JP2015056434A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】好適な制御性を有する半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、半導体記憶装置は、半導体基板と、この半導体基板上方に積層された複数のメモリセルと、複数のメモリセルの第1方向の端部に形成された第1コンタクト領域に設けられ、複数のメモリセルの少なくとも1つのメモリセルと電気的に接続され、積層方向に延びる第1コンタクトと、第1コンタクトと電気的に接続される配線と、第1コンタクト領域とは異なる第2コンタクト領域に設けられ、配線と半導体基板を電気的に接続する積層方向に延びる第2コンタクトとを備える。また、第1のメモリブロックの第1コンタクト領域及び第2コンタクト領域は、第1のメモリブロックに対して第2方向にずれて配置された第2のメモリブロックの第1コンタクト領域及び第2コンタクト領域に対して、第1方向にずれて配置される。
【選択図】図6
【解決手段】実施形態によれば、半導体記憶装置は、半導体基板と、この半導体基板上方に積層された複数のメモリセルと、複数のメモリセルの第1方向の端部に形成された第1コンタクト領域に設けられ、複数のメモリセルの少なくとも1つのメモリセルと電気的に接続され、積層方向に延びる第1コンタクトと、第1コンタクトと電気的に接続される配線と、第1コンタクト領域とは異なる第2コンタクト領域に設けられ、配線と半導体基板を電気的に接続する積層方向に延びる第2コンタクトとを備える。また、第1のメモリブロックの第1コンタクト領域及び第2コンタクト領域は、第1のメモリブロックに対して第2方向にずれて配置された第2のメモリブロックの第1コンタクト領域及び第2コンタクト領域に対して、第1方向にずれて配置される。
【選択図】図6
Description
本実施形態は、積層型の半導体記憶装置に関する。
近年、メモリの集積度を高めるために、メモリセルを3次元的に配置した半導体記憶装置(積層型の半導体記憶装置)が多数提案されている。
本実施形態は、好適なブロックサイズを設定可能な半導体記憶装置を提供する。
実施形態に係る半導体記憶装置は、半導体基板と、この半導体基板上方に積層された複数のメモリセルと、複数のメモリセルの第1方向の端部に形成された第1コンタクト領域に設けられ、複数のメモリセルの少なくとも1つのメモリセルと電気的に接続され、積層方向に延びる第1コンタクトと、第1コンタクトと電気的に接続される配線と、第1コンタクト領域とは異なる第2コンタクト領域に設けられ、配線と半導体基板を電気的に接続する積層方向に延びる第2コンタクトとを備える。また、第1のメモリブロックの第1コンタクト領域及び第2コンタクト領域は、第1のメモリブロックに対して第2方向にずれて配置された第2のメモリブロックの第1コンタクト領域及び第2コンタクト領域に対して、第1方向にずれて配置される。
以下、図面を参照して、半導体記憶装置の実施形態について説明する。
[第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成]
[全体構成]
先ず、図1〜図19を参照して、第1の実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置のブロック図である。
[全体構成]
先ず、図1〜図19を参照して、第1の実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置のブロック図である。
実施形態に係る半導体記憶装置は、図1に示すように、メモリセルアレイ11、メモリセルアレイ11の読み出し及び書き込みを制御するロウデコーダ12、センスアンプ14、カラムデコーダ15及び制御信号生成部(高電圧生成部)16を備える。
ロウデコーダ12は、取り込まれたロウアドレス信号及びブロックアドレス信号等をデコードし、メモリセルアレイ11のロウ方向の制御を行う。センスアンプ14は、読み出し動作のときメモリセルアレイ11からデータを読み出し、書き込み動作のとき、図示せぬホストや外部コントローラからのデータをメモリセルアレイ11に書き込む。カラムデコーダ15は、カラムアドレス信号をデコードし、センスアンプ14を制御する。制御信号生成部16は、基準電圧を昇圧させて、書き込みや消去時に必要となる高電圧を生成し、さらに、制御信号を生成し、ロウデコーダ12、センスアンプ14及びカラムデコーダ15を制御する。
[メモリセルアレイ11]
メモリセルアレイ11は、複数のメモリブロックMBを有して構成されている。図2は、メモリブロックMBの一部の構成を示す回路図である。メモリブロックMBは、複数のビット線BL、複数のソース線SL、及びこれらビット線BL及びソース線SLに接続された複数のメモリユニットMUを有する。
メモリセルアレイ11は、複数のメモリブロックMBを有して構成されている。図2は、メモリブロックMBの一部の構成を示す回路図である。メモリブロックMBは、複数のビット線BL、複数のソース線SL、及びこれらビット線BL及びソース線SLに接続された複数のメモリユニットMUを有する。
メモリユニットMUは、NAND型フラッシュメモリを構成し、直列接続されたメモリトランジスタMTr1〜MTr8及びバックゲートトランジスタBTrからなるメモリストリングMSの両端にソース側選択トランジスタSSTr及びドレイン側選択トランジスタSDTrをそれぞれ接続して構成されている。メモリトランジスタMTr1〜MTr8は、その電荷蓄積層に電荷を蓄積することによって、その閾値電圧を変化させ、この閾値電圧に応じたデータを保持する。
各メモリトランジスタMTr1〜MTr8のゲートには、ワード線WL1〜8がそれぞれ接続されている。バックゲートトランジスタBTrのゲートには、バックゲート線BGが共通接続されている。ソース側選択トランジスタSSTrのゲートには、ソース側選択ゲート線SGSが接続され、ドレイン側選択トランジスタSDTrのゲートには、ドレイン側選択ゲート線SGDが接続されている。
ここで、ワード線WL1〜8を共通に接続するカラム方向及びロウ方向に接続された複数のメモリユニットMUがメモリブロックMBを構成する。メモリブロックMBは、全体が又はその一部が消去単位となる。
図3は、メモリブロックMBの一部の構成を示す斜視図である。メモリブロックMBは、半導体基板20上に順次積層されたバックゲート層30、メモリ層40、選択トランジスタ層50、及び配線層60を有する。バックゲート層30は、バックゲートトランジスタBTrとして機能する。メモリ層40は、メモリトランジスタMTr1〜MTr8として機能する。選択トランジスタ層50は、ドレイン側選択トランジスタSDTr及びソース側選択トランジスタSSTrとして機能する。配線層60は、ソース線SL及びビット線BLとして機能する。
バックゲート層30は、図3に示すように、バックゲート導電層31を有する。バックゲート導電層31は、バックゲート線BG及びバックゲートトランジスタBTrのゲートとして機能する。バックゲート層30は、半導体層33と、バックゲート層30と半導体層33との間に形成された、図示しないメモリゲート絶縁層を有する。半導体層33は、バックゲートトランジスタBTrのボディ(チャネル)として機能する。
半導体層33は、1つのメモリブロックMB中でロウ方向及びカラム方向にマトリクス状に配置されている。
メモリ層40は、図3に示すように、バックゲート層30の上層に形成される。メモリ層40は、4層のワード線導電層41a〜41dを有する。ワード線導電層41a〜41dは、それぞれワード線WL1〜WL8及びメモリトランジスタMTr1〜MTr8のゲートとして機能する。また、ワード線導電層41a〜41dは、カラム方向にピッチをもってロウ方向を長手方向として延びる。
図4は、メモリ層40の部分的な縦断面図である。ワード線導電層41a〜41dは、図4に示す通り、その上下間に層間絶縁層42a〜42dを挟んで積層される。ワード線導電層41a〜41dは、例えば、ポリシリコン(poly−Si)にて構成される。また、メモリ層40は、メモリゲート絶縁層43及び柱状半導体層44を有する。柱状半導体層44は、メモリトランジスタMTr1〜MTr8のボディ(チャネル)として機能する。
メモリゲート絶縁層43は、ワード線導電層41a〜41dの側面に接する。メモリゲート絶縁層43は、上述したバックゲート層30におけるメモリゲート絶縁層と連続して一体に形成される。メモリゲート絶縁層43は、ワード線導電層41a〜41dの側面側から柱状半導体層44側へと、ブロック絶縁層43a、電荷蓄積層43b、及びトンネル絶縁層43cを有する。
上記バックゲート層30及びメモリ層40において、一対の柱状半導体層44、及びその下端を連結する半導体層33は、メモリストリングMSのボディ(チャネル)として機能するメモリ半導体層44Aを構成する。メモリ半導体層44Aは、ロウ方向からみてU字状に形成される。メモリユニットMUは、一つのメモリ半導体層44Aを共有する複数のメモリトランジスタMTr1〜MTr8と、当該複数のメモリトランジスタMTr1〜MTr8に接続されたソース側選択トランジスタSSTr及びドレイン側選択トランジスタSDTrとで構成される。
選択トランジスタ層50は、図3に示すように、ソース側導電層51a及びドレイン側導電層51bを有する。ソース側導電層51aは、ソース側選択ゲート線SGS及びソース側選択トランジスタSSTrのゲートとして機能する。ドレイン側導電層51bは、ドレイン側選択ゲート線SGD及びドレイン側選択トランジスタSDTrのゲートとして機能する。
配線層60は、ソース線層61、ビット線層62、及びプラグ層63を有する。ソース線層61は、ソース線SLとして機能する。ビット線層62は、ビット線BLとして機能する。
ソース線層61は、ソース側柱状半導体層53aの上面に接し、ロウ方向に延びる。ビット線層62は、プラグ層63を介してドレイン側柱状半導体層53bの上面に接し、カラム方向に延びる。
メモリセルアレイの構成については、例えば、“三次元積層不揮発性半導体メモリ”という2009年3月19日に出願された米国特許出願12/407,403号に記載されている。また、“三次元積層不揮発性半導体メモリ”という2009年3月18日に出願された米国特許出願12/406,524号、“不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法”という2010年3月25日に出願された米国特許出願12/679,991号“半導体メモリ及びその製造方法”という2009年3月23日に出願された米国特許出願12/532,030号に記載されている。これらの特許出願は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
[コンタクト構造]
次に、本実施形態に係るメモリセルアレイ11とワード線WL及び選択ゲート線SGS,SGDとのコンタクト構造について説明する。
次に、本実施形態に係るメモリセルアレイ11とワード線WL及び選択ゲート線SGS,SGDとのコンタクト構造について説明する。
まず、本実施形態に係るメモリセルアレイ11を理解するために、参考例のコンタクト構造について説明する。図5は、参考例に係るメモリセルアレイ11の平面図である。尚、図5においては、説明の簡略化のためにソース線61(図3)を省略している。
図5において、メモリトランジスタ領域Aは、図3に示したメモリユニットMUがマトリクス状に配設された領域で、このメモリトランジスタ領域Aのロウ方向両側にワード線導電層41a〜41d及びドレイン側導電層51bのコンタクト領域Bが形成されている。コンタクト領域Bは第1コンタクト領域C1及び第2コンタクト領域C2を含む。図中右側のコンタクト領域Bに着目すると、第1コンタクト領域C1において、ワード線導電層41a〜41dとドレイン側導電層51bのロウ方向の端部は、下層に位置する導電層ほど第2コンタクト領域C2側に張り出している。ワード線導電層41a〜41d及びドレイン側導電層51bのロウ方向の端部は、第1コンタクト領域C1において第1コンタクト66によって上方の配線68と接続される。また、配線68は、ビット線BLと直交するロウ方向に延び、所定のピッチでカラム方向に配列されている。第2コンタクト領域C2には、ワード線導電層41a〜41dとドレイン側導電層51bが存在しない。配線68は、第2コンタクト領域C2において第2コンタクト67を介して半導体基板20(図3)に形成されたロウデコーダ等の回路に接続される。
このようなコンタクト構造の場合、ワード線導電層41a〜41dの層数をNWとし、1つのメモリブロックMBにおいてカラム方向に形成されたメモリストリングMSの数をNSとすると、1つのメモリブロックMBにおいて、ワード線導電層41a〜41dの接続を確保するための配線68の本数がNW(この例ではNW=4)、ドレイン側導電層51bの接続を確保するための配線68の本数がNS(この例ではNS=4)となるので、全てのワード線導電層41a〜41d及びドレイン側導電層51bのコンタクトを確保するために必要な配線68の本数Mは、M=NW+NS(この例ではM=8)となる。ここで、配線68のカラム方向の幅が、ワード線導電層41a〜41dのメモリトランジスタ領域Aでの幅とほぼ同様であれば、8本の配線68に接続される複数のメモリユニットMUが、1つのメモリブロックMBを構成する。したがって、メモリブロックMBの幅は、M(=8)本分の配線68の幅と同程度となる。ワード線導電層41a〜41dの接続を確保するための配線68の本数NWは、ワード線導電層41a〜41dの層数に等しいので、ワード線導電層41a〜41dの層数が増加すると、メモリブロックMBのサイズも増加する。メモリブロックMBのサイズがあまり大きくなると、データ書き換えの際の制御性が低下するだけでなく、平面型NANDフラッシュメモリとの互換性も損なわれるという問題がある。また、不良をメモリブロックMB単位で管理する場合には、メモリブロックMBのサイズが大きくなると、一度にバッドブロックとなる容量も大きくなるので問題である。
次に、本実施形態に係るメモリセルアレイ11のコンタクト構造について説明する。図6は本実施形態に係るメモリセルアレイ11の平面図である。尚、図6においては、説明の簡略化のためにソース線61(図3)、コンタクト及び配線を省略している。また、図7は、図6の要部を示す平面図で、コンタクト及び配線を図示している。
図6において、メモリトランジスタ領域Aは、図3に示したメモリユニットMUがマトリクス状に配設された領域で、このメモリトランジスタ領域Aのロウ方向両側にワード線導電層41a〜41d及びソース側導電層51a及びドレイン側導電層51bのコンタクト領域Bが形成されている。この実施形態では、コンタクト領域Bが、ロウ方向の位置を異ならせた3つのコンタクト領域B1,B2,B3を含み、メモリブロックMB毎に、コンタクト領域B1,B2,B3のうちの一つに第1コンタクト領域C1及び第2コンタクト領域C2を含む。この実施形態では、第1メモリブロックMB#1の第1コンタクト領域C1及び第2コンタクト領域C2がコンタクト領域B3に設けられ、第2メモリブロックMB#2及び第3メモリブロックMB#3の第1コンタクト領域C1及び第2コンタクト領域C2がコンタクト領域B2に設けられ、第4メモリブロックMB#4及び第5メモリブロックMB#5の第1コンタクト領域C1及び第2コンタクト領域C2がコンタクト領域B1に設けられている。
図7は、配線64,65のレイアウト例を示す平面図である。第1メモリブロックMB#1の配線レイアウトに着目すると、図示のように、配線64,65は、第1メモリブロックMB#1の上方の領域、及びこれにカラム方向に隣接する第2メモリブロックMB#2及び第3メモリブロックMB#3の上方の領域にレイアウトされる。
このように、本実施形態に係るメモリセルアレイ11では、第1コンタクト領域C1及び第2コンタクト領域C2を、隣接するメモリブロックMBでロウ方向にずらすと共に、他のメモリブロックMBの上方のスペースを配線64,65の配置スペースに利用することにより、メモリブロックMBのカラム方向における幅を、図5に示した参考例のものよりも短くすることを可能にしている。この例では、カラム方向に隣接する2つのメモリユニットMUに相当する幅がメモリブロックMBの幅と一致している。図5の例に比べると、メモリブロックMBの幅は、配線68のM(=4)本分の幅と同程度となり、1/2に低減されている。
図8は、図6のI−I′線に沿った第1コンタクト領域C1の矢視断面図である。第1コンタクト領域C1においては、ワード線導電層41a〜41d及びドレイン側導電層51bのロウ方向側の端部が、下層に位置する導電層ほど第2コンタクト領域C2側に張り出して形成される。ワード線導電層41a〜41d及びドレイン側導電層51bは、ロウ方向側の端部全体で階段状に形成されている。また、層間絶縁層42a〜42dは、ワード線導電層41a〜41dの上面を覆っている。また、これらワード線導電層41a〜41d及び層間絶縁層42a〜42dの上面及び側面は、保護層76によって覆われている。更に、保護層76の上面は、絶縁層77によって覆われている。ワード線導電層41a〜41dには、絶縁層77、保護層76及び層間絶縁層42a〜42dを貫通する第1コンタクト66がそれぞれ接続されている。尚、図8においては、第1コンタクト66のカラム方向の位置が全て一致しているが、これは単に説明の都合上同一の位置に図示したものにすぎず、カラム方向にずれていても良い。また、例えばバックゲート導電層31のロウ方向端部をワード線導電層41aのロウ方向端部よりもロウ方向に張り出させ、バックゲート導電層31とのコンタクト配線を積層方向に形成することも可能である。第1コンタクト66は、上方の配線64,65と接続されている。配線64,65は、第2コンタクト領域C2において第2コンタクト67を介して半導体基板20に形成されたロウデコーダ等の回路に接続される。配線64と配線65とは、異なる層に配置されている。この例では、配線65が配線64よりも上層に配置されている。配線65のピッチは、配線64のピッチよりも細かく設定することもできる。
本実施形態においてはメモリブロックMBのカラム方向における幅を狭くした場合であっても好適にワード線WL及び選択ゲート線SGS,SGDを引き出すことが可能であり、メモリブロックMBに含まれるメモリユニットMUの数を削減することが可能である。従って、本実施形態に係る半導体記憶装置においてはデータの消去単位であるブロックサイズを削減し、好適な制御を可能とする半導体記憶装置を提供することが可能である。
なお、比較例として、ワード線導電層41a〜41d及びドレイン側導電層51の一部を細くするか、又は開口部を設けるなどして、第2コンタクト67を配置するスペースを確保すると共に、第1コンタクト66と配線68を、第2コンタクト67の配置スペースのロウ方向の両側に分配配置することにより、メモリブロックMBの幅を小さくすることも考えられる。しかし、この場合には、ワード線導電層41a〜41d及びドレイン側導電層51の一部が細くなってしまうため、配線抵抗が増加してしまう。この点、本実施形態によれば、ワード線導電層41a〜41d及びドレイン側導電層51が部分的に細くなることが無く、配線抵抗を低減させることができる。
[第1の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法]
次に、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について説明する。本実施形態に係る半導体記憶装置の製造に際しては、まず、図9に示す通り、バックゲート導電層31、バックゲート絶縁層32、絶縁層73、ワード線導電層41a、ワード線導電層形成層41bA〜41dA、層間絶縁層42a及び層間絶縁層形成層42bA〜42dAを順次形成する。
次に、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について説明する。本実施形態に係る半導体記憶装置の製造に際しては、まず、図9に示す通り、バックゲート導電層31、バックゲート絶縁層32、絶縁層73、ワード線導電層41a、ワード線導電層形成層41bA〜41dA、層間絶縁層42a及び層間絶縁層形成層42bA〜42dAを順次形成する。
次に、図10に示す通り、層間絶縁層形成層42dAの上にレジスト層78Aを形成する。次に図11に示す通り、レジスト層78Aにスリミングを行い、レジスト層78Aの一部を除去してレジスト層78Bを形成し、層間絶縁層形成層42dAの上面の一部を露出させる。次に、図12に示す通り、レジスト層78Bをマスクとしてエッチングを行い、層間絶縁層形成層42dAの一部及びワード線導電層形成層41dAの一部を除去し、層間絶縁層形成層42dB及びワード線導電層形成層41dBを形成する。また、層間絶縁層形成層42cAの上面の一部が露出する。
次に、図13に示す通り、レジスト層78Bにスリミングを行い、レジスト層78Bの一部を除去してレジスト層78Cを形成し、層間絶縁層形成層42dBの上面の一部を更に露出させる。次に、図14に示す通り、レジスト層78Cをマスクとしてエッチングを行い、層間絶縁層形成層42dB,42cAの一部及びワード線導電層形成層41dB,41cAの一部を除去し、層間絶縁層形成層42dC,42cB、ワード線導電層形成層41dC及び41cBを形成する。また、層間絶縁層形成層42bAの上面の一部が露出する。
次に、図15に示す通り、レジスト層78Cにスリミングを行い、レジスト層78Cの一部を除去してレジスト層78Dを形成し、層間絶縁層形成層42dCの上面の一部を更に露出させる。次に、図16に示す通り、レジスト層78Dをマスクとしてエッチングを行い、層間絶縁層形成層42dC,42cB,42bAの一部及びワード線導電層形成層41dC,41cB,41bAの一部を除去し、層間絶縁層42d,42c,42b、ワード線導電層41d,41c及び41bを形成する。
次に、図17に示す通り、レジスト層78Dを除去し、層間絶縁層42dの上面に、ソース線側導電層51a及びドレイン側導電層51bと、選択ゲート絶縁層52を形成する。また、階段状に形成され、露出している層間絶縁層42a〜42d、ワード線導電層41a〜41d、ソース線側導電層51a、ドレイン側導電層51b及び選択ゲート絶縁層52の上面及び側面を、保護層76によって覆う。また、保護層76を、更に絶縁層77によって覆う。
次に、図18に示す通り、絶縁層77、保護層76、層間絶縁層42a〜42d及び選択ゲート絶縁層52に複数のコンタクトホール77hを形成する。これら複数のコンタクトホール77hは、それぞれワード線導電層41a〜41d、ソース線側導電層51a及びドレイン側導電層51bの上面を露出させる。尚、絶縁層77のエッチング速度が保護層76のエッチング速度よりも充分早ければ、コンタクトホール77hを一括して形成することが可能である。次に、図19に示す通り、コンタクトホール77hにコンタクト66を形成する。コンタクト66の形成方法としては、種々の方法が採用可能である。
その後、ソース線61及び上方の配線65(図7,8)を同一の配線層に形成し、ビット線62及び上方の配線64(図7,8)を同一の配線層に形成する。従って、本実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法においては、従来と同様の工程数において当該構成を実現することが可能である。
[第2の実施形態に係る半導体記憶装置]
次に、第2の実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。図20は、第2の実施形態に係る半導体記憶装置の第1コンタクト領域C1の断面図である。本実施形態に係る半導体記憶装置は、基本的には第1の実施形態に係る半導体記憶装置と同様に構成されているが、図20に示す通り、第1コンタクト領域C1におけるワード線導電層41a′〜41d′及びドレイン側導電層51b′(ソース側導電層51a′も同様)のロウ方向の端部の構成が異なっている。即ち、本実施形態においては第1コンタクト領域C1におけるワード線導電層41a′〜41d′及びドレイン側導電層51b′(ソース側導電層51a′も同様)のロウ方向の端部の位置が揃っている。第1コンタクト66は、それが接続される導電層よりも上の導電層を貫通して形成されている。第1コンタクト66の外周は絶縁層79,80に覆われ、上の導電層との導通を防止している。
次に、第2の実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。図20は、第2の実施形態に係る半導体記憶装置の第1コンタクト領域C1の断面図である。本実施形態に係る半導体記憶装置は、基本的には第1の実施形態に係る半導体記憶装置と同様に構成されているが、図20に示す通り、第1コンタクト領域C1におけるワード線導電層41a′〜41d′及びドレイン側導電層51b′(ソース側導電層51a′も同様)のロウ方向の端部の構成が異なっている。即ち、本実施形態においては第1コンタクト領域C1におけるワード線導電層41a′〜41d′及びドレイン側導電層51b′(ソース側導電層51a′も同様)のロウ方向の端部の位置が揃っている。第1コンタクト66は、それが接続される導電層よりも上の導電層を貫通して形成されている。第1コンタクト66の外周は絶縁層79,80に覆われ、上の導電層との導通を防止している。
次に、本実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について説明する。本実施形態に係る半導体記憶装置を構成する場合、コンタクトホールの深さの種類に応じた数のマスクを用意し、当該回数だけエッチングを行うことも考えられる。しかしながら、本実施形態においては複数のマスクを組み合わせることによって浅いコンタクトホールの形成を行う際に深いコンタクトホールの形成をも平行して行い、これによって使用するマスクの数及びプロセス時間を削減している。
例えば、コンタクトホールの深さがn種類であり、それぞれ1×d〜n×dで表されるものとした場合、k(1≦k≦n)は2進数で表すことが可能である。従って、nを2進数で表した場合の桁数x分だけマスクを製造し、a(=1〜x)番目のマスクによって、kを2進数で表した場合にa桁目が1となるコンタクトホールに対応する個所に加工を行う事とし、a番目のマスクで2(a−1)d分の深さのエッチングを行うこととすれば、k番目のコンタクトホールについて対応するマスクを用い、複数回エッチングを行う事により、使用するマスクの数をn枚からx枚に、n回分のエッチングをx回分にまで削減することが可能である。
例えば、図20に示す通り、本実施形態においてはコンタクトホールの深さが5(n=5)種類であり、5は2進数では101と表される(x=3)。従って、a(=1〜3)番目のマスクで2(a−1)d分の深さのエッチングを行うことにより、使用するマスクの数を5枚から3枚に、5回分のエッチングを3回分にまで削減している。
尚、図20に示す通り、ワード線導電層41a′に対応するコンタクトホール77haの深さは5(2進数では101)層分であり、ワード線導電層41b′に対応するコンタクトホール77hbの深さは4(2進数では100)層分であり、ワード線導電層41c′に対応するコンタクトホール77hcの深さは3(2進数では011)層分であり、ワード線導電層41d′に対応するコンタクトホール77hdの深さは2(2進数では010)層分であり、ソース線側導電層51a′、ドレイン側導電層51b′に対応するコンタクトホール77heの深さは1(2進数では001)層分である。従って、1層分のエッチングにおいては、2進数の1桁目が1であるコンタクトホール77ha,77hc及び77heに対応する部分にコンタクトホールを形成し、2層分のエッチングにおいては、2進数の2桁目が1であるコンタクトホール77hc及び77hdに対応する部分にコンタクトホールを形成し、4層分のエッチングにおいては、2進数の3桁目が1であるコンタクトホール77ha及び77hbに対応する部分にコンタクトホールを形成する。
本実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法においては、まず図21に示すように、バックゲート導電層31、バックゲート絶縁層32、ワード線導電層41a′、ワード線導電層形成層41b′A〜41d′A、層間絶縁層形成層42a′A〜42d′A、ソース線側導電層形成層51a′A、ドレイン側導電層形成層51b′A及び選択ゲート絶縁層形成層52′Aを形成する。また、当該積層体の上面及び側面を絶縁層77によって覆う。
次に、図22に示す通り、第1のマスクを用いてレジスト81aを形成し、選択ゲート絶縁層形成層52′Aの一部を除去し、選択ゲート絶縁層形成層52′Bを形成する。当該工程において、ソース線側導電層形成層51a′A及びドレイン側導電層形成層51b′Aの上面を露出させるコンタクトホール77heと、コンタクト形成ホール77hcA及び77haが形成される。
次に、図23に示す通り、第2のマスクによってレジスト81bを形成し、ワード線導電層形成層41d′A、層間絶縁層形成層42c′A、42d′A、ソース線側導電層形成層51a′A、ドレイン側導電層形成層51b′A及び選択ゲート絶縁層形成層52′Bの一部を除去し、ワード線導電層形成層41d′B、層間絶縁層形成層42c′B、42d′B、ソース線側導電層形成層51a′B、ドレイン側導電層形成層51b′B及び選択ゲート絶縁層形成層52′Cを形成する。当該工程において、ワード線導電層41d′の上面を露出させるコンタクトホール77hd及びワード線導電層41c′の上面を露出させるコンタクトホール77hcが形成される。
次に、図24に示す通り、第3のマスクによってレジスト81cを形成し、ワード線導電層形成層41b′A、41c′A、41d′B、層間絶縁層形成層42a′A、42b′A、42c′B、42d′B、ソース線側導電層形成層51a′B、ドレイン側導電層形成層51b′B及び選択ゲート絶縁層形成層52′Cの一部を除去し、ワード線導電層41b′〜41d′、層間絶縁層形成層42a′〜42d′、ソース線側導電層形成層51a′、ドレイン側導電層形成層51b′及び選択ゲート絶縁層形成層52′を形成する。当該工程において、ワード線導電層41b′の上面を露出させるコンタクトホール77hb及びワード線導電層41a′の上面を露出させるコンタクトホール77haが形成される。
次に、図25に示す通り、コンタクトホール77h(77ha〜77he)の側壁及び底面を覆う様に絶縁層79Aを形成し、続いて絶縁層80Aを埋め込む。尚、絶縁層80Aは絶縁層79Aと比較してエッチングレートが高い。次に、図26に示す通り、絶縁層77、79A及び80Aの上面を覆う様にマスク81dを形成し、エッチングによってコンタクトホールを形成する。絶縁層80Aは絶縁層79Aと比較してエッチングレートが高いため、まず全てのコンタクトホールについて絶縁層80Aの一部が除去されて絶縁層79Aの底面が露出し、その後、図27に示す通り、当該露出した絶縁層79Aの一部が除去されてワード線導電層41a′〜41d′が露出する。ワード線導電層41a′〜41d′が露出した後に図28に示す通りコンタクト66を形成する。
尚、エッチングの方法やマスクの設計等は、適宜変更可能である。例えば、全てのコンタクトホールの深さを複数の深さ(d1,d2,…,dx)の和で表現することが可能な場合、当該複数の深さに対応する数xのマスクを作成し、a(=1〜x)番目のマスクには、所定のコンタクトホールの深さを上記深さの和で表現した場合に当該マスクに対応する深さdaを項として含む場合には、当該所定のコンタクトホールに対応する個所に穴を穿ち、a番目のマスクで当該マスクに対応する深さdaのエッチングを行う事とすれば、使用するマスクの数及びエッチングの回数を削減することが可能である。また、d1〜dxの和が最小となるようにすれば、理論上はプロセス時間を最小にすることが可能であると考えられる。この場合d1〜dxの和は、最も深いコンタクトホールと一致する様に設定することが考えられる。また、深さの表現方法が一義的に決定されない場合には、項の種類が最小となる様に設定することにより、マスクの位置合わせ時に発生する誤差の影響を低減することが可能であると考えられる。
[第3の実施形態に係る半導体記憶装置]
次に、第3の実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。本実施形態に係る半導体記憶装置は、基本的には第1の実施形態に係る半導体記憶装置と同様に構成されているが、本実施形態に係るメモリブロックMB−3は、9層のワード線導電層41a〜41iを有している。また、本実施形態に係るメモリブロックMB−3は、第1コンタクト領域C1の構成が第1及び第2の実施形態に係る半導体記憶装置と異なっている。
次に、第3の実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。本実施形態に係る半導体記憶装置は、基本的には第1の実施形態に係る半導体記憶装置と同様に構成されているが、本実施形態に係るメモリブロックMB−3は、9層のワード線導電層41a〜41iを有している。また、本実施形態に係るメモリブロックMB−3は、第1コンタクト領域C1の構成が第1及び第2の実施形態に係る半導体記憶装置と異なっている。
図29は、本実施形態に係る半導体記憶装置の構成を説明するための模式的な平面図、図30は同じく斜視図である。本実施形態に係る第1コンタクト領域C1におけるワード線導電層41a〜41iのロウ方向の端部は、下層に位置する導電層ほどロウ方向の第2コンタクト領域C2側に張り出し、ロウ方向の位置が同じ導電層の中でも下層に位置する導電層ほどカラム方向に張り出している。このワード線導電層41a〜41iのロウ方向の端部から第1コンタクト66が引き出されている。このような形状を採用した場合エッチング加工に要するステップ数を削減することが可能であり、製造コストを低減することが可能である。また、当該コンタクト方法においてはロウ方向だけでなくカラム方向にも積層方向の高さが異なる端部が形成されているため、配線引き出し部の面積を縮小することが可能である。
また、図29に示す通り、本実施形態の方法によって第1コンタクト領域C1の形成を行った場合、当該部分の加工の際にその影響がカラム方向に隣接するメモリブロックMB−3に及び、ワード線導電層41g〜41iを狭窄化してワード線導電層41fを露出させてしまう場合がある。このような影響は、ハードマスクその他の手段によって排除することも考えられる。
次に、本実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について説明する。本実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法は、基本的には第1の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法と同じであるが、第1コンタクト領域C1の形成方法が異なっている。即ち、先ず図31に示す通り、ワード線導電層41a〜41iを、層間絶縁層42a〜42iを介して交互に積層する。次に図32に示す通り、マスクを堆積し、ワード線導電層41g〜41i及び層間絶縁層42g〜42iをそれぞれ一層ずつエッチングしながらマスクのロウ方向へのスリミングを行う。次に、図33に示す通り、一旦マスクを除去した後で改めてマスクを堆積し、ワード線導電層41a〜41i及び層間絶縁層42a〜42iをそれぞれ3層ずつエッチングしながらマスクのカラム方向へのスリミングを行う。その後、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法と同様のプロセスを行う。これにより、図29及び図30に示した構成を作成することが可能である。
[その他の実施形態に係る半導体記憶装置]
上記第1の実施形態においては、所定のメモリブロックMBに接続された配線64及び65が、当該所定のメモリブロックMBにカラム方向の片側から隣接するメモリブロックMBの上方に位置していた。しかしながら、図34に示す通り、所定のメモリブロックMBに接続された配線64及び65が、当該所定のメモリブロックMBにカラム方向の両側から隣接するメモリブロックMBの上方に位置する様に構成することも可能である。このような配線パターンにおいては、配線を四方から引き出すことが可能である。
上記第1の実施形態においては、所定のメモリブロックMBに接続された配線64及び65が、当該所定のメモリブロックMBにカラム方向の片側から隣接するメモリブロックMBの上方に位置していた。しかしながら、図34に示す通り、所定のメモリブロックMBに接続された配線64及び65が、当該所定のメモリブロックMBにカラム方向の両側から隣接するメモリブロックMBの上方に位置する様に構成することも可能である。このような配線パターンにおいては、配線を四方から引き出すことが可能である。
また、一つのメモリブロックMBについて所定数のメモリブロックMB上部の配線層60を使用する場合には、当該所定数のメモリブロックMBに接続される配線64及び65が占めるカラム方向の範囲をほぼ一致させ、ロウ方向にのみずらすことにより、当該配線部分をマトリクス状に構成することも可能である。
更に、図35に示す通り、所定のメモリブロックMBについての第2コンタクト領域C2−1のカラム方向の幅を当該所定のメモリブロックMBの幅と同様に構成し、当該所定のメモリブロックMBにカラム方向から隣接する他のメモリブロックMBについての第2コンタクト領域C2−2のカラム方向の幅を、所定のメモリブロックMB及び他のメモリブロックMBが占めるカラム方向の幅と同様に構成することも考えられる。この場合、図36に示す通り、当該所定のメモリブロックMB及び当該他のメモリブロックMBに接続される配線は、それぞれ所定のメモリブロックMBの上方及び他のメモリブロックMBの上方にまたがって行う事が考えられる。このような配線パターンは、例えばメモリセルアレイ11の端部に用いることも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。例えば、上記の実施形態はPipe型の半導体記憶装置に関するものであるが、本発明はメモリユニットMUのチャネルボディーとしてピラー半導体を用いるI型の半導体記憶装置にも当然適用可能である。これら実施形態やその変形は、発明の範囲に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
11…メモリセルアレイ、12…ロウデコーダ、13…メモリ装置、14…センスアンプ、15…カラムデコーダ、16…制御信号生成部(高電圧生成部)、41a〜41d…ワード線導電層、51a…ソース側導電層、51b…ドレイン側導電層、62…ビット線、64…ワード線、65…選択ゲート線。
Claims (5)
- 半導体基板と、
前記半導体基板上方に積層された複数のメモリセルと、
前記複数のメモリセルの第1方向の端部に形成された第1コンタクト領域に設けられ、前記複数のメモリセルの少なくとも1つのメモリセルと電気的に接続され、積層方向に延びる第1コンタクトと、
前記第1コンタクトと電気的に接続される配線と、
前記第1コンタクト領域とは異なる第2コンタクト領域に設けられ、前記配線と前記半導体基板を電気的に接続する前記積層方向に延びる第2コンタクトと
を備え、
第1のメモリブロックの前記第1コンタクト領域及び第2コンタクト領域は、前記第1のメモリブロックに対して第2方向にずれて配置された第2のメモリブロックの前記第1コンタクト領域及び前記第2コンタクト領域に対して、前記第1方向にずれて配置される
ことを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記第1のメモリブロックの前記配線は、前記第1のメモリブロックの積層方向の上方及び前記第2のメモリブロックの積層方向の上方に位置している
ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記第2のメモリブロックに、前記第1のメモリブロックと前記第2方向の反対側に配置された第3のメモリブロックの前記第1コンタクト領域及び第2コンタクト領域の前記第1方向における位置は、前記第2のメモリブロックの前記第1コンタクト領域及び第2コンタクト領域の前記第1方向の位置と実質的に一致している
ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。 - 前記第1のメモリブロックの前記配線は、前記第1のメモリブロックの積層方向の上方、前記第2のメモリブロックの積層方向の上方及び前記第3のメモリブロックの前記積層方向の上方に位置している
ことを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。 - 前記半導体基板上に交互に積層された導電層及び絶縁層を含み、
前記複数のメモリセルは、前記導電層及び前記絶縁層を積層方向に貫通する柱状半導体層に形成され、
前記第2コンタクト領域には、前記導電層が存在しないことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
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