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JP2014228374A - 情報提供装置、情報提供システム、および情報提供方法 - Google Patents

情報提供装置、情報提供システム、および情報提供方法 Download PDF

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JP2014228374A
JP2014228374A JP2013107807A JP2013107807A JP2014228374A JP 2014228374 A JP2014228374 A JP 2014228374A JP 2013107807 A JP2013107807 A JP 2013107807A JP 2013107807 A JP2013107807 A JP 2013107807A JP 2014228374 A JP2014228374 A JP 2014228374A
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泰久 貴志
Yasuhisa Kishi
泰久 貴志
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】ユーザの予定に適合した駐車場の情報を提供することができる情報提供装置。【解決手段】経路情報を取得する経路情報取得手段310と、ユーザのスケジュール情報を取得するスケジュール情報取得手段310と、経路情報に基づいて、次の目的地である第1予定地までの移動時間を第1移動時間として予測する第1移動時間予測手段310と、第1移動時間に基づいて予測される第1予定地の到着予定時刻と、ユーザのスケジュール情報から得られる第1予定地での予定開始時刻との差を、ユーザが第1予定地の周辺の駐車場から第1予定地まで移動するために使用できる第1余裕時間として算出する第1余裕時間算出手段310と、ユーザが第1予定地から第1余裕時間内に移動できる探索範囲内に存在する駐車場を探索する駐車場探索手段310と、探索された駐車場の情報をユーザに提供する提供手段310と、を備えることを特徴とする情報提供装置。【選択図】図1

Description

本発明は、目的地の周辺の駐車場の情報を、ユーザに提供する情報提供装置、情報提供システム、および情報提供方法に関するものである。
従来より、目的地の周辺の駐車場の情報を、ユーザに提供する情報提供装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2011−158375号公報
しかしながら、従来技術は、ユーザの予定を考慮して駐車場を決定するものではないために、たとえば、駐車場から目的地までの距離が離れている場合に、ユーザが目的地に予定時刻に到着できない場合があった。
本発明が解決しようとする課題は、ユーザの予定に適合した駐車場の情報を提供することができる情報提供装置を提供することである。
本発明は、車両の現在位置を含む経路情報に基づいて、車両の現在位置から次の予定地である第1予定地までの移動時間を第1移動時間として予測し、第1移動時間に基づいて予測される前記第1予定地の到着予定時刻と、車両のユーザのスケジュール情報から得られる第1予定地での予定開始時刻との差を、ユーザが第1予定地の周辺の駐車場から第1予定地まで移動するために使用できる第1余裕時間として算出し、ユーザが第1予定地から第1余裕時間内に移動できる範囲内に存在する駐車場の情報を、ユーザに提供することで、上記課題を解決する。
本発明によれば、ユーザが駐車場から次の予定地までに移動する時間を考慮して駐車場を探索することで、ユーザの予定に適合した駐車場の情報を、ユーザに提供することができる。
本実施形態に係る情報提供システムを示すブロック構成図である。 スケジュールデータベースに記憶されているスケジュール情報の一例を示す図である。 駐車場情報データベースに記憶されている駐車場の情報の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報提供処理を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る情報提供システムのブロック構成図である。図1に示すように、本実施形態に係る情報提供システムは、車載装置100、情報端末200、および情報センター300から構成され、情報端末200に入力されたユーザのスケジュール情報を加味して、ユーザが次の予定地に予定の時刻どおり間に合うことができる駐車場を探索し、探索した駐車場の情報を、車載装置100のユーザに提供するものである。なお、車載装置100と情報センター300、および情報端末200と情報センター300は、インターネット回線や電話通信回線などを介して、それぞれ情報の授受が可能となっている。また、図1では、車載装置100と情報端末200とを一つずつ記載しているが、情報センター300は、複数の車載装置100および複数の情報端末200と通信することで、複数のユーザのそれぞれに該ユーザに適した駐車場の情報を提供することができる。
まず、車載装置100について説明する。車載装置100は、車両に搭載されたナビゲーション装置などの装置であり、車両のユーザに、ユーザの予定に適合した駐車場の情報を提供する。図1に示すように、車載装置100は、車載制御装置110と、車載入力装置120と、車載通信装置130と、提供装置140とを備える。
車載入力装置120は、たとえば、ユーザの手操作による入力が可能なディスプレイ画面上に配置されるタッチパネルまたはジョイスティック、あるいは、ユーザの音声による入力が可能なマイクなどの装置である。車載入力装置120により入力された情報は、車載制御装置110に送信される。
車載通信装置130は、車両外部に設置された情報センター300と通信し、車載制御装置110から送信された経路情報(詳細は後述する。)を、情報センター300に送信する。また、車載通信装置130は、情報センター300から、ユーザに提供するための駐車場の情報を受信し、受信した駐車場の情報を、車載制御装置110に送信する。
さらに、車載通信装置130は、図示しない交通情報センターとも通信しており、交通情報センターから自車両の周辺の交通情報を受信する。なお、車載通信装置130が交通情報センターから交通情報を受信した場合には、車載制御装置110により、受信した交通情報が車載装置110のRAMに記憶される。また、車載通信装置130は交通情報を繰り返し受信しており、車載通信装置130により新たな交通情報が受信された場合には、車載制御装置110により、車載制御装置110のRAMに既に記憶されている交通情報が、新たに受信した交通情報で更新される。これにより、情報センター300は最新の交通情報を取得することができる。
提供装置130は、ナビゲーション装置に設けられたディスプレイなどであり、車載通信装置130を介して、情報センター300から受信した駐車場の情報を、車両のユーザに提供する。
次に、車載制御装置110について説明する。車載制御装置110は、図1に示すように、各種プログラムが格納されたROM(Read Only Memory)と、このROMに格納されたプログラムを実行する動作回路としてのCPU(Central Processing Unit)と、アクセス可能な記憶装置として機能するRAM(Random Access Memory)と、を備えている。
そして、車載制御装置110は、ROMに格納されたプログラムをCPUにより実行することにより、経路を探索するための経路探索情報を取得する経路探索情報取得機能と、走行予定経路を探索する経路探索機能と、情報センター300に、車両の走行予定経路に関する経路情報を送信するための経路情報送信機能とを備えている。以下に、車載装置100の車載制御装置110が実現する各機能について説明する。
まず、車載制御装置110の経路探索情報取得機能について説明する。経路探索情報取得機能は、車載入力装置120を介してユーザにより入力された目的地、図示しないGPSユニットにより検出された車両の現在位置、および、車載通信装置130を介して受信された交通情報を含む情報を、車両の走行予定経路を探索するための経路探索情報として取得する。
車載制御装置110の経路探索機能は、経路探索情報取得機能により取得された経路探索情報に基づいて、目的地(次の予定の予定地)までの走行予定経路を探索する。なお、経路探索機能による走行予定経路の探索方法は特に限定されず、公知の方法を用いて行うことができる。
車載制御装置110の経路情報送信機能は、経路探索情報取得機能により取得された経路探索情報と、経路探索機能により探索された走行予定経路の情報とを含む経路情報を、車載通信装置140を介して、情報センター300に一定周期で送信する。
車載制御装置110の情報提供機能は、車載通信装置140を介して、情報センター300から受信した駐車場の情報を、提供装置130を介して、ユーザに提供する。情報提供機能が提供する駐車場の情報には、該駐車場の名称や位置が含まれる。
次に、情報端末200について説明する。情報端末200は、ユーザがスケジュールを管理するためのスケジュール管理機能を備えた、パーソナルコンピュータやスマートフォンなどの情報端末である。図1に示すように、情報端末200は、端末制御装置210と、端末入力装置220と、端末記憶装置230と、端末送信装置240と、を備える。
端末入力装置220は、車載入力装置120と同様に、たとえば、ユーザの手操作による入力が可能なディスプレイ画面上に配置されるタッチパネルまたはジョイスティック、あるいは、ユーザの音声による入力が可能なマイクなどの装置である。ユーザは、端末入力装置220を介してユーザのスケジュール情報を入力することができ、端末入力装置220により入力されたスケジュール情報は、端末記憶装置230に記憶される。なお、端末記憶装置230に記憶されるスケジュール情報の詳細については後述する。
端末通信装置240は、車両外部に設置された情報センター300と通信し、端末制御装置210から送信されたスケジュール情報を、情報センター300に送信する。なお、端末通信装置240は、ユーザによりスケジュール情報の送信指示があった場合に、情報センター300にスケジュール情報を送信する構成としてもよいし、あるいは、端末入力装置220によりスケジュール情報の入力があった場合に、入力されたスケジュール情報を自動で情報センター300に送信する構成としてもよい。これにより、情報センター300はユーザの最新のスケジュール情報を取得することができる。
端末制御装置210も、車載制御装置110と同様に、CPUと、ROMと、RAMとを備える。そして、端末制御装置210は、ROMに記憶されたプログラムをCPUにより実行することで、スケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶機能と、スケジュール情報を情報センター300に送信するスケジュール情報送信機能とを実現する。以下、端末制御装置210が実現する各機能について説明する。
端末制御装置210のスケジュール情報記憶機能は、端末入力装置220により入力されたユーザのスケジュール情報を取得し、取得したユーザのスケジュール情報を、端末記憶装置230に記憶する。また、端末制御装置210のスケジュール情報送信機能は、端末記憶装置230に記憶されているユーザのスケジュール情報を取得し、取得したユーザのスケジュール情報を、端末通信装置240を介して、情報センター300に送信する。
次に、情報センター300について説明する。情報センター300は、車両の外部に設置され、ユーザの情報端末200からユーザのスケジュール情報を収集し、収集したユーザのスケジュール情報に基づいて、ユーザのスケジュールを考慮した駐車場の情報を車載装置100に提供する。具体的には、情報センター300は、図1に示すように、センター制御装置310と、センター通信装置320と、スケジュールデータベース330と、駐車場情報データベース340とを備える。
センター通信装置320は、車載装置100および情報端末200と通信する。具体的には、センター通信装置320は、車載装置100から送信される経路情報を受信し、受信した経路情報をセンター制御装置310に送信する。また、センター通信装置320は、情報端末200から送信されたスケジュール情報を受信し、受信したスケジュール情報をセンター制御装置310に送信する。さらに、センター通信装置320は、センター制御装置310から送信された駐車場の情報を、車載装置100に送信する。
スケジュールデータベース330は、情報端末200から受信したユーザのスケジュール情報を記憶している。ここで、図2は、スケジュールデータベース330に記憶されているスケジュール情報の一例を示す図である。図2に示すように、スケジュールデータベース330に記憶されているスケジュール情報には、ユーザ名、ユーザの予定が行われる予定地、ユーザの予定の開始時刻、予定の所要時間などの情報が含まれる。
駐車場情報データベース340は、各地に設置されている駐車場の情報を記憶している。ここで、図3は、駐車場情報データベース340に記憶されている駐車場の情報の一例を示す図である。図3に示すように、駐車場情報データベース340に記憶されている駐車場の情報には、駐車場の名称、駐車場の位置、基本駐車料金、上限料金などの情報が含まれる。また、駐車場情報データベース340が記憶する駐車場の情報は、図3に示す例に限定されず、たとえば、屋内駐車場であるか、屋根があるか、駐車スペースが広いか、充電スタンドがあるかなどの情報を記憶していてもよい。
センター制御装置310は、車載制御装置110および端末制御装置210と同様に、CPUと、ROMと、RAMとを備える。そして、センター制御装置310は、ROMに記憶されたプログラムをCPUにより実行することで、スケジュール情報取得機能と、経路情報取得機能と、移動時間予測機能と、余裕時間算出機能と、駐車場探索機能と、駐車場情報送信機能とを実現する。以下、センター制御装置310が実現する各機能について説明する。
センター制御装置310のスケジュール情報取得機能は、センター通信装置340を介して、ユーザの情報端末200からユーザのスケジュール情報を取得する。なお、スケジュール情報取得機能により取得されたユーザのスケジュール情報は、スケジュールデータベース330に記憶される。
センター制御装置310の経路情報取得機能は、車載装置100から送信された経路情報を、センター通信装置320を介して取得する。具体的には、経路情報取得機能は、車載装置100が搭載された車両の目的地、現在位置、交通情報、および走行予定経路を含む情報を経路情報として、車載装置100から取得する。
センター制御装置310の移動時間予測機能は、車両の現在位置P0から次の予定の予定地P1までの移動時間を第1移動時間T1として予測する。たとえば、移動時間予測機能は、車載装置100から受信したユーザの現在位置P0、ユーザの目的地(次の予定の予定地P1)、走行予定経路に基づいて、現在位置P0から次の予定の予定地P1までに車両が走行する道路の道路リンクを特定する。そして、移動時間予測機能は、同じく車載装置100から受信した交通情報に含まれる、道路リンクの旅行時間、距離、道路種別、信号機の有無などの情報に基づいて、現在位置P0から次の予定の予定地P1までの移動時間を第1移動時間T1として予測する。このように、交通情報を用いて第1移動時間T1を予測することで、第1移動時間T1の予測精度を向上させることができる。
また、移動時間予測機能は、次の予定の予定地P1からその次の予定地P2までの移動時間を第2移動時間T2として予測する。たとえば、移動時間予測機能は、車載装置100から受信したユーザの目的地(次の予定の予定地P1)と、スケジュールデータベース330に記憶されているユーザのスケジュール情報のうち、2番目の予定の予定地P2とに基づいて、次の予定の予定地P1からその次の予定の予定地P2までの走行予定経路を探索し、探索した走行予定経路の道路リンクを特定することで、車載装置100から受信した交通情報に基づいて、次の予定の予定地P1からその次の予定の予定地P2までの移動時間を第2移動時間として予測する。
次に、センター制御装置310の余裕時間算出機能について説明する。余裕時間算出機能は、ユーザが次の予定地P1の周辺の駐車場から、次の予定地P1まで移動するために使用できる余裕時間を、第1余裕時間として算出する。具体的には、余裕時間算出機能は、現在時刻t0と、移動時間予測機能により予測された現在位置P0から次の予定地P1までの第1移動時間T1とに基づいて、車両が次の予定地P1に到着する到着予定時刻t1を予測する。また、余裕時間算出機能は、スケジュール情報取得機能により取得されたユーザのスケジュール情報に基づいて、次の予定地P1における予定の開始時刻t2を取得する。そして、余裕時間算出機能は、車両が次の予定地P1に到着する到着予定時刻t1と、次の予定地P1での予定開始時刻t2との差分(t2−t1)を、ユーザが次の予定地P1の周辺の駐車場から次の予定地P1まで移動するために使用できる第1余裕時間として算出する。
たとえば、図2に示す例において、ユーザAに対して駐車場の情報を提供する場合に、現在時刻が「11:00」であり、現在位置P0から次の予定地P1までの第1移動時間が「40分」であると予測されている場合、余裕時間算出機能は、車両が次の予定地P1に到着する到着予定時刻t1を、「11:40」として算出する。一方、余裕時間算出機能は、図2に示すスケジュール情報から、次の予定地P1における予定の開始時刻t2を「12:00」として特定する。そして、余裕時間算出機能は、車両が次の予定地P1に到着する到着予定時刻t1である「11:40」と、次の予定地P1での予定開始時刻t2である「12:00」との差分、すなわち「20分」を、ユーザが次の予定地P1の周辺の駐車場から次の予定地P1まで移動するために使用できる第1余裕時間として算出することができる。
さらに、余裕時間算出機能は、ユーザが次の予定地P1から、該予定地P1の周辺の駐車場に戻るために使用できる余裕時間を、第2余裕時間として算出する。具体的には、余裕時間算出機能は、スケジュール情報のうち、次の予定の開始時刻と所要時間とから次の予定の終了時刻t3を算出し、次の予定の終了時刻t3と、移動時間予測機能により予測された次の予定地P1からその次の予定地P2までの第2移動時間T2とに基づいて、車両が予定地P2に到着する到着予定時刻t4を予測する。また、余裕時間算出機能は、スケジュール情報取得機能により取得されたユーザのスケジュール情報に基づいて、2番目の予定の予定地P2における予定開始時刻t5を取得する。そして、余裕時間算出機能は、車両が2番目の予定の予定地P2に到着する到着予定時刻t4と、予定地P2での予定開始時刻t5との差分(t5−t4)を、ユーザが次の予定地P1から、該予定地P1の周辺の駐車場まで移動するために使用できる第2余裕時間として算出する。
たとえば、図2に示す例において、ユーザAに対して駐車場の情報を提供する場合に、スケジュール情報から、次の予定地P1での予定が「14:00」に終了すると特定することができるため、次の予定地P1からその次の予定地P2までの第2移動時間T2が「50分」であると予測されている場合には、余裕時間算出機能は、車両が予定地P2に到着する到着予定時刻t4を、「14:50」として算出する。一方、余裕時間算出機能は、図2に示すスケジュール情報から、2番目の予定の開始時刻t5を「15:00」として特定することができる。そして、余裕時間算出機能は、車両が2番目の予定地P2に到着する到着予定時刻t4である「14:50」と、2番目の予定地P2での予定開始時刻t5である「15:00」との差分、すなわち「10分」を、ユーザが次の予定地P1から、該予定地P1の周辺の駐車場まで移動するために使用できる第2余裕時間として算出することができる。
さらに、余裕時間算出機能は、ユーザが次の予定地P1の周辺の駐車場から次の予定地P1まで移動するために使用できる第1余裕時間と、ユーザが次の予定地P1から、該予定地P1の周辺の駐車場まで移動するために使用できる第2余裕時のうち、短い方の時間を、基準余裕時間として算出する。たとえば、図2に示す例では、第1余裕時間が「20分」であり、第2余裕時間が「10分」であるため、第2余裕時間である「10分」が基準余裕時間として算出される。
次に、センター制御装置310の駐車場探索機能について説明する。駐車場探索機能は、余裕時間算出機能により算出された基準余裕時間に基づいて、ユーザが次の予定地P1から基準余裕時間内に移動できる駐車場を探索する。具体的には、駐車場探索機能は、まず、次の予定地P1から徒歩で基準余裕時間内の移動距離の範囲を、駐車場の探索範囲として決定する。たとえば、余裕時間算出機能による算出された基準余裕時間が10分であり、平均的な人の徒歩での移動速度が80m/分である場合に、とした場合の駐車場を検索する範囲は、駐車場探索機能は、次の予定地P1から10×80=800(m)の範囲を探索範囲として算出する。
そして、駐車場探索機能は、探索範囲内において駐車場の探索を行う。次の予定地P1から徒歩で基準余裕時間内に移動できる探索範囲内に存在する駐車場であれば、ユーザが次の予定地P1と駐車場との間を徒歩で移動した場合でも、ユーザは、次の予定地P1での予定に間に合うことができ、さらに、次の予定地P1での予定が終了した後に、次の予定地P1から該予定地P1の周辺の駐車場まで徒歩で移動した場合でも、その次の予定地P2での予定に間に合うこともできる。
さらに、駐車場探索機能は、探索範囲で探索した複数の駐車場の中から、所定の条件に応じた1の駐車場を、ユーザに情報提供するための駐車場として決定する。たとえば、駐車場探索機能は、探索範囲内で探索された複数の駐車場の中から、駐車料金が最も安価な駐車場を、ユーザに情報提供するための駐車場として決定する。
ここで、駐車料金が最も安価な駐車場の決定方法について説明する。駐車場探索機能は、まず、スケジュール情報取得機能により取得されたユーザのスケジュール情報から、次の予定地P1における予定の所要時間を、車両を駐車場に駐車する駐車時間として算出する。そして、駐車場探索機能は、駐車場情報データベース340を参照して、算出した駐車時間に基づいて、探索範囲内で探索された各駐車場での駐車料金を算出する。
ここで、図3は、駐車場情報データベース340に格納されている駐車場情報の一例を示す図である。駐車場情報データベース340には、図3に示すように、駐車場ごとに、駐車場の名称、駐車場の位置、基本駐車料金、上限料金を含む駐車場情報が記憶されている。たとえば、図3に示す例において、○○駐車場は、北緯○○°○○’○○”、西経○°○○’○○”に位置し、8時から22時までは15分ごとに100円課金され、22時から8時までは60分ごとに100円課金される料金体系を有している。また、駐車時間が24時間以下であれば、1000円が上限金額として適用される。
そして、図3に示す例において、探索範囲内の存在する駐車場が○○駐車場、△△駐車場、××駐車場の3つであり、12時から13時までの1時間の間、車両を駐車する場合には、○○駐車場および△△駐車場は駐車料金が400円となるが、××駐車場は駐車料金が300円となる。そのため、駐車場探索機能は、駐車料金が最も安価な××駐車場を、ユーザに情報提供するための駐車場として決定する。また、上述の例において、12時から17時までの5時間の間、駐車を行う場合には、○○駐車場および△△駐車場では、上限料金が適用されて、駐車料金がそれぞれ1000円、1500円となるが、××駐車場では上限料金が設定されていないため、駐車料金が1500円となる。そのため、駐車場探索機能は、駐車料金が最も安価な○○駐車場を、ユーザに駐車場情報を提供するための駐車場として決定する。
次に、センター制御装置310の駐車場情報送信機能について説明する。駐車場情報送信機能は、駐車場探索機能によりユーザに情報提供するために決定した1の駐車場の情報を、センター通信装置220を介して、車載装置100に送信する。これにより、車載装置100において、ユーザの予定に適合した駐車場の情報が、ユーザに提供されることとなる。
続いて、図4を参照して、本実施形態に係る情報提供処理について説明する。図4は、本実施形態に係る情報提供処理を示すフローチャートである。なお、以下においては、探索範囲内に存在する駐車場のうち、駐車料金が最も安価な駐車場の情報をユーザに提供する場面を例示して説明する。
ステップS101では、車載装置100において、車載制御装置110の経路探索情報取得機能により、車両の現在位置P0、目的地(次の予定地P1)、および交通情報を含む経路探索情報の取得が行われる。そして、ステップS102では、車載制御装置110の経路探索機能により、ステップS101で取得された経路探索情報に基づいて、現在位置P0から次の予定の予定地P1までの走行予定経路の探索が行われる。そして、ステップS101で取得された経路探索情報、およびステップS102で取得された走行予定経路の情報が、車載装置100の車載通信装置120を介して、情報センター300に送信される。
ステップS103では、情報センター300において、センター制御装置310の移動時間予測機能により、現在位置P0から次の予定の予定地P1までの移動時間T1の予測が行われる。また、ステップS104では、センター制御装置310のスケジュール情報取得機能により、ユーザのスケジュール情報が、スケジュールデータベース330から取得される。たとえば、図2に示す例において、ユーザAに対して駐車場情報を提供する場合には、スケジュール情報取得機能は、ユーザAの全てのスケジュール情報を、スケジュールデータベース330から取得する。すなわち、図2に示す例では、ユーザAのスケジュール情報として、「3月3日 12:00」から開始される予定(次の予定地P1での予定)のスケジュール情報と、「3月3日 15:00」から開始される予定(次の次の予定地P2での予定)のスケジュール情報とが取得される。
また、ステップS105では、センター制御装置310の移動時間予測機能により、次の予定地P1から、その次の予定地(次の次の予定の予定地)P2までの走行予定経路の探索が行われる。そして、ステップS106では、移動時間予測機能により、ステップS105で探索された予定地P2までの走行予定経路に基づいて、次の予定地P1からその次の予定地P2までの移動時間T2の予測が行われる。なお、ステップS106において移動時間T2を算出する場合に、車両走行中に、最新の交通情報が取得された場合には、最新の交通情報に基づいて、移動時間T2を算出することが好適である。
ステップS107では、余裕時間算出機能により、ユーザが次の予定地P1の周辺の駐車場から、次の予定地P1まで移動するために使用できる余裕時間である、第1余裕時間の算出が行われる。たとえば、図2に示す例において、ユーザAに対して駐車場の情報を提供する場合に、現在時刻が「11:00」であり、ステップS103で、現在位置P0から次の予定地P1までの第1移動時間が「40分」であると予測されている場合には、余裕時間算出機能は、車両が次の予定地P1に到着する到着予定時刻t1を、「11:40」として算出するとともに、図2に示すスケジュール情報から、次の予定地P1における予定の開始時刻t2を「12:00」として特定する。そして、余裕時間算出機能は、車両が次の予定地P1に到着する到着予定時刻t1である「11:40」と、次の予定地P1での予定開始時刻t2である「12:00」との差分、すなわち「20分」を、ユーザが次の予定地P1の周辺の駐車場から次の予定地P1まで移動するために使用できる第1余裕時間として算出する。
また、ステップS108では、余裕時間算出機能により、ユーザが次の予定地P1から、該予定地P1の周辺の駐車場に戻るために使用できる余裕時間である、第2余裕時間の算出が行われる。たとえば、図2に示す例において、ユーザAに対して駐車場の情報を提供する場合に、ステップS106において、次の予定地P1からその次の予定地P2までの第2移動時間T2が「50分」であると予測されている場合には、余裕時間算出機能は、ユーザAのスケジュール情報から、次の予定地P1での予定が「14:00」に終了すると特定できることから、車両が予定地P2に到着する到着予定時刻t4を、「14:50」として算出するとともに、スケジュール情報から、2番目の予定の開始時刻t5を「15:00」として特定する。そして、余裕時間算出機能は、車両が2番目の予定地P2に到着する到着予定時刻t4である「14:50」と、2番目の予定地P2での予定開始時刻t5である「15:00」との差分、すなわち「10分」を、ユーザが次の予定地P1から、該予定地P1の周辺の駐車場まで移動するために使用できる第2余裕時間として算出する。
さらに、ステップS109では、余裕時間算出機能により、基準余裕時間の算出が行われる。たとえば、余裕時間算出機能は、上述の例において、第1余裕時間が「20分」であり、第2余裕時間が「10分」であるため、第1余裕時間と第2余裕時間とのうち短い方の時間である「10分」を基準余裕時間として算出する。
ステップS110では、制御装置10の駐車場探索機能により、ステップS109で算出された基準余裕時間に基づいて、駐車場の探索範囲が決定される。具体的には、駐車場探索機能は、次の予定地P1から徒歩で基準余裕時間内の移動距離の範囲を、駐車場の探索範囲として決定する。そして、ステップS111では、駐車場探索機能により、ステップS110で決定された探索範囲内に存在する駐車場の探索が行われる。
また、ステップS112では、駐車場探索機能により、ステップS104で取得したユーザのスケジュール情報に基づいて、次の予定地P1における予定の所要時間が、駐車時間として算出される。そして、ステップS113では、ステップS111で探索された駐車場ごとに、ステップS112で算出された駐車時間だけ、車両を駐車した場合の駐車料金の算出が行われる。具体的には、駐車場探索機能は、駐車場情報データベース340に記憶されている駐車場の情報のうち、基本駐車料金から、駐車時刻および駐車時間に応じた駐車料金を算出する。さらに、駐車場探索機能は、上限料金を考慮して駐車料金を算出する。
ステップS114では、駐車場探索機能により、ステップS113で算出された駐車料金に基づいて、探索範囲内に存在する駐車場の中から、駐車料金が最も安価な駐車料金の駐車場の選択が行われる。そして、ステップS115では、センター制御装置310の駐車場情報送信機能により、ステップS114で選択された駐車場の情報が、情報センター300の駐車場情報データベース340から取得され、取得された駐車場の情報が、センター通信装置320を介して、車載装置100に送信される。これにより、車載装置100において、車載制御装置110の情報提供機能により、情報センター300から受信した駐車場の情報が、出力装置150を介して、ユーザに提供される。
以上のように、本実施形態では、ユーザのスケジュール情報に基づいて、現在位置P0から次の予定地P1までの移動時間を第1移動時間T1として予測し、予測した第1移動時間T1に基づいて、次の予定地P1での到着予定時刻t1を算出する。そして、算出した予定到着時刻t1とスケジュール情報から得られる次の予定の開始時刻t2との差分を、ユーザが次の予定地P1の周辺の駐車場から次の予定地P1まで移動するために使用できる第1余裕時間として算出し、ユーザが次の予定地P1から第1余裕時間内に移動できる範囲内の駐車場の情報を、ユーザに提供する。これにより、本実施形態では、ユーザが、次の予定地P1の周辺の駐車場から次の予定地P1まで移動した場合でも、次の予定に予定時刻どおり間に合うことができる駐車場の情報を、ユーザに提供することができる。
また、本実施形態では、次の予定地P1からその次の予定地P2までの移動時間T2を予測し、予測した第2移動時間T2に基づいて、予定地P2の到着予定時刻t4を算出する。そして、算出した予定到着時刻t1とスケジュール情報から得られる次の予定の開始時刻t2との差分を、ユーザが次の予定地P1から該予定地P1の周辺の駐車場まで戻るために使用できる第2余裕時間として算出する。そして、第1余裕時間と第2余裕時間のうち短い方の時間を基準余裕時間として算出し、ユーザが次の予定地P1から基準余裕時間内に移動できる範囲内の駐車場の情報を、ユーザに提供する。これにより、本実施形態では、ユーザが、次の予定地P1の周辺の駐車場から次の予定地P1まで移動した場合でも、次の予定に予定時刻どおり間に合うことができ、かつ、次の予定地P1から駐車場まで移動した場合でも、その次の予定地P2に予定時刻どおり間に合うことができる駐車場の情報を、ユーザに提供することができる。
さらに、本実施形態では、探索範囲内に存在する複数の駐車場の中から、ユーザに適した1の駐車場を決定し、決定した1の駐車場の情報をユーザに提供する。これにより、本実施形態では、ユーザに複数の駐車場の情報を提供する場合と比較して、ユーザが複数の駐車場の中から1つの駐車場を選択する手間を省くことができる。たとえば、駐車料金が最も安価な駐車場の駐車場情報をユーザに提供することで、探索範囲内に存在する複数の駐車場の中から、ユーザが、駐車料金が最も安価な駐車場を選択する手間を省くことができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
なお、上述した実施形態では、探索範囲内に存在する駐車場のうち、駐車料金が最も安価な駐車場の情報を、ユーザに提供する構成を例示したが、この構成に限定されず、たとえば、雨が降っている場合には、車両が雨に濡れない地下駐車場の情報を優先して、ユーザに提供する構成としてもよい。あるいは、自車両が大型車両である場合には、駐車スペースが大きい駐車場の情報を、ユーザに提供する構成としてもよいし、自車両が電気自動車である場合には、充電スタンドを備えた駐車場を、ユーザに提供する構成としてもよい。さらに、探索範囲内に存在する駐車場のうち、目的地から最も近い駐車所の情報を、ユーザに提供する構成としてもよい。
また、上述した構成に加えて、駐車場の満空状態を加味して、ユーザに情報提供する駐車場を決定する構成としてもよい。また、探索範囲内に存在する駐車場のうち、駐車料金が最も安価な駐車場の情報をユーザに提供する構成において、さらに、デパートの駐車割引券などを加味して、駐車場の駐車料金を算出する構成としてもよい。
なお、ユーザは、たとえば入力装置120を介して、ユーザが優先したい駐車場の種別(上述したように、駐車料金、駐車スペース、充電スタンドの有無など)を設定することができ、設定された駐車場の種別に合わせて、ユーザに情報提供するための駐車場を決定する構成とすることができる。また、探索範囲内に存在する全ての駐車場の情報をユーザに提供する構成としてもよい。
また、上述した実施形態では、探索範囲内に存在する各駐車場の駐車料金を算出する際に、スケジュール情報のうち次の予定地P1での所要時間を駐車時間として算出する構成を例示しているが、この構成に限定されず、たとえば、スケジュール情報のうち次の予定地P1での所要時間に、ユーザが駐車場から次の予定地P1まで移動する移動時間を加えた時間を、駐車時間として算出する構成としてもよい。
さらに、上述した実施形態では、車載装置100が交通情報センターから交通情報を受信し、受信した交通情報を情報センター300に送信する構成を例示したが、この構成に限定されず、たとえば、情報センター300が交通情報センターから交通情報を受信する構成としてもよい。
なお、上述した実施形態のセンター制御装置310の経路情報取得機能は本発明の経路情報取得手段に、センター制御装置310のスケジュール情報取得機能は本発明のスケジュール情報取得手段に、センター制御装置310の移動時間予測機能は本発明の第1移動時間予測手段および第2移動時間予測手段に、センター制御装置310の余裕時間算出機能は本発明の第1余裕時間算出手段および第2余裕時間算出手段に、センター制御装置310の駐車場探索機能は本発明の駐車場探索手段に、センター制御装置310の駐車場情報送信機能は本発明の提供手段に、駐車場情報データベース340は本発明の駐車場情報記憶手段に、車載通信装置130は本発明の車載送信手段、車載受信手段、および交通情報受信手段に、提供装置140は本発明の車載提供手段に、端末入力装置220は本発明の入力手段に、端末通信装置240は本発明の端末送信手段に、センター通信装置320は本発明のセンター受信手段およびセンター送信手段に、車載装置100は本発明の交通情報記憶手段および更新手段に、それぞれ対応する。
100…車載装置
110…車載制御装置
120…車載入力装置
130…車載通信装置
140…提供装置
200…情報端末
210…端末制御装置
220…端末入力装置
230…端末記憶装置
240…端末通信装置
300…情報センター
310…センター制御装置
320…センター通信装置
330…スケジュールデータベース
340…駐車場情報データベース

Claims (10)

  1. 車両の現在位置を含む前記車両の経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記車両のユーザのスケジュール情報を取得するスケジュール情報取得手段と、
    前記経路情報に基づいて、前記車両の現在位置から次の予定地である第1予定地までの移動時間を第1移動時間として予測する第1移動時間予測手段と、
    前記第1移動時間に基づいて予測される前記第1予定地の到着予定時刻と、前記スケジュール情報から得られる前記第1予定地での予定開始時刻との差を、前記ユーザが前記第1予定地の周辺の駐車場から前記第1予定地まで移動するために使用できる第1余裕時間として算出する第1余裕時間算出手段と、
    前記ユーザが前記第1予定地から前記第1余裕時間内に移動できる範囲を探索範囲として算出し、前記探索範囲内に存在する駐車場を探索する駐車場探索手段と、
    前記駐車場探索手段により探索された駐車場の情報を、前記ユーザに提供する提供手段と、を備えることを特徴とする情報提供装置。
  2. 請求項1に記載の情報提供装置であって、
    前記経路情報と前記スケジュール情報とに基づいて、前記第1予定地から該第1予定地の次の予定地である第2予定地までの移動時間を第2移動時間として予測する第2移動時間予測手段と、
    前記第2移動時間に基づいて予測される前記第2予定地の到着予定時刻と、前記スケジュール情報から得られる前記第2予定地での予定開始時刻との差を、ユーザが前記第1予定地から前記第1予定地の周辺の駐車場まで移動するために使用できる第2余裕時間として算出する第2余裕時間算出手段と、を備え、
    前記駐車場探索手段は、前記第1余裕時間と前記第2余裕時間のうち短い方の時間を基準余裕時間として選択し、ユーザが前記第1予定地から前記基準余裕時間内に移動できる範囲を前記探索範囲として設定することを特徴とする情報提供装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報提供装置であって、
    前記駐車場探索手段は、前記探索範囲に存在する複数の駐車場の中から、所定の条件に応じた1の駐車場を選択し、
    前記提供手段は、前記駐車場探索手段により選択された前記1の駐車場の情報を、ユーザに提供することを特徴とする情報提供装置。
  4. 請求項3に記載の情報提供装置であって、
    前記所定の条件は、駐車料金、屋内または屋根の有無、駐車スペースの大きさ、前記第1予定地からの距離、駐車場の満空状態、充電機の有無のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする情報提供装置。
  5. 請求項1または2に記載の情報提供装置であって、
    駐車場の料金情報を含む駐車場情報を記憶する駐車場情報記憶手段をさらに備え、
    前記駐車場探索手段は、前記スケジュール情報から前記第1予定地での所要時間を駐車時間として算出し、前記駐車時間と前記駐車場の料金情報とに基づいて、前記探索範囲に存在する各駐車場の駐車料金を算出し、前記探索範囲内に存在する複数の駐車場の中から、算出した前記駐車場の駐車料金が最も安価な1の駐車場を選択し、
    前記提供手段は、前記駐車場探索手段により選択された前記1の駐車場の情報を、ユーザに提供することを特徴とする情報提供装置。
  6. 車両に搭載される車載装置と、前記車両のユーザが使用可能な情報端末と、前記車載装置および前記情報端末と情報の授受が可能な情報センターとから構成される情報提供システムであって、
    前記車載装置は、
    前記車両の現在位置を含む前記車両の経路情報を、前記情報センターに送信する車載送信手段と、
    前記情報センターからユーザに提供するための駐車場の情報を受信する車載受信手段と、
    前記車載受信手段により受信された前記駐車場の情報を、前記ユーザに提供する車載提供手段と、を備え、
    前記情報端末は、
    前記ユーザのスケジュール情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記ユーザのスケジュール情報を、前記情報センターに送信する端末送信手段と、を備え、
    前記情報センターは、
    前記車両の経路情報および前記ユーザのスケジュール情報を受信するセンター受信手段と、
    前記車両の経路情報に基づいて、前記車両の現在位置から前記ユーザの次の予定地である第1予定地までの移動時間を、第1移動時間として予測する第1移動時間予測手段と、
    前記第1移動時間に基づいて予測される前記第1予定地の到着予定時刻と、前記スケジュール情報から得られる前記第1予定地での予定開始時刻との差を、前記ユーザが前記第1予定地の周辺の駐車場から前記第1予定地まで移動するために使用できる第1余裕時間として算出する第1余裕時間算出手段と、
    前記ユーザが前記第1予定地から前記第1余裕時間内に移動できる範囲を探索範囲として算出し、前記探索範囲内に存在する駐車場を探索する駐車場探索手段と、
    前記駐車場探索手段により探索された前記駐車場の情報を、前記車載装置に送信するセンター送信手段と、を備えることを特徴とする情報提供システム。
  7. 請求項6に記載の情報提供システムであって、
    前記情報端末の前記端末送信手段は、前記入力手段により前記スケジュール情報が入力された場合に、入力された前記スケジュール情報を自動で前記情報センターに送信することを特徴とする情報提供システム。
  8. 請求項6または7に記載の情報提供システムであって、
    前記経路情報は交通情報をさらに含み、
    前記情報センターの前記第1移動時間予測手段は、前記経路情報に含まれる前記交通情報を加味して、前記車両の現在位置から前記ユーザの次の予定地である第1予定地までの移動時間を、第1移動時間として予測することを特徴とする情報提供システム。
  9. 請求項8に記載の情報提供システムであって、
    前記車載装置は、
    外部に設置された交通情報センターから前記交通情報を繰り返し受信する交通情報受信手段と、
    前記交通情報受信手段により受信された前記交通情報を記憶する交通情報記憶手段と、
    前記交通情報受信手段が新たな前記交通情報を受信した場合に、前記交通情報記憶手段に記憶されている前記交通情報を、前記新たに受信された交通情報で更新する更新手段と、をさらに備えることを特徴とする情報提供システム。
  10. 車両の現在位置を含む前記車両の経路情報に基づいて、前記車両の現在位置から前記ユーザの次の予定地である第1予定地までの移動時間を第1移動時間として予測し、前記第1移動時間に基づいて予測される前記第1予定地の到着予定時刻と、前記車両のユーザのスケジュール情報から得られる前記第1予定地での予定開始時刻との差を、前記ユーザが前記第1予定地の周辺の駐車場から前記第1予定地まで移動するために使用できる第1余裕時間として算出し、前記ユーザが前記第1予定地から前記第1余裕時間内に移動できる範囲内に存在する駐車場の情報を、前記ユーザに提供することを特徴とする情報提供方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018059721A (ja) * 2016-09-30 2018-04-12 本田技研工業株式会社 駐車位置探索方法、駐車位置探索装置、駐車位置探索プログラム及び移動体
KR101929294B1 (ko) * 2016-11-09 2018-12-17 엘지전자 주식회사 자동주차 보조장치 및 이를 포함하는 차량

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