JP2015046062A - 電子機器 - Google Patents
電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015046062A JP2015046062A JP2013177305A JP2013177305A JP2015046062A JP 2015046062 A JP2015046062 A JP 2015046062A JP 2013177305 A JP2013177305 A JP 2013177305A JP 2013177305 A JP2013177305 A JP 2013177305A JP 2015046062 A JP2015046062 A JP 2015046062A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- transmittance
- electronic device
- control unit
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 claims abstract description 71
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 35
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 description 34
- 230000008569 process Effects 0.000 description 25
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000006870 function Effects 0.000 description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 230000008859 change Effects 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 4
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 238000012886 linear function Methods 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 238000005401 electroluminescence Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000000611 regression analysis Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
【課題】複数の画像に表示されている内容をユーザに容易に識別させることができる電子機器を提供する。【解決手段】押圧検出部は加えられた押圧を検出し、押圧判定部は前記押圧検出部が検出した押圧に応じて画像を透過する度合いを示す透過率を定め、表示制御部を第1の画像を前記押圧判定部が定めた透過率で透過するように第2の画像を重畳して表示部に表示させる。これにより、複数の画像に表示されている内容をユーザに容易に識別させることができる。【選択図】図2
Description
本発明は、電子機器に関する。
従来から、マルチウィンドウ機能のように複数の画像を表示することができる電子機器、例えば、多機能携帯電話機(いわゆるスマートフォンを含む)、タブレット端末装置、電子書籍閲覧装置、パーソナルコンピュータ、等がある。
電子機器が複数の画像を表示すると、1つの画像と他の画像の一部又は全部が重なることがあり、その重なった重複領域において1つの画像の表示を優先し、他の画像を表示しないことがある。また、重複領域を半透明に表示する電子機器が提案されている。例えば、特許文献1に記載のタブレット端末は、アプリケーション画面の入力欄が選択された場合、キー入力画面であるスケルトンキーボードの表示処理を実行し、キーが選択された場合、入力内容の表示処理を実行する。このタブレット端末は、入力が完了した場合、スケルトンキーボードを閉じる。
電子機器が複数の画像を表示すると、1つの画像と他の画像の一部又は全部が重なることがあり、その重なった重複領域において1つの画像の表示を優先し、他の画像を表示しないことがある。また、重複領域を半透明に表示する電子機器が提案されている。例えば、特許文献1に記載のタブレット端末は、アプリケーション画面の入力欄が選択された場合、キー入力画面であるスケルトンキーボードの表示処理を実行し、キーが選択された場合、入力内容の表示処理を実行する。このタブレット端末は、入力が完了した場合、スケルトンキーボードを閉じる。
しかしながら、電子機器が1つの画像を優先して表示させる場合、他の画像のうち重複領域に所望の情報が含まれていることがある。その情報を見るために、ユーザは、優先して表示させる画像を、その情報が含まれている画像に切り替える、優先して表示させる1つの画像を表示するウィンドウを閉じる、等の操作が要求されることがある。ユーザは、操作の度に思考が中断するので作業の効率が低下することがある。
また、半透明に他の画像を表示させる場合、画像間でそれぞれの画像が示している内容が重なり合うために、配色、模様、配列、等によっては、どちらの内容も識別が困難になることがある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、複数の画像に表示されている内容をユーザに容易に識別させることができる電子機器を提供することにある。
また、半透明に他の画像を表示させる場合、画像間でそれぞれの画像が示している内容が重なり合うために、配色、模様、配列、等によっては、どちらの内容も識別が困難になることがある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、複数の画像に表示されている内容をユーザに容易に識別させることができる電子機器を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、加えられた押圧を検出する押圧検出部と、前記押圧検出部が検出した押圧に応じて画像を透過する度合いを示す透過率を定める押圧判定部と、第1の画像を前記押圧判定部が定めた透過率で透過するように第2の画像を重畳して表示部に表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする電子機器である。
本発明によれば、複数の画像に表示されている内容をユーザに容易に識別させることができる。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る電子機器1の表面図である。
図1において、2次元直交座標系のX方向の矢印は電子機器1の幅の方向を示し、Y方向は電子機器1の高さの方向を示す。つまり、X方向、Y方向は、それぞれ図面の右、下の各方向である。以下の説明では、X方向、Y方向を、単に右、下、と呼ぶことがある。また、それらの方向のそれぞれの逆方向を、左、上と呼ぶことがある。また、左右を区別しない場合には、横と呼び、上下を区別しない場合には縦と呼ぶことがある。
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る電子機器1の表面図である。
図1において、2次元直交座標系のX方向の矢印は電子機器1の幅の方向を示し、Y方向は電子機器1の高さの方向を示す。つまり、X方向、Y方向は、それぞれ図面の右、下の各方向である。以下の説明では、X方向、Y方向を、単に右、下、と呼ぶことがある。また、それらの方向のそれぞれの逆方向を、左、上と呼ぶことがある。また、左右を区別しない場合には、横と呼び、上下を区別しない場合には縦と呼ぶことがある。
電子機器1は、2個の押圧センサ101−1、101−2、タッチパネル102及び筐体105を含んで構成される。押圧センサの数は、2個には限られず、1個でもよいし、2個よりも多くてもよい。以下の説明では、1個の押圧センサを押圧センサ101と呼び、また、複数の押圧センサを押圧センサ101と総称することがある。電子機器1は、例えば、多機能携帯電話機(いわゆるスマートフォンを含む)、タブレット端末装置、電子書籍閲覧装置、等である。電子機器1は、例えば、インターネットに接続してウェブサーバから受信したコンテンツの画像を表示する機能を有してもよい。また、電子機器1は、公衆無線通信網(PLMN:Public Land Mobile Network)を介して、通信相手の相手側装置と接続を確立し、相手側装置との間で、音声信号、画像信号又はその両者を送信及び受信する機能を有してもよい。
電子機器1は、薄型のほぼ直方体の形状を有する。電子機器1の大きさは、ユーザが携帯可能であれば、いかなる大きさであってもよい。一例として、電子機器1は、概ね人間の片手で把持できる程度の大きさを有する。その場合、電子機器1は、例えば、幅は55〜85mm、高さは100〜160mm、厚さは5mm〜20mmの範囲のいずれかの寸法を有する。
図1に示す電子機器1は、一辺の長さ(高さ)が他の一辺の長さ(幅)よりも大きい縦長の長方形の形状を有するが、これに限られない。電子機器1は、幅が高さよりも広い横長の長方形の形状を有していてもよい。
図1に示す電子機器1は、一辺の長さ(高さ)が他の一辺の長さ(幅)よりも大きい縦長の長方形の形状を有するが、これに限られない。電子機器1は、幅が高さよりも広い横長の長方形の形状を有していてもよい。
押圧センサ101−1、101−2は、それぞれ表面に加えられた押圧に応じて、その表面及び裏面との間で生じた電圧を生じる素子である。押圧センサ101−1、101−2は、圧電材料からなる圧電素子である。押圧センサ101−1、101−2は、それぞれ1辺の長さが他の1辺よりも長い、細長い平板状の形状を有する。押圧センサ101−1、101−2は、電子機器1の左側表面、右側表面において、それぞれの長手方向がY方向に平行に配置されている。左側表面、右側表面とは、電子機器1の表面のうちタッチパネル102の左側、右側の領域である。押圧センサ101−1、101−2は、押圧に応じて発生した電圧を押圧値として有する押圧信号を、それぞれ制御部110(後述)に出力する。ここで、押圧センサ101−1、101−2に加えられた押圧が高くなるほど押圧値が大きくなる。
タッチパネル102は、電子機器1の表面の大部分を覆い、タッチセンサ103と表示部104とを含んで構成される(図2参照)。タッチセンサ103は、操作物(例えば、ユーザの指)が接触した位置を検知し、検知した位置を示す位置情報を生成し、生成した位置情報を制御部110(後述)に出力する。タッチセンサ103は、例えば、静電容量センサを含んで構成される。表示部104は、制御部110(後述)から入力された画像信号に応じた画像を表示する。表示部104は、例えば、液晶表示パネル、有機EL(electroluminescence)表示パネルである。表示部104が画像を表示する領域と、タッチセンサ103が位置を検出する領域の大部分は重畳している。
筐体105は、電子機器1の後述する各構成を内部に収容し、そして、押圧センサ101及びタッチパネル102の位置を固定する。
筐体105は、電子機器1の後述する各構成を内部に収容し、そして、押圧センサ101及びタッチパネル102の位置を固定する。
(電子機器の構成)
次に、本実施形態に係る電子機器1の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る電子機器1の構成を示す概略ブロック図である。
電子機器1は、押圧センサ101、タッチパネル102、及び制御部110を含んで構成される。制御部110は、押圧検知部111、押圧判定部112、設定部113、記憶部114、位置情報処理部115、アプリケーション制御部116、及び表示制御部117を含んで構成される。
次に、本実施形態に係る電子機器1の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る電子機器1の構成を示す概略ブロック図である。
電子機器1は、押圧センサ101、タッチパネル102、及び制御部110を含んで構成される。制御部110は、押圧検知部111、押圧判定部112、設定部113、記憶部114、位置情報処理部115、アプリケーション制御部116、及び表示制御部117を含んで構成される。
押圧検知部111は、押圧センサ101から入力された押圧信号(電気信号)を所定の時間間隔(例えば、20ms)毎にサンプリングする。押圧検知部111は、サンプリングした押圧信号についてフィルタリング処理(例えば、平滑化)を行って押圧信号に混入したノイズを除去する。押圧検知部111は、処理を行った押圧信号を押圧判定部112に出力する。
押圧判定部112には、設定部113から判定データが入力される。判定データは、押圧値と透過率との関係を示すデータである。透過率は、ある画像(第1の画像)を他の画像(第2の画像)よりも優先して重畳して表示部104に表示させる際に、第1の画像が第2の画像を透過する度合いを示すパラメータである。透過率は、例えば、0から1までの実数値である。透過率の値が小さいほど、第1の画像が透過される度合いが低いことを示す。透過率が0である場合、第1の画像のみが表示され、第2の画像が表示されない。透過率が1である場合、第1の画像が完全に透明になり、第2の画像のみが表示される。1から透過率を減じたパラメータを不透明度と呼ぶことがある。
なお、記憶部114に判定データが記憶されている場合には、押圧判定部112は、記憶部114から判定データを読み出してもよい。押圧判定部112は、取得した判定データに基づいて押圧検知部111から入力された押圧信号が示す押圧値に応じた透過率を定める。押圧判定部112は、定めた透過率を示す透過率データを表示制御部117に出力する。
なお、記憶部114に判定データが記憶されている場合には、押圧判定部112は、記憶部114から判定データを読み出してもよい。押圧判定部112は、取得した判定データに基づいて押圧検知部111から入力された押圧信号が示す押圧値に応じた透過率を定める。押圧判定部112は、定めた透過率を示す透過率データを表示制御部117に出力する。
設定部113は、押圧値と透過率との関係を示す判定データを定め、定めた判定データを押圧判定部112に出力し、出力した判定データを記憶部114に記憶する。これにより、ユーザ毎の押圧力の差異に応じてユーザが期待する透過率で画像が透過して表示される。例えば、押圧力が比較的大きいユーザについて、過剰に透過率が変化することや、押圧力が比較的小さいユーザについて、透過率の変化が少ない等の状況を回避又は緩和する。ひいては、ユーザのストレスを緩和して快適な操作を実現することができる。
設定部113は、例えば、押圧検知部111から入力された押圧信号が示す押圧値毎に、位置情報処理部115から入力された位置情報に応じた透過率を対応づけて判定データを生成する。その場合、設定部113は、ユーザに押下した位置に対応する透過率を設定することを促す透過率設定画像を表示部104に表示させてもよい。これにより、押圧判定部112が透過率を定める処理を簡略化することができる。
また、設定部113は、押圧信号が示す押圧値と設定された透過率との関係を示す係数を算出し、算出した係数を示す判定データを生成してもよい。ここで、設定部113は、押圧値を独立変数、透過率を従属変数として所定の回帰式(例えば、1次関数、シグモイド関数)に基づく回帰分析を行って、その回帰式の係数(例えば、回帰式が1次関数の場合、傾き、切片)を算出する。これにより、記憶部114が記憶すべき判定データの情報量を低減することができる。
また、設定部113は、押圧信号が示す押圧値と設定された透過率との関係を示す係数を算出し、算出した係数を示す判定データを生成してもよい。ここで、設定部113は、押圧値を独立変数、透過率を従属変数として所定の回帰式(例えば、1次関数、シグモイド関数)に基づく回帰分析を行って、その回帰式の係数(例えば、回帰式が1次関数の場合、傾き、切片)を算出する。これにより、記憶部114が記憶すべき判定データの情報量を低減することができる。
設定部113は、押圧値が大きくなるほど高くなるように透過率を定めてもよい。押圧を強くするほど透過の度合いを高くすることができるため、ユーザは、透過した画像への視認の容易さを容易に変更することができる。
ここで、設定部113は、押圧値の連続的な変化に対して透過率を離散的に定めてもよいし、連続的に定めてもよい。
記憶部114には、設定部113が生成した判定データが記憶される。記憶部114には、予め判定データが記憶されていてもよい。
ここで、設定部113は、押圧値の連続的な変化に対して透過率を離散的に定めてもよいし、連続的に定めてもよい。
記憶部114には、設定部113が生成した判定データが記憶される。記憶部114には、予め判定データが記憶されていてもよい。
位置情報処理部115は、タッチセンサ103から入力された位置情報(電気信号)を予め定めた時間間隔(例えば、20ms)毎にサンプリングする。位置情報処理部115は、サンプリングした位置情報についてフィルタリング処理(例えば、平滑化)を行って位置情報に混入したノイズを除去する。位置情報処理部115は、フィルタリング処理を行った位置情報をアプリケーション制御部116に出力する。
アプリケーション制御部116は、電子機器1にインストールされているアプリケーションプログラム(以下、単にアプリケーションと呼ぶ)の実行を制御する。アプリケーションは、電子機器1の機能を発揮する処理を実行するためのプログラムである。アプリケーションには、ユーザが指示した位置の軌跡を示す画像を生成し表示させる描画プログラム、インターネットを介して受信したデータを画像として表示させるブラウザ、受け付けた操作入力に応じて文字情報の入力を行うインプットメソッド(IM:Input Method、入力システム)、等がある。インプットメソッドは、インプットメソッドエディタ(IME:Input Method Editor)とも呼ばれる。アプリケーション制御部116は、これらのアプリケーションを実行して表示部104に表示させるための画像を示す画像信号を生成する。
アプリケーション制御部116は、位置情報処理部115から入力された位置情報に基づいてアプリケーションの起動、実行の終了の他、アプリケーションを実行して取得した画像のレイヤ(階層)を制御する。アプリケーション制御部116は、例えば、新たに取得した画像のレイヤを、他の画像のレイヤよりも優先されるよう(つまり、最上位)に設定する。つまり、レイヤは、複数の画像のうち当該画像を表示させる際の優先度を示す指標である。同一のアプリケーションにより取得された画像が複数個ある場合には、画像間で異なるレイヤが設定されてもよいし、複数個の画像について同一のレイヤが設定されてもよい。
また、アプリケーション制御部116は、所定の種類の画像については取得された時刻にかかわらず、その他の種類の画像のレイヤよりも優先されるように設定してもよい。所定の種類の画像は、例えば、ポップアップウィンドウ、緊急情報、等である。このような画像を優先レイヤ画像と呼ぶことがある。優先レイヤ画像同士では、その種類に応じてレイヤの優劣が定められてもよいし、新たに取得された優先レイヤ画像ほど優先されるようにレイヤが設定されてもよい。
アプリケーション制御部116は、アプリケーション毎の画像のレイヤを示すレイヤ情報を生成する。レイヤ情報が示す画像のレイヤは複数になりうる。
アプリケーション制御部116は、アプリケーションを実行して生成した画像信号と、生成したレイヤ情報とを表示制御部117に出力する。
アプリケーション制御部116は、アプリケーション毎の画像のレイヤを示すレイヤ情報を生成する。レイヤ情報が示す画像のレイヤは複数になりうる。
アプリケーション制御部116は、アプリケーションを実行して生成した画像信号と、生成したレイヤ情報とを表示制御部117に出力する。
表示制御部117は、アプリケーション制御部116から入力された画像信号に基づいて表示用の画像信号(表示用画像信号)を生成する。アプリケーション毎の画像信号が複数ある場合には、表示制御部117は、複数の画像信号がそれぞれ示す画像をアプリケーション制御部116から入力されたレイヤ情報に基づいて上位のレイヤほど優先されるように重畳する。
ここで、表示制御部117は、(a)例えば、表示領域が重複している複数の画像について、重複している領域(重複領域)内の画素の画素値Pを、式(1)を用いて算出する。
ここで、表示制御部117は、(a)例えば、表示領域が重複している複数の画像について、重複している領域(重複領域)内の画素の画素値Pを、式(1)を用いて算出する。
P=α・Pf+(1−α)・Pb … (1)
式(1)において、Pf、Pbは、それぞれ重複領域における最上位のレイヤの画像の画素値、それ以外のレイヤの画像の画素値を示す。α、(1−α)は、それぞれ不透明度、透過率を示す。つまり、表示制御部117は、制御対象レイヤの画像として、最上位のレイヤの画像を設定された透過率1−αで透過するように、それ以外のレイヤの画像を重畳して表示用画像信号を生成する。これにより、それ以外のレイヤの画像が最上位のレイヤの画像を透過するため、ユーザはタッチセンサ103に押圧を加えることによって、最上位のレイヤの画像の他、それ以外のレイヤの画像を視認することができる。
それ以外のレイヤの画像が、重複領域において複数個ある場合には、表示制御部117は、2番目に上位のレイヤの画像の画素値を画素値Pbとして採用してもよいし、それ以外のレイヤに係る複数の画像の画素値の平均値を画素値Pbとして採用してもよい。
表示制御部117は、重畳した画像を示す画像を表示用の画像信号として表示部104に出力する。なお、アプリケーション毎の画像信号が1個である場合には、表示制御部117は、アプリケーション制御部116から入力された画像信号を表示用画像信号として表示部104に出力する。
表示制御部117は、重畳した画像を示す画像を表示用の画像信号として表示部104に出力する。なお、アプリケーション毎の画像信号が1個である場合には、表示制御部117は、アプリケーション制御部116から入力された画像信号を表示用画像信号として表示部104に出力する。
(透過率設定処理)
次に、本実施形態に係る押圧判定部112が行う透過率設定処理について説明する。
図3は、本実施形態に係る押圧判定部112が行う透過率設定処理を示すフローチャートである。
(ステップS101)押圧判定部112には、設定部113から押圧値と透過率との関係を示す判定データが入力される。その後、ステップS102に進む。
(ステップS102)押圧判定部112には、押圧検知部111から押圧値を示す押圧信号が入力される。その後、ステップS103に進む。
(ステップS103)押圧判定部112は、入力された判定データを参照して、押圧信号が示す押圧値に基づいて透過率を導出する。その後、ステップS104に進む。
(ステップS104)押圧判定部112は、導出した透過率を示す透過率データを表示制御部117に出力する。その後、ステップS102に進み、ステップS102からステップS104までの処理を繰り返す。
次に、本実施形態に係る押圧判定部112が行う透過率設定処理について説明する。
図3は、本実施形態に係る押圧判定部112が行う透過率設定処理を示すフローチャートである。
(ステップS101)押圧判定部112には、設定部113から押圧値と透過率との関係を示す判定データが入力される。その後、ステップS102に進む。
(ステップS102)押圧判定部112には、押圧検知部111から押圧値を示す押圧信号が入力される。その後、ステップS103に進む。
(ステップS103)押圧判定部112は、入力された判定データを参照して、押圧信号が示す押圧値に基づいて透過率を導出する。その後、ステップS104に進む。
(ステップS104)押圧判定部112は、導出した透過率を示す透過率データを表示制御部117に出力する。その後、ステップS102に進み、ステップS102からステップS104までの処理を繰り返す。
(表示制御処理)
次に、本実施形態に係る表示制御部117が行う表示制御処理について説明する。
図4は、本実施形態に係る表示制御部117が行う表示制御処理を示すフローチャートである。
(ステップS201)表示制御部117には、押圧判定部112から透過率を示す透過率データが入力される。その後、ステップS202に進む。
(ステップS202)表示制御部117には、アプリケーション毎の画像を示す画像信号と、それぞれの画像のレイヤを示すレイヤ情報がアプリケーション制御部116から入力される。その後、ステップS203に進む。
次に、本実施形態に係る表示制御部117が行う表示制御処理について説明する。
図4は、本実施形態に係る表示制御部117が行う表示制御処理を示すフローチャートである。
(ステップS201)表示制御部117には、押圧判定部112から透過率を示す透過率データが入力される。その後、ステップS202に進む。
(ステップS202)表示制御部117には、アプリケーション毎の画像を示す画像信号と、それぞれの画像のレイヤを示すレイヤ情報がアプリケーション制御部116から入力される。その後、ステップS203に進む。
(ステップS203)表示制御部117は、入力されたレイヤ情報に基づいて画像の透過率を制御する対象となる制御対象レイヤ(例えば、最上位のレイヤ)を定める。その後、ステップS204に進む。
(ステップS204)表示制御部117は、定めた制御対象レイヤについて、入力された透過率データが示す透過率を設定する。その後、ステップS205に進む。
(ステップS205)表示制御部117は、例えば、式(1)を用いて、制御対象レイヤの画像について設定された透過率で透過するように、それ以外のレイヤの画像に重畳して表示用画像信号を生成する。その後、ステップS206に進む。
(ステップS206)表示制御部117は、生成した表示用画像信号を表示部104に出力する。その後、ステップS201に進み、ステップS201からステップS206までの処理を繰り返す。
(ステップS204)表示制御部117は、定めた制御対象レイヤについて、入力された透過率データが示す透過率を設定する。その後、ステップS205に進む。
(ステップS205)表示制御部117は、例えば、式(1)を用いて、制御対象レイヤの画像について設定された透過率で透過するように、それ以外のレイヤの画像に重畳して表示用画像信号を生成する。その後、ステップS206に進む。
(ステップS206)表示制御部117は、生成した表示用画像信号を表示部104に出力する。その後、ステップS201に進み、ステップS201からステップS206までの処理を繰り返す。
(画像のレイヤの例)
次に、画像のレイヤの例について説明する。
図5は、画像のレイヤの一例を示す図である。
図5に示す例は、電子機器1上で実行しているアプリケーションが生成する3つの画像app1−1、app1−2、app1−3のレイヤを示す。この例では、画像app1−3のレイヤが最上位のレイヤであり、画像app1−2のレイヤが2番目に上位のレイヤであり、画像app1−1のレイヤが最下位のレイヤである。押圧センサ101に押圧が加えられていない場合、画像app1−1と画像app1−2のみが重複する重複領域では、画像app1−2が画像app1−1よりも優先して表示される。画像app1−2と画像app1−3が重複する重複領域では、画像app1−3が画像app1−2よりも優先して表示される。
次に、画像のレイヤの例について説明する。
図5は、画像のレイヤの一例を示す図である。
図5に示す例は、電子機器1上で実行しているアプリケーションが生成する3つの画像app1−1、app1−2、app1−3のレイヤを示す。この例では、画像app1−3のレイヤが最上位のレイヤであり、画像app1−2のレイヤが2番目に上位のレイヤであり、画像app1−1のレイヤが最下位のレイヤである。押圧センサ101に押圧が加えられていない場合、画像app1−1と画像app1−2のみが重複する重複領域では、画像app1−2が画像app1−1よりも優先して表示される。画像app1−2と画像app1−3が重複する重複領域では、画像app1−3が画像app1−2よりも優先して表示される。
例えば、ユーザが押圧センサ101に押圧を加えると、画像app1−3に0よりも大きい透過率が設定されることがある。そのとき、重複領域での少なくとも画像app1−2の内容が透過して表示される。押圧が解除されると表示された少なくとも画像app1−2の内容は、再び画像app1−3に隠される。
なお、画像app1−3に付された「★」印は、画像app1−3がフォーカスされていることを示す。フォーカスについては、後述する。
なお、画像app1−3に付された「★」印は、画像app1−3がフォーカスされていることを示す。フォーカスについては、後述する。
(押圧センサの配置例)
図1に示す例では、2個の押圧センサ101−1、101−2が電子機器1の左側表面、右側表面に配置されているが、これには限られない。押圧センサ101の個数、配置は図1に示す例とは異なってもよい。
図6−図11は、それぞれ押圧センサ101の他の配置例を示す表面図である。
図6に示す例では、押圧センサ101−1、101−2は、それぞれ電子機器1の上側表面、下側表面に長手方向をともに横に向けて配置される。
図7に示す例では、押圧センサ101−1、101−2は、電子機器1の頂点(左上端)を挟む位置にそれぞれの長手方向が、その頂点を挟む辺(上辺、左辺)に平行する方向に向けて配置される。
図6、図7に示すように、押圧センサ101−1、101−2を図1とは異なる辺に近接して設置することで、把持される部位のユーザによる差異に対応することができる。
図1に示す例では、2個の押圧センサ101−1、101−2が電子機器1の左側表面、右側表面に配置されているが、これには限られない。押圧センサ101の個数、配置は図1に示す例とは異なってもよい。
図6−図11は、それぞれ押圧センサ101の他の配置例を示す表面図である。
図6に示す例では、押圧センサ101−1、101−2は、それぞれ電子機器1の上側表面、下側表面に長手方向をともに横に向けて配置される。
図7に示す例では、押圧センサ101−1、101−2は、電子機器1の頂点(左上端)を挟む位置にそれぞれの長手方向が、その頂点を挟む辺(上辺、左辺)に平行する方向に向けて配置される。
図6、図7に示すように、押圧センサ101−1、101−2を図1とは異なる辺に近接して設置することで、把持される部位のユーザによる差異に対応することができる。
図8に示す例では、1個の押圧センサ101が電子機器1の上側表面に長手方向を横に向けて配置される。なお、押圧センサ101は、電子機器1の下側表面に配置されてもよい。
図9に示す例では、1個の押圧センサ101が電子機器1の左側表面に長手方向を縦に向けて配置される。なお、押圧センサ101は、電子機器1の右側表面に配置されてもよい。図8、図9に示すように、押圧センサ101の数を1個に限定することで、本実施形態を経済的に実現することができる。
図9に示す例では、1個の押圧センサ101が電子機器1の左側表面に長手方向を縦に向けて配置される。なお、押圧センサ101は、電子機器1の右側表面に配置されてもよい。図8、図9に示すように、押圧センサ101の数を1個に限定することで、本実施形態を経済的に実現することができる。
図10に示す例では、4個の押圧センサ101−1、101−2、101−3、101−4が、それぞれ電子機器1の上側表面、左側表面、下側表面、右側表面に配置されている。押圧センサ101−1、101−2、101−3、101−4の長手方向は、それぞれ、電子機器1の上辺、左辺、下辺、右辺に平行する方向に向けられている。
図11に示す例では、4個の押圧センサ101−1、101−2、101−3、101−4が、それぞれ電子機器1の左上端、左下端、右下端、右上端に配置されている。押圧センサ101−1、101−2、101−3、101−4の長手方向は、それぞれ、電子機器1の左上端、左下端、右下端、右上端を通る対角線に垂直な方向に向けられている。
図10、図11に示すように、4個の押圧センサ101−1、101−2、101−3、101−4を電子機器1の各辺、各頂点に近接して設置することで、使用場面による把持される部位の変化に対応することができる。
図11に示す例では、4個の押圧センサ101−1、101−2、101−3、101−4が、それぞれ電子機器1の左上端、左下端、右下端、右上端に配置されている。押圧センサ101−1、101−2、101−3、101−4の長手方向は、それぞれ、電子機器1の左上端、左下端、右下端、右上端を通る対角線に垂直な方向に向けられている。
図10、図11に示すように、4個の押圧センサ101−1、101−2、101−3、101−4を電子機器1の各辺、各頂点に近接して設置することで、使用場面による把持される部位の変化に対応することができる。
押圧センサ101は、電子機器1の裏面に配置されてもよい。
図12は、押圧センサ101の他の配置例を示す裏面図である。
この例では、押圧センサ101が、その長手方向が上辺に平行な方向に向けられて配置されている。その場合、電子機器1の表面における押圧センサ101の設置を省略することができる。ユーザは、タッチセンサ103への操作入力や、表示部104に表示される画像の視認が妨げられることなく、押圧を加えることで上述した透過率を変化させることができる。
図12は、押圧センサ101の他の配置例を示す裏面図である。
この例では、押圧センサ101が、その長手方向が上辺に平行な方向に向けられて配置されている。その場合、電子機器1の表面における押圧センサ101の設置を省略することができる。ユーザは、タッチセンサ103への操作入力や、表示部104に表示される画像の視認が妨げられることなく、押圧を加えることで上述した透過率を変化させることができる。
なお、押圧センサ101の数が複数である場合には、押圧検知部111にはその複数の押圧センサ101のそれぞれから押圧信号が入力される。押圧検知部111は、入力された押圧信号がそれぞれ示す押圧値に基づいてそれらの代表値を導出し、導出した代表値についてフィルタリング処理を行ってもよい。代表値は、例えば、それらの最大値でもよいし、平均値でもよい。これにより、精度が高い押圧値、つまりユーザによる意思をより反映した押圧値を得ることができ、複数の押圧信号間の競合を避けることができる。
(画像の表示例)
次に、表示部104に表示される画像の表示例について説明する。
図13は、画像の表示例(1)を示す図である。
図13に示す例では、ブラウザによる広告の画像(広告画像)に、IMによる文字入力用の画像(ソフトキーボード)が重畳して表示されている。広告画像は、表示部104の表示領域のほぼ全体を占め、ソフトキーボードは、表示領域の下半分を占める。
次に、表示部104に表示される画像の表示例について説明する。
図13は、画像の表示例(1)を示す図である。
図13に示す例では、ブラウザによる広告の画像(広告画像)に、IMによる文字入力用の画像(ソフトキーボード)が重畳して表示されている。広告画像は、表示部104の表示領域のほぼ全体を占め、ソフトキーボードは、表示領域の下半分を占める。
図13(a)は、ユーザが押圧センサ101に押圧を加えていない状態で、ソフトキーボードが広告画像に重畳して表示されていることを示す。ソフトキーボードが広告画像よりも優先して表示されているため、広告画像の上半分(広告1)が表れているが広告画像の下半分(広告2)が表れていない。
図13(b)は、ユーザが電子機器1のフレームを握ったときに表示される画像を示す。このとき、押圧センサ101に押圧が加えられ、ソフトキーボードに対して0よりも大きく1よりも小さい透過率が設定されるのでソフトキーボードが半透明になり、その表示領域に隠れていた広告2が薄く表示される。
図13(c)は、ユーザが電子機器1のフレームをさらに強く握ったときに表示される画像を示す。このとき、押圧センサ101に加えられる押圧がさらに大きくなり、ソフトキーボードに対して透過率が0よりも1に近似するのでソフトキーボードがほぼ完全に透き通り、その表示領域に広告2が明瞭に表示される。
図13(b)は、ユーザが電子機器1のフレームを握ったときに表示される画像を示す。このとき、押圧センサ101に押圧が加えられ、ソフトキーボードに対して0よりも大きく1よりも小さい透過率が設定されるのでソフトキーボードが半透明になり、その表示領域に隠れていた広告2が薄く表示される。
図13(c)は、ユーザが電子機器1のフレームをさらに強く握ったときに表示される画像を示す。このとき、押圧センサ101に加えられる押圧がさらに大きくなり、ソフトキーボードに対して透過率が0よりも1に近似するのでソフトキーボードがほぼ完全に透き通り、その表示領域に広告2が明瞭に表示される。
図14は、画像の表示例(2)を示す図である。
図14に示す例では、描画プログラムによって指示された位置の軌跡を示す描画面と、描画を支援するため描画ツールとが重畳して表示されている。描画面は、表示部104の表示領域の大部分を占める画像であって、生成された線画(この例では、手書きの文字列「あいう」、「えお」を2行にわたって表示)を含む画像である。描画ツールは、黒塗りの領域に白抜きで示された矢印記号と筆記具を図案化した図形をそれぞれ左側、右側に含む画像である。描画ツールは、描画面の上方のごく一部に重畳して表示されている。
図14に示す例では、描画プログラムによって指示された位置の軌跡を示す描画面と、描画を支援するため描画ツールとが重畳して表示されている。描画面は、表示部104の表示領域の大部分を占める画像であって、生成された線画(この例では、手書きの文字列「あいう」、「えお」を2行にわたって表示)を含む画像である。描画ツールは、黒塗りの領域に白抜きで示された矢印記号と筆記具を図案化した図形をそれぞれ左側、右側に含む画像である。描画ツールは、描画面の上方のごく一部に重畳して表示されている。
図14(a)は、ユーザが押圧センサ101に押圧を加えていない状態で、描画ツールが描画面の上方の一部に重畳して表示されていることを示す。描画ツールが描画面よりも優先して表示され、描画面のうち描画ツールの表示領域と重複する部分が隠されている。
図14(b)は、ユーザが電子機器1のフレームを強く握ったときに表示される画像を示す。このとき、描画ツールに対して0よりも1に近似した透過率が設定されるので描画ツールがほぼ透明になり、その表示領域に隠れていた部分が明瞭に表示される。
図14(b)は、ユーザが電子機器1のフレームを強く握ったときに表示される画像を示す。このとき、描画ツールに対して0よりも1に近似した透過率が設定されるので描画ツールがほぼ透明になり、その表示領域に隠れていた部分が明瞭に表示される。
このように、本実施形態では、加えられた押圧を検出し、検出した押圧に応じて画像を透過する度合いを示す透過率を定め、定めた透過率で第1の画像を透過するように第2の画像を重畳して表示させる。
これにより、複数の画像のそれぞれに表示されている内容を簡易な操作で容易に識別させることができる。
これにより、複数の画像のそれぞれに表示されている内容を簡易な操作で容易に識別させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。上述した実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態に係る電子機器1b(図示せず)は、上述した実施形態に係る電子機器1と同様なハードウェア構成を有する。但し、電子機器1bは、電子機器1(図2)においてアプリケーション制御部116、表示制御部117に代えて、アプリケーション制御部116b、表示制御部117bを備える。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。上述した実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態に係る電子機器1b(図示せず)は、上述した実施形態に係る電子機器1と同様なハードウェア構成を有する。但し、電子機器1bは、電子機器1(図2)においてアプリケーション制御部116、表示制御部117に代えて、アプリケーション制御部116b、表示制御部117bを備える。
アプリケーション制御部116bは、アプリケーション制御部116(図2)と同様な処理を行う。アプリケーション制御部116bは、さらに位置情報処理部115から入力された位置情報が示す位置が表示領域に含まれる画像を注目画像として定める。つまり、注目画像は、ユーザが操作入力によって指示された画像である。操作入力による指示をフォーカスと呼び、操作入力によって指示されたことをフォーカスされたと呼ぶことがある。アプリケーション制御部116は、注目画像のレイヤ(つまり、画像がフォーカスされたか否か)を示す注目画像情報を上述したレイヤ情報に含め、レイヤ情報を表示制御部117bに出力する。
表示制御部117bは、表示制御部117(図2)と同様な処理を行う。但し、表示制御部117bは、重複領域内の画素の画素値Pを、式(1)に代えて式(2)を用いて算出する。
P=α・Pf’+(1−α)・Pb’ … (2)
式(2)において、Pf’、Pb’は、それぞれ重複領域における注目画像の画素値、それ以外のレイヤの画像の画素値を示す。つまり、表示制御部117bは、制御対象レイヤの画像として、注目画像を設定された透過率1−αで透過するように、それ以外のレイヤの画像に重畳して表示用画像信号を生成する。これにより、それ以外のレイヤの画像が注目画像を透過するため、ユーザはタッチセンサ103に押圧を加えることによって、注目画像の他、注目画像以外のレイヤの画像を視認することができる。
それ以外のレイヤの画像が、重複領域において複数個ある場合には、表示制御部117は、最上位のレイヤの画像の画素値を画素値Pb’として採用してもよいし、それ以外のレイヤに係る複数の画像の画素値の平均値を画素値Pb’として採用してもよい。
それ以外のレイヤの画像が、重複領域において複数個ある場合には、表示制御部117は、最上位のレイヤの画像の画素値を画素値Pb’として採用してもよいし、それ以外のレイヤに係る複数の画像の画素値の平均値を画素値Pb’として採用してもよい。
図15は、画像のレイヤの他の例を示す図である。
図15に示す例は、電子機器1上で実行しているアプリケーションが生成する4つの画像app1−1、app1−2、app1−3、app1−4のレイヤを示す。この例では、画像app1−4のレイヤが最上位のレイヤであり、画像app1−4、画像app1−3、app1−2、app1−1の順で優先される。画像app1−4の表示領域は、画像app1−1の表示領域に含まれるが、画像app1−2、app1−3それぞれの表示領域外である。画像app1−4は、例えば、時刻表示用の画像である。ここで、画像app1−3に付されている★印は、画像app1−3が注目画像、つまりフォーカスされている画像であることを示す。
図15に示す例は、電子機器1上で実行しているアプリケーションが生成する4つの画像app1−1、app1−2、app1−3、app1−4のレイヤを示す。この例では、画像app1−4のレイヤが最上位のレイヤであり、画像app1−4、画像app1−3、app1−2、app1−1の順で優先される。画像app1−4の表示領域は、画像app1−1の表示領域に含まれるが、画像app1−2、app1−3それぞれの表示領域外である。画像app1−4は、例えば、時刻表示用の画像である。ここで、画像app1−3に付されている★印は、画像app1−3が注目画像、つまりフォーカスされている画像であることを示す。
ここで、ユーザが画像app1−2のうち注目画像app1−3との重複領域の内容を視認したいと考える場合を考察する。この場合、第1の実施形態によれば、画像app1−1のうち画像app1−4との重複領域が透過する。そのため、ユーザが所望する内容を視認することができない。
これに対し、本実施形態では、押圧センサ101に押圧が加えられることで、注目画像app1−3を透過するように、画像app1−2のうち注目画像app1−3との重複領域が表示される。そのため、ユーザは、重複領域に表示された内容を簡便な操作を行って視認することができる。
このように、本実施形態では、操作対象の注目画像を透過する画像と定めることを特徴とする。そのため、注目画像に重畳されていた他の画像が表示され、その内容をユーザが簡便な操作によって押圧を加えることで視認することができる。
このように、本実施形態では、操作対象の注目画像を透過する画像と定めることを特徴とする。そのため、注目画像に重畳されていた他の画像が表示され、その内容をユーザが簡便な操作によって押圧を加えることで視認することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。上述した実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態に係る電子機器1c(図示せず)は、上述した実施形態に係る電子機器1、1bと同様なハードウェア構成を有する。但し、電子機器1cは、電子機器1bにおいて表示制御部117bに代えて、表示制御部117cを備える。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。上述した実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態に係る電子機器1c(図示せず)は、上述した実施形態に係る電子機器1、1bと同様なハードウェア構成を有する。但し、電子機器1cは、電子機器1bにおいて表示制御部117bに代えて、表示制御部117cを備える。
本実施形態でも、アプリケーション制御部116bは、アプリケーション制御部116(図2)と同様な処理を行う。アプリケーション制御部116bは、さらに位置情報処理部115から入力された位置情報が示す位置が表示領域に含まれる画像を注目画像として定める。アプリケーション制御部116は、注目画像のレイヤを示す注目画像情報を、上述したレイヤ情報に含め、レイヤ情報を表示制御部117bに出力する。
表示制御部117cは、表示制御部117bと同様な処理を行う。
但し、表示制御部117cは、重複領域内の画素の画素値Pを、式(2)に代えて式(3)を用いて算出する。
但し、表示制御部117cは、重複領域内の画素の画素値Pを、式(2)に代えて式(3)を用いて算出する。
P=α・Pf’+(1−α)・Pb’’ … (3)
式(3)において、Pb’’は、重複領域における注目画像よりも上位のレイヤの画像の画素値Pb’’を示す。つまり、表示制御部117は、制御対象レイヤの画像として、注目画像を設定された透過率1−αで透過するように、注目画像よりも上位のレイヤの画像に重畳して表示用画像信号を生成する。これにより、注目画像よりも上位のレイヤの画像が注目画像を透過するため、ユーザはタッチセンサ103に押圧を加えることによって、注目画像のレイヤの画像を視認することができる。
注目画像よりも上位のレイヤの画像が、重複領域において複数個ある場合には、表示制御部117は、最上位のレイヤの画像の画素値を画素値Pb’’として採用してもよいし、注目画像よりも上位のレイヤに係る複数の画像の画素値の平均値を画素値Pb’’として採用してもよい。
注目画像よりも上位のレイヤの画像が、重複領域において複数個ある場合には、表示制御部117は、最上位のレイヤの画像の画素値を画素値Pb’’として採用してもよいし、注目画像よりも上位のレイヤに係る複数の画像の画素値の平均値を画素値Pb’’として採用してもよい。
図16は、画像のレイヤのさらに他の例を示す図である。
図16に示す例は、電子機器1上で実行しているアプリケーションが生成する4つの画像app1−1、app1−2、app1−3、app1−4のレイヤを示す。この例では、画像app1−4のレイヤが最上位のレイヤであり、画像app1−4、画像app1−3、app1−2、app1−1の順で優先される。画像app1−4は、例えば、広告画像である。画像app1−3、app1−4の表示領域は、それぞれ画像app1−2の表示領域に含まれる。画像app1−3の表示領域と、app1−4の表示領域との間で重複する重複領域はない。また、画像app1−3が注目画像である。
図16に示す例は、電子機器1上で実行しているアプリケーションが生成する4つの画像app1−1、app1−2、app1−3、app1−4のレイヤを示す。この例では、画像app1−4のレイヤが最上位のレイヤであり、画像app1−4、画像app1−3、app1−2、app1−1の順で優先される。画像app1−4は、例えば、広告画像である。画像app1−3、app1−4の表示領域は、それぞれ画像app1−2の表示領域に含まれる。画像app1−3の表示領域と、app1−4の表示領域との間で重複する重複領域はない。また、画像app1−3が注目画像である。
ここで、ユーザが画像app1−2のうち注目画像app1−3、app1−4との重複領域の内容をいずれも視認したいと考える場合を考察する。
この場合、第1の実施形態によれば、画像app1−2のうち画像app1−4との重複領域のみが透過する。第2の実施形態によれば、画像app1−2のうち画像app1−3との重複領域のみが透過する。そのため、ユーザが所望する内容を視認することができない。
これに対し、本実施形態では、押圧センサ101に押圧が加えられることで、注目画像app1−3とそれよりも上位のレイヤの画像app1−4を透過するように、画像app1−2のうち注目画像app1−3、画像app1−4との重複領域が表示される。そのため、ユーザは、所望する内容を視認することができる。
この場合、第1の実施形態によれば、画像app1−2のうち画像app1−4との重複領域のみが透過する。第2の実施形態によれば、画像app1−2のうち画像app1−3との重複領域のみが透過する。そのため、ユーザが所望する内容を視認することができない。
これに対し、本実施形態では、押圧センサ101に押圧が加えられることで、注目画像app1−3とそれよりも上位のレイヤの画像app1−4を透過するように、画像app1−2のうち注目画像app1−3、画像app1−4との重複領域が表示される。そのため、ユーザは、所望する内容を視認することができる。
(画像の表示例)
次に、表示部104に表示される画像の表示例について説明する。
図17は、画像の表示例(3)を示す図である。
図17では、複数のリスト項目が縦に配列されたリスト画像、ポップアップウィンドウ、及び広告画像(広告3)を表示する場合を例にとる。リスト画像の表示領域は、表示部104の表示領域のほぼ全体を占める。これに対し、ポップアップウィンドウの表示領域は、リスト画像に含まれるリスト項目1、2の一部をまたぐ領域に限られる。広告3の表示領域は、リスト画像に含まれるリスト項目3の一部の領域に含まれる。この例では、広告3のレイヤが最上位のレイヤであり、広告3、ポップアップウィンドウ、リスト画像の順で優先される。また、注目画像は、ポップアップウィンドウである。
次に、表示部104に表示される画像の表示例について説明する。
図17は、画像の表示例(3)を示す図である。
図17では、複数のリスト項目が縦に配列されたリスト画像、ポップアップウィンドウ、及び広告画像(広告3)を表示する場合を例にとる。リスト画像の表示領域は、表示部104の表示領域のほぼ全体を占める。これに対し、ポップアップウィンドウの表示領域は、リスト画像に含まれるリスト項目1、2の一部をまたぐ領域に限られる。広告3の表示領域は、リスト画像に含まれるリスト項目3の一部の領域に含まれる。この例では、広告3のレイヤが最上位のレイヤであり、広告3、ポップアップウィンドウ、リスト画像の順で優先される。また、注目画像は、ポップアップウィンドウである。
図17(a)は、ユーザが押圧センサ101に押圧を加えていない状態で、リスト画像に、広告3とポップアップウィンドウとが重畳して表示されていることを示す。広告3やポップアップウィンドウがリスト画像よりも優先して表示されるため、リスト画像においてリスト項目1とリスト項目2の一部をまたぐ領域や、リスト項目3の一部の領域が表れていない。
図17(b)は、ユーザが電子機器1のフレームを握ったときに表示される画像を示す。このとき、押圧センサ101に押圧が加えられ、注目画像であるポップアップウィンドウと、それよりも上位のレイヤの広告3に対して0よりも大きく1よりも小さい透過率が設定されるのでポップアップウィンドウや広告3が半透明になる。これにより、リスト画像のうち、それらの表示領域に隠れていた部分が表示される。
図17(b)は、ユーザが電子機器1のフレームを握ったときに表示される画像を示す。このとき、押圧センサ101に押圧が加えられ、注目画像であるポップアップウィンドウと、それよりも上位のレイヤの広告3に対して0よりも大きく1よりも小さい透過率が設定されるのでポップアップウィンドウや広告3が半透明になる。これにより、リスト画像のうち、それらの表示領域に隠れていた部分が表示される。
このように、本実施形態では、検出された押圧に応じて注目画像とそれよりも上位のレイヤの画像を透過する画像と定める。そのため、注目画像やそれよりも上位のレイヤの画像に重畳していた他の画像が表示され、その内容をユーザが簡便な操作によって押圧を加えることで視認することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。上述した実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態に係る電子機器1d(図示せず)は、上述した実施形態に係る電子機器1、1b、1cと同様なハードウェア構成を有する。但し、電子機器1dは、電子機器1cにおいてアプリケーション制御部116bに代えて、アプリケーション制御部(操作処理部)116dを備える。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。上述した実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態に係る電子機器1d(図示せず)は、上述した実施形態に係る電子機器1、1b、1cと同様なハードウェア構成を有する。但し、電子機器1dは、電子機器1cにおいてアプリケーション制御部116bに代えて、アプリケーション制御部(操作処理部)116dを備える。
アプリケーション制御部116dは、アプリケーション制御部116bと同様な処理を行う。アプリケーション制御部116dは、さらに、生成したレイヤ情報を参照して、注目画像を示す画像信号の他、注目画像よりも上位のレイヤの画像信号を処理対象の画像(操作対象画像)として位置情報処理部115から入力された位置情報が示す位置に応じた処理を行う。つまり、アプリケーション制御部116dは、ユーザの操作によって指示された位置に基づいた処理を操作対象画像とは別個の画像について実行する。実行される処理は、例えば、スクロール、その画像の選択やこれに伴う表示態様(輝度、色相、等)の変更、その画像を介した位置情報の入力、等である。
アプリケーション制御部116dは、押圧判定部112から入力された透過率データが示す透過率が、予め定めた透過率(例えば、0.8)を超えたときに、ユーザの操作によって指示された位置に基づいた処理を行う。これにより、操作対象画像とは別個の画像に係るアプリケーションについて操作入力に応じた処理が行われる。そのため、画像が視認できるようになった別個の画像について操作入力に応じた処理が行われるというユーザの期待を満たすことができる。
なお、その場合には、アプリケーション制御部116dは、操作対象画像について、ユーザの操作によって指示された位置に基づいた処理を停止してもよい。これにより、視認できない操作対象画像についてユーザが想定していない処理が行われることを回避することができる。
なお、その場合には、アプリケーション制御部116dは、操作対象画像について、ユーザの操作によって指示された位置に基づいた処理を停止してもよい。これにより、視認できない操作対象画像についてユーザが想定していない処理が行われることを回避することができる。
次に、表示部104に表示される画像の表示例について説明する。
図18は、画像の表示例(4)を示す図である。
図18は、ユーザが自己の指を、図17(b)に示すリスト画像のうちポップアップウィンドウの表示領域を透過して表示された部分を接触しながら下方に移動させている状況を示す。これに応じて、アプリケーション制御部116dは、上述した別個の画像に相当するリスト画像についてスクロール処理、即ち入力位置情報で指示された位置に応じて表示領域を移動させる処理を行う。
図18は、画像の表示例(4)を示す図である。
図18は、ユーザが自己の指を、図17(b)に示すリスト画像のうちポップアップウィンドウの表示領域を透過して表示された部分を接触しながら下方に移動させている状況を示す。これに応じて、アプリケーション制御部116dは、上述した別個の画像に相当するリスト画像についてスクロール処理、即ち入力位置情報で指示された位置に応じて表示領域を移動させる処理を行う。
このように、本実施形態では、押圧判定部(例えば、押圧判定部112)が定めた透過率が所定の透過率よりも高いとき、注目画像もしくは注目画像よりも上位のレイヤの画像とは別の画像について操作入力に応じた処理を行う。透過されることによって視認される画像について、受け付けた操作に応じた処理が行われるというユーザの期待を満たすことができるので、電子機器の使いやすさを向上させることができる。
なお、上述した実施形態は、次の態様でも実施することができる。
(1)加えられた押圧を検出する押圧検出部と、前記押圧検出部が検出した押圧に応じて画像を透過する度合いを示す透過率を定める押圧判定部と、第1の画像を前記押圧判定部が定めた透過率で透過するように第2の画像を重畳して表示部に表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする電子機器。
(2)(1)の電子機器であって、前記表示制御部は、操作対象の画像を前記第1の画像と定めることを特徴とする。
(3)(2)の電子機器であって、前記表示制御部は、前記操作対象の画像の階層よりも上位の階層の画像をさらに前記第1の画像と定めることを特徴とする。
(4)(1)から(3)の電子機器であって、前記押圧判定部が定めた透過率が所定の透過率よりも高いとき、前記第2の画像について操作入力に応じた処理を行う操作処理部を備えることを特徴とする。
(5)(1)から(4)のいずれかの電子機器であって、前記押圧判定部は、前記押圧検出部が検出した押圧が大きいほど、高くなるように前記透過率を定めることを特徴とする。
(1)加えられた押圧を検出する押圧検出部と、前記押圧検出部が検出した押圧に応じて画像を透過する度合いを示す透過率を定める押圧判定部と、第1の画像を前記押圧判定部が定めた透過率で透過するように第2の画像を重畳して表示部に表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする電子機器。
(2)(1)の電子機器であって、前記表示制御部は、操作対象の画像を前記第1の画像と定めることを特徴とする。
(3)(2)の電子機器であって、前記表示制御部は、前記操作対象の画像の階層よりも上位の階層の画像をさらに前記第1の画像と定めることを特徴とする。
(4)(1)から(3)の電子機器であって、前記押圧判定部が定めた透過率が所定の透過率よりも高いとき、前記第2の画像について操作入力に応じた処理を行う操作処理部を備えることを特徴とする。
(5)(1)から(4)のいずれかの電子機器であって、前記押圧判定部は、前記押圧検出部が検出した押圧が大きいほど、高くなるように前記透過率を定めることを特徴とする。
(6)電子機器における制御方法において、加えられた押圧を検出する押圧検出部が検出した押圧に応じて画像を透過する度合いを示す透過率を定める押圧判定過程と、第1の画像を前記押圧判定過程で定めた透過率で透過するように第2の画像を重畳して表示部に表示させる表示制御過程と、を有する制御方法。
(7)電子機器のコンピュータに、加えられた押圧を検出する押圧検出部が検出した押圧に応じて画像を透過する度合いを示す透過率を定める押圧判定手順、第1の画像を前記押圧判定過程で定めた透過率で透過するように第2の画像を重畳して表示部に表示させる表示制御手順と、を実行させるための制御プログラム。
(7)電子機器のコンピュータに、加えられた押圧を検出する押圧検出部が検出した押圧に応じて画像を透過する度合いを示す透過率を定める押圧判定手順、第1の画像を前記押圧判定過程で定めた透過率で透過するように第2の画像を重畳して表示部に表示させる表示制御手順と、を実行させるための制御プログラム。
なお、上述した実施形態における電子機器1、1b、1c、又は1dの一部、例えば、押圧検知部111、押圧判定部112、設定部113、位置情報処理部115、アプリケーション制御部116、116b、116d、及び表示制御部117、117b、117cをコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、電子機器1、1b、1c、又は、1dのいずれかに内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における電子機器1、1b、1c、又は1dの一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。電子機器1、1b、1c、又は1dの各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
また、上述した実施形態における電子機器1、1b、1c、又は1dの一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。電子機器1、1b、1c、又は1dの各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1、1b、1c、1d…電子機器、
101…押圧センサ、102…タッチパネル、103…タッチセンサ、104…表示部、
110…制御部、111…押圧検知部、112…押圧判定部、113…設定部、
114…記憶部、115…位置情報処理部、
116、116b、116d…アプリケーション制御部、
117、117b、117c…表示制御部
101…押圧センサ、102…タッチパネル、103…タッチセンサ、104…表示部、
110…制御部、111…押圧検知部、112…押圧判定部、113…設定部、
114…記憶部、115…位置情報処理部、
116、116b、116d…アプリケーション制御部、
117、117b、117c…表示制御部
Claims (5)
- 加えられた押圧を検出する押圧検出部と、
前記押圧検出部が検出した押圧に応じて画像を透過する度合いを示す透過率を定める押圧判定部と、
第1の画像を前記押圧判定部が定めた透過率で透過するように第2の画像を重畳して表示部に表示させる表示制御部と、
を備えることを特徴とする電子機器。 - 前記表示制御部は、操作対象の画像を前記第1の画像と定めることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記表示制御部は、前記操作対象の画像の階層よりも上位の階層の画像をさらに前記第1の画像と定めることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
- 前記押圧判定部が定めた透過率が所定の透過率よりも高いとき、前記第2の画像について操作入力に応じた処理を行う操作処理部を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電子機器。
- 前記押圧判定部は、前記押圧検出部が検出した押圧が大きいほど、高くなるように前記透過率を定めることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013177305A JP2015046062A (ja) | 2013-08-28 | 2013-08-28 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013177305A JP2015046062A (ja) | 2013-08-28 | 2013-08-28 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015046062A true JP2015046062A (ja) | 2015-03-12 |
Family
ID=52671500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013177305A Pending JP2015046062A (ja) | 2013-08-28 | 2013-08-28 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015046062A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017059045A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | ヤフー株式会社 | 情報表示装置、情報表示方法および情報表示プログラム |
CN108289157A (zh) * | 2017-01-26 | 2018-07-17 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 显示输入装置以及图像形成装置 |
JP2020052450A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-04-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
JP7397251B1 (ja) | 2022-09-16 | 2023-12-13 | Lineヤフー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム |
WO2024154542A1 (ja) * | 2023-01-17 | 2024-07-25 | 株式会社Enjn | 情報処理システム、情報提供方法、およびプログラム |
-
2013
- 2013-08-28 JP JP2013177305A patent/JP2015046062A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017059045A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | ヤフー株式会社 | 情報表示装置、情報表示方法および情報表示プログラム |
CN108289157A (zh) * | 2017-01-26 | 2018-07-17 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 显示输入装置以及图像形成装置 |
JP2018121258A (ja) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 表示入力装置及び画像形成装置 |
CN108289157B (zh) * | 2017-01-26 | 2020-01-10 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 显示输入装置以及图像形成装置 |
JP2020052450A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-04-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
JP7397251B1 (ja) | 2022-09-16 | 2023-12-13 | Lineヤフー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム |
JP2024042917A (ja) * | 2022-09-16 | 2024-03-29 | Lineヤフー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム |
WO2024154542A1 (ja) * | 2023-01-17 | 2024-07-25 | 株式会社Enjn | 情報処理システム、情報提供方法、およびプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20130152024A1 (en) | Electronic device and page zooming method thereof | |
US20150268780A1 (en) | Method for transmitting emotion and terminal for the same | |
CN104572058B (zh) | 一种信息处理方法及电子设备 | |
EP2613244A2 (en) | Apparatus and method for displaying screen on portable device having flexible display | |
US9170728B2 (en) | Electronic device and page zooming method thereof | |
US20140347276A1 (en) | Electronic apparatus including touch panel, position designation method, and storage medium | |
JP2015046062A (ja) | 電子機器 | |
TWI547853B (zh) | 使用者介面顯示系統及方法 | |
US20150268828A1 (en) | Information processing device and computer program | |
US20150378443A1 (en) | Input for portable computing device based on predicted input | |
US20160239177A1 (en) | Display control apparatus, control method therefor, and storage medium storing control program therefor | |
JPWO2010047339A1 (ja) | 検知領域がディスプレイの表示領域よりも小さくても同等時のように動作するタッチパネル装置 | |
JP5594652B2 (ja) | 携帯情報端末及びそのキー配置変更方法 | |
JP2013246614A (ja) | タッチ検出機能を有する電子機器、プログラムおよびタッチ検出機能を有する電子機器の制御方法 | |
KR101879856B1 (ko) | 대기화면 설정 장치 및 그 방법 | |
CN104166460B (zh) | 一种电子设备及信息处理的方法 | |
JP2015148857A (ja) | 情報閲覧装置及びオブジェクト選択制御プログラム並びにオブジェクト選択制御方法 | |
JP2012174247A (ja) | 携帯電子機器、接触操作制御方法および接触操作制御プログラム | |
US9996181B2 (en) | Information processing apparatus, information processing method, and program | |
KR101678213B1 (ko) | 터치 영역 증감 검출에 의한 사용자 인터페이스 장치 및 그 제어 방법 | |
JP6318794B2 (ja) | 情報処理装置及び情報処理プログラム | |
JP2012238128A (ja) | 背面入力機能を有する情報機器、背面入力方法、およびプログラム | |
JP6945345B2 (ja) | 表示装置、表示方法及びプログラム | |
KR20200031598A (ko) | 즐겨찾기모드 조작방법 및 이를 수행하는 터치 스크린을 포함하는 장치 | |
CN114995588B (zh) | 一种输入装置、输入控制方法和终端设备 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20150518 |