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JP2014505564A - 改善された孔あけ可能なフォイルを備える飲料調製用容器及び飲料を調製する方法 - Google Patents

改善された孔あけ可能なフォイルを備える飲料調製用容器及び飲料を調製する方法 Download PDF

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アルノー ゲルバウレ,
ダニエル アベグレン,
セバスチャン ペルティエル,
アレクサンドル ペロント,
パトリック ベンツ,
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ネステク ソシエテ アノニム
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Abstract

飲料原材料(5)を収容する主要キャビティ(3)を有する本体(2)と、主要キャビティを閉じるために本体に接続されたフォイル(6)とを備える、飲料調製装置内で飲料を調製するためのポーション型の容器(1)であって、フォイル(6)が、飲料調製装置の細長い侵入部材(15)によって、主要キャビティの上方で軸線方向に穿孔可能であり、フォイル(6)が、少なくとも基層(7)と少なくとも耐密化層(8)とを備え、耐密化層(8)が基層(7)の真下の内層を構成し、耐密化層(8)及び基層(7)が、フォイルの少なくとも第1の領域(9)ではキャビティ(3)の上方で接着結合され、フォイルの少なくとも第2の領域(10)即ち耐密化領域では接着結合を含まず、かかる第2の領域が、細長い侵入部材(15)によって穿孔されることが意図され、かつ、細長い侵入部材(15)の表面との耐密係合を形成することが意図される領域である、容器。
【選択図】図3

Description

本発明は、飲料調製装置内のポーション型飲料容器を使用した、飲料の調製の分野に関する。本発明はまた、かかる容器から飲料を調製する方法に関する。
カプセルなどのポーション型飲料容器を用いた、コーヒーなどの飲料の調製は、非常に一般的になってきている。現在、多くのブランド及び食品メーカーが、自社の飲料カプセルシステムを提案している。1つの原理は、容器の入口壁に孔をあけることなどによって、液体を容器に注入することから成る。次に、液体は容器内の飲料原材料と相互作用し、結果として得られる飲料抽出物が、容器に作られた穿孔、又は容器を貫通して作られた穿孔を通して排出される。通常、液体の圧力が容器内部で作られて、特にコーヒー用の、特定の芳香性化合物の抽出が促進される。飲料原材料の加圧抽出は、圧力ポンプ又は遠心分離器を使用して、カプセルの密閉された容積内の液体を推進することによって、例えば遠心分離型の調製装置内で容器を遠心分離することによって得ることができる。
欧州特許第1165398号明細書では、シールされたカートリッジは、圧力下で抽出されるように設計されている。カートリッジは、焙煎したコーヒーを収容する基部及び切頭円錐状の壁を備えたカップと、円形のリップと、リップの周囲に結合されたカバーとを備える。カートリッジは、液体をカートリッジに供給するための開口部を作り出す穿孔手段が導入される、基部付近のカップ内に、穿孔手段、例えばブレードがカートリッジから取り出されるときに固形物質がカプセルから出るのを回避する、ファブリックなどの層又は弁を備える。
国際公開第02/080745号パンフレット又は欧州特許第1967099号明細書に記載されているような他のシステムは、1つ又は複数の侵入部材によって穿孔される可撓性膜を備えた容器を提供している。一般に厚さの薄い可撓性膜は、より厚い容器本体/より高い剛性(プラスチック若しくはアルミニウム)の容器本体よりも簡単に穿孔できる。
欧州特許第1247756号明細書は、プラスチックの本体及び蓋を備えたカプセルに関する。プラスチックの本体は、排出装置を導入するための開口部を含む。開口部は、本体の残りの部分よりも断裂に対する耐性が低い可撓性膜によって閉止されシールされる。
国際公開第2006/030461号パンフレットは、調合機内で飲料を調製するためのカプセルに関し、使用時に、加圧注入水がカプセルに供給されフィルムを変形させると穿孔されて、同じカプセルに固着された下側の穿孔手段と接触するようになる、シールフィルムを有する。
米国特許出願公開第2010/288131号明細書は、使い捨てのミネラル複合飲料作製カップ及びカートリッジに関する。カップは、炭酸カルシウムを含むポリマー材料から形成され、蓋は、熱シール可能なポリマー層に積層された金属箔(例えば、金属化ポリプロピレン)で作られる。
米国特許第7552672号明細書は、コーヒー飲料を調製するための、一杯分のコーヒー粉末を収容するカートリッジを開示している。カートリッジの底部には、気密フォイルによって覆われた通路が設けられる。カートリッジがコーヒーメーカーに挿入される前に、又は出口貫通針によって穿孔される前に、フォイルは手で取り除かれる。通路とコーヒー粉末との間には、コーヒー粉末がカートリッジから漏れるのを防ぐフィルタ要素が配設される。通路は、カートリッジ内における水圧の蓄積を防ぎ、それによって泡が形成される。
米国特許第6607762号明細書は、アクセス開口部を備えた外部容器に関する。フィルタ要素が中に受け入れられ、容器の内部を第1及び第2のチャンバに細分するように構成され配置される。飲料媒体は第1のチャンバに格納される。蓋がアクセス開口部を閉じる。蓋は、第1のチャンバに重なる第1の区画と、第2のチャンバに重なる第2の区画とを有する。蓋の第1の区画は、飲料媒体と共に浸出するために第1のチャンバへの液体の流入に適応して飲料を生成するように、屈折可能に貫通することができる。フィルタ要素は、第1のチャンバから第2のチャンバへの飲料の流れに適応するように透過性であり、蓋の第2の区画は、第2のチャンバからカートリッジの外部への飲料の流出に適応するように、屈折可能に貫通することができる。
飲料又は流動食を調製するためのカプセル、及び作製のために遠心力を使用するシステムが、国際公開第2008/148604号パンフレットに記載されている。一般的には、カプセルは、膜によって閉じられる、コーヒー粉末など飲料を作り出す物質を収容する本体で形成される。膜は、カプセル内に液体を注入するため、膜の中央部分で装置の注水針によって穿孔され、同時に、飲料をカプセルから抽出するため、多くのより小さな針によって膜の周囲部分で穿孔される。かかるカプセルに関する問題は、抽出穿孔器が、膜に十分に大きな開口部を形成するように、十分に鋭くなければならないことである。結果として、液体及び/又は固形物が更に、遠心運動量の影響によって注水針の表面に沿って逆流しやすい。その結果、かかる液体及び/又は固形物は、容器の外表面を汚染し、抽出装置を汚す可能性がある。これらの残留物は、飲料中に排出されることもある。当然ながら、このことは飲料の味及び舌触りにとって望ましくない。
国際公開第2010/063644号パンフレットは、液体入口と飲料生成装置の注入針の表面との間を液密にして、液体がカプセルの内部から外部に向かって漏れるのを防ぐ、中央の入口部分に構成された可撓性膜を備えたカプセルに関する。カプセルはまた、遠心分離された液体が周囲の出口部分の上部壁を横断できるように構成される。より具体的には、装置の注入針が上部壁を通して中央の入口部分に導入されたときに、かかる材料が注入針の外表面と接触することによる液密性を中央の入口部分に作り出すため、周囲の出口部分における同じ材料よりも比較的厚い弾性若しくは軟質の材料、又は周囲の出口部分の材料厚さよりも弾性若しくは軟質の材料の厚さ、及び/又は中央の入口部分に局在化した繊維質若しくは発泡性の材料によって、耐密化層(tightness−producing layer)を得ることができる。耐密化層は、アルミニウムなどの他の層を含む積層体の層であってもよい。
本発明は、飲料生成装置の侵入部材、例えば液体注入器による穿孔を容易にする一方で、依然として容器の注入部位における液体の漏れを防ぐと共に液体の迂回を回避するため、ポーション型飲料容器を改善することを目的とする。本発明は更に、飲料のフィルタ処理を容易にし、容器内に追加のフィルタを必要とすることなく、固形物の再生(resurgence)を低減する。本発明はまた、侵入部材を引き抜いた後などの、液体及び/又は固形物の逆流を低減する。本発明はまた、従来技術の解決策よりも単純で、より工業的且つ経済的な容器を提供することを目的とする。特に、本発明は、これまでの機能及び利点を維持したまま、容器を構成する部品の数を低減することを目的とする。
これについては、本発明は独立請求項1によって広範に規定される。従属請求項が更に本発明を規定する。
より具体的には、本発明は、飲料原材料を収容する主要キャビティを有する本体と、主要キャビティを閉じるために本体に接続されたフォイルとを備える、飲料生成装置内で飲料を調製するためのポーション型の容器であって、
フォイルが、飲料調製装置の細長い侵入部材によって、主要キャビティの上方で軸線方向に穿孔可能であり、
フォイルが、少なくとも基層と少なくとも耐密化層とを備え、
耐密化層が基層の真下の内層を構成し、
耐密化層と基層が、フォイルの少なくとも第1の領域ではキャビティの上方で接着結合され、フォイルの少なくとも第2の領域では接着結合を含まず、かかる第2の領域が、細長い侵入部材によって穿孔されることが意図され、かつ、細長い侵入部材の表面との耐密係合を形成することが意図される領域である、ポーション型の容器に関する。
「容器」という用語は、カプセルなど、飲料原材料を収容する任意の使い捨ての剛性又は半剛性の包装容器を指す。カプセルの他の同意語は「カートリッジ」又は「ポッド」である。「原材料」という用語は、粉砕コーヒー、可溶性コーヒー、茶葉、可溶性茶、ハーブティー、ココア粉末、乳製品粉末、調理用粉末、ベビーフード、他の飲料栄養原材料、及びそれらの任意の組合せなど、任意の適切な飲料物質を意味する。「耐密」という用語は、ここでは、液状媒体(即ち、注入水、液体コーヒー抽出物)及び/又は固形物(即ち、コーヒー豆などの完全に可溶性でない粒子)に対する耐密性を示すことを意味する。「層」という用語は、ここでは、単層、又は共に組み立てられる副層の組合せを示すことを意味する。「フォイル」又は「可撓性膜」という用語は、容器に対する同じ閉止要素を示すのに使用される。
基層と耐密化層が接着結合を含まない第2の領域では、基層と耐密化層は好ましくは重なり合う。
好ましい方式では、基層と耐密化層が接着結合を含まない第2の領域は、キャビティの上方におけるフォイルの総表面積の1/3未満の領域に相当する。
基層と耐密化層が接着結合を含まない第2の領域は、カプセルの中心軸(I)上にある円形領域である。
より具体的には、基層と耐密化層が接着結合を含まない第2の領域は、キャビティの上方におけるフォイルの総表面積の1/3未満、好ましくは1/4未満の、軸線方向中央の領域を表す。特に、第2の領域は、0.5〜1000mm、好ましくは3〜350mmの表面積を有し、フォイルは、500〜150000mm、好ましくは1000〜5000mmの総表面積を有する。
「接着結合を含まない」という用語は、基層と耐密化層が互いに全く接続されないか、又は2つの層が、DIN53357規格による0.5N/15mm未満の耐剥離性を有する接着によって接続されることを意味する。
本発明の態様によれば、耐密化層は、少なくとも200%、好ましくは少なくとも300%の破断点伸びを有する。破断点伸びは、ISO527.3規格(フィルム及びシートの引張り特性)によって測定される。
容器のフォイルでは、耐密化層は、好ましくは、PP、PE、若しくはそれらのコポリマー又はそれらのターポリマー、PVC、エラストマー熱可塑材、生分解性材料、及びそれらの組合せの中から選択された材料で作られる。
耐密化層は、好ましくはポリプロピレンで、最も好ましくはcPP(無延伸ポリプロピレン)で作られる。耐密化層は、好ましくは、3〜500ミクロン、より好ましくは10〜100ミクロンの厚さを有するPPで形成される。最も好ましくは、耐密化層は、10〜50ミクロン、例えば30ミクロンである。
耐密化層はまた、天然繊維(例えば、セルロース)、デンプン、PLA、及びそれらの組合せなどの生分解性材料であることができる。好ましくは、生分解性材料は、セルロース、デンプン、及びPLAのブレンドである。
耐密化層が液体注入部材によって穿孔されると、層は伸長し、侵入部材の表面の周りにシールリップなどのフィルムの細長いシール部分を作り出す。
基層は、好ましくは、基層と耐密化層が接着結合を含まない領域に侵入部材を挿入している間に先に破断することを担保するため、耐密化層の破断点伸びよりも低い破断点伸びを有する。好ましくは、基層は、ISO527.3規格(フィルム及びシートの引張り特性)による、200%未満、最も好ましくは100%未満の破断点伸びを有する。
基層は、好ましくは、装飾的又は印刷可能な補助体を形成するように構成された少なくとも1つの副層を備える。補助体は、インク若しくは金属付着物、エンボス加工、又はそれらの組合せによって印刷することができる。
基層は、アルミニウム、PETなどのポリエステル、PLA、(1つ又は複数の)ポリオレフィン、ポリアミド、デンプン、及びそれらの組合せを含む。基層は、これらの材料の2つ以上の副層を有する積層体で形成することができる。
基層は、好ましくは、追加のガス遮断層(前述の列挙にない場合)を備える。ガス遮断層は、アルミニウム、EVOH、PA6、酸化シリコン又は酸化アルミニウムコーティング、及びそれらの組合せの中から選択することができる。
より好ましくは、フォイルは、主として、PETで作られた外部副層及びアルミニウムで作られた内部副層である、2つの副層を備えた基層を備える。アルミニウム副層は、光、湿気、及び酸素の望ましくない透過を防ぐ機能を果たす。好ましい一例として、フォイルは(フォイルの外側から内側に向かって)、8〜20ミクロン、好ましくは12ミクロンのPET、5〜15ミクロン、好ましくは8ミクロンのアルミニウム、15〜30ミクロン、好ましくは30ミクロンのcPPで作られる。
cPPは、「無延伸ポリプロピレン」として知られており、コポリマー及び/又はホモポリマーポリプロピレンから作られたポリプロピレンのフィルムである。共押出し鋳造、単一又は共押出し吹込みフィルムなど、他の押出しプロセスを使用して、PP層を作ることができる。共押出し構造の場合、全ての層を同じPP等級から、又は異なる等級から作ることができる。好ましいポリプロピレンは、好ましくは、0.860〜0.92の密度、及び0.5〜20g/分のメルトインデックス(ISO1133、230℃、2.16kg)を有する。
カプセルの本体は、好ましくは、アルミニウムなどの剛性材料、及び/又はポリプロピレンなどのポリマーで形成される。アルミニウム及びポリプロピレンの多層が好ましい。
本発明の容器は、飲料原材料を収容する第1のチャンバ及び飲料原材料を含まない第2のチャンバという2つの内部チャンバに主要キャビティを分離する内部フィルタを備えてもよい。しかし、好ましい方式では、カプセルはいかなる内部フィルタも含まない。この方式では、飲料のフィルタ処理は、その結果、例えば国際公開第2010/066736号パンフレットに記載されているものなどの飲料抽出部材を用いて、耐密化層と基層が接着結合されたフォイルの第1の領域を穿孔することによってもたらされる、間隙又は割れ目を通して得られる。
本発明は更に、
ポーション型の飲料容器を飲料調製装置内に準備するステップと、
少なくとも1つの液体出口開口部を備える少なくとも1つの細長い侵入部材を、飲料容器のフォイルを通して軸線方向で挿入するステップであって、挿入中、耐密化層が、少なくとも細長い侵入部材によって穿孔されるまで、伸展して伸展部分を形成する、ステップと、
細長い侵入部材を通して飲料容器に液体を注入するステップとを含む、飲料調製装置内で上述の容器から飲料を調製する方法に関する。
したがって、結果として、侵入部材の表面と耐密化層の細長い部分との間に液密構成を得ることができる。
耐密化層の伸展部分は、その結果、少なくとも1つの液体出口開口部の上方で、細長い侵入部材の表面に密封係合を形成する。
特に、細長い部分は、侵入部材の表面をシールする1つ若しくは複数のフリーリップ又はシースを形成してもよい。より具体的には、少なくとも1つの出口開口部は、耐密化層によって形成された細長い部分の下方でキャビティと連通する。
好ましい方法では、細長い侵入部材は、装置内で容器を遠心分離する間の回転軸を表す、容器の中心軸(I)に沿って挿入される。更に、複数の液体出口がフォイルの第1の領域に穿孔され、カプセルは、飲料調製装置内においてその中心軸(I)を中心にして遠心分離されて、液体が主要キャビティ内の飲料原材料を通して推進されるとともに、穿孔された液体出口を通して容器を出るように推進される。飲料出口は、好ましくは、遠心分離力がより高くなる周囲に近いフォイルの第2の領域で穿孔される。
本発明の容器はまた、カプセルの遠心分離を必要とすることなく圧力下で液体をカプセルに注入することによって容器内の抽出力が得られる飲料調製装置で使用されてもよい(「非遠心分離型の飲料調製装置」)。
本発明による容器の斜視図である。 図1の容器の断面図である。 図1の断面図の拡大図(E)である。 飲料生成装置の侵入部材による容器の穿孔を示す概略図であって、侵入部材によって穿孔される前の容器のフォイルを示す図である。 飲料生成装置の侵入部材による容器の穿孔を示す概略図であって、侵入部材によって穿孔されているときの、特に、侵入部材によって基層が破断され耐密化層が伸展しているときの、フォイルを示す図である。 飲料生成装置の侵入部材による容器の穿孔を示す概略図であって、侵入部材を挿入し、容器内部へ液体を注入した後のフォイルを示す図である。 本発明の容器の変形例を示す平面図である。
ポーション型飲料容器1の一例が、図1〜図3に示される。容器は、中心軸Iに沿って広がる主要キャビティ3を形成する、カップの形態を有する本体2を備えてもよい。本体は、周囲のフランジ4によって外側に延びている。主要キャビティは、緩い形態又は圧縮前の形態の粉砕コーヒー粉末のポーション5などの飲料原材料を収容する。容器は、本体を閉じフランジ4上にシールされる、フォイル又は可撓性膜6を更に備える。本体は、アルミニウム又はアルミニウム−PPなどの気密性材料で作ることができる。フォイルは、好ましくは気密性であり、その場合、容器内部に収容された保護ガスが、図1に示されるようにフォイルを押し出して外側に膨らませてもよい。保護ガスは、COなど、フォイルを本体上にシールした後に行われる脱ガス工程の間に飲料原材料から発生するガスであってもよく、及び/又は、CO、窒素、及びそれらの組合せなど、フォイルをシールする前又はその最中に添加若しくはフラッシュされるガスであってもよい。当然ながら、フォイルは、完全に気密ではない(若しくはそれを要件としない)ことがあり、及び/又は本体のフランジにシール可能に接続されないことがある。その場合、外部環境と容器の内部との間のガス移動が可能になる。
図3に示されるように、閉止フォイル6は多層構造によって形成される。フォイルは、少なくとも基層7と、基層7の真下に位置する少なくとも1つの耐密化層8とを設けるように構成される。基層は、耐密化層よりも低い破断点伸びを有するように構成される。
基層7と耐密化層8は、キャビティの上方にある第1の領域9では接着接続されて重なり合うが、キャビティの上方にある第2の領域10即ち耐密化領域では接着接続を含まない。これに関して、基層7は、接着剤層11によって接続され、接着材層は、第1の領域9では基層7と耐密化層8との間に存在し、第2の領域10(そこでは、基層7と耐密化層8がまだ重なり合っている。)では中断される。(領域10の外側限界は、図1の点線で仮想的に画定される)。フォイルの第1の接着接続された領域9は、好ましくは、より中央にある第2の接着接続されない領域10の周囲の領域である。しかし、非遠心分離型の飲料調製装置で容器を使用するため、逆の構成も同様に想起できる。接着剤層11はまた、層7、8の間に接着結合を形成することなく、結合を含まない領域10へと広がることができる。
好ましい実施形態では、領域10は、中心軸Iを中心にした円形領域として形成される。2つ以上の領域10をフォイルに設けることができる。領域10の数及び位置は、液体侵入部材(例えば、液体注入器)の数及び位置に関連する。例えば、複数の円形領域が、同数(又はより少数)の侵入部材の挿入を可能にするため、フォイルの環状経路に沿って分散されてもよい。
フォイルと液体侵入部材との間の液密シール係合をもたらすことを意図しない第1の領域9、即ち耐密化領域10の外側の領域では、基層7及び耐密化層8は、好ましくは、耐密化層8を穿孔する前に侵入部材によって加えられる力を受けた状態で引裂き抵抗をもたらす。接着剤11によって接続される。適切な接着剤は、例えば、積層コーティングプロセスで使用される脂肪族又は芳香族接着剤であり得る。
フォイルの基層7は、接着フィルム14によって接続された複数の副層12、13を備えてもよい。例えば、耐密化層8に接続された副層12は、アルミニウム層であり得る。「アルミニウム」とは、その主要構成材料としてアルミニウムを含有する層を意味し、アルミニウム合金であり得る。副層はまた、別の金属層又は金属化ポリマー層であってもよい。アルミニウム副層は、装飾の目的でエンボス加工又は刻印されてもよい。最も外側の副層は、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PLA(ポリ乳酸)、又は(1つ若しくは複数の)ポリオレフィンなどの、装飾的或いは印刷可能な補助層であってもよい。副層13は、インク、画像、レリーフ構造、及び/又は装飾的なエンボス加工などの陥凹部の補助体としての機能を果たしてもよい。装飾的な副層は、透明、半透明、色付き、又は不透明であってもよい。
耐密化層8は、単層又は2つ以上の層で形成することができる。好ましい一例では、耐密化層8はポリプロピレン、より具体的にはcPPである。
領域9における基層と耐密化層の接着接続は、フォイルを通して侵入部材を軸線方向で挿入する際に、耐密化層が自由に伸展するのを防ぎ、基層と共に穿孔されるという効果を有する。またその結果、耐密化層は伸展せず、むしろ基層と一緒に裂けることになるので、領域9では、侵入部材によって得られる穿孔によって、侵入部材の表面における液体シール係合が無効になる。接合された層を引き裂くのに要するエネルギーは比較的高いため、より大きな割れ目が侵入部材の近傍で伝播する傾向がある。結果として、液密化領域10の外側の領域9において、単に穿孔されたフォイルに形成された割れ目を飲料が通る作用によって、1つ又は複数の侵入部材(例えば、飲料抽出器など)を介して飲料を抽出することが可能である。利益として、出口侵入部材は、コーヒー粒子又は石灰石の水垢(limestone scale)によって簡単に詰まることが知られている、カプセルから飲料を抽出するための貫通開口部を要しない。また、カプセル内に専用のフィルタ要素を使用することなく、フィルタ処理が行われる。したがって、抽出システムはより単純になるとともにより信頼性が高くなり、カプセルのコストも大幅に低減される。
カプセルの本体に対するフォイルの接着性を提供するため、薄い接着剤層が耐密化層8の外表面にも適用されてもよい。かかる追加層は、PUラッカーなどの熱シールラッカーであることができる(図3には図示なし)。
図4〜図6は、耐密構成を提供しながら、飲料生成装置内の容器を穿孔する方法を示す。より具体的には、フォイルの領域10(即ち、層7及び8の間の結合を有さないフォイルの領域)の穿孔は、飲料生成装置の液体注入器などの侵入部材15によって得られる。容器は、一般的に容器ホルダに受け入れられ、装置の液体注入部の一部であり得る侵入部材は、ホルダの機械的閉鎖及び容器の周囲の液体注入部(図示なし)などによって、容器のフォイルに対して係合される。侵入部材15は、好ましくは、より大きな基部と、出口開口部17を備えた反対側の自由端とを有する。侵入部材は、一般的に、自由端付近で周囲に分散された複数の開口部17によって終わる、軸線方向の内部導水管(図面では見えない)を備える。自由端は、好ましくは、層8が十分に伸展する前に層8を切断するのを回避するため、比較的丸みを帯びている。図5に示されたように、侵入部材を軸線方向で挿入する間、PET及びアルミニウムの多層などで作られた基層7は破断するが、耐密化層8は伸展する。耐密化層8は、その伸びの限界に達すると破断するが、層の破断したリップ16は、侵入部材の周りでわずかに後退する傾向があるので、侵入部材15の液体出口17の上方に密封状態が形成される。したがって、液体及び/又は固形物の逆流は侵入部材の表面の周りで防止される。好ましくは、耐密化層の伸展部分の軸線方向寸法を表す距離「A」は、侵入部材の合計軸線方向長さ「L」よりも短い。更に好ましくは、距離「A」は、出口開口部17を侵入部材の基部から分離する距離を表す軸線方向長さ「L1」よりも短い。好ましくは、侵入部材の大径「D」は、d/n(「d」は領域10の直径、「n」は1.5〜5)よりも短い。例えば、Aは5〜8mmであり、「d」は5〜14mmであり、耐密化層の厚さ「t」は、10〜500ミクロン、最も好ましくは10〜200ミクロンである。飲料生成装置に関する更なる情報は、非限定的な例証目的で与えられる特許文献である、国際公開第2008/148601号パンフレット、国際公開第2008/148646号パンフレット、国際公開第2010/026045号パンフレットに見い出すことができる。
図7の方式によれば、本発明の容器は、中心軸Iを中心としてそこから離れて環状領域を形成する、耐密化領域10を備えたフォイルを備えてもよい。環状領域は、軸Iから距離「k」だけ離れた内縁部と、軸Iから距離「k1」だけ離れた外縁部とを有する。距離「k」及び「k1」は、侵入部材(符号15によって点線で表される)又は飲料生成装置の部材の位置と直径「D」に関連して決定される。例えば、距離kは約1.9〜2.1cm、k1は約2.4〜2.6cmである。かかる構成の利点は、侵入部材(例えば、注水針)を軸Iに対して偏心させることが可能になる点である。侵入部材が容器から取り出されると、(耐密化領域が縮小することにより)フォイルが自動的に閉じ、液体の逆流を低減又は防止することができる。この容器は、次の特許文献、国際公開第2005/020769号パンフレット、国際公開第2006/082064号パンフレット、国際公開第2008/107348号パンフレット、国際公開第2008/107281号パンフレット、及び国際公開第2010/066736号パンフレットに記載されているものなど、装置の注水針が容器の中心軸Iに対して偏心して位置する、ネスカフェ(Nescafe)(登録商標)ドルチェグスト(Dolce Gusto)(登録商標)の飲料マシンなどの非遠心分離型の飲料生成装置で使用されてもよい。
容器のフォイル6は、接着剤層が基層又は耐密化層の選択部分にコーティングされる、積層コーティングによって生産することができる。次に、他の層(耐密化層又は基層)が部分的にコーティングされた層に積層される。コーティング接着剤を用いて部分積層を含む低温シール積層又は三重積層など、異なる積層技術を用いることができる。
本発明は、飲料調製装置内のポーション型飲料容器を使用した、飲料の調製の分野に関する。本発明はまた、かかる容器から飲料を調製する方法に関する。
カプセルなどのポーション型飲料容器を用いた、コーヒーなどの飲料の調製は、非常に一般的になってきている。現在、多くのブランド及び食品メーカーが、自社の飲料カプセルシステムを提案している。1つの原理は、容器の入口壁に孔をあけることなどによって、液体を容器に注入することから成る。次に、液体は容器内の飲料原材料と相互作用し、結果として得られる飲料抽出物が、容器に作られた穿孔、又は容器を貫通して作られた穿孔を通して排出される。通常、液体の圧力が容器内部で作られて、特にコーヒー用の、特定の芳香性化合物の抽出が促進される。飲料原材料の加圧抽出は、圧力ポンプ又は遠心器を使用して、カプセルの密閉された容積内の液体を推進することによって、例えば遠心型の調製装置内で容器遠心力をかけることによって得ることができる。
欧州特許第1165398号明細書では、シールされたカートリッジは、圧力下で抽出されるように設計されている。カートリッジは、焙煎したコーヒーを収容する基部及び切頭円錐状の壁を備えたカップと、円形のリップと、リップの周囲に結合されたカバーとを備える。カートリッジは、液体をカートリッジに供給するための開口部を作り出す穿孔手段が導入される、基部付近のカップ内に、穿孔手段、例えばブレードがカートリッジから取り出されるときに固形物質がカプセルから出るのを回避する、ファブリックなどの層又は弁を備える。
国際公開第02/080745号パンフレット又は欧州特許第1967099号明細書に記載されているような他のシステムは、1つ又は複数の侵入部材によって穿孔される可撓性膜を備えた容器を提供している。一般に厚さの薄い可撓性膜は、より厚い容器本体/より高い剛性(プラスチック若しくはアルミニウム)の容器本体よりも簡単に穿孔できる。
欧州特許第1247756号明細書は、プラスチックの本体及び蓋を備えたカプセルに関する。プラスチックの本体は、排出装置を導入するための開口部を含む。開口部は、本体の残りの部分よりも断裂に対する耐性が低い可撓性膜によって閉止されシールされる。
国際公開第2006/030461号パンフレットは、調合機内で飲料を調製するためのカプセルに関し、使用時に、加圧注入水がカプセルに供給されフィルムを変形させると穿孔されて、同じカプセルに固着された下側の穿孔手段と接触するようになる、シールフィルムを有する。
米国特許出願公開第2010/288131号明細書は、使い捨てのミネラル複合飲料作製カップ及びカートリッジに関する。カップは、炭酸カルシウムを含むポリマー材料から形成され、蓋は、熱シール可能なポリマー層に積層された金属箔(例えば、金属化ポリプロピレン)で作られる。
米国特許第7552672号明細書は、コーヒー飲料を調製するための、一杯分のコーヒー粉末を収容するカートリッジを開示している。カートリッジの底部には、気密フォイルによって覆われた通路が設けられる。カートリッジがコーヒーメーカーに挿入される前に、又は出口貫通針によって穿孔される前に、フォイルは手で取り除かれる。通路とコーヒー粉末との間には、コーヒー粉末がカートリッジから漏れるのを防ぐフィルタ要素が配設される。通路は、カートリッジ内における水圧の蓄積を防ぎ、それによって泡が形成される。
米国特許第6607762号明細書は、アクセス開口部を備えた外部容器に関する。フィルタ要素が中に受け入れられ、容器の内部を第1及び第2のチャンバに細分するように構成され配置される。飲料媒体は第1のチャンバに格納される。蓋がアクセス開口部を閉じる。蓋は、第1のチャンバに重なる第1の区画と、第2のチャンバに重なる第2の区画とを有する。蓋の第1の区画は、飲料媒体と共に浸出するために第1のチャンバへの液体の流入に適応して飲料を生成するように、屈折可能に貫通することができる。フィルタ要素は、第1のチャンバから第2のチャンバへの飲料の流れに適応するように透過性であり、蓋の第2の区画は、第2のチャンバからカートリッジの外部への飲料の流出に適応するように、屈折可能に貫通することができる。
飲料又は流動食を調製するためのカプセル、及び作製のために遠心力を使用するシステムが、国際公開第2008/148604号パンフレットに記載されている。一般的には、カプセルは、膜によって閉じられる、コーヒー粉末など飲料を作り出す物質を収容する本体で形成される。膜は、カプセル内に液体を注入するため、膜の中央部分で装置の注水針によって穿孔され、同時に、飲料をカプセルから抽出するため、多くのより小さな針によって膜の周囲部分で穿孔される。かかるカプセルに関する問題は、抽出穿孔器が、膜に十分に大きな開口部を形成するように、十分に鋭くなければならないことである。結果として、液体及び/又は固形物が更に、遠心運動量の影響によって注水針の表面に沿って逆流しやすい。その結果、かかる液体及び/又は固形物は、容器の外表面を汚染し、抽出装置を汚す可能性がある。これらの残留物は、飲料中に排出されることもある。当然ながら、このことは飲料の味及び舌触りにとって望ましくない。
国際公開第2010/063644号パンフレットは、液体入口と飲料生成装置の注入針の表面との間を液密にして、液体がカプセルの内部から外部に向かって漏れるのを防ぐ、中央の入口部分に構成された可撓性膜を備えたカプセルに関する。カプセルはまた、遠心力がかけられた液体が周囲の出口部分の上部壁を横断できるように構成される。より具体的には、装置の注入針が上部壁を通して中央の入口部分に導入されたときに、かかる材料が注入針の外表面と接触することによる液密性を中央の入口部分に作り出すため、周囲の出口部分における同じ材料よりも比較的厚い弾性若しくは軟質の材料、又は周囲の出口部分の材料厚さよりも弾性若しくは軟質の材料の厚さ、及び/又は中央の入口部分に局在化した繊維質若しくは発泡性の材料によって、耐密化層(tightness−producing layer)を得ることができる。耐密化層は、アルミニウムなどの他の層を含む積層体の層であってもよい。
本発明は、飲料生成装置の侵入部材、例えば液体注入器による穿孔を容易にする一方で、依然として容器の注入部位における液体の漏れを防ぐと共に液体の迂回を回避するため、ポーション型飲料容器を改善することを目的とする。本発明は更に、飲料のフィルタ処理を容易にし、容器内に追加のフィルタを必要とすることなく、固形物の再生(resurgence)を低減する。本発明はまた、侵入部材を引き抜いた後などの、液体及び/又は固形物の逆流を低減する。本発明はまた、従来技術の解決策よりも単純で、より工業的且つ経済的な容器を提供することを目的とする。特に、本発明は、これまでの機能及び利点を維持したまま、容器を構成する部品の数を低減することを目的とする。
これについては、本発明は独立請求項1によって広範に規定される。従属請求項が更に本発明を規定する。
より具体的には、本発明は、飲料原材料を収容する主要キャビティを有する本体と、主要キャビティを閉じるために本体に接続されたフォイルとを備える、飲料生成装置内で飲料を調製するためのポーション型の容器であって、
フォイルが、飲料調製装置の細長い侵入部材によって、主要キャビティの上方で軸線方向に穿孔可能であり、
フォイルが、少なくとも基層と少なくとも耐密化層とを備え、
耐密化層が基層の真下の内層を構成し、
耐密化層と基層が、フォイルの少なくとも第1の領域ではキャビティの上方で接着結合され、フォイルの少なくとも第2の領域では接着結合を含まず、かかる第2の領域が、細長い侵入部材によって穿孔されることが意図され、かつ、細長い侵入部材の表面との耐密係合を形成することが意図される領域である、ポーション型の容器に関する。
「容器」という用語は、カプセルなど、飲料原材料を収容する任意の使い捨ての剛性又は半剛性の包装容器を指す。カプセルの他の同意語は「カートリッジ」又は「ポッド」である。「原材料」という用語は、粉砕コーヒー、可溶性コーヒー、茶葉、可溶性茶、ハーブティー、ココア粉末、乳製品粉末、調理用粉末、ベビーフード、他の飲料栄養原材料、及びそれらの任意の組合せなど、任意の適切な飲料物質を意味する。「耐密」という用語は、ここでは、液状媒体(即ち、注入水、液体コーヒー抽出物)及び/又は固形物(即ち、コーヒー豆などの完全に可溶性でない粒子)に対する耐密性を示すことを意味する。「層」という用語は、ここでは、単層、又は共に組み立てられる副層の組合せを示すことを意味する。「フォイル」又は「可撓性膜」という用語は、容器に対する同じ閉止要素を示すのに使用される。
基層と耐密化層が接着結合を含まない第2の領域では、基層と耐密化層は好ましくは重なり合う。
好ましい方式では、基層と耐密化層が接着結合を含まない第2の領域は、キャビティの上方におけるフォイルの総表面積の1/3未満の領域に相当する。
基層と耐密化層が接着結合を含まない第2の領域は、カプセルの中心軸(I)上にある円形領域である。
より具体的には、基層と耐密化層が接着結合を含まない第2の領域は、キャビティの上方におけるフォイルの総表面積の1/3未満、好ましくは1/4未満の、軸線方向中央の領域を表す。特に、第2の領域は、0.5〜1000mm、好ましくは3〜350mmの表面積を有し、フォイルは、500〜150000mm、好ましくは1000〜5000mmの総表面積を有する。
「接着結合を含まない」という用語は、基層と耐密化層が互いに全く接続されないか、又は2つの層が、DIN53357規格による0.5N/15mm未満の耐剥離性を有する接着によって接続されることを意味する。
本発明の態様によれば、耐密化層は、少なくとも200%、好ましくは少なくとも300%の破断点伸びを有する。破断点伸びは、ISO527.3規格(フィルム及びシートの引張り特性)によって測定される。
容器のフォイルでは、耐密化層は、好ましくは、PP、PE、若しくはそれらのコポリマー又はそれらのターポリマー、PVC、エラストマー熱可塑材、生分解性材料、及びそれらの組合せの中から選択された材料で作られる。
耐密化層は、好ましくはポリプロピレンで、最も好ましくはcPP(無延伸ポリプロピレン)で作られる。耐密化層は、好ましくは、3〜500ミクロン、より好ましくは10〜100ミクロンの厚さを有するPPで形成される。最も好ましくは、耐密化層は、10〜50ミクロン、例えば30ミクロンである。
耐密化層はまた、天然繊維(例えば、セルロース)、デンプン、PLA、及びそれらの組合せなどの生分解性材料であることができる。好ましくは、生分解性材料は、セルロース、デンプン、及びPLAのブレンドである。
耐密化層が液体注入部材によって穿孔されると、層は伸長し、侵入部材の表面の周りにシールリップなどのフィルムの細長いシール部分を作り出す。
基層は、好ましくは、基層と耐密化層が接着結合を含まない領域に侵入部材を挿入している間に先に破断することを担保するため、耐密化層の破断点伸びよりも低い破断点伸びを有する。好ましくは、基層は、ISO527.3規格(フィルム及びシートの引張り特性)による、200%未満、最も好ましくは100%未満の破断点伸びを有する。
基層は、好ましくは、装飾的又は印刷可能な補助体を形成するように構成された少なくとも1つの副層を備える。補助体は、インク若しくは金属付着物、エンボス加工、又はそれらの組合せによって印刷することができる。
基層は、アルミニウム、PETなどのポリエステル、PLA、(1つ又は複数の)ポリオレフィン、ポリアミド、デンプン、及びそれらの組合せを含む。基層は、これらの材料の2つ以上の副層を有する積層体で形成することができる。
基層は、好ましくは、追加のガス遮断層(前述の列挙にない場合)を備える。ガス遮断層は、アルミニウム、EVOH、PA6、酸化シリコン又は酸化アルミニウムコーティング、及びそれらの組合せの中から選択することができる。
より好ましくは、フォイルは、主として、PETで作られた外部副層及びアルミニウムで作られた内部副層である、2つの副層を備えた基層を備える。アルミニウム副層は、光、湿気、及び酸素の望ましくない透過を防ぐ機能を果たす。好ましい一例として、フォイルは(フォイルの外側から内側に向かって)、8〜20ミクロン、好ましくは12ミクロンのPET、5〜15ミクロン、好ましくは8ミクロンのアルミニウム、15〜30ミクロン、好ましくは30ミクロンのcPPで作られる。
cPPは、「無延伸ポリプロピレン」として知られており、コポリマー及び/又はホモポリマーポリプロピレンから作られたポリプロピレンのフィルムである。共押出し鋳造、単一又は共押出し吹込みフィルムなど、他の押出しプロセスを使用して、PP層を作ることができる。共押出し構造の場合、全ての層を同じPP等級から、又は異なる等級から作ることができる。好ましいポリプロピレンは、好ましくは、0.860〜0.92の密度、及び0.5〜20g/分のメルトインデックス(ISO1133、230℃、2.16kg)を有する。
カプセルの本体は、好ましくは、アルミニウムなどの剛性材料、及び/又はポリプロピレンなどのポリマーで形成される。アルミニウム及びポリプロピレンの多層が好ましい。
本発明の容器は、飲料原材料を収容する第1のチャンバ及び飲料原材料を含まない第2のチャンバという2つの内部チャンバに主要キャビティを分離する内部フィルタを備えてもよい。しかし、好ましい方式では、カプセルはいかなる内部フィルタも含まない。この方式では、飲料のフィルタ処理は、その結果、例えば国際公開第2010/066736号パンフレットに記載されているものなどの飲料抽出部材を用いて、耐密化層と基層が接着結合されたフォイルの第1の領域を穿孔することによってもたらされる、間隙又は割れ目を通して得られる。
本発明は更に、
ポーション型の飲料容器を飲料調製装置内に準備するステップと、
少なくとも1つの液体出口開口部を備える少なくとも1つの細長い侵入部材を、飲料容器のフォイルを通して軸線方向で挿入するステップであって、挿入中、耐密化層が、少なくとも細長い侵入部材によって穿孔されるまで、伸展して伸展部分を形成する、ステップと、
細長い侵入部材を通して飲料容器に液体を注入するステップとを含む、飲料調製装置内で上述の容器から飲料を調製する方法に関する。
したがって、結果として、侵入部材の表面と耐密化層の細長い部分との間に液密構成を得ることができる。
耐密化層の伸展部分は、その結果、少なくとも1つの液体出口開口部の上方で、細長い侵入部材の表面に密封係合を形成する。
特に、細長い部分は、侵入部材の表面をシールする1つ若しくは複数のフリーリップ又はシースを形成してもよい。より具体的には、少なくとも1つの出口開口部は、耐密化層によって形成された細長い部分の下方でキャビティと連通する。
好ましい方法では、細長い侵入部材は、装置内で容器遠心力がかけられる間の回転軸を表す、容器の中心軸(I)に沿って挿入される。更に、複数の液体出口がフォイルの第1の領域に穿孔され、カプセルは、飲料調製装置内においてその中心軸(I)を中心にして遠心力がかけられて、液体が主要キャビティ内の飲料原材料を通して推進されるとともに、穿孔された液体出口を通して容器を出るように推進される。飲料出口は、好ましくは、遠心力がより高くなる周囲に近いフォイルの第2の領域で穿孔される。
本発明の容器はまた、カプセル遠心力をかける要なく圧力下で液体をカプセルに注入することによって容器内の抽出力が得られる飲料調製装置で使用されてもよい(「非遠心型の飲料調製装置」)。
本発明による容器の斜視図である。 図1の容器の断面図である。 図1の断面図の拡大図(E)である。 飲料生成装置の侵入部材による容器の穿孔を示す概略図であって、侵入部材によって穿孔される前の容器のフォイルを示す図である。 飲料生成装置の侵入部材による容器の穿孔を示す概略図であって、侵入部材によって穿孔されているときの、特に、侵入部材によって基層が破断され耐密化層が伸展しているときの、フォイルを示す図である。 飲料生成装置の侵入部材による容器の穿孔を示す概略図であって、侵入部材を挿入し、容器内部へ液体を注入した後のフォイルを示す図である。 本発明の容器の変形例を示す平面図である。
ポーション型飲料容器1の一例が、図1〜図3に示される。容器は、中心軸Iに沿って広がる主要キャビティ3を形成する、カップの形態を有する本体2を備えてもよい。本体は、周囲のフランジ4によって外側に延びている。主要キャビティは、緩い形態又は圧縮前の形態の粉砕コーヒー粉末のポーション5などの飲料原材料を収容する。容器は、本体を閉じフランジ4上にシールされる、フォイル又は可撓性膜6を更に備える。本体は、アルミニウム又はアルミニウム−PPなどの気密性材料で作ることができる。フォイルは、好ましくは気密性であり、その場合、容器内部に収容された保護ガスが、図1に示されるようにフォイルを押し出して外側に膨らませてもよい。保護ガスは、COなど、フォイルを本体上にシールした後に行われる脱ガス工程の間に飲料原材料から発生するガスであってもよく、及び/又は、CO、窒素、及びそれらの組合せなど、フォイルをシールする前又はその最中に添加若しくはフラッシュされるガスであってもよい。当然ながら、フォイルは、完全に気密ではない(若しくはそれを要件としない)ことがあり、及び/又は本体のフランジにシール可能に接続されないことがある。その場合、外部環境と容器の内部との間のガス移動が可能になる。
図3に示されるように、閉止フォイル6は多層構造によって形成される。フォイルは、少なくとも基層7と、基層7の真下に位置する少なくとも1つの耐密化層8とを設けるように構成される。基層は、耐密化層よりも低い破断点伸びを有するように構成される。
基層7と耐密化層8は、キャビティの上方にある第1の領域9では接着接続されて重なり合うが、キャビティの上方にある第2の領域10即ち耐密化領域では接着接続を含まない。これに関して、基層7は、接着剤層11によって接続され、接着材層は、第1の領域9では基層7と耐密化層8との間に存在し、第2の領域10(そこでは、基層7と耐密化層8がまだ重なり合っている。)では中断される。(領域10の外側限界は、図1の点線で仮想的に画定される)。フォイルの第1の接着接続された領域9は、好ましくは、より中央にある第2の接着接続されない領域10の周囲の領域である。しかし、非遠心型の飲料調製装置で容器を使用するため、逆の構成も同様に想起できる。接着剤層11はまた、層7、8の間に接着結合を形成することなく、結合を含まない領域10へと広がることができる。
好ましい実施形態では、領域10は、中心軸Iを中心にした円形領域として形成される。2つ以上の領域10をフォイルに設けることができる。領域10の数及び位置は、液体侵入部材(例えば、液体注入器)の数及び位置に関連する。例えば、複数の円形領域が、同数(又はより少数)の侵入部材の挿入を可能にするため、フォイルの環状経路に沿って分散されてもよい。
フォイルと液体侵入部材との間の液密シール係合をもたらすことを意図しない第1の領域9、即ち耐密化領域10の外側の領域では、基層7及び耐密化層8は、好ましくは、耐密化層8を穿孔する前に侵入部材によって加えられる力を受けた状態で引裂き抵抗をもたらす。接着剤11によって接続される。適切な接着剤は、例えば、積層コーティングプロセスで使用される脂肪族又は芳香族接着剤であり得る。
フォイルの基層7は、接着フィルム14によって接続された複数の副層12、13を備えてもよい。例えば、耐密化層8に接続された副層12は、アルミニウム層であり得る。「アルミニウム」とは、その主要構成材料としてアルミニウムを含有する層を意味し、アルミニウム合金であり得る。副層はまた、別の金属層又は金属化ポリマー層であってもよい。アルミニウム副層は、装飾の目的でエンボス加工又は刻印されてもよい。最も外側の副層は、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PLA(ポリ乳酸)、又は(1つ若しくは複数の)ポリオレフィンなどの、装飾的或いは印刷可能な補助層であってもよい。副層13は、インク、画像、レリーフ構造、及び/又は装飾的なエンボス加工などの陥凹部の補助体としての機能を果たしてもよい。装飾的な副層は、透明、半透明、色付き、又は不透明であってもよい。
耐密化層8は、単層又は2つ以上の層で形成することができる。好ましい一例では、耐密化層8はポリプロピレン、より具体的にはcPPである。
領域9における基層と耐密化層の接着接続は、フォイルを通して侵入部材を軸線方向で挿入する際に、耐密化層が自由に伸展するのを防ぎ、基層と共に穿孔されるという効果を有する。またその結果、耐密化層は伸展せず、むしろ基層と一緒に裂けることになるので、領域9では、侵入部材によって得られる穿孔によって、侵入部材の表面における液体シール係合が無効になる。接合された層を引き裂くのに要するエネルギーは比較的高いため、より大きな割れ目が侵入部材の近傍で伝播する傾向がある。結果として、液密化領域10の外側の領域9において、単に穿孔されたフォイルに形成された割れ目を飲料が通る作用によって、1つ又は複数の侵入部材(例えば、飲料抽出器など)を介して飲料を抽出することが可能である。利益として、出口侵入部材は、コーヒー粒子又は石灰石の水垢(limestone scale)によって簡単に詰まることが知られている、カプセルから飲料を抽出するための貫通開口部を要しない。また、カプセル内に専用のフィルタ要素を使用することなく、フィルタ処理が行われる。したがって、抽出システムはより単純になるとともにより信頼性が高くなり、カプセルのコストも大幅に低減される。
カプセルの本体に対するフォイルの接着性を提供するため、薄い接着剤層が耐密化層8の外表面にも適用されてもよい。かかる追加層は、PUラッカーなどの熱シールラッカーであることができる(図3には図示なし)。
図4〜図6は、耐密構成を提供しながら、飲料生成装置内の容器を穿孔する方法を示す。より具体的には、フォイルの領域10(即ち、層7及び8の間の結合を有さないフォイルの領域)の穿孔は、飲料生成装置の液体注入器などの侵入部材15によって得られる。容器は、一般的に容器ホルダに受け入れられ、装置の液体注入部の一部であり得る侵入部材は、ホルダの機械的閉鎖及び容器の周囲の液体注入部(図示なし)などによって、容器のフォイルに対して係合される。侵入部材15は、好ましくは、より大きな基部と、出口開口部17を備えた反対側の自由端とを有する。侵入部材は、一般的に、自由端付近で周囲に分散された複数の開口部17によって終わる、軸線方向の内部導水管(図面では見えない)を備える。自由端は、好ましくは、層8が十分に伸展する前に層8を切断するのを回避するため、比較的丸みを帯びている。図5に示されたように、侵入部材を軸線方向で挿入する間、PET及びアルミニウムの多層などで作られた基層7は破断するが、耐密化層8は伸展する。耐密化層8は、その伸びの限界に達すると破断するが、層の破断したリップ16は、侵入部材の周りでわずかに後退する傾向があるので、侵入部材15の液体出口17の上方に密封状態が形成される。したがって、液体及び/又は固形物の逆流は侵入部材の表面の周りで防止される。好ましくは、耐密化層の伸展部分の軸線方向寸法を表す距離「A」は、侵入部材の合計軸線方向長さ「L」よりも短い。更に好ましくは、距離「A」は、出口開口部17を侵入部材の基部から分離する距離を表す軸線方向長さ「L1」よりも短い。好ましくは、侵入部材の大径「D」は、d/n(「d」は領域10の直径、「n」は1.5〜5)よりも短い。例えば、Aは5〜8mmであり、「d」は5〜14mmであり、耐密化層の厚さ「t」は、10〜500ミクロン、最も好ましくは10〜200ミクロンである。飲料生成装置に関する更なる情報は、非限定的な例証目的で与えられる特許文献である、国際公開第2008/148601号パンフレット、国際公開第2008/148646号パンフレット、国際公開第2010/026045号パンフレットに見い出すことができる。
図7の方式によれば、本発明の容器は、中心軸Iを中心としてそこから離れて環状領域を形成する、耐密化領域10を備えたフォイルを備えてもよい。環状領域は、軸Iから距離「k」だけ離れた内縁部と、軸Iから距離「k1」だけ離れた外縁部とを有する。距離「k」及び「k1」は、侵入部材(符号15によって点線で表される)又は飲料生成装置の部材の位置と直径「D」に関連して決定される。例えば、距離kは約1.9〜2.1cm、k1は約2.4〜2.6cmである。かかる構成の利点は、侵入部材(例えば、注水針)を軸Iに対して偏心させることが可能になる点である。侵入部材が容器から取り出されると、(耐密化領域が縮小することにより)フォイルが自動的に閉じ、液体の逆流を低減又は防止することができる。この容器は、次の特許文献、国際公開第2005/020769号パンフレット、国際公開第2006/082064号パンフレット、国際公開第2008/107348号パンフレット、国際公開第2008/107281号パンフレット、及び国際公開第2010/066736号パンフレットに記載されているものなど、装置の注水針が容器の中心軸Iに対して偏心して位置する、ネスカフェ(Nescafe)(登録商標)ドルチェグスト(Dolce Gusto)(登録商標)の飲料マシンなどの非遠心型の飲料生成装置で使用されてもよい。
容器のフォイル6は、接着剤層が基層又は耐密化層の選択部分にコーティングされる、積層コーティングによって生産することができる。次に、他の層(耐密化層又は基層)が部分的にコーティングされた層に積層される。コーティング接着剤を用いて部分積層を含む低温シール積層又は三重積層など、異なる積層技術を用いることができる。

Claims (15)

  1. 飲料原材料(5)を収容する主要キャビティ(3)を有する本体(2)と、前記主要キャビティを閉じるために前記本体に接続されたフォイル(6)とを備える、飲料調製装置内で飲料を調製するためのポーション型容器(1)であって、
    前記フォイル(6)が、前記飲料調製装置の細長い侵入部材(15)によって、前記主要キャビティの上方で軸線方向に穿孔可能であり、
    前記フォイル(6)が、少なくとも基層(7)と少なくとも耐密化層(8)とを備え、
    前記耐密化層(8)が前記基層(7)の真下の内層を構成する、ポーション型容器(1)において、
    前記耐密化層(8)と前記基層(7)が、前記フォイルの少なくとも第1の領域(9)では前記キャビティ(3)の上方で接着結合され、前記フォイルの少なくとも第2の領域(10)即ち耐密化領域では接着結合を含まず、前記第2の領域が、前記細長い侵入部材(15)によって穿孔されることが意図され、かつ、前記細長い侵入部材(15)の表面との耐密係合を形成することが意図される領域であることを特徴とする、容器。
  2. 前記基層(7)と前記耐密化層(8)が接着結合を含まない前記第2の領域(10)が、前記キャビティの上方における前記フォイル(6)の総表面積の1/3未満の領域に相当する、請求項1に記載の容器。
  3. 前記耐密化層(8)が、少なくとも200%、好ましくは少なくとも300%の破断点伸び(ISO527−3)を有する、請求項1又は2に記載の容器。
  4. 前記基層と前記耐密化層が接着結合を含まない前記第2の領域(10)が、カプセルの中心軸(I)上にある円形領域である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の容器。
  5. 前記耐密化層(8)が、PP、PE、又はそれらのコポリマー若しくはそれらのターポリマー、PVC、エラストマー熱可塑材、生分解性材料、及びそれらの組合せで作られる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の容器。
  6. 前記耐密化層(8)が、3〜500ミクロン、好ましくは10〜200ミクロンの厚さを有するPPで形成される、請求項5に記載の容器。
  7. 前記基層(7)が、前記耐密化層の破断点伸びよりも低い破断点伸びを有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の容器。
  8. 前記基層(7)が、装飾的又は印刷可能な補助体を形成するように構成された少なくとも1つの副層(13)を備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の容器。
  9. 前記基層(7)が、アルミニウム、PET又はPLAなどのポリエステル、(1種又は複数の)ポリオレフィン、ポリアミド、デンプン、及びそれらの組合せを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の容器。
  10. 前記基層が、追加のガス遮断副層(14)を更に備える、請求項9に記載の容器。
  11. 前記ガス遮断副層(14)が、アルミニウム、EVOH、PA6、酸化シリコン又は酸化アルミニウムコーティング、及びそれらの組合せの中から選択される、請求項10に記載の容器。
  12. 前記フォイルが、主として、PETで作られた外部副層(13)及びアルミニウムで作られた内部副層(14)である、2つの副層(13、14)を備えた基層(7)を備える、請求項8〜11のいずれか一項に記載の容器。
  13. 前記耐密化層(8)がポリプロピレンで作られる、請求項8〜12のいずれか一項に記載の容器。
  14. 飲料調製装置内で請求項1〜13のいずれか一項に記載の容器から飲料を調製する方法であって、
    ポーション型の飲料容器(1)を前記飲料調製装置内に準備するステップと、
    少なくとも1つの液体出口開口部(17)を備える少なくとも1つの細長い侵入部材(15)を、前記飲料容器のフォイル(6)を通して軸線方向で挿入するステップであって、挿入中、耐密化層(8)が、少なくとも前記細長い侵入部材によって穿孔されるまで、伸展して伸展部分を形成する、ステップと、
    前記細長い侵入部材を通して前記飲料容器に液体を注入するステップと
    を含む、方法。
  15. 前記耐密化層(8)の前記伸展部分が、前記少なくとも1つの液体出口開口部(17)の上方で、前記細長い侵入部材(15)の表面に密封係合を形成する、請求項14に記載の方法。
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