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JP2014222122A - 情報端末ホルダー及び冷蔵庫 - Google Patents

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Kota Watanabe
浩太 渡邊
裕樹 丸谷
Hiroki Marutani
裕樹 丸谷
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Abstract

【課題】 ガラスなどの非磁性材料の冷蔵庫扉においても、安定して情報端末のホルダーを固定することができる情報端末ホルダーを提供すること。【解決手段】 本実施形態の情報端末ホルダーは、非磁性体の材料からなる冷蔵庫扉に係合する係止部と、この係止部から懸架し情報端末を保持するホルダー機構を前面に形成した本体部と、この本体部が前記冷蔵庫扉の前面に対して移動することを抑制して前記本体部を保持する保持手段とを備え、前記保持手段は、磁力を使うことなく前記本体部を前記冷蔵庫扉の前面に保持する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、情報端末を保持する情報端末ホルダー及び冷蔵庫に関する。
情報管理のためのタブレットPCやスマートフォン等の情報端末を利用して、インフォメーションテクノロジーを活用した冷蔵庫が提案されている。このような冷蔵庫において、情報端末を冷蔵庫などの被取付体上に懸架するとともに、磁性材料を用いて磁力により冷蔵庫扉に固定して、台所の流し台などの平面スペースを損なわないように取り付ける情報端末ホルダーが提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかし、近年の冷蔵庫は、デザイン重視のガラス面材の扉が普及してきているため、ホルダーの固定に磁性材料を使用することができず、ホルダーが落下、情報端末が破損する危険性が生じていた。
特開2003−323232公報
本発明は上記の問題を考慮してなされたものであり、ガラスなどの非磁性材料の冷蔵庫扉においても、安定して情報端末のホルダーを固定することができる情報端末ホルダーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本実施形態の情報端末ホルダーは、非磁性体の材料からなる冷蔵庫扉に係合する係止部と、この係止部から懸架し情報端末を保持するホルダー機構を前面に形成した本体部と、この本体部が前記冷蔵庫扉の前面に対して移動することを抑制して前記本体部を保持する保持手段とを備え、前記保持手段は、磁力を使うことなく前記本体部を前記冷蔵庫扉の前面に保持する。
本発明の第一実施形態を示す情報端末を取り付けた状態の家庭用冷蔵庫の正面図である。 図1における情報端末を保持するホルダーを示すX−X線断面図である。 図2に示す情報端末ホルダーの背面図である。 図2に示す情報端末ホルダーの正面図である。 本発明の第三実施形態を示す情報端末を取り付けた家庭用冷蔵庫の正面図である。 図5における情報端末を取り付けた家庭用冷蔵庫の側面図である。 図5における情報端末を保持するホルダーを示すY−Y線断面図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
(第一実施形態)
図1は本発明の実施形態に係る情報端末ホルダー1を設置した家電商品の一例である家庭用冷蔵庫の正面図であり、図2は、図1における情報端末2を保持するホルダーの詳細を示すX−X線断面図である。
情報端末2を保持するホルダー1は、所定幅に形成した板状の合成樹脂材からなる本体部3の下端に断面円弧状の受け部4を形成して情報端末2の下面を抱持するようになし、本体部3の上端の中央部には係止部として後方へコ字状に折曲する係止フック5を一体成形により突出させ、この係止フック5を冷蔵庫扉6の上端縁に巻き込むように引っ掛けて係合させ、扉前面に懸架している。
前記情報端末2の使用例としては、情報端末2の表示画面部2aに表示させた調理レシピ情報などを確認しながら、冷蔵室内の貯蔵品を取り出す。あるいは、冷蔵室内の貯蔵品を確認しながら、表示画面部2aに表示させた食材購入リストを、指によるタッチ操作などを行って更新するなどが考えられる。なお、情報端末2は複数の機能を有し、その機能は冷蔵庫と密接に関係するものに限られず、使用者に応じて操作場所を変えるため、端末は小型でモバイル機能を有している。
情報端末2をホルダー1に保持した状態での情報端末2の表示画面2a中央部の高さ位置は、台所において主に情報端末2を使用すると考えられる20〜50歳女性の平均的な目の高さ位置である1450mm程度となるように設計するとともに、このホルダー1は、冷蔵庫の最上部に配置され、フレンチドアの最も大きな表面積を有している冷蔵庫扉6の前面中央部に配設するようにしている。
本体部3の裏面における上端の係止フック5から下端の受け部4にかけては薄鋼板製の補強板7を所定幅に亙って実質的に本体部3と一体に設けており、さらにこの外方である扉前面側には、ホルダー1の背面図である図3に示すように、補強板7の中央部に形成した段付きの幅狭部7aを除いた上下の部位には、幅および高さ寸法を補強板幅より小さく設定して周縁が補強板7よりはみ出さないようにした多数の吸盤を有するシート部材8をそれぞれに配して、非磁性材料であるガラス板で形成した冷蔵庫扉6面に押し付けることで、吸盤作用により吸着するようにしており、このシート部材8の吸着力と前記係止フック5による係止力とを合わせて、ホルダー1を確実に冷蔵庫扉6面に保持するようにしている。
シート部材8は、表面がアクリル樹脂で形成された柔軟な樹脂層を備え、この樹脂層に微細な多数の穴を設けることで、穴が吸盤として働き、圧力差により冷蔵庫扉6に密着することができる。なお、シート部材8の材料を例示したが、材料としてはこれに限られることはなく、ポリエチレン、レーヨンなどを用いてもよい。また、シート部材8を配する位置、及びその大きさは上述した形態に限られず、情報端末2が保持される位置の後方投影領域のみにシート部材8を配する、あるいは、補強板7にサイズの小さなシート部材8を複数備えて、ホルダー1を保持するなどしてもよい。
吸盤作用の原理としては、面で押し付けられた場合に吸盤が元に戻ろうと弾性力が働く際に、吸盤内の空気が減圧されるため、外気と吸盤内との間に圧力差が生じ、外気から冷蔵庫扉6に向かう向きに押さえ付けられて固定される。
そして、本体部3の前記受け部4から情報端末2の縦寸法に対応する上部には、情報端末2を保持するためのホルダー機構として上部押圧具9を配置している。上部押圧具9は、受け部4と同様に情報端末2の上面を押圧する円弧状部9aを有するとともに、裏面側に係合片9bが突出形成されている。この係合片9bは、本体部3に設けられた上下方向に延びるスリット状の貫通溝(不図示)を通って後方へ突出し、補強板7の幅狭部7aの左右側方にそれぞれ1つずつ設けられ幅狭部7aを幅方向に挟むように設けられている。このような上部押圧具9は、係合片9bが本体部3に設けられた貫通溝に沿って上下に案内されることで、本体部3に対して上下方向に摺動可能に設けられている。
係合片9bには孔を設けて、左右方向に延びる水平シャフト10を挿通させており、水平シャフト10は、前記補強板7の幅狭部7aに形成した前方の本体部側へ折曲形成した段部7bによって、補強板7に対して冷蔵庫扉6の前面側に位置しており、上部押圧具9に掛かる応力を、シャフト10を介してホルダー1とともに補強板7で受けることにより、上部押圧具9の保持強度を充分に大きくしている。
また、シャフト10の両端の外側には前記係合片9bと同様にホルダーの裏面側に突出する係止リブ3aを対向して形成しており、係止リブ3aのストッパ作用によりシャフト10の左右方向への移動を規制することで、上部押圧具9の本体部3に対する左右の位置ずれを防止している。
係合片9bの左右外方に位置するシャフト10には引っ張りコイルバネ11を取り付け、このバネ11の下方端を前記下側の補強板7の幅広部の上端に係止するようにしており、ホルダーの上部押圧具9が上方に摺動移動させられた場合は、係合片9bとともにシャフト10が図3中の矢印方向に引き上げられるが、バネ11の力によりこれを下方へ戻すように付勢している。
このとき、本体部3の前面と上部押圧具9の裏面との接触面に、特に図示しないが、上下方向の凹溝並びに凸部を形成して係合させるようにすれば、レール作用により、左右にずれのないスムーズな上部押圧具9の上下移動をおこなうことができる。
上記構成により、情報端末ホルダー1を、例えば、冷蔵庫に取り付ける場合には以下のようにする。まず、ホルダー1上端を冷蔵庫扉6の上面まで持ち上げて位置を決め、コ字状の係止フック5を冷蔵庫扉6の上縁部に巻き込むように引っ掛けて懸架する。その後、本体部3を扉6の前面に押し当て、冷蔵庫扉6の前面にシート部材8を圧力差により密着させることで、上下左右および前後にずれることなく簡単に固定することができる。なお、シート部材8と冷蔵庫扉6の密着性をより高めるために、冷蔵庫扉6の前面及びシート部材8の冷蔵庫扉6に吸着する吸着面には汚れやホコリのないようきれいに拭いた後に、シート部材8を冷蔵庫扉6に押し当てることが望ましい。
さらに、ホルダー1に情報端末2を取り付けるときは、情報端末2本体の上部を上部押圧具9の円弧状部9aに下方から挿入して、図2の矢印に示すように、上方に押し上げる。
上部押圧具9の上方移動によって上部押圧具と下方の受け部4との間隔が広がるため、この下部空間を利用して情報端末2の下端を受け部4内に押し込むことができ、円弧状の受け部4に収納させた状態で、上方移動させていた上部押圧具9を元に戻すことによって情報端末2の取り付けを完了する。
上部押圧具9の上方移動の際は、上部押圧具9の本体部3裏面の係合片9bとともにシャフト10もバネ11の復元力に抗して押し上げられており、情報端末2が取り付けられたときは、バネ11の復元力による上部押圧具9の下方への押圧力と、ホルダー1下部の受け部4からの上方への抗力とによって、情報端末2は、ホルダー1の正面図である図4に示すように、ホルダー1内に上下移動なく強固に収納保持される。
そして、情報端末2をホルダー1から取り外す際は、上記取り付け順序とは逆に、情報端末2を把持した状態で上部押圧具9をバネ11の弾性力に抗して上方へ押し上げた後に、その下部を受け部4から外方へ外し、次いで上部押圧具9の円弧状部9aから取り外せばよい。
また、ホルダー1自体の冷蔵庫扉6からの取り外しについては、ホルダー1下部あるいは受け部4を持ってシート部材8を冷蔵庫扉6の前面から引き剥がし、ホルダー1を上方へ持ち上げて冷蔵庫扉6上端に引っ掛かっている係止フック5を外すことで、ホルダー1を取り外せばよい。
第一実施形態においては、冷蔵庫扉6の開閉動作により、ホルダー1が上下左右すなわち冷蔵庫扉6の前面に対して平行方向にその位置をずらそうとする力、あるいは前後方向すなわち冷蔵庫扉6前面からホルダー1が浮きあがろうとする力を受ける場合であっても、シート部材8が冷蔵庫扉6の前面に隙間なく密着しているため、ホルダー1が冷蔵庫扉6前面から大きく動いてしまうことなく、情報端末2を安定して保持することができる。また、ホルダー1を磁力によって保持していないので、冷蔵庫扉6がガラスなどの非磁性材料からなる場合であっても、安定してホルダー1及び情報端末2を保持できる。
係止フック5を冷蔵庫扉6の上縁部に引っ掛けて懸架しているため、時間経過などによりシート部材8の密着性が低下し、冷蔵庫扉6前面から剥がれてしまった場合であっても、係止フック5による係止力は働き続けるため、シート部材8が剥がれると同時にホルダー1が冷蔵庫扉6から落下してしまう心配がない。
ホルダー1が使用者の手によって任意に着脱可能であるため、ホルダー1の取り付け位置を変更したい場合に容易に取り付け位置を変更することが可能である。
(第二実施形態)
第一実施形態と異なる点は、保持手段として複数の吸盤を有し、圧力差による吸着作用によってホルダー1を冷蔵庫扉6前面に保持するシート部材8を用いるのではなく、高い摩擦力を有するゴムシート12を用いてホルダー1を冷蔵庫扉6前面に保持し、冷蔵庫扉6前面に対して平行な方向への移動を抑制する点にある。
ゴムシート12としては、例えば、シリコンゴムのような摩擦係数の高いゴム系の軟質材料を用い、第一実施形態におけるシート部材8と同様にして、補強板7の背面に配する。
これにより、ホルダー1及び情報端末2の自重によって冷蔵庫扉6前面に対して垂直方向成分の力が働くと同時に、ホルダー1と冷蔵庫扉6前面との間に大きな摩擦力が働き、この摩擦力の作用により上下左右すなわち冷蔵庫扉6の前面に対して平行な方向にずれようとする力に抗することで、ホルダー1を所定箇所に安定して保持する。また、ホルダー1を磁力によって保持していないので、冷蔵庫扉6がガラスなどの非磁性材料からなる場合であっても、安定してホルダー1及び情報端末2を保持できる。
係止フック5を冷蔵庫扉6の上縁部に引っ掛けて懸架しているため、時間経過などによりゴムシート12と冷蔵庫扉6前面との密着性が低下し、大きな摩擦力が働かなくなった場合であっても、係止フック5による係止力は働き続けるため、ゴムシート12が機能しなくなったと同時にホルダー1が冷蔵庫扉6から落下してしまう心配がない。
ホルダー1が使用者の手によって任意に着脱可能であるため、ホルダー1の取り付け位置を変更したい場合に容易に取り付け位置を変更することが可能である。
(第三実施形態)
上述した実施形態と異なる点は、保持手段として吸着作用や大きな摩擦力を発揮するシート部材8やゴムシート12ではなく、側部係止フック14でホルダー1を冷蔵庫扉6の前面に対して平行な方向への移動を抑制する点にある。
第三実施形態を示す情報端末を取り付けた家庭用冷蔵庫の正面図である図5及びその側面図である図6に示すように、冷蔵庫扉6の回転軸15aに近い側部である右側部にはあらかじめ所定幅に亘る凹部13を設けておき、本体部3の上端の中央部には後方へコ字状に折曲する係止フック5を一体成形により突出させ、この係止フック5は冷蔵庫扉6の上端縁を巻き込むように引っ掛けて係合させる。さらに、図5におけるY−Y線断面図である図7に示すように、情報端末2の保持位置における本体部3の右端には後方へコ字状に折曲する側部係止部である側部係止フック14を一体成形により突出させ、この側部係止フック14は冷蔵庫扉6の右側部の凹部13にその先端部を挿入することで、冷蔵庫扉6の右端縁に引っ掛けて係合させる。
すなわち、冷蔵庫扉6にホルダー1を設置する場合、ホルダー1上端を冷蔵庫扉6の上面まで持ち上げて、コ字状の係止フック5を冷蔵庫扉6の上縁部に巻き込むように引っ掛けて懸架する。その後、ホルダー1を左にスライドさせて、冷蔵庫扉6右側部に設けた凹部13に、側部係止フック14のコ字状の先端部を挿入し、凹部13の上端に側部係止フック14の上端を、凹部13の下端に側部係止フック14の下端をそれぞれ接触させるようにして嵌め込む。
また、ホルダー1自体の冷蔵庫扉6からの取り外しについては、ホルダー1を右側にスライドさせ、凹部13から側部係止フック14の先端部を抜いた後に、ホルダー1下部あるいは受け部4を持って、ホルダー1を上方へ持ち上げて冷蔵庫扉6上端に引っ掛かっている係止フック5を外すことで、ホルダー1を取り外せばよい。
上記構成により、係止フック5、14によって冷蔵庫扉6の端縁のうち上端縁と右端縁の2つの端縁に係合してホルダー1を保持しているため、1つの端縁のみに係合させた場合に比べて、上下左右及び前後方向への移動を起こしにくい。すなわち、上端縁のみに係合した場合には、冷蔵庫扉6の前面に対して水平な方向である左右方向へのスライド移動を抑制する機構を備えていないため、左右方向へのスライド移動を起こしやすいが、側部係止フック14により冷蔵庫扉6の右端縁にも係合することで、少なくとも左方向へのスライド移動を抑制することができる。
さらに、一般的に係止フック5の係合位置である冷蔵庫扉6上端からホルダー1下端までの距離に比べて、側部係止フック14の係合位置である冷蔵庫扉6の右端からホルダー1の左端までの距離の方が短いため、冷蔵庫扉6の開閉動作に伴ってホルダー1が冷蔵庫扉6の前面に対して垂直な方向である前後方向にたわみ、振動を引き起こすような場合に、右端縁にも係合することでホルダー1のたわみ量を小さくすることができるため、安定して情報端末2を保持することができる。
また、ホルダー1の保持に磁力を使用していないので、冷蔵庫扉6がガラスなどの非磁性材料からなる場合であっても、安定してホルダー1及び情報端末2を保持できる。
冷蔵庫扉6の回転軸15aに近い端縁に側部係止フック14を備えているので、冷蔵庫扉6の開閉時の回転軸15aを起点とした遠心力を側部係止フック14により受け止め、冷蔵庫扉6を閉じる際の衝撃を抑えることができる。また、扉を閉じる際の遠心力は回転軸15aを中心に外に向かう方向すなわち、冷蔵庫扉6の閉時には回転軸15aから左方向に向かう力が加わるため、側部係止フック14によりホルダー1が左方向へ移動することを防止することで、情報端末2を安定して保持することができる。
ホルダー1に情報端末2を着脱する際など、使用者によって上下方向に大きな力を加えられた場合であっても、凹部13に嵌め込まれた側部係止フック14が凹部13の上端及び下端に接触しており、ホルダー1の上下動を抑制するため、ホルダー1ごと冷蔵庫扉6からはずれ、落下してしまうといった事態を防ぐことができる。
ホルダー1を表面積の小さな冷蔵庫扉の前面中央部に配設する場合には、扉の回転軸15bが冷蔵庫正面に向かって左側に位置するため、凹部13を冷蔵庫扉の右側ではなく、回転軸15bに近い左側に備え、ホルダー1の本体部3から上方向と左方向との両方向に係止フックを備え、冷蔵庫扉の上端縁と左側の端縁とに係合して、ホルダー1を所定箇所に安定して保持する。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、ガラスなどの非磁性体材料で形成される冷蔵庫扉6に対しても、磁力を使うことなく情報端末2を確実に設置することができる。
情報端末ホルダー1が冷蔵庫扉6に対して容易に着脱可能であるため、ホルダー1を冷蔵庫扉6に保持するために冷蔵庫扉6の前面を切り抜き、情報端末2を保持可能な空間部を設けるなど、冷蔵庫扉6に対して大掛かりな手を加える必要がない。
ホルダー1が使用者の手によって任意に着脱可能であるため、ホルダー1を使う必要がなくなった場合であっても、使用者がホルダー1を容易に取り外すことができる。
なお、上述した実施形態は、フレンチドアの最も大きな表面積を有している冷蔵庫扉6の前面中央部にホルダー1を設置した場合を例に説明を行ったが、表面積の小さな冷蔵庫扉の前面中央部に配設してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1は情報端末ホルダー、2は情報端末、2aは表示画面部、3は本体部、3aは係止リブ、4は受け部、5は係止フック(係止部)、6は冷蔵庫扉、7は補強板、7aは幅狭部、7bは段部、8はシート部材、9は上部押圧具、9aは円弧状部、9bは係合片、10はシャフト、11はコイルバネ、12はゴムシート、13は凹部、14は側部係止フック(側部係止部)、15a、15bは回転軸を示す。

Claims (9)

  1. 非磁性体の材料からなる冷蔵庫扉に情報端末を取り付ける情報端末ホルダーにおいて、
    この冷蔵庫扉に係合する係止部と、
    この係止部から懸架し情報端末を保持するホルダー機構を前面に形成した本体部と、
    この本体部が前記冷蔵庫扉の前面に対して移動することを抑制して前記本体部を保持する保持手段とを備え、
    前記保持手段は、磁力を使うことなく前記本体部を前記冷蔵庫扉の前面に保持する情報端末ホルダー。
  2. 前記係止部は、前記冷蔵庫扉の上端縁に係合し、前記保持手段を前記本体部と前記冷蔵庫扉との間に備えた請求項1に記載の情報端末ホルダー。
  3. 前記保持手段は、圧力差による吸着作用を用いて前記本体部を保持する請求項2に記載の情報端末ホルダー。
  4. 前記保持手段は、複数の吸盤を有するシート部材である請求項3に記載の情報端末ホルダー。
  5. 前記保持手段は、摩擦力により前記本体部を保持する請求項2に記載の情報端末ホルダー。
  6. 前記保持手段は、前記冷蔵庫扉の側部に係合する側部係止部である請求項1に記載の情報端末ホルダー。
  7. 前記冷蔵庫扉は、回転軸の周りに回動して開閉する扉であり、前記側部係止部は前記冷蔵庫扉の左右の端縁のうち、前記冷蔵庫扉の回転軸に近い端縁に係合する請求項6に記載の情報端末ホルダー。
  8. 前記冷蔵庫扉の側部に凹部を備え、前記側部係止部を前記凹部に係合して前記本体部を保持する請求項6又は7に記載の情報端末ホルダー。
  9. 請求項1乃至8に記載の情報端末ホルダーを備えた冷蔵庫。
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