JP2015074461A - シート製品用の容器及びシート製品入り容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】内容物を取り出しやすく、かつ転倒しても内容物が放出されにくい、シート製品用の容器を提供する。【解決手段】底面部24と該底面部24の周縁から立設された側面部26とを備え、上端に開口部22を有する容器本体20と、前記開口部22を開閉可能に塞ぐ蓋体10とを備え、前記容器本体20には、前記開口部22の一部を覆う放出防止フィルム62が設けられていることよりなる。【選択図】図2
Description
本発明は、シート製品用の容器及びシート製品入り容器に関する。
ウェットティッシュ、汗拭きシート等の液体含浸シート等のシート製品を収容する容器としては、シート製品の取出口となる開口部が形成された容器本体と、容器本体に再剥離可能かつ再貼着可能とされ開口部を覆うシート状の蓋体とを備える容器が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の容器は、容器本体が可撓性フィルムで成形されているため、変形しやすい。このため、特許文献1に記載の容器においては、シート製品の収容枚数が減少すると元の形状を維持できなくなる、蓋体の開閉を繰り返すうちに容器本体が変形する、等により、開口部近傍部にシワが形成されやすくなる。開口部近傍部にシワが形成された状態で蓋体を貼着すると、容器の密閉性が低下する。容器の密閉性が低下すると、シート製品が液体含浸シートである場合には、シート製品に含浸している液体が揮発しやすい。液体が揮発してしまうと、液体含浸シートの本来の使用感や機能が損なわれやすい。
こうした問題に対し、シート製品の収容枚数が減少しても、開口部付近にシワが形成されにくい包装容器が提案されている(例えば、特許文献2)。
特許文献1に記載の容器は、容器本体が可撓性フィルムで成形されているため、変形しやすい。このため、特許文献1に記載の容器においては、シート製品の収容枚数が減少すると元の形状を維持できなくなる、蓋体の開閉を繰り返すうちに容器本体が変形する、等により、開口部近傍部にシワが形成されやすくなる。開口部近傍部にシワが形成された状態で蓋体を貼着すると、容器の密閉性が低下する。容器の密閉性が低下すると、シート製品が液体含浸シートである場合には、シート製品に含浸している液体が揮発しやすい。液体が揮発してしまうと、液体含浸シートの本来の使用感や機能が損なわれやすい。
こうした問題に対し、シート製品の収容枚数が減少しても、開口部付近にシワが形成されにくい包装容器が提案されている(例えば、特許文献2)。
ところで、容器としては、自立性を有する有底筒状の容器本体と、開口部を覆うように容器本体に被せられる蓋体とを備えるもの(以下、身蓋容器ということがある)が一般的に知られている。身蓋容器は、内容物を取り出しやすい、内容物の多少にかかわらず容器本体の形状が維持される、蓋体の開閉を繰り返しても容器が変形しにくい、等の利点を有する。
しかしながら、身蓋容器には、転倒すると内容物を容易に放出してしまうという問題がある。特に液体含浸シートは、容器から放出されると汚れが付きやすいため、容器に収容し直して利用するのが困難である。
そこで、本発明は、内容物を取り出しやすく、かつ転倒しても内容物が放出されにくい、シート製品用の容器を目的とする。
しかしながら、身蓋容器には、転倒すると内容物を容易に放出してしまうという問題がある。特に液体含浸シートは、容器から放出されると汚れが付きやすいため、容器に収容し直して利用するのが困難である。
そこで、本発明は、内容物を取り出しやすく、かつ転倒しても内容物が放出されにくい、シート製品用の容器を目的とする。
本発明のシート製品用の容器は、底面部と該底面部の周縁から立設された側面部とを備え、上端に開口部を有する容器本体と、前記開口部を開閉可能に塞ぐ蓋体とを備え、前記容器本体には、前記開口部の一部を覆う放出防止体が設けられていることを特徴とする。
本発明のシート製品入り容器は、複数のシート製品が積層され、前記の本発明のシート製品用の容器に収容されてなることを特徴とする。
前記放出防止体の少なくとも一部と重なり、取り外し可能なカバーフィルムを備え、前記放出防止体と前記カバーフィルムとで前記開口部の全体が覆われていることが好ましい。
前記放出防止体の少なくとも一部と重なり、取り外し可能なカバーフィルムを備え、前記放出防止体と前記カバーフィルムとで前記開口部の全体が覆われていることが好ましい。
本発明のシート製品用の容器によれば、内容物の取り出しやすさと、転倒した際の内容物の放出されにくさとの両立を図れる。
本発明の一実施形態にかかるシート製品入り容器について、以下に図面を参照して説明する。
図1のシート製品入り容器1は、シート製品の積層物4が、シート製品用の容器(以下、単に容器ということがある)2に収容されたものである。
図1のシート製品入り容器1は、シート製品の積層物4が、シート製品用の容器(以下、単に容器ということがある)2に収容されたものである。
容器2は、容器本体20と、蓋体10とを備える。
容器本体20は、底面視において一方を長手とする矩形の底面部24と、底面部24の周縁から立設された側面部26とを備え、上端に平面視矩形の開口部22を有する。即ち、容器本体20は、平面視矩形の有底四角筒とされている。側面部26は、底面部24から離れるに従い、平面視面積が大きくなる。
開口部22の周縁には、凸条28が形成されている。この凸条28は、開口部22に沿って周回する。
容器本体20の上端寄りには、外方に突き出た平面視矩形の摘部29が形成されている。この摘部29は、平面視矩形の一方の長手から突き出るように、前記の長手の中央に形成されている。
容器本体20には、開口部22の全体を覆う封止フィルム6が設けられている。封止フィルム6は、開口部22の形状に応じた平面視四角形とされている。
図2に示すように、封止フィルム6は、カバーフィルム60と放出防止フィルム62との積層フィルムであり、放出防止フィルム62の略中央には、平面視真円形の取出口64が形成されている。カバーフィルム60には、その一角から外方に突き出た摘片66が形成されている。放出防止フィルム62は、容器本体20に接着され、カバーフィルム60は、放出防止フィルム62に重ねられ、放出防止フィルム62と剥離可能に貼着されている。こうして、放出防止フィルム62とカバーフィルム60とで、容器本体20の開口部22の全体が覆われている。なお、本実施形態においては、放出防止フィルム62が放出防止体である。
容器本体20は、底面視において一方を長手とする矩形の底面部24と、底面部24の周縁から立設された側面部26とを備え、上端に平面視矩形の開口部22を有する。即ち、容器本体20は、平面視矩形の有底四角筒とされている。側面部26は、底面部24から離れるに従い、平面視面積が大きくなる。
開口部22の周縁には、凸条28が形成されている。この凸条28は、開口部22に沿って周回する。
容器本体20の上端寄りには、外方に突き出た平面視矩形の摘部29が形成されている。この摘部29は、平面視矩形の一方の長手から突き出るように、前記の長手の中央に形成されている。
容器本体20には、開口部22の全体を覆う封止フィルム6が設けられている。封止フィルム6は、開口部22の形状に応じた平面視四角形とされている。
図2に示すように、封止フィルム6は、カバーフィルム60と放出防止フィルム62との積層フィルムであり、放出防止フィルム62の略中央には、平面視真円形の取出口64が形成されている。カバーフィルム60には、その一角から外方に突き出た摘片66が形成されている。放出防止フィルム62は、容器本体20に接着され、カバーフィルム60は、放出防止フィルム62に重ねられ、放出防止フィルム62と剥離可能に貼着されている。こうして、放出防止フィルム62とカバーフィルム60とで、容器本体20の開口部22の全体が覆われている。なお、本実施形態においては、放出防止フィルム62が放出防止体である。
蓋体10は、容器本体20の開口部22を開閉可能に塞ぐものである。蓋体10は、平面視において一方を長手とする矩形とされ、周縁に沿って凹条18が形成されている。この凹条18は、蓋体10で開口部22を塞いだ際に凸条28と嵌合して、蓋体10と容器本体20とで容器2を密閉する。
蓋体10には、外方に突き出た摘部19が2つ形成されている。この摘部19は、平面視矩形の一方の長手に形成されている。摘部19は、蓋体10で開口部22を塞いだ際に、摘部29の長さ方向両側に位置するように形成されている。
蓋体10には、外方に突き出た摘部19が2つ形成されている。この摘部19は、平面視矩形の一方の長手に形成されている。摘部19は、蓋体10で開口部22を塞いだ際に、摘部29の長さ方向両側に位置するように形成されている。
積層物4は、複数のシート製品が積層されたものである。積層物4を構成するシート製品の枚数は、特に限定されない。
シート製品としては、例えば、ウェットティッシュ、汗拭きシート、日焼け止めシート、虫除けシート、化粧水シート、化粧落としシート等、不織布等にアルコールや薬剤等の液体が含浸された液体含浸シート;クッキングシート、ティッシュペーパー、掃除用シート等、液体が含浸されていない拭き取りシート等が挙げられる。
シート製品としては、例えば、ウェットティッシュ、汗拭きシート、日焼け止めシート、虫除けシート、化粧水シート、化粧落としシート等、不織布等にアルコールや薬剤等の液体が含浸された液体含浸シート;クッキングシート、ティッシュペーパー、掃除用シート等、液体が含浸されていない拭き取りシート等が挙げられる。
シート製品の積層方法は、特に限定されないが、シート製品を折りたたみ、これを積層することが好ましい。シート製品の折りたたみ方の例について、図3〜4を用いて説明する。
図3〜4は、シート製品を側方から見た模式図である。
図3のシート製品4aは、一方を長手とする平面視矩形とされ、長手方向の中央にミシン目が形成されている。シート製品4aは、長手方向の両側縁P、Pがミシン目の位置で突き合わされるように、折りたたまれる。そして、突き合わせられた両側縁P、Pが、同じ方向を向くように積層され、両側縁P、Pが取出口64を向くように容器本体20内に収容される。
図4のシート製品4bは、一方を長手とする平面視矩形とされ、長手方向の中央にミシン目が形成されている。シート製品4bは、長手方向の側縁Pが、ミシン目に位置するように、側面視Z字状に折りたたまれ積層され、容器本体20内に収容される。
図3〜4は、シート製品を側方から見た模式図である。
図3のシート製品4aは、一方を長手とする平面視矩形とされ、長手方向の中央にミシン目が形成されている。シート製品4aは、長手方向の両側縁P、Pがミシン目の位置で突き合わされるように、折りたたまれる。そして、突き合わせられた両側縁P、Pが、同じ方向を向くように積層され、両側縁P、Pが取出口64を向くように容器本体20内に収容される。
図4のシート製品4bは、一方を長手とする平面視矩形とされ、長手方向の中央にミシン目が形成されている。シート製品4bは、長手方向の側縁Pが、ミシン目に位置するように、側面視Z字状に折りたたまれ積層され、容器本体20内に収容される。
容器本体20の材質は、特に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニルコポリマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリスチレン、アクリル−スチレンコポリマー、アクリル−ブタジエン−スチレンコポリマー、エチレン−ビニルアルコールコポリマー及びこれらの複合樹脂、アルミニウム箔等の金属箔、ならびにこれらの積層体等が挙げられる。
容器本体20は、透明でもよいし、着色されていてもよい。
蓋体10の材質は、容器本体20の材質と同様である。蓋体10の材質は、容器本体20の材質と同じでもよいし、異なってもよい。
蓋体10と容器本体20とは、硬さの異なる材質で構成されるのが好ましい。例えば、蓋体10及び容器本体20を樹脂で構成する場合には、蓋体10を構成する樹脂と容器本体20を構成する樹脂とは、曲げ弾性率が異なることが好ましい。蓋体10と容器本体20との硬さが異なることで、蓋体10と容器本体20とがより密着し、容器2の密閉性をより高められる。
容器本体20は、透明でもよいし、着色されていてもよい。
蓋体10の材質は、容器本体20の材質と同様である。蓋体10の材質は、容器本体20の材質と同じでもよいし、異なってもよい。
蓋体10と容器本体20とは、硬さの異なる材質で構成されるのが好ましい。例えば、蓋体10及び容器本体20を樹脂で構成する場合には、蓋体10を構成する樹脂と容器本体20を構成する樹脂とは、曲げ弾性率が異なることが好ましい。蓋体10と容器本体20との硬さが異なることで、蓋体10と容器本体20とがより密着し、容器2の密閉性をより高められる。
カバーフィルム60は、収容されるシート製品を勘案して決定され、例えば、液体含浸シートを収容する場合には、液体含浸シートに含浸した液体が揮発するのを防止できる材質が選択される。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアミド、アルミニウム箔等の金属箔、及びこれらの積層フィルム等が挙げられる。
カバーフィルム60の厚さは、材質等を勘案して決定され、例えば、30〜100μmとされる。
放出防止フィルム62の材質は、カバーフィルム60の材質と同様である。放出防止フィルム62の材質は、カバーフィルム60の材質と同じでもよいし、異なってもよい。
放出防止フィルム62の厚さは、材質等を勘案して決定され、例えば、20〜60μmが好ましい。
カバーフィルム60の厚さは、材質等を勘案して決定され、例えば、30〜100μmとされる。
放出防止フィルム62の材質は、カバーフィルム60の材質と同様である。放出防止フィルム62の材質は、カバーフィルム60の材質と同じでもよいし、異なってもよい。
放出防止フィルム62の厚さは、材質等を勘案して決定され、例えば、20〜60μmが好ましい。
好ましい封止フィルム6の構成の一例について、図5〜6を用いて説明する。なお、図5〜6において、封止フィルムは厚さ方向に拡大されて図示されている。
図5の封止フィルム6は、カバーフィルム60と、貼着剤層61と、放出防止フィルム62と、がこの順で積層されたものである。放出防止フィルム62には、取出口64に対応する切込65が形成されている。
図5の封止フィルム6は、カバーフィルム60と、貼着剤層61と、放出防止フィルム62と、がこの順で積層されたものである。放出防止フィルム62には、取出口64に対応する切込65が形成されている。
カバーフィルム60は、第一のカバーフィルム層601と、第二のカバーフィルム層602と、第三のカバーフィルム層603とがこの順で積層されている。
第一のカバーフィルム層601としては、ガラスの蒸着膜を有するポリエステルフィルム、アルミニウム等の金属蒸着膜を有するポリエステルフィルム等が挙げられる。このような材質を用いることで、シート製品に含浸されている液体の揮発を良好に防止できる。
第二のカバーフィルム層602としては、ポリアミドフィルム、ポリオレフィンフィルム等が挙げられる。
第三のカバーフィルム層603は、貼着剤層61に接する層である。第三のカバーフィルム層603としては、ポリオレフィンフィルム等が挙げられる。
第一のカバーフィルム層601としては、ガラスの蒸着膜を有するポリエステルフィルム、アルミニウム等の金属蒸着膜を有するポリエステルフィルム等が挙げられる。このような材質を用いることで、シート製品に含浸されている液体の揮発を良好に防止できる。
第二のカバーフィルム層602としては、ポリアミドフィルム、ポリオレフィンフィルム等が挙げられる。
第三のカバーフィルム層603は、貼着剤層61に接する層である。第三のカバーフィルム層603としては、ポリオレフィンフィルム等が挙げられる。
放出防止フィルム62は、第一の放出防止フィルム層621と、第一の放出防止フィルム層621の一方の面に設けられた第二の放出防止フィルム層622とを備える。
第一の放出防止フィルム層621は、貼着剤層61と接する層である。第一の放出防止フィルム層621としては、例えば、ポリアミドフィルム、ポリエステルフィルム等が挙げられる。これらの材質を用いることで、放出防止フィルム62の強度を高められる。
第二の放出防止フィルム層622としては、ポリオレフィンフィルム等が挙げられる。ポリオレフィンフィルムを用いることで、熱融着によって放出防止フィルム62を容器本体20に容易に接着できる。
第一の放出防止フィルム層621は、貼着剤層61と接する層である。第一の放出防止フィルム層621としては、例えば、ポリアミドフィルム、ポリエステルフィルム等が挙げられる。これらの材質を用いることで、放出防止フィルム62の強度を高められる。
第二の放出防止フィルム層622としては、ポリオレフィンフィルム等が挙げられる。ポリオレフィンフィルムを用いることで、熱融着によって放出防止フィルム62を容器本体20に容易に接着できる。
貼着剤層61としては、カバーフィルム60を放出防止フィルム62に剥離可能に貼着できるものであればよい。
封止フィルム6を上記構成とすることで、封止フィルム6で開口部22の全体を覆っている時には液体の揮発を良好に防止し、カバーフィルム60を放出防止フィルム62から剥離する時には、放出防止フィルム62を損傷することなく、取出口64を容易に形成できる(図6)。
取出口64の開口径は、収容されるシート製品の大きさや、容器本体20の深さ等に応じて適宜決定され、例えば、3〜7cmとされる。
シート製品入り容器1は、例えば、以下の製造方法により得られる。
まず、蓋体10及び容器本体20を射出成形、真空成形、真空圧空成形により得る。容器本体20内に積層物4を入れ、開口部22を封止フィルム6で塞ぐ。この際、カバーフィルム60が上方に位置するように、封止フィルム6を配置する。開口部22を封止フィルム6で塞ぐ方法としては、例えば、容器本体20に放出防止フィルム62を熱融着する方法、容器本体20に放出防止フィルム62を接着剤で接着する方法等が挙げられる。
開口部22を封止フィルム6で塞いだ後、蓋体10を容器本体20に装着する。
まず、蓋体10及び容器本体20を射出成形、真空成形、真空圧空成形により得る。容器本体20内に積層物4を入れ、開口部22を封止フィルム6で塞ぐ。この際、カバーフィルム60が上方に位置するように、封止フィルム6を配置する。開口部22を封止フィルム6で塞ぐ方法としては、例えば、容器本体20に放出防止フィルム62を熱融着する方法、容器本体20に放出防止フィルム62を接着剤で接着する方法等が挙げられる。
開口部22を封止フィルム6で塞いだ後、蓋体10を容器本体20に装着する。
次に、シート製品入り容器1の使用方法を説明する。
まず、蓋体10を容器本体20から外す(図1)。次いで、摘片66を手指で摘まみ、カバーフィルム60を放出防止フィルム62から剥離し(図2)、カバーフィルム60を取り外す。カバーフィルム60を取り外すと、取出口64が露出する(図6、7)。
カバーフィルム60を取り除いた状態で、放出防止フィルム62は、取出口64を除く領域で開口部22を覆い、平面視において取出口64を除く領域と積層物4とは重なっている。このため、シート製品入り容器1を転倒させたり、落下させたりしても、内容物であるシート製品が、容器本体20から放出されるのを防止できる。
開口した取出口64から、内容物であるシート製品を引き出す。この際、位置Q1(図7)を指で押さえつつ、シート製品の側縁Pを摘み、シート製品を引き出すことで、シート製品をミシン目で容易に分割できる。
まず、蓋体10を容器本体20から外す(図1)。次いで、摘片66を手指で摘まみ、カバーフィルム60を放出防止フィルム62から剥離し(図2)、カバーフィルム60を取り外す。カバーフィルム60を取り外すと、取出口64が露出する(図6、7)。
カバーフィルム60を取り除いた状態で、放出防止フィルム62は、取出口64を除く領域で開口部22を覆い、平面視において取出口64を除く領域と積層物4とは重なっている。このため、シート製品入り容器1を転倒させたり、落下させたりしても、内容物であるシート製品が、容器本体20から放出されるのを防止できる。
開口した取出口64から、内容物であるシート製品を引き出す。この際、位置Q1(図7)を指で押さえつつ、シート製品の側縁Pを摘み、シート製品を引き出すことで、シート製品をミシン目で容易に分割できる。
所望の数量のシート製品を引き出した後、蓋体10を容器本体20に装着する。この際、凸条28と凹条18とを嵌合することで、容器2を密閉できる。このため、シート製品が液体含浸シートである場合には、含浸された液体が揮発しにくい。加えて、内容量が少なくなっても容器本体20が変形せず、蓋体10を繰り返し開閉しても蓋体10及び容器本体20が変形しにくいため、容器2の密閉性が低下しにくい。
上述の通り、本実施形態のシート製品入り容器によれば、容器本体が変形しにくいため、内容物の収容量が減ったり、蓋体の開閉を繰り返しても、容器を密閉できる。このため、液体含浸シートを収容する場合には、含浸された液体の揮発を防止できる。
加えて、容器本体の開口部の一部を塞ぐ放出防止フィルムが設けられているため、内容物の取り出しやすさと、転倒した際の内容物の放出されにくさとの両立を図れる
加えて、容器本体の開口部の一部を塞ぐ放出防止フィルムが設けられているため、内容物の取り出しやすさと、転倒した際の内容物の放出されにくさとの両立を図れる
本実施形態の容器は、蓋体と容器本体とで容器が密閉され、かつ内容量が少なくなったり、蓋体を繰り返し開閉しても密閉性が低下しにくい。このため、液体含浸シート用の容器として特に有用である。
本発明は上述の実施形態に限定されない。
上述の実施形態では、放出防止体がフィルムで構成されているが、本発明はこれに限定されず、放出防止体は、開口部の一部を覆うものであればよい。放出防止体としては、例えば、開口部に差し渡された棒状の成形物等、フィルムよりも剛直な部材でもよい。ただし、容器の製造を容易にする観点から、放出防止体をフィルムで構成することが好ましい。
上述の実施形態では、放出防止体がフィルムで構成されているが、本発明はこれに限定されず、放出防止体は、開口部の一部を覆うものであればよい。放出防止体としては、例えば、開口部に差し渡された棒状の成形物等、フィルムよりも剛直な部材でもよい。ただし、容器の製造を容易にする観点から、放出防止体をフィルムで構成することが好ましい。
放出防止フィルムには平面視真円形の取出口が形成されているが、本発明はこれに限定されない。取出口は、平面視楕円形、平面視多角形でもよい。
以下、放出防止フィルムの形状のバリエーションについて、図8〜18を用いて説明する。
図8〜18は、蓋体を外したシート製品入り容器の平面図であり、上述の実施形態と同じ部材には同じ符号が付されている。
以下、放出防止フィルムの形状のバリエーションについて、図8〜18を用いて説明する。
図8〜18は、蓋体を外したシート製品入り容器の平面図であり、上述の実施形態と同じ部材には同じ符号が付されている。
図8に示す放出防止フィルム62aは、開口部22の任意の辺とこれに隣接する辺とに架け渡されるように形成された4本の帯状のフィルムからなる。この放出防止フィルム62aは、長手方向中央に向けて開放された一対のV字を形成する。本実施形態では、放出防止フィルム62aに囲まれた領域が取出口64aとされる。
図9に示す放出防止フィルム62bは、開口部22の任意の角部と、この角部の対角に位置する角部とに設けられた一対の三角形のフィルムからなる。本実施形態では、放出防止フィルム62bで覆われていない領域が取出口64bとされる。
図10に示す放出防止フィルム62cは、開口部22の短手を形成する両辺に設けられた一対の矩形のフィルムからなる。本実施形態では、放出防止フィルム62cに挟まれた領域が取出口64cとされる。
図11に示す放出防止フィルム62dは、開口部22の4つの角部に設けられた4つの三角形のフィルムと、隣接する三角形のフィルムを繋ぐように開口部22の周縁に沿った長方形のフィルムとからなる。本実施形態では、放出防止フィルム62dで覆われていない領域が平面視八角形の取出口64dとされている。
放出防止フィルム62a、62b、62c、62dによれば、シート製品の取出口を大きく確保できる。中でも、放出防止フィルム62dは、取出口を大きく確保でき、かつ、シート製品が放出されるのをより良好に防止できる。
図9に示す放出防止フィルム62bは、開口部22の任意の角部と、この角部の対角に位置する角部とに設けられた一対の三角形のフィルムからなる。本実施形態では、放出防止フィルム62bで覆われていない領域が取出口64bとされる。
図10に示す放出防止フィルム62cは、開口部22の短手を形成する両辺に設けられた一対の矩形のフィルムからなる。本実施形態では、放出防止フィルム62cに挟まれた領域が取出口64cとされる。
図11に示す放出防止フィルム62dは、開口部22の4つの角部に設けられた4つの三角形のフィルムと、隣接する三角形のフィルムを繋ぐように開口部22の周縁に沿った長方形のフィルムとからなる。本実施形態では、放出防止フィルム62dで覆われていない領域が平面視八角形の取出口64dとされている。
放出防止フィルム62a、62b、62c、62dによれば、シート製品の取出口を大きく確保できる。中でも、放出防止フィルム62dは、取出口を大きく確保でき、かつ、シート製品が放出されるのをより良好に防止できる。
図12に示す放出防止フィルム62eは、半円状の取出口64eが形成されたフィルムである。この取出口64eは、開口部22の長手を形成する一方の辺で弦が形成されている。
図12のシート製品入り容器の使用方法としては、例えば、位置Q2を指で押さえつつ、取出口64eに露出するシート製品を引き出す方法が挙げられる。このようにシート製品を引き出すことで、シート製品をミシン目で容易に分割できる。
図12のシート製品入り容器の使用方法としては、例えば、位置Q2を指で押さえつつ、取出口64eに露出するシート製品を引き出す方法が挙げられる。このようにシート製品を引き出すことで、シート製品をミシン目で容易に分割できる。
図13に示す放出防止フィルム62fは、開口部22の長手を形成する一方の辺から延出した矩形片63fと、矩形片63fから取出口65fに延出した延出片64fとを備えるフィルムである。矩形片63fは、開口部22の短手方向中央まで延び、開口部22の面積の1/2を覆っている。
図13のシート製品入り容器の使用方法としては、例えば、取出口65fに露出するシート製品を途中まで引き出し、位置Q3、即ち延出片64fを指で押さえることで、シート製品をミシン目で容易に分割できる。
図13のシート製品入り容器の使用方法としては、例えば、取出口65fに露出するシート製品を途中まで引き出し、位置Q3、即ち延出片64fを指で押さえることで、シート製品をミシン目で容易に分割できる。
図14に示す放出防止フィルム62gは、L字状で屈曲部が円弧状の取出口64gを有するフィルムである。
図14のシート製品入り容器の使用方法としては、例えば、位置Q4を指で押さえつつ、取出口64gに露出するシート製品を引き出す方法が挙げられる。このようにシート製品を引き出すことで、シート製品をミシン目で容易に分割できる。
図14のシート製品入り容器の使用方法としては、例えば、位置Q4を指で押さえつつ、取出口64gに露出するシート製品を引き出す方法が挙げられる。このようにシート製品を引き出すことで、シート製品をミシン目で容易に分割できる。
図15に示す放出防止フィルム62hは、開口部22の長手を形成する一方の辺から延出する平面視略矩形のフィルムであり、半円形の切欠部63hが形成されている。放出防止フィルム62hは、開口部22の短手方向中央まで延びている。
図15のシート製品入り容器の使用方法としては、例えば、位置Q5を指で押さえつつ、開口部22に露出するシート製品を引き出す方法が挙げられる。このようにシート製品を引き出すことで、シート製品をミシン目で容易に分割できる。
図15のシート製品入り容器の使用方法としては、例えば、位置Q5を指で押さえつつ、開口部22に露出するシート製品を引き出す方法が挙げられる。このようにシート製品を引き出すことで、シート製品をミシン目で容易に分割できる。
図16に示す放出防止フィルム62iは、開口部22の長手を形成する一方の辺から短手方向の中央に延出し、開口部22の面積の1/2を覆う平面視矩形のフィルムである。放出防止フィルム62iには、平面視円形の貫通孔63iが形成されている。
図16のシート製品入り容器の使用方法としては、例えば、位置Q6、即ち貫通孔63iの位置で積層物4を指で押さえつつ、開口部22に露出するシート製品を引き出す方法が挙げられる。このようにシート製品を引き出すことで、シート製品をミシン目で容易に分割できる。
図16のシート製品入り容器の使用方法としては、例えば、位置Q6、即ち貫通孔63iの位置で積層物4を指で押さえつつ、開口部22に露出するシート製品を引き出す方法が挙げられる。このようにシート製品を引き出すことで、シート製品をミシン目で容易に分割できる。
図17に示す放出防止フィルム62jは、開口部22の長手を形成する一方の辺から短手方向の中央に延出し、開口部22の面積の1/2を覆う平面視矩形のフィルムである。放出防止フィルム62jには、平面視半円形の切込部63jが形成されている。
図17のシート製品入り容器の使用方法としては、例えば、位置Q7、即ち切込部63jで囲まれた領域を指で押さえつつ、開口部22に露出するシート製品を引き出す方法が挙げられる。このようにシート製品を引き出すことで、シート製品をミシン目で容易に分割できる。
図17のシート製品入り容器の使用方法としては、例えば、位置Q7、即ち切込部63jで囲まれた領域を指で押さえつつ、開口部22に露出するシート製品を引き出す方法が挙げられる。このようにシート製品を引き出すことで、シート製品をミシン目で容易に分割できる。
図18に示す放出防止フィルム62kは、図11の放出防止フィルム62dに加え、開口部22の長手を形成する一方の辺から、取出口64dに延出した平面視矩形の延出片63kを備える。
図18のシート製品入り容器の使用方法としては、例えば、位置Q8、即ち延出片63kを指で押さえつつ、取出口64dに露出するシート製品を引き出す方法が挙げられる。このようにシート製品を引き出すことで、シート製品をミシン目で容易に分割できる。
図18のシート製品入り容器の使用方法としては、例えば、位置Q8、即ち延出片63kを指で押さえつつ、取出口64dに露出するシート製品を引き出す方法が挙げられる。このようにシート製品を引き出すことで、シート製品をミシン目で容易に分割できる。
放出防止フィルム62、62e、62f、62g、62h、62i、62j、62kは、ミシン目が形成されたシート製品を収容する容器に好適である。
中でも、シート製品をより分割しやすくする観点から、取出口の外側のいずれの位置でもシート製品を抑えられる放出防止フィルム62、取出口に延出した延出片を備える放出防止フィルム62f、62k、切欠部が形成された放出防止フィルム62h、指で押さえる位置が標識された放出防止フィルム62i、62jが好ましい。
中でも、シート製品をより分割しやすくする観点から、取出口の外側のいずれの位置でもシート製品を抑えられる放出防止フィルム62、取出口に延出した延出片を備える放出防止フィルム62f、62k、切欠部が形成された放出防止フィルム62h、指で押さえる位置が標識された放出防止フィルム62i、62jが好ましい。
上述の実施形態では、カバーフィルムが開口部の全体を覆っているが、本発明は、これに限定されず、カバーフィルムと放出防止フィルムとで開口部の全体を覆えればよい。即ち、カバーフィルムは、放出防止フィルムの取出口を塞ぐ大きさであればよい。
あるいは、本発明は、カバーフィルムが設けられていなくてもよい。
ただし、液体含浸シートを収容する場合には、流通、保管中における液体含浸シートに含浸した液体の揮発を防止する観点から、カバーフィルムが設けられていることが好ましい。
あるいは、本発明は、カバーフィルムが設けられていなくてもよい。
ただし、液体含浸シートを収容する場合には、流通、保管中における液体含浸シートに含浸した液体の揮発を防止する観点から、カバーフィルムが設けられていることが好ましい。
上述の実施形態では、カバーフィルムが放出防止フィルムに剥離可能に貼着されているが、本発明はこれに限定されず、カバーフィルムは取り外し可能であればよく、放出防止フィルムに貼着されていなくてもよい。
上述の実施形態では、容器本体が有底四角筒とされているが、本発明はこれに限定されず、容器本体の形状は内容物である積層物の形状等に応じて適宜決定される。加えて、蓋体は、容器本体の開口部の形状に応じて適宜決定される。
上述の実施形態では、蓋体と容器本体とは各々独立しているが、本発明はこれに限定されず、蓋体が容器本体とヒンジを介して接続されていてもよい。
上述の実施形態では、蓋体及び容器本体に摘部が形成されているが、本発明はこれに限定されず、蓋体及び容器本体のいずれか一方に摘部が形成されていてもよいし、いずれにも摘部が形成されていなくてもよい。
上述の実施形態では、容器本体に形成された凸条と、蓋体に形成された凹条とが嵌合することで、容器を密閉するが、本発明はこれに限定されず、容器を密閉する構造はいかなるものでもよい。
上述の実施形態では、シート製品が平面視矩形とされているが、本発明はこれに限定されず、シート製品の形状はいかなるものでもよい。
上述の実施形態では、シート製品が任意の形態に折りたたまれ、積層され、容器本体に収容されているが、本発明はこれに限定されず、シート製品を折りたたまずに積層し、これを容器本体に収容してもよい。
上述の実施形態では、シート製品にミシン目が形成されているが、本発明はこれに限定されず、シート製品にミシン目が形成されていなくてもよい。
1 シート製品入り容器
2 シート製品用の容器
4 積層物
10 蓋体
20 容器本体
22 開口部
24 底面部
26 側面部
60 カバーフィルム
62、62a、62b、62c、62d、62e、62f、62g、62h、62i、62j、62k 放出防止フィルム
2 シート製品用の容器
4 積層物
10 蓋体
20 容器本体
22 開口部
24 底面部
26 側面部
60 カバーフィルム
62、62a、62b、62c、62d、62e、62f、62g、62h、62i、62j、62k 放出防止フィルム
Claims (3)
- 底面部と該底面部の周縁から立設された側面部とを備え、上端に開口部を有する容器本体と、
前記開口部を開閉可能に塞ぐ蓋体とを備え、
前記容器本体には、前記開口部の一部を覆う放出防止体が設けられていることを特徴とする、シート製品用の容器。 - 複数のシート製品が積層され、請求項1に記載のシート製品用の容器に収容されてなることを特徴とする、シート製品入り容器。
- 前記放出防止体の少なくとも一部と重なり、取り外し可能なカバーフィルムを備え、前記放出防止体と前記カバーフィルムとで前記開口部の全体が覆われていることを特徴とする、請求項2に記載のシート製品入り容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013211112A JP2015074461A (ja) | 2013-10-08 | 2013-10-08 | シート製品用の容器及びシート製品入り容器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013211112A JP2015074461A (ja) | 2013-10-08 | 2013-10-08 | シート製品用の容器及びシート製品入り容器 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015074461A true JP2015074461A (ja) | 2015-04-20 |
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ID=52999609
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JP (1) | JP2015074461A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020040676A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | 明星産商株式会社 | フェイスパックパッケージ |
JP2022051387A (ja) * | 2020-09-18 | 2022-03-31 | 大王製紙株式会社 | シート保持体 |
-
2013
- 2013-10-08 JP JP2013211112A patent/JP2015074461A/ja active Pending
Cited By (3)
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