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JP2015018878A - 半導体発光素子及びその製造方法 - Google Patents

半導体発光素子及びその製造方法 Download PDF

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山田 真嗣
Shinji Yamada
真嗣 山田
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Shinya Nunoue
真也 布上
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Abstract

【課題】光取り出し効率を向上させることのできる半導体発光素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】基板5と積層体SBとを備えた半導体発光素子において、積層体SBは、第1方向に基板5と並び、第1及び第2半導体層10、20と発光層30と第1及び第2電極11、12とを含む。第1半導体層10は、複数の凸部が並べて設けられた第1部分10pと、第1方向と交差する第2方向に第1部分10pと並ぶ第2部分10qとを含む第1面10aを有する。第2半導体層20は、第2部分と対向して設けられる。発光層30は、第2部分10qと第2半導体層20との間に設けられる。第1電極11は、第1部分10と対向し、第1半導体層10と接続される。第2電極12は、第2半導体層20と接続される。第2半導体層20は、第2電極12と発光層30との間に配置される。複数の凸部の間隔は、発光層30の放出光の波長の0.5倍以上4倍以下である。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体発光素子及びその製造方法に関する。
発光ダイオードやレーザダイオードなどの半導体発光素子がある。半導体発光素子において、光取り出し効率の向上が望まれる。
特許第4311173号
本発明の実施形態は、光取り出し効率を向上させることのできる半導体発光素子及びその製造方法を提供する。
本発明の実施形態によれば、基板と、積層体と、を備えた半導体発光素子が提供される。前記積層体は、第1方向において前記基板と並ぶ。前記積層体は、第1半導体層と、第2半導体層と、発光層と、第1電極と、第2電極と、を含む。前記第1半導体層は、複数の凸部が並べて設けられた第1部分と、前記第1方向と交差する第2方向において前記第1部分と並ぶ第2部分と、を含む第1面を有し、第1導電形である。前記第2半導体層は、前記第2部分と対向して設けられ、第2導電形である。前記発光層は、前記第2部分と前記第2半導体層との間に設けられる。前記第1電極は、前記第1部分と対向して設けられ、前記第1半導体層と電気的に接続される。前記第2電極は、前記第2半導体層と電気的に接続される。前記第2半導体層は、前記第2電極と前記発光層との間に配置される。前記複数の凸部のそれぞれの間隔は、前記発光層から放出される光の波長の0.5倍以上4倍以下である。
図1(a)及び図1(b)は、実施形態に係る半導体発光素子を表す模式図である。 図2(a)及び図2(b)は、実施形態に係る半導体発光素子の一部を表す模式図である。 図3(a)及び図3(b)は、実施形態に係る別の半導体発光素子を模式的に表す断面図である。 図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係る別の半導体発光素子を模式的に表す断面図である。 実施形態に係る別の半導体発光素子を模式的に表す断面図である。 図6(a)及び図6(b)は、実施形態に係る半導体発光素子の計算結果の一例を表す模式図である。 図7(a)〜図7(d)は、第1半導体層と第1電極との接合面における入射光の配光分布を表す模式図である。 図8(a)及び図8(b)は、実施形態に係る半導体発光素子の計算結果の一例を表す模式図である。 シミュレーションに用いた半導体発光素子のモデルを模式的に表す断面図である。 シミュレーションに用いた各部の屈折率を表す表である。 図11(a)及び図11(b)は、シミュレーション結果の一例を表すグラフ図である。 図12(a)〜図12(i)は、実施形態に係る半導体発光素子の製造方法の工程順を模式的に表す断面図である。 実施形態に係る半導体発光素子の製造方法を例示するフローチャートである。 図14(a)及び図14(b)は、実施形態に係る半導体発光素子の別の製造方法の工程順を模式的に表す断面図である。 実施形態に係る半導体発光素子の別の製造方法を例示するフローチャートである。
以下に、各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1(a)及び図1(b)は、実施形態に係る半導体発光素子を表す模式図である。
図1(a)は、模式的平面図である。図1(b)は、図1(a)のA1−A2線断面を模式的に表す部分断面図である。図1(b)は、図1(a)よりも拡大して図示している。
図1(a)及び図1(b)に表したように、本実施形態に係る半導体発光素子110は、基板5と、積層体SBと、を含む。
基板5は、主面5aを有する。この例において、基板5は、矩形状である。基板5の形状は、矩形状に限ることなく、任意の形状でよい。基板5は、例えば、導電性と光反射性とを有する。基板5には、例えば、シリコン基板が用いられる。基板5は、Cuなどを含む金属基板でもよい。基板5は、サファイア基板などでもよい。基板5は、絶縁性でもよい。基板5は、光透過性でもよい。
ここで、主面5aに対して平行な1つの方向をX軸方向とする。主面5aに対して平行でX軸方向に対して垂直な方向をY軸方向とする。X軸方向及びY軸方向に対して垂直な方向をZ軸方向とする。Z軸方向は、主面5aに対して垂直な方向である。
積層体SBは、Z軸方向(第1方向)において基板5と並ぶ。この例では、積層体SBが、基板5の主面5aの上に設けられる。積層体SBは、例えば、第1半導体層10と、第2半導体層20と、発光層30と、第1電極11と、第2電極12と、を含む。
第1半導体層10は、窒化物半導体を含み、第1導電形である。例えば、第1導電形はn形であり、第2導電形はp形である。第1導電形がp形であり、第2導電形がn形でもよい。以下では、第1導電形がn形で、第2導電形がp形である場合として説明する。第1半導体層10には、例えば、n形の不純物を含むGaN層が用いられる。n形の不純物には、例えば、Siが用いられる。
第1半導体層10は、第1面10aと、第2面10bと、を有する。第1面10aは、第1部分10pと、第2部分10qと、を有する。第2部分10qは、Z軸方向(第1方向)と交差する第2方向において第1部分10pと並ぶ。第2部分10qは、例えば、X軸方向において第1部分10pと並ぶ。第1部分10pには、複数の凸部10mが並べて設けられている。
第2面10bは、第1面10aと反対側の面である。第2面10bには、凹凸10vが設けられている。第2面10bは、例えば、粗面化されている。
第2半導体層20は、第2部分10qと対向して設けられる。第2半導体層20は、窒化物半導体を含み、第2導電形である。第2半導体層20には、例えば、p形の不純物を含むGaN層が用いられる。p形の不純物には、例えば、Mgが用いられる。第2半導体層20の厚さは、例えば、第1半導体層10の厚さよりも薄い。第2半導体層20の厚さは、第1半導体層10の厚さ以上でも良い。
発光層30は、第2部分10qと第2半導体層20との間に設けられる。Z軸方向は、例えば、第1半導体層10と第2半導体層20と発光層30との積層方向に対応する。
発光層30は、例えば、窒化物半導体を含む。発光層30には、例えば、複数の障壁層と、複数の障壁層の間に設けられた井戸層と、を含む。障壁層及び井戸層は、Z軸方向に沿って積層される。発光層30には、例えばMQW(Multi-Quantum Well)構造が用いられる。発光層30には、SQW(Single-Quantum Well)構造を用いてもよい。障壁層には、例えば、GaN層が用いられる。井戸層には、例えば、InGaN層が用いられる。
第1半導体層10と第2半導体層20との間に電圧を印加し、発光層30に電流を流す。これにより、発光層30から光が放出される。
半導体発光素子110では、第1半導体層10の第2面10bが、光取り出し面となる。前述のように、第2面10bには、凹凸10vが設けられる。これにより、発光層30から放出された光の第2面10bでの全反射が抑えられ、光取り出し効率を向上させることができる。
第1電極11は、第1部分10pと対向して設けられ、第1半導体層10と電気的に接続される。第1電極11は、例えば、第1部分10pに接する。第1電極11は、例えば、複数の凸部10mに接する。これにより、第1電極11が、第1部分10pを介して第1半導体層10と電気的に接続される。第1電極11は、発光層30から放出される光に対して反射性である。第1電極11の光反射率は、例えば、第1半導体層10の光反射率よりも高い。第1電極11には、例えば、Al、Ag、Pt、Ti、Ni及びAuなどが用いられる。第1電極11は、例えば、Al、Ag、Pt、Ti、Ni及びAuの少なくともいずれかを含む合金でもよい。
第1電極11は、第1面10a(X−Y平面)に対して平行な任意の方向に延びる細線状である。第1電極11は、例えば、第1方向及び第2方向に対して交差する第3方向に延びる。第1電極11は、例えば、Y軸方向に延びる。第1電極11の延在方向に対して垂直な方向の幅は、例えば、1μm以上20μm以下である。第1面10aの面積に対する第1電極11の面積は、例えば、1%以上30%以下である。
第1電極11は、例えば、第1面10aの外縁に沿う枠状である。この例において、第1電極11は、X軸方向に延びる部分と、Y軸方向に延びる部分と、を含む。例えば、第1電極11のY軸方向に延びる部分において、X軸方向の幅は、1μm以上20μm以下である。
第1電極11には、パッド部11pが設けられている。パッド部11pは、第1半導体層10から露呈している。パッド部11pは、X−Y平面に投影したときに、第1半導体層10と重ならない。パッド部11pは、例えば、第1電極11と外部の部材との配線に用いられる。この例では、2つのパッド部11pが設けられている。パッド部11pの数は、2つに限ることなく、1つでもよいし、3つ以上でもよい。パッド部11pには、例えば、Ti、Pt及びAuの少なくともいずれかの金属、または、これら少なくともいずれかの金属を含む合金が用いられる。
第2電極12は、第2半導体層20と電気的に接続される。第2半導体層20は、第2電極12と発光層30との間に配置される。この例では、第1半導体層10と基板5との間に第2半導体層20が設けられ、第2半導体層20と基板5との間に第2電極12が設けられる。換言すれば、基板5の上に第2電極12が設けられ、第2電極12の上に第2半導体層20が設けられ、第2半導体層20の上に発光層30が設けられ、発光層30の上に第1半導体層10が設けられる。
このように、半導体発光素子110では、第1半導体層10の第2面10bが、光取り出し面となり、第2面10bと反対側の第1面10a側に第1電極11と第2電極12とが設けられる。半導体発光素子110は、いわゆるThinFilm構造の発光素子である。
第2電極12は、例えば、第2半導体層20に接触することにより、第2半導体層20と電気的に接続される。また、第2電極12は、例えば、半田などを介して基板5と電気的に接続される。すなわち、第2半導体層20は、第2電極12を介して基板5と電気的に接続される。
第2電極12は、例えば、発光層30から放出される光に対して反射性である。第2電極12の光反射率は、例えば、第2半導体層20の光反射率よりも高い。第2電極12には、例えば、AgやAlの合金、または、これらを主たる成分とする合金などが用いられる。これにより、例えば、第2電極12において、高い反射性が得られる。また、第2半導体層20と前記金属または合金との間に、λ/2〜2λの厚さを持つ透明導電層が含まれていてもよい。すなわち、第2電極12は、前記金属または合金と、透明導電層と、を含んでもよい。なお、λは、発光層30から放出される光の波長である。
第2半導体層20は、第2電極12と対向する対向面20aを有する。対向面20aは、例えば、第1面10aと実質的に同じ方向を向く面である。第2半導体層20は、例えば、対向面20aにおいて第2電極12と接する。対向面20aの表面粗さは、例えば、第1部分10pの表面粗さよりも小さい。対向面20aは、実質的に平坦な面である。これにより、例えば、第2電極12での光の吸収を抑えることができる。例えば、光取り出し効率を向上させることができる。
積層体SBは、例えば、絶縁層40をさらに含む。絶縁層40は、例えば、第1電極11と第2半導体層20との間、第1電極11と発光層30との間、第1電極11と第2電極12との間、及び、第1電極11と基板5との間に設けられる。絶縁層40は、例えば、第1電極11と第2半導体層20とを電気的に絶縁する。絶縁層40は、例えば、第1電極11と発光層30とを電気的に絶縁する。絶縁層40は、例えば、第1電極11と第2電極12とを電気的に絶縁する。絶縁層40は、例えば、第1電極11と基板5とを電気的に絶縁する。すなわち、絶縁層40は、第1半導体層10と第2半導体層20との短絡を抑制する。絶縁層40には、例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜及びシリコン酸窒化膜の少なくともいずれかが用いられる。
また、この例では、絶縁層40の一部が、Z軸方向において第1部分10pと対向する。絶縁部40の一部は、例えば、第1部分10pに接する。絶縁部40の一部は、例えば、複数の凸部10mに接する。
図2(a)及び図2(b)は、実施形態に係る半導体発光素子の一部を表す模式図である。
図2(a)は、第1半導体層10の一部及び第1電極11の一部を拡大して模式的に表す部分断面図である。図2(b)は、基板5側から見た第1半導体層10の一部を拡大して模式的に表す部分平面図である。
図2(a)及び図2(b)に表したように、第1半導体層10の複数の凸部10mのそれぞれは、例えば、Y軸方向に延び、X軸方向に並ぶ。複数の凸部10mのそれぞれは、例えば、第1電極11の延在方向(第3方向)に延びる。複数の凸部10mのそれぞれは、例えば、第1部分10pと第2部分10qとの並ぶ方向に並ぶ。すなわち、この例において、複数の凸部10mのそれぞれは、第1電極11と実質的に平行な方向に延びる細線状である。
複数の凸部10mのそれぞれの間隔P1は、例えば、発光層30から放出される光の波長の0.5倍以上4倍以下である。発光層30から放出される光の波長は、例えば、450nm(400nm以上500nm以下)この場合、間隔P1は、225nm以上1800nm以下である。この例において、間隔P1は、より詳しくは、隣り合う2つの凸部10mのX軸方向の中心間のX軸方向の距離である。
複数の凸部10mのそれぞれの幅W1(X軸方向の長さ)は、例えば、間隔P1の10%以上90%以下である。また、複数の凸部10mのそれぞれの高さH1(Z軸方向の長さ)は、例えば、100nm以上1μm以下である。また、この例では、複数の凸部10mのそれぞれが、X−Z平面において、矩形状の断面形状を有している。凸部10mの断面形状は、矩形状に限ることなく、任意の形状でよい。凸部10mの断面形状は、例えば、三角形状でもよいし、台形状でもよいし、半楕円状でもよい。
複数の凸部10mは、第1部分10pに回折格子を形成する。複数の凸部10mは、例えば、第1半導体層10と第1電極11との接合界面に回折格子を形成する。この例において、複数の凸部10mは、いわゆる1次元回折格子である。X軸方向に並ぶ凸部10mの数は、例えば、8以上である。すなわち、複数の凸部10mは、少なくとも8以上の繰り返し周期の回折格子を形成する。
複数の凸部10mは、発光層30から放出された光の進行方向を回折によって変化させる。複数の凸部10mは、例えば、発光層30から放出され、X−Y平面と実質的に平行な方向に進んで第1部分10pに入射した光の進行方向を変化させる。複数の凸部10mは、例えば、X−Y平面と実質的に平行な方向に進む光の進行方向を変化させ、光取り出し面である第2面10bに向かわせる。
これにより、本実施形態に係る半導体発光素子110では、光取り出し効率を向上させることができる。また、この例では、複数の凸部10mが、第1半導体層10と絶縁層40との接合界面にも回折格子を形成する。これにより、例えば、光取り出し効率をより向上させることができる。なお、凸部10mは、絶縁層40に必ずしも接しなくてもよい。すなわち、回折格子は、第1半導体層10と第1電極11との接合界面付近に少なくとも設けられていればよい。
また、この例では、複数の凸部10mのそれぞれが、第1半導体層10と同じ材料を含む。複数の凸部10mのそれぞれの材料が、第1半導体層10の材料と同じである。すなわち、この例において、複数の凸部10mのそれぞれは、第1半導体層10と一体である。複数の凸部10mのそれぞれは、第1面10a自体に形成された凹凸形状である。
前述のように、第1電極11は、複数の凸部10mに接する。これにより、例えば、第1半導体層10と第1電極11との接触面積を増やし、第1半導体層10と第1電極11との接触抵抗を抑制することができる。
図3(a)及び図3(b)は、実施形態に係る別の半導体発光素子を模式的に表す断面図である。
図3(a)に表したように、半導体発光素子111では、積層体SBが、導電層42をさらに含む。導電層42は、第1半導体層10と第1電極11との間に設けられる。このように、第1電極11は、導電層42を介して第1半導体層10と電気的に接続してもよい。第1電極11は、必ずしも複数の凸部10mに接しなくてもよい。この例では、導電層42が、第1半導体層10と絶縁層40との間に延在している。このように、導電層40は、必ずしも複数の凸部10mに接しなくてもよい。導電層42は、例えば、光透過性を有する。導電層42は、例えば、透明である。導電層42には、例えば、ITOなどが用いられる。なお、導電層42は、光反射性でもよい。
図3(b)に表したように、半導体発光素子112では、複数の凸部10mのそれぞれの材料が、第1半導体層10の材料と異なる。このように、複数の凸部10mのそれぞれは、第1面10a上に別の材料で形成された凹凸形状としてもよい。この場合、複数の凸部10mのそれぞれには、光透過性を有する材料を用いる。また、この場合、複数の凸部10mのそれぞれの屈折率を、第1半導体層10の屈折率よりも小さくする。これにより、例えば、良好な光取り出し効率が得られる。複数の凸部10mのそれぞれには、例えば、AlGaNやInGaNなどが用いられる。
図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係る別の半導体発光素子を模式的に表す断面図である。
図4(a)に表したように、半導体発光素子113では、複数の凸部10mが、X軸方向及びY軸方向に正方格子状に並べられている。
図4(b)に表したように、半導体発光素子114では、複数の凸部10mが、三角格子状に並べられている。
半導体発光素子113、114において、複数の凸部10mのそれぞれは、島状(ドット状)である。このように、第1部分10pには、複数の島状の凸部10mのそれぞれを格子状に並べて設けてもよい。すなわち、第1部分10pに設けられる回折格子は、1次元回折格子に限ることなく、2次元回折格子でもよい。
半導体発光素子113では、複数の凸部10mのそれぞれの間隔P21、P22のそれぞれを、発光層30から放出される光の波長の0.5倍以上4倍以下にする。半導体発光素子114では、複数の凸部10mのそれぞれの間隔P31、P32、P33のそれぞれを、発光層30から放出される光の波長の0.5倍以上4倍以下にする。これにより、半導体発光素子113、114においても、第1部分10pで光の進行方向を変化させることができる。
2次元回折格子を形成する場合、X軸方向に並ぶ凸部10mの数は、例えば、8以上である。すなわち、複数の凸部10mは、少なくとも8以上の繰り返し周期の2次元回折格子を形成する。
また、1次元回折格子では、格子の延びる方向と平行な方向から入射する光の回折の度合いが、格子の延びる方向と垂直な方向から入射する光の回折の度合いよりも小さい。例えば、図2(b)に図示した例では、Y軸方向から入射する光の回折の度合いが、X軸方向から入射する光の回折の度合いよりも小さい。
これに対して、2次元回折格子では、X−Y平面と平行な任意の方向から入射する光を適切に回折させることができる。従って、半導体発光素子113、114では、半導体発光素子110に比べて、より光取り出し効率を向上させることができる。
なお、複数の凸部10mの格子状の配列は、正方格子状や三角格子状に限ることなく、第1部分10pに2次元回折格子を設けることのできる任意の配列でよい。また、半導体発光素子113、114では、凸部10mをX−Y平面に投影した形状が、円形である。島状の凸部10mをX−Y平面に投影した形状は、円形に限ることなく、例えば、多角形状でもよい。島状の凸部10mをX−Y平面に投影した形状は、第1部分10pに2次元回折格子を設けることのできる任意の形状でよい。
図5は、実施形態に係る別の半導体発光素子を模式的に表す断面図である。
図5に表したように、半導体発光素子115では、基板5と発光層30との間に、第1半導体層10が設けられる。半導体発光素子115では、第2電極12の上に第2半導体層20が設けられ、第2半導体層20の上に発光層30が設けられ、発光層30の上に第1半導体層10が設けられ、第1半導体層10の上に基板5が設けられる。
半導体発光素子115において、積層体SBは、半導体発光素子110と実質的に同じであるから、詳細な説明は省略する。半導体発光素子115において、基板5は、光透過性を有する。基板5は、例えば、透明である。基板5には、例えば、サファイア基板が用いられる。発光層30から放出された光は、第1半導体層10及び基板5を透過して外部に出射される。
半導体発光素子115は、いわゆるFlipChip構造の発光素子である。FlipChip構造においても、第1半導体層10の第2面10bが、光取り出し面となり、第2面10bと反対側の第1面10a側に第1電極11と第2電極12とが設けられる。従って、第1部分10pに複数の凸部10m(回折格子)を設けることで、半導体発光素子115においても、半導体発光素子110と同様に、光取り出し効率を向上させることができる。
例えば、ThinFilm構造の半導体発光素子において、第2電極(p電極)は、実質的に平滑である。第2電極は、例えば、反射鏡として機能する。そして、光取り出し面に凹凸構造を設け、光取り出し面とp電極との間で反射と散乱とを繰り返しながら光が徐々に漏れ出すという光取り出し過程を経る。
ThinFilm構造の素子の素子サイズは、例えば、数百μmである。これに対し、第1半導体層の厚さ(Z軸方向の長さ)は、1μm〜8μm程度である。第1半導体層は、例えば、スラブ状である。このため、X−Y平面と平行な方向(面内方向)に発光した光や光取り出し面で散乱され面内方向に近い伝搬方向となった光は、その後散乱を受ける機会を殆ど失い第1半導体層内を伝搬する。この結果、第1半導体層内における光の伝搬の配光は面内方向に偏った分布となる。この成分は光取出しへの寄与が小さい。
以下、計算例について説明する。簡単のため計算モデルは第1半導体層断面(例えば、X−Z平面と平行な断面)の2次元空間とし、光取り出し面は理想的なランバート反射面と仮定する。発光層で発生する光は等方的とする。発光層の幅は、200μmとする。第1電極(n電極)は、発光層の終端からX−Y平面と平行な方向において10μm分離されているとする。
第1電極と反対側の端を発光層の始端とすると、始端における配光分布は、Iθ,0=aθである。ここでaθは、発光の配光を表す。ここでは、aθ=1と仮定する。また、始端からx離れたところの配光分布をIθ,xとすれば、x+Δxの位置においては、(1)式と表す事ができる。なお、発光層外では(2)式とする。
Figure 2015018878

Figure 2015018878

ここで、αθは、(3)式で表され、βθは、(4)式で表され、γθは、(5)式で表される。
Figure 2015018878

Figure 2015018878

Figure 2015018878

(3)式〜(5)式のそれぞれにおいて、変数dは、第1半導体層の厚さであり、Rθは、光取り出し面の反射率であり、αGANは、第1半導体層の光の吸収率である。そして、計算では、それぞれ、d=4μm、Rθ=70%(const.)、αGAN=20cm−1とした。
図6(a)及び図6(b)は、実施形態に係る半導体発光素子の計算結果の一例を表す模式図である。
図6(a)及び図6(b)は、第1半導体層の内部伝搬光の発光層終端における配光分布LD1と、第1半導体層の内部伝搬光の第1電極端における配光分布LD2と、を表す。図6(a)は配光分布をリニアで、図6(b)は配光分布をLogで表示したものである。
この計算は、2次元近似であるためそのまま3次元には適用出来ないが、いずれにしても第1半導体層の内部伝搬光が第1電極の近傍において極端に水平方向に配光していると推定される。
なお、FlipChip構造においては、基板が光取り出し面に接続されている。このため、FlipChip構造の配光分布は、ThinFilm構造の配光分布と若干異なる。例えば、FlipChip構造において、サファイア基板を用いた場合には、サファイア基板が第1半導体層よりも低屈折率であるため、同様に、内部伝搬光が第1電極の近傍において極端に水平方向に配光する。一方、FlipChip構造において、SiC基板及びGaN基板を用いた場合には、上記の極端な配光が抑制される。
半導体発光素子110のThinFilm構造では、第1半導体層の光取り出し面と反対側の面に第1電極が設けられる。第1半導体層の基板面側に、絶縁層に保護されたメサ形状の第1電極が発光層を貫通する形で配置される。従って、この第1電極と第1半導体層との接合面(以下、第1コンタクト面と称す)は、発光層よりも光取り出し面に近い位置にある。そして、発光層は、第1コンタクト面に対し横下方にある。
図7(a)〜図7(d)は、第1半導体層と第1電極との接合面における入射光の配光分布を表す模式図である。
図7(a)及び図7(b)は、第1コンタクト面に入射する光のX−Y平面と平行な方向の配光分布を模式的に表す。
図7(c)及び図7(d)は、第1コンタクト面に入射する光のX−Z平面と平行な方向の配光分布を模式的に表す。
上記の条件から総合して、第1コンタクト面に入射する光の大半は、図7(b)及び図7(d)に表すように、その波数ベクトルの向きが概ね第1半導体層に対し平行方向にあると見積もられ、光取出しには殆ど寄与しない。
この事は、一見、第1コンタクト面に任意の凹凸構造があれば光取り出し効率が向上すると考えがちである。しかしながら、実際には、第1コンタクト面の光学特性が良好であるとは言えない。この場合、凹凸構造での散乱反射による光取出し効率の向上よりも、第1電極の表面積の増加に伴う第1電極での光吸収の方が支配的となり、トータルでの光取り出し効率は低下する場合がある。この問題を抑制するため、半導体発光素子では、第1コンタクト面を可能な限り平滑にし、第1電極での光吸収損失を抑えることが行われている。
本実施形態においては、第1電極11に入射する光の波数ベクトル分布が、前述の通り第1コンタクト面に対して平行に近い事を利用する。反射光(1〜2次回折光)が光取り出し面(第2面10b)に対し概ね垂直になるように設計された回折格子構造を、第1部分10pに設ける。すなわち、第1半導体層10うちの第1電極11と対向する部分、及び、第1電極11の周囲の絶縁領域(絶縁層40)と対向する部分に、複数の凸部10mを設ける。これにより、光取り出しを促進する。更に、第1電極11上に回折格子構造を設けた場合は、第1電極11の周囲の絶縁領域にのみ設けた場合に比べ、光吸収が増大するが光取り出しの促進も大きく向上すると共に、第1コンタクト面の面積が増大し、電気抵抗値が下がる等の効果も得られる。
前述の通り、第1電極11に入射する光は、横方向から来る。このため、第1半導体層10を上方から見たその伝搬方向の中央値は、細線状の第1電極11の延在方向に対して垂直方向となる。従って回折格子を1次元構造とする場合、第1電極11と平行方向に伸びた細線構造の回折格子(凸部10m)とする事が望ましい。また、2次元回折格子構造でもよいが、これは一般に2次元スラブフォトニック結晶と同様の設計となる。
前述の回折格子構造は、高屈折率である第1半導体層10に設けられる。このため、その凹凸高さ(凸部10mのZ軸方向の長さ)は発光波長の1/4程度以上で効果が大きく、波長の1/2あれば十分である。即ち発光波長450nmにおいては、45nm以上が望ましく、90nm以上がより望ましい。
第1電極11への入射光は、実際には、第1コンタクト面上から見ると、図7(a)に表したように、ランバート型配光に類似した分布となり、第1電極11の長手方向に対し、垂直±60°の範囲までは大きな値(最大値の1/2)を持つ。従って、回折格子は、例えば、0°以上60°以下、特に15°以上45°以下の入射角で最適となるよう設計する事が望ましい。
これらの事象を勘案すると、前述回折格子の構造周期Λは、発光波長λに対し、Λ=1/2λ〜4λ程度、より望ましくはΛ=λ〜2λが適当であると言える。すなわち、複数の凸部10mのそれぞれの間隔P1(P21、P22、P31、P32、P33)は、発光層30から放出される光の波長の0.5倍以上4倍以下にする。これにより、光取り出し効率を向上させることができる。そして、間隔P1(P21、P22、P31、P32、P33)を、発光層30から放出される光の波長の1倍以上2倍以下にする。これにより、光取り出し効率をより向上させることができる。
図8(a)及び図8(b)は、実施形態に係る半導体発光素子の計算結果の一例を表す模式図である。
図8(a)及び図8(b)は、エバルト球を用いた周期凹凸により散乱された光の配光の概念図である。図8(a)は、Λ=5λとしたときの概念図であり、図8(b)は、Λ=λとしたときの概念図である。すなわち、図8(a)は、回折格子の構造周期Λを大きくした場合の概念図であり、図8(b)は、回折格子の構造周期Λを小さくした場合の概念図である。
例えば、窒化物半導体を用いた青色LEDの場合、波長λ=450nm、第1半導体層10をn形のGaN層とし、450nmの波長における第1半導体層10の屈折率を2.47とする。この場合、回折格子の構造周期Λは、例えば、180nm以上730nm以下が望ましく、180nm以上360nm以下がより望ましい。同様に、波長を550nmとし、第1半導体層10の屈折率を2.4とした場合、回折格子の構造周期Λは、230nm以上460nm以下であることが望ましい。
図8(a)に表したように、回折格子の構造周期Λを大きくした場合(例えばΛ=5λとした場合)には、伝搬角が大きく変わることは無いため通常の凹凸による光散乱と大きな違いが無い。従って、例えば、半導体発光素子110のようなThinFilm構造においては、前述の光吸収に関する理由から望ましくない。
次に、実施形態に係る半導体発光素子110の第1電極11周辺の光の振る舞いに関するシミュレーションについて説明する。
図9は、シミュレーションに用いた半導体発光素子のモデルを模式的に表す断面図である。
図10は、シミュレーションに用いた各部の屈折率を表す表である。
図9に表したように、シミュレーションモデルSMにおいては、基板5が省略されている。また、シミュレーションモデルSMは、第1中間層51と、第2中間層52と、をさらに含む。第1中間層51は、第1電極11と絶縁層40との間に設けられる。第1中間層51は、例えば、AlやAgなどの金属材料を含む。第1中間層51は、例えば、第1電極11と絶縁層40との密着性を高める接着用金属層として機能する。第2中間層52は、例えば、第2電極12と図示を省略した基板5との間に設けられる。第2中間層52は、例えば、絶縁層40と基板5との間に延在する。第2中間層52は、例えば、AlやAgなどの金属材料を含む。第2中間層52は、例えば、第2電極12と基板5との密着性、及び、絶縁層40と基板5との密着性を高める接着用金属層として機能する。
シミュレーションにおいて、発光波長は450nmとした。第1半導体層10の材料は、GaNとした。各部の屈折率は、図10の表に示す。第1電極11の幅(X軸方向の長さ)は、10μmとした。絶縁層40の第1半導体層10に接する部分の幅は、8μmとした。絶縁層40の材料は、SiOとした。また、第1電極11の垂直反射率が20%、第2電極12の垂直反射率が92%となるように、第1電極11及び第2電極12のそれぞれの光学特性を調整した。
回折格子は、第1電極11の延在方向(Y軸方向)に平行な1次元構造とし、周期(間隔P1)は100nm(Λ=0.55λ)〜800nm(Λ=4.4λ)とした。回折格子の深さ(凸部10mのZ軸方向の長さ)は60nmとした。第2面10bの凹凸10vは、KOHウェットエッチングで形成されるランダム凹凸とした。第1電極11のうちの、Y軸方向に延在する1つの部分と、Y軸方向に延在する別の1つの部分と、の間のX軸方向の距離(細線電極間の距離)は、100μmとした。第1半導体層10の厚さは、1μmとした。但し、GaNの吸収係数を調整することにより、細線電極間の距離を200μm相当とし、第1半導体層10の厚さを2μm相当とした。なお、折り返し対称性を組み込むことにより、細線電極周期の1/4の空間を解析領域とした。
図11(a)及び図11(b)は、シミュレーション結果の一例を表すグラフ図である。
図11(a)においては、正方形状のマーカが、光取り出し効率(左側の縦軸)に対応し、円形状のマーカが、光取り出し向上率(右側の縦軸)に対応する。
図11(a)に表したように、今回所条件の中では、Λ=2λの近傍で最も効率が高い。一方、0.55λでは有意に効率が低下しており、これ以上周期を短くしても効果が得られない事がわかる。一方、Λ>3λでも大きな効率低下は見られない。しかしながら、これは第1電極11直上の第1半導体層10の厚さが、回折格子構造の侵食により相対的に薄くなり光取出しが向上した事が主因であり回折格子の効果は少ないと考えられる。第1半導体層10がより厚い場合、向上率が低下する領域であると予想される。以上の結果からも1/2λ<Λ<4λが適当である事が伺える。
図11(a)及び図11(b)に表したように、今回提示した条件においては、2.5%以上の光取り出し効率の向上が見込まれる事がわかった。これは内部損失8%以上の抑制を意味しており、意味のある効果である。
次に、半導体発光素子110の製造方法について説明する。
図12(a)〜図12(i)は、実施形態に係る半導体発光素子の製造方法の工程順を模式的に表す断面図である。
図13は、実施形態に係る半導体発光素子の製造方法を例示するフローチャートである。
図12(a)及び図13のステップS101に表したように、半導体発光素子110の製造では、まず、加工体110wが準備される。加工体110wは、成長用基板6と、積層膜SFと、を含む。積層膜SFは、Z軸方向において、成長用基板6に積層される。積層膜SFは、第1半導体層10となる第1導電形の第1半導体膜10fと、第2半導体層20となる第2導電形の第2半導体膜20fと、発光層30となる発光膜30fと、を含む。
加工体110wでは、成長用基板6と第2半導体膜20fとの間に第1半導体膜10fが配置される。第1半導体膜10fと第2半導体膜20fとの間に、発光膜30fが設けられる。成長用基板6には、例えば、シリコン基板やサファイア基板などが用いられる。
加工体110wの準備は、例えば、成長用基板6の上に第1半導体膜10fを形成し、第1半導体膜10fの上に発光膜30fを形成し、発光膜30fの上に第2半導体膜20fを形成することにより、加工体110wを形成することを含む。
図12(b)及び図13のステップS102に表したように、例えば、フォトリソグラフ処理及びエッチング処理により、第2半導体膜20fの一部、発光膜30fの一部及び第1半導体膜10fの一部が除去される。これにより、第1電極11を形成するための溝60が、積層膜SFに形成される。溝60は、第1半導体膜10fの一部を露呈させる。この溝60によって露呈された部分(以下、露呈部EPと称す)が、第1半導体層10において第1部分10pとなる。
図12(c)及び図13のステップS103に表したように、第1半導体膜10fの露呈部EPに、複数の凸部10mが形成される。複数の凸部10mは、例えば、フォトリソグラフ処理によって回折格子のパターンを露呈部EP上に転写し、露呈部EPの部分において第1半導体膜10fをエッチングすることによって形成される。このとき、複数の凸部10mのそれぞれの間隔が、発光膜30f(発光層30)から放出される光の波長の0.5倍以上4倍以下となるように、複数の凸部10mを形成する。
この方法では、回折格子の形状をシャープに形成することができる。例えば、複数の凸部10mにおいて、強い回折を得ることがきる。但し、溝60内にパターニングを行うため、投影露光やビーム描画(レーザ描画、電子ビーム描画等)を用いる必要がある。
図12(d)及び図13のステップS104に表したように、例えば、成膜処理、フォトリソグラフ処理及びエッチング処理により、露呈部EPの上に第1電極11が形成される。すなわち、複数の凸部10mの上に第1電極11が形成される。第1電極11は、第1半導体膜10fと電気的に接続される。
図12(e)及び図13のステップS105に表したように、例えば、成膜処理、フォトリソグラフ処理及びエッチング処理により、第2半導体膜20fの上に第2電極12が形成される。第2電極12は、第2半導体膜20fと電気的に接続される。
図12(f)に表したように、例えば、成膜処理、フォトリソグラフ処理及びエッチング処理により、絶縁層40が形成される。絶縁層40は、例えば、絶縁性の材料を溝60に埋め込むことによって形成される。
図12(g)及び図13のステップS106に表したように、第2電極12の上、及び、絶縁層40の上に、基板5となる支持基板5fが接合される。支持基板5fは、例えば、AuSn半田などによって、第2電極12及び絶縁層40と接合される。
図12(h)及び図13のステップS107に表したように、成長用基板6が第1半導体膜10fから剥離される。成長用基板6は、例えば、レーザリフトオフなどによって剥離される。
図12(i)及び図13のステップS108に表したように、エッチング処理などにより、第1半導体膜10fの表面(発光膜30fと反対側の面)に凹凸10vが形成される。
この後、例えば、ダイシング処理などによって、積層膜SFや支持基板5fを素子毎に分離させる。例えば、支持基板5fから基板5を形成し、第1半導体膜10fから第1半導体層10を形成し、第2半導体膜20fから第2半導体層20を形成し、発光膜30fから発光層30を形成する。
以上により、半導体発光素子110が完成する。
図14(a)及び図14(b)は、実施形態に係る半導体発光素子の別の製造方法の工程順を模式的に表す断面図である。
図15は、実施形態に係る半導体発光素子の別の製造方法を例示するフローチャートである。
図15のステップS111に表したように、この例においても、まず上記と同様に、加工体110wが準備される。
図14(a)及び図15のステップS112に表したように、例えば、フォトリソグラフ処理及びエッチング処理により、第2半導体膜20fの表面20s(発光膜30fと反対側の面)に、複数の凸部20mが形成される。複数の凸部20mのそれぞれは、例えば、表面20sの一部20pに形成される。表面20sの一部20pは、第2半導体膜20fにおいて、第1半導体膜10fの第1電極11を形成する領域と重なる部分である。また、このとき、複数の凸部20mのそれぞれの間隔が、発光膜30f(発光層30)から放出される光の波長の0.5倍以上4倍以下となるように、複数の凸部20mを形成する。
図14(b)及び図15のステップS113に表したように、例えば、フォトリソグラフ処理及びエッチング処理により、溝60を形成する。このとき、複数の凸部20bの形状を露呈部EPに転写させることにより、露呈部EPに複数の凸部10mを形成する。
以下、上記の例と同様に、第1電極11の形成、第2電極12の形成、絶縁層40の形成、支持基板5fの接合、成長用基板6の剥離、及び、凹凸10vの形成などを行う(図15のステップS114〜ステップS118)。これにより、この例においても、半導体発光素子110を形成することができる。
この方法では、回折格子のパターニングを平滑面(例えば、第2半導体膜20の表面20s)に対して行うことができる。このため、通常の投影露光やビーム描画の他、コンタクト露光、近接場露光、ナノプリント技術などを用いることもできる。すなわち、この例では、溝60を先に形成する場合に比べて、例えば、回折格子のパターニングを容易にできる。
但し、この例では、溝60を先に形成する場合に比べて、回折格子構造が若干鈍る。一方で、回折格子構造がシャープでない場合には、例えば、第1電極11での光吸収の増大を抑制することができる。例えば、局在プラズモンによる光損失の増大を抑えることができる。また、この例において、溝60の形成には、例えば、ドライエッチングを用いる。これにより、例えば、複数の凸部20mの形状を適切に第1半導体膜10fに転写することができる。回折格子構造の形状を十分に維持することができる。
FlipChip構造の半導体発光素子115を製造する場合には、例えば、第2電極12の形成まで行った後に、ダイシングを行う。これにより、半導体発光素子115を製造することができる。この場合には、例えば、成長用基板6から基板5が形成される。
実施形態によれば、光取り出し効率を向上させることのできる半導体発光素子及びその製造方法が提供される。
なお、本明細書において「窒化物半導体」とは、BInAlGa1−x−y−zN(0≦x≦1,0≦y≦1,0≦z≦1,x+y+z≦1)なる化学式において組成比x、y及びzをそれぞれの範囲内で変化させた全ての組成の半導体を含むものとする。またさらに、上記化学式において、N(窒素)以外のV族元素もさらに含むもの、導電形などの各種の物性を制御するために添加される各種の元素をさらに含むもの、及び、意図せずに含まれる各種の元素をさらに含むものも、「窒化物半導体」に含まれるものとする。
なお、本願明細書において、「垂直」及び「平行」は、厳密な垂直及び厳密な平行だけではなく、例えば製造工程におけるばらつきなどを含むものであり、実質的に垂直及び実質的に平行であれば良い。本願明細書において、「上に設けられる」状態は、直接接して設けられる状態の他に、間に他の要素が挿入されて設けられる状態も含む。「積層される」状態は、互いに接して重ねられる状態の他に、間に他の要素が挿入されて重ねられる状態も含む。「対向する」状態は、直接的に面する状態の他に、間に他の要素が挿入されて面する状態も含む。本願明細書において、「電気的に接続」には、直接接触して接続される場合の他に、他の導電性部材などを介して接続される場合も含む。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明の実施形態は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、半導体発光素子に含まれる、基板、積層体、第1半導体層、第2半導体層、発光層、第1電極、第2電極、積層膜、第1半導体膜、第2半導体膜及び発光膜などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した半導体発光素子及びその製造方法を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての半導体発光素子及びその製造方法も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
5…基板、 5f…支持基板、 6…成長用基板、 10…第1半導体層、 10a…第1面、 10b…第2面、 10f…第1半導体膜、 10m…凸部、 10p…第1部分、 10q…第2部分、 11…第1電極、 11p…パッド部、 12…第2電極、 20…第2半導体層、 20f…第2半導体膜、 30…発光層、 30f…発光膜、 40…絶縁層、 42…導電層、 51…第1中間層、 52…第2中間層、 110〜115…半導体発光素子、 110w…加工体、 SB…積層体、 SF…積層膜、 SM…シミュレーションモデル

Claims (20)

  1. 基板と、
    第1方向において前記基板と並ぶ積層体であって、
    複数の凸部が並べて設けられた第1部分と、前記第1方向と交差する第2方向において前記第1部分と並ぶ第2部分と、を含む第1面を有する第1導電形の第1半導体層と、
    前記第2部分と対向して設けられた第2導電形の第2半導体層と、
    前記第2部分と前記第2半導体層との間に設けられた発光層と、
    前記第1部分と対向して設けられ、前記第1半導体層と電気的に接続された第1電極と、
    前記第2半導体層と電気的に接続された第2電極であって、前記第2電極と前記発光層との間に前記第2半導体層が配置される第2電極と、
    を含む積層体と、
    を備え、
    前記複数の凸部のそれぞれの間隔は、前記発光層から放出される光の波長の0.5倍以上4倍以下である半導体発光素子。
  2. 前記第1電極は、前記第1部分に接する請求項1記載の半導体発光素子。
  3. 前記複数の凸部のそれぞれは、前記第1半導体層と同じ材料を含む請求項1または2に記載の半導体発光素子。
  4. 前記複数の凸部のそれぞれの材料は、前記第1半導体層の材料と異なる請求項1または2に記載の半導体発光素子。
  5. 前記複数の凸部のそれぞれの屈折率は、前記第1半導体層の屈折率よりも小さい請求項4記載の半導体発光素子。
  6. 前記第1電極は、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に延び、
    前記複数の凸部のそれぞれは、前記第3方向に延び、前記第2方向に並ぶ請求項1〜5のいずれか1つに記載の半導体発光素子。
  7. 前記複数の凸部のそれぞれは、格子状に並べられている請求項1〜5のいずれか1つに記載の半導体発光素子。
  8. 前記第2半導体層は、前記第2電極と対向する対向面を有し、
    前記対向面の表面粗さは、前記第1部分の表面粗さよりも小さい請求項1〜7のいずれか1つに記載の半導体発光素子。
  9. 前記第2電極は、前記対向面に接する請求項8記載の半導体発光素子。
  10. 前記第2半導体層は、前記第1半導体層と前記基板との間に設けられ、
    前記第2電極は、前記第2半導体層と前記基板との間に設けられる請求項1〜9のいずれか1つに記載の半導体発光素子。
  11. 前記基板は、導電性を有し、
    前記第2電極は、前記基板と電気的に接続される請求項10記載の半導体発光素子。
  12. 前記積層体は、前記第1電極と前記基板との間に設けられた絶縁層をさらに含む請求項11記載の半導体発光素子。
  13. 前記絶縁層の一部は、前記第1部分と対向する請求項12記載の半導体発光素子。
  14. 前記基板は、光反射性である請求項10〜13のいずれか1つに記載の半導体発光素子。
  15. 前記第1半導体層は、前記基板と前記発光層との間に設けられる請求項1〜9のいずれか1つに記載の半導体発光素子。
  16. 前記基板は、光透過性を有する請求項15記載の半導体発光素子。
  17. 前記第1電極及び前記第2電極は、光反射性である請求項1〜16のいずれか1つに記載の半導体発光素子。
  18. 成長用基板と、
    第1方向において前記成長用基板に積層された積層膜であって、
    第1導電形の第1半導体膜と、
    第2導電形の第2半導体膜であって、前記基板と前記第2半導体膜との間に前記第1半導体膜が配置された第2半導体膜と、
    前記第1半導体膜と前記第2半導体膜との間に設けられた発光膜と、
    を含む積層膜と、
    を含む加工体を準備する工程と、
    前記第1半導体膜の一部を露呈させる溝と、前記第1半導体膜の前記溝によって露呈された部分に設けられた複数の凸部と、を形成する工程であって、前記複数の凸部のそれぞれの間隔が、前記発光膜から放出される光の波長の0.5倍以上4倍以下となるように前記複数の凸部を形成する工程と、
    前記第1半導体膜の前記溝によって露呈された部分の上に、前記第1半導体膜と電気的に接続された第1電極を形成する工程と、
    前記第2半導体膜の上に、前記第2半導体膜と電気的に接続された第2電極を形成する工程と、
    を備えた半導体発光素子の製造方法。
  19. 前記溝と前記複数の凸部とを形成する前記工程は、前記第2半導体膜の一部、前記発光膜の一部及び前記第1半導体膜の一部を除去して前記溝を形成し、前記第1半導体膜の前記溝によって露呈された部分に前記複数の凸部を形成することを含む請求項18記載の半導体発光素子の製造方法。
  20. 前記溝と前記複数の凸部とを形成する前記工程は、前記第2半導体膜の表面に、複数の凸部を形成し、前記第2半導体膜の一部、前記発光膜の一部及び前記第1半導体膜の一部を除去して前記溝を形成するとともに、前記第2半導体膜の前記複数の凸部の形状を前記第1半導体膜に転写させることにより、前記第1半導体膜の前記溝によって露呈された部分に前記複数の凸部を形成することを含む請求項18記載の半導体発光素子の製造方法。
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