JP2015051474A - Protective cap removal tool - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、他部材に螺着するために予め形成されたネジの保護のために被着した保護キャップをネジから取り外すために用いられる保護キャップ取り外し治具に関する。 The present invention relates to a protective cap removal jig used to remove a protective cap attached to protect a screw formed in advance to be screwed to another member from the screw.
従来、例えば自動車のエンジン周りで用いられるプーリユニット等においては、図8に示すように、プーリの軸芯からネジ(雄ネジ)を突出させた部品が用いられているが、ネジのネジ山を保護するため、ネジに例えばゴムや樹脂等の弾性材料からなる保護キャップを被せることが行われている。すなわち、自動車エンジンのタイミングベルトのテンションプーリとして機能するプーリユニットにおいては、内部に設けた転がり軸受(図示せず)を介してプーリ102をボルト軸103周りに回動自在に設けている。そして、エンジンブロック(図示せず)の所定の部位にボルト軸103を螺着固定することによりプーリユニット101をエンジン(図示せず)に一体に取り付けるように構成されている。このようなプーリユニット101は、プーリ102の軸芯からボルト軸103が外部に突出している。
Conventionally, for example, in a pulley unit used around an engine of an automobile, as shown in FIG. 8, a component in which a screw (male screw) is projected from the shaft core of the pulley is used. In order to protect, a screw is covered with a protective cap made of an elastic material such as rubber or resin. That is, in a pulley unit that functions as a tension pulley for a timing belt of an automobile engine, a
このように転がり軸受を内部に備えたプーリユニット101は、ボルト軸103頭を突出した状態でエンジン周りの組立を行う組立工程に搬入される。この場合、プーリユニット101の製造現場から組立工程に搬入されるまでは、輸送コストを考慮して一つの搬送用ケース(包装箱)120に複数のプーリユニット101を収納している。すなわち、仕切板121で搬送用ケース120を格子状に仕切って多数の収納空間123を形成し、プーリユニットを各収納空間123にボルト軸103の突出頭を上方に向けた状態で収納し、次いで起立したボルト軸103の突出頭を挿通可能にした軸挿通孔124を多数穿設した整列板122を上方から被せて、ボルト軸103に形成されたネジ部104を軸挿通孔124から突出させて、プーリユニット101を収納空間123内に固定している。同時に、軸挿通孔124から突出したネジ部104が輸送時の振動等によって他のネジ部104等と接触して損傷が生じないように、突出したネジ部104の突出頭に樹脂製の保護キャップ105を被せる工夫がなされている。
Thus, the
そして、プーリユニット101をエンジン周りの組立で使用する際には、人手により保護キャップ105を取り外すものであるが、取り外し作業では、指の間に保護キャップ105の中途部を力をこめて把持するために、樹脂製の保護キャップ105の内壁にネジ山が食い込むため、ネジ部104から保護キャップ105を取り外すことが困難となる。従って、図9に示すように、ペンチ110を用いて保護キャップ105の頭部(凸部)106を挟持しつつ強制的に上方へ引き離す作業を行うことになる。このような作業は、所定時間内に多数の組立を行う組立工程においては非常に煩雑であり非効率となり、作業者の疲労も大きかった。
When the
現状では、このような保護キャップ取り外し作業を簡易的に行う技術は開発されておらず、未だに上述のようにペンチ等の工具を用いた作業が行われているのが現状であった。 At present, a technology for easily performing such a protective cap removal work has not been developed, and the work using a tool such as pliers is still performed as described above.
但し、この保護キャップ離脱作業の参考となる技術として部品保護のために突出部に被せられた被覆材を抜き取る技術が特許文献1に開示されている。例えば、特許文献1に記載の技術においては、ポンプの駆動軸からゴム製インペラーを抜去するために使用するゴム製インペラー取り外し治具に関する技術が開示されている。本技術は、中途部で枢支した二本のレバーの爪片間にゴム製インペラーを挟持して回転することによってゴム製インペラーの中途部にレバーの爪片を食い込ませながら上方へ抜去するものである。
However, as a reference technique for removing the protective cap, Japanese Patent Application Laid-Open No. H10-228867 discloses a technique for extracting a covering material placed on the protruding portion for protecting the parts. For example, in the technique described in
確かに、特許文献1に記載の技術は、部品に被せられた被覆材を抜去する技術としては、被覆材周辺の構造が複雑な場合、特に人手や工具を入れ難い複雑な形状のインペラー等を対象とする場合には有効な技術である。
Certainly, the technique described in
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、ゴム製インペラーにより被覆するのはネジ山のない駆動軸であり、二本のレバーの爪片を回転によってゴム製インペラーの中途部に食い込ませながら上方へ引き上げても、駆動軸にネジ山がない技術であるためネジ山がゴム製インペラーの内壁に食い込むという上記課題を伴うことはない。従って、上述したボルト軸103に被覆した保護キャップ105の取り外しに有効に利用できるものではなかった。
However, in the technique described in
また、特許文献1に記載の技術においては、ゴム製インペラーの取り外しの都度、工具のハンドル部を回転させる必要があり、所定時間内に多数の組立を行うには非効率であり作業者の疲労も大きい。
Further, in the technique described in
また、ペンチ等で保護キャップを取り外す場合も含めて、取り外した保護キャップは損傷を受けることになるため、保護キャップの再利用を図ることができない。 Further, since the removed protective cap is damaged, including when the protective cap is removed with pliers or the like, the protective cap cannot be reused.
また、取り外した保護キャップは、取り外しの都度に所定の保管場所に収容しない限り組立工程内に保護キャップ105が散在するため作業効率の低下を招く。
Moreover, since the
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、ネジの保護のために被着した保護キャップを容易にネジから取り外すことができる保護キャップ取り外し治具を提供することにある。 The present invention has been made in view of the circumstances as described above, and it is an object of the present invention to provide a protective cap removing jig that can easily remove a protective cap attached to protect a screw from the screw.
以上のような目的を達成するために、本発明は以下のような保護キャップ取り外し治具を提供する。 In order to achieve the above object, the present invention provides the following protective cap removing jig.
請求項1に係る発明では、上半部を把持部とした中空筒状の治具本体の下部外周面に、下端部が開閉自在の縦状の係合アームを複数装着すると共に、前記係合アームの下端部は略L字状の挟持爪として前記挟持爪の開閉作動により前記治具本体の下端開口部を絞りあるいは開放自在に構成し、前記治具本体の押下作動と前記挟持爪の開放作動との協働により、前記治具本体の前記下端開口部内にネジ頭に被着した保護キャップを挿入可能とすると共に、前記挟持爪の閉塞作動により前記治具本体の前記下端開口部に挿入した前記保護キャップの底部を持上げ可能とし、前記治具本体の持上げ作動により前記ネジ頭から前記保護キャップを持上げ抜去することができるように構成したことを特徴とする保護キャップ取り外し治具。
In the invention according to
請求項2に係る発明では、前記係合アームの外周には弾性リンクを囲繞することにより前記係合アームを開閉自在に付勢することを特徴とする請求項1に記載の保護キャップ取り外し治具。
In the invention according to
請求項3に係る発明では、前記治具本体の中空部は前記ネジ頭から抜去した前記保護キャップを下部から段積みして収納可能に構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の保護キャップ取り外し治具。
The invention according to
請求項4に係る発明では、前記治具本体の中空部は前記下中空部の内径が保護キャップの略外径とし、その上方の上中空部の内径が下中空部の内径よりも更に大きくすることにより、前記治具本体の前記中空部内に収納した抜去ずみの前記保護キャップの取出しを容易にしたことを特徴とする請求項3に記載の保護キャップ取り外し治具。
In the invention according to claim 4, in the hollow portion of the jig body, the inner diameter of the lower hollow portion is substantially the outer diameter of the protective cap, and the inner diameter of the upper hollow portion above it is made larger than the inner diameter of the lower hollow portion. 4. The protective cap removal jig according to
本発明に係る保護キャップ取り外し治具によれば、ネジの保護のために被着した保護キャップを効率的に取り外すことができ、作業者の疲労を大幅に軽減させることができる。 According to the protective cap removing jig according to the present invention, the protective cap attached for protecting the screw can be efficiently removed, and the fatigue of the operator can be greatly reduced.
本発明は、例えば、自動車のエンジン周りで用いられるプーリユニットのボルト軸に形成されたネジ部を保護する保護キャップ等の取り外しに用いる治具である。すなわち、ネジの上方から保護キャップ取り外し治具を保護キャップに向けて押し込むことにより保護キャップと係合し、保護キャップ取り外し治具を上方へ移動させることで、ネジに被せられた保護キャップを効率的に持上げ取り外すことができ、作業者の疲労を大幅に軽減させようとするものである。 The present invention is, for example, a jig used for removing a protective cap or the like that protects a screw portion formed on a bolt shaft of a pulley unit used around an engine of an automobile. In other words, the protective cap removal jig is pushed from above the screw toward the protective cap to engage with the protective cap, and the protective cap removal jig is moved upward to efficiently remove the protective cap placed on the screw. It can be lifted and removed to greatly reduce the fatigue of the operator.
以下、本発明の一実施形態に係る保護キャップ取り外し治具1について図面を参照しながら説明する。
Hereinafter, a protective
なお、本説明中の保護キャップ取り外し治具1における上下の関係は、本説明中で特に明示しない限り、図1(a)に示す通り下端開口部6を下側として説明する。また、保護キャップ取り外し治具1と保護キャップ105との関係についても、本説明中で特に明示しない限り、図5に示す通り保護キャップ取り外し治具1を上側、保護キャップ105を下側として説明する。
Note that the upper and lower relationship in the protective
また、本説明中において、左右同一又は左右対称等の構造や部品については、原則として同一の符号を付し、左右何れか一方のみを説明して、他方については説明を適宜省略する。 Further, in the present description, the same or right-symmetrical structures and parts are denoted by the same reference numerals in principle, only one of the left and right is described, and the description of the other is omitted as appropriate.
図1(a)、(b)、図2、図7に示すように、保護キャップ取り外し治具1は、上半部を把持部5とした中空筒状の治具本体2の下部外周面に、下端部が開閉自在の縦状の係合アーム3を複数装着すると共に、係合アーム3の下端部は略L字状の挟持爪8として挟持爪8の開閉作動により治具本体2の下端開口部6を絞りあるいは開放自在に構成し、治具本体2の押下作動と挟持爪8の開放作動との協働により、治具本体2の下端開口部6内にネジ頭109に被着した保護キャップ105を挿入可能とすると共に、挟持爪8の閉塞作動により治具本体2の下端開口部6に挿入した保護キャップ105の底部107を持上げ可能とし、治具本体2の持上げ作動によりネジ頭109から保護キャップ105を持上げ抜去することができるように構成している。
As shown in FIGS. 1A, 1B, 2 and 7, the protective
ここで、本実施形態に係る保護キャップ取り外し治具1が、取り外しの対象とする保護キャップ105を備えたプーリユニット101、保護キャップ105、及び搬送用ケース120について、図8を用いて説明する。
Here, the
プーリユニット101は、自動車エンジンのタイミングベルト(図示せず)のテンションプーリとして機能するものであり、プーリ102とボルト軸103とを有し、プーリ102は、その内部に設けられた転がり軸受(図示せず)を介してボルト軸103周りに回動自在に設けられている。プーリユニット101は、エンジンブロック(図示せず)の所定の部位にボルト軸103先端に形成したネジ部104を螺着固定することでエンジン(図示せず)と一体に構成される。このようなプーリユニット101においては、プーリ102の一側からボルト軸103の一端側がネジ部104として外部に突出しており、このボルト軸103の突出部分のネジ部104にはネジ山が形成されている。
The
保護キャップ105は、ゴム等の弾性部材で形成されており、ボルト軸103のネジ部104に被着する一端開口の袋状に形成され、最大外径を開口側の底部107としている。なお、上部には製造上、取扱い上の理由により、つまみ片状の凸部106が形成されている。保護キャップ105の内径は、ネジ部104に密着状に被覆するように形成しており、ゴムの弾性特性を活かしてネジ部104のネジ頭109に保護キャップ105を被着する。また、凸部106の外径は保護キャップ105の内径よりも小さくすることにより、保護キャップ105を段積みする際に凸部106を上方の保護キャップ105空間内に挿入可能としている。
The
また、取り外しの対象とする保護キャップ105の形状は、本実施形態に限定されるものではなく、例えば、凸部106を有さない保護キャップ(図示せず)であっても本発明の要旨の範囲内である。
Further, the shape of the
このように保護キャップ105を有するプーリユニット101は、一般的に矩形箱状の搬送用ケース120に収納される。具体的には、搬送用ケース120は、仕切板121で予め格子状に仕切って多数の収納空間123を形成し、プーリユニット101を各収納空間123にボルト軸103を上方に向けた状態で収納する。次いで整列板122を搬送用ケース120の上方開口部125に被せて、ボルト軸103に形成されたネジ部104を整列板122の軸挿通孔124から突出させるようにし、プーリユニット101を収納空間123内において収納固定した上で閉蓋する。
Thus, the
なお、本実施形態においては、プーリユニット101のボルト軸103に被せられた保護キャップ105の取り外しについて説明しているが、対象部品は本実施形態に限定されるものではなく、ネジ部104を形成する部分に被せられた保護キャップ105であれば、如何なる部品や部分であっても本発明の要旨の範囲内であることは言うまでもない。
In the present embodiment, the removal of the
次に、本実施形態に係る保護キャップ取り外し治具1の各部の構造について詳述する。
Next, the structure of each part of the protective
図1、図2、図3に示すように、治具本体2は中空筒状の外形を有し、係合アーム3は、治具本体2の下部外周面の周壁に係合アーム3形状に合わせて形成された第一嵌合溝11に遊嵌されており、治具本体2に係合アーム3を遊嵌させるに際しては、治具本体2の外周面に横方向に形成した第一凹溝16と係合アーム3の外側面に横方向に形成した第二凹溝17とにより仮想環状の凹溝を形成し、この凹溝中に環状の弾性リング13を嵌着することにより係合アーム3に対する付勢部4を構成して係合アーム3下端部の挟持爪8による治具本体2の下端開口部6の開閉作動を行う。
As shown in FIGS. 1, 2, and 3, the
また、治具本体2は、内部に保護キャップ105を収容可能な中空部9を形成した両端開口の略円筒状に形成しており、一端を下端開口部6とし、他端を上端開口部7としている。また、治具本体2の上半部は把持部5としている。従って、保護キャップ取り外し治具1の使用の際には、図7に示すように、下端開口部6側を保護キャップ105の頭部に当てがう。
Further, the
また、中空部9は、下部を下中空部22とし、上部を上中空部23とし、下中空部22の内径は、保護キャップ105の底部107の略外径か、又は若干小さく形成し、上中空部23の内径は、保護キャップ105の底部107の外径よりも若干大きく形成し、下中空部22と上中空部23との境目に段差を形成している。
Further, the
なお、中空部9は、上述のように上・下中空部22,23を構成するが、中空部9の形状や大きさ等は本実施形態に限定されるものではなく、例えば、中空部9の全てを下中空部22としてもよい。
The
また、本実施形態に係る治具本体2の外形は略円筒状としているが、治具本体2の外形は本実施形態に限定されるものではなく、例えば、中空であれば円錐台筒状や角パイプ状等、の筒状でもよい。
Moreover, although the external shape of the
治具本体2の下端開口部6端面には、図2に示すように、第一嵌合溝11の終端に略L字状に連通した第二嵌合溝12を切欠している。具体的には、第二嵌合溝12は治具本体2の下端開口部6の周壁端面を切欠した凹状に形成し、係合アーム3下端の挟持爪8を嵌着するようにしている。
As shown in FIG. 2, a second
また、第二嵌合溝12を形成する対向した両側壁14,14と、その近傍の治具本体2の端面とで形成された角部の一部であって、下端開口部6周壁の対向する第一嵌合溝11,11の間には、案内テーパ15,15を形成している。案内テーパ15は、保護キャップ105の受け入れを容易とするためのものである。
Moreover, it is a part of corner | angular part formed by the opposing both-
係合アーム3は、図2、図3(a)、(b)に示すように、治具本体2の下部外周面の周壁に、下端部が開閉自在となるように縦状に装着される。また、係合アーム3は、治具本体2の第一嵌合溝11に遊嵌する長片18と、下端開口部6の開口の一部を覆う短片19とで形成された略L字状の外形を有し、短片19は保護キャップ105の底面108側から係合可能とするための係合面21を内面に有する上述した挟持爪8を構成する。また、挟持爪8は治具本体2の下端開口部6を絞りあるいは開放自在となるように構成している。
As shown in FIGS. 2, 3 (a) and 3 (b), the
また、対向した挟持爪8の先端部は、上方から下方に向けて拡開状となる傾斜をテーパ部20として形成している。テーパ部20は、下端の最大拡開径26を少なくとも保護キャップ105の外径よりも大とし、上端の最小拡開径27を少なくとも保護キャップ105の外径よりも小としている。なお、最大拡開径26となる挟持爪8の箇所を最大拡開径部28とし、最小拡開径27となる挟持爪8の箇所を最小拡開径部29としている。
Further, the tip of the opposing
以上説明したように本実施形態に係る保護キャップ取り外し治具1は構成されており、治具本体2の押下作動と挟持爪8の開放作動との協働により、治具本体2の下中空部22内にネジ頭109に被着した保護キャップ105を挿入可能とすると共に、挟持爪8の閉塞作動により治具本体2の下中空部22に挿入した保護キャップ105の底部107を持上げ可能とし、治具本体2の持上げ作動によりネジ頭109から保護キャップ105を抜去することができる。
As described above, the protective
なお、本実施形態に係る保護キャップ取り外し治具1は、弾性リング13としてOリング13を使用し、Oリング13を隣接して2個備えているが、弾性リング13の種類や個数、配置箇所等は本実施形態に限定されるものではない。
In addition, although the protective cap removal jig |
次に、保護キャップ105の取り外しについての一連の処理の流れを図4、図5(a)乃至図5(d)、及び図6に示しながら、各部の動作と機能を説明することで構造について更に詳述する。
Next, the flow of a series of processes for removing the
まず、ボルト軸103のネジ部104が保護キャップ105によって略被覆されたプーリユニット101を準備する(ステップS1)。この場合、保護キャップ105が上方を向くように作業台(図示せず)上に載置する。処理すべきプーリユニット101が複数存在する場合には、全てのプーリユニット101の保護キャップ105が上方を向くようにして各々が隣接するようにして作業台上に載置する
First, a
なお、図7に示すような搬送用ケース120内に収納されたプーリユニット101の場合には、蓋(図示せず)を外した状態でそのまま作業を進めることができる。
In the case of the
次に、保護キャップ取り外し治具1の把持部5を下端開口部6が下側となるようにして把持する(ステップS2)。また、保護キャップ105を抜去する際にプーリユニット101自体が上方に移動しないよう略固定するために、保護キャップ取り外し治具1を把持していない側の手によって、プーリユニット101のプーリ102の上面(ボルト軸103側のプーリの側面、又は当該部分に相当する整列板122の上面)を上方から押圧する。
Next, the
次に、取り外しの対象とするプーリユニット101の保護キャップ105に対して、下端開口部6を保護キャップ105の上方に位置させ、そのまま下方の保護キャップ105に向けて保護キャップ取り外し治具1を押し込む(図5(a)、図5(b)、ステップS3)。保護キャップ取り外し治具1の押下作動により保護キャップ105が下端開口部6内に挿入される際に保護キャップ105は、係合アーム3の挟持爪8に形成されたテーパ部20と治具本体2に形成された案内テーパ15によって保護キャップ105の凸部106等が案内されつつ接触しながら、下端開口部6から中空部9に向かって挿入される。
Next, the
具体的には、テーパ部20は、対向した挟持爪8の先端部において上方から下方に向けて拡開状となる傾斜を形成しており、テーパ部20の下端の最大拡開径26は保護キャップ105の外径よりも大きく、上端の最小拡開径27は保護キャップ105の外径よりも小さく形成されている。このように構成することにより、左右の挟持爪8の対向により形成したテーパ部20は、治具本体2を保護キャップ105に向かって押し下げる際に、図5(a)に示すように、保護キャップ105の外周面がテーパ部20の下端の最大拡開径部28内に容易に挿入され、次いで更なる治具本体2の押し下げにより、左右の係合アーム3が拡開してテーパ部20の上端の最小拡開径部29を押し拡げながら、左右の挟持爪8間に保護キャップ105を狭着した状態となる(図5(b)参照)。
Specifically, the
また、付勢部4は、二つのOリング13が、治具本体2と係合アーム3の所定の箇所に隣接して平行に形成された仮想環状の第一・第二凹溝16,17に嵌着され付勢部4を構成しているため、係合アーム3の一端が治具本体2と一体となるように枢支連結されているような構造に比して係合アーム3の挟持爪8の絞り、又は開放作動の自由度が高い。すなわち、係合アーム3の外周に囲繞したOリング13により、治具本体2の外周方向で開閉自在としたので、係合アーム3の上端を治具本体2の外周壁に枢支して開閉させる構造に比し、特定の動作支点がなく、係合アーム3の動作にぶれや左右の係合アーム3の振幅動作に差が生じても、係合アーム3の拡開・縮閉動作が円滑に行われ、保護キャップ105のグリップを確実に行える。従って、保護キャップ取り外し治具1の下端開口部6側を保護キャップ105に挿入する際に、治具本体2の軸線方向とプーリユニット101のボルト軸103の軸線方向とが必ずしも正確な同一軸線中心上に一致していなくても、挟持爪8によって下端開口部6を絞り状態から開放状態へと変化させることができ、係合アーム3はOリング13の拡径状態が許容する範囲で柔軟に開閉可能となる。
Further, the urging portion 4 includes virtual annular first and second
なお、本実施形態に係る保護キャップ取り外し治具1においては、係合アーム3の上端部を治具本体2周壁に枢支連結して枢支部を中心に開閉作動する構造とすることにより、上記の仮想環状の第一・第二凹溝16,17にOリングを嵌着した付勢部4の構造と同様の開閉作動をすることもできる。
In the protective
また、付勢部4による付勢力に抗して保護キャップ105を治具本体2内に押し込むことで、挟持爪8は保護キャップ105の底面108よりも下方へ位置することになる。この場合、保護キャップ105全体が下端開口部6内に収まる(図5(c))と共に、付勢力によって係合アーム3が再び閉状態に戻る閉塞作動となるため、挟持爪8を保護キャップ105の底部107に係合させることができる。
Further, by pushing the
具体的には、治具本体2の更なる押し下げにより、左右の挟持爪8のテーパ部20上端に形成した最小拡開径部29が、保護キャップ105を通過してネジ部104に至り、保護キャップ105の底部107にまで到達し、保護キャップ105の底部107を下から支える状態となる。
Specifically, when the
次に、ボルト軸103から保護キャップ105を取り外すために、保護キャップ取り外し治具1をボルト軸103の略軸線方向であって保護キャップ105の上方に引上げる(図5(d)、ステップS4)。この場合、挟持爪8の内面である係合面21と保護キャップ105の底面108とが当接し、係合面21が底面108を上方へ引き上げる押圧作用によってボルト軸103から保護キャップ105を抜去することができる。
Next, in order to remove the
ボルト軸103から引き離された保護キャップ105は、保護キャップ取り外し治具1の下中空部22内に収容される。下中空部22の内径は保護キャップ105の最大外径である底部107の略外径か、又は若干小さく形成されているため、取り外した保護キャップ105は、保護キャップ105の有する弾性特性により下中空部22の壁面に付勢力を与えて下中空部22内で保持された状態となる。
The
1つのプーリユニット101に対しては、上述した処理を行うことでボルト軸103から保護キャップ105を容易に取り外すことができる。更に保護キャップ105の取り外しの対象とするプーリユニット101が存在する場合には、ステップS3に戻ってステップS5までの一連の処理を繰り返す。この動作を繰り返すことにより、治具本体2内の中空部9には、抜去された保護キャップ105が段積み状態で次々に収納されていく。
For one
すなわち、ステップS3においては、図6に示すように、既に取り外された保護キャップ105aが下中空部22内に保持されている。次に取り外すべき保護キャップ105bが下端開口部6から挿入された場合には、先の保護キャップ105aの底部107側の開口から内部に向けて次の保護キャップ105bの凸部106が挿入され略係合しつつ、次の保護キャップ105bが先の保護キャップ105aを上方へと押圧するため、先の保護キャップ105aは下中空部22内の上部へと移動する。従って、ステップS4にて次の保護キャップ105bがボルト軸103から取り外されると、先の保護キャップ105aが当初位置していた中空部9の所定の位置に次の保護キャップ105bが入れ替わって保持されることになる。
That is, in step S <b> 3, as shown in FIG. 6, the
本実施形態に係る保護キャップ取り外し治具1においては、下中空部22の軸線方向の高さを保護キャップ105の略2個分の高さとしているため、3個目の保護キャップ105をボルト軸103から取り外した際には、最初の保護キャップ105aは更に上方に移動して、上中空部23に到達することになる。上中空部23の内径は保護キャップ105の最大外径である底部107の外径よりも若干だけ大きく形成されているため、最初の保護キャップ105aは上中空部23内においては如何なる方向からの押圧も受けず自由な状態で上中空部23に収容されることになる。
In the protective
なお、本実施形態に係る保護キャップ取り外し治具1においては、上中空部23に16個の保護キャップ105を収容することができる。従って、複数の保護キャップ105を取り外している処理の途中で、保護キャップ取り外し治具1の上端開口部7側を下方に向ければ、上中空部23に収容された複数の保護キャップ105は上中空部23から順次落下させることができるので、取り外した保護キャップを容易に取り出すことができる。
In the protective
ステップS3からステップS5までの処理を繰り返し、次に処理すべきプーリユニット101が存在しない場合には、保護キャップ取り外し作業の一連の処理を終了する。
The processing from step S3 to step S5 is repeated, and when there is no
また、下中空部22に収容された保護キャップ105を取り出す際には、下端開口部6に挿入可能な棒状物(図示せず)等を下端開口部6側から内部に押し込んで、保護キャップ105を上中空部23へと移動させた後、上端開口部7を下方へ向けることで保護キャップ105を取り出すことができる。
Further, when the
なお、本実施形態に係る保護キャップ取り外し治具1による保護キャップ105の取り外し方法については構造上、下方から上方に突出したボルト軸103を被覆した保護キャップ105のみを取り外しの対象とするものではない。例えば、建物の天井から床面方向に突出したボルト軸を被覆した保護キャップに対しては、下端開口部6を上方に向けて保護キャップ取り外し治具1を保護キャップ105に押し込むことで上述した方法と同様に保護キャップ105を取り外すことができる。この場合、取り外した保護キャップ105は、下方へ向いた該治具1の上端開口部7から床面に落下することになるため、上端開口部7に蓋(図示せず)を設けたり、袋状の収納部(図示せず)を上端開口部7近傍に配設したりすることが望ましい。
Note that the method of removing the
以上説明したように本実施形態に係る保護キャップ取り外し治具1は使用される。保護キャップ105の取り外しは、保護キャップ105の底面108を挟持爪8の係合面21によって凸部106側に向けて略鉛直上方に押圧することで行われるものであることより、保護キャップ105の取り外しの際に保護キャップ105の中途部を挟持する必要がない。従って、ネジ山に保護キャップ105の内壁が食い込むことがなく、保護キャップ取り外し治具1の上下の動作だけで短時間に効率よく容易に保護キャップ105を取り外すことができる。また、保護キャップ105の取り外しに要する作業者の疲労も小さく、従来のようなペンチ110等の工具による作業に比して作業者の負担を大幅に軽減させることができる。
As described above, the protective
また、保護キャップ105を取り外す際に保護キャップ105を損傷することがないので保護キャップ105の再利用を図ることができ、環境的、経済的に有利となる。
Further, since the
また、取り外した保護キャップ105は、保護キャップ取り外し治具1の中空部9内に一定量を収容でき、収容された複数の保護キャップ105は、該治具1を上下逆向きにするだけで容易に取り出すことができる。従って、取り外した保護キャップ105は、保護キャップ105の取り外し作業中に作業負担となることなく容易に所定の保管場所に保管できると共に、作業場に保護キャップ105が散在することもないので高い作業効率を維持したまま作業を進めることができる。
Further, the removed
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、例えば、係合アーム3が1個又は3個以上であってもよく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
The preferred embodiment of the present invention has been described above, but the present invention is not limited to the specific embodiment. For example, the number of the
1 保護キャップ取り外し治具
2 治具本体
3 係合アーム
5 把持部
6 下端開口部
8 挟持爪
9 中空部
13 弾性リング(Oリング)
22 下中空部
23 上中空部
105 保護キャップ
107 底部
109 ネジ頭
DESCRIPTION OF
22 Lower hollow portion 23 Upper
Claims (4)
前記係合アームの下端部は略L字状の挟持爪として前記挟持爪の開閉作動により前記治具本体の下端開口部を絞りあるいは開放自在に構成し、
前記治具本体の押下作動と前記挟持爪の開放作動との協働により、
前記治具本体の前記下端開口部内にネジ頭に被着した保護キャップを挿入可能とすると共に、
前記挟持爪の閉塞作動により前記治具本体の前記下端開口部に挿入した前記保護キャップの底部を持上げ可能とし、
前記治具本体の持上げ作動により前記ネジ頭から前記保護キャップを持上げ抜去することができるように構成したことを特徴とする保護キャップ取り外し治具。 A plurality of vertical engagement arms whose lower ends can be freely opened and closed are mounted on the lower outer peripheral surface of a hollow cylindrical jig body having the upper half as a gripping portion,
The lower end of the engagement arm is configured as a substantially L-shaped holding claw so that the lower end opening of the jig body can be squeezed or opened by opening and closing the clamping claw,
By cooperation of the pressing operation of the jig body and the opening operation of the clamping claws,
A protective cap attached to the screw head can be inserted into the lower end opening of the jig body, and
The bottom portion of the protective cap inserted into the lower end opening of the jig body by the closing operation of the clamping claw can be lifted,
A protective cap removing jig configured to lift and remove the protective cap from the screw head by a lifting operation of the jig body.
その上方の上中空部の内径が下中空部の内径よりも更に大きくすることにより、
前記治具本体の前記中空部内に収納した抜去ずみの前記保護キャップの取出しを容易にしたことを特徴とする請求項3に記載の保護キャップ取り外し治具。 The hollow portion of the jig body has an inner diameter of the lower hollow portion as a substantially outer diameter of the protective cap,
By making the inner diameter of the upper hollow part above it further larger than the inner diameter of the lower hollow part,
The protective cap removing jig according to claim 3, wherein the protective cap removed in the hollow portion of the jig body is easily removed.
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