JP2015038915A - フレキシブル基板および光モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】外部回路への接続が容易なフレキシブル基板およびこのフレキシブル基板を備えた光モジュールを提供する。
【解決手段】フレキシブル基板1の端部1aには外部回路接続部30を形成し、端部1bには第1のパッケージ接続部40を形成し、フレキシブル基板1には一部を残してスリットにより囲まれたフレキシブル基板1の一部の領域20を形成し、この領域20には第2のパッケージ接続部第2のパッケージ接続部50を設ける。これにより、1つのフレキシブル基板1によってパッケージ100と外部回路200とを接続することが可能となるので、結果として、外部回路200への接続が容易になる。
【選択図】 図1
【解決手段】フレキシブル基板1の端部1aには外部回路接続部30を形成し、端部1bには第1のパッケージ接続部40を形成し、フレキシブル基板1には一部を残してスリットにより囲まれたフレキシブル基板1の一部の領域20を形成し、この領域20には第2のパッケージ接続部第2のパッケージ接続部50を設ける。これにより、1つのフレキシブル基板1によってパッケージ100と外部回路200とを接続することが可能となるので、結果として、外部回路200への接続が容易になる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、フレキシブル基板およびこのフレキシブル基板を備えた光モジュールに関するものである。
近年、トラフィックの急激な増加に対応するために通信の大容量化が進められており、複数チャンネルに分割した信号を波長の異なる複数の搬送波に乗せて伝送する波長分割多重伝送方式や、複数チャンネルをそのまま複数本の光ファイバ(多心テープファイバ)で伝送するパラレル伝送方式といった通信方式が用いられるようになっている。これらの通信方式を実現するには、1つの筺体で多チャンネルの電気信号を入出力することができる多チャンネルの光モジュールが不可欠であり、この研究開発が盛んに行われている。
多チャンネルの光モジュールは、光電変換素子等を収容した筐体からなるパッケージと、このパッケージに接続された電気配線および光ファイバ接続部とを備え、電気配線を介して外部回路から入力された電気信号を光信号に変換して光ファイバから出力したり、光ファイバから入力された電気信号を光信号に変換して電気配線を介して外部回路に出力したりするものである。このような多チャンネルの光モジュールでは、複数の電気信号を入出力するために外部回路と接続するための電気端子数を並列数に応じた数量だけ必要になるが、これ以外にも電源供給用の端子や筐体内部のICの制御やこの制御状態をモニタするための端子などもあるので、多くの電気端子が必要である。このため、パッケージの1つの面に電気端子を配置しようとすると、多数の電気端子が配列されるためにパッケージの寸法が大きくなってしまうので、パッケージの複数の面に電気端子を分けて配置する構成が広く採用されている。特に小型のモジュールでは、電気配線としてピンによる接続より高密度化が可能なフレキシブル基板を複数用意し、パッケージの光ファイバ接続部と反対側の端部にセラミックスからなる板状のテラスを設け、このテラスの上面と下面に形成された電気端子にそれぞれフレキシブル基板を接続することにより、多数の電気端子の配置を実現している(例えば、非特許文献1参照。)。
沖和重、中島史博、川村正信、鈴木三千男、原弘、藤村康、"40GBASE-LR4 QSFP+用 WDM 集積小型光受信モジュールの開発 "、2012年、電子情報通信学会総合大会, B-10-115, 2012
しかしながら、多チャンネルの光モジュールに複数の接続部を設けて、この接続部と外部回路とをフレキシブル基板で接続した場合には、外部回路との接続に手間がかかっていた。
すなわち、通常、2つのフレキシブル基板を一つの外部回路に接続する際には、それぞれのフレキシブル基板上の外部回路接続端子は互いに平行な状態になっている。例えば、外部回路に両面に電気端子が形成された1つの基板を設け、この基板の各面に1つずつフレキシブル基板を接続することが考えられる。ところが、この方法では、その基板を上下ひっくり返しながら順次はんだ等で固定しなければならないので、工程が複雑であるとともに工程数が多くなり、結果として、手間がかかっていた。
また、外部回路の基板の1つの面に前後差をつけて2つのフレキシブル基板を接続することも考えられる。ところが、この方法では、基板における接続端子の配置やそれぞれのフレキシブル基板が干渉しないように曲げ方を調整する必要があるため、これらの調整にやはり手間がかかっていた。
また、外部回路の基板の1つの面に前後差をつけて2つのフレキシブル基板を接続することも考えられる。ところが、この方法では、基板における接続端子の配置やそれぞれのフレキシブル基板が干渉しないように曲げ方を調整する必要があるため、これらの調整にやはり手間がかかっていた。
そこで、本発明は、外部回路への接続が容易なフレキシブル基板およびこのフレキシブル基板を備えた光モジュールを提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために、本発明に係るフレキシブル基板は、可撓性を有するプリント基板と、このプリント基板の一端に形成され、第1の電子端子を複数有する外部回路接続部と、プリント基板の他端に形成され、第1の電子端子に接続された複数の第2の電子端子を有する第1のパッケージ接続部と、プリント基板に形成され、一部を残してプリント基板の一部の領域を囲むスリットと、このスリットで囲まれた領域の可動端に形成され、第1の電子端子に接続された複数の第3の電子端子を有する第2のパッケージ接続部とを備えたことを特徴とするものである。
上記フレキシブル基板において、領域は、平面視略コの字状に形成され、複数の第1の電子端子、複数の第2の電子端子および複数の第3の電子端子は、それぞれ第1の方向に沿って配列されるようにしてもよい。
また、本発明に係る光モジュールは、光電変換素子を有するパッケージと、このパッケージに設置された光ファイバ接続部と、パッケージと外部回路とを接続するプリント基板とを備えた光モジュールであって、プリント基板は、上記フレキシブル基板から構成されることを特徴とするものである。
本発明によれば、プリント基板の一端に外部回路接続部を形成し、プリント基板の他端に第1のパッケージ接続部を形成し、プリント基板に一部を残してプリント基板の一部の領域を囲むスリットを形成し、この領域に第2のパッケージ接続部を形成することにより、1つのフレキシブル基板によりパッケージと外部回路とを接続することが可能となるので、結果として、外部回路への接続が容易になる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本実施の形態に係るフレキシブル基板は、光電変換素子等を有する多チャンネルの光モジュールのパッケージと外部回路を構成する回路基板との接続に用いる場合を例について説明する。
<フレキシブル基板の構成>
図1,図2に示すように、本実施の形態に係るフレキシブル基板1は、可撓性を有する材料からなるフレキシブルプリント基板からなり、全体として略台形に形成されている。具体的には、平面視略矩形の第1の領域11、下底が第1の領域11の一辺に接続された平面視略台形の第2の領域12、および、第1の領域よりも小さな平面視略矩形に形成され、1つの長辺が第2の領域12の上底に接続された第3の領域13から構成される。
図1,図2に示すように、本実施の形態に係るフレキシブル基板1は、可撓性を有する材料からなるフレキシブルプリント基板からなり、全体として略台形に形成されている。具体的には、平面視略矩形の第1の領域11、下底が第1の領域11の一辺に接続された平面視略台形の第2の領域12、および、第1の領域よりも小さな平面視略矩形に形成され、1つの長辺が第2の領域12の上底に接続された第3の領域13から構成される。
第1の領域11の中央部には、一部を残してフレキシブル基板1の一部をスリットで囲んだ領域20が形成されている。具体的には、領域20は、第3の領域13の一方の短辺と略同一直線上に位置する直線状の第1のスリット21と、第3の領域13の他方の短辺と略同一直線上に位置し、第1のスリット21と対向配置された直線状の第2のスリット22と、一端が第1のスリット21の第3の領域13側の一端、他端が第2のスリット22の第3の領域13側の一端に接続されて、第3の領域13の長辺と平行に対向配置された直線状の第3のスリット23とから構成される、平面視略コの字状のスリットで囲まれている。ここで、スリットとは、プリント基板1を貫通する平面視線状の孔からなる。第3のスリット23は、第3の領域12の第2の領域12に接続された一辺と同等の長さに形成されている。
また、第1のスリット21および第2のスリット22の他端には、平面視略円形の円スリット24,25が形成されている。
このような領域20は、例えば、型押しなどによって形成される。
また、第1のスリット21および第2のスリット22の他端には、平面視略円形の円スリット24,25が形成されている。
このような領域20は、例えば、型押しなどによって形成される。
第1の領域11の第2の領域12に接続された辺と反対側の辺を含む端部1aには、外部回路接続部30が形成されている。この外部回路接続部30は、端部1aに含まれるその辺の延在方向に沿って所定間隔毎に16個の電子端子31a〜31pが形成されている。これらの電子端子31a〜31pは、はんだ等により回路基板と接続される公知の電子端子から構成される。
第3の領域13の第2の領域12に接続された一辺と反対側の辺を含む端部1bには、第1のパッケージ接続部40が形成されている。この第1のパッケージ接続部40は、端部1bに含まれるその辺の延在方向に沿って所定間隔毎に8個の電子端子41a〜41d,41m〜41pが形成されている。これらの電子端子41a〜41d,41m〜41pは、図1に示すように、フレキシブル基板1の上面に印刷された配線42a〜42d,42m〜42pにより、1対1に対応する外部回路接続部30の電子端子31a〜31d,31m〜31pと接続されている。本実施の形態において、配線42a〜42d,42m〜42pは、電源供給または低速データ通信用に用いられるDC配線から構成される。
ここで、電子端子41a〜41d,41m〜41pは、はんだ等により回路基板と接続される公知の電子端子から構成される。
ここで、電子端子41a〜41d,41m〜41pは、はんだ等により回路基板と接続される公知の電子端子から構成される。
さらに、領域20には、可動端となる第3のスリット23の近傍に、第2のパッケージ接続部50が形成されている。この第2のパッケージ接続部50は、第3のスリット23の近傍において、第3のスリット23の延在方向に沿って所定間隔毎に8個の電子端子51e〜51lが形成されている。これらの電子端子51e〜51lは、図1に示すように、フレキシブル基板1の上面に印刷された直線状の配線52e〜52lにより、1対1に対応する外部回路接続部30の電子端子31e〜31lと接続されている。本実施の形態において、配線52e〜52lは、高周波のデータ信号を出力するための4ch差動マイクロストリップ線路(高周波配線)から構成される。
また、図2に示すように、フレキシブル基板1の下面には、フレキシブル基板1の外縁部、領域20、外部回路接続部30、第1のパッケージ接続部40、および、第2のパッケージ接続部50から所定間隔離間した領域に、導体配線60が印刷されている。本実施の形態において、導体配線60は、グラウンド用として機能する。なお、本実施の形態において、導体配線60は電子端子31a,31p,41a,41pに接続されているが、導体配線60に接続される電子端子は接続するパッケージや回路基板に応じて適宜自由に設定することができる。
<フレキシブル基板の接続方法>
次に、本実施の形態に係るフレキシブル基板1の接続方法について説明する。
次に、本実施の形態に係るフレキシブル基板1の接続方法について説明する。
≪パッケージへの取付方法≫
まず、図3を参照して、パッケージ100へのフレキシブル基板1の接続方法について説明する。
ここで、パッケージ100は、多チャンネルの光モジュールの構成要素であって、光電変換素子等を収容した筐体から構成される。このパッケージ100の1つの面には光ファイバ接続部110が配置され、この面と反対側の面には、フレキシブル基板1と接続するためのセラミックスからなる板状のテラス120が形成されている。このテラス120の上面121には、フレキシブル基板1の第1のパッケージ接続部40の電子端子41a〜41d,41m〜41pに1対1に対応する電子端子(図示せず)が形成されている。同様に、テラス120の下面122には、フレキシブル基板1の第2のパッケージ接続部50の電子端子51e〜51lに1対1に対応する電子端子(図示せず)が形成されている。
まず、図3を参照して、パッケージ100へのフレキシブル基板1の接続方法について説明する。
ここで、パッケージ100は、多チャンネルの光モジュールの構成要素であって、光電変換素子等を収容した筐体から構成される。このパッケージ100の1つの面には光ファイバ接続部110が配置され、この面と反対側の面には、フレキシブル基板1と接続するためのセラミックスからなる板状のテラス120が形成されている。このテラス120の上面121には、フレキシブル基板1の第1のパッケージ接続部40の電子端子41a〜41d,41m〜41pに1対1に対応する電子端子(図示せず)が形成されている。同様に、テラス120の下面122には、フレキシブル基板1の第2のパッケージ接続部50の電子端子51e〜51lに1対1に対応する電子端子(図示せず)が形成されている。
はじめに、図1,図2に示したフレキシブル基板1を用意する。このフレキシブル基板1において、第1〜第3のスリット21〜23に囲まれた領域20は、円スリット24,25を結ぶ線分を支点にして移動可能な状態となっており、その線分に平行な第3のスリット23近傍の部分は可動端として機能する。これにより、その可動端に形成された第2のパッケージ接続部50は、所定の位置に移動することが可能となる。
フレキシブル基板1を用意すると、第1のパッケージ接続部40の電子端子41a〜41d,41m〜41pをテラス120の上面121に設けられた電子端子にはんだ付けする。同様に、第2のパッケージ接続部50の51e〜51lの電子端子をテラス120の下面122に設けられた電子端子にはんだ付けする。
この結果、フレキシブル基板1は、第1のパッケージ接続部40がテラス120の上面121に固定され、第2のパッケージ接続部50がテラス120の下面122に固定されることにより、パッケージ100に接続された状態となる。
この結果、フレキシブル基板1は、第1のパッケージ接続部40がテラス120の上面121に固定され、第2のパッケージ接続部50がテラス120の下面122に固定されることにより、パッケージ100に接続された状態となる。
従来のように2枚のフレキシブル基板をパッケージのテラスに固定した場合、各フレキシブル基板は1箇所で固定されているので、接続端子同士を引き離す方向に力をかけるとはがれやすかった。しかしながら、本実施の形態では、テラス120を挟み込むように一枚のフレキシブル基板1を接続しているので、フレキシブル基板1を上に引っ張ったときには下面122に固定された第2のパッケージ接続部50でその引っ張りに抗し、下に引っ張ったときには上面121に固定された第1のパッケージ接続部40でその引っ張りに抗することができる。したがって、従来よりもパッケージ100からのフレキシブル基板1の引きはがし強度を向上させることができる。
≪外部回路への取付方法≫
次に、図4を参照して、パッケージ100に接続されたフレキシブル基板1の外部回路200への接続方法について説明する。
ここで、外部回路200は、公知のプリント基板等からなり、フレキシブル基板1を介して多チャンネルの光モジュールと電気信号の送受信を行う装置の一部をなしている。このような外部回路200の上面には、電子端子31a〜31pに1対1に対応する複数の電子端子が一列に配列され、接続部210を形成している。
次に、図4を参照して、パッケージ100に接続されたフレキシブル基板1の外部回路200への接続方法について説明する。
ここで、外部回路200は、公知のプリント基板等からなり、フレキシブル基板1を介して多チャンネルの光モジュールと電気信号の送受信を行う装置の一部をなしている。このような外部回路200の上面には、電子端子31a〜31pに1対1に対応する複数の電子端子が一列に配列され、接続部210を形成している。
まず、外部回路200上面の接続部210の各電子端子上にはんだを載置する。続いて、接続部210上に、パッケージ100に接続されたフレキシブル基板1の外部回路接続部30を載置する。このとき、対応する接続端子同士は、はんだを介して重なり合うようにされている。
接続部210上に外部回路接続部30を載置して、加熱されたホットバー300を外部回路接続部30に所定時間当接させる。これにより、接続部210と外部回路接続部30との間にあるはんだが溶融し、対応する接続端子同士がはんだ付けされることとなる。結果として、図4に示すように、フレキシブル基板1の外部回路接続部30は、外部回路200の接続部210に接続される。
従来のように、2枚のフレキシブル基板をパッケージのテラスの上下面という2箇所に接続した場合では、2枚のフレキシブル基板と回路基板を上下ひっくり返しながら順次はんだ等で固定する必要があった。しかしながら、本実施の形態では、外部回路200とフレキシブル基板1との接続箇所が1箇所なので、ホットバーを用いたはんだ接続などで一度に接続することができ、結果として、組立工程数を減らすことができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、フレキシブル基板1の端部1aに外部回路接続部30を形成し、端部1bに第1のパッケージ接続部40を形成し、フレキシブル基板1に一部を残してスリットにより囲まれたフレキシブル基板1の一部の領域20を形成し、この領域20に第2のパッケージ接続部第2のパッケージ接続部50を設けることにより、1つのフレキシブル基板1によってパッケージ100と外部回路200とを接続することが可能となるので、結果として、外部回路200への接続が容易になる。
すなわち、本実施の形態では、外部回路200側の接続部が外部回路接続部30の1つだけなので、外部回路30を外部回路200に容易に接続することができる。また、従来のように、外部回路側の電子端子を基板の両面に設けたり、基板の1つの面に前後にずらして設けたりしなくてよいので、手間が軽減される。また、外部回路の基板上の電子端子の配置やフレキシブル基板の曲げ方の調整などの実装上の制約も少なくなるので、その接続がより容易になる。また、従来は2枚必要であったフレキシブル基板が一枚で済むので、部品点数が減り、結果として、低コスト化や小型化も実現できる。
なお、本実施の形態では、フレキシブル基板1を多チャンネルの光モジュールに用いる場合を例に説明したが、フレキシブル基板1の用途は多チャンネルの光モジュールに限定されず、各種装置に適用できることは言うまでもない。
また、本実施の形態において、フレキシブル基板1は第1の領域11〜第3の領域13から構成される平面形状を有する場合を例に説明したが、フレキシブル基板1の平面形状はこれに限定されず、例えば、矩形など適宜自由に設定できることは言うまでもない。
また、本実施の形態において、領域20は、平面視略コの字状に形成される場合を例に説明したが、その形状は平面視略コの字状に限定されず、接続先の装置の端子の位置や形状に応じて適宜自由に設定することができる。また、平面視略コの字状に形成した場合においても、第2のパッケージ接続部50を設ける箇所は第3のスリット23近傍に限定されず、例えば、第1のスリット21や第2のスリット22の近傍に形成するようにしてもよい。さらに、領域20を設ける数量も1つに限定されず、複数設けるようにしてもよい。これらより、パッケージ100側の接続端子を設ける位置の自由度が高くできる。
また、本実施の形態では、電子端子31a〜31pと、電子端子41a〜41d,41m〜41pおよび電子端子51e〜51lとが1対1に接続される場合を例に説明したが、例えば1対多など、1対1に接続されないようにしてもよい。
また、本実施の形態では、フレキシブル基板1をパッケージ100に接続するとき、第1のパッケージ接続部30の次に第2のパッケージ接続部40を接続する場合を例に説明したが、その順番は逆でもよいことは言うまでもない。
また、本実施の形態においては、高周波配線とDC配線がフレキシブル基板1の同じ面に配置される場合を例に説明したが、それらは異なる面に配置するようにしてもよい。同様に、グラウンド配線として機能する導体配線60についても、どちらの面に配置してもよく、高周波配線やDC配線と混在するようにしてもよい。
また、本実施の形態において、電子端子31a〜31pおよび電子端子41a〜41d,41m〜41pははんだ付けによりパッケージ100に接続される場合を例に説明したが、それらの電子端子の接続方法ははんだ付けに限定されず、例えば、ピンなど各種接続方法を用いて接続することができる。
本発明は、1つの面に形成された接続端子と、複数の面に形成された接続端子との接続が必要な各種装置に適用することができる。
1…フレキシブル基板、1a,1b…端部、11…第1の領域、12…第2の領域、13…第3の領域、20…領域、21…第1のスリット、22…第2のスリット、23…第3のスリット、24,25…円スリット、30…外部回路接続部、31a〜31p…電子端子、40…第1のパッケージ接続部、41a〜41d,41m〜41p…電子端子、42a〜42d,42m〜42p…配線、50…第2のパッケージ接続部、51e〜51l…電子端子、52e〜52l…配線、60…導体配線、100…パッケージ、110…光ファイバ接続部、120…テラス、200…回路基板、210…接続部、300…ホットバー。
上記フレキシブル基板において、領域は、平面視略コの字状に形成され、複数の第1の電子端子、複数の第2の電子端子および複数の第3の電子端子は、それぞれ同じ方向に沿って配列されるようにしてもよい。
Claims (3)
- 可撓性を有するプリント基板と、
このプリント基板の一端に形成され、第1の電子端子を複数有する外部回路接続部と、
前記プリント基板の他端に形成され、前記第1の電子端子に接続された複数の第2の電子端子を有する第1のパッケージ接続部と、
前記プリント基板に形成され、一部を残して前記プリント基板の一部の領域を囲むスリットと、
このスリットで囲まれた前記領域の可動端に形成され、前記第1の電子端子に接続された複数の第3の電子端子を有する第2のパッケージ接続部と
を備えたことを特徴とするフレキシブル基板。 - 請求項1記載のフレキシブル基板において、
前記領域は、平面視略コの字状に形成され、
複数の前記第1の電子端子、複数の前記第2の電子端子および複数の前記第3の電子端子は、それぞれ第1の方向に沿って配列される
ことを特徴とするフレキシブル基板。 - 光電変換素子を有するパッケージと、このパッケージに配置された光ファイバ接続部と、前記パッケージと外部回路とを接続するプリント基板とを備えた光モジュールであって、
前記プリント基板は、請求項1または2記載のフレキシブル基板から構成される
ことを特徴とする光モジュール。
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