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JP2015073486A - 煎餅用澱粉組成物及びこれを用いた煎餅の製造方法 - Google Patents

煎餅用澱粉組成物及びこれを用いた煎餅の製造方法 Download PDF

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JP2015073486A JP2013212258A JP2013212258A JP2015073486A JP 2015073486 A JP2015073486 A JP 2015073486A JP 2013212258 A JP2013212258 A JP 2013212258A JP 2013212258 A JP2013212258 A JP 2013212258A JP 2015073486 A JP2015073486 A JP 2015073486A
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Abstract

【課題】加工馬鈴薯澱粉を主原料として用いながら、非加工馬鈴薯澱粉を用いたものと同等の食感を得ることができる煎餅用澱粉組成物及びこれを用いた煎餅の製造方法を提供する。
【解決手段】本煎餅用澱粉組成物は、澱粉を含み、その澱粉は、馬鈴薯澱粉とワキシーポテト澱粉とを含み、このうち馬鈴薯澱粉は、エステル化馬鈴薯澱粉及びエ−テル化馬鈴薯澱粉のうちの少なくとも1種の加工馬鈴薯澱粉であり、馬鈴薯澱粉とワキシーポテト澱粉との合計を100質量%とした場合に、馬鈴薯澱粉が40質量%以上98質量%以下である。本方法は、本煎餅用澱粉組成物を用いた生地を加圧下で加熱する焼成工程を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、煎餅用澱粉組成物及びこれを用いた煎餅の製造方法に関する。更に詳しくは、加工馬鈴薯澱粉を用いた煎餅用澱粉組成物及びこれを用いた煎餅の製造方法に関する。
煎餅としては、餅米を原料とするものの他、澱粉を原料とするものが知られている。いわゆる海老せんべいと称される煎餅等が含まれる。一方、その原料である澱粉は、採取される植物の種類によって様々に性質が異なる。例えば、ジャガイモ、コメ、トウモロコシ、タピオカ、サツマイモ等の植物から澱粉が採取される。これらのなかでも、煎餅にはジャガイモから採取された馬鈴薯澱粉が利用される。馬鈴薯澱粉を利用することで、薄く成形しつつも、独特の軽くサクサクとした食感の煎餅を得ることができるためである。
そして、この煎餅に利用される馬鈴薯澱粉には、化学加工が施されていない馬鈴薯澱粉(以下、単に「非加工馬鈴薯澱粉」という)と、化学加工が施された加工馬鈴薯澱粉と、が知られている。従来、煎餅には、非加工馬鈴薯澱粉しか用いられていない。煎餅用澱粉組成物に関する技術としては、下記特許文献1に開示された技術が知られている。
特開2007−244311号公報
加工馬鈴薯澱粉は、化学加工によって、グルコース単位が有する水酸基に官能基が導入された澱粉である。この化学加工により、加工馬鈴薯澱粉の耐老化性等が向上される。しかしながら、煎餅の製造上、耐老化性が向上された加工馬鈴薯澱粉を用いるメリットは乏しい。即ち、生地など、澱粉が水と共存された状態で長く保存する必要がないためである。それよりも寧ろ、本発明者らの検討によれば、加工馬鈴薯澱粉を利用して煎餅を製造すると、焼き締まって非常に固い煎餅となってしまうことが分かった。このため、加工馬鈴薯澱粉を煎餅用途にすると、非加工馬鈴薯澱粉を利用した場合に得られる独特の食感を損ねることになってしまうことが分かった。
その一方で、加工馬鈴薯澱粉は、馬鈴薯澱粉のなかでも特に安価に取引される澱粉として知られる。このため、煎餅のように非加工馬鈴薯澱粉を主原料とする食品において、非加工馬鈴薯澱粉を、加工馬鈴薯澱粉で代替することができれば大きなコスト削減となることが期待される。
上記特許文献1には、煎餅用の原料ミックスに関する技術が開示されている。この文献は、非加工馬鈴薯澱粉の不安定な膨化特性を、ワキシーポテト澱粉を利用してコントロールする技術である。しかしながら、特許文献1には、加工馬鈴薯澱粉を用いるという着眼及びそれにより生じる問題並びにその解決手段等については何ら検討がない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、加工馬鈴薯澱粉を主原料として用いながら、非加工馬鈴薯澱粉を用いたものと同等の食感を得ることができる煎餅用澱粉組成物及びこれを用いた煎餅の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は以下のとおりである。
請求項1に記載の煎餅用澱粉組成物は、澱粉を含んだ煎餅用澱粉組成物であって、
前記澱粉は、馬鈴薯澱粉とワキシーポテト澱粉とを含み、
前記馬鈴薯澱粉は、エステル化馬鈴薯澱粉及びエ−テル化馬鈴薯澱粉のうちの少なくとも1種の加工馬鈴薯澱粉であり、
前記馬鈴薯澱粉と前記ワキシーポテト澱粉との合計を100質量%とした場合に、前記馬鈴薯澱粉が40質量%以上98質量%以下であることを要旨とする。
請求項2に記載の煎餅用澱粉組成物は、請求項1に記載の煎餅用澱粉組成物において、前記ワキシーポテト澱粉が、エステル化ワキシーポテト澱粉及びエーテル化ワキシーポテト澱粉のうちの少なくとも1種の加工ワキシーポテト澱粉であることを要旨とする。
請求項3に記載の煎餅用澱粉組成物は、請求項1又は2に記載の煎餅用澱粉組成物において、前記馬鈴薯澱粉が、エステル化馬鈴薯澱粉であり、その置換度(DS)が0.005以上0.06以下であることを要旨とする。
請求項4に記載の煎餅用澱粉組成物は、請求項3の煎餅用澱粉組成物において、前記エステル化馬鈴薯澱粉が、非架橋エステル化馬鈴薯澱粉であることを要旨とする。
請求項5に記載の煎餅の製造方法は、請求項1乃至4のうちのいずれかに記載の煎餅用澱粉組成物を用いた生地を加圧下で加熱する焼成工程を備えることを要旨とする。
本発明の煎餅用澱粉組成物によれば、加工馬鈴薯澱粉を主原料として用いることができる。そして、加工馬鈴薯澱粉を用いながら、非加工馬鈴薯澱粉を用いた煎餅と同等の食感を有した煎餅を得ることができる。
本発明の煎餅の製造方法によれば、加工馬鈴薯澱粉を主原料として用いることができる。そして、加工馬鈴薯澱粉を用いながら、非加工馬鈴薯澱粉を用いた煎餅と同等の食感を有した煎餅を得ることができる。
実験例1−8について、エステル化馬鈴薯澱粉の含有割合をX軸とし、食感、口どけ、膨化性、製品形状の4つの項目の評価値をY軸とし、それぞれの評価結果をグラフにした説明図である。 煎餅の形状について説明する説明図である。
以下、本発明を詳しく説明する。
[1]煎餅用澱粉組成物
本発明の煎餅用澱粉組成物は、澱粉を含んだ煎餅用澱粉組成物であって、
前記澱粉は、馬鈴薯澱粉とワキシーポテト澱粉とを含み、
前記馬鈴薯澱粉は、エステル化馬鈴薯澱粉及びエ−テル化馬鈴薯澱粉のうちの少なくとも一方の加工馬鈴薯澱粉であり、
前記馬鈴薯澱粉と前記ワキシーポテト澱粉との合計を100質量%とした場合に、前記馬鈴薯澱粉が40質量%以上98質量%以下であることを特徴とする。
この煎餅用澱粉組成物は、煎餅生地を得るために利用される粉末状の澱粉混合物である。また、この煎餅用澱粉組成物は、実質的に非加工馬鈴薯澱粉を含まない。
上記「馬鈴薯澱粉」は、非ワキシー種のジャガイモから採取された澱粉及びこれを原料とした澱粉である。この馬鈴薯澱粉は、通常、アミロペクチンとアミロースとの合計100質量%に対してアミロースを5質量%以上含む。
本発明では、馬鈴薯澱粉として、エステル化馬鈴薯澱粉及びエーテル化馬鈴薯澱粉のうちの少なくとも一方の加工馬鈴薯澱粉を用いる。即ち、本発明で用いる馬鈴薯澱粉は、加工馬鈴薯澱粉である。
エステル化馬鈴薯澱粉としては、酢酸澱粉、リン酸化澱粉、アセチル化アジピン酸架橋澱粉、アセチル化リン酸架橋澱粉、リン酸モノエステル化・リン酸架橋澱粉、リン酸架橋澱粉等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。これらのなかでは、非架橋のエステル化馬鈴薯澱粉(非架橋エステル化馬鈴薯澱粉)が好ましい。即ち、酢酸澱粉、リン酸化澱粉が好ましい。更には、酢酸澱粉が好ましい。
エステル化馬鈴薯澱粉の置換度(DS)は、特に限定されないが、0.001〜0.1であることが好ましい。この置換度は、0.001〜0.08がより好ましく、0.003〜0.06が更に好ましく、0.005〜0.06が特に好ましく、0.005〜0.03が特に好ましい。即ち、置換度は低い方が好ましい。置換度が低いエステル化馬鈴薯澱粉を用いると、置換度が高いエステル化馬鈴薯澱粉を用いる場合に比べて、食感及び口どけが良好となる傾向にある。
尚、エステル化馬鈴薯澱粉の置換度(Degree of Substitution)は、「澱粉科学実験法」(株式会社朝倉書店、1979年、発行者朝倉鑛造)第252項に記載の方法により測定される。
エーテル化馬鈴薯澱粉としては、ヒドロキシプロピル澱粉、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋澱粉等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。これらのなかでは、非架橋のエーテル化馬鈴薯澱粉(非架橋エーテル化馬鈴薯澱粉)が好ましい。即ち、ヒドロキシプロピル澱粉が好ましい。
エーテル化馬鈴薯澱粉の置換度(DS)は、特に限定されないが、0.05〜0.3であることが好ましい。この置換度は、0.07〜0.25がより好ましく、0.1〜0.20が更に好ましく、0.11〜0.17が特に好ましい。即ち、置換度は低い方が好ましい。置換度が低いエーテル化馬鈴薯澱粉を用いると、置換度が高いエーテル化馬鈴薯澱粉を用いる場合に比べて、食感及び口どけが良好となる傾向にある。
尚、エーテル化馬鈴薯澱粉の置換度(Degree of Substitution)は、厚生労働省 薬事・食品衛生審議会の食品衛生分科会添加物部会(平成19年11月28日に開催)にて配付の資料1−2「加工デンプンの新規指定の可否に関する薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会添加物部会報告書(案)」30頁に記載されたヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプンの純度試験に準じてヒドロキシプロピル基の含量(HP%)を求める。次いで、得られたヒドロキシプロピル基の含量(%)を「35.8」で除した値(HP%÷35.8)として測定される。
上記「ワキシーポテト澱粉」は、ワキシー種のジャガイモから採取された澱粉及びこれを原料とした澱粉である。このワキシーポテト澱粉は、通常、アミロペクチンとアミロースとの合計100質量%に対してアミロペクチンを98質量%以上含む。
本発明では、ワキシーポテト澱粉として、未加工ワキシーポテト澱粉を用いてもよく、加工ワキシーポテト澱粉を用いてもよい。これらは単独で用いても併用してもよい。このうち、加工ワキシーポテト澱粉としては、エステル化ワキシーポテト澱粉、エーテル化ワキシーポテト澱粉、架橋ワキシーポテト澱粉、酸化ワキシーポテト澱粉等が挙げられる。
本発明では、ワキシーポテト澱粉として加工ワキシーポテト澱粉を用いる場合、加工ワキシーポテト澱粉は、エステル化ワキシーポテト澱粉及びエーテル化ワキシーポテト澱粉のうちの少なくとも1種であることが好ましい。
エステル化ワキシーポテト澱粉としては、前述のエステル化馬鈴薯澱粉と同様に、酢酸澱粉、リン酸化澱粉、アセチル化アジピン酸架橋澱粉、アセチル化リン酸架橋澱粉、リン酸モノエステル化・リン酸架橋澱粉、リン酸架橋澱粉等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。これらのなかでは、非架橋のエステル化ワキシーポテト澱粉(非架橋エステル化ワキシーポテト澱粉)が好ましい。即ち、酢酸澱粉、リン酸化澱粉が好ましく、更には、酢酸澱粉が好ましい。
エステル化ワキシーポテト澱粉の置換度(DS)は、特に限定されないが、0.001〜0.1であることが好ましい。この置換度は、0.001〜0.08がより好ましく、0.003〜0.06が更に好ましく、0.005〜0.03が特に好ましい。即ち、置換度は低い方が好ましい。置換度が低いエステル化ワキシーポテト澱粉を用いると、置換度が高いエステル化ワキシーポテト澱粉を用いる場合に比べて、食感及び口どけが良好となる傾向にある。
尚、エステル化ワキシーポテト澱粉の置換度(Degree of Substitution)は、エステル化馬鈴薯澱粉の置換度と同様に測定される。
エーテル化ワキシーポテト澱粉としては、前述のエーテル化馬鈴薯澱粉と同様に、ヒドロキシプロピル澱粉、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋澱粉等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。これらのなかでは、非架橋のエーテル化ワキシーポテト澱粉(非架橋エーテル化ワキシーポテト澱粉)が好ましい。即ち、ヒドロキシプロピル澱粉が好ましい。
エーテル化ワキシーポテト澱粉の置換度(DS)は、特に限定されないが、0.05〜0.3であることが好ましい。この置換度は、0.07〜0.25がより好ましく、0.1〜0.20が更に好ましく、0.11〜0.17が特に好ましい。即ち、置換度は低い方が好ましい。置換度が低いエーテル化ワキシーポテト澱粉を用いると、置換度が高いエーテル化ワキシーポテト澱粉を用いる場合に比べて、食感及び口どけが良好となる傾向にある。
尚、エーテル化ワキシーポテト澱粉の置換度(Degree of Substitution)は、エーテル化馬鈴薯澱粉の置換度と同様に測定される。
本発明の煎餅用澱粉組成物では、馬鈴薯澱粉(加工馬鈴薯澱粉)とワキシーポテト澱粉との合計を100質量%とした場合に、馬鈴薯澱粉は40質量%以上98質量%以下であることが好ましい。この範囲では、食感、口どけ、膨化性及び製品形状のいずれにおいても優れた煎餅を得ることができる。更に、馬鈴薯澱粉の割合の下限値は、50質量%以上がより好ましく、55質量%以上が更に好ましく、60質量%以上がより更に好ましく、65質量%以上が特に好ましく、70質量%以上がとりわけ好ましい。一方、馬鈴薯澱粉の割合の上限値は、95質量%以下がより好ましく、97質量%以下が更に好ましく、90質量%以下がより更に好ましく、85質量%以下が特に好ましく、80質量%以下がとりわけ好ましい。
本発明の煎餅用澱粉組成物には、馬鈴薯澱粉及びワキシーポテト澱粉以外に、他の成分が含まれてもよい。他の成分としては、馬鈴薯澱粉及びワキシーポテト澱粉以外の他の澱粉、小麦粉、その他の穀粉類等が挙げられる。これらの他の成分は1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。
また、上記他の成分のうち、他の澱粉としては、うるち米澱粉及びもち米澱粉等の米澱粉、デントコーン澱粉及びワキシーコーン澱粉等のコーン澱粉、タピオカ澱粉、甘藷澱粉、小麦粉澱粉、サゴ澱粉などが挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。更に、これらの澱粉は、非加工澱粉であってもよく、加工澱粉であってもよい。更には、糊化処理(α化処理)、焙焼処理、漂白処理等の化学加工処理以外の他の処理のうちの1種又は2種以上が施されたものであってもよい。
これらの他の成分が含まれる場合、本煎餅用澱粉組成物全体を100質量%とした場合に、他の成分の割合は15質量%以下である。即ち、本煎餅用澱粉組成物は、その全体を100質量%とした場合に、馬鈴薯澱粉(加工馬鈴薯澱粉)とワキシーポテト澱粉とを合計で85質量%以上含む(100質量%であってもよい)。
尚、本発明で用いる馬鈴薯澱粉及びワキシーポテト澱粉は、各々個別に、糊化処理(α化処理)、焙焼処理、漂白処理等の化学加工処理以外の他の処理のうちの1種又は2種以上が施されたものであってもよい。
[2]煎餅の製造方法
本発明の煎餅の製造方法は、前述の本発明の煎餅用澱粉組成物を用いた生地を加圧下で加熱する焼成工程を備えることを特徴とする。
上記生地は、通常、本発明の煎餅用澱粉組成物と水とを混合して調製される。水の配合割合は、目的とする煎餅の種類によって適宜の配合割合とすることができるが、通常、煎餅用澱粉組成物100質量部に対して水を30質量部以上70質量部以下配合する。水の配合割合は、例えば、上記の範囲で、煎餅用澱粉組成物100質量部に対して水30質量部以上50質量部以下配合する形態(バサ練り)や、水50質量部以上65質量部以下配合する形態(固練り)や、水65質量部以上75質量部以下配合する形態(水練り)等が挙げられる。
上記生地には、煎餅用澱粉組成物及び水以外にも他の成分を配合することができる。他の成分としては、海産物(魚貝類、海草類及びそれらのミンチ等)、調味料(塩、砂糖、醤油、味噌、アミノ酸類等)、調色剤、風味改良剤、栄養強化剤等が挙げられる。これらの成分は1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。
上記焼成行程は、加圧下で生地を加熱する工程である。また、通常、型枠を用いず、生地の表裏からのみ加圧して加熱する工程である。この焼成工程における加熱温度は特に限定されないが、通常、100℃以上である。この加熱温度は、130℃以上が好ましく、150℃以上がより好ましく、170℃以上が特に好ましい。また、この加熱温度は、250℃以下が好ましく、225℃以下がより好ましく、200℃以下が特に好ましい。この焼成工程における加熱時間は特に限定されないが、通常、30秒以上である。この加熱時間は、40秒以上が好ましく、50秒以上がより好ましく、60秒以上が特に好ましい。また、この加熱時間は、150秒以下が好ましく、200秒以下がより好ましく、300秒以下が特に好ましい。
本方法では、焼成工程のみによって煎餅を得てもよい。更に、必要に応じて、焼成工程を経た生地を、再度焼成したり、油中で加熱したりすることができる。
また、焼成工程における加圧は、通常、煎餅の形状制御のために行うものである。即ち、煎餅が過度に厚さ方向へ膨張するのを抑制するとともに、平面方向への膨張を促すために加圧を行う。この焼成工程における加圧の程度は特に限定されず、製造する煎餅の形態に応じて適宜加えることができる。また、焼成途中に圧力を適宜に変化させることができる。
以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。
本実施例では、下記4種類の馬鈴薯澱粉と、下記2種類のワキシーポテト澱粉と、を用いて、煎餅用澱粉組成物を調製した。更に、調製した各煎餅用澱粉組成物を用いて、煎餅を製造し、各々の煎餅の評価を行った。
[1]使用した澱粉
〈馬鈴薯澱粉〉
(A1)エステル化馬鈴薯澱粉(エムスランド社製、酢酸澱粉、非架橋、置換度=0.013)
(A2)エステル化馬鈴薯澱粉(エムスランド社製、酢酸澱粉、非架橋、置換度=0.05)
(A3)エーテル化馬鈴薯澱粉(エムスランド社製、ヒドロキシプリピル澱粉、非架橋置換度=0.146)
(A4)架橋馬鈴薯澱粉(エムスランド社製、リン酸架橋澱粉、非エステル、非エーテル)
〈ワキシーポテト澱粉〉
(B1)加工ワキシーポテト澱粉:エステル化ワキシーポテト澱粉(エムスランド社製、酢酸澱粉、非架橋、置換度=0.012)
(B2)非加工ワキシーポテト澱粉:(エムスランド社製)
[2]煎餅用澱粉組成物の調製
下記表1の配合割合となるように、上記馬鈴薯澱粉及び上記ワキシーポテト澱粉を混合して、実験例1〜14の煎餅用澱粉組成物を得た。
Figure 2015073486
[3]煎餅の製造
(1)大型煎餅の製造
上記[2]で調製した煎餅用澱粉組成物200g、水100g、海老のミンチ20g、食塩1g、グルタミン酸ソーダ1gを混合して、煎餅用の生地を調製した。
得られた生地20gを分取し、煎餅手焼き機(三鳥産業株式会社製)を用いて加圧下、180℃で80秒間加熱して1枚の大型煎餅を得た。
(2)小型煎餅の製造
更に、得られた生地40gを分取し、煎餅手焼き機(三鳥産業株式会社製)を用いて加圧下、180℃で80秒間加熱して9枚の小型煎餅を得た。
[4]得られた煎餅の評価
(1)食感
上記[3](2)で得られた小型煎餅を5人が試食し、各々が食感を10段回に評価した。その結果の平均値を表2に食感として示した。
尚、パリパリとして特に固い食感又はパサパサとして歯ごたえが特に乏しい食感を1と評価し、サクサクとして固さと歯触りの良さが共存された食感を10と評価した。
(2)口どけ
上記[3](2)で得られた小型煎餅を5人が試食し、各々が口どけを10段回に評価した。その結果の平均値を表2に口どけとして示した。
尚、噛み砕いた煎餅が舌に残る感覚が特に強い場合を1と評価し、噛み砕いた煎餅が溶けるような感覚が特に強い場合を10と評価した。
(3)膨化性
上記[3](1)で得られた大型煎餅を用い、異なる5箇所の直径を計測した。得られた5箇所の直径の平均値を算出し、その平均値のうちの最小値(実験例14の15.0cm)を1、最大値(実験例7の18.0cm)を10として、10段回評価に換算して表2に膨化性として示した。尚、表2の膨化性を示した欄の括弧内の数値は、上記の平均直径である。
(4)製品形状
上記[3](1)で得られた大型煎餅の平均直径の値と、この大型煎餅の形状の優劣、及び上記[3](2)で得られた9枚の小型煎餅の形状の優劣を、加味して10段回に評価した。その結果を表2の製品形状に示した。
上記大型煎餅及び小型煎餅の各々形状の優劣の評価においては、略真円{図2(1)}か否か、楕円{図2(2)}か否か、ひび{図2(3)}の有無、割れ{図2(4)}の有無、不定形膨化{図2(5)}の有無、複数枚の煎餅の形状の揃い具合について評価した。
(5)枚数効果
上記[4](3)の膨化性の結果から、同形状の煎餅を得るために必要な生地量を計算し、その結果から、生地量と得られる煎餅の枚数との相関を評価した。即ち、所定の生地量から最も少ない枚数の煎餅が得られる実験例を1と評価し、所定の生地量から最も多い枚数の煎餅が得られる実験例を10と評価し、表2の枚数効果として示した。
Figure 2015073486
[5]実施例の効果
実験例1では、エステル化度の低いエステル化馬鈴薯澱粉のみを含んだ澱粉組成物を用いて煎餅を製造した。その結果、焼き締まった固い食感の煎餅となった。また、口どけ感が認められるものの、煎餅として十分な口どけ感は得られなかった。更に、煎餅としての膨化性が悪かった。各煎餅は、図2(1)又は図2(2)に属する形状であった。枚数効果は不十分となった。
実験例2では、エステル化度の低いエステル化馬鈴薯澱粉とエステル化度の低いエステル化ワキシーポテト澱粉とを含み、エステル化馬鈴薯澱粉が98質量%である澱粉組成物を用いて煎餅を製造した。その結果、口どけ感は実験例1と同等であったが、実験例1と比べて食感の僅かな向上が認められた。また、実験例1と比べて膨化性が大きく改善された。即ち、低エステル化馬鈴薯澱粉とワキシーポテト澱粉との併用効果が認められた。各煎餅は、図2(1)又は図2(2)に属する形状であった。
実験例3では、エステル化度の低いエステル化馬鈴薯澱粉とエステル化度の低いエステル化ワキシーポテト澱粉とを含み、エステル化馬鈴薯澱粉が95質量%である澱粉組成物を用いて煎餅を製造した。その結果、実験例2に比べて、食感及び口どけの向上が認められた。また、膨化性は実験例2と同等の結果であったものの、各煎餅は図2(1)に属する形状が多く、製品形状は実験例2よりも優れていた。
実験例4では、エステル化度の低いエステル化馬鈴薯澱粉とエステル化度の低いエステル化ワキシーポテト澱粉とを含み、エステル化馬鈴薯澱粉が90質量%である澱粉組成物を用いて煎餅を製造した。その結果、実験例2−3に比べて高い膨化性の改向上が顕著に認められ、各煎餅は図2(1)に属する形状が多く、製品形状も優れていた。また、食感及び口どけも更に向上された。
実験例5では、エステル化度の低いエステル化馬鈴薯澱粉とエステル化度の低いエステル化ワキシーポテト澱粉とを含み、エステル化馬鈴薯澱粉が75質量%である澱粉組成物を用いて煎餅を製造した。その結果、実験例4と同等に高い膨化性が得られ、各煎餅は図2(1)に属する形状が多く、製品形状も優れていた。更に、食感及び口どけが更に向上され、食感と口どけの合計評価値は実験例1−14中で最も高い値となった。
実験例6では、エステル化度の低いエステル化馬鈴薯澱粉とエステル化度の低いエステル化ワキシーポテト澱粉とを含み、エステル化馬鈴薯澱粉が60質量%である澱粉組成物を用いて煎餅を製造した。その結果、実験例4及び実験例5と同等に高い膨化性が得られ、各煎餅は図2(1)に属する形状が多く、製品形状も優れていた。一方で、食感は、僅かにパサパサとした食感が現れ始めたために実験例5に比べると低下した。
実験例7では、エステル化度の低いエステル化馬鈴薯澱粉とエステル化度の低いエステル化ワキシーポテト澱粉とを含み、エステル化馬鈴薯澱粉が50質量%である澱粉組成物を用いて煎餅を製造した。その結果、実験例4−6を越える高い膨化性が得られたものの、大型煎餅では割れ{図2(4)}が認められた。その結果、製品形状の評価が低下した。更に、口どけ感は実験例6よりも更に大きくなった反面、食感は実験例6に増して更にパサパサ感が認められるようになった。
実験例8では、エステル化度の低いエステル化ワキシーポテト澱粉のみを含んだ澱粉組成物を用いて煎餅を製造した。その結果、実験例7を下回る膨化性となった。これは、飛島状に不定形に膨化{図2(5)}した部位が割れて欠損したために、結果的に残存された煎餅の大きさが小さくなったためである。このため、製品形状の評価が低下した。更に、口どけ感は実験例7よりも更に大きくなった反面、食感は極端に歯ごたえがなくパサパサとして、実験例7に比べて更に低下した。
実験例9では、エステル化度の低いエステル化馬鈴薯澱粉と非加工ワキシーポテト澱粉とを含み、エステル化馬鈴薯澱粉が75質量%である澱粉組成物を用いて煎餅を製造した。その結果、加工ワキシーポテト澱粉を用いた場合に比べると、膨化性は劣るものの、食感、口どけ、製品形状ともに、比較的優れた煎餅が得られた。各煎餅は図2(1)又は図2(2)に属する形状であった。
実験例10では、エステル化度の高いエステル化馬鈴薯澱粉とエステル化度の低いエステル化ワキシーポテト澱粉とを含み、エステル化馬鈴薯澱粉が75質量%である澱粉組成物を用いて煎餅を製造した。その結果、煎餅は図2(2)に属する形状が多く得られたものの、食感、口どけ、膨化性及び製品形状においては実験例4と同程度に良質な煎餅が得られた。
実験例11では、エステル化度の高いエステル化馬鈴薯澱粉のみを含んだ澱粉組成物を用いて煎餅を製造した。その結果、膨化性は高いものの、食感、口どけ、製品形状のいずれにおいても、エステル化度の低いエステル化馬鈴薯澱粉のみを用いた場合(実験例1)に劣る結果が得られた。各煎餅は図2(1)又は図2(2)に属する形状であった。そして、この実験例11に対して、実験例10では、食感、口どけ、膨化性及び製品形状のいずれもが改善されていることから、高エステル化馬鈴薯澱粉ワキシーポテト澱粉との併用の効果が認められた。
実験例12では、エーテル化馬鈴薯澱粉とエステル化度の低いエステル化ワキシーポテト澱粉とを含み、エーテル化馬鈴薯澱粉が75質量%である澱粉組成物を用いて煎餅を製造した。その結果、各煎餅は図2(2)に属する形状が多く得られたものの、食感、口どけ、膨化性及び製品形状において実験例3と比して若干良質な煎餅が得られた。
実験例13では、エーテル化馬鈴薯澱粉のみを含んだ澱粉組成物を用いて煎餅を製造した。その結果、膨化性は高いものの、食感、口どけ、製品形状のいずれにおいても、エステル化度の低いエステル化馬鈴薯澱粉のみを用いた場合(実験例1)に劣る結果が得られた。煎餅は図2(2)に属する形状であった。そして、この実験例13に対して、実験例12では、食感、口どけ、膨化性及び製品形状のいずれもが改善されていることから、エーテル化馬鈴薯澱粉とワキシーポテト澱粉との併用効果が認められた。
実験例14では、架橋馬鈴薯澱粉とエステル化度の低いエステル化ワキシーポテト澱粉とを含み、架橋馬鈴薯澱粉が75質量%である澱粉組成物を用いて煎餅を製造した。その結果、エステル化ワキシーポテト澱粉を添加しているのにも関わらず、実験例1−14のなかで最も低い膨化性能となった。また、食感、口どけ、製品形状ともに劣る結果となった。各煎餅は、図2(1)又は図2(2)に属する形状であった。
また、実験例1(低エステル化馬鈴薯澱粉のみ)、実験例11(高エステル化馬鈴薯澱粉のみ)、実験例13(エーテル化馬鈴薯澱粉のみ)を比較すると、食感、口どけ、膨化性及び製品形状のいずれの評価も、実験例1が、実験例11及び実験例13に劣っている。その一方で、実験例5(低エステル化馬鈴薯澱粉/ワキシーポテト澱粉=75/25)、実験例10(高エステル化馬鈴薯澱粉/ワキシーポテト澱粉=75/25)、実験例12(エーテル化馬鈴薯澱粉/ワキシーポテト澱粉=75/25)を比較すると、食感、口どけ、膨化性及び製品形状のいずれの評価も、実験例5が、実験例10及び実験例12に勝っている。このことから、低エステル化馬鈴薯澱粉、高エステル化馬鈴薯澱粉、エーテル化馬鈴薯澱粉という3種の加工馬鈴薯澱粉のなかでも、低エステル化馬鈴薯澱粉とワキシーポテト澱粉とを併用した場合には、特に高い相乗効果が現れていることが分かる。
表2の結果のうち、実験例1−8について、エステル化馬鈴薯澱粉の含有割合をX軸とし、食感、口どけ、膨化性、製品形状の4つの項目の評価値をY軸とし、それぞれの評価結果をグラフにして、図1に示した。
その結果、ワキシーポテト澱粉の添加効果は、いずれの評価項目においても、2質量%以上で認められるが10質量%以上では、膨化性及び口どけの評価はほぼ飽和してしまうことが分かる。その一方で、食感及び製品形状は、25質量%を上限として、それ以上の添加では評価が低下することが分かる。特に評価が良い範囲は5〜50質量%の範囲であることが分かる。
尚、本発明においては、上記の具体的実施例に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。

Claims (5)

  1. 澱粉を含んだ煎餅用澱粉組成物であって、
    前記澱粉は、馬鈴薯澱粉とワキシーポテト澱粉とを含み、
    前記馬鈴薯澱粉は、エステル化馬鈴薯澱粉及びエ−テル化馬鈴薯澱粉のうちの少なくとも1種の加工馬鈴薯澱粉であり、
    前記馬鈴薯澱粉と前記ワキシーポテト澱粉との合計を100質量%とした場合に、前記馬鈴薯澱粉が40質量%以上98質量%以下であることを特徴とする煎餅用澱粉組成物。
  2. 前記ワキシーポテト澱粉が、エステル化ワキシーポテト澱粉及びエーテル化ワキシーポテト澱粉のうちの少なくとも1種の加工ワキシーポテト澱粉である請求項1に記載の煎餅用澱粉組成物。
  3. 前記馬鈴薯澱粉が、エステル化馬鈴薯澱粉であり、その置換度(DS)が0.005以上0.06以下である請求項1又は2に記載の煎餅用澱粉組成物。
  4. 前記エステル化馬鈴薯澱粉が、非架橋エステル化馬鈴薯澱粉である請求項3に記載の煎餅用澱粉組成物。
  5. 請求項1乃至4のうちのいずれかに記載の煎餅用澱粉組成物を用いた生地を加圧下で加熱する焼成工程を備えることを特徴とする煎餅の製造方法。
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