JP2015085930A - On-water travel body - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、水上走行体に関する。 The present invention relates to a water traveling body.
下記の特許文献1に示すように、水上走行体には、船底に山と谷を設けて谷に空気を取り込み、船体が波から受ける衝撃や波との抵抗を緩和しているものがある。特許文献1の三胴船では、船底に前部のステップ段差と左右の囲壁とで閉鎖された「コ」字状の凹部が構成されている。サイドハルとセンターハルの間には、トランサムの谷が船体が滑走する際の走行時喫水線の高さとなるように設けられている。船底のセンターハルの左右の面には、ストリップが突出している。ストリップ間の距離は、船尾端トランサムでプロペラ径の倍以上の幅の位置となるように徐々に開いている。
As shown in
しかしながら、上記従来の水上走行体では、船底の山部分の高さが船首側にかけて低くなっており、航行時の波浪衝撃を船底で受けやすいという問題があった。 However, in the above conventional water-borne body, there is a problem that the height of the mountain portion of the bottom of the ship is lowered toward the bow side, and it is easy to receive the wave impact at the time of navigation at the bottom of the ship.
本発明は斯かる課題に鑑みてなされたもので、上記課題を解決できる水上走行体を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such a problem, and an object thereof is to provide a floating body capable of solving the above-described problems.
このような目的を達成するために、本発明の水上走行体は、前端部から後端部にかけて同じ幅の逆凹状の断面形状に形成されたトンネル構造部を底部に備えることを特徴とする。
また、本発明は、該トンネル構造部が弧型,長円形,直線,若しくは角型又はこれらの組み合わせで逆凹状の断面形状に形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記トンネル構造部を前記底部の幅方向に複数並べて備えることを特徴とする。
また、本発明は、航行速度に応じた高さの異なる位置に前記トンネル構造部を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記前端部には、前記トンネル構造部から前上方に向けて延びた凹部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記トンネル構造部内には全旋回式の推進装置が設置されており、前記推進装置の設置個所では、前記トンネル構造部の両側の山部に切欠部が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記トンネル構造部の後端部には、後下方に向けて延びた傾斜部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記後端部の後方には安定板が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記後端部の後方にはトリムタブが設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記トンネル構造部の少なくともスクリュー設置個所の少し前より後側は、前記スクリュー設置個所の少し前より前側に比べて拡幅されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記トンネル構造部の少なくともスクリュー設置個所の少し前より後側は、前記スクリュー設置個所の少し前より前側と連続せずに拡幅されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記底部は、水中翼船の翼であることを特徴とする。
また、本発明は、前記翼の内側の外面には、昇降舵が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記昇降舵が前後の前記翼に設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記トンネル構造部は、船体の内側に形成された第1の凹部と、船体の外側に形成された第2の凹部とを組み合わせて構成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記トンネル構造部の両側からは、下方に向けて板状部がそれぞれ延びていることを特徴とする。
また、本発明は、該トンネル構造部は、両側部が外側から内側にかけて直線状に上方傾斜し、その内側の端部から円弧状部が上方に延びて構成された断面形状に形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、該トンネル構造部は、両側部が外側から内側にかけて円弧状に上方傾斜し、その内側の端部から円弧状部が上方に延びて構成された断面形状に形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記トンネル構造部の後部には、該トンネル構造部内で昇降する水中ブレーキが設けられていることを特徴とする。
In order to achieve such an object, the floating body of the present invention is characterized in that a bottom is provided with a tunnel structure portion formed in a reverse concave cross-sectional shape having the same width from the front end portion to the rear end portion.
Further, the present invention is characterized in that the tunnel structure portion is formed in an arc shape, an oval shape, a straight line, a square shape, or a combination thereof in a reverse concave shape.
Further, the present invention is characterized in that a plurality of the tunnel structure portions are arranged in the width direction of the bottom portion.
Further, the present invention is characterized in that the tunnel structure portion is provided at a position having a different height according to the navigation speed.
Further, the present invention is characterized in that a concave portion extending toward the front upper side from the tunnel structure portion is formed at the front end portion.
Further, according to the present invention, an all-swivel type propulsion device is installed in the tunnel structure portion, and notches are provided in the mountain portions on both sides of the tunnel structure portion at the place where the propulsion device is installed. It is characterized by.
Further, the present invention is characterized in that an inclined portion extending downward and rearward is formed at a rear end portion of the tunnel structure portion.
Further, the present invention is characterized in that a stabilizer is provided behind the rear end portion.
Further, the present invention is characterized in that a trim tab is provided behind the rear end portion.
Further, the present invention is characterized in that at least the rear side of the tunnel structure portion slightly before the screw installation location is wider than the front side slightly before the screw installation location.
Further, the present invention is characterized in that at least a rear side of the tunnel structure portion at a position slightly before a screw installation location is widened without being continuous with a front side from a little before the screw installation location.
In the present invention, the bottom is a wing of a hydrofoil ship.
Moreover, the present invention is characterized in that an elevator is provided on an outer surface inside the wing.
Moreover, the present invention is characterized in that the elevator is provided on the front and rear wings.
Further, the present invention is characterized in that the tunnel structure portion is configured by combining a first concave portion formed inside the hull and a second concave portion formed outside the hull.
Further, the present invention is characterized in that plate-like portions extend downward from both sides of the tunnel structure portion.
Further, according to the present invention, the tunnel structure portion is formed in a cross-sectional shape in which both side portions are inclined upward linearly from the outside to the inside, and the arc-shaped portion extends upward from the inner end portion. It is characterized by that.
Further, according to the present invention, the tunnel structure portion is formed in a cross-sectional shape in which both side portions are inclined upward in an arc shape from the outside to the inside, and the arc shape portion extends upward from the inner end portion. It is characterized by that.
Further, the present invention is characterized in that an underwater brake that moves up and down in the tunnel structure portion is provided at a rear portion of the tunnel structure portion.
本発明によれば、底部に備えられたトンネル構造部が前端部から後端部にかけて同じ幅の逆凹状の断面形状に形成されているので、底部の前端側で受ける航行時の波浪衝撃を抑えることができる。 According to the present invention, since the tunnel structure portion provided at the bottom portion is formed in a reverse concave cross-sectional shape having the same width from the front end portion to the rear end portion, it suppresses the wave impact during navigation received on the front end side of the bottom portion. be able to.
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。図1は、本実施形態の船1を示す図で、(a)は平面図,(b)は側面図,(c)は正面図,(d)は背面図である。図2は、船1の船首11(前端部)から船尾12(後端部)にかけての縦断面図を示しており、(a)はA−A矢視横断面図,(b)はB−B矢視横断面図である。なお、図2では、船体内部には本来空間が設けられ、その空間内には機器等が設置されているが、この空間にもハッチングをしている。
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a view showing a
図1に示す船1はハイドロプレーンの単胴船であり、船底(底部)にはトンネル構造部2を備えている。トンネル構造部2は、図1,図2に示すように、船首11から船尾12にかけて同じ幅の逆凹状の断面形状に形成されている。
A
図3は、船1の船首11から船尾12にかけての横断面図を示しており、(a)はD−D矢視横断面図,(b)はE−E矢視横断面図,(c)はF−F矢視横断面図である。
FIG. 3 shows a cross-sectional view from the
図3(a)に示すように、船首11の部分では、船底の幅方向の中央部が半円形の逆凹状に窪んでトンネル構造部2が形成されている。このため、トンネル構造部2の両側に位置した船底の幅方向の両側部分には、船体の下方に向けて突出した山部21がそれぞれ形成されている。
As shown in FIG. 3A, in the
図3(b)に示すように、船首11と船尾12との間の部分でも、船底の幅方向の中央部が半円形の逆凹状に窪んでトンネル構造部2が形成され、トンネル構造部2の両側には山部21が形成されている。図3(c)に示すように、船尾12部分でも、船底の幅方向の中央部が半円形の逆凹状に窪んでトンネル構造部2が形成され、トンネル構造部2の両側には山部21が形成されている。
As shown in FIG. 3 (b), the
図3(a)に示す船首11の部分,図3(b)に示す船首11と船尾12との間の部分,図3(c)に示す船尾12の部分では、船体の幅が一般的な単胴船と同様に形成されているが、トンネル構造部2を形成する凹部が同じ幅の半円形の断面形状に形成されているため、トンネル構造部2を形成する凹部は同じ幅の逆凹状の断面形状となっている。このように、トンネル構造部2は、船首11から船尾12にかけて同じ幅を有した逆凹状の断面形状を有した逆凹状に形成されている。
In the portion of the
船首11には、図1,図2に示すように、トンネル構造部2から前上方に向けて延びた凹部により漏斗状部3が形成されている。漏斗状部3は、船首11の幅方向の中央部が窪んで形成されており、縦断面で見るとスキー板のトップ部のようにトンネル構造部2の中央上部が漏斗状に広がって前上方に延びている。漏斗状部3は、図4に示すように、船の喫水線Kの高さに位置するように形成されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, a funnel-shaped
次に、このような船体構造を備えた船1の航行時の動作を説明する。
Next, the operation | movement at the time of navigation of the
船1が停泊時は、図4に示すように、船首11から船尾12にかけての漏斗状部3の高さに喫水線Kが位置している。この状態から船が走行を開始してスピードが上昇していくと、図5に示すように、船体が後傾姿勢となる。このとき、図6に示すように、トンネル構造部2内では両側部及び中央部から中央上部に向けて水圧が集中し、揚力が発生する。この結果、図7に示すように、水上スキーのように船体が上昇しての接水面積が減少し、水の摩擦抵抗が減少する。
When the
また、上述したように、船1の走行開始時には漏斗状部3が喫水線Kに位置しており、この漏斗状部3が水圧を受け船首11が上方に持ち上げられ、船体を後傾姿勢にするよう働く。この結果、トンネル構造部2の中央上部に向けた水圧集中による揚力発生で接水面積が減少して水の摩擦抵抗が減少する効果を効果的に得ることができる。
Further, as described above, the funnel-shaped
図8に示すように、船1のスピードが上昇して船首11側のトンネル構造部2の縁部が喫水線Kの高さに位置し、トンネル構造部2の中央上部と喫水線Kとの間に隙間ができると、この隙間から図8に矢印で示すように、トンネル構造部2内に空気が流入する。トンネル構造部2内に流入した空気は、トンネル構造部2の中央上部の内周面に沿って水と空気を両側から中央へ抱え込み集中し、撹拌するようになり、泡が発生し気泡層を形成し、船体の受ける摩擦抵抗が減少する。この効果は、船体スピードが上昇する程大きくなり、船体をハイドロプレーン状態とする。また、気泡によりエアクッションの効果も得られる。
As shown in FIG. 8, the speed of the
また、船底部にトンネル構造部2が設けられることで、喫水線Kがトンネル構造部2の高さになるまで船1の速度が上がると、船1の船体が水を左右に押し分けることで生じる波をトンネル構造部2内に流入させることができ、船1が波を作って航行するために生じる造波抵抗が減少する。更に、トンネル構造部2内に流入した空気は、トンネル構造部2内で沿って水と空気を両側から中央へ抱え込み集中し、撹拌するようになり、泡が発生し、水の粘性圧力抵抗が減少する。
Moreover, when the speed of the
このように、船1では、船底部にトンネル構造部2を備えることで流体抵抗を減少させることができ、スピードの向上や、燃費の向上を図ることができる。
As described above, in the
本実施形態によれば、船底部に備えられたトンネル構造部2が船首11から船尾12にかけて同じ幅を有した逆凹状の断面形状に形成されているので、前面投影面積が小さく、トンネル構造部2の先端部が波切りの良い形状と厚みとなるので、抵抗が小さくなる。このため、航行時に船底部の船首11側で受ける波浪衝撃を抑えることができる。また、船底部が逆凹状の断面形状に形成されることで、船体1の強度を高めることができる。
According to the present embodiment, since the
なお、上記実施形態では、船底の幅方向中央部にトンネル構造部2が設けられている場合について説明したが、図9に示す第2の実施形態のように、トンネル構造部4a,4bを船底の幅方向に複数並べて備える構成としてもよい。
In the above embodiment, the case where the
本実施形態では、2つのトンネル構造部4a,4bが、船底の幅方向に並んで設けられている。これらのトンネル構造部4a,4bは、何れも上記第1の実施形態のトンネル構造部2のように、船首11から船尾12にかけて同じ幅の逆凹状の断面形状に形成されている。また、船首11には、各トンネル構造部4a,4bから前上方に向けて延びた漏斗状部5a,5bが、船体の幅方向に並んで設けられている。この構成では、トンネル構造部4a,4b間の山部にソナー等を取り付けることで、ソナー等の受ける水の抵抗を減少させることができ、左右のバランスを崩さずに済む。
In this embodiment, two
また、上記第2の実施形態では、船底の幅方向に並べられたトンネル構造部4a,4bが同じ高さに形成されている場合について説明した。しかしながら、図10に示す第3の実施形態,図11に示す第4の実施形態のように、船底の幅方向に並べられたトンネル構造部が船1の航行速度に応じた異なる高さに備えられていてもよい。
In the second embodiment, the case where the
図10に示す第3の実施形態の水上走行体は、トンネル構造を備えた単胴船である。水上走行体は、船底の幅方向中央部に設けられたトンネル構造部6aと、船底の幅方向の両側に設けられたトンネル構造部6bとを備えている。船底の幅方向の両側に設けられたトンネル構造部6bは、船底の幅方向中央部に設けられたトンネル構造部6aよりも低い位置に形成されている。また、船首11には、各トンネル構造部6a,6bから前上方に向けて漏斗状部7a,7bが延びている。これにより、中低速時に水圧を左右に逃がすのを防止でき、船体1の安定性も向上させられる。なお、トンネル構造部6bがトンネル構造部6aよりも高い位置に形成されていてもよい。
The floating body of the third embodiment shown in FIG. 10 is a monohull with a tunnel structure. The floating body includes a
本実施形態の水上走行体は、船底の幅方向中央部のトンネル構造部6aから延びた漏斗状部7a、及び、船底の幅方向両側のトンネル構造部6bから延びた漏斗状部7bが船1の低速〜中速時に使用するように形成されている。また、船底の幅方向中央部のトンネル構造部6bから延びた漏斗状部7bが、船1の中速〜高速時に使用する、又は高速時に使用するように形成されている。
The floating traveling body of the present embodiment includes a funnel-shaped
このように、船底の幅方向の両側に設けられたトンネル構造部6bを、船底の幅方向中央部に設けられたトンネル構造部6aよりも低い位置に形成することで、船の低速〜中速時には船底の幅方向中央部のトンネル構造部6aから延びた漏斗状部7aが、船底の幅方向の両側のトンネル構造部6bから延びた漏斗状部7bと共に作用する。また、船の中速〜高速時、又は高速時には、船底の幅方向の両側のトンネル構造部6bから延びた漏斗状部7bが作用する。
Thus, by forming the
上記第3の実施形態では、トンネル構造部2を船底の幅方向に複数並べて備えた水上走行体を単胴船に適用した場合について説明したが、図11に示す第4の実施形態の水上走行体は、トンネル構造部8a,8bを船底の幅方向に複数並べて備えた水上走行体を双胴船に適用している。
In the third embodiment, the case where the surface traveling body provided with a plurality of
第4の実施形態の水上走行体は、船底の幅方向中央部に設けられたトンネル構造部8aと、船底の幅方向の両側に設けられたトンネル構造部8bとを備えている。船底の幅方向中央部に設けられたトンネル構造部8aは、船底の幅方向の両側に設けられたトンネル構造部8bよりも高い位置に形成されている。
The surface traveling body of the fourth embodiment includes a
本実施形態の水上走行体は、船底の幅方向中央部のトンネル構造部8aから延びた漏斗状部9a、及び、船底の幅方向の両側のトンネル構造部8bから延びた漏斗状部9bが、船1の低速〜中速時に使用するように形成されている。また、船底の幅方向の両側のトンネル構造部8bから延びた漏斗状部9bが、船1の中速〜高速時に使用する、又は高速時に使用するように形成されている。
The floating body of the present embodiment includes a funnel-shaped
このように、船底の幅方向中央部に設けられたトンネル構造部8aを、船底の幅方向の両側に設けられたトンネル構造部8bよりも高い位置に形成することで、船1の低速〜中速時には船底の幅方向中央部のトンネル構造部8aから延びた漏斗状部9aが、船底の幅方向の両側のトンネル構造部8bから延びた漏斗状部9bと共に作用する。また、船の中速〜高速時、又は高速時には、船底の幅方向の両側のトンネル構造部8bから延びた漏斗状部9bが作用する。なお、本発明の水上走行体は、単胴船,双胴船だけでなく他の多胴船や、ジェットスキー,ジェットホイール等の他の水上走行体にも適用できる。
Thus, by forming the
なお、上記各実施形態では、トンネル構造部2,4a,4a,6a,6b,8a,8bが半円型の断面形状を有した逆凹状に形成されている場合について説明した。しかしながら、トンネル構造部2は、船首11から船尾12にかけて同じ逆凹状の断面形状に形成されているのであれば、その断面形状は任意である。例えば、図12(a)に示すトンネル構造部11aのように、長円形の断面形状を有した逆凹状に形成されていてもよい。
In each of the above embodiments, the case has been described in which the
また、図12(b)に示すトンネル構造部11bのように、弧と直線を組み合わせた断面形状を有した逆凹状に形成されていてもよい。また、図12(c)に示すトンネル構造部11cのように、直線が組み合わされた多角型の断面形状を有した逆凹状に形成されていてもよい。
Moreover, like the
また、半円型と弧型とを組み合わせた断面形状の逆凹状に形成されていてもよい。また、半円型と長円形とを組み合わせた断面形状や、半円型と多角型とを組み合わせた断面形状の逆凹状に形成してもよい。また、半円型・弧型・長円形・直線・角型を組み合わせて逆凹状に形成されていてもよい。 Moreover, you may form in the reverse concave shape of the cross-sectional shape which combined the semicircle shape and the arc shape. Moreover, you may form in the reverse concave shape of the cross-sectional shape which combined the semicircle shape and the ellipse, and the cross-sectional shape which combined the semicircle shape and the polygonal shape. Further, a semicircular shape, an arc shape, an oval shape, a straight line, and a square shape may be combined to form a reverse concave shape.
また、弧型と長円形とを組み合わせた断面形状の逆凹状に形成されていてもよい。また、弧型と多角型とを組み合わせた断面形状の逆凹状に形成してもよい。また、多角型と長円形とを組み合わせた断面形状の逆凹状に形成されていてもよい。 Moreover, you may form in the reverse concave shape of the cross-sectional shape which combined the arc shape and the ellipse. Moreover, you may form in the reverse concave shape of the cross-sectional shape which combined the arc shape and the polygonal shape. Moreover, you may form in the reverse concave shape of the cross-sectional shape which combined the polygon and the ellipse.
また、図13に示すトンネル構造部11iのように、トンネル構造部2の両側の下端部から板状部22を船底から下方に延出させる構成としてもよい。この構成によれば、トンネル構造部11i内から水が左右に流れ出すのを抑え、圧力が増し、船体の揚力を向上させることができる。
Moreover, it is good also as a structure which makes the plate-shaped
また、上記実施形態では、船1の底部である船底にトンネル構造部2が設けられている場合について説明したが、水上走行体の底部であればトンネル構造部2を設ける位置は任意である。例えば、水上走行体が水中翼船である場合には、図14に示すように、船底部に設けられた翼13にトンネル構造部14を設けてもよい。なお、翼13は、船底からハの字状に延びた脚部に取り付けられていても良い。また、漏斗状部3の形成位置は、必ずしも船1の喫水線Kの高さに位置するように形成されていなくてもよい。
Moreover, although the said embodiment demonstrated the case where the
また、上記第1の実施形態では、船底を逆凹状に形成してトンネル構造部2を形成した場合について説明したが、図15に示すように、船底から船体の下方に延びた膨出部15にトンネル構造部2を設けても良い。この構成によれば、膨出部15が船首から船尾にかけて同じ幅に形成されているので、喫水線Kがトンネル構造部2の高さでなく、膨出部15の高さになるまで船1の速度を上げれば、トンネル構造部の船底部の両側部で生じる造波抵抗を減少させられる。
Further, in the first embodiment, the case where the
また、上記実施形態では、トンネル構造部2から前上方に向けて延びた凹部として漏斗状部3が船首に形成されている場合について説明したが、本発明の凹部の形状は任意であり、例えば野球帽子の鍔状に形成されていてもよい。また、トンネル構造部を複数並べて設ける場合には、トンネル構造部同士の間隔は任意であり、推進装置の位置に合わせて設けることができる。また、トンネル構造部の上部の形状も水上走行体の前端部から後端部にかけて同じ形状に形成されている必要はなく、推進装置の装着台を設けたり、水上走行体の後端部だけ平坦に形成されていてもよい。この場合、装着台には、水流の影響が抑えられるように前後に緩やかな傾斜をつけるのが好ましい。
Moreover, although the said embodiment demonstrated the case where the funnel-shaped
また、トンネル構造部は、水上走行体の前端部から後端部にかけて同じ幅の逆凹状の断面形状に形成されていればよい。例えば、図16に示すように、船尾部分のトンネル構造部2に後下方に向けて延びた傾斜部23を備えていてもよい。傾斜部23は、トンネル構造部2の中央上部の断面形状がスキー板のトップ部を逆さまにした形状となるよう、トンネル構造部2の上部を下方に湾曲させ、又は直線状に後下方に下げて形成されている。傾斜部23の後方には、図16に矢印で示すように上下に回動するトリムタブ24が設けられている。傾斜部23では、トンネル構造部2の上部がトリムタブ24の下面から連続して延びるよう平坦になっている。傾斜部23やトリムタブ24により、トンネル構造部2内での水流が矢印で示すように下方に向き、トンネル構造部2の中央上部に太矢印で示すように浮力が働き、船尾12の沈み込みが減少する。また、トリムタブ24の少し前から傾斜を付けてトリムタブ24との段差をなくすようにしてもよい。
Moreover, the tunnel structure part should just be formed in the reverse concave cross-sectional shape of the same width | variety from the front-end part of a water-borne traveling body to a rear-end part. For example, as shown in FIG. 16, the
なお、トリムタブ24は、図17(a)に示すように、トンネル構造部2の幅方向に2つ並んで設けられていても良い。また、図17(b)に示すように、トンネル構造部2が船体1の幅方向に並んでいる場合には、各トンネル構造部2毎に傾斜部23及びトリムタブ24が設けられていてもよい。
Note that two
また、全旋回式のウオータージェットやスクリュー等の推進装置が水上走行体の船底部に設けられている場合には、推進装置とトンネル構造部とが接触しないよう、推進装置の設置個所では、トンネル構造部の両側の山部に切欠部が設けられている構成としてもよい。例えば、図18(a)に示すように、全旋回式の推進装置が船底の船尾部分の装着台26に装着されている場合には、推進方向を側方に向けるために回転する推進装置との接触を避けるよう、トンネル構造部2の船尾12部分の両側の山部21に切欠部25を設けてもよい。また、図18(b)に示すように、全旋回式の推進装置が船底の船尾部分だけでなく船首と船尾との間に設けられた装着台26にも装着されている場合には、トンネル構造部2の両側の山部21の切欠部25が船尾部分だけでなく船首と船尾との間にも設けられている構成とすることができる。
In addition, when a propulsion device such as a fully swiveling water jet or a screw is provided at the bottom of the surface of the surface of the surface, the tunnel is installed at the location where the propulsion device is installed so that the propulsion device does not contact the tunnel structure. It is good also as a structure by which the notch part is provided in the peak part of the both sides of a structure part. For example, as shown in FIG. 18 (a), when a fully swivel propulsion device is mounted on the mounting
なお、切欠部25の切欠量(高さ及び幅)は、推進装置をスラスターとして使用する際に推力の影響が抑えられ、かつ、航行時にはトンネル構造部2内からの水の流出が抑えられるように圧力低下のバランスを考慮して決めることができ、例えば、図19に示すように、スクリュー27の一部が切欠部25を通して側方から見えるように形成できる。
Note that the notch amount (height and width) of the
また、図20に示すように、トンネル構造部2の少なくともスクリュー27の設置個所の少し前より後側は、スクリュー27の設置個所の少し前より前側に比べて拡幅されていてもよい。この構成によれば、トンネル構造部2に比べて大きなスクリュー27も設置することができる。また、拡幅部分を船体1と分離して一体形成で交換又は分割して中心から右側・左側の2分割、上部,右側部,左側部の3分割等にして複数のパーツで形成し、パーツの取付位置を変更することで、スクリュー27の大きさに応じた幅のトンネル構造部2を形成できる。
Further, as shown in FIG. 20, at least the rear side of the
また、図21に示すように、トンネル構造部2の後端部にトリムタブ28が設けられていてもよい。トリムタブ28は、トンネル構造部2の上方に設けられたシリンダー29で船尾12側が昇降させられることで、図22に矢印で示すように船首11側を支点として昇降する。これにより、トリムタブ24を船尾12に設ける場合に比べ、両脇から水流が逃げて水圧が減少するのを抑えられる。
Further, as shown in FIG. 21, a
また、図23に示す水中翼船1のように、トンネル構造部16が船体の内側に形成された第1の凹部16aと、船体の外側に形成されて第1の凹部16aより大きな第2の凹部16bとで構成されていてもよい。この構成によれば、船体が左右に傾いたときに第2の第2の凹部16bで大きな浮力を得て船体の傾きを回復する効果を得られる。なお、第1の凹部16aと第2の凹部16bとの高さはどちらが高くなっていても良い。
Further, like the
また、図24に示すように、トンネル構造部17は、凹部17aと凹部17bとを組み合わせた形状に形成されていてもよい。
Moreover, as shown in FIG. 24, the
また、図14に示すように水上走行体が水中翼船である場合には、図25に示すように、トンネル構造部14を備えた翼13が昇降舵13aを備える構成としてもよい。この例では、昇降舵13aが翼13の内側の側面から側方に向けて伸びている。この構成では、昇降舵13aを昇降させることで、船1の船体の姿勢を制御することが可能となる。なお、この図では、漏斗状部3が備えられていない構成を示している。このように、漏斗状部3は、必ずしも備えられていなくても良い。
Moreover, when the surface traveling body is a hydrofoil ship as shown in FIG. 14, as shown in FIG. 25, the
また、トンネル構造部16が第1の凹部16aと第1の凹部16aより大きな第2の凹部16bとで構成された水中翼船では、第1の凹部16a船体の内側の第1の凹部16aに昇降舵13aを形成することができる。
Further, in the hydrofoil ship in which the
また、図20に示す例では、トンネル構造部2の少なくともスクリュー27の設置個所の少し前より後側がスクリュー27の設置個所の少し前より前側に比べて拡幅するよう、トンネル構造部2の側壁が外側に向けて徐々に広がる構成となっていた。しかしながら、図26に示すように、トンネル構造部2の少なくともスクリュー27の設置個所の少し前より前側の側壁とスクリュー27の設置個所の少し前より後側の側壁とが連続しておらず、トンネル構造部2の少なくともスクリュー27の設置個所の少し前より前側とスクリュー27の設置個所の少し前より後側との間に開口部27aが備えられた構成としてもよい。
Further, in the example shown in FIG. 20, the side wall of the
この構成では、図26に示すように、開口部27aからトンネル構造部2内に水が進入し、トンネル構造部2の少なくともスクリュー27の設置個所の少し前より前側からトンネル構造部2内を流れてきた水と合流してトンネル構造部2の後方に向けて流れていく。この構成によれば、図20に示す構成のように、スクリュー27の設置個所の少し前より前側と後側とでトンネル構造部2の幅が異なる場合に比べ、トンネル構造部2内での水の抵抗を減らし、流れをスムーズにすることができる。また、拡幅部による抵抗を抑えることもできる。
In this configuration, as shown in FIG. 26, water enters the
また、トンネル構造部2の断面形状は上記実施形態でのものには限定されず、例えば、図27(a)に示すトンネル構造部19のように、トンネル構造部19の両側部19aが外側から内側にかけて直線状に上方傾斜し、両側部19aの内側の端部から円弧状部19bが上方に延びる構成としてもよい。また、図27(b)に示すトンネル構造部20のように、トンネル構造部20の両側部20aが外側から内側にかけて円弧状に上方傾斜し、両側部20aの内側の端部から円弧状部20bが上方に延びる構成としてもよい。これらの構成によれば、両側部19a,20aでトンネル構造部20の内側にスプレー気泡を生じさせ、抵抗を小さくすることができる。
Moreover, the cross-sectional shape of the
また、図28に示すように、トンネル構造部30内で昇降する水中ブレーキ30aを、トンネル構造部30の後部に設けてもよい。水中ブレーキ30aは、シリンダ30bによりトンネル構造部30内で昇降する構成となっている。図29に示すように、水中ブレーキ30aは、シリンダ30bにより前端側を下降させられて、トンネル構造部30を塞ぎ、ブレーキをかける。
In addition, as shown in FIG. 28, an
1 船
2 トンネル構造部
21 山部
22 板状部
23 傾斜部
24 トリムタブ(安定板)
25 切欠部
26 装着台
27 スクリュー
28 トリムタブ(安定板)
29 シリンダー
3 漏斗状部
4a,4b トンネル構造部
5a,5b 漏斗状部
6a,6b トンネル構造部
7a,7b 漏斗状部
8a,8b トンネル構造部
9a,9b 漏斗状部
11a〜11c,11i トンネル構造部
11 船首
12 船尾
13 翼
13a 昇降舵
14 トンネル構造部
15 膨出部
16 トンネル構造部
16a 第1の凹部
16b 第2の凹部
17 トンネル構造部
17a 凹部
17b 凹部
18a 漏斗状部
18b 漏斗状部
19a,20a 両側部
19b,20b 円弧状部
19,20,30 トンネル構造部
27a 開口部
30a 水中ブレーキ
30b シリンダ
1
25
29
Claims (19)
前記推進装置の設置個所では、前記トンネル構造部の両側の山部に切欠部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の水上走行体。 In the tunnel structure part, a fully swivel type propulsion device is installed,
The water-borne traveling body according to any one of claims 1 to 5, wherein a notch portion is provided in a mountain portion on both sides of the tunnel structure portion at an installation location of the propulsion device.
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