JP2015010490A - 密閉型圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】摺動部の油膜が形成されやすくして、摺動部の幅低減や潤滑油の低粘度化を図り、高効率の密閉型圧縮機を提供する。【解決手段】主軸部111の外周に刻設した螺旋状である溝部135の上端を非摺動部140の範囲内に設け、溝部135が第1の摺動部141に無いものである。これにより、第1の摺動部141の面積を広く確保でき、主軸受120との間の潤滑油によって発生する油膜圧力が逃げにくく、油膜が形成されやすくなる。そのため、更なる高効率化のための第1の摺動部141の幅低減や潤滑油の低粘度化が可能となり、高効率にすることができる。【選択図】図3
Description
本発明は、冷凍冷蔵庫やショーケース、自販機等の冷凍装置に用いられる密閉形圧縮機に関するものである。
近年、冷凍冷蔵庫等の冷凍装置に使用される密閉型圧縮機は、高信頼性を前提とした消費電力の低減や静音化が強く望まれている。こうした中、インバーター駆動による圧縮機の低回転化や潤滑油の低粘度化が進んできており、それらに伴う課題として、給油確保や摺動部の信頼性確保が挙げられる。
これらの課題に対し、従来の密閉型圧縮機としては、給油改善を行ったものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら上記従来の密閉型圧縮機を説明する。
図6は、特許文献1に記載された従来の密閉型圧縮機の縦断面図を示すものである。
図6に示すように、密閉容器1内には、固定子2と回転子3からなる電動要素4と、電動要素4によって駆動される圧縮要素5と、を収容し、密閉容器1内に、潤滑油6を貯溜する。シャフト7は、回転子3を圧入固定した主軸部8および主軸部8に対し偏心して形成された偏心軸部9を有する。ブロック14は、略円筒形の圧縮室15を有するとともに、主軸部8を軸支する主軸受16を有している。主軸部8の外周には、主軸受16の上部並びに下部と摺動する摺動部17と、主軸受16と摺動しない非摺動部18が形成されている。ピストン19は、ブロック14の圧縮室15に往復摺動自在に挿入され、偏心軸部9との間を連結部20によって連結されている。
シャフト7の内部には給油通路30、31が設けられるとともに、主軸部8の外周には下端が給油通路30の上端近傍と連通し、上方に向かってシャフト7の反回転方向に傾斜しながら螺旋状に刻設した螺旋溝32が形成されている。螺旋溝32の上端は給油通路31の下端近傍と連通している。主軸部8の下端部には一端が潤滑油6中に開口し、他端が給油通路30と連通したオイルコーン33が固定されている。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作を説明する。
電動要素4の回転子3はシャフト7を回転させ、偏心軸部9の回転運動が連結手段20を介してピストン19に伝えられることで、ピストン19は圧縮室15内を往復運動する。それにより、冷媒ガスは冷却システム(図示せず)から圧縮室15内へ吸入・圧縮された後、再び冷却システムへと吐き出される。
一方、オイルコーン33はシャフト7の回転によりポンプ作用をするようになっている。オイルコーン33のポンプ作用により、密閉容器1の底部の潤滑油6は、給油通路30を介して上方に汲み上げられる。給油通路30の上部に至った潤滑油6は、螺旋溝32へと導入される。螺旋溝32はシャフト7回転方向と逆向きに働く慣性力と同方向に傾斜していることから、潤滑油6には新たに上方向への大きな搬送力が働く。潤滑油6は、螺旋溝32内を上方へ上げられるとともに、シャフト7の摺動部17へ供給される。螺旋溝32の上端に至った潤滑油6は、給油通路31へと導入され、偏心軸部9等の摺動部に供給され、潤滑を行う。
しかしながら、前記従来の構成では、螺旋溝32の一部は、主軸部8の摺動部17内に形成されているため、摺動部17の面積の一部が、螺旋溝32により摺動しない部分となり、主軸受16と摺動する実質の摺動面積が小さくなる。そのため、螺旋溝32が摺動部17内に形成されていない場合に比べて、油膜圧力の発生能力が小さくなり、更なる高効率化のための摺動幅の低減や潤滑油の低粘度化ができないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、油膜圧力の発生能力を向上して、高効率の密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の密閉型圧縮機は、ピストンを駆動するシャフトの主軸部を軸支する主軸受と、前記主軸部の外周に刻設した少なくとも一部が螺旋状である溝部と、前記溝部と前記主軸受の内周で形成された粘性ポンプとを備え、前記主軸部は、前記主軸受と摺動しない非摺動部と、前記主軸受と摺動し、かつ前記非摺動部の上側に位置する第1の摺動部および下側に位置する第2の摺動部とを備え、前記溝部はその上端を前記非摺動部の範囲内に設けたものである。
これにより、溝部が第1の摺動部に無い構成となるので、第1の摺動部の面積を広く確保でき、主軸受との間の潤滑油により発生する油膜圧力が逃げにくく、油膜が形成されやすくなる。
本発明の密閉型圧縮機は、摺動部の信頼性を確保した上で、更なる高効率化のための第1の摺動部の幅低減や潤滑油の低粘度化が可能となり、高効率にすることができる。
第1の発明は、密閉容器内に、固定子と回転子を備える電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素と、前記圧縮要素を潤滑する潤滑油とを備え、前記圧縮要素は、前記回転子が固定された主軸部と偏心軸部とを有するシャフトと、前記シャフトの偏芯軸部と連結部を介して連係させたピストンと、前記ピストンが往復運動する圧縮室を有したブロックと、前記ブロックに設けられ前記主軸部を軸支する主軸受と、前記主軸部の外周に刻設した少なくとも一部が螺旋状である溝部と、前記溝部と前記主軸受の内周で形成された粘性ポンプとを備え、前記主軸部は、前記主軸受と摺動しない非摺動部と、前記主軸受と摺動し、かつ前記非摺動部の上側に位置する第1の摺動部および下側に位置する第2の摺動部とを備え、前記溝部はその上端を前記非摺動部の範囲内に設けたものである。
これにより、溝部が第1の摺動部に無い構成となるので、第1の摺動部の面積を広く確保でき、主軸受との間の潤滑油により発生する油膜圧力が逃げにくく、油膜が形成されやすくなる。そのため、更なる高効率化のための第1の摺動部の幅低減や潤滑油の低粘度化が可能となり、高効率にすることができる。
第2の発明は、第1の発明において、主軸部の第1の摺動部の外周に、溝部より幅が狭く、第1の摺動部の上下に連通する給油溝を設けたものである。
これにより、主軸部の非摺動部の潤滑油を第1の摺動部に供給しやすくなるため、第1の摺動部の安定した油膜形成が可能になり、安定した高効率向上効果が得られる。この際、給油溝は第1の摺動部に給油するための最小限の幅にすることができるので、第1の摺動部の摺動面積は給油溝によって小さくなるが、その低下幅は小さく抑えることができる。そのため、従来のように、螺旋溝が摺動部にある場合に比べて、摺動面積を大きく確保できる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、商用電源周波数未満の回転数を含む複数の運転周波数で運転するものである。
これにより、摺動部の油膜が形成されにくくなる低速回転時や、摺動部へ掛かる荷重が大きくなる高速回転時においても、摺動部の油膜形成がされやすく、高効率化の改善効果が大きい。
第4の発明は、第1から第3のいずれか1つの発明において、潤滑油の粘度がVG3〜VG8となっているものである。
これにより、第1の摺動部の油膜切れが発生しやすい低粘度の潤滑油において、第1から第3のいずれか1つの発明の効果が得られるため、改善効果が大きい。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図、図2、図3は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の要部断面図、図2は図3の状態からクランクシャフトの回転角度が1/4回転分進んだ位置の図である。
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図、図2、図3は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の要部断面図、図2は図3の状態からクランクシャフトの回転角度が1/4回転分進んだ位置の図である。
図1、図2、図3において、密閉容器101内には潤滑油102が貯溜され、固定子103と回転子104からなる電動要素105と、電動要素105によって駆動される圧縮要素106と、が収容される。シャフト110は、回転子104を固定した主軸部111と、主軸部111の上部に配設され主軸部111に対し偏心して形成された偏心軸部112と、を有している。
ブロック114は、略円筒形の圧縮室116を有し、主軸部111を軸支する主軸受120が形成されている。ピストン126は、ブロック114の圧縮室116に往復摺動自在に挿入され、偏心軸部112との間を連結部128によって連結されている。
スラストボールベアリング132は、シャフト110とブロック114の間に設けられ、シャフト110を鉛直方向に支持している。
シャフト110の下端内部には給油経路134が設けられるとともに、主軸部111の下端部は、潤滑油102中に浸漬し、給油経路134は潤滑油102中に開口している。
主軸部111の外周には下端が給油経路134の上端近傍と連通し、上方に向かってシャフト110の反回転方向に傾斜しながら螺旋状に刻設した溝部135が形成されている。溝部135と主軸受120の内周で粘性ポンプ136が形成されている。
シャフト110の内部には、主軸部111の上部から偏心軸部112に貫通する給油通路138が設けられ、給油通路138下端近傍と溝部135の上端近傍は連通している。
主軸部111は、主軸受120と摺動しない非摺動部140と、主軸受120と摺動し、かつ非摺動部140の上側に位置する第1の摺動部141および下側に位置する第2の摺動部142とを備え、溝部135の上端144を非摺動部140に設けている。
すなわち、この密閉型圧縮機では、溝部135の形成を、非摺動部140の範囲内までとし、その上方に位置する第1の摺動部141には偏心軸部112まで貫通する給油通路138を貫通形成して、従来は螺旋状溝部が形成されていた第1の摺動部141の外周には、溝部135を設けない構成としている。
加えて、本実施の形態では、主軸部111の第1の摺動部141の外周に、溝部135より幅が狭く、第1の摺動部141の上下に連通する給油溝145を設けている。
電動要素105は、商用電源周波数未満の回転数を含む複数の運転周波数で運転することができる。
本実施の形態において、密閉型圧縮機に使用される冷媒は、オゾン破壊係数がゼロのR134aや、R600aに代表される温暖化係数の低い自然冷媒である炭化水素系冷媒等であり、それぞれ相溶性の高い潤滑油102と組み合わせてある。また、潤滑油102の粘度は、低粘度のVG5グレードである。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作を説明する。
電動要素105の回転子104はシャフト110を回転させ、偏心軸部112の回転運動が連結部128を介してピストン126に伝えられることで、ピストン126は圧縮室116内を往復運動する。それにより、冷媒は冷却システム(図示せず)から圧縮室116内へ吸入、圧縮された後、再び冷却システムへと吐き出される。
シャフト110と回転子104の重量は、スラストボールベアリング132で支えられるとともに、シャフト110の回転時は、スラストボールベアリング132により回転が滑らかになり、スラスト軸受での損失を小さくすることができる。
密閉容器101内に貯溜された潤滑油102は、シャフト110の回転により生じる遠心力により、シャフト110下部に設けられた給油経路134によって、主軸部111の下部から螺旋状の溝部135の下端まで汲み上げられる。
溝部135は、シャフト110の回転方向と逆向きに働く慣性力と同方向に傾斜していることから、粘性ポンプ136として作用し、潤滑油102には新たに上方向への大きな搬送力が働く。潤滑油102は、溝部135内を上方へ上げられるとともに、シャフト110の第2の摺動部142へ供給され、潤滑を行う。
溝部135の上端144に至った潤滑油102の多くは、断面積の大きい給油通路138へと導入されて上方へ上げられ、偏心軸部112やピストン126等の摺動部に供給され、各部の潤滑を行う。
一方、溝部135の上端144に至った潤滑油102の一部は、給油溝145に導入されて第1の摺動部141に供給され潤滑を行うとともに、給油溝145の上端から排出された潤滑油102はスラストボールベアリング132に供給される。
この一連の給油作用において、上方にあるピストン126等へ多くの潤滑油102を供給するために、潤滑油102の流れの主流は、給油経路134、溝部135、給油通路138となるように、それらの断面積を大きくする必要がある。
一方、支流である給油溝145は、第1の摺動部141とスラストボールベアリング132のみに給油するだけでいいので、最小限の幅、あるいは断面積にすることができる。そのため、第1の摺動部141の摺動面積は給油溝145によって小さくはなるが、その低下幅は小さく抑えることができる。そのため、従来のように幅の大きな螺旋溝が摺動部にある場合に比べて、摺動面積を大きく確保できる。
このように、幅の広い溝部135が第1の摺動部141に無い構成なので、第1の摺動部141の摺動面積を広く確保でき、主軸受120との間の潤滑油102により発生する油膜圧力が逃げにくく、油膜が形成されやすくなる。
そのため、更なる高効率化のための第1の摺動部141の幅低減や潤滑油102の低粘度化が可能となり、高効率にすることができる。
また、本発明の密閉型圧縮機は、商用電源周波数未満の回転数を含む複数の運転周波数で運転するものであり、第1の摺動部141の油膜が形成されにくくなる低速回転時や、第1の摺動部141へ掛かる荷重が大きくなる高速回転時においても、第1の摺動部141の油膜形成がされやすく、高効率化の改善効果が大きい。
潤滑油102の粘度はVG5の低粘度であり、第1の摺動部141の油膜切れが発生しやすい低粘度の潤滑油102においても油膜が形成されやすく、改善効果が大きい。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における密閉型圧縮機の要部断面図である。実施の形態1と同じ構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図4は、本発明の実施の形態2における密閉型圧縮機の要部断面図である。実施の形態1と同じ構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図4において、シャフト201の主軸部202の上部に位置する第1の摺動部141には、その外周に、溝部135より幅が狭く、第1の摺動部141の上下に連通する給油溝203を設けている。給油溝203は、溝部135の上端144に対して、主軸部202の円周方向にずれた位置に配置している点で、実施の形態1と異なる。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作を説明する。
密閉容器101内に貯溜された潤滑油102は、実施の形態1と同様に、各部に供給されて潤滑を行う。その給油作用の中で、溝部135の潤滑油102は、非摺動部140内にも漏れており、非摺動部140と主軸受120の隙間は、潤滑油102が充満している。非摺動部140内の潤滑油102は、給油溝203に導入されて第1の摺動部141に供給され潤滑を行うとともに、給油溝203の上端から排出された潤滑油102はスラストボールベアリング132に供給される。
給油溝203は、第1の摺動部141とスラストボールベアリング132のみに給油するだけでいいので、最小限の幅、あるいは断面積にすることができる。
また、給油溝203は、主軸受120の荷重の掛かり難い位置に構成しているので、主軸受120との間の潤滑油102により発生する油膜圧力が逃げにくく、油膜が形成されやすくなる。
そのため、更なる高効率化のための第1の摺動部141の幅低減や潤滑油102の低粘度化が可能となり、高効率にすることができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における密閉型圧縮機の要部断面図である。実施の形態1と同じ構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図5は、本発明の実施の形態3における密閉型圧縮機の要部断面図である。実施の形態1と同じ構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図5において、シャフト301の主軸部302の上部に位置する第1の摺動部141には、その外周に、溝部135より幅が狭く、第1の摺動部141の上下に連通する給油溝303を設けている。給油溝303は、溝部135の上端144に対して主軸部302の円周方向にずれた位置に配置し、上方に向かってシャフト110の反回転方向に傾斜しながら螺旋状に刻設している点で、実施の形態1と異なる。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作を説明する。
密閉容器101内に貯溜された潤滑油102は、実施の形態1と同様に、各部に供給されて潤滑を行う。その給油作用の中で、溝部135の潤滑油102は、非摺動部140内にも漏れており、非摺動部140と主軸受120の隙間は、潤滑油102が充満している。非摺動部140内の潤滑油102の一部は、給油溝303に導入される。給油溝303はシャフト110の回転方向と逆向きに働く慣性力と同方向に傾斜していることから、粘性ポンプとして作用し、潤滑油102には新たに上方向への搬送力が働き、給油溝303による給油作用は安定する。
そのため、第1の摺動部141の潤滑と、給油溝303の上端から排出された潤滑油102によるスラストボールベアリング132の潤滑は安定する。
給油溝303は、第1の摺動部141とスラストボールベアリング132のみに給油するだけでいいので、最小限の幅、あるいは断面積にすることができる。また、給油溝303は主軸受120の荷重の掛かり難い位置に構成しているので、主軸受120との間の潤滑油102により発生する油膜圧力が逃げにくく、油膜が形成されやすくなる。
そのため、更なる高効率化のための第1の摺動部141の幅低減や潤滑油102の低粘度化が可能となり、高効率にすることができる。
以上のように、本発明にかかる密閉型圧縮機は、主軸部の油膜が形成されやすくなり、効率向上が可能となるので、冷蔵庫以外に、ショーケース、自販機、ヒートポンプ給湯器、空調機器等の各種冷凍装置に幅広く適用できる。
101 密閉容器
102 潤滑油
103 固定子
104 回転子
105 電動要素
106 圧縮要素
110、201、301 シャフト
111、202、302 主軸部
112 偏心軸部
114 ブロック
116 圧縮室
120 主軸受
126 ピストン
128 連結部
134 給油経路
140 非摺動部
141 第1の摺動部
142 第2の摺動部
135 溝部
136 粘性ポンプ
138 給油通路
144 上端
145、203、303 給油溝
102 潤滑油
103 固定子
104 回転子
105 電動要素
106 圧縮要素
110、201、301 シャフト
111、202、302 主軸部
112 偏心軸部
114 ブロック
116 圧縮室
120 主軸受
126 ピストン
128 連結部
134 給油経路
140 非摺動部
141 第1の摺動部
142 第2の摺動部
135 溝部
136 粘性ポンプ
138 給油通路
144 上端
145、203、303 給油溝
Claims (4)
- 密閉容器内に、固定子と回転子を備える電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素と、前記圧縮要素を潤滑する潤滑油とを備え、前記圧縮要素は、前記回転子が固定された主軸部と偏心軸部とを有するシャフトと、前記シャフトの偏芯軸部と連結部を介して連係させたピストンと、前記ピストンが往復運動する圧縮室を有したブロックと、前記ブロックに設けられ前記主軸部を軸支する主軸受と、前記主軸部の外周に刻設した少なくとも一部が螺旋状である溝部と、前記溝部と前記主軸受の内周で形成された粘性ポンプとを備え、前記主軸部は、前記主軸受と摺動しない非摺動部と、前記主軸受と摺動し、かつ前記非摺動部の上側に位置する第1の摺動部および下側に位置する第2の摺動部とを備え、前記溝部はその上端を前記非摺動部の範囲内に設けた密閉型圧縮機。
- 前記主軸部の前記第1の摺動部の外周に、前記溝部より幅が狭く、前記第1の摺動部の上下に連通する給油溝を設けた請求項1に記載の密閉型圧縮機。
- 商用電源周波数未満の回転数を含む複数の運転周波数で運転する請求項1または2に記載の密閉型圧縮機。
- 前記潤滑油の粘度が、VG3〜VG8である請求項1から3のいずれか1項に記載の密閉型圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013134591A JP2015010490A (ja) | 2013-06-27 | 2013-06-27 | 密閉型圧縮機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013134591A JP2015010490A (ja) | 2013-06-27 | 2013-06-27 | 密閉型圧縮機 |
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JP (1) | JP2015010490A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106870563A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-06-20 | 浙江大学 | 双曲面螺旋槽轴承 |
-
2013
- 2013-06-27 JP JP2013134591A patent/JP2015010490A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106870563A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-06-20 | 浙江大学 | 双曲面螺旋槽轴承 |
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