JP2015023700A - アクチュエータの制御装置および制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】比較的簡単に安定したフィードバック制御を行うこと【解決手段】ステッピングモータ114の回転位置に応じた信号を出力するホールセンサ118と、アクチュエータを制御するレンズCPU120と、を有する。ステッピングモータ114の加速に際してその振動量がピークを超えて所定の量まで減少したときの駆動速度を閾値速度とするとき、レンズCPUは、ステッピングモータの駆動速度が閾値速度未満のときはオープンループ制御によってステッピングモータを制御し、駆動速度が閾値速度以上のときは、エンコーダから出力される信号に基づく進角制御によってステッピングモータを制御する。【選択図】図1
Description
本発明は、エンコーダを備えたアクチュエータの制御装置および制御方法に関する。
アクチュエータには数多くの種類があるが、制御位置、速度または加速度などを制御する場合はエンコーダを利用したフィードバック方式で制御する方法が一般的である。特許文献1は、回転速度むらをリアルタイムに補正することができるステッピングモータのフィードバック制御装置を開示している。具体的には、フィードバック制御装置は、ステッピングモータの回転速度を監視する手段(ロータリエンコーダ)、回転速度を目標値に近づくように制御信号を発生させる手段、制御信号により回転速度をリアルタイムに変化させる手段を有する。特許文献2は、1次指令パルスとロータ位置パルスとの偏差を所定範囲に維持し、加減速時の脱調または定速駆動時の振動を抑制する、ステッピングモータの制御装置を開示している。
ステッピングモータの動作を、駆動速度(回転相度)と振動量で表した場合、共振点を含む共振領域ではフィードバック制御が不安定になり、騒音も増大する。例えば、制御周期が振動周期に対して十分に短くないと励磁切替えに対するロータの回転位置の偏差が大きくなり、脱調するおそれがある。また、特許文献2では、偏差が所定範囲になるように駆動制御部への2次指令パルスの出力を制御する専用の回路が必要になるか、ソフトウェアで処理するためには高速制御のための高性能なマイコンが必要となる。このため、消費電力の増加からステッピングモータがカメラのフォーカスレンズの駆動手段に使用されれば、撮影可能枚数の減少やバッテリーの大容量化による製品の大型化を招く。
本発明は、比較的簡単に安定したフィードバック制御を行うことが可能なアクチュエータの制御装置および制御方法を提供することを目的とする。
本発明のアクチュエータの制御装置は、アクチュエータの回転位置に応じた信号を出力するエンコーダと、前記アクチュエータを制御する制御手段と、を有し、前記アクチュエータの加速に際して前記アクチュエータの振動量がピークを超えて所定の量まで減少したときの前記アクチュエータの駆動速度を閾値速度とするとき、前記制御手段は、前記アクチュエータの駆動速度が閾値速度未満のときはオープンループ制御によって前記アクチュエータを制御し、前記アクチュエータの駆動速度が閾値速度以上のときは、前記エンコーダから出力される信号に基づく進角制御によって前記アクチュエータを制御することを特徴とする。
本発明によれば、比較的簡単に安定したフィードバック制御を行うことが可能なアクチュエータの制御装置および制御方法を提供することができる。
図1は、本実施形態のカメラシステム(光学機器)のブロック図である。本実施形態のカメラシステムは、図1に示すように、アクチュエータの一例であるステッピングモータ114を有する交換レンズ100と、カメラ本体(撮像装置)200から構成されている。交換レンズ100は、カメラ本体200との間に設けられたマウント300を介してカメラ本体200と着脱自在である。
なお、撮像装置は、静止画撮影用のデジタルスチルカメラや動画撮影用のデジタルビデオカメラでもよく、また、一眼レフカメラに限定されず、ミラーレスカメラ、コンパクトカメラであってもよい。また、レンズ装置がカメラ本体と一体構成であってもよい。更に、アクチュエータは、ステッピングモータに限定されず、ボイスコイルモータやブラシレスモータ等であってもよい。
カメラ本体200と交換レンズ100は、マウント300を介して接続される。交換レンズ100内のレンズCPU(レンズ制御手段)120とカメラ本体200内のカメラCPU(カメラ制御手段)201はマウント300に具備された通信端子301を介して互いに通信自在に接続される。これによって、レンズCPU120はカメラCPU201の制御に従って動作する。
以下、交換レンズ100とカメラ本体200の本発明に関係する構成について説明する。
交換レンズ100は、フォーカスレンズ111、絞り112、ズームレンズ113、レンズCPU120、ステッピングモータ114、回転検出用センサマグネット117、ホールセンサ118、モータドライバ101を有する。
フォーカスレンズ(光学素子、被駆動部材)111は、被写体からの光束を集光して光学像を形成する撮影光学系110に含まれ、(一点鎖線で示す光軸方向に沿った)矢印の方向に駆動することで撮影光学系の焦点位置を調整する。なお、図1では、簡単のため、フォーカスレンズ111は一つのレンズから構成されているが、複数のレンズからなるレンズユニットによって構成されていてもよい。
ステッピングモータ114は、モータドライバ101から1ステップ毎に入力されるパルス電流に従って所定のステップ角度毎に回転駆動するアクチュエータであって、フォーカスレンズ111を駆動させる可動部116に取り付けられる。ステッピングモータ114を駆動することでフォーカスレンズ111を光軸方向に沿って駆動させることができる。
ホールセンサ118は、ステッピングモータ114の回転状態を検知するロータリーエンコーダを構成する。エンコーダはアクチュエータの駆動に応じた信号を生成、出力する。
モータドライバ101は、レンズCPU120からの駆動指示命令を受け、フォーカスレンズ111を駆動するためにパルス電流をステッピングモータ114にステップ単位で印加する。あるいは、ステップ駆動方式ではモータ内部のロータ振動により駆動騒音が大きくなるため、静音駆動が求められる場合にはステッピングモータへ印加する駆動信号を正弦波形状の波形とする、いわゆるマイクロステップ駆動方式で駆動をおこなう。
レンズCPU120は、カメラCPU201からの目標位置、駆動速度などのフォーカスレンズ駆動命令を受け、モータドライバ101に駆動信号を出力し、ステッピングモータ114を駆動し、マイクロコンピュータから構成される。また、レンズCPU120は、ホールセンサ118の出力信号からステッピングモータ114の回転状態を表わすフィードバック情報を得て、ステッピングモータ114を制御目標に駆動制御するフィードバック制御を行う。これにより、フォーカスレンズ111を所望の位置に駆動することができる。このように、レンズCPU120は、エンコーダが生成する信号を用いないオープンループ制御によってアクチュエータを制御すると共にエンコーダが生成する信号を用いたフィードバック制御によってアクチュエータを制御する。レンズCPU120は、エンコーダによって生成される信号に含まれる情報から、アクチュエータの駆動速度に応じて変化するアクチュエータの駆動量を取得する。エンコーダとレンズCPU120はアクチュエータの制御装置を構成する。また、アクチュエータの制御方法も本発明の一側面を構成する。
カメラ本体200は、カメラCPU201,撮像素子202、画像処理部203、表示部204、画像記録部205、電源部206を有する。
撮像素子202は、光電変換素子が配列された受光面を有し、撮影光学系によって受光面上に結像した被写体の光学像を光電変換し、さらにデジタル信号に変換して画像処理部203に出力する。
表示部204は、例えば、カメラ本体200の背面に設けられ、カメラCPU201の制御に従って、撮像素子202を介して得られる画像データなどに基づく各種の画像を表示する。
電源部206は、カメラ本体200内のカメラCPU201等の電子部品や各種アクチュエータへ電力を供給する電源であり、交換レンズ100が装着された際は、マウント300に具備された電源供給端子302を経由して交換レンズ100へ電力を供給する。
カメラCPU201は、カメラ本体200の各種動作の制御を行い、マイクロコンピュータから構成される。
また、カメラCPU201は、撮影処理として、撮像素子202にて被写体の画像信号を取得し、後続の画像処理部203にて撮影画像データを生成するために必要な現像処理や画像補正などの各種画像処理を行わせた後に画像記録部205へ保存する。AF(オートフォーカス)時にフォーカスレンズ111を駆動する必要がある場合に、カメラCPU201はフォーカスレンズ111の目標位置、駆動速度を含む駆動命令をレンズCPU120に出力する。
図2は、本実施形態のフォーカスモータユニットの斜視図である。フォーカスモータユニットは、ステッピングモータ114、回転軸115、センサマグネット117、ホールセンサ118、で構成される。ホールセンサ118とセンサマグネット117はロータリーエンコーダ(相対値エンコーダ)を構成する。
センサマグネット117は、回転位置に対応するパターン列が形成されている回転体であり、回転軸115の軸上に取り付けられている。回転体の形状は円板形状などに限定されない。本実施形態では、パターン列は磁気パターン列であり、ステッピングモータ114の磁極数と同数の10極で着磁されている。
ホールセンサ118は磁気パターン列を磁気的に検出する手段である。即ち、本実施形態では、機械的に設計された位置にホールセンサ118が取り付けられ、ステッピングモータ114のロータ回転に伴い回転軸115が回転する。これに伴って、回転軸115の軸上に装備されたセンサマグネット117も回転する。この回転情報は、センサマグネット117に対向する位置に近接するように配置されたホールセンサ118が受ける磁束密度が変化し、ホールセンサ118の出力信号が変化する。
エンコーダインタフェース回路102は、ホールセンサ118の出力信号をモータコントローラ122が扱える信号形式へ変換する。別の構成として、パターン列は複数の光透過スリットから構成され、検出手段は発光素子と受光素子が対応する構成により、検出用光路が形成され、その光路が遮断されるかどうかによってパターン列を光学的に検出してもよい。
図3は、フォーカスレンズ111を駆動する電気回路を含むアクチュエータの駆動システムのブロック図であり、ステッピングモータ114以外の構成要素は、モータを駆動制御するための制御部に相当する。
以下に、ステッピングモータ114の駆動制御処理の流れに沿って、各構成要素における処理内容について説明する。まず初めに、停止状態にあるステッピングモータ114を回転開始時の所定の励磁条件に従って駆動開始を行う。ステッピングモータ114が回転することでホールセンサ118が受ける磁界が変化し、ホールセンサ118の出力信号波形が変化する。
ホールセンサ118からは位相が90度ずれた2つの正弦波信号が出力され、エンコーダインタフェース回路102へ入力される。2つの正弦波入力に対してアークタンジェント(ATAN)処理を行うことにより、モータコントローラ122で処理が可能なモータ回転情報に変換する。このモータ回転情報の具体的な信号形態は、デジタルのパルス信号であり、センサマグネット117の磁極が切り替わったタイミングで論理レベルが変化する。また、出力信号の形式としては前述のパルス信号のほかに、モータ軸の回転情報を正弦波信号として出力する形態も併せ持つ。
次に、モータコントローラ122は、処理の流れに沿って、駆動状態判定部123、制御モード決定部124、オープンループ制御部125、フィードバック制御部126により構成される。
駆動状態判定部123は、エンコーダインタフェース回路102から得られたエンコーダ信号と現在の駆動条件から決定される係数αに基づいてステッピングモータ114の駆動状態を表す安定度Sを算出する。駆動状態判定部123は、安定度Sをカメラ本体200の撮影状態等により設定された閾値Thと比較し、駆動状態が安定的か振動的かを判定し、判定結果を制御モード決定部124へ通知する。
制御モード決定部124は、駆動状態判定部123から得られた判定結果と交換レンズ100の状態情報に基づき、ステッピングモータ114を駆動する駆動制御モードを決定する。状態情報とは、ステッピングモータ114へ印可される駆動電圧や供給可能な駆動電流、不図示の温度センサから得られたレンズ内部温度等の情報を含む。決定される駆動制御モードは、オープンループ制御モードまたはフィードバック制御モードである。制御モード決定部124は、決定された制御モードに対応するオープンループ制御部125またはフィードバック制御部126へ必要な情報および指示を与える。
オープンループ制御部125は、制御モード決定部124でオープンループ制御モードが選択された場合にエンコーダ信号は使用しないオープンループ制御を実施し、駆動波形生成用のタイミングを駆動波形生成部127へ出力する。
フィードバック制御部126は、制御モード決定部124でフィードバック制御モードが選択された場合にエンコーダ信号を使用したフィードバック制御を実施し、駆動波形生成用のタイミングを駆動波形生成部127へ出力する。
駆動波形生成部127は、正弦波1周期に対して512分解能のテーブル値を備え、各々テーブル値にはパルス幅変調(PWM)のデューティ比データを格納している。
図4は、正弦波1周期のPWM出力データの詳細を示す。横軸はテーブル番号で縦軸はPWM出力のデューティ比である。正弦波の0度位相にテーブル0、正弦波90度位相にテーブル128が相当する。テーブル0には50%の値が、テーブル128には100%の値が格納されており、各々のテーブルには位相に応じてPWM出力のデューティ比率の値が格納されている。各テーブルに格納されたPWM値はタイマ回路へ設定されることでPWM信号に変換され、モータドライバ101へ出力する。
モータドライバ101は、PWM信号を増幅して励磁駆動信号としてステッピングモータ114へ出力する。ステッピングモータ114は、A相用コイルM1、B相用コイルM2を有する。モータドライバから出力される励磁駆動信号を受けて、ステータA(+)M3、ステータA(−)M4、ステータB(+)M5、ステータB(−)M6に異なる位相の4種の正弦波信号を発生させる。
ロータマグネットM7は自由に回転できる構造となっており、その周囲に物理角18度毎にステータが設置される。ステータA(+)M3、ステータB(+)M5はコイルに印加された電圧が正弦波形の正領域にあるときにN極磁力を発生し、ステータA(−)M4、ステータB(−)M6はコイルに印加された電圧が正弦波形の正領域にあるときにS極磁力を発生する。ロータマグネットM7を回転させるために、A相とB相間の出力は90度の位相差を持っており、正転時はB相が90度進んだ波形が出力され、逆転時はA相が90度進んだ波形が出力される。
マグネットロータの磁界に対してステータの励磁位相の進み角を「進角」と呼ぶ。本実施形態のフィードバック制御では進角を調整することで、フォーカスレンズ111の駆動速度を満足させる。
ステータに対してマグネットロータは遅れて追従するため、駆動状態であれば0度よりも大きい進角が保証される。進角が90度まではトルクは上昇するが、90度を超えるとトルクは低下し、負荷トルクよりも小さくなると脱調する。そのため、進角は0度よりも大きく90度以下の範囲で制限される。
従って、マグネットロータと同様の磁界変化を示すセンサマグネット117の磁界変化をホールセンサ118で検出し、角速度偏差があればホールセンサ118の出力信号を基に励磁波形の切替えタイミングを遅速させる。なお、角速度偏差はカメラCPU201から与えられる目標となる角速度と、ホールセンサ118の出力信号から観測されるエンコーダマグネット117の回転周期である現在の角速度との差分値である。
図5は、実施例1のレンズCPU120によるステッピングモータ114のオープンループ制御とフィードバック制御を示すグラフである。横軸は角速度、縦軸は振動量である。同図に示すように、アクチュエータであるステッピングモータ114には、振動量がピーク(極大点)となる角速度(駆動速度)SP2が存在する。以下、この角速度SP2を「共振点」と呼び、共振点を含み、振動量が所定量以上の駆動速度領域を「共振領域U」と呼ぶ。
従来は、レンズCPUは、ステッピングモータ114の角速度(または回転数)SPがオープンループ制御からフィードバック制御に切り替え可能な速度SP1になったときにフィードバック制御に切り替えていた。しかしながら、閾値SP1は、図5に示すように、共振領域Uにあることが多く、共振領域Uでフィードバック制御が不安定になるおそれがあった。即ち、オープンループ制御からフィードバック制御への切り替えを、切り替え可能な駆動速度に到達してすぐに行うと、共振等の影響により、制御が不安定になることがある。
そこで、実施例1のレンズCPU120は、アクチュエータを加速に際して、駆動速度SPが振動量のピークとなる共振点を超え、振動量が所定の量V1まで下がったときの閾値速度SP3まではオープンループ制御によってアクチュエータを制御する。つまり、レンズCPU120は、アクチュエータの駆動速度が閾値速度未満のときはオープンループ制御によってアクチュエータを制御する。そして、レンズCPU120は、駆動速度が閾値速度以上の領域(SP≧SP3)ではエンコーダから出力される信号に基づくフィードバック制御(進角制御)によってアクチュエータを制御することとした。SP1≦SP2≦SP3である。これにより、共振領域Uを超えた後でフィードバック制御に切り替わるので、フィードバック制御が安定し、駆動騒音を抑えることができる。このように、エンコーダからの出力を用いて、オープンループ制御からフィードバック制御に切り替えを行う駆動速度を設定することで、安定的に制御の切り替えを行うことができる。
しかしながら、振動量が所定量V1まで下がったときの閾値速度SP3の値はアクチュエータごとにばらつくため、本実施例では、幾つかの方法によってこれを検出している。なお、エンコーダからの信号は、規定間隔の駆動軸位置ごとに信号が変化するパルス信号、または駆動軸位置に対してリニアに変化する信号である。
図6は、現在の駆動速度が閾値速度SP3であるかどうかを安定度Sが閾値Thであるかどうかを判断することによって判断する例である。図6(a)は、実施例1のレンズCPU120による、ステッピングモータ114のオープンループ制御からフィードバック制御への切り替え処理を示すフローチャートである。「S」はステップを表し、図6(a)以降のフローチャートはコンピュータに各ステップの機能を実行させるプログラムとして具現化が可能である。本実施例の駆動開始時点では、レンズCPU120はオープンループ制御でステッピングモータ114を駆動制御し、その後フィードバック制御へ切り替える。
まず、レンズCPU120のモータコントローラ122の制御モード決定部124は、S100において、駆動停止中に制御モードをオープンループ制御モードに設定する。次に、レンズCPU120のモータコントローラ122のオープンループ制御部125は、駆動速度SPの初速を予め決められた速度テーブルデータから選択して設定する。
次に、レンズCPU120のモータコントローラ122のオープンループ制御部125は、S101にて、オープンループ制御での駆動開始処理を実施する。ここでは、速度テーブルの「0」に対応する角速度が使用される。オープンループ制御は、設定速度を一定時間維持する既知のマイクロステップ駆動を使用する。
次に、オープンループ制御部125は、S102にて、駆動速度SPを速度テーブルデータに基づいて増加する。ここでは、速度テーブルの「1」に対応する角速度が使用される。
次に、S103にて、制御モード決定部124は駆動速度SPがオープンループ制御からフィードバック制御へ切り替え可能な閾値度SP1に達したかどうかを判断する。達していなければフローはS102へ戻り、速度テーブルの「2」に対応する角速度が設定され、達していれば、S104にてカメラCPU201から設定情報を取得する。設定情報は、撮影モードとして静止画撮影モードまたは動画撮影モードのどちらであるか、現在の録画状態として録画記録状態または非録画記録状態のどちらであるか、マイクから取得される音情報からレンズ駆動騒音を判断して得られる所定の閾値Thなどである。
なお、本実施例は閾値Thの設定をレンズ側で実施するフローを説明したが、同様な情報からカメラ側で設定した閾値Thを通信でレンズ側へ通知してもよく、その際に、より多くのカメラ側内部の情報を参照して閾値Thを設定してもよい。
次に、S105では、レンズCPU120のモータコントローラ122の駆動状態判定部123が安定度Sを求める。図6(b)は、S105の詳細を示すフローチャートである。
まず、S201では、エンコーダからアクチュエータの駆動情報を取得し、この情報から回転速度を表す周期情報を算出する。エンコーダが出力する駆動情報は、規定間隔の駆動軸位置ごとに信号が変化するパルス信号、または駆動軸位置に対しリニアに変化する信号である。パルス信号の場合は論理が変化するパルスエッジから次以降のパルスエッジの間を、リニア信号の場合は変局点と変局点の間の時間計測をタイマ回路等によりおこなうことで、周期情報を算出する。
次に、S202では、周期変動情報を算出するのに必要な規定数の周期測定を取得完了したかどうかを判断し、未完了の場合にはS201へ戻り、再びエンコーダ情報の取得を継続し、完了した場合は、フローはS203へ移行する。
次に、S203にて、S202で取得した周期情報から周期変動量Dを、次式で定義されるように、最大周期時間と最小周期時間の差の絶対値として算出する。
D=|最大周期時間―最小周期時間| …(1)
次に、S204では、現在の駆動速度、駆動電力から決定される駆動係数αを算出する。
次に、S204では、現在の駆動速度、駆動電力から決定される駆動係数αを算出する。
次に、S205では、S203で算出した周期変動量DとS204で算出した駆動係数αを用いて、駆動状態の安定度Sを、次式を用いて算出する。
S=α/D …(2)
図6(a)に戻って、S106では、制御モード決定部124は、S205で求められた安定度SがS104で取得した所定の閾値Thよりも大きいかどうかを判断する。安定度Sが閾値Thよりも小さい場合(S<Th)は、アクチュエータ駆動状態が不安定な状態であるため、安定したフィードバック制御ができない。このため、S107へ進み、オープンループ制御の状態のまま駆動速度を高める処理を実施したのちに、S105へ戻る。一方、安定度Sが所定の閾値以上(閾値Th以上)である場合(S≧Th)は、アクチュエータ駆動状態が安定状態であるため、S108へ進み、制御モード決定部124は、オープンループ制御からフィードバック制御に切り換える。
図6(a)に戻って、S106では、制御モード決定部124は、S205で求められた安定度SがS104で取得した所定の閾値Thよりも大きいかどうかを判断する。安定度Sが閾値Thよりも小さい場合(S<Th)は、アクチュエータ駆動状態が不安定な状態であるため、安定したフィードバック制御ができない。このため、S107へ進み、オープンループ制御の状態のまま駆動速度を高める処理を実施したのちに、S105へ戻る。一方、安定度Sが所定の閾値以上(閾値Th以上)である場合(S≧Th)は、アクチュエータ駆動状態が安定状態であるため、S108へ進み、制御モード決定部124は、オープンループ制御からフィードバック制御に切り換える。
以上の処理により、共振領域Uを超えてステッピングモータ114の回転が安定した後でフィードバック制御に切り替わるので、フィードバック制御が安定し、駆動騒音を抑えることができる。
図7は、交換レンズ100のレンズCPU120による、ステッピングモータ114のオープンループ制御、フィードバック制御、オープンループ制御の切り替え処理を示すフローチャートである。
図6(a)と同様に、S100からS108が実行されてフィードバック制御に切り替わる。その後、S109では、S108までの処理で取得した、オープンループ制御からフィードバック制御への切換えタイミングを判定する際に参照した切換え情報をレンズCPU120の不図示の記憶手段へ記憶する。切換え情報は、駆動速度ごとの変動量D情報、安定度S情報、オープンループ制御からフィードバック制御へのその他の切換情報等である。
次に、S110では、レンズCPU120のモータコントローラ122のフィードバック制御部126は、進角制御の期間中において、駆動目標位置までの残駆動距離に応じて駆動速度を減速開始するタイミングを判断する。具体的には、フィードバック制御部126は、予め決められた、減速制御中における駆動速度SPごとの駆動パルス数をあらわした減速テーブルデータに基づき、残駆動距離に応じて、減速開始タイミング、および速度変更タイミングを決定する。
次に、S111では、フィードバック制御部126は、S110で決定された速度変更指示を受け、速度変更処理を行う。
次に、S112では、制御モード決定部126は、S109で記憶した切換え情報を参照し、制御モードの切換え判断を行う。具体的には、記憶部に記憶されている駆動速度SPごとの安定度情報を参照することで、フィードバック制御中における減速過程において、実際の速度変更を行うことなく速度変更後の駆動安定度の悪化度合いを事前に確認する。この処理を行うことで、安定度の高い駆動速度SPの時点でオープンループ制御へ切り換えることで安定したフィードバック制御を行うことができる。
次に、S113では、制御モード決定部126は、オープンループ制御に切り替えて一連の処理が完了する。
以上の処理により、減速時は、共振領域Uになる前のステッピングモータ114の回転が安定している状態でオープンループ制御に切り替わるので、フィードバック制御が安定し、駆動騒音を抑えることができる。
図8は、実施例1のレンズCPU120による、ステッピングモータ114のオープンループ制御からフィードバック制御への切り替え処理の変形例を示すフローチャートである。S100からS102と同一の処理のため、説明は省略する。ここでは、レンズCPU120は、共振点を超えたかどうかを、安定度Sがピークを超えたかどうかによって判断する。
次に、S105において、駆動状態判定部123は安定度Sを算出する。次に、S115では、制御モード決定部124は、安定度Sの取得履歴データに基づいてアクチュエータが共振領域Uの駆動速度域を通過したか否かを判断する。ほとんどのステッピングモータにはロータ固有の共振領域Uが比較的低速な速度域に存在することが分かっている。S115では、制御モード決定部124は、少なくとも1か所以上の安定度の低下を示す速度を検出した後に、安定度が改善することで共振速周波数帯域の速度域を通過したことを判定し、S108において、フィードバック制御へ切り替える。
以上の処理により、共振領域Uを超えてステッピングモータ114の回転が安定した後でフィードバック制御に切り替わるので、フィードバック制御が安定し、駆動騒音を抑えることができる。
図9(a)は、実施例2のレンズCPU120による、ステッピングモータ114のフィードバック制御を示すフローチャートである。S300では、制御モード決定部124はフィードバック制御モードを設定し、S301では、駆動状態判定部123は安定度Sを算出する。
次に、S302では、フィードバック制御部126は、算出した安定度Sに基づいて、フィードバック制御のゲインGを決定する。安定度Sの増加に伴ってゲインGは線形または非線形で増加し、この関係は予め取得しておく。ゲインGは、進角変化量を算出する際に用いられる。進角変化量Δφは、ステッピングモータの目標駆動速度と現在の駆動速度の差をΔω、進角φに対する角速度ωの傾きをdω/dφとしたときに、
Δφ=Δω・(dω/dφ)−1・G
と表される。
Δφ=Δω・(dω/dφ)−1・G
と表される。
次に、S303では、フィードバック制御部126は、算出した安定度Sに基づいて、エンコーダ信号に含まれるジッタ成分を除去するためのジッタ除去フィルタ特性Fを決定する。
ジッタ除去フィルタ特性Fのジッタ除去幅Wは、安定度Sの増加に伴ってWが線形または非線形で減少し、この関係は予め取得しておく。図9(b)は、実施例2のレンズCPU120によるステッピングモータ114のフィードバック制御を示すグラフである。横軸は角速度、縦軸は振動量である。ステッピングモータ114の振動量が所定量よりも小さい、共振領域以外の非共振領域では、フィードバック制御は制御特性A(第2の制御特性)を有する。ステッピングモータ114の振動量が所定量以上の共振領域Uにおいては、制御特性B(第1の制御特性)を有する。本実施例では、レンズCPU120は、アクチュエータの駆動速度が共振領域Uにあるかどうかを、安定度Sが共振領域に対応した範囲にあるかどうかによって判断する。
図9(c)は、制御特性A、Bにおけるジッタ除去幅を示すグラフであり、横軸は時間、縦軸は進角値である。図9(c)から制御特性Bにおけるジッタ除去フィルタ特性Fのジッタ除去幅Wは制御特性Aにおけるジッタ除去フィルタ特性Fのジッタ除去幅Wよりも大きく設定される。即ち、制御特性Bは、エンコーダによって生成される信号の含まれるジッタ成分を第1のジッタ除去幅を有する第1のフィルタを使用する。制御特性Aは、ジッタ成分を第2のジッタ除去幅を有する第2のフィルタを使用し、第1のジッタ除去幅は制御特性Aの第2のジッタ除去幅よりも大きく設定される。つまり、第2のジッタ除去幅は第1のジッタ除去幅よりも狭い。
また、S302においては、共振領域Uに対する制御特性Bの第1のゲインは共振領域以外の領域の制御特性Aの第2のゲインよりも低く設定される。
以上の処理により、共振領域Uにおいて、フィードバック制御が安定し、駆動騒音を抑えることができる。
本発明は、デジタルカメラやデジタルビデオ等に使用されるステッピングモータ、ボイスコイルモータ、ブラシレスモータ、インダクションモータなどのアクチュエータの制御装置に適用可能である。
114…ステッピングモータ(アクチュエータ)、117…センサマグネット(エンコーダ)、118…ホールセンサ(エンコーダ)、120…レンズCPU(レンズ制御手段)
Claims (9)
- アクチュエータの回転位置に応じた信号を出力するエンコーダと、
前記アクチュエータを制御する制御手段と、
を有し、
前記アクチュエータの加速に際して前記アクチュエータの振動量がピークを超えて所定の量まで減少したときの前記アクチュエータの駆動速度を閾値速度とするとき、前記制御手段は、前記アクチュエータの駆動速度が閾値速度未満のときはオープンループ制御によって前記アクチュエータを制御し、前記アクチュエータの駆動速度が閾値速度以上のときは、前記エンコーダから出力される信号に基づく進角制御によって前記アクチュエータを制御することを特徴とするアクチュエータの制御装置。 - 前記制御手段は、前記所定の速度に到達したか否かを、前記アクチュエータの駆動速度と、前記信号から算出される周期変動量を用いて判断することを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータの制御装置。
- 前記制御手段は、進角制御の期間中において、前記アクチュエータを減速させるときは、前記アクチュエータの駆動速度が前記所定の速度まで減速したときに、進角制御からオープンループ制御に切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載のアクチュエータの制御装置。
- アクチュエータの駆動に応じた信号を生成するエンコーダと、
前記エンコーダによって生成される信号を用いて進角を制御する進角制御で前記アクチュエータを制御する制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、
前記エンコーダによって生成される信号に含まれる情報から、前記アクチュエータの駆動速度に応じて変化する前記アクチュエータの振動量を取得し、
前記アクチュエータの振動量が所定量以上の共振領域においては、前記エンコーダによって生成される信号に含まれるジッタ成分を第1のジッタ除去幅で除去し、
前記アクチュエータの振動量が所定量よりも小さい非共振領域においては、前記ジッタ成分を、前記第1のジッタ除去幅よりも狭い第2のジッタ除去幅で除去することを特徴とするアクチュエータの制御装置。 - アクチュエータの駆動に応じた信号を生成するエンコーダと、
前記エンコーダによって生成される信号を用いて進角を制御する進角制御により前記アクチュエータを制御する制御手段を有し、
前記制御手段は、前記エンコーダによって生成される信号に含まれる情報から、前記アクチュエータの駆動速度に応じて変化する前記アクチュエータの振動量を取得し、
前記アクチュエータの振動量が所定量以上の共振領域においては、第1のゲインを用いて進角変化量を算出し、
前記アクチュエータの振動量が所定量よりも小さい非共振領域においては、前記第1のゲインより高い第2のゲインを用いて進角変化量を算出することを特徴とするアクチュエータの制御装置。 - 被駆動部材を駆動するアクチュエータと、
前記アクチュエータの駆動を制御する、請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載のアクチュエータの制御装置と、
を有することを特徴とする装置。 - 前記アクチュエータはステッピングモータであることを特徴とする請求項6に記載の装置。
- アクチュエータの加速に際して前記アクチュエータの振動量がピークを超えて所定の量まで減少したときの前記アクチュエータの駆動速度を閾値速度とするとき、前記アクチュエータの駆動速度が閾値速度未満のときはオープンループ制御によって前記アクチュエータを制御し、前記アクチュエータの駆動速度が閾値速度以上のときは、前記アクチュエータの回転位置に応じた信号を出力するエンコーダから出力される信号に基づく進角制御によって前記アクチュエータを制御することを特徴とするアクチュエータの制御方法。
- アクチュエータの駆動に応じた信号を生成するエンコーダによって生成される信号を用いて進角を制御する進角制御により前記アクチュエータを制御するアクチュエータの制御方法であって、
前記エンコーダによって生成される信号に含まれる情報から、前記アクチュエータの駆動速度に応じて変化する前記アクチュエータの振動量を取得するステップと、
前記アクチュエータの振動量が所定量以上の共振領域においては、第1のゲインを用いて進角変化量を算出するステップと、
前記アクチュエータの振動量が所定量よりも小さい非共振領域においては、前記第1のゲインより高い第2のゲインを用いて進角変化量を算出するステップと、
を有することを特徴とするアクチュエータの制御方法。
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JP2013150730A JP2015023700A (ja) | 2013-07-19 | 2013-07-19 | アクチュエータの制御装置および制御方法 |
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-
2013
- 2013-07-19 JP JP2013150730A patent/JP2015023700A/ja active Pending
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