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JP2014518824A - コンテナローダ - Google Patents

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JP2014518824A
JP2014518824A JP2013554413A JP2013554413A JP2014518824A JP 2014518824 A JP2014518824 A JP 2014518824A JP 2013554413 A JP2013554413 A JP 2013554413A JP 2013554413 A JP2013554413 A JP 2013554413A JP 2014518824 A JP2014518824 A JP 2014518824A
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Abstract

本発明は、収容装置内に迅速かつ容易に装填物質、特にバルク物質を装填するための物質ローダに関する。装填される物質は、収容装置内に収まるような寸法とされたビンの内部に配置される。使用時、収容装置は、ビンが収容装置の内部に位置するように配置され、かつ、収容装置または収容装置を支持する車両がビン内の物質移送部材に連結される。収容装置/車両の前方移動によって、物質移送部材は物質に対して保持され、一方、ビンは収容装置の視点から収容装置の外にスライドし、物質を後に残す。換言すれば、収容装置/車両の前方移動によって、物質移送部材は収容装置内に物質を引き込む。本発明はまた収容装置を除荷するために使用することができる。

Description

本発明は物質ローダに関する。特に本発明は、貨物コンテナ等に物質を装填するための改良された装置および方法に関するものである。
コンテナは、世界中で、広範な素材および商品を輸送するために使用されている。迅速かつ効率的なコンテナの装荷および除荷が望まれている。なぜなら、これは、輸送および貨物事業においてコスト削減および企業にとっての利益増大につながるからである。効率が改善された一つの方法は、コンテナサイズの標準化によるものであり、これは、コンテナサイズの相違が少なくなるので、輸送機械および貨物設備に関連するコストを削減する。こうした改善にもかかわらず、コンテナ装荷設備を提供する際に、満たす必要のある多数の異なる基準が依然として存在しており、これがコストを増大させている。
コンテナの装荷を高速化する、いくつかの方法が使用されている。パレットは、あるサイズおよび寸法の物質にとって好都合であるが、通常、それは、スクラップ金属等のバルク材には適していない。なぜなら、バルク物質のピースはパレットにとっては大きすぎることがあり、あるいは、パレットの使用はコンテナ内空間の不十分な活用につながる可能性があるからである。この結果、バルク物質は、通常、コンテナ内に緩く装填されている。バルク物質装填デバイスにおける最近の成果としては、Body Equipment, IncによるAcculoaderおよびStecoによって製造されるScrapper(商標)が挙げられる。これらのデバイスは、コンテナ内に嵌ることができるビンを含み、そしてコンテナ内外で前後にスライドするためのスライド機構に搭載される。ビンにはバルク物質が上部から装填され、そして油圧ラムがコンテナ内にビンからの物質を押し込むために使用される。
類似したこのようなデバイスの一例は、SA Recycling LLCによる特許文献1に開示されている。この発明では、ビンには、コンテナ内に装填される物質が上端から装填される。コンテナは、ビンがコンテナ内に嵌るように、ビンへと後退させられる。ラムが、続いて、コンテナ内にビンからの物質を押し込むために使用される。コンテナを運ぶトラックは、バルク物質積荷がコンテナ全体に行きわたるように油圧ラムの速度と同じ速度で前方に進む必要がある。
説明したようなコンテナローダは、通常、大規模なフットプリントを有しかつ全く移動できない設備の大きな部分である。たとえば、特許文献1に開示されたローダは、転倒を防止するために装荷されたビンを片持ち支持する必要性によって、コンテナの約2倍の長さのフットプリントを有する。装荷ヤードのスペースを節約するために、可能な限り小さいフットプリントをローダに付与することが有利であろう。
上述したタイプのローダはまた、ビンの底との物質の摩擦に打ち勝つ、ビンからコンテナ内へと前方に大量の物質を押しやるために十分に強力な油圧ラムを必要とする。この著しく大きな力を提供できるラムは、高価であり、作動および維持に費用が掛かり、しかも貴重なスペースを占有する。
特許文献1に記載のローダはまた、油圧ラムが前方に動く速度と同じ速度で、コンテナを運ぶトラックを前方に移動させることを必要とする。これは、実際には、実現するのが困難である。
米国特許第7,837,428号明細書
本発明の目的は、改良された物質ローダを提供することである。
あるいは、本発明の目的は、収容装置、たとえば貨物コンテナ内へ物質を装填するための改良された方法を提供することである。
あるいは、本発明の目的は、先行技術に関連する上記欠点の少なくともいくつかを解決することである。
あるいは、本発明の目的は、少なくとも、社会全体に有用な選択肢を提供することである。
一般的な非限定的観点で、本発明は、迅速かつ容易に、収容装置内に、物質を、特にバルク物質を装填するための物質ローダを対象とする。装填される物質は、収容装置内に収まるような寸法とされたビンの内側に配置される。使用時、収容装置は、ビンが収容装置内に存在し、かつ、収容装置または収容装置を支持する車両がビン内で物質移送部材に対して連結されるように配置される。収容装置/車両の前方移動によって、物質移送部材は物質に対して保持され、一方、ビンは収容装置の視点から収容装置の外にスライドし、物質を後に残す。換言すれば、収容装置/車両の前方移動によって、物質移送部材は、収容装置内に物質を引き込む。本発明はまた収容装置を除荷するために使用することができる。
本発明は、特に、ときにインターモダルまたはISOコンテナと呼ばれる貨物コンテナの装荷および除荷に適用可能である。しかしながら、それに限定されるものではなく、本発明は、あらゆる種類のコンテナまたは収容装置を装荷または除荷するために使用することができる。たとえば、ある実施形態では、本発明は、輸送トレーラー、セミトレーラートラック等を装荷するために使用される。「コンテナ」との語は、本明細書中で使用するとき、物質を収容できる、あらゆるデバイスを意味する。
本発明の第1の態様によれば物質ローダが提供されるが、このローダは、
収納装置内に収まるよう構成された開放状態のまたは開放可能な第1の端部を有するビンと、
第1の端部に向かってビンの内側に沿って移動するよう動作可能な、その一部分を有する物質移送部材と、
第1の端部に向かって物質移送部材を引っ張るための引っ張り手段に対して、物質移送部材を取り付けるよう構成された取り付け手段とを備える。
好ましくは、取り付け手段は、収容装置および/または収容装置を支持する車両に対して物質移送部材を取り付けるよう構成される。
好ましくは、引っ張り手段は収容装置を支持する車両を備え、かつ、ビンに対する車両の前進によって物質移送部材は第1の端部に向かって移動させられる。
使用時、ビンは、収容装置内に装填されることを意図された物質で、少なくとも部分的に満たされる。ビンに対する収容装置および/または車両の前進によって、物質移送部材は収容装置内へとビン内の物質を移送させる。その結果、収容装置および/または車両は収容装置内にビン内の物質を効果的に引き込む。
好ましくは、物質移送部材は、実質的に平坦なプレートを備える。より好ましくは、プレートの形状は、プレートの縁部とビンの内面との間に最小限のスペースが存在するように、ビンの内側の形状に対して相補的である。
好ましくは、物質移送部材はさらに、プレートの上端部に接続されたリグを備え、このリグはビンの外側に沿って移動するように動作可能である。
好ましくは、リグは、実質的に垂直方向および水平方向サポート部分を備える。
好ましくは、物質移送部材は、それに作用する反力に耐えるための補強手段を備える。
好ましくは、ビンは、物質をビン内に装填することを可能とするのに適した少なくとも部分的に開放状態の上端部を有する。
好ましくは、物質ローダは、ビンの第1の端部にビンドアあるいはドア群を備える。
好ましくは、物質ローダはさらに、収容装置の装填に続いて、ビンドアを閉じるよう構成されたドア操作機構を備える。
好ましくは、物質ローダは、地面上で物質ローダを支持するためのサポート手段を備える。より好ましくは、サポート手段は、車両に搭載された際に、収容装置の高さに近接する地上高さでビンを支持する。
好ましくは、物質ローダは向き調整手段を備える。より好ましくは、向き調整手段は、少なくとも一方向に、ビンを傾けかつ/または移動させるよう動作可能な一つ以上の液圧式ピストンを備える。好ましい実施形態では、液圧式ピストンは、ビンの第2の端部に連結され、この第2の端部は第1の端部の反対側に存在する。
好ましくは、物質ローダは、ビンの外側に折り畳み可能なサポート手段を備える。より好ましくは、折り畳み可能なサポート手段は、収容装置が、その中にビンの大部分を収容するためにビンに対して移動することができるように、ビンの下面に対して折り重なるよう構成される。折り畳まれた際、収容装置および/または車両は、ビンおよびその中の物質の重量の少なくとも一部を支持する。
本発明の一実施形態では、折り畳み可能なサポート手段は一つ以上の脚を備え、各脚は二つストラットおよび足部材を備え、各ストラットは足部材に対して第1の端部において回動可能に取り付けられ、かつ、ビンの下面に対して第2の端部において回動可能に取り付けられ、ストラットの一方は、ビンの下面とスライド係合状態のスライド部分によってビンの下面に対して回動可能に取り付けられる。
一実施形態では、ビンドアは、折り畳み可能なサポート手段が折り畳まれた状態でない場合にのみ閉じることができる。
好ましくは、物質ローダは収容装置内でのビンの移動を助けるために、ビンの下面に転がり手段を備える。
本発明の好ましい実施形態では、取り付け手段は、収容装置および/または車両がトリガー手段を起動させた際に、収容装置および/または車両に対して物質移送部材を取り付けるためのトリガー手段を備える。
好ましくは、取り付け手段は、物質移送部材に対して旋回可能に連結された締結アームを備える。
トリガー手段は、物質ローダに対する収容装置の正確な位置決め時に押しやられるよう構成された延出部材を備えてもよく。この延出部材は、押しやられた際に、収容装置および/または車両と係合状態となるように締結アームが旋回することを可能とする。
好ましくは、物質ローダは、さらに、物質移送部材がビンの第1の端部付近のポイントに到達したときに、取り付け手段を解放するよう構成された解放手段を備える。より好ましくは、解放手段は、取り付け手段が突起の上を通過した際に、取り付け手段を解放する、ビンの一方あるいは両側の突起を備える。たとえば、突起は、収容装置および/または車両との係合状態が解除されるように締結アームを押しやる。
好ましくは、解放手段は、折り畳み可能なサポート手段が折り畳まれた状態でないときにのみ取り付け手段を解放するよう構成される。
物質ローダが第1の端部に向かってビンの内側に沿って物質移送部材を移動させるための操作手段を備えた本発明の実施形態を提供することができる。当該操作手段は、物質移送部材を移動させる際に、収容装置および/または車両を支援することができる。
好ましくは、物質移送部材を移動させるための操作手段は、物質移送部材とアクチュエータとの間に接続された少なくとも一つのケーブルを含み、作動させられた際、アクチュエータはケーブルを介して物質移送部材を引っ張る。より好ましくは、操作手段は、その周囲をケーブルが通過する一つ以上のプーリーを備える。
好ましくは、操作手段は、作動時に、ケーブルを緊張状態で保持するための張力調整手段を備える。
本発明の一実施形態では、物質ローダは、ビン内に装填される前に、物質を締固めるための物質締固め装置を備える。物質移送部材は、ビン内に締固め機から締固められた物質を移送することを可能とするように移動させることが可能であってもよい。たとえば、物質移送部材は、ビンの外に持ち上げることが可能であってもよい。物質締固め機は、この締固め機内で物質を締固めるために突出可能な締固めラムを含むことができ、この締固めラムは、ビン内に締固め機から締固められた物質を移動させるために、さらに突出可能である。
本発明に係る物質ローダは、その中にビンを収めることができる、任意のタイプの収容装置を装荷するよう構成可能であることは明らかである。しかしながら、特に、それが、大量の物質を輸送するために一般に使用されるような貨物または輸送コンテナを装荷するために使用されるべきであることは明らかである。物質ローダはまた、輸送用タブ、バスタブおよびゴンドラトレーラー内に物質を装填するために使用することができる。いかなる物質がコンテナ内に装填されてもよく、本発明はこれによって限定されない。
本発明の第2の態様によれば、収容装置を装荷する方法が提供されるが、この方法は、
完全にまたは部分的に装荷されたビンの少なくとも第1の端部が収容装置内に存在するように収容装置を位置決めすることと、
第1の端部に向かって物質移送部材を引っ張るための引っ張り手段に対して、第1の端部に向かってビンの内側に沿って移動するよう動作可能なその一部分を有する物質移送部材を連結することと、
ビンの第1の端部に向かって物質移送部材を引っ張り、これによって収容装置内にビンから物質を移送することとを備える。
好ましくは、引っ張り手段に対して物質移送部材を連結することは、収容装置および/または収容装置を支持する車両に対して物質移送部材を連結することを備える。
好ましくは、物質移送部材を引っ張ることは、ビンから離れる方向に、収容装置を支持する車両を前方に移動させることを備える。この結果、車両は効果的に収容装置内にビン内の物質を引き込む。
好ましくは、本方法は、ビン内へと物質を装填するステップを含む。一実施形態では、ビン内への物質の装填はビンの上端部内に物質を装填することを含む。
代替実施形態では、ビン内への物質の装填は、たとえば締固め機のラムによってビン内に物質を押し込むことによって、ビン内に物質締固め装置から物質を移送することを含む。この代替実施形態では、本方法はさらに、ビン内に物質を装填する前に、締固め機内で物質を締め固めることを含んでいてもよい。
好ましくは、収容装置を位置決めすることは、ビンの少なくとも一部を飲み込むように収容装置を移動させることを含む。
好ましくは、ビンの少なくとも一部を飲み込むように収容装置を移動させる際、ビンの下面に連結された折り畳み可能なサポート手段によって、収容装置および/または車両がビンおよびその中の物質の重量を支持するように、折り畳み可能なサポート手段は折り畳まれる。
好ましくは、本方法はさらに、開放状態のまたは開放可能な第1の端部を有するビン内に物質を装填することを含む。
一実施形態では、本方法はさらに、第1の端部に向かってビンの内側に沿って物質移送部材を引っ張るための操作手段を作動させることを備える。この操作手段は、物質移送部材を移動させる際に、収容装置および/または車両を支援することができる。
より好ましくは、操作手段を作動させるステップは、ケーブルを介して物質移送部材を引っ張ることを含む。この方法はさらに、緊張状態でケーブルを保持することを含んでいてもよい。
本発明の第3の態様によれば、物質ローダが提供されるが、このローダは、
収容装置の内部に収まるように構成された開放状態のまたは開放可能な第1の端部を有するビンと、
第1の端部に向かってビンの内側に沿って移動するよう動作可能なその一部を有する物質移送部材と、
非折り畳み状態で物質ローダの重量の少なくとも一部を支持するよう構成され、かつ、折り畳まれた状態でビンに対する収容装置の移動を可能とするよう構成された、ビンの下面の折り畳み可能なサポート手段とを備える。
好ましくは、折り畳み可能なサポート手段は、一つ以上の脚を備え、各脚は二つのストラットおよび足部材を備え、各ストラットは、足部材に対して第1の端部において回動可能に取り付けられ、かつ、ビンの下面に対して第2の端部において回動可能に取り付けられ、ストラットの一方は、ビンの下面とのスライド係合時に、スライド部分によって、ビンの下面に対して回動可能に取り付けられる。
好ましくは、物質ローダは、収容装置のポジションに依存して、折り畳み可能なサポート手段を自動的に折り畳みかつ展開するための手段を備える。
好ましくは、物質ローダは、
収容装置および/または収容装置を支持する車両に対して物質移送部材を連係動作可能に取り付けるよう構成された取り付け手段と、
物質移送部材がビンの第1の端部近傍に到達したときに取り付け手段を解放するよう構成された解放手段とを備え、
解放手段は、折り畳み可能なサポート手段が折り畳まれた状態でないときにのみ取り付け手段を解放するよう構成される。
本発明の第4の態様によれば、物質アンローダが提供されるが、このアンローダは、
開放状態のまたは開放可能な第1の端部を有するビンと、
第1の端部に向かってビンの内側に沿って移動するよう動作可能なその一部分を有する物質移送部材と、
第1の端部に向かって物質移送部材を引っ張るよう動作可能なデバイスに対して、物質移送部材を連係動作可能に取り付けるよう構成された取り付け手段とを備える。
本発明の第5の態様によれば、収容装置を除荷するための方法が提供されるが、この方法は、
引っ張り手段に対して物質移送部材を連結すること(物質移送部材は収容装置の開放端部に向かって収容装置の内側に沿って移動するよう動作可能なその一部分を有する)と、
引っ張り手段によって収容装置の内側に沿って物質移送部材を引っ張り、これによって物質移送部材が収容装置から物質を排出することとを備える。
本発明の第6の態様によれば、コンテナローダが提供されるが、このローダは、
コンテナ内に収まるように構成された開放状態のまたは開放可能な第1の端部を有するビンと、
第1の端部に向かってビンの内面に沿って移動するよう動作可能なその一部を有する物質移送部材と、
コンテナおよび/またはコンテナを支持する車両に対して物質移送部材を連係動作可能に取り付けるよう構成された取り付け手段とを備える。
本発明の第7の態様によれば、コンテナを装荷する方法が提供されるが、この方法は、
完全にまたは部分的に装荷されたビンの少なくとも第1の端部がコンテナ内に存在するようにコンテナを位置決めすることと、
第1の端部に向かってビンの内面に沿って移動するよう動作可能なその一部を有する物質移送部材に対して、コンテナおよび/またはコンテナを支持する車両を連結することと、
ビンから離れるようにコンテナを移動させ、これによって、物質移送部材をビンの内面に沿って移動させ、かつ、ビンからコンテナ内に物質を移送することとを備える。
全てのその新規な態様において考慮されるべき本発明のさらなる態様は、本発明の実際的な適用の少なくとも一つの例を提供する以下の説明から当業者には明らかとなるであろう。
以下、本発明の一つ以上の実施形態について、図面を参照して、限定することを意図することなく、実施例として説明する。
本発明の一実施形態に基づくコンテナローダの前方側斜視図である。 図1に示すコンテナローダの底面側斜視図である。 図1および図2に示すコンテナローダの上面側斜視図である。 図1ないし図3に示すコンテナローダの背面側斜視図である。 本発明の実施形態に係るコンテナを装荷する方法を示すフローチャートである。 図1ないし図4に示すコンテナローダの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るコンテナに対してコンテナローダを取り付けるための取り付け手段の平面図である。 図7に示す取り付け手段のさらなる平面図である。 本発明の別な実施形態に係るコンテナローダの一部の底面側斜視図である。 本発明の別な実施形態に基づくコンテナローダの背面側斜視図である。 ある延出ポジションで示された図10のコンテナローダの斜視図である。 本発明の別な実施形態に係るコンテナローダの斜視図である。 図12に示すコンテナローダの長手方向断面斜視図である。 図12に示すコンテナローダの斜視図である。 図12に示すコンテナローダの長手方向断面斜視図である。
本発明は、一般に、収容装置に物質を装填するための物質ローダに関する。上述したように、収容装置は、貨物コンテナおよびオープントップトレーラーベッドを含む、物質を保持するか、あるいは収容することが可能な、いかなる装置を含んでいてもよい。以下の説明においては、本発明を、貨物コンテナ内に物質を装填するための物質ローダに関連付けて、単なる一例として説明する。
図1ないし図4は、本発明の実施形態に係るコンテナローダ10のさまざまな斜視図である。コンテナローダ10は、ビン11、物質移送部材12(これは垂直プレート16を含むことができる)、取り付け手段13、そしてサポート手段14および15を備える。
ビン11は、物質を保持することができるレセプタクルである。ビン11は、概して、直方体形状であり、コンテナ、たとえば輸送用コンテナ内部に取り付け可能な第1の端部11aを有する。好ましい実施形態では、ビン11は、標準的な輸送用コンテナに対して相補的でありかつそれよりも僅かに小さな断面を有する。図示の実施形態では、ビン11の長さの大部分は、コンテナ内に嵌ることができる。
ビン11は、その中に物質を装填しかつそこから物質を取り出すことを可能とするための少なくとも部分的に開放された上面を有する。
ビン11の壁19および20は、図1ないし図4に示す実施形態では連続したものであり(すなわち壁にギャップが存在しない)、これによって、まさに粒状形態の物質でさえ、その中で保持できる。壁19および20の内面は十分に滑らかであり、物質は、概して、滞ることなく、それに対して滑ることができる。壁19および20の外面は、その強度を高めるために垂直ストラット17を備えることができる。
ビン11の底の上面もまた、ビンの底に沿って物質が容易に滑るのに十分なほど滑らかである。底の下面は、図2に示すように、補強ストラット22を備えることができる。
ビン11の第1の端部11aは開放状態であるか、あるいは開放可能である。たとえば、図1において、ビン11は第1の端部11aにドア18を備える。ビンドア18は、ビン11への装填あるいは取り出しのために閉鎖することができるが、ビン11から、そしてコンテナ内へと物質を移動させるために開放することができる。図示の実施形態では、ビンドア18は、物質がビン11から排出されるときにドアを徐々に閉鎖できるように、一連の垂直部分を備える。
コンテナローダ10はさらに、物質移送部材12を備える。図示の実施形態では、物質移送部材12は、垂直プレート16を備え、その上端部はリグ23に連結されている。プレート16の前面は実質的に平坦である。必要に応じて、プレート16の背面を垂直ストラットで補強することができる。物質移送部材12は、プレート16がビン11の内面に沿って移動し、第1の端部11aに向かって、その前にあるビン内の物質を移送するように、ビン11の長さに沿って移動するよう動作可能である。
プレート16の形状は、好ましくは、プレートの縁部とビンの内面との間に最小限のスペースしか存在しないように、ビン11の内部の断面形状に対して相補的である。これは、ビン11内に収用された最小限の物質しか、プレートを経て失われず、それゆえ、プレートの作動時に実質的に全ての物質がビン11から移送されることを保証する。図示の実施形態では、ビン11は、図3および図4からさらに明らかであるように、その側壁の底部に角部分を備えている。これに関して、プレート16は、相補的に角が設けられた下部コーナーを備える。
リグ23は、ビン11の両側に実質的に垂直なサポート部分26を、そしてその間にそれに対してプレート16が連結される実質的に水平なクロスバーサポート部分27を備える。リグ23は、ビン11が概してその重量を支持するようにビン11に搭載される。たとえば、垂直サポート26の一部は、壁19および20の外面の溝に沿ってスライドするように構成されてもよく、かつ/または、水平クロスバー27は側壁19および20の上面に沿ってスライドしてもよい。
使用にあたって、物質移送部材12はビン11に沿って物質を移送するために使用され、したがってプレート16はかなりの反力にさらされる。プレート16を含む物質移送部材12は、そのような力に耐えるのに十分な強度を有する必要がある。したがって、物質移動部材は補強手段を備えていてもよい。
このような補強手段の一例が図3に示されている。図3に示す補強手段はクロスバー24と、少なくとも一つのクロスブレース25とを含む。クロスブレース25は、クロスバー24およびプレート16の下部に接続されている。クロスバー24はまた、好ましくは、ビン11の外側に位置されたさらなるブレース28によって、実質的に垂直なサポートに対して接続されている。当業者には明らかなように、上述したようなその目的のために物質移送部材12が十分な強度を有するように、さらなる補強コンポーネントを設けることもできる。
コンテナローダ10はさらに、ビンの第1の端部に向かって物質移送部材を引っ張るための引っ張り手段に対して物質移送部材12を連係動作可能に取り付けるための取り付け手段13を備える。一実施形態では、引っ張り手段は、装荷されるコンテナおよび/またはコンテナを支持する車両を含む。物質移送部材がコンテナおよび/または車両に対して連係動作可能に取り付けられるとき、物質移送部材は、コンテナ/車両の動作によってビン11に沿って移動させることが可能である。物質移送部材12は、このようにして、コンテナ/車両によって引っ張られる。
図1ないし図4に示される本発明の実施形態において、取り付け手段13は、垂直サポート26の底部近傍に配置された締結アームを備える。締結アームは、締結時、物質移送部材12がコンテナに対して実質的に固定ポジションで保持されるように、コンテナの側面に対して固定されるよう構成されている。例示的な取り付け手段について、図7および図8に関連付けて、以下でさらに説明する。
コンテナローダ10は、地面上でコンテナローダを支持するためのサポート手段14および15を備える。図示する実施形態では、サポート手段は、車両に搭載された際、ビンの高さの著しい調整を要さずに、ビン11の上にコンテナを戻すことができるように、コンテナの高さに匹敵する高さでビン11を保持するように構成されている。
図4は後方サポート手段14を詳細に示している。後方サポート手段14は、第1の端部11aと反対側のビン11の第2の端部の底部に接続されたビン11の向きを調整するための向き調整手段を備える。たとえば、図4において、後方サポート手段14は、フレーム41に搭載された油圧ピストン40を備えており、このピストンは、ビン11の後方底縁部に対して接続されている。フレーム41に対してビン11をさらに接続するピボットバー42もまた設けることができる。
ビン11の向きが油圧ピストン40を用いてどのように調整されるかは当業者にとって自明である。たとえば、ピストンは、ビン11の後部の高さを、したがってその傾きの程度を変更するために選択的に動作可能である。ピストンはまた、ビンが左右に傾くことを、そして水平回転することを可能とする。
後部サポート手段14は、有利なことには、コンテナローダ10にとって所望の位置で地面に固定されてもよい。これは、コンテナ内に物質を移送する間、ローダが動くのを防止する。それはまた、大量の物質がドア近傍でビン内に充填された場合でも、ローダが転倒するのを防止する。
図1ないし図4に示す実施形態において、サポート手段15はビン11の下面に取り付けられた二つの脚を備え、その下部には車輪の形態のローラー手段が設けられている。サポート手段15は、図1ないし図4において、それらがコンテナローダの重量の少なくとも一部を支持するようになされた非折り畳み状態で示されている。サポート手段15は、以下でより詳細に説明するように、それらがビンに対するコンテナの移動を可能にするようになされた折り畳み状態へと、ビン11の下面に当接して折り畳むことができる。サポート手段15の脚は、好ましくは、ビン11の中央付近に配置される。これは、ピストン40が水平面内でビン11を回動させるように動作させられたとき(これはビンをコンテナと共に整列させるために必要である)、ビン11の回動動作の良好な制御を可能にすることが分かっている。
任意の好適な素材が本発明に係るコンテナローダを構成するために使用されてもよく、本発明は、いかなる特定の素材に限定されるものではない。だが、好ましい実施形態では、コンテナローダは、主として、鋼の強度および耐久性の理由によって、鋼から構成されている。ビンの内面とプレートの前部は、さまざまな物質と定期的に摺接するこれらの面の耐摩耗性を増大させるために、耐摩耗メッキされてもよい。たとえば、これらの接触面は焼き戻し鋼で覆われてもよい。
〔本発明の作用〕
図1ないし図4に示す実施形態に係るコンテナ内に物質を装填するために使用される際のコンテナローダの動作について、以下、図5を参照して説明するが、これは、本発明の一実施形態に基づいてコンテナに装荷する方法50を示すフローチャートである。
ステップ52において、装荷されるコンテナは、装荷されたかあるいは部分的に装荷されたビンに関連する装荷のために配置される。装荷方法の以下の説明のために、コンテナが、車両、たとえばトラックまたはローリ上に搭載されていると仮定する。しかしながら、このような形態は本発明に対する限定ではない。たとえば、コンテナは、クレーンからぶら下げられていても、あるいはコンテナローダに関連して移動可能であるように、その他の配置状態であってもよい。
ビンは既に装荷されるかあるいは部分的に装荷され、あるいは予備ステップとして、物質がビン11内に装填されてもよい。物質はいかなる好適な方法で装填されえもよいが、物質は、好ましくは、たとえばグラップル、爪、クレーン、ディガー等を用いて、ビン11の上端部内に装填される。ビン11の前方ドア18は、好ましくは、ビン内に物質を収容するのを支援するために、このステップの間、閉鎖される。
物質移送部材12は、好ましくは、プレート16とドア18との間のビン11の容積がコンテナに装填される物質の体積にほぼ対応するように、適切なポジションに、装填前に配置される。プレート16は、装填される物質を受け取ることができるビン11の容積を変更するために、前後に移動させることができる。
ステップ52においてコンテナを位置決めする一例では、コンテナを支持する車両は、ビン11の方向に反転する。それが反転するとき、ビン11はコンテナと整列させられる。必要ならば、コンテナローダの向き調整手段は、それが逆転コンテナと整列させられるようにビン11の高さおよび/または向きを調整するために作動させることができる。所望の方向にコンテナローダに向かって車両が後退することを保証し、これによってコンテナまたは車両とローダとの衝突(これはそれらのいずれかにダメージを与えることがある)の危険性を最小限に抑えるために、たとえば、地面上のホイールガイドの形態で、整列支援を車両の運転者に提供することができる。車両は、コンテナがビンの少なくとも端部11aを飲み込むように後退し続けるが、これは、その後、コンテナの内部に配置される。
コンテナが、それが折り畳み可能なサポート手段15に接触するようにビン11に沿って後退させられたとき、それはサポート手段15の脚を押しやり、それらをビン11の下面に対して折り畳む。サポート手段15が折り畳まれたとき、それらはもはや地面と接触しておらず、したがって、もはやビン11の重量の一部を支えていない。その代わりに、コンテナおよび車両がビン11の重量の少なくとも一部を支持する。
コンテナローダの動きを支援するだけでなく、サポート手段15の下部の車輪もまた、ビン11の底部に対してコンテナがスライドするのを助けることができる。
コンテナは、それが概ね物質移送部材12に隣接するまで後退し続ける。ステップ53において、コンテナおよび/またはコンテナを支持する車両は、取り付け手段13を介して物質移送部材12に連結される。図示の実施形態では、締結アームが、コンテナおよび物質移動部材が移動可能に互いに固定されるように、コンテナの外側に取り付けられる。締結アームは、図7および図8に関連して説明するように、自動的にコンテナに対して結合することができる。
次のステップの前に、コンテナローダ10のドア18は、それらが前もって開放されていない場合には開放される。
ステップ54において、コンテナはビン11から離れるように移動する。いま説明した例では、コンテナを支持する車両が前進する。コンテナは物質移送部材12に取り付けられているので、車両が前進するとき物質移送部材はビン11の内面に沿って同じ方向に移動させられる。したがって、それはビン11に沿って物質を移送する。物質がビンの端部11aに到達すると、物質はビンからコンテナ内に移送され、そしてビンの大部分がコンテナの外に現れる。実際は、コンテナを支持する車両が、ビンからコンテナ内に物質を引き込む。
コンテナが前進し続けるとき、より多くのビン11内の物質がコンテナ内に移送される。物質は、コンテナの内部の底面上で、ビン11の底の高さに相当する高さからコンテナ内に落下する(これは通常、低い高さである)。さらに、物質は、実質的にその底に沿って滑ることを伴わずにコンテナ内に移送される。これは、ローダと共に使用されるコンテナの内面は僅かな衝撃あるいは摩耗作用にさらされるだけであることを意味する(これは、コンテナは容易にダメージを受けるので有利である)。
コンテナが折り畳み可能な脚15を通過して前方に移動すると、脚は、サポートポジションとなるように自由に折り畳むことができ、コンテナおよび車両が、もはや、そうするように配置されていない場合に、コンテナローダのビンを支持する準備が整う。
物質移送部材12がビン11の端部11aに到達するまで、コンテナは前方に移動させられる。図6は、物質移送部材12がその最前方位置にあるときのコンテナローダ10の斜視図である(ドア18は図6において開放状態である)。
この時点で、ビンは、好ましくは、取り付け手段13を用いて接続されたコンテナ/車両から係合解除される。図7および図8の実施形態に関連して説明するように、取り付け機構は、物質移送部材12がその最前方位置にあるときに、自動的にコンテナを解放するように構成されてもよい。
いったん係合解除されると、コンテナは、自由に、前方に移動させて、目的地へと輸送することができる。コンテナのドアは、物質がその中に移送されてしまったならば、たとえばコンテナがコンテナローダから係合解除された後に閉じられてもよい。
コンテナが物質移送部材から係合解除された後、物質移送部材は、装填のために、ビンにとってより多くの物質を受けるための準備が完了したポジションへと戻るように移動させられる。コンテナは、ビンに沿って物質移送部材を後戻り移動させるためのウインチまたはその他の適切な機構を含むことができる。
上記の例では、コンテナを所定のポジションへと移動させるために、そして、その後、コンテナ内へと物質を移送するために物質移送部材を前方に引っ張るために、車両の動力が使用されることは明らかである。すなわち、この実施形態では、コンテナへとコンテナローダから物質を移送するために必要な動力の全てが車両からもたらされてもよい。本発明のいくつかの実施形態に係るコンテナローダは、物質を移送するためのそれ自身の動力源を必要としない。しかしながら、そのような実施形態では、コンテナローダは、単にアライメントおよびビンサポート目的のために動力源を備えてもよい。
〔コンテナに対して物質移送部材を取り付けるための代表的手段〕
図7および図8は、本発明の一実施形態に係るコンテナ72に対してコンテナローダ71を取り付けるための取り付け手段70の平面図である。取り付け手段70は、図7では開ポジションで、そして図8では閉ポジションで示されている。
取り付け手段あるいはロック70の機構について説明する。ロック70は、コンテナローダの物質移送部材のリグに対して、ピボット74を介して、回動可能に取り付けられた締結アーム73を備える。ロッキングピン75は、締結アーム73の端部に配置される。ロック70はさらに、リグの側方に対して固定的に結合されたガイドピン77を備える。ロッキングピン75およびガイドピン77は、コンテナおよび/または車両に対して物質移送部材を取り付けるために、コンテナおよび/または車両の一部と係合するよう構成される。
図示する好ましい実施形態では、ロッキングおよびガイドピンは、標準的な貨物コンテナのコーナーキャスティングブロック78と係合するように適切なサイズとされかつ適切に配置されている。図8に示すロックポジションでは、ロッキングピン75はキャスティングブロック78の側面に挿入され、かつ、ガイドピン77はブロックの端部内に挿入される。コーナーキャスティングブロックは、コンテナに対して物質移送部材を取り付けるための強靭かつ便利な場所を提供する。
図7および図8に示す実施形態では、ロック70は、コンテナおよび/または車両によって起動させられたとき、たとえばコンテナがコンテナローダに対して適切に位置決めされたとき、コンテナに対して物質移送部材を取り付けるためのトリガー手段を備える。
以下、図7および図8に例示するトリガー手段について説明する。取り付け手段またはロック70はさらに、物質移送部材のリグの側面に取り付けられたハウジング76を備えている。ガイドピン77は、ハウジングの端から突出していてもよい。ハウジング76の端部を貫通しているのがトリガーピン79であり、これは、ハウジング内で縦方向に移動可能であり、かつ、スプリング80によって突出ポジションに向かって付勢されている。ボス81がトリガーピン79上に設けられており、これは、トリガーピン79がハウジング76内に押し込まれたとき、スプリングを収縮させる。ボスもまた、ピンが解放されたときにトリガーピンを突出させるために、スプリングが圧接するための表面を提供する。
アクチュエータピン82が、回動可能に締結アーム73に対して設けられており、かつ、ハウジング76を貫通している。開ポジションにおいては、物質移送部材リグの内側におけるアクチュエータピン82の端部は、ハウジング76の内面と実質的に面一である。ロックポジションでは、アクチュエータピン82の同じ端部は、ハウジングから短い距離だけ突出する。アクチュエータピン82は、ロックポジションに向かって、締結アーム73内のスプリング(図示せず)によって付勢されている。
締結アーム73内から突出するのがスペーサーピン83である。開ポジションでは、スペーサーピン83はボス81に当接するよう構成され、したがってアクチュエータピン82のスプリングが取り付け機構をロックするのを防止する。
使用時、コンテナは、コンテナローダ内に戻され、そしてキャスティングブロックはロック70に対して押し上げられ、ガイドピン77はキャスティングブロックとの適切なアライメントを保証する。キャスティングブロック78はトリガーピン79をハウジング76内に押しやり、これによってボス81はスプリング80に抗して後退し、かつ、スペーサーピン83を解放する。この結果、締結アーム73はロックポジションへと移動し、かつ、ロッキングピン75ハウジングキャスティングブロック78の側面に挿入される。
好ましくは、コンテナが装荷されるときに自動的にロックを解除するための機構もまた設けられる。図に示す実施形態では、解放機構は、物質の全てがビンからコンテナに移送されてしまった装荷作業中の時刻に対応して、物質移送部材がビンの第1の端部近傍のポイントに到達したときに作動させられる。
解放手段は、図1から分かるような突起13aを備えてもよく、これは、ロックと整列した状態でビンの一方あるいは両側に設けられていてもよい。図7および図8に示す取り付けあるいはロック機構の場合、当該機構が突起13aを通過するとき、アクチュエータピン82は下方に押され、締結アーム73を開ポジションへと動作させ、かつ、ロッキングピン75をキャスティングブロックとの係合状態が解除されるように動作させる。したがって、コンテナは、自由に前方に移動し続けることができ、そして、そうすることで、それはトリガーピン79を解放する。これによってボス81は所定のポジションに戻るように移動させられ、この結果、物質移送機構が動作させられかつ突起13aがもはやアクチュエータピン82を外側に押しやっていないとき、ボス81はスペーサーピン83をブロックし、締結アームが閉じるのを阻止する。
ある実施形態では、ロック機構はさらに、それを用いて上記機構を手動でロックしたり開いたりすることができる手動オーバーライド機構を備えることができる。図7および図8に示す実施形態では、レバーアーム84は、このレバーアーム84を動かすことで、ロックおよび開放形態間で、ロックを手動で動作させることを可能にする。
〔本発明の代替実施形態〕
図9は、本発明の別の実施形態に係るコンテナローダ90の一部の底面側斜視図である。コンテナローダ90は、図1ないし図4に関連して説明したコンテナローダに多くの点で類似しているが、以下で説明する、さまざまな折り畳み可能なサポート手段を有する。
コンテナローダ90のサポート手段は二つの脚91を備える。各脚は、二つのストラット92,93および足部材94を備える。ストラット92および93は、足部材94に対して一端において回動可能に取り付けられ、かつ、ビン95の下面に対して第2の端部において回動可能に取り付けられている。ストラット93(ビン95の前面ドアから最も遠いストラット)は、スライド部96によってビン95に対して取り付けられる。各スライド部96はキャビティ97に沿ってビン95の下面に沿って長手方向に移動することができ、これによって各脚91をビン95の下方で折り畳むことを可能にする。図9には示していないが、油圧ラムが、好ましくは、各スライド部96とビンの下面との間に接続され、そして脚91の上下折り畳みを行うために、たとえば孔98を経て、ビンの下面に沿って長手方向に配置される。
脚91の昇降は、さまざまな方法で制御することができる。好ましい実施形態では、それらは、コンテナローダに対するコンテナの位置に応じて自動的に昇降させられる。コンテナがビンの重量を支持するのに十分な所定だけビンを飲み込むとき、油圧ラムが脚を畳むように作動させられるように、近接センサ等のコンテナ検出装置が設けてもよい。同様に、コンテナ検出器は、コンテナが所定のポイントを通過してビンに沿って前方に移動したときに、脚を自動的に折り畳む。あるいは、脚は手動制御によって上下に移動させられてもよく、あるいは単に前進するコンテナによって押し上げられ、そして後退するコンテナによって所定の位置へと降下することが可能であってもよい。
図9に示す折り畳み可能なサポート手段の構成は、図1ないし図4に示すそれに対して、ある利点を提供するであろう。スライド部分96のポジションは、脚部の高さを変化させるために変化させることができる。これは、コンテナローダが、異なる高さでコンテナに対応するためにビンを上下に移動させることを可能とする。さらに、ストラットの対称配置は、ロードセルが足部材94内に配置されたときに、ロードセルが正確にビン95内の荷重を表示することを可能とすることが判明している。
ある実施形態では、ロードセルがまた、後部サポート手段に設けられる。前方サポート手段におけるロードセルとの組み合わせで、ビンおよびビン内の物質の重量、ならびにこの重量の分布を特定することができる。この知識は、ビンが所望の様式で装填されたことを保証するために、たとえば、ビンにロードされた物質の量が、コンテナローダまたはそれがコンテナ内に装填される物質を運搬することになる車両のいずれかによって支持できる最大荷重を超えていないことを保証するために使用することができる。
図9を再び参照すると、アクチュエータアーム910は、物質移送部材上の取り付け手段にコンテナを解放させるビンの側面の突起915に対して、各脚91を連係動作可能に結合することができる。各脚91が折り畳まれた(上向きまたは非支持)状態にあるとき、それぞれのアクチュエータアーム910は、各突起915をビンの側面内に後退させる。このポジションでは、コンテナを解放するために突起は取り付け手段を作動させることはできない。したがって、故障が発生し、各脚部が折り畳まれ、ビン95の重量を支えることができない場合、コンテナは解放することができない。これは、コンテナを支持する車両(これはまた、脚が折り畳まれたときビン95の重量を負担する)が走り去り、サポートなしでビンが残されるのを阻止する。しかし、脚が折り畳まれず、ビンの重量を支えることができる場合、突起915は突出し、コンテナの解放を生じるポジションとなる。図9には示していないが、既に説明した方式においてアクチュエータアーム910を突起915と連係動作可能に連結するための好適な機構を用いることができ、その例は当業者には明らかであろう。
コンテナローダ90のビン95はまた、その下側のさまざまな位置に転がり手段99を含む。転がり手段99は、ビン95に対して交差するように整列した、すなわちビンに対する長手方向の移動を促進するためのその軸線を有するローラーを備える。ローラー990の形態の転がり手段はまた、それらの軸線が垂直に配置された状態でビン95の側方に設けられてもよい。ローラーは、コンテナがコンテナローダ内に後退しそこから離れるように引っ張るときに、コンテナの底および側面に対してビンがスライドするのを助け、これによってコンテナの底および側面へのダメージを低減する。
ビン内に移送される物質の負荷が特に重い場合、あるいは物質移送部材を引っ張るコンテナを有する車両がパワー不足の場合、車両がコンテナ内に負荷を引き込むのは困難であるかもしれない。これを解決するために、本発明の実施形態が提供されるが、これは、ビンの内側に沿って物質移送部材を移動させ、したがって、コンテナ内に物質を移送するための、さらなる操作手段あるいは移送機構を備える。操作手段は、車両および/またはコンテナが物質移送部材を移動させるのを助けることができる。操作手段は、コンテナが搭載される車両以外の動力源を有することができる。
図10は、本発明の別の実施形態に係るコンテナローダ200の一部の後方側斜視図である。コンテナローダ200は、たとえばコンテナ内にビン202からの物質を装填する際にトラックを支援することができる操作手段201の形態の引っ張り手段を備える。
操作手段201は、油圧シリンダまたはラム203のようなリニアアクチュエータを備える。2本のケーブル204が、ラム203と物質移送部材205との間に接続される。ケーブル204は、二つのプーリー206および207の周囲を通過し、そして、ビン202の側面に沿ってコンテナローダの前方(すなわちドア208が配置される端部)まで延び、ビン202の前方でプーリー(図示せず)の周囲を通り、その後、物質移送部材205につながる。ケーブルは、たとえば、ビン202の外部で物質移送部材のリグに対して接続されてもよい。ケーブルおよびプーリーシステムは、ラム203の突出によってケーブル204がビン202に沿って前方に物質移送部材205を引っ張るように配置されている。ケーブルは、好ましくは、それらが絡まる可能性を低減するために、ビンの側面に近接したチャネル、あるいはビン沿った密閉チャネルに沿って延びる。
ケーブル204は、好ましくは、ケーブルが物質移送部材を通過することを、そしてボスがそれに当接したときにのみ物質移送部材に引っ張り力を加えることを可能とするボスあるいはその他の固定具によって、物質移送部材205のリグに対して接続される。したがって、物質移送部材205は、操作手段がそれを引っ張るよりも速く、前方に自由に移動できる。
操作手段201がそれを引っ張るよりも速く物質移送部材205が前方に移動する場合に、ケーブルに弛みが生じないことを保証するために、張力調整手段が設けられていてもよい。弛みの排除によって、いかなるコンテナローダにおいてもケーブルの絡みが起きなくなる。図10の実施形態では、張力調整手段は、ケーブルのさらなる延長部からなり、それぞれがケーブル204の端部に取り付けられる。ケーブルのさらなる延長部は、それぞれ、リール209の一方の周囲に巻き付けられるが、これは、ケーブルの弛みを除去しかつケーブルを緊張状態で保持するよう機能する。いかなる適切なプリテンションシステムが本発明の代替的な実施形態において使用されてもよい。
ケーブル204は好ましくは強靭であり、なぜなら、それらは、物質移送部材に前方に存在するかなりの重量を引っ張る必要があるからである。一例では、11ミリメートルワイヤは、コンテナローダ内の8トンの物質を引っ張ることが可能であることが判明した。張力調整システムにおけるケーブルのさらなる延長部は、それらが荷重を受けないので、同じ太さである必要はない。上記の例では、3mmワイヤが、張力下で、より太い、耐荷受けケーブルを保持するために適切であった。
使用時、操作手段201は、車両がビン202内の物質の初期摩擦に打ち勝つ支援を必要とする場合、物質が特に重い荷物である場合、あるいは車両が物質移送部材205自体を動かすのに十分な力を持たない場合に、その上にコンテナが搭載される車両の動力を補うために使用できる。このような状況では、あるいは予防措置として、車両がそれ自身に関して対処できると考えられた場合でも、操作手段は、車両が前進を開始した時点で起動される。いつ前方に動くかを車両の運転者に知らせるために、車両の運転者にインジケータ、たとえば緑色光信号を提供することができる。
いったん作動させられると、操作機構は一定の速度でプーリーシステムを介してケーブルを引っ張る。車両が物質移送部材を引っ張るのに苦労している場合は、ケーブル204上のボスが物質移送部材と係合し、したがって作動機構が前方物質移送部材を前方に引っ張るのを助ける。操作機構は、物質移送部材を前方に引っ張り続けることができる。しかしながら、いかなる時点で、車両が操作機構よりも速く前方に物質移送部材を引っ張るのに十分な動力を得てもよい。この場合、それは、ケーブル上のボスから離れるように前方に物質移送部材を自由に引っ張ることができ、そして張力調整システムはケーブルが弛まないことを保証する。同様に、いかなる時点で、車両が負荷と奮闘し始めてもよい。この場合、操作機構は、ケーブル上のボスが再び物質移動部材と係合し、そして操作機構が再び引っ張り支援を提供するように、物質移送部材に「追い付く」ことになる。
図11は、延出ポジションで示す図10のコンテナローダ200の斜視図である。この図において、両端にプーリー206および207を備えたラム203を明確に認識できる。プーリーの使用は有利である。なぜなら、ラム203は、ケーブル204の大きな引き込み量に関して小さな量しか突出せず、したがってラムがビンの長さだけ突出する必要性が排除されるからである。
本発明の一実施形態では、既に説明したような操作手段を備えたコンテナローダは、コンテナを支持する車両の動力を全く必要とせずに、操作手段の動力のみを使用して、コンテナを装荷することができる。たとえば、コンテナを支持する車両においてニュートラルギアを、操作機構の作動に先立って選択することができる。物質移送部材が操作機構の力の下で前方に移動するとき、物質はビンからコンテナ内に装填されるが、これは、物質がコンテナ内に移送されるとき、コンテナを支持する車両を徐々に前方に押しやる効果を有する。
ここまで、ビンに沿って物質移送部材を移動させるための作動機構のある特に好適な実施形態について説明してきた。他の実施形態では、たとえばモータ、歯車、チェーン等を含む他の機構を使用することができる。
図12ないし図15は、本発明の別の実施形態に係るコンテナローダ100の斜視図である。図13および図15は、コンテナローダ100の長手方向断面図である。
コンテナローダ100は、先に本発明の他の実施形態に関連して説明したコンテナローダに多くの点で類似している。しかしながら、コンテナローダ100はさらに、物質締固め装置101を備える。物質締固め機はスクラップ業界でよく知られており、数多くの異なるタイプの締固め機が、本発明に係るコンテナローダと共に使用されるように構成可能である。以下、一例について図12ないし図15を参照して説明する。
物質締固め機101は、コンテナローダ100のビン102に対して取り付けられる。たとえば、締固め装置は、ビン102から後方に延出することができる。締固め機101は、チャンバー103および締固めラム104を含む。締固めラム104は前方締固めプレートおよび突出可能なラムを含む。使用時、図12に示すように、締固められる物質は、ドア105が開いているときにチャンバー103の開放された上端部を経て、チャンバー103内に置かれる。ドア105は、その後、閉じられ、締固めラム104が作動させられる。締固めラム104はチャンバー103を横切って突出し、図13に示すように、壁106との間で内部の物質を押し潰す。
いったん締固められると、続いて物質はコンテナローダ100のビン102内に移送される。いかなる移送機構が使用されてもよいが、図示の実施形態では、移送は締固めラム104を用いて達成される。この目的のために締固めラムを使用することは、ラムの便利な使用法であり、別個の移送機構の必要性を排除する。壁106および物質移送部材107は、任意の適切な昇降機構を用いて、ビン102から持ち上げられるように動作可能である。持ち上げられたとき、図12に示すように、チャンバー103は、ビン102の内部に対して明らかに接続される。図15に示すように、物質は、したがって締固めラム104のさらなる突出によって、ビン102内に移送することができる。
物質締固め機のサイズに応じて、チャンバー103内で物質を締固めて、それをコンテナローダに移送するステップは、必要量の物質がビン内に移送されるまで、複数回行われることになる。上記ステップを繰り返すために、締固めラムがまず後退させられ、そして物質移送部材107および壁106が降下させられ、より多くの物質を締め固めることを可能とする。いったんビン102が所要のレベルまで装荷されると、コンテナ内に物質を移送するために、上述したようにコンテナローダが作動させられる。
本発明の他の実施形態では、締固め装置は、コンテナローダビンから着脱可能であってもよい。たとえば、締固め機は、輸送されてコンテナローダビンに結合される前に、ある場所で物質を締め固めるために用いることができ、これによって物質をコンテナ内への装填のためにビン内に移送することができる。
本発明について、輸送用コンテナを装荷するためのその使用に関連して説明してきた。いかなるタイプのコンテナが本発明に係るコンテナローダによって装荷されてもよく、本発明は、特定のタイプのコンテナを装荷するためのその使用に限定されるものではない。別の例では、コンテナローダは、たとえば廃棄物収集デポからトラック内にゴミを充填するために、輸送用タブ、バスタブおよびゴンドラトレーラー内に物質を装填するために使用することができる。そのような方法でコンテナローダと共に使用されるトラックは、トラックの後部に向かってコンテナローダの物質移送部材に対して連結するための手段を備えることができる。
本発明の代替実施形態では、ビンの壁および/または底は、メッシュ、ケージ等の形態であってもよい。これは、軽量コンテナローダが必要とされる場合に有利であり、壁および/または底が、その中に必要な物質を保持するために十分な強度を持っていると仮定すれば、物質は、壁および/または底に沿ってスライドするとき、壁および/または底のギャップを通過することができず、引っかかりにくい。
ビン11の内面には、それに沿って物質がスライドする際に、摩擦または抗力を低減するための手段を設けることができる。たとえば、ビンの壁の内面および/またはビンの底の上面には、ランナー、ローラーあるいは摩擦を低減するための適切な手段を設けることができる。一実施形態では、表面は摩擦低減物質から形成されるか、あるいは油等の潤滑剤でコートされる。ビン11に沿って物質がスライドする際の摩擦を低減する利点は、物質移送部材を前進させるために必要な力が低減されることである。これは、車両またはコンテナおよび物質移送部材を前方に移動させる機械への要求を低減させるが、これは、小さいエンジンまたは少ない動力でもコンテナローダを操作するのに十分であることを意味する。
物質移送部材について、好ましくは、ビン内の物質と接触する垂直プレートを含むものとして説明してきたが、他の実施形態では、異なる形の部材が設けられてもよい。たとえば、プレートは、移送される物質を僅かに持ち上げるために凹状またはくさび状の底部を含んでいてもよく、これは、ビンの底との摩擦を低減しかつコンテナ内に物質を引き込むために必要な力を低減するのに役立つ。他の実施形態では、プレートの面は凸状であってもよい。
本発明は、コンテナと物質移送部材とを接続するために使用される取り付け手段の形態に限定されるものではないことは明らかである。たとえば、締結アームが、図1ないし図4に関連して説明したものとは異なる位置に設けられてもよく、あるいは追加の締結アームが設けられてもよい。異なる形態の取り付け手段、留め具、キャッチ、ボルト、ファスナー等を使用することもできる。
これに代えて、取り付け手段は、取り付け具受け手段を備えることができ、この場合、取り付け具、クランプ等がコンテナあるいはコンテナを支持する車両に設けられ、そしてこれは、取り付け具等を受けるよう構成された物質移送部材の一部に対して取り付けられる。
さらなる代替例においては、コンテナは、たとえばコンテナと物質移送部材との間に接続された中間デバイスすなわちブラケットを使用して、物質移送部材に対して間接的に連結することができる。
図1ないし図4に関連して説明した実施形態では、取り付け手段は、コンテナに対して直接、物質移送部材を連結するために使用される。別の実施形態では、物質移送部材は、たとえば、トラックあるいはローリ等の、コンテナを運搬する車両に対して連結することができる。これは、コンテナが車両に確実に搭載されず、しかも物質移送部材に対する連結が車両からコンテナが脱落するリスクを冒し得る場合には有利であろう。
本発明の代替実施形態は、図1ないし図4に関連して説明したものとは異なる向き調整手段を含むことができる。たとえば、ピストンの異なる構成が適用されてもよく、このピストンは、油圧以外の手段、たとえば空気圧によって作動できる。さらに、それを用いてビンの向きおよび/またはポジションを変更することが可能な機構は本発明の範囲内に含まれる。
本発明の一実施形態では、物質がビンからコンテナ内に装填されるとき、ビンのドアは手動または自動で開く。さらなる実施形態では、物質がビンから取り出されたときドアは徐々に開くことができるが、これはある種の物質がこぼれるのを防止できる。図に示すドアの複数のセクションは、一度に一つのセクションだけ開くことができる。物質移送部材がビンの先端に近づくとき閉じるように、いかなる形態のドア操作機構を物質移送部材に接続すればよいかは当業者には明らかである。
たとえば、物質移送部材が車両によって引っ張られ、かつ、コンテナがビンに対してスライドするとき、物質がドアに対して押しやられる。ドアが折り畳み可能なセクションを備える一実施形態では、ドアを押圧する物質は、最大限に物質で満たされた領域に関して、ドアが一度に一つのセクションを折り曲げることを可能とする。各セクションは、ドアがコンテナの側面に対して平坦になるまで、コンテナのコーナーに向かって折り曲がる。
一実施形態では、ドア18は、このドアが装填コンテナの内側端面に近接した状態である場合にのみドアが開くことができるように、装填されるコンテナの内側端部上のコンポーネントと連係状態であるよう構成される。これは、ビンがコンテナ内に移動する作業の間、ドアが意図せずして開かないことを保証する。コンテナの端部に近接して存在するときにドア解放を引き起こすための適当な機構は当業者には明白であろう。
本発明の代替実施形態において、コンテナローダはビン用の片持ちサポート手段支持体を備えることができる。すなわち、サポート手段は、ドアから最も離れて、ビンの端部に近接して配置される。これは、コンテナがそれらを押圧するときに折り畳まれる中央脚をもつ必要がないことを意味するが、片持ちサポートの必要なサイズおよび質量のために、コンテナローダのフットプリントが著しく増大しがちである。さらに、大きな質量の物質がビン内に装填されたときコンテナローダに加わるモーメントによって、コンテナローダは過酷なストレスを受けることがある。
ある実施形態では、コンテナローダは牽引可能であるように構成される。これは、コンテナローダを輸送しかつ/または所定の場所でコンテナローダを配置するために有利であろう。たとえば、ローダは、好ましくは、それらがローダの通常動作を妨げないように、たとえばそれらが取り外し可能であるように配置されたアクスルおよび前輪を備えることができる。この実施形態では、ローダが特定の国で公道走行車両に関する関連する制限を下回る寸法を有するならば有利であろう。
〔コンテナ除荷〕
コンテナローダについて、主にコンテナを装荷するためのその使用法に関連して説明してきたが、コンテナローダはまた除荷のために使用できることは明らかである。
除荷するために、装荷されたコンテナはコンテナローダに向って後退することができる。コンテナから取り出される物質に依存して、ビンがコンテナ内に挿入されかつコンテナ内の物質をすくい上げるように、ローダ内にコンテナを後退させ続けることが可能である。これは、物質が概して軽量でかつ/または粒状である場合に可能となる。
これに代えて、コンテナは、単に、コンテナローダのビンに隣接して配置されてもよく、かつ、物質ハウジングビン内に任意の手段によって移送されてもよい。だが、物質が、その底に沿ってスライドさせられると、これは、コンテナの底に損傷を与えることがある。
別の実施形態では、コンテナまたは車両に本発明に係るデバイスが取り付けられてもよい。当該デバイスは、それがコンテナから物質を除荷するために、たとえば、地面、供給ホッパーまたは任意のタイプのコンテナへとコンテナから物質を排出するために使用可能であるようにコンテナ内に組み込まれてもよい。この実施形態では、コンテナ内に設けられた物質移送部材は、コンテナから物質を移送するための移動手段によって前方へ移動させられるように動作可能である。物質移送部材は、他の車両またはたとえば引っ張ることによって物質移送部材を前方に移動させるよう動作可能な任意の機械といった移動手段に対して接続可能であってもよい。
この実施形態では、コンテナが道路運行車両によって運ばれるときに道路安全要件の遵守を保証するためにコンテナから横方向に延びるデバイスのコンポーネントを幅狭にする必要があるかもしれない。必要であれば、物質移送部材および/または取り付け手段の一部は、その幅を低減するために、車両の側面に当接するように折り返すことができるであろう。
文脈が明らかにそれ以外のことを要求しない限り、本明細書および特許請求の範囲の記載を通じて、「〜を備える」、「〜を備えている」等の語は、排他的または網羅的な意味とは対照的に包括的な意味で、すなわち、「〜を含むが、これには限定されない」という意味で解釈されるべきである。
全ての出願、特許および列挙した刊行物(もしあれば)の開示全体は、この引用によって本明細書に組み込まれる、
本明細書での先行技術への参照は、その先行技術が世界中の国々における試行の分野での共通の一般的知識の一部を形成するという認識または何らかの形態の示唆ではなく、そしてそのように解釈すべきではない。
本発明はまた、概して、本願明細書で言及されるか示された部品、要素および特徴から、別個にまたは集合的に、二つ以上のこれら部品、要素または特徴の任意のあるいは全ての組み合わせとして構成されると言うことができる。
先の説明において、その公知の等価物を有する完全体あるいはコンポーネントを参照した場合、これらの完全体は、別個に言及されたかのように本明細書中に組み込まれる。
目下好ましい本明細書に記載の実施形態に対するさまざまな改変および変更は当業者には明らかであろう。このような改変および変更は本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、またそれに付随する利点を損なうことなく実施できる。したがって、そのような改変および変更が本発明の範囲内に含まれることが意図されている。
10 コンテナローダ
11 ビン
11a 第1の端部
12 物質移送部材
13 取り付け手段
13a 突起
14 サポート手段
15 サポート手段
16 垂直プレート
17 垂直ストラット
18 ドア
19 壁
22 補強ストラット
23 リグ
24 クロスバー
25 クロスブレース
26 垂直サポート
27 水平クロスバー
28 ブレース
40 ピストン
41 フレーム
42 ピボットバー
70 ロック
71 コンテナローダ
72 コンテナ
73 アーム
74 ピボット
75 ロッキングピン
76 ハウジング
77 ガイドピン
78 ハウジングキャスティングブロック
79 トリガーピン
80 スプリング
81 ボス
82 アクチュエータピン
83 スペーサーピン
84 レバーアーム

Claims (54)

  1. 物質ローダであって、
    収容装置内部に収まるよう構成された開放状態のまたは開放可能な第1の端部を有するビンと、
    前記第1の端部に向かって前記ビンの内側に沿って移動するよう動作可能なその一部を有する物質移送部材と、
    前記第1の端部に向って前記物質を引っ張るための引っ張り手段に対して、前記物質移送部材を取り付けるよう構成された取り付け手段と、
    を具備することを特徴とする物質ローダ。
  2. 前記取り付け手段は、前記物質移送部材を、前記収容装置および/または前記収容装置を支持する車両に対して取り付けるよう構成されることを特徴とする請求項1に記載の物質ローダ。
  3. 前記引っ張り手段は、前記収容装置を支持する前記車両を備え、かつ、前記ビンに対する前記車両の前方移動によって前記物質移送部材は前記第1の端部に向かって移動させられることを特徴とする請求項2に記載の物質ローダ。
  4. 前記物質移送部材は実質的に平坦なプレートを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の物質ローダ。
  5. 前記プレートの形状は、前記プレートの縁部と前記ビンの内面との間に最小限のスペースしか存在しないように、前記ビンの内部の形状に対して相補的であることを特徴とする請求項4に記載の物質ローダ。
  6. 前記物質移送部材は、さらに、前記プレートの上端部分に連結されたリグを備え、このリグは前記ビンの外側に沿って移動するように動作可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の物質ローダ。
  7. 前記物質移送部材は、それに作用する反力に耐えるための補強手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の物質ローダ。
  8. 前記ビンは、物質が前記ビン内に装荷されることを可能にするのに適した少なくとも部分的に開放された上端部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の物質ローダ。
  9. 前記物質ローダは、前記ビンの第1の端部にビンドアあるいはドア群を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の物質ローダ。
  10. 前記物質ローダはさらに、前記収容装置の装荷に続いて、前記ビンドアを閉鎖するよう構成されたドア操作機構を含むことを特徴とする請求項9に記載の物質ローダ。
  11. 前記物質ローダは、車両に搭載された際に収容装置の高さに近似した地上高さを上回る高さにおいて地面の上で前記物質ローダを支持するためのサポート手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の物質ローダ。
  12. 前記物質ローダは向き調整手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載の物質ローダ。
  13. 前記向き調整手段は、少なくとも一つの方向に前記ビンを傾けかつ/または移動させるように動作可能な一つ以上の液圧式ピストンを備えることを特徴とする請求項12に記載の物質ローダ。
  14. 前記物質ローダは、前記ビンの下側に折り畳み可能なサポート手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載の物質ローダ。
  15. 前記折り畳み可能なサポート手段は一つ以上の脚を備え、各脚は二つのストラットおよび足部材を備え、各ストラットは前記足部材に対して第1の端部において回動可能に取り付けられており、かつ、前記ビンの前記下面に対して第2の端部において回動可能に取り付けられており、前記ストラットの一方は、前記ビンの前記下面とスライド係合状態にあるスライド部分によって前記ビンの下面に対して回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項14に記載の物質ローダ。
  16. 前記ビンドアは、前記折り畳み可能なサポート手段が折り畳まれた状態にない場合にのみ閉鎖可能であることを特徴とする請求項9を引用した場合の請求項14または請求項15に記載の物質ローダ。
  17. 前記物質ローダは、前記収納装置内で前記ビンの移動を支援するために前記ビンの外部に転がり手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項16のいずれか1項に記載の物質ローダ。
  18. 前記取り付け手段は、前記収納装置および/または車両がトリガー手段を作動させるときに、前記収容装置および/または車両に対して前記物質移送部材を取り付けるための前記トリガー手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載の物質ローダ。
  19. 前記取り付け手段は、前記物質移送部材に対して回動可能に連結された締結アームを備えることを特徴とする請求項18に記載の物質ローダ。
  20. 前記トリガー手段は、前記物質ローダに対する前記収納装置の正確な位置決め時に押しやられるよう構成された延出部材を備え、前記延出部材は、押された際に、前記収容装置および/または車両と係合状態となるように前記締結アームが回動することを可能とすることを特徴とする請求項18または請求項19に記載の物質ローダ。
  21. 前記物質ローダはさらに、前記物質移送部材が前記ビンの前記第1の端部付近のポイントに到達するときに、前記取り付け手段を解放するよう構成された解放手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項20のいずれか1項に記載の物質ローダ。
  22. 前記解放手段は前記ビンの一方あるいは両方の側に突起を備え、この突起は、前記取り付け手段が、この突起を通過したとき、前記取り付け手段を解放することを特徴とする請求項21に記載の物質ローダ。
  23. 前記解放手段は、前記折り畳み可能なサポート手段が折り畳み状態にないときにのみ、前記取り付け手段を解放するよう構成されていることを特徴とする請求項21または請求項22に記載の物質ローダ。
  24. 前記物質ローダは、前記第1の端部に向って前記ビンの内側に沿って前記物質移送部材を移動させるための操作手段を備えることを特徴とする請求項21または請求項22に記載の物質ローダ。
  25. 前記物質移送部材を移動させるための前記操作手段は、前記物質移送部材とアクチュエータとの間に接続された少なくとも一つのケーブルを備え、これによって、作動させられた際に、前記アクチュエータは前記ケーブルによって前記物質移送部材を引っ張ることを特徴とする請求項24に記載の物質ローダ。
  26. 前記操作手段は、その周囲を前記ケーブルが通過する一つ以上のプーリーを備えることを特徴とする請求項25に記載の物質ローダ。
  27. 前記操作手段は、作動中、前記ケーブルを緊張状態で保持するための張力調整手段を備えることを特徴とする請求項25または請求項26に記載の物質ローダ。
  28. 前記物質ローダは、前記ビン内に装荷される前に、前記物質を締め固めるための物質締固め装置を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項27のいずれか1項に記載の物質ローダ。
  29. 前記物質移送部材は、前記締固め機から前記ビン内へと前記締め固められた物質を移動させることを可能とするように動作させることが可能であることを特徴とする請求項28に記載の物質ローダ。
  30. 前記物質締固め機は、前記締固め機内で物質を締固めるための突出可能な締固めラムを備え、前記締固めラムは、前記締固め機から前記ビン内へと前記締め固められた物質を移動させるために、さらに突出可能であることを特徴とする請求項29に記載の物質ローダ。
  31. 収容装置を装荷する方法であって、
    完全にまたは部分的に装荷されたビンの少なくとも第1の端部が前記収容装置内に存在するように前記収容装置を位置決めすることと、
    前記第1の端部に向って物質移送部材を引っ張るための引っ張り手段に対して、前記第1の端部に向って前記ビンの内側に沿って移動するよう動作可能なその一部分を有する前記物質移送部材を連結することと、
    前記ビンの前記第1の端部に向かって前記物質移送部材を引っ張り、これによって前記収容装置内に前記ビンから物質を移送することと、
    を備えることを特徴とする方法。
  32. 前記物質移送部材を前記引っ張り手段に連結することは、前記収容装置および/または前記収容装置を支持する車両に対して前記物質移送部材を連結することを含むことを特徴とする請求項31に記載の方法。
  33. 前記物質移送部材を引っ張ることは、前記ビンから離れる方向に、前記収容装置を支持する車両を前進させることを含むことを特徴とする請求項32に記載の方法。
  34. 前記方法は前記ビン内に物質を装填するステップを含むことを特徴とする請求項31ないし請求項33のいずれか1項に記載の方法。
  35. 前記ビン内に物質を装填することは、前記ビン内へと物質締固め装置から物質を移送することを含むことを特徴とする請求項31ないし請求項34のいずれか1項に記載の方法。
  36. 前記移送するステップは、締固め機ラムを用いて前記ビン内に前記物質を押し込むことを含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  37. 前記方法はさらに、前記ビン内へ物質を装填するのに先立って、前記締固め機内で物質を締固めることを含むことを特徴とする請求項35または36に記載の方法。
  38. 前記収容装置を位置決めすることは、前記ビンの少なくとも一部を飲み込むように前記収容装置を移動させることを含むことを特徴とする請求項31ないし請求項37のいずれか1項に記載の方法。
  39. 前記ビンの少なくとも一部を飲み込むように前記収容装置を移動させる際、前記ビンの下面に連結された折り畳み可能なサポート手段によって、前記収容装置および/または車両が前記ビンおよびその中の物質の重量を支持するように、前記折り畳み可能なサポート手段が折り畳まれることを特徴とする請求項38に記載の方法。
  40. 前記方法はさらに、前記第1の端部に向かって前記ビンの内側に沿って前記物質移送部材を引っ張るための操作手段を作動させることを含むことを特徴とする請求項31ないし請求項37のいずれか1項に記載の方法。
  41. 操作手段を作動させる前記ステップはケーブルを介して前記物質移送部材を引っ張ることを含むことを特徴とする請求項40に記載の方法。
  42. 前記方法はさらに、前記ケーブルを緊張状態で保持することを含むことを特徴とする請求項41に記載の方法。
  43. 物質ローダであって、
    収容装置内に収まるように構成された、開放状態のまたは開放可能な第1の端部を有するビンと、
    前記第1の端部に向かって前記ビンの内側に沿って移動するよう動作可能なその一部分を有する物質移送部材と、
    前記ビンの下面における折り畳み可能なサポート手段であって、非折り畳み状態では前記物質ローダの重量の少なくとも一部を支持するよう構成され、かつ、折り畳み状態では前記ビンに対する前記収容装置の移動を可能とするよう構成された折り畳み可能なサポート手段と、
    を備えることを特徴とする物質ローダ。
  44. 前記折り畳み可能なサポート手段は一つ以上の脚を含み、各脚は、二つのストラットおよび足部材を含み、各ストラットは、前記足部材に対して第1の端部において回動可能に取り付けられ、かつ、前記ビンの下面に対して第2の端部において回動可能に取り付けられ、前記ストラットの一方は、前記ビンの下面と係合状態のスライド部分によって前記ビンの下面に対して回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項43に記載の物質ローダ。
  45. 前記物質ローダは、前記収容装置のポジションに依存して前記折り畳み可能なサポート手段を自動的に折り畳みかつ展開させるための手段を備えることを特徴とする請求項43または請求項44に記載の物質ローダ。
  46. 前記物質ローダが、
    前記収容装置および/または前記収容装置を支持する車両に対して前記物質移送部材を連係動作可能に取り付けるよう構成された取り付け手段と、
    前記物質移送部材が前記ビンの前記第1の端部近傍のポイントに到達するとき、前記取り付け手段を解放するよう構成された解放手段と、を具備し、
    前記解放手段は、前記折り畳み可能なサポート手段が折り畳まれた状態にないときのみ前記取り付け手段を解放するよう構成されていることを特徴とする請求項43ないし請求項45に記載の物質ローダ。
  47. 物質アンローダであって、
    開放状態のあるいは開放可能な第1の端部を有するビンと、
    前記第1の端部に向って前記ビンの内側に沿って移動するよう動作可能なその一部を有する物質移送部材と、
    前記第1の端部に向って前記物質移送部材を引っ張るよう動作可能なデバイスに対して、前記物質移送部材を連係動作可能に連結するよう構成された取り付け手段と、
    を備えることを特徴とする物質アンローダ。
  48. 収容装置を除荷するための方法であって、
    引っ張り手段に対して、前記収容装置の開放端に向かって前記収容装置の内側に沿って移動するよう動作可能なその一部分を有する物質移送部材を連結することと、
    前記引っ張り手段によって前記収容装置の内側に沿って前記物質移送部材を引っ張り、これによって前記物質移送部材が前記収容装置の外に物質を移送することと、
    を備えることを特徴とする方法。
  49. コンテナローダであって、
    コンテナの内部に収まるよう構成された開放状態のまたは開放可能な第1の端部を有するビンと、
    前記第1の端部に向かって前記ビンの内側に沿って移動するよう動作可能なその一部分を有する物質移送部材と、
    前記第1の端部に向って前記物質移送部材を引っ張るための引っ張り手段に対して、前記物質移送手段を取り付けるよう構成された取り付け手段と、
    を備えることを特徴とするコンテナローダ。
  50. コンテナを装荷する方法であって、
    完全にまたは部分的に装荷されたビンの少なくとも第1の端部が前記コンテナ内に存在するように前記コンテナを位置決めすることと、
    前記第1の端部に向って物質移送部材を引っ張るための引っ張り手段に対して。前記第1の端部に向って前記ビンの内側に沿って移動するよう動作可能なその一部分を有する前記物質移送部材を連結することと、
    前記ビンの前記第1の端部に向かって前記物質移送部材を引っ張り、これによって前記コンテナ内に前記ビンから物質を移送させることと、
    を備えることを特徴とするコンテナを装荷する方法。
  51. 実質的に図面に示された実施形態のいずれか一つを参照して明細書中で説明されたような物質ローダ。
  52. 実質的に図面に示された実施形態のいずれか一つを参照して明細書中で説明されたような物質を装荷する方法。
  53. 実質的に図面に示された実施形態のいずれか一つを参照して明細書中で説明されたような物質アンローダ。
  54. 実質的に図面に示された実施形態のいずれか一つを参照して明細書中で説明されたような収容装置を除荷する方法。
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