JP2015051734A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】触媒を暖機する際のドライバビリティの悪化を抑制しながらエミッションを向上する。【解決手段】触媒暖機制御部53は、触媒を暖機するための触媒暖機制御を実行する。走行制御部51は、触媒暖機制御の実行中にエンジンの動作点を所定の動作点に維持して走行するようにエンジンおよびモータジェネレータを制御する走行制御を実行可能である。触媒暖機制御部53は、ハイブリッド車両の制動が要求された場合に、エンジンの出力に基づいて触媒暖機制御を非実行とする。走行制御の実行時に触媒暖機制御を非実行とするためのエンジンの出力は、走行制御の非実行時に触媒暖機制御を非実行とするためのエンジンの出力よりも大きい。【選択図】図2
Description
この発明は、ハイブリッド車両の制御装置に関し、特に、ハイブリッド車両に搭載される触媒の暖機に関する。
特開2012−040915号公報(特許文献1)は、触媒の暖機制御を実行するハイブリッド車両を開示している。この暖機制御では、触媒の暖機が要求されると、点火時期が遅角して排気温度が上昇することによって触媒が暖機される。その後、触媒の温度が所定値まで上昇すると、点火時期を進角させるとともにエンジンの出力を一定に保ったまま走行することによって触媒の暖機が継続される。これにより、触媒の暖機中における燃焼を安定化するとともに燃費が向上するものとされる(特許文献1参照)。
上記のように暖機制御において点火時期を遅角すると、エンジンのトルクが変動しやすく、エンジンの出力が増加するにつれてエンジンのトルク変動が顕著となる。特に、ブレーキの操作時には、エンジンのトルク変動による振動を運転者が感じやすいため、暖機制御によってドライバビリティが悪化するおそれがある。一方、ドライバビリティの悪化を抑制するために、一律に暖機制御を制限すると触媒の暖機が促進されにくくなる。その結果、エミッションが悪化してしまう。
それゆえに、この発明の目的は、触媒を暖機する際のドライバビリティの悪化を抑制しながらエミッションを向上することである。
この発明によれば、ハイブリッド車両は、内燃機関と、排気浄化用触媒と、回転電機とを含む。排気浄化用触媒は、内燃機関の排気通路に設けられる。回転電機は、走行駆動力を発生する。ハイブリッド車両の制御装置は、触媒暖機制御部と、走行制御部とを備える。触媒暖機制御部は、排気浄化用触媒を暖機するための触媒暖機制御を実行する。走行制御部は、触媒暖機制御の実行中に内燃機関の動作点を所定の動作点に維持して走行するように内燃機関および回転電機を制御する走行制御を実行可能である。触媒暖機制御部は、ハイブリッド車両の制動が要求された場合に、内燃機関の出力に基づいて触媒暖機制御を非実行とする。走行制御の実行時に触媒暖機制御を非実行とするための内燃機関の出力は、走行制御の非実行時に触媒暖機制御を非実行とするための内燃機関の出力よりも大きい。
この発明においては、触媒暖機制御が実行される場合に、内燃機関の動作点が所定の動作点に維持される走行制御が実行されている時には、走行制御の非実行時に比べて内燃機関のトルク変動が小さいため、内燃機関の出力がより高い領域までドライバビリティを悪化させることなく触媒暖機制御を継続することができる。したがって、この発明によれば、触媒を暖機する際のドライバビリティの悪化を抑制しながらエミッションを向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による制御装置が適用されるハイブリッド車両の全体構成を示すブロック図である。図1を参照して、ハイブリッド車両100は、エンジン2と、モータジェネレータMG1,MG2と、動力分割装置4と、減速機5と、駆動輪6と、ブレーキペダルセンサ300と、蓄電装置Bと、PCU(Power Control Unit)20と、制御装置(以下、ECU(Electronic Control Unit)とも称する。)50とを含む。
エンジン2は、燃焼室に吸入された空気と燃料との混合気を燃焼させたときに生じる燃焼エネルギによって、クランクシャフトを回転させる駆動力を発生する内燃機関である。モータジェネレータMG1,MG2は、交流電動機であり、たとえば、三相交流同期電動機である。
ハイブリッド車両100は、エンジン2およびモータジェネレータMG2の少なくとも一方から出力される駆動力によって走行する。エンジン2が発生する駆動力は、動力分割装置4によって2経路に分割される。すなわち、一方は減速機5を介して駆動輪6へ駆動力が伝達される経路であり、もう一方はモータジェネレータMG1へ駆動力が伝達される経路である。
動力分割装置4は、サンギヤと、ピニオンギヤと、キャリアと、リングギヤで構成される遊星歯車を含む。ピニオンギヤは、サンギヤおよびリングギヤと係合する。キャリアは、ピニオンギヤを自転可能に支持するとともに、エンジン2のクランクシャフトに連結される。サンギヤは、モータジェネレータMG1の回転軸に連結される。リングギヤはモータジェネレータMG2の回転軸および減速機5に連結される。
ブレーキペダルセンサ300は、ブレーキペダルの操作量を検出し、ブレーキペダルの操作量を示す信号をECU50へ出力する。ECU50は、ブレーキペダルセンサ300から受ける信号に基づいて運転者から制動が要求されているか否かを判定する。
蓄電装置Bは、充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置Bは、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池または鉛蓄電池などの二次電池、あるいは電気二重層キャパシタなどの蓄電素子のセルを含んで構成される。
蓄電装置Bは、モータジェネレータMG1,MG2を駆動するためのPCU20に接続される。そして、蓄電装置Bは、ハイブリッド車両100の駆動力を発生させるための電力をPCU20に供給する。また、蓄電装置Bは、モータジェネレータMG1,MG2で発電された電力を蓄電する。蓄電装置Bの出力は、たとえば200Vである。
PCU20は、コンバータ21と、インバータ22,23と、コンデンサC1とを含む。コンバータ21は、ECU50からの制御信号S1に基づいて、電力線PL1,NL1と電力線PL2,NL1との間で電圧変換を行なう。
インバータ22,23は、電力線PL2,NL1に対して並列に接続される。インバータ22,23は、ECU50からの制御信号S2,S3に基づいて、コンバータ21から供給される直流電力を交流電力に変換し、モータジェネレータMG1,MG2をそれぞれ
駆動する。
駆動する。
コンデンサC1は、電力線PL2,NL1間に設けられ、電力線PL2,NL1間の電圧変動を減少させる。
エンジン2は、ECU50からの制御信号S4に基づいて運転状態が制御される。エンジン2には、エンジン2の冷却水の温度を示すエンジン水温Twを検出するための温度センサ202が設けられる。温度センサ202は、エンジン水温Twの検出値をECU50へ出力する。
エンジン2には、吸気通路210を通して空気が導入される。吸気通路210には、スロットル212が設けられる。スロットル212は、ECU50からの制御信号S5に基づいて、吸気通路210の通路抵抗を変化させる。ECU50は、スロットル212によって吸気通路210の通路抵抗を変化させることによって、エンジン2に導入される空気量を制御する。
エンジン2から排出される排気ガスは、排気通路220を通って車外に排出される。排気通路220には、触媒222が設けられる。触媒222は、排気ガスを浄化するために設けられる。触媒222は、たとえば、三元触媒であって、排気ガスに含まれる一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、NOxおよびPMを浄化する。
触媒222には、触媒222の温度を示す触媒温度Tcを検出するための温度センサ226が設けられる。温度センサ226は、触媒温度Tcの検出値をECU50へ出力する。なお、ECU50は、温度センサ226の出力に代えて、エンジン2を制御するためのパラメータに基づいて触媒温度Tcを推定してもよい。
以上のような構成において、触媒222は、所定の温度に暖機された状態において浄化率が高くなる特性を有する。このため、ハイブリッド車両100のエミッションを向上するためには、エンジン2の運転開始時に、触媒222を所定の温度まで暖機する必要がある。
一般に、触媒222を暖機するために、エンジン2の点火時期を遅角させて排気温度を上昇させる手法が知られている。しかしながら、点火時期を遅角させると、エンジン2の運転効率が悪化するとともに燃焼が不安定となるためトルク変動が大きくなるという問題がある。
特に、ハイブリッド車両100のブレーキが操作されたときには、運転者がエンジン2のトルク変動を感じやすいため、触媒222の暖機時にドライバビリティが悪化してしまう。
本実施の形態においては、触媒222の温度が所定値まで上昇した後に、点火時期を進角させるとともにエンジン2の動作点を所定の動作点に維持して走行するようにエンジン2およびモータジェネレータMG2を制御する走行制御を実行する。これにより、エンジン2の運転効率を高めて燃費を向上するとともに燃焼を安定化することによってトルク変動を低下させながら触媒222の暖機を行うことができる。なお、所定の動作点は、点火時期を遅角して触媒222の暖機が行われているときよりもエンジン2の出力が大きい動作点である。
そして、本実施の形態においては、ブレーキの操作中に触媒222の暖機が要求された場合に、エンジン2の出力がしきい値以下のときは、触媒222を暖機するための触媒暖機制御を実行し、エンジン2の出力がしきい値よりも大きいときは、触媒暖機制御を非実行とするような処理が実行される。ここで、ハイブリッド車両100の制動が要求された場合に、走行制御が実行されているときは、走行制御が非実行であるときよりもしきい値が高く設定される。
その結果、走行制御の実行時には、走行制御の非実行時に比べてエンジン2のトルク変動が小さいため、エンジン2の出力がより高い領域までドライバビリティを悪化させることなく触媒暖機制御を継続することができる。よって、触媒を暖機する際のドライバビリティの悪化を抑制しながらエミッションを向上することができる。以下、この暖機処理の内容について詳しく説明する。
図2は、図1に示すECU50が実行する暖機処理に関する機能ブロック図である。図2の機能ブロック図に記載された各機能ブロックは、ECU50によるハードウェア的あるいはソフトウェア的な処理によって実現される。
図2とともに図1を参照して、ECU50は、走行制御部51と、しきい値設定部52と、触媒暖機制御部53とを含む。
走行制御部51は、触媒温度Tcの検出値を温度センサ226から受ける。走行制御部51は、触媒暖機制御の実行状態を示す信号を触媒暖機制御部53から受ける。走行制御部51は、触媒暖機制御が実行されている場合に触媒温度Tcが所定値よりも低いときは、点火時期が遅角するようにエンジン2を制御する。なお、所定値は、触媒222が部分的に暖機されたことを判定するための値であって、たとえば、300°Cである。
一方、走行制御部51は、触媒暖機制御が実行されている場合に触媒温度Tcが所定値以上であるときは、点火時期を進角させるとともにエンジン2の動作点を触媒暖機用の所定の動作点に維持して走行するようにエンジン2およびモータジェネレータMG2を制御する走行制御を実行する。走行制御部51は、走行制御の実行状態を示す信号をしきい値設定部52へ出力する。
しきい値設定部52は、ブレーキペダルの操作量を示す信号をブレーキペダルセンサ300から受ける。しきい値設定部52は、触媒暖機制御を実行するか否かを判定するためのしきい値を設定する。しきい値設定部52は、ハイブリッド車両100の制動が要求された場合に、走行制御が実行されているときは、走行制御が非実行であるときよりもしきい値を高く設定する。しきい値設定部52は、設定されたしきい値を触媒暖機制御部53へ出力する。
触媒暖機制御部53は、触媒222の暖機が要求された場合に、内燃機関の出力がしきい値以下のときは、触媒222を暖機するための触媒暖機制御を実行し、内燃機関の出力がしきい値よりも大きいときは、触媒暖機制御を非実行とする。触媒暖機制御部53は、触媒暖機制御の実行状態を示す信号を走行制御部51へ出力する。
図3は、図1に示すECU50が実行する暖機処理の制御構造を示すフローチャートである。図3に示すフローチャートは、ECU50に予め格納されたプログラムを所定周期で実行することによって実現される。あるいは、一部のステップについては、専用のハードウェア(電子回路)を構築して処理を実現することも可能である。
図3とともに図1を参照して、ECU50は、ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、触媒暖機制御の実行中であるか否かを判定する。触媒暖機制御の実行中ではないと判定された場合は(S100にてNO)、以降の処理はスキップされて処理がメインルーチンに戻される。
触媒暖機制御の実行中であると判定された場合は(S100にてYES)、ECU50は、ハイブリッド車両100の制動が要求されたか否かを判定する(S110)。ハイブリッド車両100の制動が要求されていないと判定された場合は(S110にてNO)、以降の処理はスキップされて処理がメインルーチンに戻される。
ハイブリッド車両100の制動が要求されていると判定された場合は(S110にてYES)、ECU50は、走行制御の実行中であるか否かを判定する(S120)。すなわち、ECU50は、ハイブリッド車両100がエンジン2の動作点を所定の動作点に維持して(エンジン出力Peが一定にて)走行しているか否かを判定する。
走行制御の実行中であると判定された場合は(S120にてYES)、ECU50は、暖機制御を禁止するか否かを判定するためのしきい値をXに設定する(S130)。一方、走行制御の実行中ではないと判定された場合は(S120にてNO)、ECU50は、しきい値をYに設定する(S140)。なお、Xは、Yよりも高い値である。
続いてS150にて、ECU50は、エンジン出力Peが設定されたしきい値よりも大きいか否かを判定する。エンジン出力Peが設定されたしきい値よりも大きいと判定された場合は(S150にてYES)、ECU50は、暖機運転を禁止する(S160)。これにより、エンジントルク変動による振動が抑制される。
一方、エンジン出力Peが設定されたしきい値以下であると判定された場合は(S150にてNO)、ECU50は、暖機運転を許可する(S170)。これにより、エミッションの悪化が抑制される。ここで、走行制御の実行中には、走行制御の非実行中よりもエンジントルク変動が小さいためしきい値が高く設定される。このため、触媒暖機がより長く継続される。
以上のように、この実施の形態においては、エンジン2の動作点が所定の動作点に維持される走行制御の実行時には、走行制御の非実行時に比べてエンジン2のトルク変動が小さいため、エンジン2の出力がより高い領域までドライバビリティを悪化させることなく触媒暖機制御を継続することができる。したがって、この実施の形態によれば、触媒を暖機する際のドライバビリティの悪化を抑制しながらエミッションを向上することができる。
なお、上記の実施の形態においては、動力分割装置4によりエンジン2の動力を駆動輪6とモータジェネレータMG1,MG2とに分割して伝達可能なシリーズ/パラレル型のハイブリッド車両について説明したが、この発明は、その他の形式のハイブリッド車両にも適用可能である。すなわち、たとえば、モータジェネレータMG1を駆動するためにのみエンジン2を用い、モータジェネレータMG2でのみ車両の駆動力を発生する、いわゆるシリーズ型のハイブリッド車両にもこの発明は適用可能である。
なお、上記において、エンジン2は、この発明における「内燃機関」の一実施例に対応し、モータジェネレータMG2は、この発明における「回転電機」の一実施例に対応する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 エンジン、4 動力分割装置、5 減速機、6 駆動輪、21 コンバータ、22,23 インバータ、51 走行制御部、52 しきい値設定部、53 触媒暖機制御部、100 ハイブリッド車両、202,226 温度センサ、210 吸気通路、212 スロットル、220 排気通路、222 触媒、300 ブレーキペダルセンサ、B 蓄電装置、C1 コンデンサ、MG1,MG2 モータジェネレータ、PL1,PL2,NL1 電力線。
Claims (1)
- ハイブリッド車両の制御装置であって、
前記ハイブリッド車両は、
内燃機関と、
前記内燃機関の排気通路に設けられる排気浄化用触媒と、
走行駆動力を発生する回転電機とを含み、
前記制御装置は、
前記排気浄化用触媒を暖機するための触媒暖機制御を実行する触媒暖機制御部と、
前記触媒暖機制御の実行中に前記内燃機関の動作点を所定の動作点に維持して走行するように前記内燃機関および前記回転電機を制御する走行制御を実行可能な走行制御部とを備え、
前記触媒暖機制御部は、前記ハイブリッド車両の制動が要求された場合に、前記内燃機関の出力に基づいて前記触媒暖機制御を非実行とし、
前記走行制御の実行時に前記触媒暖機制御を非実行とするための前記内燃機関の出力は、前記走行制御の非実行時に前記触媒暖機制御を非実行とするための前記内燃機関の出力よりも大きい、ハイブリッド車両の制御装置。
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Cited By (2)
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US11491990B2 (en) | 2020-04-03 | 2022-11-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control system for hybrid vehicle |
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2013
- 2013-09-09 JP JP2013186139A patent/JP2015051734A/ja active Pending
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