JP2015065383A - 部品実装装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】下受け部の強度低下を防止して部品の押圧力不足による実装不良の発生を抑制することができる部品実装装置を提供することを目的とする。
【解決手段】光硬化性樹脂4を介して部品3が載置された透明な基板2に部品3を圧着する部品実装装置1において、ベース部材13a及びベース部材13aの上面に設けられた透明部材13bを有して成り、基板2における部品3の下方に位置する面を透明部材13bの上面において下受けする下受け部13、下受け部13により下受けされた基板2に対して部品3を押圧する押圧手段22及び透明部材13bを通して光硬化性樹脂4に光15Lを照射する光照射手段15を備える。
【選択図】図4
【解決手段】光硬化性樹脂4を介して部品3が載置された透明な基板2に部品3を圧着する部品実装装置1において、ベース部材13a及びベース部材13aの上面に設けられた透明部材13bを有して成り、基板2における部品3の下方に位置する面を透明部材13bの上面において下受けする下受け部13、下受け部13により下受けされた基板2に対して部品3を押圧する押圧手段22及び透明部材13bを通して光硬化性樹脂4に光15Lを照射する光照射手段15を備える。
【選択図】図4
Description
本発明は、光硬化性樹脂を介して部品が載置された透明な基板に部品を圧着する部品実装装置に関するものである。
従来、ガラス等の透明材料から成る基板上に光硬化性樹脂を介してIC等の部品を圧着する部実装装置が知られている(例えば、特許文献1)。このような部品実装装置では、基板上の部品の下方の位置を下受けする下受け部と、下受け部によって下受けされた基板に部品を押圧する押圧手段及び光硬化性樹脂に光を照射して硬化させる光照射手段を備えており、下受け部の基板と接触する部分をガラス等の透明部材から構成し、透明部材を支持するベース部材に切欠きを設けて押圧手段の下方の位置に(すなわち押圧手段による部品の押圧方向の軸線上に)光照射手段を配置している。このような構成では、光照射手段は上方に向いた光軸を有したものとなり、押圧手段によって部品が基板に押圧されている状態の光硬化性樹脂に光を照射する。これにより光は下受け部の透明部材及び基板を通して光硬化性樹脂に到達し、その光硬化性樹脂は硬化する。
しかしながら、上記のように光照射手段が押圧手段の下方の位置に配置される構成では、下受け部に光照射手段を設置するための切欠き部を設ける必要があったため、下受け部の強度が低下し、押圧手段による押圧力が制限されて、部品の押圧力不足により実装不良が発生するおそれがあるという問題点があった。
そこで本発明は、下受け部の強度低下を防止して部品の押圧力不足による実装不良の発生を抑制することができる部品実装装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の部品実装装置は、光硬化性樹脂を介して部品が載置された透明な基板に前記部品を圧着する部品実装装置であって、ベース部材及び前記ベース部材の上面に設けられた透明部材を有し、前記基板における前記部品の下方に位置する面を前記透明部材の上面において下受けする下受け部と、前記下受け部により下受けされた前記基板に前記部品を押圧する押圧手段と、前記透明部材を通して前記光硬化性樹脂に光を照射する光照射手段とを備えた。
請求項2に記載の部品実装装置は、請求項1に記載の部品実装装置であって、前記透明部材は前記光照射手段が照射した光を前記光硬化性樹脂の側に反射する光反射部を備えた。
請求項3に記載の部品実装装置は、請求項2に記載の部品実装装置であって、前記光反射部は前記押圧手段の押圧荷重が作用する部分の外側に設けられている。
請求項4に記載の部品実装装置は、請求項1乃至3の何れかに記載の部品実装装置であって、前記下受け部は前記透明部材を加熱する加熱手段を備えた。
請求項5に記載の部品実装装置は、請求項1乃至4の何れかに記載の部品実装装置であって、前記光照射手段は、前記光反射部に入射する光の向きを変化させる入射方向変更機構を備えた。
請求項6に記載の部品実装措置は、請求項5に記載の部品実装装置であって、前記入射方向変更機構は、光を発する光源部を移動させて前記光反射部に入射する光の向きを変化させる。
請求項7に記載の部品実装装置は、請求項5に記載の部品実装装置であって、前記入射方向変更機構は、光を発する光源部が発した光の光路を変更して前記光反射部に入射する光の向きを変化させる。
請求項8に記載の部品実装装置は、請求項1乃至7の何れかに記載の部品実装装置であって、前記押圧手段は、光を前記下受け部側に反射させる反射面を備えた。
請求項9に記載の部品実装装置は、請求項1乃至8の何れかに記載の部品実装装置であって、前記ベース部材は前記押圧手段の押圧荷重が作用する部分の下方に設けられる。
本発明では、基板の下受けをする下受け部がベース部材とそのベース部材の上面に設けられた透明部材を有して成り、光照射手段が照射した光は透明部材を通して光硬化性樹脂に照射されるようになっているので、光照射手段を下受け部に組み込む必要がない。このため下受け部の強度低下を防止でき、部品の押圧力不足による実装不良の発生を抑制することができる。
(第1実施形態)
図1及び図2は本発明の第1実施形態における部品実装装置1を示している。部品実装装置1は、矩形の透明な基板2の縁部にIC等の部品3を圧着する装置であり、液晶パネル製造装置における本圧着工程等で用いられる。
図1及び図2は本発明の第1実施形態における部品実装装置1を示している。部品実装装置1は、矩形の透明な基板2の縁部にIC等の部品3を圧着する装置であり、液晶パネル製造装置における本圧着工程等で用いられる。
基板2はガラス等の透明材料から成り、四辺のうち対向しない2つの直交する側縁に沿った位置に複数の部品載置位置2a(図3)が設定されている。部品3は各部品載置位置2aにひとつずつ、光硬化性樹脂4を介在させて載置(仮圧着)されている。光硬化性樹脂4は、ここでは紫外線の照射を受けて硬化する紫外線硬化タイプのものであるとする。
図1及び図2において、部品実装装置1は、基台11上にXYθテーブル機構12、下受け部13、圧着作業部14及び光照射手段15を備えて成る。XYθテーブル機構12は、基台11上をオペレータOPから見た左右方向(X軸方向とする)に延びて設けられたX軸テーブル12a、X軸テーブル12a上をオペレータOPから見た前後方向(Y軸方向とする)に延びて設けられたY軸テーブル12b、Y軸テーブル12b上に設けられたθテーブル12c及びθテーブル12cによって支持された基板保持テーブル12dが段積みされて成る。XYθテーブル機構12は、X軸テーブル12aの駆動によるY軸テーブル12bの(X軸テーブル12aに対する)X軸方向への移動、Y軸テーブル12bの駆動によるθテーブル12cの(Y軸テーブル12bに対する)Y軸方向への移動及びθテーブル12cの駆動による基板保持テーブル12dの(θテーブル12cに対する)上下軸(Z軸とする)回りに回転によって、基板保持テーブル12dの上面に保持した基板2を水平面内で移動させる。
図1及び図2において、下受け部13は、XYθテーブル機構12の前方領域(オペレータOP側の領域)に設置されている。下受け部13は基台11上をX軸方向に延びて設けられたベース部材13a及びベース部材13aの上面にX軸方向に延びて設けられた角柱状の透明部材13bを有して成る。透明部材13bはガラス等の透明材料から成り、内部に前方から入射した光を上方に反射する光反射部13cを有している(図4)。ベース部材13aの上部には、透明部材13bを加熱するヒータ(下方ヒータ13H)が設けられている。
図1及び図2において、圧着作業部14は、下受け部13の上方を覆ってX軸方向に延びた横架部21aを有した門型フレーム21及びこの門型フレーム21の横架部21aに設けられた複数(ここでは4つ)の押圧手段22を備えて成る。
図2及び図4において、各押圧手段22は門型フレーム21の横架部21aに取り付けられてピストンロッド22Rを横架部21aの下方に突出させた押圧シリンダ22aと、ピストンロッド22Rの下端に取り付けられた圧着ツール22bから成る。各押圧手段22は、圧着ツール22bが透明部材13bの上方に位置する位置に設けられている。各押圧手段22の圧着ツール22bにはその圧着ツール22bを加熱するためのヒータ(上方ヒータ23)が設けられている。
図1及び図2において、光照射手段15は、4つの押圧手段22に対応した配置で(すなわち押圧手段22と同じ配列で)設けられている。ここでは各光照射手段15は下受け部13の前方に設けられた光照射器15aから成る。各光照射器15aは、押圧手段22の押圧荷重が作用する部分の下方に設けられたベース部材13aに取り付けられた下方ヒータ13Hから離隔された状態となるように、ベース部材13aとは物理的に分離した別の部材である光照射器設置部材24に設けられている。
各光照射器15aの光源部15Gは水平方向後方に光15L(ここでは紫外線とする)を発する。光照射器15aの光源部15Gから発する光15Lの光軸15Jは、押圧手段22による部品3の押圧方向(ほぼ上下方向)の軸線J0に対してほぼ直角となる方向(ほぼ水平方向)から、透明部材13bの内部の光反射部13cを向いたものとなっている。このため、光源部15Gが発した光15Lは透明部材13bの内部の光反射部13cで反射して上方へ進み、透明部材13bを透過して基板2上の光硬化性樹脂4に達する(図4)。
図5において、基板保持テーブル12dに保持された基板2の水平面内での移動動作は、部品実装装置1が備える制御装置30がXYθテーブル機構12の作動制御を行うことによってなされ、各押圧手段22による圧着ツール22bを介した部品3の基板2への押圧動作は、制御装置30が図示しない空圧制御回路を介して各押圧シリンダ22aの作動制御を行うことによってなされる。圧着ツール22bを加熱する上方ヒータ23の作動制御、透明部材13bを加熱する下方ヒータ13Hの作動制御及び各光照射手段15からの光15Lの照射制御も制御装置30によってなされる。
次に、図6(a),(b)を用いて、部品実装装置1により基板2に部品3を圧着する部品実装作業の手順(部品実装方法)について説明する。制御装置30は先ず、上方ヒータ23と下方ヒータ13Hの作動制御を行って各押圧手段22の圧着ツール22bと透明部材13bをそれぞれ所定温度まで加熱する。そして、XYθテーブル機構12の作動制御を行って基板保持テーブル12dを移動させ(図6(a)中に示す矢印A)、基板保持テーブル12dに載置されている基板2のうち、部品3が載置(仮圧着)されている一辺の下面を下受け部13の透明部材13bの上面に接触させて、下受け部13に基板2を下受けさせる(下受け工程)。
制御装置30は、下受け部13に基板2を下受けさせたら、押圧シリンダ22aのピストンロッド22Rを下方に突出させることによって(図6(b)中に示す矢印B)、圧着ツール22bで部品3を基板2に押圧する(押圧工程)。この押圧工程の間、光硬化性樹脂4は加熱された圧着ツール22bと透明部材13bによって昇温されるので、軟化した状態となる。
制御装置30は、上記のようにして押圧手段22によって部品3を基板2に押圧している間、光照射手段15より光(紫外線)15Lを照射させる(図6(b))。光照射手段15から照射された光15Lはほぼ水平方向に進んで透明部材13bに入射し、光反射部13cでほぼ垂直上方に反射された後、透明な基板2を上方に透過して光硬化性樹脂4に到達する。これにより光硬化性樹脂4は硬化し、部品3は基板2上の部品載置位置2aに固定される(光照射工程)。このように第1実施形態において(後述する第2〜第4実施形態においても同じ)、光照射手段15は、下受け部13の透明部材13bを通して光硬化性樹脂4に光15Lを照射するものとなっている。
図4及び図6(a),(b)に示すように、各圧着ツール22bの下面には反射面(反射コート)22Cが設けられており、基板2を上方に透過した光15Lは反射面22Cにおいて下受け部13側に反射される。反射面22Cで反射した光15Lは光硬化性樹脂4の側面に達するので、光硬化性樹脂4の光硬化は促進されて、短時間で確実に硬化する。
制御装置30は、上記のようにして基板2の一辺についての部品3の圧着作業が終了したら、XYθテーブル機構12の作動制御を行って基板2をZ軸回りに回転させ、部品載置位置2aが設定された他の一辺を下受け部13に下受けさせて、同様の手順で部品実装作業を行う。
このように、第1実施形態における部品実装装置1では、基板2の下受けをする下受け部13がベース部材13aとそのベース部材13aの上面に設けられた透明部材13bを有して成り、光照射手段15が照射した光15Lは透明部材13bを通して光硬化性樹脂4に照射されるようになっているので、光照射手段15を下受け部13に組み込む必要がない。このため下受け部13の強度低下を防止でき、部品3の押圧力不足による実装不良の発生を抑制することができる。特に、この第1実施形態における部品実装装置1では、透明部材13bは光照射手段15が照射した光を光硬化性樹脂4の側に反射する光反射部13cを備えたものとなっているので、光照射手段15の配置についての自由度が極めて高いものとなっている。
また、第1実施形態における部品実装装置1において、下受け部13は、透明部材13bを加熱する加熱手段としての下方ヒータ13Hを備えているが、光照射器15aはベース部材13aとは物理的に分離した別部材である光照射器設置部材24に設けられており、光照射器15aは加熱手段である下方ヒータ13Hから離隔しているので、下方ヒータ13Hが作動してもこれによって光照射手段15の光源部15Gが加熱されることはなく、光源部15Gが発する光15Lの特性を変化させない。
(第2実施形態)
図7は第2実施形態における部品実装装置を示している。第2実施形態における部品実装装置は、第1実施形態の部品実装装置1において、透明部材13bの内部に設けられた光反射部13cが、押圧手段22の押圧荷重が作用する部分Parの外側に設けられた構成となっている。第1実施形態における部品実装装置1では、図4に示すように、透明部材13bの光反射部13cが押圧手段22の押圧荷重が作用する部分の内側に位置するため、透明部材13bに押圧手段22の押圧荷重が作用すると、光反射部13cの界面に剪断力が作用し、押圧荷重が過大であるときにはその界面から透明部材13bが破損に至るおそれがある。しかし、第2実施形態の部品実装装置では、光反射部13cが、押圧手段22の押圧荷重が作用する部分Parから外側に位置しているため、透明部材13bに押圧手段22の押圧荷重が作用しても(図7中に示す矢印B)、光反射部13cの界面に剪断力は生じず、その界面から透明部材13bが破損することが防止される。
図7は第2実施形態における部品実装装置を示している。第2実施形態における部品実装装置は、第1実施形態の部品実装装置1において、透明部材13bの内部に設けられた光反射部13cが、押圧手段22の押圧荷重が作用する部分Parの外側に設けられた構成となっている。第1実施形態における部品実装装置1では、図4に示すように、透明部材13bの光反射部13cが押圧手段22の押圧荷重が作用する部分の内側に位置するため、透明部材13bに押圧手段22の押圧荷重が作用すると、光反射部13cの界面に剪断力が作用し、押圧荷重が過大であるときにはその界面から透明部材13bが破損に至るおそれがある。しかし、第2実施形態の部品実装装置では、光反射部13cが、押圧手段22の押圧荷重が作用する部分Parから外側に位置しているため、透明部材13bに押圧手段22の押圧荷重が作用しても(図7中に示す矢印B)、光反射部13cの界面に剪断力は生じず、その界面から透明部材13bが破損することが防止される。
(第3実施形態)
図8(a),(b)は第3実施形態における部品実装装置を示している。第3実施形態における部品実装装置では、第1実施形態の部品実装装置1において、光照射手段15が、光照射器15aに加え、光反射部13cに入射する光15Lの向きを変化させる入射方向変更機構15bを備えており、光反射部13cに入射する光15Lの向きを微小範囲で変化させることによって、光硬化性樹脂4に対する光15Lの照射位置を変更するようになっている。これにより、光硬化性樹脂4に対する効率のよい光照射を行うことができる。
図8(a),(b)は第3実施形態における部品実装装置を示している。第3実施形態における部品実装装置では、第1実施形態の部品実装装置1において、光照射手段15が、光照射器15aに加え、光反射部13cに入射する光15Lの向きを変化させる入射方向変更機構15bを備えており、光反射部13cに入射する光15Lの向きを微小範囲で変化させることによって、光硬化性樹脂4に対する光15Lの照射位置を変更するようになっている。これにより、光硬化性樹脂4に対する効率のよい光照射を行うことができる。
入射方向変更機構15bとしては、例えば、図8(a)に示すように、光照射器設置部材24に対して光源部15Gを昇降(図中に示す矢印C)及び水平な揺動軸41の回りの揺動(図8(a)中に示す矢印D)を可能にする光源部移動機構42を備え、光源部移動機構42の作動制御を制御装置30が行うようにしたものが考えられる。この場合、制御装置30は、光源部15Gを上下方向に移動させ、光反射部13cに入射する光15Lの向きを変化させることによって、光硬化性樹脂4に対する光15Lの照射位置を変更する図8(a)中に示す矢印R)。
或いは、入射方向変更機構15bは、図8(b)に示すように、可変駆動部43によって相対角度が変えられる2つのプリズム構成板44a,44bを有した角度可変プリズム44を光源部15Gと透明部材13bに間に設置し、可変駆動部43の作動制御を制御装置30が行うようにしたものが考えらえる。この場合、制御装置30は、2つのプリズム構成板44a,44bの相対角度を変えて光源部15Gが発した光15Lの光路を変更し、光反射部13cに入射する光15Lの向きを変化させることによって、光硬化性樹脂4に対する光15Lの照射位置を変更する(図8(b)中に示す矢印R)。なお、上記入射方向変更機構15bを備えた構成は、図7において示した、押圧シリンダ22aの押圧荷重が作用する部分Parの外側に光反射部13cが設けられた構成のものにおいても適用することができる。
(第4実施形態)
図9は第4実施形態における部品実装装置を示している。第4実施形態における部品実装装置では、各光照射手段15が照射する光15Lの光軸15Jが、対応する押圧手段22による圧着ツール22bの移動軌道、すなわち部品3の押圧方向の軸線J0に対して傾いており(図10(a)も参照)、各光照射手段15から照射された光15Lは透明部材13b及び透明な基板2をそのまま透過して基板2上の光硬化性樹脂4に達する(図10(b))。これにより光硬化性樹脂4は硬化し、部品3は基板2上の部品載置位置2aに固定される。
図9は第4実施形態における部品実装装置を示している。第4実施形態における部品実装装置では、各光照射手段15が照射する光15Lの光軸15Jが、対応する押圧手段22による圧着ツール22bの移動軌道、すなわち部品3の押圧方向の軸線J0に対して傾いており(図10(a)も参照)、各光照射手段15から照射された光15Lは透明部材13b及び透明な基板2をそのまま透過して基板2上の光硬化性樹脂4に達する(図10(b))。これにより光硬化性樹脂4は硬化し、部品3は基板2上の部品載置位置2aに固定される。
第2〜第4実施形態の部品実装装置においても、第1実施形態における部品実装装置1の場合と同様に、基板2の下受けをする下受け部13がベース部材13aとそのベース部材13aの上面に設けられた透明部材13bを有して成り、光照射器15aの光源部15Gが発した光15Lは透明部材13bを通して光硬化性樹脂4に照射されるようになっているので、光照射器15aを下受け部13に組み込む必要がない。このため下受け部13の強度低下を防止でき、部品3の押圧力不足による実装不良の発生を抑制することができる。
なお、前述の第1〜第4実施形態において示した部品実装装置では、光硬化性樹脂4が紫外線の照射を受けて硬化するタイプのものであるとしたが、光硬化性樹脂4は紫外線以外の光の照射を受けて硬化するタイプのものであってもよい。
下受け部の強度低下を防止して部品の押圧力不足による実装不良の発生を抑制することができる部品実装装置を提供する。
1 部品実装装置
2 基板
3 部品
4 光硬化性樹脂
13 下受け部
13a ベース部材
13b 透明部材
13c 光反射部
13H 下方ヒータ(加熱手段)
15 光照射手段
15b 入射方向変更機構
15G 光源部
15L 光
22 押圧手段
22C 反射面
Par 押圧荷重が作用する部分
2 基板
3 部品
4 光硬化性樹脂
13 下受け部
13a ベース部材
13b 透明部材
13c 光反射部
13H 下方ヒータ(加熱手段)
15 光照射手段
15b 入射方向変更機構
15G 光源部
15L 光
22 押圧手段
22C 反射面
Par 押圧荷重が作用する部分
Claims (9)
- 光硬化性樹脂を介して部品が載置された透明な基板に前記部品を圧着する部品実装装置であって、
ベース部材及び前記ベース部材の上面に設けられた透明部材を有し、前記基板における前記部品の下方に位置する面を前記透明部材の上面において下受けする下受け部と、
前記下受け部により下受けされた前記基板に前記部品を押圧する押圧手段と、
前記透明部材を通して前記光硬化性樹脂に光を照射する光照射手段とを備えたことを特徴とする部品実装装置。 - 前記透明部材は前記光照射手段が照射した光を前記光硬化性樹脂の側に反射する光反射部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の部品実装装置。
- 前記光反射部は前記押圧手段の押圧荷重が作用する部分の外側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の部品実装装置。
- 前記下受け部は前記透明部材を加熱する加熱手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の部品実装装置。
- 前記光照射手段は、前記光反射部に入射する光の向きを変化させる入射方向変更機構を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の部品実装装置。
- 前記入射方向変更機構は、光を発する光源部を移動させて前記光反射部に入射する光の向きを変化させることを特徴とする請求項5に記載の部品実装装置。
- 前記入射方向変更機構は、光を発する光源部が発した光の光路を変更して前記光反射部に入射する光の向きを変化させることを特徴とする請求項5に記載の部品実装装置。
- 前記押圧手段は、光を前記下受け部側に反射させる反射面を備えたことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の部品実装装置。
- 前記ベース部材は前記押圧手段の押圧荷重が作用する部分の下方に設けられることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の部品実装装置。
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