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JP2015053429A - 電子デバイスの製造方法 - Google Patents

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JP2015053429A
JP2015053429A JP2013186190A JP2013186190A JP2015053429A JP 2015053429 A JP2015053429 A JP 2015053429A JP 2013186190 A JP2013186190 A JP 2013186190A JP 2013186190 A JP2013186190 A JP 2013186190A JP 2015053429 A JP2015053429 A JP 2015053429A
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諭 森田
Satoshi Morita
諭 森田
足立 晋
Susumu Adachi
晋 足立
和田 幸久
Yukihisa Wada
幸久 和田
正知 貝野
Masatomo Kaino
正知 貝野
真悟 古井
Shingo Furui
真悟 古井
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Shimadzu Corp
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Abstract

【課題】転写効率を高めるとともに、欠陥の発生をより確実に回避できる電子デバイスの製造方法を提供する。【解決手段】同一の金属で構成される金属膜7および金属膜25において、金属膜7の硬度と、金属膜25の硬度が異なるように各々の金属膜を成膜させる。そのため、金属膜7と金属膜25を接合させる際に、硬度の低い金属膜25は硬度の高い金属膜7と対向押圧させることによって変形する。変形された金属膜25を構成する金属粒子は、硬度の高い金属膜7を構成する金属粒子の間隙を充填する。その結果、金属粒子同士の結合はより強くなるので、金属膜7と金属膜25はより安定に接合される。金属膜7と金属膜25が安定に接合されることにより、スタンプに形成された積層体23は、基板1へ好適に転写される。従って、製造される電子デバイスに欠陥が発生することを好適に回避できる。【選択図】図7

Description

本発明は、薄膜トランジスタやコンデンサなどの電子デバイスの製造方法に係り、特に転写印刷用のスタンプに形成された薄膜を転写する技術に関するものである。
画像表示ディスプレイやイメージセンサなどの光マトリクスデバイスは、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)やコンデンサなどの多数の電子デバイスが組み合わされて構成されている。これら電子デバイスの製造方法は、リソグラフィ法の他、印刷技術を応用した方法でも行われる。例えば、凹凸パターンが形成された転写印刷用のスタンプに、半導体などによって構成される薄膜を順次積層させ、積層膜を形成させる。そして、スタンプに形成された積層膜を、対向して配置される対向基板上に転写することによって、対向基板上に微細なパターンを形成させることができる(例えば、特許文献1参照)。
スタンプに形成された薄膜を転写させるに際し、金属膜を成膜させて常温接合させる方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。すなわち、スタンプに形成された薄膜の表面、および対向基板の表面をそれぞれ同一の金属で成膜させる。金属膜の成膜方法としては、電子ビーム蒸着法(EB蒸着法、EB:Electron Beam)やスパッタ法などが用いられる(例えば、特許文献3,4参照)。また金属膜の材料としては、Auの他にAg,Cu,Alなどが用いられる。
金属膜を成膜させた後、成膜された金属膜同士が対向するように、基板およびスタンプをチャンバ内に配置する。そして紫外線やイオンビームなど、一方向に加速されたエネルギー波により各々の金属膜の表面を洗浄する。金属膜の表面に付着していた酸化物および有機物はエネルギー波によって除去されるので、金属膜の表面にある金属原子は、活性化されて接合しやすい状態となる。そしてスタンプに圧力を加え、洗浄された金属膜同士を常温で加圧接合させる。加圧接合によって金属膜同士が接触し、各々の金属膜表面にある金属原子同士は強固に結合する。その結果、スタンプに形成された薄膜は対向基板上に転写される。
このような従来例に係る電子デバイスの製造方法を用いる場合、転写を行う工程において材料を加熱させる必要が無い。そのため転写を行う工程において、被接合物の軟化や析出物の生成などの問題が発生することを回避できる。
特開2010−267719号公報 特開平9−10963号公報 特開平10−30171号公報 特開平9−296266号公報
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来例に係る電子デバイスの製造方法は、積層膜と対向基板との接合について安定性が不十分であり、積層膜の転写効率が低い。従って、スタンプに形成された積層膜の凹凸パターンが対向基板に対して正確に転写されないので、製造される電子デバイスに欠陥が発生しやすい。また、対向基板上に転写される場所が限られているので、転写できる凹凸パターンの構成が制限される。そのため、電子デバイスに形成できる電子回路のパターンは限られたものとなる。
従来例において、接合性を向上させて転写率を高めるためには、転写を行う工程において加圧接合を行う時間を長くする方法や、スタンプに加える圧力を高くする方法が挙げられる。しかしながら、圧力を加える時間を長くすると、電子デバイスの製造に要する時間が長くなるので、電子デバイスの生産性が低下する。また加える圧力を高くすると被接合材が変形し、製造される電子デバイスに欠陥が発生しやすくなる。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、転写効率を高めるとともに、欠陥の発生をより確実に回避できる電子デバイスの製造方法を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、本発明に係る電子デバイスの製造方法は、基板の表面に第1の金属膜を成膜させる第1成膜工程と、スタンプに形成された積層構造体の表面に第2の金属膜を成膜させる第2成膜工程と、前記第1成膜工程および前記第2成膜工程の後に、スタンプを加圧して前記第1の金属膜と前記第2の金属膜とを接合させる金属膜接合工程とを備え、前記第1の金属膜および前記第2の金属膜は同一の金属で構成されるとともに、前記第1の金属膜の硬度は前記第2の金属膜の硬度と異なることを特徴とするものである。
[作用・効果]本発明に係る電子デバイスの製造方法によれば、同一の金属で構成される2つの金属膜において、第1の金属膜の硬度と、第2の金属膜の硬度が異なるように各々の金属膜を成膜させる。そのため、金属膜同士を接合させる際に、硬度の低い金属膜は硬度の高い金属膜と対向押圧させることによって変形する。変形された金属膜を構成する金属粒子は、硬度の高い金属膜を構成する金属粒子の間隙を充填する。その結果、金属粒子同士の結合力が強くなるので、金属膜同士は安定に接合される。金属膜同士が安定に接合されることにより、スタンプに形成された積層構造体は、基板上へ好適に転写される。従って、製造される電子デバイスに欠陥が発生することを好適に回避できる。
また、上述した発明において、前記第1の金属膜の硬度は前記第2の金属膜の硬度に比べて高いことが好ましい。上述の構成によれば、積層構造体に成膜される第2の金属膜の硬度より、基板に成膜される第1の金属膜の硬度が高くなるように各々の金属膜を成膜させる。基板は積層構造体より広い面積を有しているので、第2の金属膜の硬度を高くさせることにより、基板上に成膜される第2の金属膜は、より変形しにくく、安定なものとなる。従って、製造される電子デバイスに欠陥が発生することをより好適に回避できる。
また、上述した発明において、前記第1の金属膜は電子ビーム蒸着法により成膜され、前記第2の金属膜はスパッタ法により成膜されることが好ましい。上述の構成によれば、電子ビーム蒸着法により成膜される第1の金属膜はより確実に硬度が低くなり、スパッタ法により成膜される第2の金属膜はより確実に硬度が高くなる。そのため、スタンプに形成された積層構造体を、より確実に基板上へ転写させることが可能となる。従って、製造される電子デバイスに欠陥が発生することをより好適に回避できる。
また、上述した発明において、前記第1の金属膜および前記第2の金属膜はいずれもAuによって構成されることが好ましい。上述の構成によれば、金属膜を構成するAuは接合に適しており、かつ導電性の高い金属である。従って、製造される電子デバイスに欠陥が発生することを回避するとともに、電子デバイスの性能をより高くすることが可能となる。
また、上述した発明において、前記第2の金属膜の成膜速度は0.05nm/秒以上0.5nm/秒以下であることが好ましい。上述の構成によれば、第2の金属膜の成膜速度は0.05nm/秒以上0.5nm/秒以下である場合、製造される電子デバイスの欠陥率は好適に低減される。従って、成膜速度を適切に制御することにより、製造される電子デバイスに欠陥が発生することをより確実に回避できる。
本発明に係る電子デバイスの製造方法によれば、同一の金属で構成される2つの金属膜において、第1の金属膜の硬度と、第2の金属膜の硬度が異なるように各々の金属膜を成膜させる。そのため、金属膜同士を接合させる際に、硬度の低い金属膜は硬度の高い金属膜と対向押圧させることによって変形する。変形された金属膜を構成する金属粒子は、硬度の高い金属膜を構成する金属粒子の間隙を充填する。その結果、金属粒子同士の結合はより強くなるので、金属膜同士はより安定に接合される。金属膜同士が安定に接合されることにより、スタンプに形成された積層構造体は、基板上へ好適に転写される。従って、製造される電子デバイスに欠陥が発生することを好適に回避できる。
実施例に係る電子デバイスの製造方法の工程を説明するフローチャートである。 実施例に係る、ステップS01およびステップS02の工程を示す縦断面図である。 (a)はゲート電極の形成後、 (b)は保護膜の形成後、 (c)は金属膜の形成後における電子デバイスの概略構成を示している。 ナノインデンテーション法を用いて金属膜の硬度を測定する概略を説明する図である。 (a)は金属膜と接触前のカンチレバーの状態、 (b)はカンチレバーが反っている状態、 (c)はカンチレバーが撓んでいる状態を示している。 実施例に係るステップS11における電子デバイスの概略構成を示す縦断面図である。 (a)は原版に形成されたスタンプを示す縦断面図であり、 (b)は原版から離型したスタンプを示す縦断面図である。 実施例に係るステップS12における電子デバイスの概略構成を示す縦断面図である。 (a)は金属膜の形成後、 (b)は保護膜の形成後、 (c)は半導体膜の形成後における電子デバイスの概略構成を示している。 実施例に係るステップS13およびステップS14における電子デバイスの概略構成を示す縦断面図である。 (a)は絶縁膜の形成後、 (b)は保護膜の形成後、 (c)は金属膜の形成後における電子デバイスの概略構成を示している。 実施例に係るステップ21における電子デバイスの概略構成を示す縦断面図である。 実施例に係るステップ22において、積層体を転写させる際における電子デバイスの概略構成を示す縦断面図である。 実施例に係るステップ22において、スタンプを離型させる際における電子デバイスの概略構成を示す縦断面図である。 実施例に係るステップ23ないしステップS27における電子デバイスの概略構成を示す縦断面図である。 (a)はレジスト膜の形成および露光、 (b)は現像、 (c)はソース電極およびドレイン電極の形成の各工程における電子デバイスの概略構成を示している。 実施例に係る金属膜接合工程における金属粒子の挙動を説明する概略図である。 実施例に係る金属膜接合工程における金属粒子の挙動を説明する概略図である。 (a)は積層体の転写、 (b)はスタンプの離型の各工程における電子デバイスの概略構成を示している。 実施例および従来例の各々に係る電子デバイスの欠陥率を示すグラフ図である。 金属膜の成膜速度が異なる実施例の各々に係る電子デバイスの欠陥率を示すグラフ図である。 金属膜の硬度が高い従来例に係る金属膜接合工程において、金属膜を構成する金属粒子の挙動を説明する概略図である。 (a)は対向押圧前、 (b)は対向押圧後における金属粒子の挙動を示している 金属膜の硬度が低い従来例に係る金属膜接合工程において、金属膜を構成する金属粒子の挙動を説明する概略図である。 (a)は対向押圧前、 (b)は対向押圧後、における金属粒子の挙動を示している 従来例に係る金属膜接合工程における金属粒子の挙動を説明する概略図である。 (a)は積層体の転写、 (b)はスタンプの離型、の各工程における電子デバイスの概略構成を示している。
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を詳細に説明する。なお、電子デバイスの製造方法の例として薄膜トランジスタ(TFT)の製造方法を説明する。
図1に示すように、本実施例に係る電子デバイスの製造方法は、ステップS21に係る工程の前に、並行する2つの工程がある。1つは基板側の工程(ステップS01〜S03)であり、もう1つは転写印刷用のスタンプ側の工程(ステップS11〜S15)である。
ステップS01(ゲート電極の形成)
図2(a)に示すように、基板1の表面上にゲート電極3を形成させる。基板1は、例えばガラスで構成される。ゲート電極3の形成方法の一例として、インクジェット法が挙げられる。ゲート電極3を基板1上に形成させた後、図2(b)に示すように、基板1およびゲート電極3を覆うように保護膜5を形成させる。保護膜5の形成方法の例としては、インクジェット法、ディスペンサ法、スピンコート法などが挙げられる。保護膜5を構成する材料の一例として、モリブデン(Mo)などが挙げられる。
ステップS02(第1成膜工程)
保護膜5を形成させた後、第1成膜工程を開始する。すなわち図2(c)に示すように保護膜5の表面を研磨し、保護膜5を覆うように金属膜7を形成させる。本実施例では金属膜7の形成方法の一例として、スパッタ法が用いられる。スパッタ法における投入電力の一例は100Wであり、電流の一例は0.2Aであり、ガス圧の一例は5mTorrである。金属膜7を構成する材料の一例として、金(Au)が挙げられる。金属膜7の厚みは50nm〜100nmの範囲であることが好ましい。また成膜される金属膜7の硬度は0.011V/nm程度である。なお、金属膜7は本発明における第1の金属膜に相当する。
金属膜7の硬度を測定する方法の一例として、走査型プローブ顕微鏡(SPM−9700)によるナノインデンテーション法が用いられる。すなわち図3(a)に示すように、成膜された金属膜7を、カンチレバー8に設けられた探針9に近づける。そして金属膜7と探針9との距離を変えながら、探針9に働く力を測定する。探針9に働く力は、カンチレバー8の反り、またはカンチレバー8の撓みから求めることができる。カンチレバー8の反りは、図3(b)に示すように、探針9と接触した金属膜7が、探針9を押し上げる力によって発生する。そしてカンチレバー8の撓みは、図3(c)に示すように探針9と接触した金属膜7を引き下げる際に、金属膜7と探針9の間に働く吸着力によって発生する。
カンチレバー8の反り、または撓みは、カンチレバー8の背面に照射するレーザー光の反射を光検出器で計測し、計測された情報に基づいて算出される。カンチレバー8の反りは、探針9に働く力に比例してより大きくなる。従って、カンチレバー8の反りから探針9に働く力を算出できる。そこで金属膜7と探針9の距離を変えながら、探針9に働く力を計算してフォースカーブを測定し、金属膜7の硬度を算出している。
金属膜7の硬度が高いほど、カンチレバー8を反らせるために、より大きな力を必要とする。金属膜7が探針9と接触した後、金属膜7をカンチレバー8の方向に移動させる距離をA(単位:nm)、カンチレバーの反りをB(単位:V)とする。この場合、金属膜7の硬度Cは、下の(1)で示される数式によって算出することができる。
C=B/A(単位:V/nm) …(1)
ステップS03(金属膜の活性化)
第1成膜工程の終了後、UVオゾン処理による金属膜7の活性化処理を行う。UVオゾン処理において照射するUVの強度は、一例として18.8mW/cm2である。UVオゾン処理を行う時間は、例えば10分間である。活性化処理により、金属膜7の膜表面に付着する有機物は揮発除去される。活性化処理は、UVオゾン処理以外にもアルゴンプラズマ処理、または酸素プラズマ処理などの方法を用いてもよい。
次に上記ステップS01〜S03とは別工程であって、転写印刷用のスタンプ側に対して行われる、ステップS11〜S15の工程について説明する。
ステップS11(スタンプの作製)
まず、転写印刷用のスタンプ11を作製する。スタンプ11は弾力性を有するシリコン系の材料で構成されており、本実施例ではポリジメチルシロキサン(PDMS:Poly DiMethyl Siloxane)が用いられている。スタンプ11は図4(a)に示すように、凹凸パターンを有する原版13にPDMSをコーティングして硬化させ、図4(b)に示すように原版13から剥離させることで作製される。
ステップS12(半導体膜の形成)
次に図5(a)に示すように、スタンプ11の凹凸パターンを有する面に、金属膜14を形成させる。金属膜14の形成方法の一例としては、スパッタ法、真空蒸着法などが挙げられる。金属膜14を構成する材料の一例として、Auが挙げられる。金属膜14を形成させた後、図5(b)に示すように、金属膜14の表面に保護膜15を形成させる。保護膜15の形成方法の一例として、インクジェット法が挙げられる。保護膜15は例えばモリブデン(Mo)で構成される。
保護膜15を形成させた後、図5(c)に示すように、保護膜15の表面に半導体膜17を形成させる。半導体膜17の形成は真空チャンバ内にスタンプ11を収容させて行う。チャンバ内の真空度は約1Pa以下が好ましい。半導体膜17の形成方法の例としては、スパッタ法、真空蒸着法、イオンプレーティング法などが挙げられる。半導体膜17を構成する材料として、本実施例ではInGaZnO4(ガリウム・インジウム酸化亜鉛)が用いられている。なお、半導体膜17を構成する材料として、ZnO(酸化亜鉛)などの酸化物半導体や、ペンタセンなどの有機半導体を用いてもよい。
ステップS13(絶縁膜の形成)
半導体膜17の形成後、図6(a)に示すように、半導体膜17の表面に絶縁膜19を形成させる。絶縁膜19の形成方法の例としては、スパッタ法、真空蒸着法、イオンプレーティング法などが挙げられる。絶縁膜19を構成する材料として本実施例ではSiO2が用いられている。なお、絶縁膜19を構成する材料として、TiO2などの金属酸化物や、アクリル系樹脂などの有機物を用いてもよい。
絶縁膜19を形成させた後、図6(b)に示すように、絶縁膜19の表面に保護膜21を形成させる。保護膜21の形成方法の例としては、インクジェット法、ディスペンサ法、スピンコート法などが挙げられる。保護膜21は、その一例としてモリブデン(Mo)によって構成される。なお、保護膜15、半導体膜17、絶縁膜19および保護膜21から構成される積層膜を以下、積層体23とする。積層体23は、本発明における積層構造体に相当する。
ステップS14(第2成膜工程)
保護膜21を形成させた後、第2成膜工程を開始する。すなわち保護膜21の表面を研磨し、図6(c)に示すように、研磨された保護膜21を覆うように金属膜25を形成させる。本実施例では金属膜25の形成方法の一例として、電子ビーム蒸着法(EB蒸着法)が用いられる。
金属膜25を構成する金属は、金属膜7を構成する金属と同一である。すなわち本実施例において、金属膜25はAuを用いて構成される。金属膜25の厚みは50nm〜100nmの範囲であることが好ましい。そして、成膜される金属膜25の硬度は0.007V/nm程度である。なお、金属膜25は本発明における第2の金属膜に相当する。
上述のように、スタンプ11を真空チャンバ内に収容し、真空チャンバ内を真空にして金属膜14、保護膜15、半導体膜17、絶縁膜19、保護膜21および金属膜25を連続して形成させる。これにより、各々の膜の間に有機物などの汚れが付着することを防止できる。そのため、有機物の付着によって電子デバイスに欠陥が発生することを回避できる。
ステップS15(金属膜の活性化)
第2成膜工程の終了後、UVオゾン処理によって金属膜25の活性化処理を行う。UVオゾン処理において照射させるUVの強度は、一例として18.8mW/cm2である。そしてUVオゾン処理を行う時間は、例えば10分間である。活性化処理により、金属膜25の膜表面に付着する有機物は揮発除去される。活性化処理は、UVオゾン処理以外にもアルゴンプラズマ処理、または酸素プラズマ処理などの方法を用いてもよい。
次に、ステップS11〜S15によりスタンプ11に形成された積層体23を、ステップ03に係る工程が行われた後の基板1に転写させる工程について説明する。
ステップS21(スタンプの載置)
図7に示すように、基板1を支持台27に載置させる。そして加圧装置29に、積層体23および金属膜25が形成されたスタンプ11を載置させる。この際に、金属膜7と金属膜25が対向するとともに、ゲート電極3上の所定の位置に積層体23が転写されるように、基板1およびスタンプ11の各々について、載置させる位置を調整する。
ステップS22(金属膜接合工程)
基板1とスタンプ11を載置させた後、図8に示すように、加圧装置29を用いて図の矢印で示した方向からスタンプ11に圧力を加えさせる。スタンプ11への加圧は常温下で空気を用いて行われ、加えられる圧力は、その一例として0.2MPaである。対向押圧を行う時間は、その一例として17時間である。スタンプ11に対して対向押圧を行うことにより、金属膜25は金属膜7と接触する。
金属膜7と金属膜25において、活性化処理によって各々の表面に−OH基が数多く露出されるので、金属膜7と金属膜25との接触面において脱水縮合反応が起こりやすくなる。そのため金属膜7を構成するAuと金属膜25を構成するAuとは、接触面において強固に結合することとなる。
加圧装置29を用いてスタンプ11の加圧を行った後、図9に示すようにスタンプ11を離型させる。金属膜7と金属膜25は強固に結合しているので、積層体23はスタンプ11との界面で剥離して基板1に転写される。これにより保護膜5、金属膜7、および金属膜25を介して、ゲート電極3の上に積層体23が形成される。
ステップS23(レジスト膜の形成)
金属膜接合工程の終了後、図10(a)に示すように、基板1に転写された積層体23の表面上にレジスト膜31を形成させる。レジスト膜31は、インクジェット法やディスペンサ法などを用いることにより、積層体23を覆うように形成される。
ステップS24(露光)
レジスト膜31を形成した後、基板1を挟んでレジスト膜31の反対側から紫外線を照射して露光を行う。この場合、ゲート電極3がマスクとなる。レジスト膜31のうち、ゲート電極3の影になる部分では、ゲート電極3により紫外線が遮られるので紫外線が照射されない。一方、レジスト膜31のうち、ゲート電極3の影にならない部分では紫外線が照射される。これにより、基板1を挟んでレジスト膜31の反対側から露光させることができる。
ステップS25(現像)
露光が終了した後、図10(b)に示すように、露光されたレジスト膜31を現像する。現像により、ゲート電極3によってマスクされた部分を除いてレジスト膜31が除去される。現像方法の例としては、パドル式、ディップ式、シャワー式などが挙げられる。
ステップS26(水素イオンのドープ処理)
レジスト膜31の現像が終了した後、積層体23に対して水素イオンをドープする処理を行う。水素イオンをドープする処理は、アルゴンガスを例とする不活性ガスと、水素ガスとを供給し、プラズマで処理をすることによって行われる。すなわち励起されてプラズマ状態となることにより、アルゴンイオンと水素イオンが生成される。アルゴンイオンは、積層体23の表面に衝突して有機物などの汚れを除去する。一方、水素イオンは電子を供給するドナーとして積層体23を構成する半導体膜17の内部にドープされる。そのため、積層体23の表面を洗浄するとともに、酸化物半導体である半導体膜17の抵抗率を低下させることができる。
ステップS27(ソース電極およびドレイン電極の形成)
水素イオンのドープ処理が行われた後、図10(c)に示すように、積層体23の表面にゲート電極3を挟んで、ソース電極33およびドレイン電極35を形成する。ソース電極33およびドレイン電極35を形成する導電体の例として、Au,Ag,Cuなどが挙げられる。ソース電極33およびドレイン電極35の形成方法の例として、インクジェット法、凸版印刷法、凹版印刷法などが挙げられる。
なお、ゲート電極3と、金属膜7と、積層体21と、ソース電極33と、ドレイン電極35によってTFT37が構成される。ソース電極33およびドレイン電極35の形成後、ゲート電極3の直上にあるレジスト膜31を除去してもよいし、除去することなく封止用のキャップとしてもよい。ステップS01〜S27の工程により、TFT37が製造される。
<実施例による効果>
ここで図を用いて、実施例に係る電子デバイスの製造方法によって得られる効果について説明する。
従来例に係る電子デバイスの製造方法において、全ての金属膜は同じ手法を用いて同じ条件の下で成膜される。すなわち、金属膜7および金属膜25の硬度はいずれも略同じである。このような構成を有する従来例において、基板1に対する積層体23の転写率が低いという問題が発生する。その結果、製造される電子製品の欠陥率が高くなる。
上述の問題が発生する原因について鋭意検討を行った結果、以下のような知見を得るに至った。すなわち、従来例では図15(a)に示すように、金属膜7および金属膜25のいずれも硬度が高い構成、または図16(a)に示すように、金属膜7および金属膜25のいずれも硬度が低い構成をとる。
また、従来例において図15(a)に示される構成をとる場合、金属膜7と金属膜25の硬度はいずれも高いので、対向押圧しても変形しにくい。そのため図15(b)に示すように、金属膜7の表面上の金属粒子Pと金属膜25の表面上の金属粒子Qは、いずれも対向押圧によってその配列が変わりにくい。従って金属粒子Qは金属粒子P同士の間にある空隙を効率よく充填できない。その結果、金属膜7と金属膜25の間に空隙が多く残るので、金属膜同士の結合力が弱く、基板1に対する積層体23の転写効率が低くなる。
従来例において、図16(a)に示される構成をとる場合、金属膜7および金属膜25の硬度はいずれも低いので、対向押圧によって変形しやすい。そのため図16(b)に示すように、金属膜7の表面上の金属粒子Pと、金属膜25の表面上の金属粒子Qは、いずれも対向押圧によって例えば矢印Rの方向にずれてしまう。すなわち金属粒子Qは、金属粒子P同士の間にある空隙を効率よく充填することができない。その結果、金属膜7と金属膜25の間に空隙が多く残るので、金属膜同士の結合力は弱く、基板1に対する積層体23の転写効率が低くなる。従っていずれの場合においても、従来例に係る電子デバイスにおいて、欠陥発生率を低減させることは困難である。
一方、実施例に係る電子デバイスの製造方法において、金属膜7と金属膜25は各々の硬度が異なるように成膜される。その一例として金属膜7の硬度は高く、金属膜25の硬度は低くなるように成膜される。この場合、図11(a)に示されるように、金属膜7を構成する金属粒子Pが緻密に配列されるので、金属膜7は変形しにくい。一方、金属膜25を構成する金属粒子Qの配列が粗いので、金属膜25は変形しやすい。
すなわち実施例に係る金属膜接合工程では、図11(b)に示すように、硬度が高い金属膜7を構成する金属粒子Pは、対向押圧によって配列が変化しにくい。一方、硬度の低い金属膜25を構成する金属粒子Qは、対向押圧によって配列が変化しやすい。そのため安定に配列されている金属粒子P同士の間にある空隙を、金属粒子Qが充填していくので、対向押圧によって金属粒子Pと金属粒子Qの距離が近づき、接触面積も広くなる。従って、金属膜7と金属膜25はより強固に結合されることとなるので、金属膜25が成膜された積層体23は、より効率よく基板1の上に転写される。
さらに、実施例に係る電子デバイスの製造方法では、積層体23の転写に対する、金属膜25の厚みの差による影響がより少なくなるという効果も得られる。電子デバイスの製造工程において、積層体23に成膜される金属膜25の厚みは全て均等とは限らない。すなわち図12(a)に示すように、積層体23aに成膜される金属膜25aと比べて、積層体23bに成膜される金属膜25bの厚さが薄い場合がある。
従来例に係る電子デバイスの製造方法では、図17(a)に示すように、金属膜25aは金属膜7と接触することができるので、スタンプ11を離型させると、積層体23aは転写される。一方、金属膜25bは膜厚が薄いので金属膜7と接触することができない。そのため図17(b)に示すように、積層体23bは基板1に転写されないので、対向押圧の終了後、積層体23bはスタンプ11とともに基板1から離れてしまう。
一方、実施例に係る電子デバイスの製造方法では、図11(a)に示すように、実施例に係る金属膜接合工程において、金属膜25は硬度の高い金属膜7と接触すると、金属粒子Pの配列は対向押圧によって容易に変化する。そのため図11(b)に示すように、金属膜25は膜厚が薄くなる。すなわち膜厚が厚い金属膜25aは金属膜7と接触すると、図12(b)に示すように、金属膜25aは膜厚が薄くなる。そのため膜厚の薄い金属膜25bの表面が金属膜7に接触するので、金属膜25bと金属膜7の間でも金属粒子同士が結合する。従って、図12(c)で示されるように、実施例に係る電子デバイスの製造方法では、積層体23aおよび積層体23bのいずれも基板1に転写させることが可能となる。
最後に、本実施例において得られる効果を具体的に説明する。まず図13は実施例及び従来例における、基板1に対する積層体23の転写効率を検証した図である。本実験では、底面の一辺が50nmの正四角柱状に積層された積層体23を、スタンプ11の上に50μm間隔で、400×400の2次元マトリクス状に配列させる。そして各々の積層体23に成膜された金属膜25を、3インチ四方の基板1に成膜された金属膜7と対向させ、スタンプ11に対して0.2MPaの圧力を17時間かけて対向押圧させる。その後スタンプ11を離型させ、基板1に転写されない積層体23の数を算出する。実験に供される積層体23の数は400×400=160000であるので、本実験における欠陥率は、基板1に転写されない積層体23の数を、160000で割ることによって算出できる。
図13において、左の棒グラフは実施例に係る製造方法における欠陥率を示している。中央の棒グラフは、従来例においてスパッタ法を用いて金属膜7および金属膜25を成膜させた場合における欠陥率を示している(従来例A)。右の棒グラフは、従来例においてEB蒸着法を用いて金属膜7および金属膜25を成膜させた場合における欠陥率を示している(従来例B)。従来例Aではいずれの金属膜も硬度が高く、従来例Bではいずれの金属膜も硬度が低い構成を有している。
中央および右の棒グラフで示されるように、従来例に係る電子デバイスの製造方法では、少なくとも40%程度の欠陥が発生する。一方、実施例に係る電子デバイスの製造方法では、欠陥率が1%に低減される。従って、金属膜7および金属膜25を異なる硬度で成膜させることによって、電子デバイスにおける欠陥の発生を好適に低減させることが示されている。
次に、実施例に係る製造方法において、異なる成膜速度条件の下で比較した欠陥率を図14で示している。実施例Aでは金属膜25を0.5nm/秒の速度で成膜させ、実施例Bでは金属膜25を0.05nm/秒の速度で成膜させている。なお、成膜された金属膜7および金属膜25の各々において4箇所の調査点(A〜D)を任意にとり、各々の調査点において金属膜の硬度を測定している。
実施例Aおよび実施例Bのいずれにおいても、従来例と比べて欠陥率が低減されている(図15最下段)。従って、成膜速度の条件が異なっていても、実施例に係る欠損率低減の効果が得られていることが示されている。但し、実施例Aと比較して実施例Bでは欠陥率が高い。実施例Bで欠陥率が高くなる原因として、以下に述べる理由が挙げられる。
実施例Aと比較すると、実施例Bにおいて成膜される金属膜25の硬度は、調査点によるバラツキが大きい。すなわち、実施例Bによって成膜される金属膜25は、大部分では硬度が低いものの、一部において硬度が高くなる。金属膜25において、硬度が低い部分では、金属膜25と金属膜7の間で各々の金属粒子同士が好適に結合される。そのため大部分では積層体23は好適に転写される。一方、硬度が高い部分では金属膜7の硬度の差が小さいので、金属膜25と金属膜7の間で金属粒子同士は強く結合されない。その結果、金属膜25の硬度が高い部分において積層体23が好適に転写されず、欠陥率が上昇したと考えられる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例では、電子デバイスの一例としてTFTの製造方法を説明しているが、これに限られない。すなわち、コンデンサやダイオードなど、TFT以外の電子デバイスの製造方法に応用してもよい。また、このような電子デバイスで構成されるパソコンやテレビなどの画像表示ディスプレイや、X線画像を検出するなどのイメージセンサの製造方法に応用してもよい。
(2)上述した各実施例では、金属膜7および金属膜25を構成する材料としてAuを用いたが、これに限られない。すなわち、Auの代わりにAg,Cu,Alなどを用いてもよい。
(3)上述した各実施例では、金属膜接合工程において、スタンプ11を空気で加圧したが、これに限られない。すなわち、加圧用の気体は窒素ガスやアルゴンガスなどであってもよい。
1 …基板
3 …ゲート電極
7 …金属膜(第1の金属膜)
11 …スタンプ
17 …半導体膜
19 …絶縁膜
23 …積層体(積層構造体)
25 …金属膜(第2の金属膜)
29 …加圧装置
33 …ソース電極
35 …ドレイン電極
37 …TFT

Claims (5)

  1. 基板の表面に第1の金属膜を成膜させる第1成膜工程と、
    スタンプに形成された積層構造体の表面に第2の金属膜を成膜させる第2成膜工程と、
    前記第1成膜工程および前記第2成膜工程の後に、スタンプを加圧して前記第1の金属膜と前記第2の金属膜とを接合させる金属膜接合工程とを備え、
    前記第1の金属膜および前記第2の金属膜は同一の金属で構成されるとともに、前記第1の金属膜の硬度は前記第2の金属膜の硬度と異なることを特徴とする電子デバイスの製造方法。
  2. 請求項1に記載の電子デバイスの製造方法において、前記第1の金属膜の硬度は前記第2の金属膜の硬度に比べて高いことを特徴とする電子デバイスの製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子デバイスの製造方法において、前記第1の金属膜は電子ビーム蒸着法により成膜され、前記第2の金属膜はスパッタ法により成膜されることを特徴とする電子デバイスの製造方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の電子デバイスの製造方法において、前記第1の金属膜および前記第2の金属膜はいずれもAuによって構成されることを特徴とする電子デバイスの製造方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の電子デバイスの製造方法において、前記第2の金属膜の成膜速度は0.05nm/秒以上0.5nm/秒以下であることを特徴とする電子デバイスの製造方法。
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