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JP2014225807A - 通信装置、通信システム、及び通信方法 - Google Patents

通信装置、通信システム、及び通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 低遅延でパケットを再送する通信装置、通信システム、及び通信方法を提供する。【解決手段】 通信装置は、フレーム内に複数の第1領域及び複数の第2領域を割り当て、前記複数の第1領域にパケットの一部をそれぞれ収容するフレーム処理部と、前記フレームを送信する送信部と、前記パケットの再送要求を受信する受信部とを有し、前記フレーム処理部は、前記受信部により受信された前記再送要求に応じて、前記複数の第2領域の少なくとも1つに再送パケットを収容する。【選択図】図4

Description

本件は、通信装置、通信システム、及び通信方法に関する。
通信需要の増加に伴い、高速光伝送方式が標準化されている。例えば、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication
Standardization Sector(国際電気通信連合))勧告G.709は、約1.25〜100(Gbps)の光伝送ネットワーク(OTN:Optical Transport Network)の技術を規定する。
OTNなどの基幹系ネットワークに接続される伝送装置は、装置内通信の通信品質に関して、伝送速度が低いアクセス系ネットワークの伝送装置より厳しい要求がなされる。装置内通信は、例えば、伝送路ごとの通信処理カード(インターフェースカード)同士を接続するバックボードを介して行われる。バックボードには、主信号を伝送するための電気配線、光導波路、または光ファイバなどが設けられる。
このバックボードは、例えば、伝送装置の筐体であるラックの背面側に設けられるので、装置内の電子部品などから生ずる様々なノイズや熱などから影響を受けやすい。このため、バックボードに伝送される主信号は、通信品質が劣化しやすいという問題がある。
この問題の解決策として、IEEE(the
Institute of Electrical and Electronics Engineers Inc.)が提唱するように、十分な誤り訂正能力を発揮するFEC(Forward
Error Correction)などの誤り訂正符号を主信号に付与することが考えられる。また、IP(Internet Protocol)のように、主信号を複数のパケットに分割して送信し、誤りが生じたパケットを再送することも考えられる。
パケットの再送手法に関し、例えば特許文献1には、パケットにシーケンス番号を付与することにより、再送するパケットを検出する点が記載されている。また、特許文献2には、信号送信中に起こるエラーの検出に必要な付加的オーバーヘッドを、信号に含める点が記載されている。
国際公開第01/99355号 特開2000−341233号公報
しかし、FECなどの誤り訂正手段を用いる場合、その訂正能力に応じたデータ量の訂正符号が必要となるため、主信号の遅延時間が増加するという問題が生ずる。また、インターリーブを用いてバーストエラー耐性を増加させると、実装するバッファ量が増加するため、やはり主信号の遅延時間が増加する。したがって、装置内通信において、エラーフリーを実現することは困難である。
そこで、主信号を複数のパケットに分割して送信し、誤りが生じたパケットを再送することにより、誤りに対処することが考えられる。しかし、再送処理は、通常のパケット送信処理の合間に実行されるので、再送要求、または再送パケットは、送信中の他のパケットが存在する場合、該パケットの送信が完了するまで待機させられ、結局、再送パケットが遅延するという問題が生ずる。なお、このような問題は、装置内通信に限られず、通信装置間の通信においても生じ得る。
そこで本件は上記の課題に鑑みてなされたものであり、低遅延でパケットを再送する通信装置、通信システム、及び通信方法を提供することを目的とする。
本明細書に記載の通信装置は、フレーム内に複数の第1領域及び複数の第2領域を割り当て、前記複数の第1領域にパケットの一部をそれぞれ収容するフレーム処理部と、前記フレームを送信する送信部と、前記パケットの再送要求を受信する受信部とを有し、前記フレーム処理部は、前記受信部により受信された前記再送要求に応じて、前記複数の第2領域の少なくとも1つに再送パケットを収容する。
本明細書に記載の通信装置は、フレーム内に複数の第3領域及び複数の第4領域を割り当て、前記複数の第3領域にパケットの一部をそれぞれ収容するフレーム処理部と、前記フレームを送信する送信部と、他装置からフレームを受信する受信部と、前記受信部により受信されたフレームに収容されたパケットの誤りを検出する検出部とを有し、前記フレーム処理部は、前記検出部によりパケットの誤りが検出されたとき、前記複数の第4領域の少なくとも1つに該パケットの再送要求を収容する。
本明細書に記載の通信システムは、第1通信装置及び第2通信装置を有し、前記第1通信装置は、第1フレーム内に複数の第1領域及び複数の第2領域を割り当て、前記複数の第1領域にパケットの一部をそれぞれ収容する第1フレーム処理部と、前記第1フレームを前記第2通信装置に送信する第1送信部と、前記第2通信装置から前記パケットの再送要求を受信する第1受信部とを有し、前記第1フレーム処理部は、前記第1受信部により受信された前記再送要求に応じて、前記複数の第2領域の少なくとも1つに再送パケットを収容し、前記第2通信装置は、前記第1通信装置から前記第1フレームを受信する第2受信部と、前記第2受信部が受信した前記第1フレームの前記複数の第1領域に収容されたパケットの誤りを検出する検出部と、第2フレーム内に複数の第3領域及び複数の第4領域を割り当て、前記複数の第3領域にパケットの一部をそれぞれ収容する第2フレーム処理部と、前記第2フレームを前記第1通信装置に送信する第2送信部とを有し、前記第2フレーム処理部は、前記検出部によりパケットの誤りが検出されたとき、前記複数の第4領域の少なくとも1つに該パケットの前記再送要求を収容する。
本明細書に記載の通信方法は、フレーム内に複数の第1領域及び複数の第2領域を割り当て、前記複数の第1領域にパケットの一部をそれぞれ収容して、前記フレームを送信し、
前記パケットの再送要求に応じて、前記複数の第2領域の少なくとも1つに再送パケットを収容する方法である。
本明細書に記載の通信装置、通信システム、及び通信方法は、低遅延でパケットを再送するという効果を奏する。
伝送装置の一例を示す構成図である。 比較例に係る通信装置の構成図である。 比較例におけるパケットの送信処理及び受信処理のタイミングの一例を示すタイムチャートである。 フレームの一例を示す構成図である。 (a)再送要求、及び(b)再送パケットの一例を示す構成図である。 実施例に係る通信装置の構成図である。 フレームの送信処理のフローチャートである。 有効データ数の制御処理のフローチャートである。 フレームの送信処理の一例を示すタイムチャートである。 データ領域及びスタッフ領域の各帯域の変化の一例を示すグラフである。 フレームの送信処理の他例を示すタイムチャートである。 実施例におけるパケットの送信処理及び受信処理のタイミングの一例を示すタイムチャートである。
図1は、伝送装置の一例を示す構成図である。伝送装置は、例えば、ITU−T勧告G.709に基づいて、一定の通信レートで連続的なデータ信号を伝送する。なお、データ信号の形態は、OTNフレームに限定されず、イーサネット(登録商標)フレームやSONET(Synchronous Optical NETwork)フレームであってもよい。
伝送装置は、複数のインターフェースカード(通信装置)1と、バックボード2と、スイッチカード3とを有する。複数のインターフェースカード1は、複数の伝送路#1〜#nにそれぞれ接続され、伝送路#1〜#nからのデータ信号の受信処理、及び、伝送路#1〜#nに送信するデータ信号の送信処理を行う。
複数のインターフェースカード1は、スイッチカード3を介して相互に接続されている。インターフェースカード1は、伝送路#1〜#nから受信したデータ信号をパケットに変換して、スイッチカード3に出力する。このとき、インターフェースカード1は、パケットの宛先を示す宛先情報を、パケットに付与する。スイッチカード3は、パケットを、宛先となるインターフェースカード1に出力する。なお、スイッチカード3は、冗長構成を実現するように、現用系及び予備系の2枚が設けられてもよい。
インターフェースカード1は、スイッチカード3から入力されたパケットを、データ信号に復元して、伝送路#1〜#nに送信する。このように、インターフェースカード1は、スイッチカード3を介してパケット通信を行う(矢印参照)。
複数のインターフェースカード1及びスイッチカード3は、バックボード2に設けられた配線を介して通信可能に接続されている。配線は、パケット通信の伝送路として機能し、例えば、電気配線、光導波路、または光ファイバである。
バックボード2は、例えば、伝送装置の筐体であるラックの背面側に設けられ、複数のインターフェースカード1及びスイッチカード3は、バックボード2の前方に、並列に配置された複数のスロットにそれぞれ収容される。複数のインターフェースカード1及びスイッチカード3は、電気コネクタまたは光コネクタを介して、バックボード2の配線に接続される。
バックボード2は、複数のインターフェースカード1及びスイッチカード3などから生ずるノイズや熱などから影響を受けやすい。このため、バックボード2に伝送されるパケットは、通信品質が劣化しやすい。
パケットの誤りを訂正するために、十分な訂正能力を有する誤り訂正符号を用いると、その訂正能力に応じたデータ量の訂正符号が必要となるため、パケットの遅延時間が増加する。そこで、インターフェースカード1には、誤りが生じたパケットを再送する手段が設けられている。
図2は、比較例に係る通信装置の構成図である。より具体的には、図2には、上記のインターフェースカード1の比較例の構成が示されている。
図2には、第1インターフェースカード9a及び第2インターフェースカード9bが示されている。以下の説明では、第1インターフェースカード9aが第2インターフェースカード9bに送信したパケットに誤りが検出され、第2インターフェースカード9bが第1インターフェースカード9aに再送要求を送信することを前提とする。
第1インターフェースカード9aは、バッファ91,92と、セレクタ93と、再送制御部94とを有する。第2インターフェースカード9bは、再送制御部95と、セレクタ96と、バッファ97,98とを有する。なお、第1インターフェースカード9a及び第2インターフェースカード9bは、異なる構成が示されているが、同一構成であってもよい。
第1インターフェースカード9aは、伝送路#1〜#nから受信したデータ信号Dabをパケット900に変換して、バッファ91に一時的に蓄積した後、セレクタ93を介して第2インターフェースカード9bに送信する。また、パケット900は、パケット再送用のバッファ92にも蓄積される。セレクタ93は、パケット900の再送処理が発生していないとき、2つのバッファ91,92のうち、バッファ91に接続されている。
第2インターフェースカード9bは、伝送路#1〜#nから受信したデータ信号Dbaをパケット901に変換して、バッファ98に一時的に蓄積した後、セレクタ96を介して第1インターフェースカード9aに送信する。セレクタ96は、パケット900の再送要求処理が発生していないとき、バッファ98及び再送制御部95のうち、バッファ98に接続されている。
第2インターフェースカード9bは、第1インターフェースカード9aから受信したパケット900をバッファ97に一定時間蓄積した後、データ信号Dabに復元して伝送路#1〜#nに送信する。バッファ97は、パケット900の再送処理が発生した場合でもデータ信号Dabの復元処理が正常に行われるように、パケット900を、少なくとも再送信時間の分だけ蓄積することにより遅延させる。
また、再送制御部95は、受信したパケット900の誤りを検出した場合、セレクタ96の接続先をバッファ98から再送制御部95に切り替える。再送制御部95は、再送要求REQを含むパケットを生成して、セレクタ96を介し、第1インターフェースカード9aに送信する。再送制御部95は、再送要求REQの送信処理が終了すると、セレクタ96の接続先を再送制御部95からバッファ98に切り替える。
第1インターフェースカード9aは、第2インターフェースカード9bから受信したパケット901を、データ信号Dbaに復元して伝送路#1〜#nに送信する。また、再送制御部94は、受信したパケット901から再送要求REQを検出した場合、セレクタ93の接続先をバッファ91から再送用のバッファ92に切り替える。
これにより、再送用のバッファ92に蓄積されていたパケット900のうち、再送要求REQされたパケット(以下、「再送パケット」と表記)が、セレクタ93を介して第2インターフェースカード9bに再送される。再送パケットは、第2インターフェースカード9bのバッファ97に蓄積され、蓄積されていた他のパケットとともにデータ信号Dabに復元される。
また、再送処理の間、バッファ91には、後続のパケット900が順次に蓄積される。再送制御部94は、再送処理が終了すると、セレクタ93の接続先を、再送用のバッファ92からバッファ91に戻す。これにより、再送処理中に送信できなかったパケット900が、バッファ91から出力され、第2インターフェースカード9bに送信される。
図3は、比較例におけるパケットの送信処理及び受信処理のタイミングの一例を示すタイムチャートである。図3において、第1インターフェースカード9aが送信したパケットは、送信順に従い、「PKT−A1」〜「PKT−A5」と表記される。また、第2インターフェースカード9bが送信したパケットは、送信順に従い、「PKT−B1」〜「PKT−B5」と表記される。
図3は、第1インターフェースカード9aが送信したパケットPKT−A2の誤りが、第2インターフェースカード9bにより検出され、第1インターフェースカード9aが、再送要求REQに応じて、パケットPKT−A2を再送する場合のタイミングを示す。図3には、紙面上部から、第1インターフェースカード9aの送信処理及び受信処理と、第2インターフェースカード9bの送信処理、受信処理、及び復元処理の各タイミングが示されている。
時刻t1において、第2インターフェースカード9bは、第1インターフェースカード9aが送信したパケットPKT−A2の誤りを検出する。第2インターフェースカード9bは、時刻t1において、パケットPKT−B3を送信中であるため、該送信の完了後、パケットPKT−A2の再送要求REQを送信する。したがって、再送要求REQは、パケットPKT−B3の送信が完了するまで待機させられることにより送信が遅延し、時刻t1+αにおいて送信される。
再送要求REQは、パケットPKT−B3及びパケットPKT−B4の間隔Gに挿入されて送信される。インターフェースカード9a,9b間の通信レートは、パケットの再送信に用いられる帯域を見込んで、データ信号Dab,Dbaの通信レートより高くなるように設定されている。このため、パケット間には、パケットの再送信に用いられる帯域分に相当する間隔Gが設けられる。
時刻t2において、第1インターフェースカード9aは、再送要求REQを受信する。第1インターフェースカード9aは、時刻t2において、パケットPKT−A4を送信中であるため、該送信の完了後、再送パケットPKT−A2を送信する。したがって、再送パケットPKT−A2は、パケットPKT−A4の送信が完了するまで待機させられることにより送信が遅延し、時刻t2+αにおいて送信される。このとき、パケットの間隔Gは、パケットPKT−A2の再送中にバッファ91に蓄積されたパケットが、遅滞することなく送信されるように狭められる。
時刻t3において、第2インターフェースカード9bは、第1インターフェースカード9aが送信した再送パケットPKT−A2を受信する。第2インターフェースカード9bは、再送パケットPKT−A2を、先に受信したパケットPKT−A1とともに、データ信号Dabに復元する。
上述したように、第2インターフェースカード9bは、受信したパケットPKT−A1を、バッファ97に一定時間Td0だけ蓄積する。ここで、時間Td0は、予め、第1インターフェースカード9aからのパケットの再送にかかる時間を見込んで設定されるので、パケットPKT−A2の再送による遅延時間Tdより大きい。
したがって、第2インターフェースカード9bは、パケットPKT−A1,PKT−A2からデータ信号Dabを正常に復元できる。すなわち、誤りがないパケットを、見積もられた再送時間だけ待機させることにより、データ信号Dabが正常に復元され、伝送装置全体として一定の伝送レートでのデータ信号Dabの伝送を可能とする。
しかし、上述したように、再送要求REQは、送信中の他のパケットPKT−B3により待機させられて遅延し、再送パケットPKT−A2は、送信中の他のパケットPKT−A4により待機させられて遅延する。このため、比較例によると、バッファ97の容量が大きくなり、パケットの遅延が増加してしまう。
(実施例)
そこで、実施例では、フレーム内に複数のデータ領域及び複数のスタッフ領域を割り当て、各データ領域にパケットの一部を収容し、1以上のスタッフ領域に再送要求または再送パケットを収容してフレームを送信することで、低遅延でパケットを再送する。
図4は、フレームの一例を示す構成図である。フレームは、オーバーヘッド(OH: OverHead)と、ECC(Error Correcting Code)と、ペイロード(PLD)と、FECとを含む。
オーバーヘッドOHは、FAS(Frame
Alignment Signal)及び有効データ数Nを含む。FASは、例えば1ビットのデータであり、フレームの同期処理に用いられる。なお、個々のフレームを識別できれば、FASのデータパタンに限定はない。
有効データ数Nは、7ビットのデータであり、ペイロードPLDにマッピングされるデータ領域Dの数を示す。また、ECCは、オーバーヘッドOHの誤りを訂正するための誤り訂正符号である。
FECは、ペイロードPLDの誤りを訂正するための誤り訂正符号であり、遅延に影響しない程度のデータ量を有する。なお、FECは、フレームのデータ量を低減するために、設けられなくてもよい。
ペイロードPLDは、複数のデータ領域(第1領域、第3領域)D及び複数のスタッフ領域(第2領域、第4領域)Sが割り当てられる。データ領域Dは、パケットの一部が収容され、スタッフ領域Sは、再送要求REQ、または再送パケットが収容される。
複数のデータ領域D及び複数のスタッフ領域Sは、例えば、ITU−T勧告G.709に規定されたGMP(Generic Mapping Procedure)、つまりシグマデルタマッピング方式に基づいて割り当てられる。ペイロードPLDは、領域全体を一定のデータ単位ごとに区切って得られた複数のスロットを有する。各スロットには、スロット番号jが与えられ、スロット番号jごとに、データ領域Dまたはスタッフ領域Sが割り当てられる。
H=(j×N) mod L 式(1)
H<N 式(2)
H≧N 式(3)
各スロットの割り当て(データ領域D及びスタッフ領域Sの何れか)は、スロット番号jごとに式(1)の値Hを算出することにより決定される。式(1)において、変数Lは、ペイロードPLDが有する全スロット数(つまり、データ数)であり、変数Nは、上述した有効データ数である。なお、modは、除算の剰余を表す。
各スロットは、上記の式(2)の条件が満たされる場合、データ領域Dが割り当てられ、上記の式(3)の条件が満たされる場合、スタッフ領域Sが割り当てられる。例えば、全スロット数L=126とし、有効データ数N=100とした場合、スロット番号j=1について式(1)を算出すると、H=100となるので、式(3)が満たされ、スタッフ領域Sが割り当てられる。また、スロット番号j=2について式(1)を算出すると、H=74となるので、式(2)が満たされ、データ領域Dが割り当てられる。
このようにして、複数のデータ領域D及び複数のスタッフ領域Sを割り当てると、データ領域D及びスタッフ領域Sがペイロード内に分散させることが可能であるため、フレームを送信中であっても、スタッフ領域Sに再送要求REQまたは再送パケットを収容できる。また、各データ領域Dには、パケットの一部が収容されるので、再送要求REQまたは再送パケットを、送信中の他のパケットに割り込ませるように、スタッフ領域Sに収容することができる。このため、再送要求REQまたは再送パケットは、他のパケットの送信が完了するまで待機させられることなく、送信される。
図5は、(a)再送要求、及び(b)再送パケットの一例を示す構成図である。再送要求及び再送パケットは、2ビットのヘッダを有する。再送要求のヘッダの値は、01bであり、再送パケットのヘッダの値は、10bである。これにより、再送要求及び再送パケットは、区別される。なお、数値に付された「b」は、二進数であることを示す。
再送要求は、ヘッダと、要求種別と、パケット識別番号(識別番号)と、ECCとを有する。要求種別は、要求するデータの内容の種別を示す。要求種別としては、例えば、再送パケットのみのデータ、誤り訂正符号が付与された再送パケットのデータ、及び、再送パケットの誤り訂正符号のみのデータが挙げられる。なお、要求種別として、再送パケットの誤り訂正符号のみのデータが選択される場合としては、パケットの誤りが数ビット程度であり、パリティなどの誤り訂正符号により訂正可能である場合が挙げられる。以降の説明において、要求種別が上記の何れであっても、再送対象のデータを「再送パケット」と表記する。
パケット識別番号は、再送要求されたパケットに付与された識別番号である。パケット識別番号により、再送要求されるパケットが特定される。ECCは、要求種別及びパケット識別番号の誤りを訂正するための誤り訂正符号である。なお、ECCは、設けられなくてもよい。
また、再送パケットは、ヘッダと、データ長と、ECCと、パケットデータとを有する。データ長は、パケットデータのデータ量を示す。ECCは、データ長の誤りを訂正するための誤り訂正符号である。なお、ECCは、設けられなくてもよい。
パケットデータは、再送パケットのデータである。再送要求の要求種別として、誤り訂正符号が付与された再送パケットのデータが選択された場合、パケットデータには、再送パケットのデータだけでなく、その誤り訂正符号も含まれる。また、再送要求の要求種別として、誤り訂正符号のみのデータが選択された場合、パケットデータには、再送パケットのデータの誤り訂正符号だけが含まれる。再送パケットは、1つのスタッフ領域Sに収容されてもよいし、複数のスタッフ領域Sに分かれて収容されてもよい。
図6は、実施例に係る通信装置の構成図である。より具体的には、図6は、上記のインターフェースカード1の実施例の構成を示す。
図6には、第1インターフェースカード(第1通信装置)1a及び第2インターフェースカード(第2通信装置)1bを有する通信システムが示されている。なお、図6において、スイッチカード3の図示は、省略されている。
以下の説明では、第1インターフェースカード1aが第2インターフェースカード1bに送信したパケットに誤りが検出され、第2インターフェースカード1bが第1インターフェースカード1aに再送要求を送信することを前提とする。なお、図6には、第1インターフェースカード1aのみの構成が示されているが、第2インターフェースカード1bの構成は、第1インターフェースカード1aと同様である。
第1インターフェースカード1aは、データ信号受信部100と、送信側パケット処理部(生成部)110と、送信側フレーム処理部12と、送信側再送データ管理部150と、再送制御部13と、フレーム送信部(送信部)160とを有する。フレーム処理部12は、マッピング部120と、データ領域入力部121と、スタッフ領域入力部122と、有効データ数決定部123とを有する。再送制御部13は、再送要求生成部130及び有効データ数制御部131を有する。
第1インターフェースカード1aは、さらに、データ信号送信部101と、受信側パケット処理部(検出部)111と、受信側フレーム処理部14と、受信側再送データ管理部151と、バッファ16,170,171と、フレーム受信部(受信部)161とを有する。受信側フレーム処理部14は、デマッピング部140と、データ領域出力部141と、スタッフ領域出力部142とを有する。
まず、第1インターフェースカード1aにおいて、パケットの再送処理が発生していないときに、第2インターフェースカード1bにパケットを送信する処理について述べる。データ信号受信部100は、伝送路#1〜#nからデータ信号Dab(第2インターフェースカード1bではデータ信号Dba(以下同様))を受信する。
送信側パケット処理部110は、データ信号Dabを一定のレートでパケットに変換して、フレーム処理部12に出力する。パケット変換処理は、例えば、データ信号Dabを分割して、数百バイト程度の固定長のパケットにカプセル化することにより行われる。
送信側パケット処理部110は、各パケットに、個別のパケット識別番号を付与する。パケット識別番号は、例えばパケットのヘッダ部分に付与される。パケット識別番号は、例えば、数フレームが送受信される間だけ、各フレーム内のパケットの識別に用いられれば十分であるため、パケット識別番号として、例えば0〜15の数値を繰り返して用いてもよい。
また、送信側パケット処理部110は、再送処理の発生に備えて、パケットをバッファ170に蓄積する。再送処理が発生すると、送信側パケット処理部110は、フレーム処理部12へのパケットの出力レートが低下するので、パケットをバッファ170に蓄積する。
送信側パケット処理部110は、パケットをフレーム処理部12に出力するとき、送信側再送データ管理部150にも同じパケットを出力する。送信側再送データ管理部150は、再送処理に備えて、送信側パケット処理部110から入力されたパケットをバッファ16に蓄積する。
なお、後述するように、パケットの再送処理が発生したとき、送信側再送データ管理部150は、バッファ16からパケットを読み出して、フレーム処理部12に出力する。このとき、送信側再送データ管理部150は、再送制御部13の指示に含まれるパケット識別番号に基づいて、バッファ16から、再送対象のパケットを選択する。
有効データ数決定部123は、送信側パケット処理部110に入力されるデータ信号Dabの通信レートの平均値を検出し、該平均値に基づいて、上記の有効データ数Nを決定する。通信レートの平均値を検出する検出手段としては、例えば、データ信号Dabのバイト数を計数するバイトカウンタが挙げられる。
第1インターフェースカード1a及び第2インターフェースカード1b間の通信レートは、パケットの再送処理に用いられる帯域を見込んで、送信側パケット処理部110に入力されるデータ信号Dabの通信レートより高く設定される。このため、有効データ数決定部123は、パケットの再送処理が発生していない場合、フレームのペイロードPLDの全てがデータ領域Dとならないように、有効データ数Nを決定する。つまり、有効データ数Nは、パケットの再送処理に用いられる帯域が確保されるように、ペイロードPLDのスロット数Lより小さくなるように決定される。有効データ数決定部123は、決定した有効データ数Nをマッピング部120に出力する。
マッピング部120は、フレームを生成し、図4を参照して述べたマッピング手法によりフレーム内をマッピングする。つまり、マッピング部120は、フレーム内に複数のデータ領域D及び複数のスタッフ領域Sを割り当てる。
マッピング部120は、パケットの再送処理が発生していない場合、有効データ数決定部123から有効データ数Nを取得する。一方。マッピング部120は、パケットの再送処理が発生した場合、再送制御部13から有効データ数Nを取得する。マッピング部120は、取得した有効データ数N及びペイロードPLDのスロット数Lに基づいて、フレームをマッピングする。なお、ペイロードPLDのスロット数Lは、固定値として、予めマッピング部120に与えられている。
マッピング部120は、送信側パケット処理部110から、データ領域入力部121を介してパケットが入力される。マッピング部120は、複数のデータ領域Dにそれぞれパケットの一部を収容する。なお、マッピング部120は、受信側で個々のパケットが判別されるように、例えば、複数のデータ領域Dのうち、パケットの境界に相当するデータ領域Dに、デリミタのような境界部を示す情報を収容してもよい。また、マッピング部120は、各パケットの末尾にパリティビットなどの誤り検査符号を付与して、データ領域に収容してもよい。
また、マッピング部120は、再送処理が発生していない場合、複数のスタッフ領域Sに「0」のデータを収容する。この「0」のデータは、複数のスタッフ領域Sのうち、パケットの再送処理に用いられていないスタッフ領域Sをパディングするために用いられ、第2インターフェースカード1bにおいて廃棄される。
なお、後述するように、マッピング部120は、再送処理が発生している場合、送信側再送データ管理部150から、スタッフ領域入力部122を介して再送パケットが入力される。この場合、マッピング部120は、複数のスタッフ領域Sの少なくとも1つに再送パケットを収容する。
また、第2インターフェースカード1bにおいて、第1インターフェースカード1aから受信したパケットに誤りを検出した場合、マッピング部120は、再送制御部13から、スタッフ領域入力部122を介して再送要求のデータが入力される。この場合、マッピング部120は、複数のスタッフ領域Sの少なくとも1つに再送要求を収容する。
マッピング部120は、フレームをフレーム送信部160に出力する。フレーム送信部160は、マッピング部120から入力されたフレームFRMを、例えば光信号に変換して、第2インターフェースカード1bに送信する。このとき、フレーム送信部160は、データ信号Dabの通信速度より速い通信速度でフレームを送信する。これにより、インターフェースカード1a,1b間の帯域は、データ信号Dabの帯域より広く設けられ、その余剰分の帯域を、パケットの再送処理に用いることができる。
次に、第2インターフェースカード1bにおける再送要求REQの送信処理について述べる。第1インターフェースカード1aのフレーム送信部160から送信された、パケットを収容するフレームFRMは、フレーム受信部161により受信される。フレーム受信部161は、フレームFRMを、例えば電気信号に変換して、デマッピング部140に出力する。なお、フレーム受信部161は、フレームFRMに収容されたパケットの誤りを検出してもよい。
デマッピング部140は、フレームFRM内のオーバーヘッドOHを検査し、誤りを検出した場合、フレームFRM内のECCにより誤りを訂正する。また、デマッピング部140は、フレームFRM内のペイロードPLDを検査し、誤りを検出した場合、フレームFRM内のFECにより誤りを訂正する。デマッピング部140は、FECによりペイロードPLDの誤り訂正が不可能である場合、誤り訂正が不可能であることを示す情報をペイロードPLDに付与してもよい。
デマッピング部140は、オーバーヘッドOHに含まれる有効データ数Nに基づき、フレームFRMのペイロードPLDから複数のデータ領域D及び複数のスタッフ領域Sを抽出する。すなわち、デマッピング部140は、複数のデータ領域D及び複数のスタッフ領域Sをデマッピングする。
デマッピング部140は、複数のスタッフ領域Sに収容された「0」のデータを、スタッフ領域出力部142に出力する。スタッフ領域出力部142は、複数のスタッフ領域Sに収容された「0」のデータを廃棄する。
デマッピング部140は、複数のデータ領域Dにそれぞれ収容されたパケットの一部を、データ領域出力部141を介して受信側パケット処理部111に出力する。受信側パケット処理部111は、フレームに収容されたパケットを再生し、検査することにより、パケットの誤りを検出する。
受信側パケット処理部111は、検査の結果、パケットに誤りが検出されない場合、一定時間だけバッファ171に蓄積する。これにより、誤りが検出されたパケットの再送処理が発生しても、他の正常なパケットを、少なくとも再送処理の時間、待機させて、正常にデータ信号Dabを復元することができる。なお、受信側パケット処理部111は、デマッピング部140によりペイロードPLDに付与された、訂正不可能を示す情報に基づいて、パケットの誤りを検出してもよいし、パケットに付与されたパリティビットなどにより検出してもよい。
受信側パケット処理部111は、パケットに誤りが検出された場合、誤りが検出されたパケットのパケット識別番号を、再送制御部13に通知する。受信側パケット処理部111は、常時、パケット識別番号を収集し、パケット識別番号が誤っている場合、正しいパケット識別番号に訂正する。例えば、パケット識別番号として、「1」,「2」,「3」,及び「9」が連続して順次に収集された場合、最後の「9」は、数字の順序が正しくなく、明らかに誤りであるため、「4」に訂正される。また、受信側パケット処理部111は、パケットの検査結果に従って、再送要求する情報の種別(図5の「要求種別」)を再送制御部13に通知する。
再送要求生成部130は、受信側パケット処理部111から通知されたパケット識別番号及び要求種別に基づいて、図5に示される再送要求REQを生成する。再送要求生成部130は、生成した再送要求REQを、スタッフ領域入力部122を介して、マッピング部120に出力する。
マッピング部120は、再送要求REQを、処理中のフレームに割り当てられた複数のスタッフ領域Sの1つに収容する。再送要求REQの収容処理は、フレーム送信部160が当該フレームを送信中であっても、収容タイミングが確保できるスタッフ領域Sがあれば、可能である。これにより、再送要求REQは、他の送信中のパケットのために待機させられることなく、第1インターフェースカード1aに送信されるので、遅延が低減される。なお、再送要求REQは、複数のスタッフ領域Sにわたって収容されてもよい。
次に、第1インターフェースカード1aにおける再送処理について述べる。第1インターフェースカード1aのフレーム送信部160から送信された、再送要求REQを収容するフレームFRMは、フレーム受信部161により受信される。フレーム受信部161は、フレームFRMをデマッピング部140に出力する。デマッピング部140は、複数のデータ領域Dにそれぞれ収容されたパケットの一部を、データ領域出力部141を介して受信側パケット処理部111に出力する。
デマッピング部140は、複数のスタッフ領域Sに収容された再送要求REQ及び「0」のデータをスタッフ領域出力部142に出力する。スタッフ領域出力部142は、再送要求REQを、図5に示されるヘッダにより判別して、有効データ数制御部131及び送信側再送データ管理部150に出力する。なお、「0」のデータは、スタッフ領域出力部142により廃棄される。
送信側再送データ管理部150は、再送要求REQが入力されると、再送要求REQに含まれるパケット識別番号に基づいて、バッファ16から、該当するパケットを読み出す。
さらに、送信側再送データ管理部150は、再送要求REQに含まれる要求種別(図5参照)に基づいて、読み出したパケットから再送パケットを生成する。すなわち、送信側再送データ管理部150は、要求種別に応じて、再送パケットのデータ、誤り訂正符号が付与された再送パケットのデータ、及び再送パケットの誤り訂正符号のデータのうち、1つを選択して生成する。なお、上述したように、説明においては、要求種別によらず、これらのデータを「再送パケット」と統一して表記する。生成された再送パケットは、スタッフ領域入力部122を介してマッピング部120に入力される。
また、送信側再送データ管理部150は、マッピング部120によりマッピングが行われるたびに、再送パケットの未送信のデータ数Kを計数し、有効データ数制御部131に通知する。データ数Kは、再送パケットの未送信のデータ量を、ペイロードPLD内のスロット数に換算した値である。
マッピング部120は、スタッフ領域入力部122から入力された再送パケットを分割して、処理中のフレームに割り当てられた複数のスタッフ領域Sに収容する。再送パケットの収容処理は、フレーム送信部160が当該フレームを送信中であっても、収容タイミングが確保できるスタッフ領域Sがあれば、可能である。これにより、再送パケットは、他の送信中のパケットのために待機させられることなく、第2インターフェースカード1bに送信されるので、遅延が低減される。
有効データ数制御部131は、再送要求REQが入力されると、有効データ数Nを決定してマッピング部120に通知する。このとき、マッピング部120は、有効データ数決定部123により決定された有効データ数Nではなく、有効データ数制御部131が指示する有効データ数Nを用いてマッピングを行う。決定された有効データ数Nは、マッピング処理中のフレームの次にマッピングされるフレームから適用される。
有効データ数制御部131は、送信側再送データ管理部150から通知された再送パケットのデータ数Kが、フレームFRMのペイロードPLDのスロット数L以上であるとき、有効データ数Nを0にする。これにより、マッピング部120は、ペイロードPLDの全てが再送パケットの送信に使用されるように、フレーム内にスタッフ領域Sのみを割り当てる。
このように、フレーム処理部12は、再送要求REQに応じて、複数のスタッフ領域Sを拡張する。これにより、再送処理に用いられる帯域が拡張されるので、再送パケットの遅延が低減される。
一方、送信側再送データ管理部150から通知された再送パケットのデータ数Kが、フレームFRMのペイロードPLDのスロット数Lより少ないとき、有効データ数制御部131は、有効データ数N=L−Kとする。これにより、マッピング部120は、パケットの再送処理において、ペイロードPLDの余った部分が他のパケットの送信に使用されるように、フレーム内にデータ領域Dを割り当てる。これにより、未使用のスタッフ領域S、つまり「0」を収容するスタッフ領域Sが生じないので、帯域の無駄が低減される。
このように、フレーム処理部12は、再送パケットの未送信のデータ量に応じて、複数のスタッフ領域Sを割り当てる。したがって、帯域の使用効率が向上する。
パケットの再送処理が完了すると、マッピング部120は、再び、有効データ数決定部123が決定した有効データ数Nに従ってフレームFRMのマッピングを行う。このとき、有効データ数制御部131は、送信側再送データ管理部150からパケットの再送処理の完了を通知され、通知に応じて制御を停止する。
有効データ数決定部123は、送信側パケット処理部110から、バッファ170に蓄積された全パケットのデータ量が通知される。有効データ数決定部123は、バッファ170に蓄積された全パケットのデータ量が、所定の閾値Thより多いとき、有効データ数Nをペイロードのスロット数Lと同じ値に決定する。これにより、マッピング部120は、ペイロードPLDの全てがパケットの送信に使用されるように、フレーム内にデータ領域Dのみを割り当てる。
このように、フレーム処理部12は、フレーム送信部160により、再送パケットを収容するフレームFRMが送信された後、複数のデータ領域Dを拡張する。したがって、パケットの再送処理のために、バッファ170内に滞留したパケットは、広い帯域を用いて、低遅延で送信される。これにより、パケットの再送処理により生じた帯域の圧迫状態が解消される。なお、有効データ数決定部123は、バッファ170に蓄積された全パケットのデータ量が、所定の閾値Th以下であるとき、データ信号Dabの通信レートの平均値に基づいて有効データ数Nを決定する。
また、有効データ数決定部123または有効データ数制御部131により決定された有効データ数Nは、上述したように、マッピング処理中のフレームの次のフレームから適用される。したがって、有効データ数Nができるだけ早く適用されるように、フレーム長は、パケット長より短くすることが望ましい。つまり、パケットが、複数のフレームFRMに分かれて収容されるように、フレーム長を決定するとよい。
次に、第2インターフェースカード1bにおける再送パケットの受信処理について述べる。デマッピング部140は、複数のデータ領域Dに収容されたパケットの一部を、データ領域出力部141を介して受信側パケット処理部111に出力する。また、デマッピング部140は、複数のスタッフ領域Sに収容された再送パケットの一部をスタッフ領域出力部142に出力する。
スタッフ領域出力部142は、ヘッダ(図5参照)を参照することにより、再送パケットを識別する。スタッフ領域出力部142は、複数のスタッフ領域Sにそれぞれ収容された再送パケットの一部を、受信側再送データ管理部151に出力する。このとき、スタッフ領域出力部142は、再送パケットのデータ量を、データ長(図5参照)から取得し、再送パケットの全データの出力が完了するまで受信側再送データ管理部151への出力を継続する。ここで、再送パケットは、複数のフレームにわたって収容されてもよい。なお、スタッフ領域出力部142は、データ長に誤りがある場合、ECCにより誤りを訂正する。
受信側再送データ管理部151は、スタッフ領域出力部142から入力されたデータに基づいて、再送パケットを再生する。受信側再送データ管理部151は、再生した再送パケットを受信側パケット処理部111に出力する。
受信側パケット処理部111は、誤りが検出されたパケットを、再送パケットに置き換える。ここで、要求種別に応じて、再送パケットに誤り訂正符号が付与されていた場合、受信側パケット処理部111は、誤り訂正符号を用いて再送パケットの誤りを訂正する。また、再送パケットとして、誤り訂正符号のみ入力されたとき、受信側パケット処理部111は、誤り訂正符号を用いて、誤りが検出されたパケットを訂正する。
受信側パケット処理部111は、受信側再送データ管理部151から入力された再送パケット(または、誤り訂正されたパケット)、及び、バッファ171に蓄積された他のパケットとから、データ信号Dab(第1インターフェースカード1aの場合は、データ信号Dba(以下、同様))を復元する。受信側パケット処理部111は、復元したデータ信号Dabをデータ信号送信部101に出力する。
データ信号送信部101は、受信側パケット処理部111から入力されたデータ信号Dabを、伝送路#1〜#nに送信する。データ信号送信部101の通信レートは、フレーム受信部161の受信レートより低い。
次に、上述したインターフェースカード1a,1bの構成を前提として、実施例に係る通信方法について説明する。図7は、フレームの送信処理のフローチャートである。
まず、送信側パケット処理部110は、連続して入力されるデータ信号Dabからパケットを生成する(ステップSt1)。次に、マッピング部120は、フレームを生成し、フレーム内に複数のデータ領域D及び複数の第スタッフ領域Sを割り当てる(ステップSt2)。割り当て処理は、パケットの再送処理が発生していない場合、有効データ数決定部123が決定した有効データ数Nに従って行われ、パケットの再送処理が発生している場合、有効データ数制御部131が決定した有効データ数Nに従って行われる。
次に、マッピング部120は、複数のデータ領域Dにそれぞれパケットの一部を収容する(ステップSt3)。このとき、パケットは、複数のフレームに分かれて収容されると望ましい。
次に、マッピング部120は、フレーム受信部161によりパケットの再送要求REQが受信された場合(ステップSt4のYes)、複数のスタッフ領域Sにそれぞれ再送パケットの一部を収容する(ステップSt5)。
また、マッピング部120は、パケットの再送要求REQが受信されず(ステップSt4のNo)、受信側パケット処理部111がパケットの誤りを検出したとき(ステップSt6のYes)、再送要求REQをスタッフ領域Sの1つに収容する(ステップSt7)。このとき、マッピング部120は、他のスタッフ領域Sに「0」のデータを収容する(ステップSt8)。
また、上記のステップSt4,St6の各条件が満たされないとき(ステップSt4,St6のNo)、マッピング部120は、複数のスタッフ領域Sにそれぞれ「0」のデータを収容する(ステップSt9)。そして、フレーム送信部160は、フレームを送信する(ステップSt10)。このようにして、フレームの送信処理は行われる。
また、図8は、有効データ数Nの制御処理のフローチャートである。再送処理中の場合(ステップSt21のYes)、有効データ数制御部131は、再送パケットの未送信のデータ数K及びペイロードPLDのスロット数Lを比較する(ステップSt22)。有効データ数制御部131は、比較の結果、再送パケットの未送信のデータ数Kが、ペイロードPLDのスロット数L以上である場合(ステップSt22のYes)、有効データ数N=0に決定する(ステップSt23)。これにより、再送パケットの送信に使用される帯域が拡張され、再送パケットの遅延が低減される。
一方、再送パケットの未送信のデータ数Kが、ペイロードPLDのスロット数Lより小さい場合(ステップSt22のNo)、有効データ数制御部131は、有効データ数N=L−Kに決定する(ステップSt24)。これにより、再送パケットの送信に使用される帯域以外の余剰帯域を、他のパケットの送信に使用されるので、帯域の使用効率が向上する。
また、再送処理中ではない場合(ステップSt21のNo)、有効データ数決定部123は、バッファ170のデータ量及び所定の閾値Thを比較する(ステップSt25)。有効データ数決定部123は、バッファ170のデータ量が所定の閾値Thより多い場合(ステップSt25のYes)、有効データ数N=Lに決定する(ステップSt26)。これにより、パケットの送信に使用される帯域が拡張されるので、パケットの再送処理のために、バッファ170に滞留したパケットは、低遅延で送信される。
一方、バッファ170のデータ量が所定の閾値Th以下である場合(ステップSt25のNo)、有効データ数決定部123は、送信側パケット処理部110に入力されるデータ信号Dabの通信レートの平均値に基づき、有効データ数Nを決定する(ステップSt27)。このようにして、有効データ数Nの制御処理は行われる。
図9は、フレームの送信処理の一例を示すタイムチャートである。図9は、フレーム#i〜#i+3が順次に送信される様子を表す。図9において、「H」は、図4に示されたオーバーヘッドOHを表し、「E」は、図4に示されたECCを表す。また、「D」は、データ領域Dを表し、「S」は、スタッフ領域Sを表す。
第1インターフェースカード1aは、再送要求REQを受信すると、フレーム#iの各データ領域Dにパケットの一部を収容するとともに、各スタッフ領域Sに再送パケットの一部を収容して、フレーム#iを送信する。
第1インターフェースカード1aは、次のフレーム#i+1を時刻tに送信する。このとき、再送パケットの未送信のデータ数Kが、ペイロードPLDのスロット数Lと同じであると仮定すると、有効データ数制御部131は、有効データ数N=0に決定する。
有効データ数N=0は、フレーム#i+1に適用され、そのペイロードPLDの全てにスタッフ領域Sが割り当てられる。このため、フレーム#i+1の送信期間において、第1インターフェースカード1aは、パケットの送信を停止し、ペイロードPLDの全体を用いて、再送パケットを連続して送信する。
第1インターフェースカード1aは、次のフレーム#i+2を時刻ti+1に送信する。このとき、再送パケットの送信が完了し、バッファ170には、閾値Thを超えるデータ量のパケットが蓄積されていると仮定すると、有効データ数決定部123は、有効データ数N=Lに決定する。
有効データ数N=Lは、フレーム#i+2に適用され、そのペイロードPLDの全てにデータ領域Dが割り当てられる。このため、フレーム#i+2の送信期間において、第1インターフェースカード1aは、パケットの送信を再開し、ペイロードPLDの全体を用いて、パケットを送信する。これにより、再送処理のためにバッファ170に滞留していたパケットが送信され、帯域の圧迫状態が解消される。
第1インターフェースカード1aは、次のフレーム#i+3を時刻ti+2に送信する。このとき、バッファ170には、閾値Th以下のデータ量のパケットが蓄積されていると仮定すると、有効データ数決定部123は、有効データ数Nを、データ信号Dabの通信レートの平均値に基づいて決定する。
データ信号Dabの通信レートの平均値に基づいて決定された有効データ数Nは、フレーム#i+3に適用される。このため、第1インターフェースカード1aは、フレーム#iの各データ領域Dにパケットの一部を収容するとともに、各スタッフ領域Sに「0」のデータを収容して、フレーム#i+3を送信する。
このように、第1インターフェースカード1aは、状態に応じて、フレーム内に割り当てるデータ領域Dの数及びスタッフ領域Sの数を変更する。つまり、データ領域Dに収容されるデータの帯域及びスタッフ領域Sに収容されるデータの帯域は、動的に変化する。
図10は、データ領域D及びスタッフ領域Sの各帯域Bd,Bsの変化の一例を示すグラフである。図10の内容は、図9に示された送信処理の例に従う。
図10において、縦軸は、帯域Bd,Bsの帯域幅を示し、横軸は、時刻を示す。また、帯域BW1は、インターフェースカード1a,1b間のパケット通信の全帯域に等しく、帯域BW2(<BW1)は、送信側パケット処理部110に入力されるデータ信号Dab(Dba)の帯域に等しい。
時刻t〜tにおいて、有効データ数Nは、データ信号Dabの通信レートの平均値に従って決定されるので、データ領域Dの帯域Bdは、帯域BW1となり、スタッフ領域Sの帯域Bsは、余剰帯域BW1−BW2となる。このため、第1インターフェースカード1aは、再送パケットを狭帯域でしか送信できない。
時刻t〜ti+1において、有効データ数N=0となるので、データ領域Dの帯域Bdは0となり、スタッフ領域Sの帯域Bsは帯域BW1となる。このため、第1インターフェースカード1aは、再送パケットを広帯域で送信できる。
時刻ti+1〜ti+2において、有効データ数Nは、ペイロードPLDのスロット数Lとなるので、データ領域Dの帯域Bdは、帯域BW1となり、スタッフ領域Sの帯域Bsは、0となる。このため、第1インターフェースカード1aは、パケットを広帯域で送信できる。
その後、時刻ti+2〜ti+3において、有効データ数Nは、再び、データ信号Dabの通信レートの平均値に従って決定されるので、データ領域Dの帯域Bdは、帯域BW1となり、スタッフ領域Sの帯域Bsは、余剰帯域BW1−BW2となる。こrにより、帯域は、通常の状態に戻る。
このように、データ領域D及びスタッフ領域Sの各帯域Bd,Bsを動的に制御することによって、パケット及び再送パケットを低遅延で送信できるだけでなく、帯域の使用効率が高まる。
また、図11は、フレームの送信処理の他例を示すタイムチャートである。図11に示される例は、図10に示される例と比較すると理解されるように、フレーム#i+1に収容される再送パケットのデータ数Kが、ペイロードPLDのスロット数Lより小さく、有効データ数N=L−Kに決定された場合を示す。
この場合、フレーム#i+1のペイロードPLDの余剰部分Rに、データ領域Dが割り当てられ、パケットの送信に用いられる。このため、帯域の無駄を省き、帯域の使用効率が向上する。
次に、これまで述べた実施例の効果を、より具体的に説明する。図12は、実施例におけるパケットの送信処理及び受信処理のタイミングの一例を示すタイムチャートである。
図12において、第1インターフェースカード1aが送信したパケットは、送信順に従い、「PKT−A1」〜「PKT−A5」と表記される。また、第2インターフェースカード1bが送信したパケットは、送信順に従い、「PKT−B1」〜「PKT−B4」と表記される。
図12は、第1インターフェースカード1aが送信したパケットPKT−A2の誤りが、第2インターフェースカード1bにより検出され、第1インターフェースカード1aが、再送要求REQに応じて、パケットPKT−A2を再送する場合のタイミングを示す。図12には、紙面上部から、第1インターフェースカード1aの送信処理及び受信処理と、第2インターフェースカード1bの送信処理、受信処理、及び復元処理の各タイミングが示されている。ここで、各送信処理及び各受信処理は、データ領域Dと、スタッフ領域Sとのデータの内容(PKT−A1など)が示されている。なお、「0」と記載されたスタッフ領域Sの内容は、「0」のデータであることを表す。
時刻t1において、第2インターフェースカード1bは、第1インターフェースカード1aが送信したパケットPKT−A2の誤りを検出する。第2インターフェースカード1bは、時刻t1において、パケットPKT−B3を送信中であるが、パケットPKT−B3が収容されたフレームの複数のスタッフ領域Sのうち、誤り検出の時刻t1に最も近いスタッフ領域Sに再送要求REQを収容する。
このため、再送要求REQは、図3に示された比較例とは異なり、パケットPKT−B3の送信が完了するまで待機させられることがなく、送信される。したがって、再送要求REQは、低遅延で第1インターフェースカード1aに送信される。
時刻t2において、第1インターフェースカード1aは、再送要求REQを受信する。第1インターフェースカード1aは、時刻t2において、パケットPKT−A3を送信中であるが、パケットPKT−A3が収容されたフレームの複数のスタッフ領域Sのうち、受信時刻t2に最も近いスタッフ領域Sに再送パケットPKT−A2の一部を収容する。さらに、第1インターフェースカード1aは、次のフレームに、スタッフ領域Sのみを割り当て(つまり、スタッフ領域を拡張し)、各スタッフ領域Sに再送パケットPKT−A2の残りの部分を収容する。
このため、再送パケットPKT−A2は、図3に示された比較例とは異なり、パケットPKT−A3の送信が完了するまで待機させられることがなく、送信される。したがって、再送パケットPKT−A2は、低遅延で第2インターフェースカード1bに送信される。
時刻t3において、第2インターフェースカード1bは、再送パケットPKT−A2を受信する。その後、第1インターフェースカード1aは、パケットの再送処理によりバッファ170に滞留したパケットを送信するため、フレーム内のデータ領域Dを拡張する。これにより、パケットPKT−A4,PKT−A5が低遅延で第2インターフェースカード1bに送信され、帯域の圧迫状態が解消される。
上述したように、第2インターフェースカード1bは、受信したパケットPKT−A1を、バッファ171に一定時間Td0だけ蓄積する。ここで、時間Td0は、予め、第1インターフェースカード1aからのパケットの再送にかかる時間を見込んで設定されるので、パケットPKT−A2の再送による遅延時間Tdより大きい。
図3及び図12の各時間Td0,Tdを比較すれば理解されるように、本実施例によれば、比較例より2パケット分程度の時間を削減することが可能である。このため、バッファ171の容量も低減される。なお、これまで、伝送装置内におけるインターフェースカード1a,1b間の通信を例に挙げて説明したが、上述した内容は、このような装置内通信に限られず、互いに独立した通信装置同士の通信にも適用されることは言うまでもない。
これまで述べたように、実施例に係る通信装置(インターフェースカード)1aは、フレーム処理部12と、フレームを送信するフレーム送信部160と、パケットの再送要求REQを受信するフレーム受信部161とを有する。フレーム処理部12は、フレーム内に複数のデータ領域D及び複数のスタッフ領域Sを割り当て、複数のデータ領域Dにパケットの一部をそれぞれ収容する。フレーム処理部12は、フレーム受信部161により受信された再送要求REQに応じて、複数のスタッフ領域Sの少なくとも1つに再送パケットを収容する。
上記構成によると、フレーム処理部12が、フレーム内に複数のデータ領域D及び複数のスタッフ領域Sを割り当てるので、データ領域D及びスタッフ領域Sをフレーム内に分散させて設けることができる。このため、フレームを送信中であっても、スタッフ領域Sに再送パケットを収容できる。
また、各データ領域Dにはパケットの一部が収容されるので、再送パケットを、送信中の他のパケットに割り込ませるように、スタッフ領域Sに収容することができる。このため、再送パケットは、他のパケットの送信が完了するまで待機させられることなく、送信される。したがって、実施例に係る通信装置は、低遅延でパケットを再送することができる。
また、他の実施例に係る通信装置(インターフェースカード)1bは、フレーム処理部12と、フレームを送信するフレーム送信部160と、他装置からフレームを受信するフレーム受信部161とを有する。通信装置1bは、さらに、フレーム受信部161により受信されたフレームに収容されたパケットの誤りを検出するパケット処理部111を有する。
フレーム処理部12は、フレーム内に複数のデータ領域D及び複数のスタッフ領域Sを割り当て、複数のデータ領域Dにパケットの一部をそれぞれ収容する。フレーム処理部12は、受信側パケット処理部111によりパケットの誤りが検出されたとき、複数のスタッフ領域Sの少なくとも1つに該パケットの再送要求REQを収容する。
上記構成によると、フレーム処理部12が、フレーム内に複数のデータ領域D及び複数のスタッフ領域Sを割り当てるので、データ領域D及びスタッフ領域Sをフレーム内に分散させて設けることができる。このため、フレームを送信中であっても、スタッフ領域Sに再送要求REQを収容できる。
また、各データ領域Dにはパケットの一部が収容されるので、再送要求REQを、送信中の他のパケットに割り込ませるように、スタッフ領域Sに収容することができる。このため、再送要求REQは、他のパケットの送信が完了するまで待機させられることなく、送信される。したがって、他の実施例に係る通信装置は、低遅延でパケットを再送することができる。
また、実施例に係る通信システムは、第1通信装置1a及び第2通信装置1bを有する。通信装置1aは、フレーム処理部12と、フレーム送信部160と、フレーム受信部161とを有する。
フレーム処理部12は、フレーム内に複数のデータ領域D及び複数のスタッフ領域Sを割り当て、複数のデータ領域Dにパケットの一部をそれぞれ収容する。フレーム送信部160は、フレームを第2通信装置1bに送信する。フレーム受信部161は、第2通信装置1bからパケットの再送要求を受信する。フレーム処理部12は、フレーム受信部161により受信された再送要求REQに応じて、複数のスタッフ領域Sの少なくとも1つに再送パケットを収容する。
通信装置1bは、フレーム受信部161と、受信側パケット処理部111と、フレーム処理部12と、フレーム送信部160とを有する。フレーム受信部161は、第1通信装置1aからフレームを受信する。受信側パケット処理部111は、フレーム受信部161が受信したフレームの複数のデータ領域Dに収容されたパケットの誤りを検出する。
フレーム処理部12は、フレーム内に複数のデータ領域D及び複数のスタッフ領域Sを割り当て、複数のスタッフ領域Sにパケットの一部をそれぞれ収容する。フレーム送信部160は、フレームを第1通信装置1aに送信する。フレーム処理部12は、受信側パケット処理部111によりパケットの誤りが検出されたとき、複数のスタッフ領域Sの少なくとも1つに該パケットの再送要求REQを収容する。
実施例に係る通信システムは、実施例に係る通信装置1a,1bと同様の構成を有するので、上述した内容と同様の作用効果を奏する。
また、実施例に係る通信方法は、以下の工程(1),(2)を有する。
(1)フレーム内に複数のデータ領域D及び複数のスタッフ領域Sを割り当て、複数のデータ領域Dにパケットの一部をそれぞれ収容して、フレームを送信する。
(2)パケットの再送要求に応じて、複数のスタッフ領域の少なくとも1つに再送パケットを収容する。
実施例に係る通信方法は、実施例に係る通信装置1aと同様の構成を有するので、上述した内容と同様の作用効果を奏する。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) フレーム内に複数の第1領域及び複数の第2領域を割り当て、前記複数の第1領域にパケットの一部をそれぞれ収容するフレーム処理部と、
前記フレームを送信する送信部と、
前記パケットの再送要求を受信する受信部とを有し、
前記フレーム処理部は、前記受信部により受信された前記再送要求に応じて、前記複数の第2領域の少なくとも1つに再送パケットを収容することを特徴とする通信装置。
(付記2) 前記フレーム処理部は、前記再送要求に応じて、前記複数の第2領域を拡張することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3) 前記フレーム処理部は、前記再送パケットの未送信のデータ量に応じて、前記複数の第2領域を割り当てることを特徴とする付記2に記載の通信装置。
(付記4) 前記フレーム処理部は、前記送信部により、前記再送パケットを収容する前記フレームが送信された後、前記複数の第1領域を拡張することを特徴とする付記1乃至3の何れかに記載の通信装置。
(付記5) 前記パケットは、複数の前記フレームに分かれて収容されることを特徴とする付記2乃至4の何れかに記載の通信装置。
(付記6) 前記フレーム処理部は、前記複数の第2領域の少なくとも1つに、前記再送パケット、及び、前記再送パケットの誤りを訂正するための訂正符号を収容することを特徴とする付記1乃至5の何れかに記載の通信装置。
(付記7) 前記パケットの各々は、個別の識別番号が付与され、
前記再送要求は、前記識別番号を含み、
前記フレーム処理部は、前記再送要求に含まれる前記識別番号に応じた前記再送パケットを、前記複数の第2領域の少なくとも1つに収容することを特徴とする付記1乃至6の何れかに記載の通信装置。
(付記8) 連続して入力されるデータ信号から前記パケットを生成する生成部を、さらに有し、
前記送信部は、前記データ信号の通信速度より速い通信速度で前記フレームを送信することを特徴とする付記1乃至7の何れかに記載の通信装置。
(付記9) フレーム内に複数の第3領域及び複数の第4領域を割り当て、前記複数の第3領域にパケットの一部をそれぞれ収容するフレーム処理部と、
前記フレームを送信する送信部と、
他装置からフレームを受信する受信部と、
前記受信部により受信されたフレームに収容されたパケットの誤りを検出する検出部とを有し、
前記フレーム処理部は、前記検出部によりパケットの誤りが検出されたとき、前記複数の第4領域の少なくとも1つに該パケットの再送要求を収容することを特徴とする通信装置。
(付記10) 第1通信装置及び第2通信装置を有し、
前記第1通信装置は、
第1フレーム内に複数の第1領域及び複数の第2領域を割り当て、前記複数の第1領域にパケットの一部をそれぞれ収容する第1フレーム処理部と、
前記第1フレームを前記第2通信装置に送信する第1送信部と、
前記第2通信装置から前記パケットの再送要求を受信する第1受信部とを有し、
前記第1フレーム処理部は、前記第1受信部により受信された前記再送要求に応じて、前記複数の第2領域の少なくとも1つに再送パケットを収容し、
前記第2通信装置は、
前記第1通信装置から前記第1フレームを受信する第2受信部と、
前記第2受信部が受信した前記第1フレームの前記複数の第1領域に収容されたパケットの誤りを検出する検出部と、
第2フレーム内に複数の第3領域及び複数の第4領域を割り当て、前記複数の第3領域にパケットの一部をそれぞれ収容する第2フレーム処理部と、
前記第2フレームを前記第1通信装置に送信する第2送信部とを有し、
前記第2フレーム処理部は、前記検出部によりパケットの誤りが検出されたとき、前記複数の第4領域の少なくとも1つに該パケットの前記再送要求を収容することを特徴とする通信システム。
(付記11) フレーム内に複数の第1領域及び複数の第2領域を割り当て、前記複数の第1領域にパケットの一部をそれぞれ収容して、前記フレームを送信し、
前記パケットの再送要求に応じて、前記複数の第2領域の少なくとも1つに再送パケットを収容することを特徴とする通信方法。
(付記12) 前記再送要求に応じて、前記複数の第2領域を拡張することを特徴とする付記11に記載の通信方法。
(付記13) 前記再送パケットの未送信のデータ量に応じて、前記複数の第2領域を割り当てることを特徴とする付記12に記載の通信方法。
(付記14) 前記再送パケットを収容する前記フレームが送信された後、前記複数の第1領域を拡張することを特徴とする付記11乃至13の何れかに記載の通信方法。
(付記15) 前記パケットは、複数の前記フレームに分かれて収容されることを特徴とする付記11乃至14の何れかに記載の通信方法。
(付記16) 前記複数の第2領域の少なくとも1つに、前記再送パケット、及び、前記再送パケットの誤りを訂正するための訂正符号を収容することを特徴とする付記11乃至15の何れかに記載の通信方法。
(付記17) 前記パケットの各々は、個別の識別番号が付与され、
前記再送要求は、前記識別番号を含み、
前記再送要求に含まれる前記識別番号に応じた前記再送パケットを、前記複数の第2領域の少なくとも1つに収容することを特徴とする付記11乃至16の何れかに記載の通信方法。
(付記18) 連続して入力されるデータ信号から前記パケットを生成し、
前記データ信号の通信速度より速い通信速度で前記フレームを送信することを特徴とする付記11乃至17の何れかに記載の通信方法。
(付記19) フレーム内に複数の第3領域及び複数の第4領域を割り当て、前記複数の第3領域にパケットの一部をそれぞれ収容して、前記フレームを送信し、
受信したパケットに誤りを検出したとき、前記複数の第4領域の少なくとも1つに前記パケットの再送要求を収容することを特徴とする通信方法。
1 インターフェースカード(通信装置)
1a 第1インターフェースカード(第1通信装置)
1b 第2インターフェースカード(第2通信装置)
12 フレーム処理部
130 フレーム送信部(送信部)
131 フレーム受信部(受信部)
D データ領域(第1領域、第3領域)
S スタッフ領域(第2領域、第4領域)

Claims (10)

  1. フレーム内に複数の第1領域及び複数の第2領域を割り当て、前記複数の第1領域にパケットの一部をそれぞれ収容するフレーム処理部と、
    前記フレームを送信する送信部と、
    前記パケットの再送要求を受信する受信部とを有し、
    前記フレーム処理部は、前記受信部により受信された前記再送要求に応じて、前記複数の第2領域の少なくとも1つに再送パケットを収容することを特徴とする通信装置。
  2. 前記フレーム処理部は、前記再送要求に応じて、前記複数の第2領域を拡張することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記フレーム処理部は、前記再送パケットの未送信のデータ量に応じて、前記複数の第2領域を割り当てることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記フレーム処理部は、前記送信部により、前記再送パケットを収容する前記フレームが送信された後、前記複数の第1領域を拡張することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の通信装置。
  5. 前記パケットは、複数の前記フレームに分かれて収容されることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の通信装置。
  6. 前記フレーム処理部は、前記複数の第2領域の少なくとも1つに、前記再送パケット、及び、前記再送パケットの誤りを訂正するための訂正符号を収容することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の通信装置。
  7. 前記パケットの各々は、個別の識別番号が付与され、
    前記再送要求は、前記識別番号を含み、
    前記フレーム処理部は、前記再送要求に含まれる前記識別番号に応じた前記再送パケットを、前記複数の第2領域の少なくとも1つに収容することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の通信装置。
  8. フレーム内に複数の第3領域及び複数の第4領域を割り当て、前記複数の第3領域にパケットの一部をそれぞれ収容するフレーム処理部と、
    前記フレームを送信する送信部と、
    他装置からフレームを受信する受信部と、
    前記受信部により受信されたフレームに収容されたパケットの誤りを検出する検出部とを有し、
    前記フレーム処理部は、前記検出部によりパケットの誤りが検出されたとき、前記複数の第4領域の少なくとも1つに該パケットの再送要求を収容することを特徴とする通信装置。
  9. 第1通信装置及び第2通信装置を有し、
    前記第1通信装置は、
    第1フレーム内に複数の第1領域及び複数の第2領域を割り当て、前記複数の第1領域にパケットの一部をそれぞれ収容する第1フレーム処理部と、
    前記第1フレームを前記第2通信装置に送信する第1送信部と、
    前記第2通信装置から前記パケットの再送要求を受信する第1受信部とを有し、
    前記第1フレーム処理部は、前記第1受信部により受信された前記再送要求に応じて、前記複数の第2領域の少なくとも1つに再送パケットを収容し、
    前記第2通信装置は、
    前記第1通信装置から前記第1フレームを受信する第2受信部と、
    前記第2受信部が受信した前記第1フレームの前記複数の第1領域に収容されたパケットの誤りを検出する検出部と、
    第2フレーム内に複数の第3領域及び複数の第4領域を割り当て、前記複数の第3領域にパケットの一部をそれぞれ収容する第2フレーム処理部と、
    前記第2フレームを前記第1通信装置に送信する第2送信部とを有し、
    前記第2フレーム処理部は、前記検出部によりパケットの誤りが検出されたとき、前記複数の第4領域の少なくとも1つに該パケットの前記再送要求を収容することを特徴とする通信システム。
  10. フレーム内に複数の第1領域及び複数の第2領域を割り当て、前記複数の第1領域にパケットの一部をそれぞれ収容して、前記フレームを送信し、
    前記パケットの再送要求に応じて、前記複数の第2領域の少なくとも1つに再送パケットを収容することを特徴とする通信方法。
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