配信する対象者情報、放送履歴及び繰り返して放送する場合に、その繰り返した回数に関する情報を関連付けてデータベース部54に記憶する。
第1制御部51は、告知放送を配信する際に、データベース部54からその告知放送に関連する情報(「コンテンツID」、「短縮ダイヤル数」、「短縮ダイヤル番号」、「動作種別」、「動作情報」及び「受付時間」)を抽出する。第1制御部51は、は、その抽出した設定情報に基づいて、設定情報101を生成する。さらに、第1制御部51は、第2通信部52を介して設定情報101を含む放送開始制御パケット103を、告知放送受信端末33に対して送信する。
次に、第1制御部51は、第2通信部52を介して告知放送受信端末33の発信制御部32から設定情報101に基づいて、自装置の設定が完了したことを示す情報を含むパケットを受信する。第1制御部51は、当該パケットを受信するのに応じて、告知放送の配信を開始すると共に、放送コンテンツである音声情報を告知放送受信端末33に対して送信する。
また、第1制御部51は、発信制御部32から入力情報102と、自装置の端末IDとを含むパケットを受信した場合には、入力情報102と端末IDとに基づいて、「選択回数」をカウントアップすると共に、そのカウントアップした値と端末IDとをデータベース部54に記憶する。
図12は、本発明の第4の実施形態における放送制御装置201の構成を示すブロック図である。図12において、放送制御装置201は、第2制御部61と、第3通信部62と、第3記憶部63と、表示部64と、入力部65と、第1変換部66と、マイク67とを有する。
放送制御装置201は、告知放送を配信する際に必要となる音声情報の入力と各種設定とを行うことができる。また、放送制御装置201は、その音声情報と設定情報とを告知放送配信装置203に対して送信することができる。
第2制御部61は、第3記憶部63に格納された制御プログラムに基づいて、放送制御装置201全体の制御を行う。
第2制御部61は、例えば、ディスプレイ等の表示部64に設定画面を出力する。第2制御部61は、コンテンツ提供者が表示部64に表示された設定画面を参照すると共に、キーボードやマウスなどの入力部65を用いて入力した告知放送を配信する配信日時、配信地域、配信する対象者等及び設定情報101に関する設定を第3記憶部63に記憶する。
第1変換部66は、マイク67から入力される音声をデジタルデータに変換すると共に、変換した音声情報を第3記憶部63に記憶する。
第2制御部61は、第3通信部62を介して告知放送配信装置203に対してそれら音声情報と設定情報とを送信する。
図13は、本発明の第4の実施形態におけるページング放送装置202の構成を示すブロック図である。図13において、ページング放送装置202は、第3制御部71と、第4通信部72と、第4記憶部73と、第2変換部74と、電話回線接続部75とを有する。
電話回線網76を介して電話回線接続部75に接続された電話機77は、告知放送を配信する際に必要となる音声情報と設定情報とをページング放送装置202に入力することができる。また、ページング放送装置202は、第4通信部72を介してその音声情報と設定情報とを告知放送配信装置203に対して送信することができる。
第3制御部71は、第4記憶部73に格納された制御プログラムに基づいて、ページング放送装置202全体の制御を行う。また、例えば、第4記憶部73に格納された制御プログラムには、音声や各種設定情報を入力する際に、コンテンツ提供者が容易に作業を進めることが可能なように音声ガイダンスを再生する処理を有する構成を採用してもよい。
第3制御部71は、電話機77から入力されるダイヤル番号を解析すると共に、その解析結果に基づき告知放送に関する設定情報を第4記憶部73に記憶する。
第2変換部74は、電話回線接続部75を介して電話機77から入力される音声をデジタルデータに変換すると共に、変換した音声情報を第4記憶部73に記憶する。
第3制御部71は、これら音声情報と設定情報とを第4通信部72を介して告知放送配信装置203に対して送信する。
以下の説明において、より具体的に、本実施形態におけるページング放送装置202の動作について説明する。
図14(図14A及び図14B)は、本発明の第4の実施形態におけるページング放送装置202が行う電話機77から放送コンテンツを受け付ける際の動作を示すフローチャート(シーケンス図)である。係るフローチャートに沿ってページング放送装置202と電話機77との動作手順を説明する。
ここでは、説明の便宜上、一例として、電話回線網76を介して電話機77から入力された音声情報を告知放送として配信することとする。
ステップS101:
電話機77は、所定の電話番号に発信する。
ステップS102:
電話回線接続部75は、電話回線網76を介して着信する。
ステップS103:
第3制御部71は、電話回線接続部75に着信すると、その着信に対して応答する。これにより、電話機77とページング放送装置202との通話は、確立すると共に、電話機77とページング放送装置202との双方から音声及びダイヤル信号を疎通可能な状態となる。
ここで、ダイヤル信号とは、ダイヤル信号として一般的に用いられるDTMF(Dual−Tone_Multi−Frequency)信号である。ダイヤル信号は、トーン信号、プッシュ信号とも呼ばれる。このDTMF信号は、2つの音声帯域周波数を組み合わせた音である。そのため、ダイヤル信号は、通話中であっても、音声と同様に伝搬する。また、ダイヤル信号は、発信時のダイヤル入力と同様に、1234567890*#などの情報を伝えることができる。
次に、第3制御部71は、第4通信部72を介して告知放送を行いたい地域の情報(例えば、エリアコード)を入力するように促すガイダンスを表す音声情報を電話機77に対して送信する。
ここで、エリアコードとは、告知放送を配信する地域、あるいは告知放送を配信するグループを指定するコードである。これにより、例えば、告知放送配信装置203は、特定の集落に向けて放送することができる。
例えば、係るガイダンスとしては、「エリアコードを入力して下さい。入力が終わりましたら#を入力して下さい。」というような音声メッセージを再生する構成を採用してもよい。当該ガイダンスは、音声情報として第4記憶部73に格納されていることとする(以下、各実施形態においても同様)。
尚、上述した本実施形態では、説明の便宜上、一例として、第3制御部71は、図14に示すステップS103においてエリアコードの入力を促すガイダンスを再生する構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されない。例えば、第3制御部71は、利用者の認証IDと暗証番号との入力を促すガイダンスを再生する構成を採用してもよい。その場合に、第3制御部71は、入力された認証IDと暗証番号とに基づいて、認証する構成を採用することができる。
ステップS104:
電話機77は、第3制御部71から受信したガイダンスを表す音声情報を再生する。
ステップS105:
電話機77は、利用者によりダイヤルボタンが押下されることによって、その押下されたダイヤル番号を第3制御部71に対して送信する。
ステップS106:
第3制御部71は、第4通信部72を介して電話機77からダイヤル番号を受信する。第3制御部71は、電話機77から受信したダイヤル番号を「エリアコード」として第4記憶部73に一時的に記憶する。さらに、第3制御部71は、第4通信部72を介して所望の「短縮ダイヤル番号数」を入力するように促すガイダンスを表す音声情報を電話機77に対して送信する。
例えば、係るガイダンスとしては、「短縮ダイヤル番号数を入力して下さい。入力が終わりましたら#を入力して下さい。」というような音声メッセージを再生する構成を採用してもよい。
ステップS107:
電話機77は、第3制御部71から受信したガイダンスを表す音声情報を再生する。
ステップS108:
電話機77は、利用者によりダイヤルボタンが押下されることによって、その押下されたダイヤル番号を第3制御部71に対して送信する。
ここでは、説明の便宜上、一例として、電話機77は、「短縮ダイヤル番号数」として「1」を第3制御部71に対して送信することとする。
ステップS109:
第3制御部71は、第4通信部72を介して電話機77からダイヤル番号を受信する。第3制御部71は、電話機77から受信したダイヤル番号を「短縮ダイヤル番号数」として第4記憶部73に一時的に記憶する。次に、第3制御部71は、第4通信部72を介して「短縮ダイヤル番号」を設定するか否かを選択するように促すガイダンスを表す音声情報を電話機77に対して送信する。
例えば、係るガイダンスとしては、「短縮ダイヤル番号を設定する場合は1を、設定しない場合は0を入力して下さい。」というような音声メッセージを再生する構成を採用してもよい。
ステップS110:
電話機77は、第3制御部71から受信したガイダンスを表す音声情報を再生する。
ステップS111:
電話機77は、利用者によりダイヤルボタンが押下されることによって、その押下されたダイヤル番号を第3制御部71に対して送信する。
ここでは、説明の便宜上、一例として、電話機77は、「短縮ダイヤル番号」を設定することを示す「1」を第3制御部71に対して送信することとする。
ステップS112:
第3制御部71は、第4通信部72を介して電話機77からダイヤル番号を受信する。第3制御部71は、受信したダイヤル番号に応じて、処理をステップS113、またはステップS128の何れかに進める。
より具体的に、第3制御部71は、受信したダイヤル番号が「1」を示す(つまり、短縮ダイヤル番号を設定する)場合に、処理をステップS113に進める。一方で、第3制御部71は、受信したダイヤル番号が「0」を示す(つまり、短縮ダイヤル番号を設定しない)場合に、処理をステップS128に進める。
ステップS113:
第3制御部71は、第4通信部72を介して「短縮ダイヤル番号」の入力を待ち受ける時間(つまり、所望の受付時間)を入力するように促すガイダンスを表す音声情報を電話機77に対して送信する。
例えば、係るガイダンスとしては、「短縮ダイヤル番号を待ち受ける時間を入力して下さい。入力が終わりましたら#を入力して下さい。」というような音声メッセージを再生する構成を採用してもよい。
ステップS114:
電話機77は、第3制御部71から受信したガイダンスを表す音声情報を再生する。
ステップS115:
電話機77は、利用者によりダイヤルボタンが押下されることによって、その押下されたダイヤル番号を第3制御部71に対して送信する。
ここでは、説明の便宜上、一例として、電話機77は、受付時間を3分に設定することを示す「3」を第3制御部71に対して送信することとする。
ステップS116:
第3制御部71は、第4通信部72を介して電話機77からダイヤル番号を受信する。第3制御部71は、電話機77から受信したダイヤル番号を「受付時間」として第4記憶部73に一時的に記憶する。次に、第3制御部71は、第4通信部72を介して所望の「動作種別」の入力を促すガイダンスを表す音声情報を電話機77に対して送信する。
例えば、係るガイダンスとしては、「電話番号の発信を希望する場合は1を、アンケートの回答を希望する場合は0を入力して下さい。」というような音声メッセージを再生する構成を採用してもよい。
ステップS117:
電話機77は、第3制御部71から受信したガイダンスを表す音声情報を再生する。
ステップS118:
電話機77は、利用者によりダイヤルボタンが押下されることによって、その押下されたダイヤル番号を第3制御部71に対して送信する。
ここでは、説明の便宜上、一例として、電話機77は、電話番号の発信を希望することを示す「1」を第3制御部71に対して送信することとする。
ステップS119:
第3制御部71は、第4通信部72を介して電話機77からダイヤル番号を受信する。第3制御部71は、電話機77から受信したダイヤル番号を「動作種別」として第4記憶部73に一時的に記憶する。次に、第3制御部71は、受信したダイヤル番号に応じて、処理をステップS120、またはステップS124の何れかに進める。
より具体的に、第3制御部71は、受信したダイヤル番号が「1」を示す(つまり、電話番号の発信を希望する)場合に、処理をステップS120に進める。一方で、第3制御部71は、受信したダイヤル番号が「0」を示す(つまり、アンケートの回答を希望する)場合に、処理をステップS124に進める。
ステップS120:
第3制御部71は、第4通信部72を介して所望の電話番号(連絡先電話番号)の入力を促すガイダンスを表す音声情報を電話機77に対して送信する。
例えば、係るガイダンスとしては、「連絡先の電話番号を入力して下さい。入力が終わりましたら#を入力して下さい。」というような音声メッセージを再生する構成を採用してもよい。
ステップS121:
電話機77は、第3制御部71から受信したガイダンスを表す音声情報を再生する。
ステップS122:
電話機77は、利用者によりダイヤルボタンが押下されることによって、その押下されたダイヤル番号を第3制御部71に対して送信する。
ここでは、説明の便宜上、一例として、電話機77は、電話番号を示す「0312345678」を第3制御部71に対して送信することとする。
ステップS123:
第3制御部71は、第4通信部72を介して電話機77からダイヤル番号を受信する。第3制御部71は、電話機77から受信したダイヤル番号を「動作情報」として第4記憶部73に一時的に記憶する。
ステップS124:
第3制御部71は、第4通信部72を介して所望の「短縮ダイヤル番号」の入力を促すガイダンスを表す音声情報を電話機77に対して送信する。
例えば、係るガイダンスとしては、「短縮ダイヤル番号を入力して下さい。入力が終わりましたら#を入力して下さい。」というような音声メッセージを再生する構成を採用してもよい。
ステップS125:
電話機77は、第3制御部71から受信したガイダンスを表す音声情報を再生する。
ステップS126:
電話機77は、利用者によりダイヤルボタンが押下されることによって、その押下されたダイヤル番号を第3制御部71に対して送信する。
ここでは、説明の便宜上、一例として、電話機77は、「短縮ダイヤル番号」を示す「81」を第3制御部71に対して送信することとする。
ステップS127:
第3制御部71は、第4通信部72を介して電話機77からダイヤル番号を受信する。第3制御部71は、電話機77から受信したダイヤル番号を「短縮ダイヤル番号」として第4記憶部73に一時的に記憶する。
ステップS128:
第3制御部71は、第4通信部72を介して告知放送として放送する音声の入力を促すガイダンスを表す音声情報を電話機77に対して送信する。
例えば、係るガイダンスとしては、「放送する音声を録音します。ピッと鳴りましたら音声を入力して下さい。終わりましたら#を入力して下さい。ピッ。」というような音声メッセージを再生する構成を採用してもよい。
ステップS129:
電話機77は、第3制御部71から受信したガイダンスを表す音声情報を再生する。
ステップS130:
電話機77は、利用者により放送する内容を表す音声を音声信号として第3制御部71に対して送出する。
ステップS131:
第3制御部71は、第4通信部72を介して電話機77から音声信号を受信する。第2変換部74は、受信した音声信号に基づいて、デジタルデータに変換すると共に、変換した音声情報を第4記憶部73に一時的に記憶する。即ち、ページング放送装置202は、電話機77から入力された音声を録音する。
ステップS132:
第3制御部71は、第4通信部72を介して録音をやり直すか否かを確認するガイダンスを表す音声情報を電話機77に対して送信する。
例えば、係るガイダンスとしては、「録音をやり直す場合は1を、このまま操作を続ける場合は0を入力して下さい。」というような音声メッセージを再生する構成を採用してもよい。
ステップS133:
電話機77は、第3制御部71から受信したガイダンスを表す音声情報を再生する。
ステップS134:
電話機77は、利用者によりダイヤルボタンが押下されることによって、その押下されたダイヤル番号を第3制御部71に対して送信する。
ここでは、説明の便宜上、一例として、電話機77は、録音をやり直すことなく操作を続けることを示す「0」を第3制御部71に対して送信することとする。
ステップS135:
第3制御部71は、第4通信部72を介して電話機77からダイヤル番号を受信する。第3制御部71は、受信したダイヤル番号に応じて、処理をステップS136、またはステップS128の何れかに進める。
より具体的に、第3制御部71は、受信したダイヤル番号が「1」を示す(つまり、録音をやり直す)場合に、一時的に第4記憶部73に記憶した音声情報を廃棄(削除)すると共に、処理をステップS128に進める。一方で、第3制御部71は、受信したダイヤル番号が「0」を示す(つまり、操作を続ける)場合に、処理をステップS136に進める。
ステップS136:
第3制御部71は、上述した各ステップにおいて設定した内容に基づいて放送するか否かを確認するガイダンスを表す音声情報を電話機77に対して送信する。即ち、第3制御部71は、告知放送に関する全ての設定を終了するか否かを確認するガイダンスを表す音声情報を電話機77に対して送信する。
例えば、係るガイダンスとしては、「設定をやり直す場合は1を、設定を終了する場合は0を入力して下さい。」というような音声メッセージを再生する構成を採用してもよい。または、例えば、当該ガイダンスは、「エリアコードを修正する場合は1を、電話番号を修正する場合は2を、短縮ダイヤル番号を修正する場合は3を入力して下さい。」というような音声メッセージを再生する構成を採用してもよい。
ステップS137:
電話機77は、第3制御部71から受信したガイダンスを表す音声情報を再生する。
ステップS138:
電話機77は、利用者によりダイヤルボタンが押下されることによって、その押下されたダイヤル番号を第3制御部71に対して送信する。
ここでは、説明の便宜上、一例として、電話機77は、設定をやり直すことなく設定を終了することを示す「0」を第3制御部71に対して送信することとする。
ステップS139:
第3制御部71は、第4通信部72を介して電話機77からダイヤル番号を受信する。第3制御部71は、受信したダイヤル番号に応じて、処理をステップS140、またはステップS103の何れかに進める。
より具体的に、第3制御部71は、受信したダイヤル番号が「1」を示す(つまり、設定をやり直す)場合に、処理をステップS103に進める。一方で、第3制御部71は、受信したダイヤル番号が「0」を示す(つまり、設定を終了する)場合に、処理をステップS140に進める。
ステップS140:
第3制御部71は、第4通信部72を介して告知放送に関する設定を受け付けると共に、音声案内を終了するガイダンスを表す音声情報を電話機77に対して送信する。
例えば、係るガイダンスとしては、「放送を承けたまりました。音声案内を終了します。」というような音声メッセージを再生する構成を採用してもよい。
ステップS141:
電話機77は、第3制御部71から受信したガイダンスを表す音声情報を再生する。
ステップS142:
第3制御部71は、電話機77との通話を終了する。第3制御部71は、第4記憶部73に一時的に記憶していた「エリアコード」、「短縮ダイヤル数」、「短縮ダイヤル番号」、「動作種別」、「動作情報(連絡先電話番号)」、「受付時間」及び「音声情報」を告知放送配信装置203に対して送信する。
ステップS143:
電話機77は、電話回線網76から送信された通話が終了したことを表す話中音(ビジートーン)によって、例えば、利用者に通話が終了(終話)したことを伝える。
尚、上述した本実施形態では、説明の便宜上、一例として、ページング放送装置202は、電話機77から入力された情報に基づいて、告知放送に関する各種設定と、短縮ダイヤル番号に関する各種設定とを行う構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されない。ページング放送装置202は、告知放送に関する各種設定だけを行う構成を採用してもよい。
次に、図15は、本発明の第4の実施形態における告知放送受信端末33が行う「動作種別」が「電話」を示す場合の動作を示すフローチャート(シーケンス図)である。係るフローチャートに沿って告知放送受信端末33の動作手順を説明する。
ここでは、説明の便宜上、一例として、告知放送受信端末33は、告知放送配信装置203から設定情報101を含む放送開始制御パケット103を受信することとする。また、告知放送配信装置203から配信される告知コンテンツは、例えば、商品を紹介するメッセージと、その商品の購入を申し込む際の連絡先を示す短縮ダイヤル番号とを含むこととする。さらに、設定情報101は、コンテンツIDの値を「1」、「短縮ダイヤル数」の値を「1」、「短縮ダイヤル番号」の値を「#1」、「動作種別」の値を「電話」、「動作情報」を「0312345678」及び「受付時間」の値を「3分」とする。入力情報102は、「#1」とする。
また、VoIP−TA206に接続された電話機207(第2電話機)は、電話番号「0312345678」を持つこととする。即ち、告知放送受信端末33に接続された電話機207(第1電話機)は、第2電話機と接続を確立することとする。即ち、図15に示す「連絡先」は、第2電話機である。
また、説明の便宜上、上述した構成を例に説明するが、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成にはこれに限定されない(以下の実施形態においても同様)。
ステップS201:
告知放送配信装置203の第1制御部51は、告知放送を配信するに際して、第2通信部52を介して設定情報101を含む放送開始制御パケット103を告知放送受信端末33に対して送信する。
ステップS202:
告知放送受信端末33の通信装置31は、第1通信部41を介して第1制御部51から放送開始制御パケット103を受信する。通信装置31の発信制御部32は、放送開始制御パケット103含まれる設定情報101に基づいて、放送開始制御パケット103を受信した時刻から「受付時間」の間に亘って、第1電話機(外部)から与えられた入力情報102が「短縮ダイヤル番号」である場合に、その入力情報102に応じて、所定の動作を実行可能なように自装置の設定を変更する。
ステップS203:
発信制御部32は、所定の動作を実行可能なように自装置の設定を変更した際に、自装置の設定が完了したことを示す情報を含むパケットを、第1通信部41を介して第1制御部51に対して送信する。即ち、発信制御部32は、告知放送配信装置203に対して応答する。
ステップS204:
第1制御部51は、発信制御部32から第2通信部52を介して係るパケットを受信する。
ステップS205:
第1制御部51は、当該パケットを受信するのに応じて、告知放送を配信する。即ち、第1制御部51は、第2通信部52を介して音声情報を告知放送受信端末33に対して送信する。
ステップS206:
発信制御部32は、第1通信部41を介して第1制御部51から音声情報を受信する。発信制御部32は、受信した音声情報を第1記憶部42に格納する。次に、発信制御部32は、その音声情報を音声再生部43により内蔵、または外付けのスピーカ(不図示)を用いて音声として再生する。
ステップS207:
第1電話機は、利用者によりダイヤルボタンが押下されることによって、その押下されたダイヤル番号を発信制御部32に対して送信する。
ここでは、説明の便宜上、一例として、第1電話機は、「短縮ダイヤル番号」である「#1」を入力情報102として発信制御部32に対して送信することとする。
ステップS208:
発信制御部32は、第1通信部41を介して、第1電話機から入力情報102を受信する。
尚、入力情報102を受信した際の発信制御部32の動作は、図5に示すフローチャートにおいて説明した第2の実施形態の動作と同様である。そのため、重複する説明は省略する。
ステップS209:
発信制御部32は、受け付けた入力情報102に関連付けられた所定の電話番号に変換すると共に、第1通信部41を介してその変換した電話番号を発呼する。より具体的に、発信制御部32は、電話番号を含む通話を要求する通話要求を送信する。
ここでは、説明の便宜上、一例として、発信制御部32は、電話番号「0312345678」を発呼することとする。
ステップS210:
呼制御装置204は、発信制御部32から通話要求を受信する。
ステップS211:
呼制御装置204は、例えば、IP電話サービスを利用する利用者の電話番号を管理する加入者電話番号管理データベースを参照する。呼制御装置204は、参照した加入者電話番号管理データベースから「0312345678」に関連付けられた情報に基づいて、電話番号「0312345678」を持つ宛先(図15に示す「連絡先」)に対して通話要求を転送する。
ステップS212:
VoIP−TA206は、呼制御装置204から通話要求を受信するのに応じて、呼出信号を第2電話機に対して出力する。これにより、第2電話機は、着信音を鳴らすことができる。
ステップS213:
VoIP−TA206は、例えば、利用者が応答(第2電話機の受話器を上げる)するのに応じて、呼出信号の出力を停止する。さらに、VoIP−TA206は、応答したことを示す応答信号を呼制御装置204に対して送信する。
ステップS214:
呼制御装置204は、VoIP−TA206から応答信号を受信する。
ステップS215:
呼制御装置204は、受信した応答信号を発信制御部32に対して転送する。
ステップS216:
発信制御部32は、第1通信部41を介して呼制御装置204から応答信号を受信する。
ステップS217:
発信制御部32は、第1電話機と第2電話機との間で接続を確立する。これにより、第1電話機を利用する利用者は、第2電話機を利用する利用者と通話することができる。
尚、発信制御部32は、設定情報101を受信した時刻から「受付時間」を経過した場合に、登録情報(「短縮ダイヤル番号」)を受け付けることを解除する。
次に、図16は、本発明の第4の実施形態における告知放送受信端末33が行う「動作種別」が「回答」を示す場合の動作を示すフローチャート(シーケンス図)である。係るフローチャートに沿って告知放送受信端末33の動作手順を説明する。図15に示すフローチャートにおいて説明した同様な動作については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明は省略する。
ここでは、説明の便宜上、一例として、告知放送受信端末33は、告知放送配信装置203から設定情報101を含む放送開始制御パケット103を受信することとする。また、告知放送配信装置から配信される告知コンテンツは、例えば、複数の選択肢からなるアンケートに対する回答を依頼するメッセージと、そのアンケートの選択肢と関連付けられた「短縮ダイヤル番号」とを含むこととする。さらに、設定情報101は、コンテンツIDの値を「2」、「短縮ダイヤル数」の値を「4」、「短縮ダイヤル番号」の値を「#1、#2、#3及び#4」、「動作種別」の値を「回答」及び「受付時間」の値を「3分」とする。さらに、入力情報102は、「#1」とする。
尚、説明の便宜上、上述した構成を例に説明するが、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成にはこれに限定されない(以下の実施形態においても同様)。
ステップS301:
発信制御部32は、第1通信部41を介して受け付けた入力情報102と端末IDとを含むパケットを告知放送配信装置203(外部装置)に対して送信する。
ステップS302:
告知放送配信装置203の第1制御部51は、第2通信部52を介して発信制御部32から入力情報102と端末IDとを含むパケットを受信する。第1制御部51は、受信した入力情報102と端末IDとを含むパケットに基づいて、その「短縮ダイヤル番号」が選択された回数を示す「選択回数」を算出する。第1制御部51は、「端末ID」と「選択回数」とを、設定情報101と関連付けてデータベース部54に記憶する。
これにより、例えば、コンテンツ管理者は、「短縮ダイヤル番号」が選択された回数を放送制御装置201が有する表示部64に表示すると共に、その回数を確認することができる。また、例えば、受付期間が経過した際に、第1制御部51は、データベース部54に記憶された各種情報を所定の電子メールアドレス宛てに配信する構成を採用してもよい。
ステップS303:
発信制御部32は、音声案内を終了するガイダンスを表す音声情報を第1電話機に対して送信する。
例えば、係るガイダンスとしては、「回答を承けたまりました。ありがとうございました。音声案内を終了します。」というような音声メッセージを再生する構成を採用してもよい。
ステップS304:
第1電話機は、発信制御部32から受信したガイダンスを表す音声情報を再生する。
尚、発信制御部32は、設定情報101を受信した時刻から「受付時間」を経過した場合に、登録情報(「短縮ダイヤル番号」)を受け付けることを解除する。
次に、図17(図17A及び図17B)は、本発明の第4の実施形態における告知放送受信端末33が行うダイヤル番号を受け付ける際の動作を示すフローチャートである。係るフローチャートに沿って告知放送受信端末33の動作手順を説明する。図5に示すフローチャートにおいて説明した第2の実施形態と同様な動作については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明は省略する。
尚、説明の便宜上、上述した構成を例に説明するが、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成にはこれに限定されない(以下の実施形態においても同様)。
ステップS401:
告知放送受信端末33の発信制御部32は、告知放送受信端末33に接続された電話機207(第1電話機)の受話器が上げられたことを検知する。
ステップS402:
発信制御部32は、ダイヤル番号を受け付けることが可能な状態であることを示すダイヤルトーンを第1電話機に対して出力する。
ステップS403:
発信制御部32は、第1電話機からダイヤル番号を受け付けたか否かを判別する。
ステップS403において「YES」:
発信制御部32は、第1電話機からダイヤル番号を受け付けたか否かを判別した結果、ダイヤル番号を受け付けたと判別した場合に、処理をステップS404に進める。
ステップS403において「NO」:
発信制御部32は、第1電話機からダイヤル番号を受け付けたか否かを判別した結果、ダイヤル番号を受け付けていないと判別した場合に、処理をステップS405に進める。
ステップS404:
発信制御部32は、第1電話機に対してダイヤルトーンの出力を停止する。
ステップS405:
発信制御部32は、第1電話機から規定時間内にダイヤル番号を受け付けたか否かを判別する。
ステップS405において「YES」:
発信制御部32は、第1電話機から規定時間内にダイヤル番号を受け付けたか否かを判別した結果、規定時間内にダイヤル番号を受け付けたと判別した場合に、処理をステップS403に戻す。
ステップS405において「NO」:
発信制御部32は、第1電話機から規定時間内にダイヤル番号を受け付けたか否かを判別した結果、規定時間内にダイヤル番号を受け付けていないと判別した場合に、処理をステップS406に進める。
ステップS406:
発信制御部32は、規定時間を経過(タイムアウト)したために、ダイヤル番号を受け付けることができないことを示すビジートーンを第1電話機に対して出力する。これにより、発信制御部32は、利用者に受話器を置くように促すことができる。
ステップS407:
発信制御部32は、さらに、所定の時間を経過したか否かを判別する。
ステップS407において「YES」:
発信制御部32は、さらに、所定の時間を経過したか否かを判別した結果、所定の時間を経過したと判別した場合に、処理をステップS408に進める。
ステップS407において「NO」:
発信制御部32は、さらに、所定の時間を経過したか否かを判別した結果、所定の時間を経過していないと判別した場合に、ステップS407の処理を繰り返す。
ステップS408:
発信制御部32は、大音量のハウラートーンを第1電話機に対して出力する。これにより、発信制御部32は、利用者に受話器を置くように強く促すことができる。
ステップS409:
発信制御部32は、第1電話機の受話器が置かれたか否かを判別する。
ステップS409において「YES」:
発信制御部32は、第1電話機の受話器が置かれたか否かを判別した結果、第1電話機の受話器が置かれたと判別した場合に、処理をステップS401に戻す。
ステップS409において「NO」:
発信制御部32は、第1電話機の受話器が置かれたか否かを判別した結果、第1電話機の受話器が置かれていないと判別した場合に、ステップS409の処理を繰り返す。
尚、上述した本実施形態では、説明の便宜上、一例として、発信制御部32は、図17に示すステップS409において第1電話機の受話器が置かれたか否かを判別する構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されない。発信制御部32は、図17に示すステップS405、ステップS407及びステップS409の少なくとも何れかにおいて第1電話機の受話器が置かれたか否かを判別する構成を採用してもよい。
また、上述した本実施形態では、説明の便宜上、一例として、第1電話機は、告知放送受信端末33に接続された構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されない。第1電話機は、告知放送受信端末33が備える構成を採用してもよい。
このように本実施の形態に係る通信装置31によれば、各実施形態において説明した効果を享受できると共に、さらに、配信された告知コンテンツを放送することができる。また、通信装置31は、例えば、告知放送システムの告知放送受信端末に適用して好適である。
その理由は、通信装置31は、告知放送配信装置203から音声情報を受信するのに応じて、その音声情報を再生することができるからである。即ち、通信装置31は、告知放送を放送することができるからである。
(ハードウェア構成例)
上述した実施形態において図面に示した各部は、ソフトウェアプログラムの機能(処理)単位(ソフトウェアモジュール)と捉えることができる。これらの各ソフトウェアモジュールは、専用のハードウェアによって実現してもよい。但し、これらの図面に示した各部の区分けは、説明の便宜上の構成であり、実装に際しては、様々な構成が想定されうる。この場合のハードウェア環境の一例を、図18を参照して説明する。
図18は、本発明の模範的な実施形態に係る通信装置を実行可能な情報処理装置300(コンピュータ)の構成を例示的に説明する図である。即ち、図18は、図1に示した通信装置1、或いは、図4に示した通信装置10、図7に示した通信装置20、図9及び図10に示した通信装置31、の全体または一部の通信装置を実現可能なサーバ等のコンピュータ(情報処理装置)の構成であって、上述した実施形態における各機能を実現可能なハードウェア環境を表す。
図18に示した情報処理装置300は、CPU(Central_Processing_Unit)301、ROM(Read_Only_Memory)302、RAM(Random_Access_Memory)303、ハードディスク304(記憶装置)、並びに外部装置との通信インタフェース(Interfac:以降、「I/F」と称する)305、CD−ROM(Compact_Disc_Read_Only_Memory)等の記憶媒体307に格納されたデータを読み書き可能なリーダライタ308を備え、これらの構成がバス306(通信線)を介して接続された一般的なコンピュータである。
そして、上述した実施形態を例に説明した本発明は、図18に示した情報処理装置300に対して、その説明において参照したブロック構成図(図1、図4、図7、図9、図10)或いはフローチャート(図3、図5、図17A、図17B)の機能を実現可能なコンピュータ・プログラムを供給した後、そのコンピュータ・プログラムを、当該ハードウェアのCPU301に読み出して実行することによって達成される。また、当該装置内に供給されたコンピュータ・プログラムは、読み書き可能な一時記憶メモリ(RAM303)またはハードディスク304等の不揮発性の記憶デバイスに格納すれば良い。
また、前記の場合において、当該ハードウェア内へのコンピュータ・プログラムの供給方法は、CD−ROM等の各種記憶媒体307を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信回線を介して外部よりダウンロードする方法等のように、現在では一般的な手順を採用することができる。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータ・プログラムを構成するコード或いは、そのコードが格納された記憶媒体によって構成されると捉えることができる。
尚、上述した各実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。しかしながら、上述した実施形態により例示的に説明した本発明は、以下には限らない。即ち、
(付記1)
1つ以上の登録情報と、その登録情報の数を示す登録情報数と、前記登録情報を受け付けることが可能な時間を示す受付時間と、前記登録情報毎に関連付けられた所定の動作の種別を示す動作種別と、前記所定の動作に関連する値を示す動作情報とが関連付けられた設定情報に基づいて、前記登録情報に応じて、前記所定の動作を実行可能なように自装置の設定を変更する制御部を備え、
前記制御部は、
入力情報が与えられた際に、該入力情報と前記登録情報とが同一か否かを判別し、同一であると判別した場合には、前記入力情報を与えられた時刻が前記受付時間内であるか否かを判別し、前記受付時間内であると判別した場合に、前記登録情報と関連付けられた前記所定の動作を実行する
ことを特徴とする通信装置。
(付記2)
前記制御部は、
さらに、前記所定の動作を実行するに際して、前記動作種別に基づいて、前記所定の動作の種別を判別し、その動作種別に応じて、異なる所定の動作を実行する
ことを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3)
前記制御部は、
前記動作種別が所定の電話番号を発呼することを表す場合に、前記動作情報に基づき前記所定の電話番号を発呼する
ことを特徴とする付記1または付記2に記載の通信装置。
(付記4)
前記制御部は、
前記動作種別が前記入力情報を通知することを表す場合に、前記入力情報を通知する
ことを特徴とする付記1または付記2に記載の通信装置。
(付記5)
前記制御部は、
前記入力情報を通知するに際して、さらに、自装置を一意に識別可能な識別情報を通知する
ことを特徴とする付記4に記載の通信装置。
(付記6)
前記制御部は、
前記設定情報に基づき自装置の設定が完了したことを示す情報を通知する
ことを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記7)
前記制御部は、
前記動作種別が所定の電話番号を発呼することを表す場合に、電話機のオフフック状態を検知するのに応じて、その検知した時刻が前記受付時間内であるか否かを判別し、前記受付時間内であると判別した場合に、前記動作情報に基づき前記所定の電話番号に発呼する
ことを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記8)
告知放送を配信する告知放送配信装置と、付記1乃至付記7の何れかに記載された通信装置を含む告知放送受信端末及びその告知放送受信端末に接続された電話機を含む告知放送システムであって、
前記告知放送配信装置は、
前記告知放送を配信するに際して、前記設定情報を含む放送開始制御パケットを送信し、前記告知放送受信端末の設定が完了するのに応じて、前記告知放送の配信を開始すると共に、音声情報を送信し、前記入力情報と前記識別情報とを受信した場合には、前記入力情報と前記識別情報とに基づいて、前記登録情報が選択された回数を示す選択回数を算出し、前記設定情報と関連付けて前記選択回数と前記識別情報とを管理し、
前記電話機は、
操作されるのに応じて、押下されたダイヤル番号を前記入力情報として出力し、
前記通信装置は、
さらに、前記音声情報を記憶部に格納し、その音声情報を音声再生部により再生する
ことを特徴とする告知放送システム。
(付記9)
1つ以上の登録情報と、その登録情報の数を示す登録情報数と、前記登録情報を受け付けることが可能な時間を示す受付時間と、前記登録情報毎に関連付けられた所定の動作の種別を示す動作種別と、前記所定の動作に関連する値を示す動作情報とが関連付けられた設定情報に基づいて、前記登録情報に応じて、前記所定の動作を実行可能なように自装置の設定を変更し、
入力情報が与えられた際に、該入力情報と前記登録情報とが同一か否かを判別し、同一であると判別した場合には、前記入力情報を与えられた時刻が前記受付時間内であるか否かを判別し、前記受付時間内であると判別した場合に、前記登録情報と関連付けられた前記所定の動作を、前記自装置と異なる他の装置が実行するよう制御する
ことを特徴とする通信制御装置。
(付記10)
さらに、前記所定の動作を実行するに際して、前記動作種別に基づいて、前記所定の動作の種別を判別し、その動作種別に応じて、異なる所定の動作を、前記自装置と異なる他の装置が実行するように制御する
ことを特徴とする付記9に記載の通信制御装置。
(付記11)
1つ以上の登録情報と、その登録情報の数を示す登録情報数と、前記登録情報を受け付けることが可能な時間を示す受付時間と、前記登録情報毎に関連付けられた所定の動作の種別を示す動作種別と、前記所定の動作に関連する値を示す動作情報とが関連付けられた設定情報に基づいて、前記登録情報に応じて、前記所定の動作を実行可能なように通信装置の設定を変更し、
入力情報が与えられるのに応じて、該入力情報と前記登録情報とが同一か否かを判別し、同一であると判別した場合には、前記入力情報を与えられた時刻が前記受付時間内であるか否かを判別し、前記受付時間内であると判別した場合に、前記登録情報と関連付けられた前記所定の動作を実行する
ことを特徴とする通信方法。
(付記12)
さらに、前記所定の動作を実行するに際して、前記動作種別に基づいて、前記所定の動作の種別を判別し、その動作種別に応じて、異なる所定の動作を実行する
ことを特徴とする付記11に記載の通信方法。
(付記13)
1つ以上の登録情報と、その登録情報の数を示す登録情報数と、前記登録情報を受け付けることが可能な時間を示す受付時間と、前記登録情報毎に関連付けられた所定の動作の種別を示す動作種別と、前記所定の動作に関連する値を示す動作情報とが関連付けられた設定情報に基づいて、前記登録情報に応じて、前記所定の動作を実行可能なように通信装置の設定を変更し、
入力情報が与えられるのに応じて、該入力情報と前記登録情報とが同一か否かを判別し、同一であると判別した場合には、前記入力情報を与えられた時刻が前記受付時間内であるか否かを判別し、前記受付時間内であると判別した場合に、前記登録情報と関連付けられた前記所定の動作を実行する機能を
コンピュータに実現させることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
1 通信装置
2 発信制御部
10 通信装置
11 発信制御部
20 通信装置
21 発信制御部
30 告知放送システム
31 通信装置
32 発信制御部
33 告知放送受信端末
41 第1通信部
42 第1記憶部
43 音声再生部
44 操作部
45 通知部
51 第1制御部
52 第2通信部
53 第2記憶部
54 データベース部
61 第2制御部
62 第3通信部
63 第3記憶部
64 表示部
65 入力部
66 第1変換部
67 マイク
71 第3制御部
72 第4通信部
73 第4記憶部
74 第2変換部
75 電話回線接続部
76 電話回線網
77 電話機
101 設定情報
102 入力情報
103 放送開始制御パケット
200 告知放送システム
201 放送制御装置
202 ページング放送装置
203 告知放送配信装置
204 呼制御装置
205 告知放送受信端末
206 VoIP−TA
207 電話機
210 IPネットワーク網
211 一般加入電話回線網
300 情報処理装置
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 ハードディスク
305 通信インタフェース
306 バス
307 記憶媒体
308 リーダライタ

Claims (10)

  1. 1つ以上の登録情報と、その登録情報の数を示す登録情報数と、前記登録情報を受け付けることが可能な時間を示す受付時間と、前記登録情報毎に関連付けられた所定の動作の種別を示す動作種別と、前記所定の動作に関連する値を示す動作情報とが関連付けられた設定情報に基づいて、前記登録情報に応じて、前記所定の動作を実行可能なように自装置の設定を変更する制御部を備え、
    前記制御部は、
    入力情報が与えられた際に、該入力情報と前記登録情報とが同一か否かを判別し、同一であると判別した場合には、前記入力情報を与えられた時刻が前記受付時間内であるか否かを判別し、前記受付時間内であると判別した場合に、前記登録情報と関連付けられた前記所定の動作を実行する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御部は、
    さらに、前記所定の動作を実行するに際して、前記動作種別に基づいて、前記所定の動作の種別を判別し、その動作種別に応じて、異なる所定の動作を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御部は、
    前記動作種別が所定の電話番号を発呼することを表す場合に、前記動作情報に基づき前記所定の電話番号を発呼する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記制御部は、
    前記動作種別が前記入力情報を通知することを表す場合に、前記入力情報を通知する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記制御部は、
    前記入力情報を通知するに際して、さらに、自装置を一意に識別可能な識別情報を通知する
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記制御部は、
    前記動作種別が所定の電話番号を発呼することを表す場合に、電話機のオフフック状態を検知するのに応じて、その検知した時刻が前記受付時間内であるか否かを判別し、前記受付時間内であると判別した場合に、前記動作情報に基づき前記所定の電話番号に発呼する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  7. 告知放送を配信する告知放送配信装置と、請求項1乃至請求項6の何れかに記載された通信装置を含む告知放送受信端末及びその告知放送受信端末に接続された電話機を含む告知放送システムであって、
    前記告知放送配信装置は、
    前記告知放送を配信するに際して、前記設定情報を含む放送開始制御パケットを送信し、前記告知放送受信端末の設定が完了するのに応じて、前記告知放送の配信を開始すると共に、音声情報を送信し、前記入力情報と前記識別情報とを受信した場合には、前記入力情報と前記識別情報とに基づいて、前記登録情報が選択された回数を示す選択回数を算出し、前記設定情報と関連付けて前記選択回数と前記識別情報とを管理し、
    前記電話機は、
    操作されるのに応じて、押下されたダイヤル番号を前記入力情報として出力し、
    前記通信装置は、
    さらに、前記音声情報を記憶部に格納し、その音声情報を音声再生部により再生する
    ことを特徴とする告知放送システム。
  8. 1つ以上の登録情報と、その登録情報の数を示す登録情報数と、前記登録情報を受け付けることが可能な時間を示す受付時間と、前記登録情報毎に関連付けられた所定の動作の種別を示す動作種別と、前記所定の動作に関連する値を示す動作情報とが関連付けられた設定情報に基づいて、前記登録情報に応じて、前記所定の動作を実行可能なように自装置の設定を変更し、
    入力情報が与えられた際に、該入力情報と前記登録情報とが同一か否かを判別し、同一であると判別した場合には、前記入力情報を与えられた時刻が前記受付時間内であるか否かを判別し、前記受付時間内であると判別した場合に、前記登録情報と関連付けられた前記所定の動作を、前記自装置と異なる他の装置が実行するよう制御する
    ことを特徴とする通信制御装置。
  9. 1つ以上の登録情報と、その登録情報の数を示す登録情報数と、前記登録情報を受け付けることが可能な時間を示す受付時間と、前記登録情報毎に関連付けられた所定の動作の種別を示す動作種別と、前記所定の動作に関連する値を示す動作情報とが関連付けられた設定情報に基づいて、前記登録情報に応じて、前記所定の動作を実行可能なように通信装置の設定を変更し、
    入力情報が与えられるのに応じて、該入力情報と前記登録情報とが同一か否かを判別し、同一であると判別した場合には、前記入力情報を与えられた時刻が前記受付時間内であるか否かを判別し、前記受付時間内であると判別した場合に、前記登録情報と関連付けられた前記所定の動作を実行する
    ことを特徴とする通信方法。
  10. 1つ以上の登録情報と、その登録情報の数を示す登録情報数と、前記登録情報を受け付けることが可能な時間を示す受付時間と、前記登録情報毎に関連付けられた所定の動作の種別を示す動作種別と、前記所定の動作に関連する値を示す動作情報とが関連付けられた設定情報に基づいて、前記登録情報に応じて、前記所定の動作を実行可能なように通信装置の設定を変更し、
    入力情報が与えられるのに応じて、該入力情報と前記登録情報とが同一か否かを判別し、同一であると判別した場合には、前記入力情報を与えられた時刻が前記受付時間内であるか否かを判別し、前記受付時間内であると判別した場合に、前記登録情報と関連付けられた前記所定の動作を実行する機能を
    コンピュータに実現させることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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