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JP2014500691A - ワイヤレス基地局においてシステム・タイミングを導き出す方法および装置 - Google Patents

ワイヤレス基地局においてシステム・タイミングを導き出す方法および装置 Download PDF

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JP2014500691A JP2013545526A JP2013545526A JP2014500691A JP 2014500691 A JP2014500691 A JP 2014500691A JP 2013545526 A JP2013545526 A JP 2013545526A JP 2013545526 A JP2013545526 A JP 2013545526A JP 2014500691 A JP2014500691 A JP 2014500691A
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Abstract

ワイヤレス基地トランシーバ局(BTS)においてシステム・タイミングを導き出す方法および装置。本発明は、ワイヤレス通信ネットワークに関し、より詳細には、ワイヤレス通信ネットワークにおけるタイミング情報に関する。基準タイミングをBTSに対して提供するための方法であり、本方法は、BTSが、局を経由してメッセージをネットワーク制御装置に対して送信するステップであって、メッセージは、メッセージによって招かれるラウンド・トリップ遅延時間を要求する、ステップと、BTSが、応答からタイミング・オフセットを推定し、パイロット信号を送信する局からの一方向遅延に起因したタイミング・オフセット、局がパイロット信号を送信するときの実際のPNオフセット、およびパイロット信号がBTSにおいて受信されるときの実際のオフセットを使用して、基準タイミングに対して行われるべき補正を決定するステップと、BTSが、基準タイミングに対して補正を行うステップとを含む。

Description

本発明は、ワイヤレス通信ネットワークに関し、より詳細には、ワイヤレス通信ネットワークにおけるタイミング情報に関する。
タイミング情報は、通信ネットワークにおけるモバイル端末と基地送信局(BTS:base transmitting stations)のために、不可欠である。CDMAシステムにおけるBTSは、疑似ノイズ(PN:Pseudo−noise)・オフセットとも呼ばれる固有のタイミング・オフセットによって識別され、この疑似ノイズ・オフセットは、隣接するBTSに関連している。特定のBTSに割り当てられる固有のPNオフセットは、指定されたゼロ・オフセット・パイロット信号に関連している、BTSによってブロードキャストされるパイロット信号を相殺するために使用される。モバイル端末が、BTSからパイロット信号を受信する場合の一例を考察する。パイロット信号は、それに適用される非ゼロのオフセット・タイミングを有することができる。モバイル端末は、受信されたパイロット信号の信号強度に加えてパイロットPNオフセットを決定し、それをネットワーク制御装置に対して報告する。モバイル端末によって測定されるパイロットPNオフセットは、信号がBTSからモバイル端末へと伝わるための時間遅延のために、BTSによって適用されるPNオフセットとは少し異なったものになることに注意すべきである。ネットワーク制御装置は、報告されたPNオフセットからBTSのアイデンティティを導き出し、報告された信号強度と一緒に、それを使用して、コール処理プロシージャについての適切なBTSを選択する。コール処理プロシージャが成功するためには、パイロットPNオフセットが、モバイル端末によって正確に測定されることが重要であり、その結果、ネットワーク制御装置は、報告されたパイロットPNオフセットに基づいて正しいBTSを決定する。これは、基地局におけるタイミング基準が正確であることを必要とし、その結果、モバイルは、BTSによって送信されるパイロット信号のPNオフセットの正しい推定を行うことができる。タイミング基準が正確でない場合、モバイル端末によって決定されるPNオフセットは、BTSによって実際に適用されるものとは異なる可能性がある。それゆえに、モバイル端末は、不正確なPNオフセットをネットワーク制御装置に対して報告することになり、このネットワーク制御装置は、次に、コール処理のために、不正確なBTSを選択する可能性がある。
モバイル端末は、BTSからパイロット信号を受信し、ここでは、パイロット信号は、非ゼロのオフセットを有する。モバイル端末はまた、適切な信号伝達手段を使用してモバイル端末とBTSとの間の一方向遅延と一緒に、BTSによってパイロット信号に適用されているオフセットの値を受信する。モバイル端末は、知られているPNオフセットと、信号メッセージによって提供される一方向遅延とから、モバイル端末がパイロット信号を受信しているはずのPNオフセットを推定する。モバイル端末は、受信された(移動局によって測定された)PNオフセットの値を、推定されたPNオフセット(PNオフセット情報+信号メッセージにおけるBTSとの一方向遅延、から導き出される)と比較することにより、BTSにおいて基準時間におけるドリフトを決定する。
CDMAのような典型的な時間同期化されたネットワークにおいては、BTSは、GPSのような外部ソースによってタイミング基準を提供される。しかしながら、BTSは、閉鎖された空間の中で(例えば、オフィスの建物、住居用の建物、倉庫などの内部において)配置される可能性があるので、それらは必ずしもGPS信号を受信して、正確なタイミング情報を保持することが必ずしもできるとは限らないこともあり得る。これは、BTSによるパイロット信号送信におけるドリフトをもたらし、このドリフトは、モバイル端末によって測定され、報告されるときに、ネットワーク制御装置においてBTSの不正確な識別情報をもたらす。
上記を考慮すると、本明細書における一実施形態は、基地トランシーバ局(base transceiver station)に対して正確な基準タイミングを提供するための方法を提供し、本方法は、基地トランシーバ局が、メッセージを局に対して送信するステップであって、そのメッセージは、信号メッセージとすることができ、メッセージによって招かれるラウンド・トリップ遅延時間を要求する、ステップと、基地トランシーバ局が、メッセージに対する応答からタイミング・オフセットを推定するステップと、基地トランシーバ局が、パイロット信号が局から受信されるときのオフセットを決定するステップと、基地トランシーバ局が、タイミング・オフセット、およびパイロット信号の決定されたオフセットを使用して、基準タイミングに対して行われるべき補正を決定するステップと、基地トランシーバ局が、基準タイミングに対して補正を行うステップとを含む。局は、正確な基準タイミングを有する第2の基地トランシーバ局、全地球測位衛星時間を有する第2の基地トランシーバ局、およびフェムト基地局のうちの1つとすることができる。本方法は、局が、メッセージを受信するとメッセージのラウンド・トリップ遅延を計算するステップと、局が、そのラウンド・トリップ遅延時間をネットワーク制御装置に対して送信するステップと、そのネットワーク制御装置が、ラウンド・トリップ遅延時間および局のアイデンティティを含む応答を基地トランシーバ局に対して送信するステップとをさらに含む。基地トランシーバ局は、局からのパイロット・チャネルを監視することにより、パイロットの情報と、基準のパイロットのオフセットとを決定することができる。基地トランシーバ局は、モバイル端末から要求を受信すること、加速度計を使用して基地トランシーバ局の動きを検出すること、所定の時間間隔、および局によって提供される時間基準品質表示の機能のうちの少なくとも1つについて、基準タイミングを決定することができる。
本明細書における実施形態は、さらに、メッセージによって招かれるラウンド・トリップ遅延時間を要求するメッセージを局に対して送信し、メッセージに対する応答からタイミング・オフセットを推定し、パイロット信号が局から受信されるときのオフセットを決定し、タイミング・オフセットと、パイロット信号の決定されたオフセットとを使用して、基準タイミングに対して行われるべき補正を決定し、基準タイミングに対して補正を行うように構成された少なくとも1つの手段を備える基地トランシーバ局を開示している。基地トランシーバ局は、メッセージを局に対して送信するように構成された手段を備え、そこでは局は、正確な基準タイミングを有する第2の基地トランシーバ局、全地球測位衛星時間を有する第2の基地トランシーバ局、およびフェムト基地局のうちの1つである。基地トランシーバ局は、局からのパイロット・チャネルを監視することにより、局から受信されるパイロット信号のオフセットを決定するように構成された手段を備える。基地トランシーバ局は、基準タイミングについてモバイル端末から要求を受信すること、加速度計を使用して行われ得る基地トランシーバ局の動きを検出すること、所定の時間間隔、および局によって提供される時間基準品質表示の機能のうちの少なくとも1つについて、基準タイミングを決定するように構成された手段を備える。
本明細書における実施形態のこれらの態様および他の態様は、以下の説明および添付の図面に関連して考察されるときに、よりよく認識され、理解されるであろう。
本明細書における実施形態は、図面を参照して以下の詳細な説明からよりよく理解されるであろう。
本明細書において開示される実施形態による、通信ネットワークにおける一体化されたBTSを示す図である。 本明細書において開示される実施形態による、一体化されたBTSを示す図である。 本明細書において開示される実施形態による、システム時間を推定するプロセスを示すフローチャートである。
本明細書における実施形態と、その様々な特徴と有利な詳細とは、添付の図面において示される非限定的な実施形態を参照して、より十分に説明され、以下の説明の中で詳しく述べられる。よく知られているコンポーネントと処理技法についての説明は、本明細書における実施形態を不必要に曖昧にすることのないように省略される。本明細書において使用される例は、単に、本明細書における実施形態が実行され得る方法の理解を容易にし、さらに、当業者が、本明細書における実施形態を実行することができるように意図しているにすぎない。したがって、例は、本明細書における実施形態の範囲を限定するように解釈されるべきではない。
本明細書における実施形態は、基地トランシーバ局(BTS:base transceiver station)に対して正確な基準タイミングを提供する方法およびシステムを開示している。次に、類似した参照符号が、図面全体を通して一貫して対応する特徴を示す図面、より詳細には図1から図3を参照すれば、諸実施形態が示されている。
図1は、本明細書において開示される実施形態による、通信ネットワークの内部における一体化された基地トランシーバ局を示す。図は、示されるように、一体化されたBTS101と、複数の基地トランシーバ局102と、ネットワーク制御装置104と、複数のモバイル端末103とを備える。一体化されたBTS101は、マクロBTS、フェムト基地局、または基地局としての機能を果たすことができる任意のデバイスとすることができる。一体化されたBTS101は、BTSに接続するモバイル端末に類似した方法で他のBTSに接続され、ここでは、モバイル端末は、BTSのカバレッジ・エリアの内部にある。一体化されたBTS101は、同時に、複数のBTS102に対して可視的である可能性がある。一体化されたBTS101は、少なくとも1つのモバイル端末103に接続されることもある。BTS102は、ネットワーク制御装置104に接続されることもある。BTS102は、複数のネットワーク制御装置に接続されることもあり、すなわち、1つまたは複数のBTSは、第1のネットワーク制御装置104に接続されることもあり、一体化されたBTS101に対して可視的な他のBTS102は、第2のネットワーク制御装置104に接続されることもある。BTS102はまた、一体化された基地局101とすることもできる。
一体化されたBTS101は、BTS102のうちの1つと通信することができる。一体化されたBTS101は、そのBTS102からのローカル・ワイヤレス・チャネルを監視し、ローカル・ワイヤレス・マクロ・ネットワークと通信することもできる。一体化されたBTS101は、メッセージを使用して、BTS102を経由してネットワーク制御装置104に対して一体化されたBTS101によって送信されたメッセージのラウンド・トリップ遅延時間を提供するように、ネットワーク制御装置104に要求することができる。BTS102は、メッセージによって招かれるラウンド・トリップ遅延と一緒にメッセージをネットワーク制御装置104に対して転送する。ネットワーク制御装置104は、BTS102のアイデンティティと一緒に、メッセージによって招かれるラウンド・トリップ遅延(BTS102に割り当てられるパイロットPNオフセット−これは、BTS102が、無線でパイロット信号を送信しながら適用する同じパイロットPNオフセットである)を一体化されたBTS101に対して送信する。ラウンド・トリップ遅延時間を含むメッセージは、一体化されたBTS101によって受信されることになり、一体化されたBTS101は、受信されたラウンド・トリップ遅延時間を使用して、BTS102に対するタイミング・オフセットを推定することになり、ここでは、タイミング・オフセットは、一体化されたBTS101がアラインされたクロックを有する場合に、一体化されたBTS101がBTS102からパイロット信号を受信すべきであるときのオフセットである。一体化されたBTS101は、BTS102のパイロット・チャネルを監視して、パイロット信号がBTS102から受信される時間を決定することができる。一体化されたBTS101は、タイミング・オフセットをパイロット信号が実際に受信されるときのタイミング・オフセットと比較して、一体化されたBTS101の内部クロックが、どれだけ長い時間だけ漂流しているかを決定する。一体化されたBTS101は、今や、その内部クロック(基準タイミング)をシステム時間とアラインすることができる。一体化されたBTS101は、次に、このようにして述べられるプロシージャを反復することにより、その内部クロックを正確に保持しようと試みることができ、ブロードキャスト・パイロット信号のタイミング・オフセットを固定されたままに保持する。
図2は、本明細書において開示される実施形態による、一体化されたBTSを示す。一体化されたBTS101は、BTSモジュール207と、モバイル・モジュール201とを備える。一体化されたBTS101は、加速度計208をさらに備えることができる。モバイル・モジュール201は、プロセッサ202と、トランスミッタ203と、レシーバ204と、クロック205と、メモリ206とをさらに備える。モバイル・モジュール201は、一体化されたBTS101が、BTS/基地局に接続するモバイル端末に類似した方法で、BTS、一体化されたBTS、フェムト基地局など、他のモジュールに接続することを可能にする。
プロセッサ202は、通信信号が存在するかどうかをチェックする。通信信号は、BTS102、フェムト基地局、基準タイミングを有する一体化されたBTS101、またはGPS時間を有する別の一体化されたBTS101からのものとすることができる。複数の通信信号が存在する場合に、プロセッサ202は、追加の情報の助けを有する適切な手段を使用して、通信信号を基準として選択する。本明細書における別の実施形態においては、プロセッサ202は、複数の通信信号を基準として選択することができる。適切な手段はまた、インターネットの上の適切なサーバとすることもできる。追加の情報は、キャリア番号の優先順位リスト、帯域クラス、候補基準のパイロットなどを含むことができる。
プロセッサ202が、基準としてBTS102を選択していることを考える。プロセッサ202は、トランスミッタ203を使用して、BTS102を経由して信号メッセージをネットワーク制御装置104に対して送信する。信号メッセージは、一体化されたBTS101に関するラウンド・トリップ遅延を提供するようにネットワーク制御装置104に要求する。
プロセッサ202は、BTS102と、レシーバ204とを経由してネットワーク制御装置104から応答メッセージを受信し、この応答メッセージは、一体化されたBTS101から受信される信号メッセージのラウンド・トリップ遅延を含む。応答メッセージは、BTS102が、どれだけよく時間を守っていると考えているかを示す時間基準品質表示を含むこともできる。応答メッセージは、BTS102のアイデンティティも含む。プロセッサ202は、BTS102からのパイロット信号が、応答メッセージに存在するようなラウンド・トリップ遅延から受信されるべきであるときの期待されたタイミング・オフセットを計算し、タイミング・オフセットをメモリ206に記憶する。プロセッサ202は、タイミング・オフセットを一方向遅延として計算することができ、この一方向遅延は、ラウンド・トリップ遅延の2分の1である。プロセッサ202は、さらに、BTS102のページング/制御チャネルを監視して、パイロット信号がBTS102から受信される時間を決定する。プロセッサ202は、タイミング・オフセットをパイロット信号が受信される時間と比較して、一体化されたBTS101の内部クロックが、どれだけ長い時間だけ相殺されるかを決定する。ひとたびプロセッサ202が、BTS102の実際のパイロット・オフセットを決定した後には、プロセッサ202は、推定されたタイミング・オフセットと、受信されたパイロット・タイミングと、パイロット・オフセットとを使用して、BTS102によって提供される基準タイミングとその内部クロックをアラインする。プロセッサ202は、基準タイミングをクロック205に記憶することができる。本明細書における実施形態においては、プロセッサ202は、タイミング・オフセットを一定に保持しながら、その内部クロックをパイロット・タイミングに従属されるように保持することができる。プロセッサ202は、モバイル端末103からの要求を受信すると、または定期的な時間間隔で、必要に応じて、内部クロックのさらなる決定を行うことができる。
本明細書における一実施形態においては、加速度計208が、一体化されたBTS101が移動していることを検出する場合、加速度計は、その動きをプロセッサ202に対して通知する。次いで、プロセッサ202は、BTS101の動きに起因して、内部クロックに適用される必要がある調整の決定を行うことができる。
本明細書における一実施形態においては、加速度計208が、一体化されたBTS101が移動していることを検出する場合、加速度計は、その動きをプロセッサ202に対して通知する。次いで、プロセッサ202は、オペレーションを再スタートすることができる。
本明細書における一実施形態においては、プロセッサ202がピング測定(ping measurements)を行うときの周波数は、BTS102によって提供される時間基準品質の関数である。
本明細書における一実施形態においては、プロセッサ102は、信号メッセージを複数の基準に対して送信することができ、ここでは、基準は、BTS102、基準タイミングを有するフェムト基地局、GPS時間を有するフェムト基地局、基準タイミングを有する一体化されたBTS101、またはGPS時間を有する別の一体化されたBTS101とすることができる。次いで、プロセッサ202は、フィルタリング技法を使用して、各基準についてのタイミング・オフセットを推定することができる。カルマン・フィルタが、プロセッサ202によってフィルタをかけるために使用されることもある。
本明細書において開示される実施形態は、NTPのような他の手段と組み合わされて、一体化されたBTS101の内部クロックをアラインすることができる。
図3は、本明細書において開示される実施形態による、システム時間を推定するプロセスを示すフローチャートである。一体化されたBTS101は、メッセージを基準BTS102に対して送信し(301)、ここでは、メッセージは、信号メッセージとすることができる。基準BTS102は、信号メッセージを受信すると、信号メッセージによって招かれるラウンド・トリップ遅延時間を計算し(302)、ラウンド・トリップ遅延と一緒に信号メッセージをネットワーク制御装置104に対して送信する(303)。次いで、ネットワーク制御装置104は、ラウンド・トリップ遅延時間を含むメッセージを一体化されたBTS101に対して送信する(304)。BTS102を経由して、ネットワーク制御装置104からラウンド・トリップ遅延時間を含むメッセージを受信すると、一体化されたBTS101は、応答メッセージの中に存在するようなラウンド・トリップ遅延と、PNオフセットとからタイミング・オフセットを計算する(305)。一体化されたBTS101は、タイミング・オフセットを一方向遅延として計算することができ、この一方向遅延は、ラウンド・トリップ遅延の2分の1である。一体化されたBTS101は、さらに、基準BTS102のパイロット・チャネルを監視する(306)。一体化されたBTS101が、基準BTS102からパイロット信号を受信する(307)と、一体化されたBTS101は、期待されたタイミング・オフセットを基準BTS102から受信されるパイロット信号のオフセットと比較して(308)、タイミング・オフセットをパイロット信号が受信される時間と比較することにより、基準タイミングに対して行われる必要がある調整を計算する(309)。ひとたび一体化されたBTS101が調整を決定した後には、一体化されたBTS101は、基準タイミングに対して補正を適用する(310)。方法300の中の様々なアクションは、提示される順序または異なる順序で、または同時に実行されることもある。さらに、いくつかの実施形態においては、図3に列挙されるいくつかのアクションは、省略されることもある。
本明細書において開示される実施形態は、少なくとも1つのハードウェア・デバイスの上で実行され、ネットワーク要素を制御するネットワーク管理機能を実行する少なくとも1つのソフトウェア・プログラムを通して実装される可能性がある。図1および図2において示されるネットワーク要素は、ハードウェア・デバイス、またはハードウェア・デバイスおよびソフトウェア・モジュールの組合せのうちの少なくとも一方とすることができるブロックを含む。
本明細書における実施形態は、BTSに接続されたモバイル端末に対して正確な基準タイミングを提供する方法およびシステムを開示している。それゆえに、保護の範囲は、そのようなプログラムに対して拡張され、その中にメッセージを有するコンピュータ可読手段に加えて、そのようなコンピュータ可読ストレージ手段は、プログラムが、サーバ、またはモバイル・デバイス、あるいは適切な任意のプログラマブル・デバイスの上で実行されるときに、本方法の1つまたは複数のステップの実装のためのプログラム・コード手段を含んでいることが理解される。本方法は、例えば、超高速集積回路ハードウェア記述言語(VHDL:Very high speed integrated circuit Hardware Description Language)もしくは他の任意の符号化言語で書かれたコードを通して、またはそのコードと一緒に、好ましい実施形態で実装され、あるいは1つまたは複数のVHDL、または少なくとも1つのハードウェア・デバイスの上で実行されているいくつかのソフトウェア・モジュールによって実装される。ハードウェア・デバイスは、例えば、サーバまたはパーソナル・コンピュータのような任意の種類のコンピュータなど、あるいはそれらの任意の組合せ、例えば、1つのプロセッサおよび2つのFPGAを含む、プログラムされ得る任意の種類のデバイスとすることができる。デバイスは、例えば、ASICのような、例えば、ハードウェア手段、またはハードウェア手段とソフトウェア手段との組合せ、例えば、ASICおよびFPGA、あるいは少なくとも1つのマイクロプロセッサ、およびその中に位置しているソフトウェア・モジュールを有する少なくとも1つのメモリとすることができる手段を含むこともできる。本明細書において説明される方法実施形態は、純粋なハードウェアの形で、あるいは部分的にハードウェアおよび部分的にソフトウェアの形で実装される可能性がある。代わりに、本発明は、例えば、複数のCPUを使用して、異なるハードウェア・デバイスの上で実装されることもある。
特定の実施形態についての上記説明は、他者が、包括的な概念を逸脱することなく、現在の知識を適用することにより、様々なアプリケーションのために、このような特定の実施形態を簡単に修正し、および/または適応させることができるように本明細書における実施形態の概括的な性質を十分に表すことになり、それゆえに、このような適応形態および修正形態は、開示された実施形態の同等形態の意味および範囲に含まれるように理解されるべきであり、理解されることが意図される。本明細書において使用される用語または専門用語は、説明のためであり、限定のためではないことを理解すべきである。したがって、本明細書における実施形態は、好ましい実施形態の観点から説明されているが、当業者なら、本明細書における実施形態が、本明細書において説明される特許請求の範囲の精神および範囲に含まれる修正形態を用いて実行され得ることを認識するであろう。

Claims (13)

  1. 基地トランシーバ局に対して正確な基準タイミングを提供するための方法であって、
    前記基地トランシーバ局が、メッセージを局に対して送信するステップであって、前記メッセージは、前記メッセージによって招かれるラウンド・トリップ遅延時間についての要求を含む、ステップと、
    前記基地トランシーバ局が、前記メッセージに対する応答からタイミング・オフセットを推定するステップと、
    前記基地トランシーバ局が、パイロット信号が前記局から受信されるときのオフセットを決定するステップと、
    前記基地トランシーバ局が、前記タイミング・オフセットおよび前記パイロット信号の前記決定されたオフセットを使用して、基準タイミングに対して行われるべき補正を決定するステップと、
    前記基地トランシーバ局が、前記基準タイミングに対して前記補正を行うステップと
    を含む方法。
  2. 前記メッセージは、信号メッセージである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記局は、
    正確な基準タイミングを有する第2の基地トランシーバ局、
    全地球測位衛星時間を有する第2の基地トランシーバ局、および
    フェムト基地局
    のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記局が、前記メッセージを受信すると、前記メッセージのラウンド・トリップ遅延を計算するステップと、
    前記局が、前記ラウンド・トリップ遅延時間をネットワーク制御装置に対して送信するステップと、
    前記ネットワーク制御装置が、前記応答を前記基地トランシーバ局に対して送信するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記応答は、
    前記ラウンド・トリップ遅延時間と、
    前記局のアイデンティティと
    を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記基地トランシーバ局は、パイロット信号が、前記局からのパイロット・チャネルを監視することにより、前記局から受信されるときのオフセットを決定する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記基地トランシーバ局は、
    モバイル端末から要求を受信すること、
    前記基地トランシーバ局の動きを検出すること、
    所定の時間間隔、および
    前記局によって提供される時間基準品質表示の機能
    のうちの少なくとも1つについて、基準タイミングを決定する、請求項1に記載の方法。
  8. 加速度計は、前記基地トランシーバ局の動きを検出する、請求項7に記載の方法。
  9. メッセージによって招かれるラウンド・トリップ遅延時間についての要求を含む前記メッセージを局に対して送信し、
    前記メッセージに対する応答からタイミング・オフセットを推定し、
    パイロット信号が前記局から受信されるときのオフセットを決定し、
    前記タイミング・オフセット、および前記パイロット信号の前記決定されたオフセットを使用して、前記基準タイミングに対して行われるべき補正を決定し、
    前記基準タイミングに対して前記補正を行う
    ように構成された少なくとも1つの手段を備える基地トランシーバ局。
  10. 前記基準に対して前記メッセージを送信するように構成された手段を備え、前記局は、
    正確な基準タイミングを有する第2の基地トランシーバ局、
    全地球測位衛星時間を有する第2の基地トランシーバ局、および
    フェムト基地局
    のうちの少なくとも1つである、請求項9に記載の基地トランシーバ局。
  11. 前記局からのパイロット・チャネルを監視することにより、パイロット信号が前記局から受信されるときのオフセットを決定するように構成された手段を備える、請求項9に記載の基地トランシーバ局。
  12. 基準タイミングについてモバイル端末から要求を受信すること、
    前記基地トランシーバ局の動きを検出すること、
    所定の時間間隔、および
    前記局によって提供される時間基準品質表示の機能
    のうちの少なくとも1つについて、基準タイミングを決定するように構成された手段を備える、請求項9に記載の基地トランシーバ局。
  13. 加速度計を備える、請求項12に記載の基地トランシーバ局。
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