JP2015001847A - 静電容量式タッチパッド - Google Patents
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Abstract
【課題】グランド電極に吸われる電気力線の量を更に少なくして、検出感度の低下を十分に抑制することができる静電容量式タッチパッドを提供すること【解決手段】基材2と、基材2に配設された駆動電極パターン4と、上面視で駆動電極パターン4と重ならないように基材2に配設された検出電極パターン7と、上面視で駆動電極パターン2と重ならないように基材2に配設されたグランド電極パターン9とを備え、駆動電極パターン4と検出電極パターン7を基材の上面側に配設し、グランド電極パターン9を基材の下面側であって基材2を挟んで駆動電極パターン2の斜め下方に配設した。【選択図】図3
Description
本発明は、パーソナルコンピュータ等に搭載され指の位置を検出しポインタの移動等を行なう静電容量式タッチパッドに関するものである。
一般的な静電容量式タッチパッドは、ガラスエポキシ基板等の基材の上側に駆動電極と検出電極が配置され、基材の下側にシールド用のグランド電極が全面的に配置される、という構造になっている。このような構成においては、駆動電極が発生する電気力線の一部はグランド電極に吸われて検出感度が若干低下しているが、基材に厚みがあり、駆動電極とグランド電極の距離が大きいため、大きな問題とはなっていない。しかし、近年は、基材としてPETフィルム等を使用することがあり、基材の薄型化が進んでいる。このように基材が薄型化すると、駆動電極とグランド電極の距離が小さくなり、検出感度の低下が大きくなり、問題となる。
このような問題を軽減しうる設計となっているものが特許文献1に開示されている。特許文献1の静電容量式タッチパネルを図4に示す。この静電容量式タッチパネルは、媒質平面910(基材)を備え、媒質平面910(基材)の上側に検出電極311を配設し、媒質平面910(基材)の下側であって検出電極とは重ならない位置に駆動電極211を配設し、検出電極311の下側の検出電極311と重なる位置にシールド電極410を設けたものである。これによれば、駆動電極211と重なる位置にシールド電極410は存在しないので、駆動電極が発生する電気力線のうちのグランド電極に吸われることになる電気力線の量を減らすことができ、基材が薄くても検出感度の低下を抑えることができる。
しかし、駆動電極の隣にグランド電極が配置されているため、駆動電極とグランド電極の距離が小さく、グランド電極に吸われる電気力線の量が多く、検出感度の低下を十分に抑制することができなかった。
本発明は、グランド電極に吸われる電気力線の量を更に少なくして、検出感度の低下を十分に抑制することができる静電容量式タッチパッドを提供することを目的としてなされたものである。
請求項1に記載の静電容量式タッチパッドにおいては、基材と、前記基材に配設された駆動電極パターンと、上面視で前記駆動電極パターンと重ならないように前記基材に配設された検出電極パターンと、上面視で前記駆動電極パターンと重ならないように前記基材に配設されたグランド電極パターンとを備え、前記駆動電極パターンと前記検出電極パターンを前記基材の上面側に配設し、前記グランド電極パターンを前記基材の下面側であって前記基材を挟んで前記駆動電極パターンの斜め下方に配設した、という特徴を有する。
これによれば、基材が薄くても駆動電極とグランド電極の距離を大きくすることができる。そのため、グランド電極に吸われる電気力線の量が更に少なくなり、検出感度の低下を十分に抑制することができる。
請求項2に記載の静電容量式タッチパッドにおいては、前記グランド電極パターンは、第1材料からなり前記駆動電極パターンと重なる位置に開口を有する格子状パターンからなり、前記第1材料よりも電気抵抗の小さい第2材料からなり前記格子状パターンよりも面積の小さい格子状配線を前記格子状パターンに重ねて配設した、という特徴を有する。
第1材料(カーボン等)のみだと安価であるが電気抵抗が大きくシールド性能が安定しない。第2材料(銀等)のみだと電気抵抗が小さくシールド性能は安定するが高価である。しかし、上記のような組み合わせであれば、シールド性能を安定させることができ、コストダウンを図ることができる。
本発明によれば、基材が薄くても駆動電極とグランド電極の距離を大きくすることができる。そのため、グランド電極に吸われる電気力線の量が更に少なくなり、検出感度の低下を十分に抑制することができる。
以下に第1実施形態における静電容量式タッチパッド1について説明する。
図1は、後述する上側保護層8を除いた状態の静電容量式タッチパッド1の上面図である。図1および図3に示すように、静電容量式タッチパッド1は、PETフィルムからなる基材2を備えている。基材2の上側には銀ペーストを焼成して形成される複数の駆動電極用配線3が設けられている。複数の駆動電極用配線3は、それぞれ間隔を有して横方向に延びるように形成されている。駆動電極用配線3の上側には、カーボンペーストを焼成して形成される複数の駆動電極パターン4が駆動電極用配線3に沿って間隔を有して設けられている。駆動電極用配線3と駆動電極パターン4は電気的に接続されており、駆動電極パターン4は、駆動電極用配線3よりも大面積になっている。
駆動電極用配線3の上側には、複数の検出電極用配線6が駆動電極用配線3と交差するようにそれぞれ間隔を有して縦方向に延びるように形成されている。駆動電極用配線3と検出電極用配線6の交点部分には、絶縁層5が介在しており、駆動電極用配線3と検出電極用配線6の絶縁がなされている。検出電極用配線6の上側にはカーボンペーストを焼成して形成される検出電極パターン7が、検出電極用配線6に沿って延設されている。検出電極用配線6と検出電極パターン7は電気的に接続されており、検出電極パターン7は、検出電極用配線6よりも大面積になっている。
駆動電極パターン4および検出電極パターン7の上側には、上側保護層8が設けられている。上側保護層8の上側は、ここでは図示されていないが、例えば粘着層が設けられ、パーソナルコンピュータの操作パネルの裏側等に貼り付けられる。
図2は、本実施形態における静電容量式タッチパッド1の下面図である。図2および図3に示すように、基材2の下側にはグランド電極パターン9が設けられている。グランド電極パターン9は、例えばPC内部で発生する電磁ノイズを遮断し、静電容量式タッチパッド1の誤動作を防止するものである。このグランド電極パターン9は、基材2の上方から基材2の上面に向かって垂直な方向を見て、すなわち上面視で、駆動電極パターン4に対応する位置に形成された開口10を有する格子状パターンとなっており、検出電極パターン7と重なり、駆動電極パターン4と重ならないようになっている。そして、グランド電極パターン9は、基材2を挟んで駆動電極パターン4の斜め下方に配設されるようになっている。
このグランド電極パターン9はカーボンペーストを焼成して形成される。そしてこのグランド電極パターン9の下側にはカーボンペーストよりも電気抵抗の小さい銀ペーストを焼成して形成されるグランド電極用配線11が設けられている。グランド電極用配線11は、グランド電極パターン9に重ねて配設されグランド電極パターン9よりも面積の小さい格子状配線となっている。グランド電極用配線11の下側には下側保護層12が設けられている。
このような静電容量式タッチパッド1では、駆動電極パターン4と検出電極パターン7が容量結合しており、人が指を近付けると駆動電極パターン4と指が容量結合して、検出電極パターン7により検出される電圧が減少する。この減少を捉えて指が近接したかどうか、または指の近接位置を検出している。
駆動電極パターン4の周囲には電気力線が発生しているが、グランド電極パターンが近い位置にあると、駆動電極パターン4とグランド電極パターンの容量結合が大きくなり、グランド電極パターンにより吸われる電気力線の量が多くなり、感度が低下してしまう。しかし本実施形態によれば、グランド電極パターン9は、基材2を挟んで駆動電極パターン4の斜め下方に配設されるようになっている。このため、基材2が薄くても駆動電極パターン4とグランド電極パターン9の距離を大きくすることができる。そのため、駆動電極パターン4とグランド電極パターンの容量結合を小さくすることができ、グランド電極パターン9に吸われる電気力線の量が少なくなり、検出感度の低下を十分に抑制することができる。
本実施形態の静電容量式タッチパッドにおいては、グランド電極パターン9は、カーボンペーストから形成され駆動電極パターン4と重なる位置に開口10を有する格子状カーボンパターンからなり、カーボンペーストよりも電気抵抗の小さい銀ペーストから形成され格子状カーボンパターンよりも面積の小さい格子状銀配線を格子状カーボンパターンに重ねて配設したという構成になっている。これによれば、カーボンパターンだけでなく銀パターンがあるので、電気抵抗を小さくすることができシールド性能を安定させることができる。そして銀ペーストの使用量を抑えることができるので、コストダウンを図ることができる。
1 静電容量式タッチパッド
2 基材
3 駆動電極用配線
4 駆動電極パターン
5 絶縁層
6 検出電極用配線
7 検出電極パターン
8 上側保護層
9 グランド電極パターン
10 開口
11 グランド電極用配線
12 下側保護層
2 基材
3 駆動電極用配線
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7 検出電極パターン
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9 グランド電極パターン
10 開口
11 グランド電極用配線
12 下側保護層
Claims (2)
- 基材と、
前記基材に配設された駆動電極パターンと、
上面視で前記駆動電極パターンと重ならないように前記基材に配設された検出電極パターンと、
上面視で前記駆動電極パターンと重ならないように前記基材に配設されたグランド電極パターンとを備えた静電容量式タッチパッドであって、
前記駆動電極パターンと前記検出電極パターンを前記基材の上面側に配設し、
前記グランド電極パターンを前記基材の下面側であって前記基材を挟んで前記駆動電極パターンの斜め下方に配設したことを特徴とする静電容量式タッチパッド。 - 前記グランド電極パターンは、第1材料からなり前記駆動電極パターンと重なる位置に開口を有する格子状パターンからなり、
前記第1材料よりも電気抵抗の小さい第2材料からなり前記格子状パターンよりも面積の小さい格子状配線を前記格子状パターンに重ねて配設したことを特徴とする請求項1記載の静電容量式タッチパッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013126302A JP2015001847A (ja) | 2013-06-17 | 2013-06-17 | 静電容量式タッチパッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013126302A JP2015001847A (ja) | 2013-06-17 | 2013-06-17 | 静電容量式タッチパッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015001847A true JP2015001847A (ja) | 2015-01-05 |
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ID=52296332
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2015001847A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20160087196A (ko) * | 2015-01-13 | 2016-07-21 | 엘지이노텍 주식회사 | 터치 윈도우 |
JP2020009119A (ja) * | 2018-07-06 | 2020-01-16 | 株式会社デンソーテン | 静電方式の入力装置 |
JP2022109012A (ja) * | 2021-01-14 | 2022-07-27 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 圧力センサ |
-
2013
- 2013-06-17 JP JP2013126302A patent/JP2015001847A/ja active Pending
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KR102288825B1 (ko) * | 2015-01-13 | 2021-08-11 | 엘지이노텍 주식회사 | 터치 윈도우 |
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JP7205860B2 (ja) | 2018-07-06 | 2023-01-17 | 株式会社デンソーテン | 静電方式の入力装置 |
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