JP2015086008A - カール矯正装置およびシート後処理装置ならびに画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】デカールローラを設けることなく、搬送されるシートのカールを矯正することができるカール矯正装置およびシート後処理装置ならびに画像形成装置を提供する。
【解決手段】シートが屈曲しながら搬送される屈曲搬送路を設け、その屈曲搬送路にて屈曲されているシートにカールを矯正する作用を施すためのカール矯正手段とを有することで、デカールローラを設けることなく、シートのカールを矯正することができる。
【選択図】図3
【解決手段】シートが屈曲しながら搬送される屈曲搬送路を設け、その屈曲搬送路にて屈曲されているシートにカールを矯正する作用を施すためのカール矯正手段とを有することで、デカールローラを設けることなく、シートのカールを矯正することができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、カールを矯正させるカール矯正装置及びシート後処理装置ならびに画像形成装置に関するものである。
画像形成装置やシート後処理装置では、シートのカール(湾曲)が大きいと、シート積載時に積載不良が生じる場合や、装置内でジャムが発生する場合がある。そこで、特許文献1では、シートのカールを除去するために新たにデカールローラを備えてカールを除去する画像形成装置が提案されている。
しかしながら、このようなデカールローラを用いたカール除去方法は、デカールローラを新たに設けなければならなかった。
そこで本発明は、デカールローラを設けることなくシートのカールを矯正することができるカール矯正装置及びシート後処理装置ならびに画像形成装置を提供することを目的としている。
シートが屈曲しながら搬送される屈曲搬送路と、屈曲搬送路で屈曲されている前記シートにカール矯正作用を施すカール矯正手段と、を有する。
本発明によれば、デカールローラを設けることなくシートのカールを矯正することができる。
<第1の実施形態>
以下、図面を参照して第1の実施形態について説明する。
ただし、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
以下、図面を参照して第1の実施形態について説明する。
ただし、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
図1に、本発明に係るシート反転装置とシート後処理装置を備えた画像形成装置の構成を示す。
本発明の実施形態に係る画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれら複合機器等の画像形成装置である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれら複合機器等の画像形成装置である。
以下においては、電子写真方式の画像形成装置を用いて説明する。
画像形成装置100は、装置本体101とシート後処理装置であるフィニッシャ119とで構成されている。フィニッシャ119内には複写機から搬送されたシートを反転させ、フィニッシャ119の処理部に送る反転装置123が備えられている。
画像形成装置100は、装置本体101とシート後処理装置であるフィニッシャ119とで構成されている。フィニッシャ119内には複写機から搬送されたシートを反転させ、フィニッシャ119の処理部に送る反転装置123が備えられている。
図1では、シート後処理装置119に反転装置123が搭載されているが、シート後処理装置119の外部に反転装置123が取り付けられるものでもよい。
装置本体101の上部には、原稿給送装置102が装備されている。
装置本体101の上部には、原稿給送装置102が装備されている。
原稿Dは、ユーザーによって原稿載置部103に載置され、給送部104により1枚ずつ順次分離してレジストローラ対105に供給される。原稿Dは、レジストローラ対105によって一旦停止され、ループを形成させられて斜行が矯正される。その後、導入パス106を通り、読取位置108を通過することで、原稿表面に形成されている画像が読み取られる。読取位置108を通過した原稿Dは、排出パス107を通過して、原稿排出トレイ109上に排出される。
また、原稿の表裏両面を読み取る場合には、まず、上記のようにして原稿Dが読取位置108を通過することで、原稿の第一面が読み取られる。その後、排出パス107を通り、反転ローラ対110によってスイッチバック搬送され、表裏反転した状態で、再度レジストローラ対105に送られる。そして、原稿Dは、第一面の画像を読み取ったときと同様にして、レジストローラ対105で斜行が矯正されて、導入パス106を通り、読取位置108で第二面の画像が読み取られる。その後、原稿Dは、排出パス107を通り、原稿排出トレイ109へ排出される。
読取位置108を通過する原稿には照明部111から光が照射され、この原稿から反射した反射光は、ミラー112によって光学素子113(CCDあるいは他の素子)に導かれ、画像データに変換される。変換された画像データに基づいて、不図示のレーザ照射装置からレーザ光を感光体ドラム114に照射することにより、感光体ドラム上に潜像が形成される。この感光体ドラム114に形成された潜像は、不図示のトナー供給装置から供給されたトナーによって現像され、これにより感光体ドラム上にトナー像が形成される。
また、トナー像形成動作に伴ってカセット115に積載された紙あるいはプラスチックフィルム等のシートが送り出され、感光体ドラム114と転写器116との間に搬送される。そして、転写器116によって感光体ドラム114上のトナー像がシートに転写される。トナー像が転写されたシートは、定着器117を通過する間に加熱、加圧されることでトナー像が定着される。トナー像が定着されたシートはパス121を通り排紙トレイ122に排出される。
フィニッシャ119にシートを排出する場合は、不図示の切り替えフラッパにて経路を切り替え、本体排紙ローラ120により反転装置へと搬送される。画像形成装置100から搬送されたシートは、反転装置123を通り、フィニッシャ119へ排出される。
反転装置123およびフィニッシャ119の構成については、後述する。
反転装置123およびフィニッシャ119の構成については、後述する。
図2に、反転装置123を備えたフィニッシャ119の概略断面図を示す。
フィニッシャ119は、反転装置123から搬送されたシートを順に取り込む。フィニッシャ119は、取り込んだ複数のシートを整合して一つの束に束ねる処理、束ねたシート束をステイプルで綴じるステイプル処理、取り込んだシートに孔開けをするパンチ処理、排紙する用紙を仕分けるソート処理、処理を行なわずに排紙するノンソート処理、製本処理などの各シート処理を行うものであり、図2に示すように、折り装置400、処理部500等が設けられている。
フィニッシャ119は、反転装置123から搬送されたシートを順に取り込む。フィニッシャ119は、取り込んだ複数のシートを整合して一つの束に束ねる処理、束ねたシート束をステイプルで綴じるステイプル処理、取り込んだシートに孔開けをするパンチ処理、排紙する用紙を仕分けるソート処理、処理を行なわずに排紙するノンソート処理、製本処理などの各シート処理を行うものであり、図2に示すように、折り装置400、処理部500等が設けられている。
処理部500は、反転装置123から搬送されたシートを内部に導くための入口ローラ対502と、入口ローラ対502の下流に設けられたフラッパ551とを備えている。フラッパ551は、シートをノンソート及びソートモードの際にはソートパス552に導き、折りモードの際には製本パス553に導く。
ノンソートの場合、フラッパ551によりソートパス552に導かれたシートは、正逆転可能な排紙搬送ローラ対560の正転動作により上部積載トレイ18a、又は下部積載トレイ18b上に排紙される。
上部積載トレイ18aと、下部積載トレイ18bは、共に上下方向に移動可能に構成されている。そのため、上部積載トレイ18aおよび下部積載トレイ18bに選択的に排紙することが可能となっている。
上部積載トレイ18aと、下部積載トレイ18bは、共に上下方向に移動可能に構成されている。そのため、上部積載トレイ18aおよび下部積載トレイ18bに選択的に排紙することが可能となっている。
ソートモードの場合、フラッパ551によりソートパス552に導かれたシートは、排紙搬送ローラ対560の正転動作によって所定量を移動後、排紙搬送ローラ対560の逆転動作により処理トレイ(中間トレイ)630上に積載される。なお、処理トレイ630上で束状に積載されたシートは、必要に応じて整合処理、ステイプラ601によるステイプル処理等が施された後、排紙搬送ローラ対560により、上部積載トレイ18a、又は下部積載トレイ18b上に排出される。
折り装置400は、綴じ手段であるステイプラ418と、シート束を折る折り手段である折りローラ対426を備えている。そして、製本パス553からのシートは、収納ガイド420に収納され、その後、シート先端位置決め部材423に接するまで搬送されるようになっている。
上記折りローラ対426の収納ガイド側には、収納ガイド420を挟んで突き手段である突出し部材425が設けられている。そして、この折りローラ対426に対向して設けられた突出し部材425を収納ガイド420に収納されたシート束に向けて突き出すことにより、シート束は折りローラ対426の折り部であるニップに押し出され、この折りローラ対426によって折りたたまれた後、サドル排出トレイ432に排出されるようになっている。
次に、通常モードにおける反転装置123の動作について説明する。
図3に、本発明に係るシート反転装置の断面図を示す。
フィニッシャ119の排紙トレイに排出される場合、画像形成装置100の本体排紙ローラ120により、画像形成されたシートSは反転装置123内に搬送される。
反転装置123に搬送されたシートSは第1搬送パス1(第1搬送路)を通り、搬送手段としての反転搬送ローラ2によってニップされ搬送される。
反転装置123に搬送されたシートSは第1搬送パス1(第1搬送路)を通り、搬送手段としての反転搬送ローラ2によってニップされ搬送される。
反転搬送ローラ2によって搬送されたシートSは、シート後端が反転切り替えポイント3を通過した後、反転搬送ローラ2を停止する。その後、反転搬送ローラを逆回転させてシートSを第2搬送パス4へと搬送させる。
第2搬送パス4(第2搬送路)を通過した紙は反転排紙ローラ5によってフィニッシャ119へ排出される。
第2搬送パス4(第2搬送路)を通過した紙は反転排紙ローラ5によってフィニッシャ119へ排出される。
カール補正モードの場合は、シート熱除去手段としての送風ファン6と、送風経路切り替え部7を用いることでカール補正する。カール補正モード時の反転装置123については、後述する。
次に、シートのカール形状について説明する。
図4は、カールしたシートの搬送方向における断面図である。
図4(a)に示すカール状態を上カールとする。上カールは、搬送方向においてシート端部が上を向いた(シート断面が凹形状)状態をいう。
図4(b)に示すカール状態を下カールとする。下カールは、搬送方向においてシート端部が下を向いた(シート断面が凸形状)状態をいう。
図4は、カールしたシートの搬送方向における断面図である。
図4(a)に示すカール状態を上カールとする。上カールは、搬送方向においてシート端部が上を向いた(シート断面が凹形状)状態をいう。
図4(b)に示すカール状態を下カールとする。下カールは、搬送方向においてシート端部が下を向いた(シート断面が凸形状)状態をいう。
シートが感光体ドラム114と転写器116との間にあるとき、感光ドラム114側にシート端部がカールすると上カールとなり、転写器116側にシート端部がカールすると下カールとなる。
ここで、上カールを矯正する場合を上カールモードと称し、下カールを矯正する場合を下カールモードと称す。
ここで、上カールを矯正する場合を上カールモードと称し、下カールを矯正する場合を下カールモードと称す。
上カールモードおよび下カールモードを切り替える方法としては、カール検出手段を設け、その検出結果からモードを切り替える方法や、ユーザーが任意にモードを設定する方法が挙げられる。
はじめに、上カールモードが設定された場合の反転装置123の動作について説明する。
図5は、上カールモード時の反転装置123の断面図である。
反転装置123に入ってきたシートSは、第1搬送パス1で反転搬送ローラ2と本体排紙ローラ120に保持された状態で停止し、送風ファン6によりシートSの第1面に風を当てられる。この時、切り替え手段としての送風経路切り替え部7は不図示のソレノイドによって図上で左の位置(フィニッシャ119側)に切り替えられている。これにより、送風ファン6によって第1搬送パス1に送風されるため、シートSの第1面のみに送風することが可能となっている。
このとき、送風経路切り替え部2を切り替える方法としては、反転排紙ローラ5を駆動させる図示しない排紙モータを用いてもよい。
このとき、送風経路切り替え部2を切り替える方法としては、反転排紙ローラ5を駆動させる図示しない排紙モータを用いてもよい。
ここで、上カール状態だったシートSは、第1搬送パス1によりカール方向とは逆に湾曲された状態で風を当てられる為、カール方向とは逆の方向に湾曲し、カールを低減させることができる。
所定の時間風を当てられたシートSは、その後、搬送が再開され通常モードと同じように第2搬送パス4を通りフィニッシャ119へとシートSを搬送する。
本実施例では、シート熱除去手段として送風ファン6を用いたが、シートの熱を除去させられる構成であれば、図1に示すエンジン排気手段であるエンジン排気ファン124を用いてもよい。
次に、下カールモードが設定された場合の反転装置123の動作について説明する。
図6は、下カールモード時の反転装置123の断面図である。
図6は、下カールモード時の反転装置123の断面図である。
反転装置123に搬送されてきたシートSは第1搬送パス1を通り、反転搬送ローラ2によってニップされ搬送される。搬送されたシートSは、シート後端が反転切り替えポイント3を通過した後、反転搬送ローラ2を停止する。その後、反転搬送ローラを逆回転させてシートSを第2搬送パス4へと搬送され、反転排紙ローラ5へニップされ搬送される。
ここで、シートSは、反転搬送ローラ2と反転排紙ローラ5によって保持された状態で停止する。不図示のソレノイドによって送風経路切り替え部7を図上で右の位置(画像形成装置100側)に切り替えることにより、送風ファン6によって第2搬送パス4に送風されるため、シートSの第2面のみに送風することが可能となっている。
下カール状態だったシートSは、第2搬送パス4によりカール方向とは逆に湾曲された状態で風を当てられる為、カール方向とは逆の方向に湾曲し、カールを除去することができる。
その後、搬送が再開され通常モードと同じようにフィニッシャ119へとシートSを搬送する。
その後、搬送が再開され通常モードと同じようにフィニッシャ119へとシートSを搬送する。
図7は、反転装置123の制御ブロック図である
CPU10は、反転装置123の全体の制御をしている。
CPU10は、内部に制御プログラム等を記憶したROM11、制御データを一時的に保持するための領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられるRAM12を有している。ここで、CPU10には、操作部13、入口センサ14が接続されている。
CPU10は、反転装置123の全体の制御をしている。
CPU10は、内部に制御プログラム等を記憶したROM11、制御データを一時的に保持するための領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられるRAM12を有している。ここで、CPU10には、操作部13、入口センサ14が接続されている。
操作部13は、ユーザーが通常通紙モードかカール対策モードかを設定するものである。入口センサ14は、反転装置123に用紙が搬送されてきたことを検知するセンサである。
また、CPU10には、用紙に送風する送風ファン6を動作させる送風ファンモータ15、送風経路切り替え部7を動作させるための送風切替ソレノイド16、反転搬送ローラ2を動作させる反転モータ17、反転排紙ローラ5を動作させる排紙モータ18が接続されている。
CPU10は、カール矯正手段として、送風ファンモータ15を制御して送風ファン6を動作させるように機能する。
CPU10は、カール矯正手段として、送風ファンモータ15を制御して送風ファン6を動作させるように機能する。
また、CPU10は、選択手段として、操作部13によって設定されたモードから送風切替ソレノイド16を制御して送風経路切り替え部7を動作させるように機能する。
図8は本実施例におけるカール対策モードの流れを示すフローチャートである。
装置本体101でプリントが開始されると、CPU10は操作部13で入力されたユーザの設定を読み込む。(S800)
次に、通常通紙モードが選択されているか否かを判断する。(S801)
通常通紙モードが選択されている場合(S801Y)はS802に進み、反転モータ17をONすることで反転搬送ローラ2を駆動し、本体排紙ローラ120によって反転装置123に送り込まれたシートSを反転処理する。
装置本体101でプリントが開始されると、CPU10は操作部13で入力されたユーザの設定を読み込む。(S800)
次に、通常通紙モードが選択されているか否かを判断する。(S801)
通常通紙モードが選択されている場合(S801Y)はS802に進み、反転モータ17をONすることで反転搬送ローラ2を駆動し、本体排紙ローラ120によって反転装置123に送り込まれたシートSを反転処理する。
反転処理されたシートSは、S803にて排紙モータ18をONすることで、反転排紙ローラ5によってフィニッシャ119へと搬送され、反転処理を終了する。
カール対策モードが設定された場合(S801N)は、S804へ進み、送風ファンモータ15をONすることで送風ファン1を作動させる。
次に、S805で上カールモードが設定されているか否かを判断する。
上カールモードが設定されている場合(S805Y)、本体排紙ローラ120によって反転装置123に送り込まれたシートSは、S806で反転モータ17をOFFすることで第1搬送パス1にて搬送を一時停止し、送風ファン1によって所定時間冷却される。
次に、S807において所定の時間が経過したと判断されると、S808にて反転モータ17をONし、反転搬送ローラ2を駆動することで反転処理を行い、S803にて排紙モータをONすることで反転排紙ローラ5を駆動し、シートSをフィニッシャ119へ搬送され、反転処理を終了する。
下カールモードが設定されている場合(S805N)は、S809で送風切り替えソレノイド16をONし、図6に示すように送風経路切り替え部7を画像形成装置100側に切り替える。
本体排紙ローラ120から送り込まれたシートSは、S810にて反転モータ17をONすることで、反転搬送ローラ5によって反転処理される。
その後、S811にて反転処理が終了したと判断されると、S812にて反転モータ17をOFFし、S813にて排紙モータ18をOFFする。
そして、反転搬送ローラ2と反転排紙ローラ5を停止させることで、第2搬送パス5にてシートSの搬送が一時停止され、送風ファン1によって所定時間冷却される。
そして、反転搬送ローラ2と反転排紙ローラ5を停止させることで、第2搬送パス5にてシートSの搬送が一時停止され、送風ファン1によって所定時間冷却される。
次に、S814において所定の時間が経過したと判断された場合、S815にて送風切り替えソレノイドをOFFにする。
そして、S816にて反転モータ17をONして反転搬送ローラ2を駆動し、S803にて排紙モータをONすることで反転排紙ローラ5を駆動し、シートSをフィニッシャ119へ搬送され、反転処理を終了する。
シートSは、フィニッシャ119に搬送されたシートは後処理をされた後、排紙トレイに排出される。
そして、S816にて反転モータ17をONして反転搬送ローラ2を駆動し、S803にて排紙モータをONすることで反転排紙ローラ5を駆動し、シートSをフィニッシャ119へ搬送され、反転処理を終了する。
シートSは、フィニッシャ119に搬送されたシートは後処理をされた後、排紙トレイに排出される。
以上のように、第1搬送パス4または第2搬送パス5のような屈曲した搬送路において送風ファン1で風を当てる事により、どちらの方向のカールでも除去することができる。
また、デカールローラなどを新たに設けてカール矯正する場合に比べ、装置の大型化やコストUPを抑えることができる。
<他の実施例>
実施例1では、第1搬送パス4または第2搬送パス5においてシートSを停止させ、送風ファン1によって送風したが、シートSを停止させずに送風ファン1による送風を行なってもよい。このとき、通常モードより搬送速度を緩めるとより効果的である。
また、デカールローラなどを新たに設けてカール矯正する場合に比べ、装置の大型化やコストUPを抑えることができる。
<他の実施例>
実施例1では、第1搬送パス4または第2搬送パス5においてシートSを停止させ、送風ファン1によって送風したが、シートSを停止させずに送風ファン1による送風を行なってもよい。このとき、通常モードより搬送速度を緩めるとより効果的である。
なお、実施例1では、シート処理として綴じ処理を行うシート処理装置及びこれを備えた画像形成装置の場合を例に挙げて述べてきたが、本発明のシート後処理装置は、電子写真方式の複写機、プリンタ等の種々の画像形成装置に用いることができる。
本実施系ではユーザーの設定によりカールモードか否かを判断しているが、カール検知機構を設けたり、環境・紙種条件によりカール状態を判断することも可能である。
このとき、カール検知機構として、上カールを検知する第1検知機構と下カールを検知する第2検知機構をそれぞれ設けることができるが、カールの状態を判断できるのであればこれに限ったものでなくても良い。
このとき、カール検知機構として、上カールを検知する第1検知機構と下カールを検知する第2検知機構をそれぞれ設けることができるが、カールの状態を判断できるのであればこれに限ったものでなくても良い。
1 第1搬送パス
4 第2搬送パス
6 送風ファン
4 第2搬送パス
6 送風ファン
Claims (15)
- シートが屈曲しながら搬送される屈曲搬送路と、
前記屈曲搬送路で屈曲されている前記シートにカール矯正作用を施すカール矯正手段とを備えたことを特徴とするカール矯正装置。 - 屈曲搬送路で屈曲されている前記シートに前記カール矯正手段によるカール矯正作用を施すか否かを選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のカール矯正装置。
- シートが該シートの第1面側に屈曲しながら搬送される第1搬送路と、
前記第1搬送路よりも搬送方向下流側に設けられ、前記シートが前記第1面の裏面側となる第2面側に屈曲しながら搬送される第2搬送路と、
前記第1搬送路又は前記第2搬送路で屈曲されている前記シートにカール矯正作用を施すカール矯正手段とを備えたことを特徴とするカール矯正装置。 - 前記第1搬送路又は前記第2搬送路で屈曲されている前記シートに前記カール矯正手段によるカール矯正作用を選択的に施す選択手段を備えたことを特徴とする請求項3記載のカール矯正装置。
- 前記カール矯正手段は、前記第1搬送路又は前記第2搬送路で屈曲されている前記シートの熱を除去するシート熱除去手段を備えたことを特徴とする請求項3又は4に記載のカール矯正装置。
- 前記シート熱除去手段は、シートへの送風を行う送風手段を有することを特徴とする請求項5記載のカール矯正装置。
- 前記シートを搬送するシート搬送手段を備え、前記カール矯正手段は、前記シート搬送手段をシートが前記第1搬送路又は前記第2搬送路に位置する状態で一時的に停止させることを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載のカール矯正装置。
- 前記シートを搬送するシート搬送手段を備え、前記カール矯正手段は、前記シートが前記第1搬送路又は前記第2搬送路に位置する状態で前記シート搬送手段のシート搬送速度を減速させることを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載のカール矯正装置。
- 前記選択手段は、ユーザの設定に応じて前記カール矯正手段によるカール矯正作用を前記第1搬送路で屈曲されているシートに施すか前記第2搬送路で屈曲されているシートに施すかを決定することを特徴とする請求項4乃至請求項8のいずれか1項に記載のカール矯正装置。
- 前記シートの湾曲状態を検知する状態検知手段を備え、
前記選択手段は、前記状態検知手段の検知結果に応じて前記カール矯正手段によるカール矯正作用を前記第1搬送路で屈曲されているシートに施すか前記第2搬送路で屈曲されているシートに施すかを決定することを特徴とする請求項4乃至請求項8のいずれか1項に記載のカール矯正装置。 - 前記第1搬送路及び第2搬送路において、前記シートを反転搬送することを特徴とする請求項3乃至10のいずれか1項に記載のカール矯正装置。
- 前記シートに後処理を施す後処理手段と、
前記請求項1乃至11のいずれか1項に記載のカール矯正装置を備えたことを特徴とするシート後処理装置。 - 現像剤像を形成する現像剤像形成手段と、
前記現像剤像をシートに転写する転写手段と、
前記転写手段で前記現像剤像が転写された前記シートを加熱して、前記シートに前記現像剤像を定着させる定着手段と、
請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載のカール矯正装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 現像剤像を形成する現像剤像形成手段と、
前記現像剤像をシートに転写する転写手段と、
前記転写手段で前記現像剤像が転写された前記シートを加熱して、前記シートに前記現像剤像を定着させる定着手段と、
請求項12に記載のシート後処理装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 現像剤像を形成する現像剤像形成手段と
前記現像剤像をシートに転写する転写手段と、
前記転写手段で前記現像剤像が転写された前記シートを加熱して、前記シートに前記現像剤像を定着させる定着手段と、
請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載のカール矯正装置と、を備えた画像形成装置において、
前記画像形成装置内の排気を行う排気手段を、前記シート熱除去手段とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013222958A JP2015086008A (ja) | 2013-10-28 | 2013-10-28 | カール矯正装置およびシート後処理装置ならびに画像形成装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013222958A JP2015086008A (ja) | 2013-10-28 | 2013-10-28 | カール矯正装置およびシート後処理装置ならびに画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015086008A true JP2015086008A (ja) | 2015-05-07 |
Family
ID=53049214
Family Applications (1)
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JP2013222958A Pending JP2015086008A (ja) | 2013-10-28 | 2013-10-28 | カール矯正装置およびシート後処理装置ならびに画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015086008A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017081756A (ja) * | 2015-10-23 | 2017-05-18 | キヤノン株式会社 | 後処理装置及び画像形成装置 |
JP2019167226A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 中継搬送装置 |
-
2013
- 2013-10-28 JP JP2013222958A patent/JP2015086008A/ja active Pending
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