JP2015028879A - X線発生用ターゲット及びx線発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】異なる解像度のX線が使用可能とすること。【解決手段】開示するX線発生用ターゲットは、実施形態の一例において、基板(1)を有する。また、開示するX線発生用ターゲットは、実施形態の一例において、基板(1)の上面に設けられる第1のX線ターゲット部(10−1)を有する。また、開示するX線発生用ターゲットは、実施形態の一例において、基板(1)の上面のうち、第1のX線ターゲット部(10−1)を囲む位置に、第1のX線ターゲット部(10−1)の外縁から間隔をおいて設けられる第2のX線ターゲット部(10−2)を有する。【選択図】図1
Description
本発明の種々の側面及び実施形態は、X線発生用ターゲット及びX線発生装置に関するものである。
X線発生装置は、X線非破壊検査など様々な分野で用いられている。X線発生装置は、電子ビームを照射する電子ビーム照射部と、電子ビーム照射部から照射された電子ビームが照射されるX線発生用ターゲットとを備える。X線発生装置は、電子ビーム照射部から照射された電子ビームをX線発生用ターゲットに衝突させることで、X線を照射する。
ここで、X線発生用ターゲットは、基板と、基板に埋設されたターゲット部とを備える。例えば、イオンビーム(Focused Ion Beam:FIB)加工装置を用いてX線発生用ターゲットを製造する手法がある。
イオンビーム加工装置を用いる場合、イオンビームを基板に照射してスパッタすることで、基板に有底状の穴を形成する。そして、基板の穴付近にX線発生用ターゲットの材料ガスを流しながら基板の穴にイオンビームを照射することで、穴に金属を堆積させてターゲット部を形成する。
しかしながら、上述の従来技術では、ターゲット部の大きさによりX線の解像度が一意に決まる結果、異なる解像度のX線を使えない。また、X線発生用ターゲットの基板に大きなターゲット部を設けた上で、ターゲット部に照射する電子ビームの径を大きくしたり小さくしたりする手法が考えられるが、電子ビームを細くするのは技術的に難しい。
開示するX線発生用ターゲットは、実施形態の一例において、基板と、前記基板の上面に設けられる第1のX線ターゲット部と、前記基板の上面のうち、前記第1のX線ターゲット部を囲む位置に、前記第1のX線ターゲット部の外縁から間隔をおいて設けられる第2のX線ターゲット部とを備える。
開示する1つの実施態様によれば、異なる解像度のX線が使用可能となるという効果を奏する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係るX線発生装置は、1つの実施形態において、基板と、電子ビーム照射部と、ビーム径制御部とを有する。電子ビーム照射部は、基板の上面に設けられる第1のX線ターゲット部と、基板の上面のうち第1のX線ターゲット部を囲む位置に第1のX線ターゲット部の外縁から間隔をおいて設けられる第2のX線ターゲット部とを有するX線発生用ターゲットに対して、電子ビームを照射する。ビーム径制御部は、X線発生用ターゲットに照射される電子ビームのビーム径を制御する。また、ビーム径制御部は、第1のX線ターゲット部を含み第2のX線ターゲット部を含まない範囲を照射範囲となるビーム径にすることで、第1のX線ターゲット部の大きさに相当する解像度を示す第1のX線をX線発生用ターゲットから照射させ、第1のX線ターゲット部と第2のX線ターゲット部とを含む範囲を照射範囲となるビーム径にすることで、第1のX線よりも解像度の低い第2のX線をX線発生用ターゲットから照射させる。
第1の実施形態に係るX線発生装置は、1つの実施形態において、基板と、電子ビーム照射部と、ビーム径制御部とを有する。電子ビーム照射部は、基板の上面に設けられる第1のX線ターゲット部と、基板の上面のうち第1のX線ターゲット部を囲む位置に第1のX線ターゲット部の外縁から間隔をおいて設けられる第2のX線ターゲット部とを有するX線発生用ターゲットに対して、電子ビームを照射する。ビーム径制御部は、X線発生用ターゲットに照射される電子ビームのビーム径を制御する。また、ビーム径制御部は、第1のX線ターゲット部を含み第2のX線ターゲット部を含まない範囲を照射範囲となるビーム径にすることで、第1のX線ターゲット部の大きさに相当する解像度を示す第1のX線をX線発生用ターゲットから照射させ、第1のX線ターゲット部と第2のX線ターゲット部とを含む範囲を照射範囲となるビーム径にすることで、第1のX線よりも解像度の低い第2のX線をX線発生用ターゲットから照射させる。
また、第1の実施形態に係るX線発生用ターゲットは、1つの実施形態において、基板と、基板の上面に設けられる第1のX線ターゲット部と、基板の上面のうち、第1のX線ターゲット部を囲む位置に、第1のX線ターゲット部の外縁から間隔をおいて設けられる第2のX線ターゲット部とを有する。
また、第1の実施形態に係るX線発生用ターゲットは、1つの実施形態において、第2のX線ターゲット部が、第1のX線ターゲット部が設けられた位置を中心とするリング状に設けられる。
また、第1の実施形態に係るX線発生用ターゲットは、1つの実施形態において、第1のX線ターゲット部と第2のX線ターゲット部とは、基板に設けられた有底状の穴部に埋め込まれる。
以下、図面を参照して種々の実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を付す。
図1及び図2を参照して、第1の実施形態に係るX線発生用ターゲットT1について説明する。図1は、第1の実施形態に係るX線発生用ターゲットの断面構成を説明するための図である。図2は、第1の実施形態に係るX線発生用ターゲットの分解斜視図である。
X線発生用ターゲットT1は、図1及び図2に示されるように、基板1と、第1のX線ターゲット部10−1及び第2のX線ターゲット部10−2とを有する。
基板1は、ダイヤモンドで形成され、円板形状に形成される。基板1は、板面の一方の表面1aと、板面の反対側の裏面1bを有する。基板1は、円板形状に限られず、他の形状、例えば角板形状に形成されていても良い。基板1の厚みは、例えば、100μm程度に設定される。基板1の外径は、例えば、3mm程度に設定される。
このように、穴3−1や穴3−2がダイヤモンドに形成されることで、X線発生用時にでる熱を効率良く拡散することが可能となり、大きな電流をかけることが可能となる。
基板1には、表面1a側から有底状の穴3−1や穴3−2が形成される。穴3−1は、底面3−1aと側壁面3−1bとで形成される内側空間を有する。また、穴3−2は、底面3−2aと側壁面3−2bとで形成される内側空間を有する。穴3−2は、基板1の表面1aにおいて、穴3−1の外側に設けられる。穴3−1の内側空間は、例えば、円柱体形状に形成される。ただし、穴3−1の内側空間は円柱体形状に限定されるものではなく、角柱体形状など任意の形状であっても良い。穴3−2の内側空間は、基板1の上面のうち、穴3−1を囲む位置に、穴3−1の外縁から間隔をおいて設けられる。例えば、穴3−2の内側空間は、穴3−1を中心とするリング状に形成される。
ここで、穴3−1の径と、穴3−2の内径と、X線発生装置によりX線発生用ターゲットT1に照射される電子ビームのビーム径あとの関係について説明する。X線発生装置は、少なくとも2種類のビーム径の電子ビームを線発生用ターゲットT1に照射する。X線発生装置により照射される電子ビームのうち、他の電子ビームと比較してビーム径が小さい電子ビームのビーム径は、穴3−1の径より大きく、穴3−2の内径より小さくなる。また、X線発生装置により照射される電子ビームのうち、他の電子ビームと比較してビーム径が大きい電子ビームのビーム径は、穴3−2の内径よりも大きくなる。言い換えると、X線発生装置は、穴3−1の径よりも大きく穴3−2の内径よりも小さいビーム径の電子ビームをX線発生用ターゲットT1に照射したり、穴3−2の内径よりも大きいビーム径の電子ビームをX線発生用ターゲットT1に照射したりする。
穴3−1の径は、例えば、100nm程度に設定される。穴3−1の深さは、例えば、1μm程度に設定される。このように、穴3−1は、径が小さく形成されるとともに、穴のアスペクト比が大きく形成される。また、穴3−2の内径は、例えば、300nm程度に設定され、穴3−2の外形は任意の値に設定される。
第1のX線ターゲット部10−1は、基板1の上面に設けられる。例えば、基板1に設けられた有底状の穴3−1に埋め込まれる。図1及び図2に示す例では、第1のX線ターゲット部10−1は、基板1に形成されている穴3−1内に配置される。第1のX線ターゲット部10−1は、金属で形成され、穴3−1の内側空間に対応した円柱体形状に形成される。第1のX線ターゲット部10−1は、第1の端面10−1a、第2の端面10−1b、及び外側面10−1cを有する。第1のX線ターゲット部10−1を構成する金属としては、例えば、銅、モリブデン、タングステン、金、白金等である。
第1のX線ターゲット部10−1は、穴3−1の底面3−1aから表面1a側に向かって金属が堆積されることで形成される。この結果、第1のX線ターゲット部10−1の第1の端面10−1aは、全体が穴3−1の底面3−1aと密着している。第1のX線ターゲット部10−1の外側面10−1cは、全体が穴3−1の側壁面3−1bと密着している。
第1のX線ターゲット部10−1は、穴3−1の内側空間の形状に対応して形成される。円柱形状の軸方向の長さは、例えば、1μm程度となる。円柱形状の径方向の長さは、例えば、100nm程度となる。
第2のX線ターゲット部10−2は、基板1の上面のうち、第1のX線ターゲット部10−1を囲む位置に、第1のX線ターゲット部10−1の外縁から間隔をおいて設けられる。例えば、第2のX線ターゲット部10−2は、基板1に設けられた有底状の穴3−2に埋め込まれる。
図1及び図2に示す例では、第2のX線ターゲット部10−2は、基板1に形成されている穴3−2内に配置される。第2のX線ターゲット部10−2は、金属で形成され、穴3−2の内側空間に対応した円柱体形状に形成される。第2のX線ターゲット部10−2は、第2の端面10−2a、第2の端面10−2b、及び外側面10−2cを有する。第2のX線ターゲット部10−2を構成する金属としては、例えば、タングステン、金、白金等である。
第2のX線ターゲット部10−2は、穴3−2の底面3−2aから表面1a側に向かって金属が堆積されることで形成される。この結果、第2のX線ターゲット部10−2の第2の端面10−2aは、全体が穴3−2の底面3−2aと密着している。第2のX線ターゲット部10−2の外側面10−2cは、全体が穴3−2の側壁面3−2bと密着している。
第2のX線ターゲット部10−2は、穴3−2の内側空間の形状に対応して形成される。円柱形状の軸方向の長さは、例えば、1μm程度となる。第2のX線ターゲット部10−2の円柱形状の内径の径方向の長さは、例えば、300nm程度となる。
ここで、第1のX線ターゲット部10−1と第2のX線ターゲット部10−2とは、同一の金属で形成されても良く、異なる金属で形成されても良い。また、第1のX線ターゲット部10−1と第2のX線ターゲット部10−2とは、同一の手法により形成されても良く、異なる手法により形成されても良い。
図3は、第1の実施形態に係るX線発生用ターゲットの断面構成を説明するための図である。図3に示されるように、X線発生用ターゲットT1は、導電層12を備えていても良い。導電層12は、基板1の表面1a側に膜状に形成される。導電層12は、例えば、不純物(例えば、ボロン等)をドープしたダイヤモンドで形成される。導電層12の厚みは、例えば50nm程度である。
図3に示された導電層12は、基板1の表面1a、第1のX線ターゲット部10−1の第2の端面10−1b、及び、第2のX線ターゲット部10−2の第2の端面10−2bを覆うように、表面1a上に形成される。
続いて、X線発生用ターゲットT1を製造するためのFIB装置の一例について説明する。図4は、FIB装置の構成の概略の一例を示す図である。なお、図4に示すFIB装置は、一例であり、実施形態に係るX線発生用ターゲットを製造する上で用いるFIB装置は、図4に示すFIB装置に限定されるものではなく、任意のFIB装置を用いて良い。また、X線発生用ターゲットT1を製造するための装置は、FIB装置に限定されるものではなく、任意の装置を用いて良い。
図4に示すように、FIB装置100は、第1の筐体110内に、液体金属イオン源貯蔵部112、ブランカ114、アパーチャ116、走査電極118、及び対物レンズ120を備える。また、FIB装置100は、第1の筐体110に接続された第2の筐体130内に、載置台132、及びガス銃134を備える。また、FIB装置100は、第2の筐体130に接続されたポンプ136を備える。
液体金属イオン源貯蔵部112は、例えば、Ga液体金属イオン源を貯蔵する。ブランカ114は、液体金属イオン源貯蔵部112から照射されるイオンビームを偏向させる偏向器である。ブランカ114は、例えば、イオンビームを照射する場合に、イオンビームを穴3−1や穴3−2に照射している状態(ON状態)からイオンビームを偏向させることでイオンビームを穴3−1や穴3−2に照射していない状態(OFF状態)に切り替える。
アパーチャ116は、液体金属イオン源貯蔵部112から照射されたイオンビームの電流を絞り穴によって選択的に制限する。走査電極118は、液体金属イオン源貯蔵部112から照射されたイオンビームを、例えば基板1の穴3−1の径に応じてスキャン(走査)する。対物レンズ120は、液体金属イオン源貯蔵部112から照射されたイオンビームを集束する。
載置台132は、X線発生用ターゲットT1を載置する。ガス銃134は、X線発生用ターゲットT1の第1のX線ターゲット部10−1や第2のX線ターゲット部10−2を形成する際に、第2の筐体130内の空間に材料ガスを吹き付ける。材料ガスは、例えば、タングステンヘキサカルボニル(Tungsten Hexacarbonyl:W(CO)6)である。ポンプ136は、真空排気を行うことで、第1の筐体110及び第2の筐体130内を所定の真空状態に保つ。
FIB装置100は、液体金属イオン源貯蔵部112から、ブランカ114、アパーチャ116、走査電極118、対物レンズ120を介してX線発生用ターゲットT1へイオンビーム122を照射する。
ここで、FIB装置100は、スキャンしながら基板1にイオンビーム122を照射してスパッタすることで、穴3−1や穴3−2を形成する。
(製造方法の流れの一例)
図5は、第1の実施形態に係るX線発生用ターゲットの製造方法の一例を説明するためのフローチャートである。図6は、第1の実施形態に係るX線発生用ターゲットの製造方法の一例を説明するための図である。以下では、集束イオンビーム(Focused Ion Beam:FIB)加工装置を用いることでX線発生用ターゲットを製造する場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。
図5は、第1の実施形態に係るX線発生用ターゲットの製造方法の一例を説明するためのフローチャートである。図6は、第1の実施形態に係るX線発生用ターゲットの製造方法の一例を説明するための図である。以下では、集束イオンビーム(Focused Ion Beam:FIB)加工装置を用いることでX線発生用ターゲットを製造する場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。
図5に示すように、FIB装置100の載置台132の上に基板1を配置する(ステップS101)。そして、FIB装置100は、基板1に穴3−1及び穴3−2を形成する(ステップS102)。具体的には、FIB装置100は、基板1に有底状の穴3−1と穴3−2とを形成する。例えば、FIB装置100は、Ga+のようなイオンビーム122を基板1に照射することで表面1a側からスパッタし、図6の(a)のように穴3−1及び穴3−2を形成する。例えば、FIB装置100は、基板1に、径が100nmであって深さが600nmとなる穴3−1を形成し、内径が300nmであって外形が600nmとなり深さが600nmとなるリング状の穴3−2を形成する。ただし、これに限定されるものではなく、穴3−1の径を100nmより小さくしても良く、穴3−1及び穴3−2の深さを600nmより深くしても良い。
ここで、イオンビーム122によって基板1をスパッタして形成された穴3−1及び穴3−2は、それぞれ、底面3−1a及び底面3−2aに向かうにつれて径が小さくなり、側壁面3−1b及び側面3−2bがテーパー状に形成されることがある。なお、図6の(a)に示す例では、記載の便宜上、側壁面3−1bが底面3−1aから垂直に形成され、側壁面3−2bが底面3−2aから垂直に形成される場合を例に示した。
そして、ターゲット部を形成する(S103)。つまり、図6の(b)に示すように、穴3−1に第1のX線ターゲット部10−1を形成し、穴3−2に第2のX線ターゲット部10−2を形成する。例えば、穴3−1の底面3−1aから第1主面1a側に向かって上述した金属を堆積させることにより、第1のX線ターゲット部10−1を形成する。また、穴3−2の底面3−2aから第1主面1a側に向かって上述した金属を堆積させることにより、第2のX線ターゲット部10−2を形成する。ここで、穴3−1及び穴3−2に直接金属を堆積させる。この結果、第1のX線ターゲット部10−1では、第1端面10−1aが穴3−1の底面3−1aと密着し、外側面10−1cが穴3−1の側壁面3−1bと密着する。また、同様に、第2のX線ターゲット部10−2では、第1端面10−2aが穴3−2の底面3−2aと密着し、外側面10−2cが穴3−2の側壁面3−2bと密着する。
例えば、FIB加工装置を用いて、金属蒸気雰囲気中で収束イオンビームを穴3−1や穴3−2に照射することで金属を堆積させる。FIB加工装置では、収束イオンビームの照射箇所に材料ガスを吹き付けることで、FIB励起化学気相析出により材料を堆積させる。例えば、材料ガスとして、タングステンヘキサカルボニル(Tungsten Hexacarbonyl:W(CO)6)を用いることで、タングステンを堆積させることができる。また、例えば、材料ガスとして、トリメチル(メチルシクロペンタジエニル)白金(Trimethyl(Methylcyclopentadienyl)Platinum)を用いることで、白金を堆積させることができる。また、例えば、材料ガスとして、ジメチルゴールドヘキサフルオロアセチルアセトネート(DimethylGold Hexafluoroacetylacetonate:C7H7F6O2Au)を用いることで、金を堆積させることができる。
そして、導電層12を形成する(ステップS104)。導電層12は、基板1の表面1a、穴3−1及び穴3−2に堆積された金属の上部を覆うように形成される。導電層12は、例えば、既知のマイクロ波プラズマCVD装置を用いて形成される。より詳細な一例をあげて説明すると、導電層12は、マイクロ波プラズマCVD装置を用い、表面1a及び金属の上部に、マイクロ波プラズマCVD法により、ボロンをドーピングしながらダイヤモンド粒子を生成及び成長させることで形成される。また、導電層12は、例えば、既知のPVD(Physical VaporDeposition)用いて形成される。より詳細な一例をあげて説明すると、導電層12は、PVD装置を用い、表面1a及び金属の上部に、導電性の金属膜を蒸着させることで、形成される。導電性の金属膜は、例えば、チタンやクロムなどの金属で形成され、厚みは、50nmである。ただし、これに限定される者ではなく、導電性の金属膜を形成する材料は、チタンやクロム以外の材料であっても良く、膜圧が50nmより薄くても良く、膜圧が50nmより厚くても良い。この結果、図6の(c)に示すように、基板1の表面1aに導電層12が形成される。
なお、図5及び図6を用いて説明した製造方法の処理手順は、上記の順番に限定されるものではなく、処理内容を矛盾させない範囲で適宜変更しても良い。例えば、上記のステップS104を省略しても良く、ステップS104をステップS102の前に行っても良い。
(X線発生装置の一例)
X線発生用ターゲットT1を用いたX線発生装置について説明する。図7は、第1の実施形態に係るX線発生用ターゲットT1を用いたX線発生装置の断面構成の一例を示す図である。図8は、第1の実施形態に係るX線発生用ターゲットT1を用いたX線発生装置のモールド電源部の一例を示す図である。なお、図7及び図8を用いて説明するX線発生装置は、一例であり、これに限定されるものではない。
X線発生用ターゲットT1を用いたX線発生装置について説明する。図7は、第1の実施形態に係るX線発生用ターゲットT1を用いたX線発生装置の断面構成の一例を示す図である。図8は、第1の実施形態に係るX線発生用ターゲットT1を用いたX線発生装置のモールド電源部の一例を示す図である。なお、図7及び図8を用いて説明するX線発生装置は、一例であり、これに限定されるものではない。
以下に説明するように、X線発生装置21は、電子ビーム照射部と、ビーム径制御部とを有する。電子ビーム照射部は、基板の上面に設けられる第1のX線ターゲット部と、基板の上面のうち第1のX線ターゲット部を囲む位置に第1のX線ターゲット部の外縁から間隔をおいて設けられる第2のX線ターゲット部とを有するX線発生用ターゲットに対して、電子ビームを照射する。ビーム径制御部は、X線発生用ターゲットに照射される電子ビームのビーム径を制御する。また、ビーム径制御部は、第1のX線ターゲット部を含み第2のX線ターゲット部を含まない範囲を照射範囲となるビーム径にすることで、第1のX線ターゲット部の大きさに相当する解像度を示す第1のX線をX線発生用ターゲットから照射させ、第1のX線ターゲット部と第2のX線ターゲット部とを含む範囲を照射範囲となるビーム径にすることで、第1のX線よりも解像度の低いX線をX線発生用ターゲットから照射させる。なお、X線発生装置21により照射される電子ビームは、ビーム径は変化するものの、中心位置は同一となる。
図7の説明に戻る。図7に示す例では、X線発生装置21は、開放型であり、使い捨てに供される閉鎖型と異なり、真空状態を任意に作り出すことができ、消耗品であるフィラメント部FやX線発生用ターゲットT1の交換を可能にしている。X線発生装置21は、動作時に真空状態になる円筒形状のステンレス製の筒状部22を有する。筒状部22は、下側に位置する固定部23と上側に位置する着脱部24とで2分割され、着脱部24はヒンジ部25を介して固定部23に取り付けられている。したがって、着脱部24が、ヒンジ部25を介して横倒しになるように回動することで、固定部23の上部を開放させることができ、固定部23内に収容されているフィラメント部(カソード)Fへのアクセスを可能にする。
着脱部24内には、電磁偏向レンズとして機能する上下一対の筒状のコイル部26,27が設けられると共に、コイル部26,27の中心を通るよう、筒状部22の長手方向に電子通路28が延在し、電子通路28はコイル部26,27で包囲される。着脱部24の下端にはディスク板29が蓋をするように固定され、ディスク板29の中心には、電子通路28の下端側に一致させる電子導入孔29aが形成される。
着脱部24の上端は円錐台に形成され、頂部には、電子通路28の上端側に位置して電子透過型のX線照射窓を形成するX線発生用ターゲットT1が装着される。X線発生用ターゲットT1は、着脱自在な回転式キャップ部31内にアースさせた状態で収容される。したがって、回転式キャップ部31の取り外しによって、消耗品であるX線発生用ターゲットT1の交換も可能になる。また、フィラメント部Fは、着脱自在なキャップ部30内に収容され、キャップ部30の取り外しによって、フィラメント部Fの交換も可能になる。
固定部23には真空ポンプ32が固定される。真空ポンプ32は筒状部22内全体を高真空状態にするためのものである。すなわち、X線発生装置21が真空ポンプ32を装備することによって、消耗品であるフィラメント部FやX線発生用ターゲットT1の交換が可能になっている。
筒状部22の基端側には、電子銃36との一体化が図られたモールド電源部34が固定される。モールド電源部34は、電気絶縁性の樹脂(例えば、エポキシ樹脂)でモールド成形させたものであると共に、金属製のケース40内に収容される。そして、筒状部22の固定部23の下端(基端)は、ケース40の上板40bに対し、シールさせた状態でネジ止め等によりしっかりと固定される。
モールド電源部34内には、図8に示されるように、高電圧(例えば、X線発生用ターゲットT1をアースさせる場合には最大−160kV)を発生させるようなトランスを構成させた高圧発生部35が封入される。具体的に、モールド電源部34は、下側に位置して直方体形状をなすブロック状の電源本体部34aと、電源本体部34aから上方に向けて固定部23内に突出する円柱状のネック部34bとからなる。高圧発生部35は、重い部品であるから電源本体部34a内に封入され、X線発生装置21全体の重量バランスから、できるだけ下側に配置させることが好ましい。
ネック部34bの先端部には、電子通路28を挟むように、X線発生用ターゲットT1に対峙させるよう配置させた電子銃36が装着される。
図8に示されるように、モールド電源部34の電源本体部34a内には、高圧発生部35に電気的に接続させた電子放出制御部51が封入され、電子放出制御部51によって、電子の放出のタイミングや管電流などを制御している。電子放出制御部51が、グリッド用端子38及びフィラメント用端子50に対し、グリッド接続配線52及びフィラメント接続配線53を介してそれぞれ接続され、各接続配線52,53は、供に高電圧に印加されるゆえにネック部34b内に封入される。
電源本体部34aは、金属製のケース40内に収容される。電源本体部34aとケース40との間に、高電圧制御部41が配置される。ケース40には、外部電源に接続させるための電源用端子43が固定され、高電圧制御部41は電源用端子43に接続されると共に、モールド電源部34内の高圧発生部35及び電子放出制御部51に対してそれぞれ配線44,45を介して接続される。外部からの制御信号に基づき、高電圧制御部41によって、トランスを構成する高圧発生部35で発生させ得る電圧を、高電圧(例えば160kV)から低電圧(0V)までコントロールしている。電子放出制御部51により、電子の放出のタイミングや管電流などをコントロールする。
X線発生装置21では、コントローラ(不図示)の制御に基づき、ケース40内の高電圧制御部41から、モールド電源部34の高圧発生部35及び電子放出制御部51に電力及び制御信号がそれぞれ供給される。それと同時に、コイル部26,27にも給電される。この結果、フィラメント部Fから適切な加速度をもって電子が照射され、制御させたコイル部26,27で電子を適切に収束させ、X線発生用ターゲットT1に電子が照射される。照射された電子がX線発生用ターゲットT1に衝突することで、X線が外部に照射される。
このように、X線発生装置21では、フィラメント部Fは、電子ビームをX線発生用ターゲットT1に照射する。また、X線発生装置21では、コントローラ(不図示)や高電圧制御部41、電子放出制御部51によってフィラメント部Fから照射されるビーム径が制御され、コイル部26及び27によってフィラメント部Fから照射されたビーム径が制御される。言い換えると、コントローラ(不図示)や高電圧制御部41、電子放出制御部51、コイル部26及び27によってビーム径が制御される。
図9及び図10は、X線発生用ターゲットT1に照射される電子ビームのビーム径と第1のX線ターゲット部10−1と第2のX線ターゲット部10−2との関係について示す図である。図9及び図10では、フィラメント部Fから照射された電子ビームの照射方向を矢印で示す。また、図9及び図10では、X線発生用ターゲットT1から照射されたX線7の解像度は、X線の幅となる。
図9に示すように、X線発生装置21は、第1のX線ターゲット部10−1を含んで第2のX線ターゲット部10−2を含まない範囲を照射範囲となるビーム径の電子ビーム6−1を照射することで、第1のX線ターゲット部10−1の大きさに相当する解像度を示す第1のX線7−1をX線発生用ターゲットT1から照射する。つまり、X線発生装置21は、第1のX線ターゲット部10−1を含んで第2のX線ターゲット部10−2を含まない範囲を照射範囲となるビーム径の電子ビーム7−1を照射したとしても、第1のX線ターゲット部10−1の大きさに相当する解像度を示す第1のX線8−1を照射することになる。ここで、第1のX線8−1の解像度は幅8−1となる。
また、図10に示すように、X線発生装置21は、第1のX線ターゲット部10−1と第2のX線ターゲット部10−2とを含む範囲を照射範囲となるビーム径の電子ビーム6−2を照射することで、第1のX線7−1よりも解像度の低い第2のX線7−2をX線発生用ターゲットT1から照射する。図10に示す例では、第2のターゲット10−2の外径よりも大きいビーム径の電子ビームを照射する場合を示した。つまり、X線発生装置21は、第1のX線ターゲット部10−1を含んで第2のX線ターゲット部10−2を含まない範囲を照射範囲となるビーム径の電子ビーム7−2を照射したとしても、第1のX線ターゲット部10−1の大きさに相当する解像度を示す第1のX線7−1を照射可能となるX線発生用ターゲットT1を用いて、第1のX線7−1よりも解像度の低い第2のX線7−2を照射可能となる。第2のX線7−2の解像度は、第1のX線8−1の解像度は幅8−1よりも低い幅8−2となる。なお、X線の解像度は、X線の幅が狭ければ狭いほど高くなる。
ところで、X線発生装置において、高い分解能は、電子を高い電圧(例えば、50〜150keV程度)で加速し、ターゲット上で微小な焦点へフォーカスすることで、得ることができる。電子がターゲット中でエネルギーを失う際に、X線、いわゆる制動放射X線が発生する。この際、焦点サイズは、照射される電子ビームのビーム径の大きさでほぼ決まることとなる。
X線の微細な焦点サイズを得るためには、電子を小さなスポットに収束させれば良い。発生するX線の量を増やすためには、電子の量を増やせば良い。しかしながら、空間電荷効果により、電子のスポットサイズと電流量は相反する関係にあり、小さなスポットに大きな電流を流すことはできない。そして、小さなスポットに大きな電流を流すと発熱によりターゲットが消耗しやすくなるおそれが生じてしまう。
本実施形態では、上述したように、X線発生用ターゲットT1は、ダイヤモンドからなる基板1、穴3−1の底面3−1aと側壁面3−1bとに密着した第1のX線ターゲット部10−1、及び、穴3−2の底面3−2aと側壁面3−2bとに密着した第2のX線ターゲット部10−2とを備えていることから、放熱性に極めて優れており、上述した状況下においても、X線発生用ターゲットT1の消耗を防ぐことができる。
また、第1のX線ターゲット部10−1がナノサイズとされていることから、上述した高い加速電圧(例えば、50〜150keV程度)で電子を照射して、第1のX線ターゲット部10−1付近で電子が拡がってしまった場合でも、X線焦点径が拡がるようなことはなく、分解能の劣化が抑制される。言い換えると、ビーム径が第1のX線ターゲット部10−1の径よりも大きくなってしまったとしても、第1のX線ターゲット部10−1の径に相当するX線を照射可能となる。また、第1のX線ターゲット部10−1の深さを深くすることで、X線量を増やすことが可能となる。すなわち、第1のX線ターゲット部10−1のサイズで決まる分解能が得られることとなる。したがって、X線発生用ターゲットT1を用いたX線発生装置21では、X線量を増やしつつ、ナノオーダー(数十〜数百nm)での分解能を得ることができる。
また、上述したように、第1の実施形態に係るX線発生装置は、1つの実施形態において、基板と、電子ビーム照射部と、ビーム径制御部とを有する。電子ビーム照射部は、基板の上面に設けられる第1のX線ターゲット部と、基板の上面のうち第1のX線ターゲット部を囲む位置に第1のX線ターゲット部の外縁から間隔をおいて設けられる第2のX線ターゲット部とを有するX線発生用ターゲットに対して、電子ビームを照射する。ビーム径制御部は、X線発生用ターゲットに照射される電子ビームのビーム径を制御する。また、ビーム径制御部は、第1のX線ターゲット部を含み第2のX線ターゲット部を含まない範囲を照射範囲となるビーム径にすることで、第1のX線ターゲット部の大きさに相当する解像度を示す第1のX線をX線発生用ターゲットから照射させ、第1のX線ターゲット部と第2のX線ターゲット部とを含む範囲を照射範囲となるビーム径にすることで、第1のX線よりも解像度の低い第2のX線をX線発生用ターゲットから照射させる。この結果、異なる解像度のX線が使用可能となる。
すなわち、第1のX線ターゲット部10−1と、異なる径を有する第2のX線ターゲット部10−2とを基板1に形成し、X線発生用ターゲットT1に照射する電子ビームの焦点をぼやかしたりフィラメント部Fから出社されるビーム径を変更したりすることで、X線発生用ターゲットT1において電子ビームが照射される照射範囲を変更することで、異なる解像度のX線を簡単に切り替えることが可能となる。
(その他の実施形態)
さて、これまで、第1の実施形態について説明したが、上述した実施形態以外にも、その他の実施形態にて実施されても良い。そこで、以下では、その他の実施形態について説明する。
さて、これまで、第1の実施形態について説明したが、上述した実施形態以外にも、その他の実施形態にて実施されても良い。そこで、以下では、その他の実施形態について説明する。
(製造方法)
例えば、上述した実施形態では、FIBを用いて第1のX線ターゲット部10−1と第2のX線ターゲット部10−2とを作成する場合を例に示したが、これに限定されるものではなく、任意の手法を用いて良い。
例えば、上述した実施形態では、FIBを用いて第1のX線ターゲット部10−1と第2のX線ターゲット部10−2とを作成する場合を例に示したが、これに限定されるものではなく、任意の手法を用いて良い。
(第2のX線ターゲット部)
また、上述した実施形態では、X線発生用ターゲットT1に1つの第2のX線ターゲット部10−2が設けられる場合を例に示したが、これに限定されるものではなく、第2のX線ターゲット部10−2が複数設けられても良い。言い換えると、第1のX線ターゲット部10−1とは別に、異なる径を有する複数の第2のX線ターゲット部10−2を設けても良い。
また、上述した実施形態では、X線発生用ターゲットT1に1つの第2のX線ターゲット部10−2が設けられる場合を例に示したが、これに限定されるものではなく、第2のX線ターゲット部10−2が複数設けられても良い。言い換えると、第1のX線ターゲット部10−1とは別に、異なる径を有する複数の第2のX線ターゲット部10−2を設けても良い。
図11は、第2のX線ターゲット部が設けられる実施形態におけるX線発生用ターゲットT1の一例を示す図である。図11に示す例では、第2のX線ターゲット部10−2aと第2のX線ターゲット部10−2bとが設けられる場合を示した。ただし、これに限定されるものではなく、第2のX線ターゲット部10−2の数は任意であって良い。なお、図11では、説明の便宜上、X線発生用ターゲットT1の上面図を示した。
このように、第2のX線ターゲット部10−2が複数設けられることで、第1のX線と比較して解像度の低いX線を段階的に複数簡単に切り替えて用いることが可能となる。例えば、図11に示す例では、第2のX線ターゲット部10−2aの外径よりも大きく第2のX線ターゲット部10−2bの内径よりも小さいビーム径の電子ビームを照射することで、第2のX線ターゲット部10−2aの外径に相当するX線を照射可能となり、第2のX線ターゲット部10−2bの外径よりも大きいビーム径の電子ビームを照射することで、第2のX線ターゲット部10−2bの外径に相当するX線を照射可能となる。言い換えると、第1のX線と比較して低解像度のX線として、第2のX線ターゲット部10−2の外径に相当するX線と第2のX線ターゲット部10−2bの外径に相当するX線とを簡単に切り替え可能となる。
(電子ビームのビーム径)
また、上述した実施形態では、第1のX線ターゲット部10−1と第2のX線ターゲット部10−2とを含む範囲を照射範囲となるビーム径の電子ビームとして、第2のX線ターゲット部10−2の全範囲が含まれるビーム径の電子ビームを用いる場合を例に示したが、これに限定されるものではない。例えば、第2のX線ターゲット部10−2の全範囲が含まれるのではなく、一部のみが含まれるビーム径の電子ビームを用いても良い。この場合、X線発生用ターゲットT1から照射されるX線の解像度は、第2のX線ターゲット部10−2の外径ではなく、X線発生用ターゲットT1に照射された電子ビームのビーム径に相当することになる。
また、上述した実施形態では、第1のX線ターゲット部10−1と第2のX線ターゲット部10−2とを含む範囲を照射範囲となるビーム径の電子ビームとして、第2のX線ターゲット部10−2の全範囲が含まれるビーム径の電子ビームを用いる場合を例に示したが、これに限定されるものではない。例えば、第2のX線ターゲット部10−2の全範囲が含まれるのではなく、一部のみが含まれるビーム径の電子ビームを用いても良い。この場合、X線発生用ターゲットT1から照射されるX線の解像度は、第2のX線ターゲット部10−2の外径ではなく、X線発生用ターゲットT1に照射された電子ビームのビーム径に相当することになる。
(第2のX線ターゲット部)
また、例えば、図12に示すように、X線発生用ターゲットT1の上面のうち、第1のX線ターゲット部10−1を囲む位置であって第1のX線ターゲット部10−1の外縁から間隔をおいた位置以降のすべての領域に第2のX線ターゲット部10−2が設けられても良い。図12は、第2のX線ターゲット部の一例について示すための図である。
また、例えば、図12に示すように、X線発生用ターゲットT1の上面のうち、第1のX線ターゲット部10−1を囲む位置であって第1のX線ターゲット部10−1の外縁から間隔をおいた位置以降のすべての領域に第2のX線ターゲット部10−2が設けられても良い。図12は、第2のX線ターゲット部の一例について示すための図である。
(第1のX線ターゲット部と第2のX線ターゲット部)
また、上述した実施形態では、第1のX線ターゲット部10−1と第2のX線ターゲット部10−2とが基板1に埋め込まれる場合を例に示したが、これに限定されるものではない。例えば、第1のX線ターゲット部10−1は、基板1に設けられた有底状の穴3−1に埋め込まれてり、第2のX線ターゲット部10−2は、基板1の表面上に設けられても良い。この場合、例えば、第1のX線ターゲット部10−1と比較して第2のX線ターゲット部10−2が基板1の上面に広範囲に設けられる場合に、第2のX線ターゲット部10−2を簡単に形成可能となる。
また、上述した実施形態では、第1のX線ターゲット部10−1と第2のX線ターゲット部10−2とが基板1に埋め込まれる場合を例に示したが、これに限定されるものではない。例えば、第1のX線ターゲット部10−1は、基板1に設けられた有底状の穴3−1に埋め込まれてり、第2のX線ターゲット部10−2は、基板1の表面上に設けられても良い。この場合、例えば、第1のX線ターゲット部10−1と比較して第2のX線ターゲット部10−2が基板1の上面に広範囲に設けられる場合に、第2のX線ターゲット部10−2を簡単に形成可能となる。
(第2のX線ターゲット部)
例えば、上述した実施形態では、図2に示されるように、穴3−2が設けられる表面1a上の配置が、リング状となる場合を例に示したが、これに限定されるものではない。例えば、図13に示すように、楕円状に配置しても良く、図14に示すように、1つ又は複数の角を有する形状に配置しても良く、任意の形状に配置して良い。図13及び図14は、第2のX線ターゲット部の一例について示すための図である。
例えば、上述した実施形態では、図2に示されるように、穴3−2が設けられる表面1a上の配置が、リング状となる場合を例に示したが、これに限定されるものではない。例えば、図13に示すように、楕円状に配置しても良く、図14に示すように、1つ又は複数の角を有する形状に配置しても良く、任意の形状に配置して良い。図13及び図14は、第2のX線ターゲット部の一例について示すための図である。
なお、図13に示す例では、第2のX線ターゲット部10−2の外側の形状が楕円であり、内側の形状が円である場合を例に示したが、これに限定されるものではない。例えば、第2のX線ターゲット部10−2の外側の形状と内側の形状とのうち、任意の一方又は両方が楕円であっても良い。
また、図14に示す例では、第2のX線ターゲット部10−2の外側の形状が四角である場合を例に示したが、これに限定されるものではなく、第2のX線ターゲット部10−2外側の形状が、1〜3つの角を有する形状であっても良く、5つ以上の角を有する形状であっても良い。また、図14に示す例では、第2のX線ターゲット部10−2の外側の形状が四角であり、内側の形状が円である場合を例に示したが、これに限定されるものではない。例えば、第2のX線ターゲット部10−2の外側の形状と内側の形状とのうち、任意の一方又は両方が1つ以上の角を有する形状であっても良い。
(イオンドープ)
また、第1の実施形態では、基板1にライナー層4を形成する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、ライナー層4を形成しなくても良く、ライナー層4の代わりにイオンドープを行っても良い。
また、第1の実施形態では、基板1にライナー層4を形成する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、ライナー層4を形成しなくても良く、ライナー層4の代わりにイオンドープを行っても良い。
(導電層)
また、例えば、上述した実施形態では、図3に示されるように、導電層12が、基板1の表面1a、第1のX線ターゲット部10−1の第2の端面10−1b、及び、第2のX線ターゲット部10−2の第2の端面10−2bを覆うように形成される場合を例に示したが、これに限定されるものではない。
また、例えば、上述した実施形態では、図3に示されるように、導電層12が、基板1の表面1a、第1のX線ターゲット部10−1の第2の端面10−1b、及び、第2のX線ターゲット部10−2の第2の端面10−2bを覆うように形成される場合を例に示したが、これに限定されるものではない。
例えば、図15に示すように、導電層12が、第1のX線ターゲット部10−1の第2の端面10−1b、及び、第2のX線ターゲット部10−2の第2の端面10−2bが露出するように、表面1a上に形成されても良い。図15は、X線発生用ターゲットの断面構成の一例を説明するための図である。この場合、X線発生用ターゲットを製造する際には、基板を配置すると、穴を空ける前に導電層12を形成し、その後、穴を形成してターゲットを形成することで、X線発生用ターゲットを製造する。
1 基板
1a 表面
1b 裏面
10−1 第1のX線ターゲット部
10−2 第2のX線ターゲット部
12 導電層
T1 X線発生用ターゲット
1a 表面
1b 裏面
10−1 第1のX線ターゲット部
10−2 第2のX線ターゲット部
12 導電層
T1 X線発生用ターゲット
Claims (7)
- 基板と、
前記基板の上面に設けられる第1のX線ターゲット部と、
前記基板の上面のうち、前記第1のX線ターゲット部を囲む位置に、前記第1のX線ターゲット部の外縁から間隔をおいて設けられる第2のX線ターゲット部と
を備えたことを特徴とするX線発生用ターゲット。 - 前記第2のX線ターゲット部は、前記第1のX線ターゲット部が設けられた位置を中心とするリング状に設けられることを特徴とする請求項1に記載のX線発生用ターゲット。
- 前記第2のX線ターゲット部が複数設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のX線発生用ターゲット。
- 前記第1のX線ターゲット部と前記第2のX線ターゲット部とは、前記基板に設けられた有底状の穴部に埋め込まれることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のX線発生用ターゲット。
- 前記第1のX線ターゲット部は、前記基板に設けられた有底状の穴部に埋め込まれており、
前記第2のX線ターゲット部は、前記基板の表面上に設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のX線発生用ターゲット。 - 前記基板の上面に導電層を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のX線発生用ターゲット。
- 基板と、前記基板の上面に設けられる第1のX線ターゲット部と、前記基板の上面のうち前記第1のX線ターゲット部を囲む位置に前記第1のX線ターゲット部の外縁から間隔をおいて設けられる第2のX線ターゲット部とを有するX線発生用ターゲットに対して、電子ビームを照射する電子ビーム照射部と、
前記X線発生用ターゲットに照射される電子ビームのビーム径を制御するビーム径制御部とを有し、
前記ビーム径制御部は、前記第1のX線ターゲット部を含み前記第2のX線ターゲット部を含まない範囲を照射範囲となるビーム径にすることで、前記第1のX線ターゲット部の大きさに相当する解像度を示す第1のX線を前記X線発生用ターゲットから照射させ、前記第1のX線ターゲット部と前記第2のX線ターゲット部とを含む範囲を照射範囲となるビーム径にすることで、前記第1のX線よりも解像度の低い第2のX線を前記X線発生用ターゲットから照射させることを特徴とするX線発生装置。
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