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JP2014215575A - 印刷装置 - Google Patents

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JP2014215575A
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敦 三國
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Abstract

【課題】温度上昇による画質の低下の抑制と生産性を両立させる。【解決手段】シートである印刷用紙5に対して画像を印刷する印刷部14と、制御部80と、を備える。前記制御部80は、前記印刷部周辺の温度が規定レベルを超えるかどうかを判断する判断処理S90と、前記印刷部周辺の温度が前記規定レベルを超えると判断した以降に印刷される予定である印刷予定シートが、第1の種類である場合は、当該印刷予定シートが、前記印刷部周辺の温度が前記規定レベルを超えた状態で印刷を行った時の画質の低下が前記第1の種類よりも少ない第2の種類である場合に比べて、前記印刷部周辺の温度の降温を促進する降温促進処理S90〜S140と、を実行する。【選択図】図5

Description

本発明は、温度上昇による画質の低下の抑制と生産性を両立する技術に関する。
用紙の種類に応じて転写電圧を制御することにより、用紙の種類が変わっても、転写効率を維持する技術が開示されている(下記特許文献1)。
特開平07−064412号公報
しかしながら、例えば、装置にファンが搭載されていなかったり、両面印刷時に定着器を通過した用紙が再搬送されたりする場合、連続印刷が続くと画像形成部の温度が常温を超えて上昇することがあるが、温度上昇後に温度上昇前と同様の印刷を継続しても画質が維持される用紙の種類がある一方で、転写不良を発生させてしまう等して温度上昇後に温度上昇前と同様の印刷を継続すると画質が低下してしまう用紙の種類もあり、画質を維持しきれない虞があった。
本発明は、温度上昇による画質の低下の抑制と生産性を両立させる術を提供するものである。
本明細書によって開示される印刷装置は、シートに対して画像を印刷する印刷部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記印刷部周辺の温度が規定レベルを超えるかどうかを判断する判断処理と、前記印刷部周辺の温度が前記規定レベルを超えると判断した以降に印刷される予定である印刷予定シートが、第1の種類である場合は、当該印刷予定シートが、前記印刷部周辺の温度が前記規定レベルを超えた状態で印刷を行った時の画質の低下が前記第1の種類よりも少ない第2の種類である場合に比べて、前記印刷部周辺の温度の降温を促進する降温促進処理と、を実行する。
印刷予定シートが第1の種類である場合、印刷予定シートが第2の種類である場合に比べて、印刷部周辺の温度の降温が促進されるので、画質の低下を抑制できる。一方、印刷予定シートが第2の種類の場合は、印刷予定シートが第1の種類である場合に比べて、画質は低下し難く、降温促進処理を抑えられるので、生産性の低下も抑制できる。従って、生産性低下の抑制と画質低下抑制を両立させることが可能となる。
上記印刷装置の実施態様として以下の構成が好ましい。
前記印刷部は、像担持体と、前記像担持体上に形成された現像剤像をシート上に転写する転写部を備え、前記第1の種類のシートは、シートの搬送方向に対して直交する方向の長さであるシート幅が、前記第2の種類のシート幅よりも小さいシートである。
シート幅の小さいシートは、シート幅の大きいシートに比べて、印刷部周辺の温度が規定レベルを超えると画質が低下し易い。本構成では、シート幅の小さいシートが、第1の種類のシートに分類されており、温度が規定レベルを超えた以降に、シート幅の小さいシートが印刷予定である場合は、降温促進処理により、降温が促進される。そのため、シート幅の小さいシートについて、画質の低下を抑制できる。
前記制御部は、前記降温促進処理において、前記印刷予定シートが第1の種類である場合、前記印刷予定シートが前記第2の種類である場合に比べて、前記印刷予定シートを前記印刷部に対して搬送する搬送タイミングを遅くする処理である。尚、搬送タイミングとは、シートが印刷部に到達するタイミングを意図し、これを調整する方法としては、給紙タイミングを調整する方法や、搬送速度を調整する方法が含まれる。
この構成では、印刷予定シートが第1の種類である場合は、第2の種類の場合に比べて、搬送タイミングを遅くする。そのため、印刷予定シートが第1の種類である場合は、第2の種類の場合に比べて、印刷部周辺の温度の降温が促進され、画質の低下を抑制できる。一方、印刷予定シートが、第2の種類である場合は、第1の種類の場合に比べて、搬送タイミングが早いので、生産性を高くできる。
前記制御部は、前記降温促進処理において、前記印刷予定シートが前記第2の種類である場合、前記搬送タイミングを、前記印刷部周辺の温度が前記規定レベルを超えると判断する前に印刷されるシートを前記印刷部に対して搬送するタイミングである通常搬送タイミングに維持し、前記印刷予定シートが前記第1の種類である場合、前記搬送タイミングを、前記通常搬送タイミングよりも遅くする。
この構成では、印刷予定シートが第2の種類である場合、搬送タイミングが通常搬送タイミングに維持される。したがって、印刷部周辺の温度が規定レベルを超えた場合に、第2の種類のシートの搬送タイミングを通常搬送タイミングより遅くする場合に比べて、生産性が高い。
シートを給紙する給紙部を備え、前記制御部は、前記搬送タイミングを、前記印刷予定シートを前記給紙部によって給紙する給紙タイミングにより調整する。この構成では、給紙タイミングの調整により搬送タイミングを調整する。
前記制御部は、連続して印刷されるシートの量をカウントするカウント処理を実行し、前記判断処理において、前記カウント処理にてカウントしたシートの量が規定値を超える場合、前記印刷部周辺の温度が前記規定レベルを超えると判断する。この構成では、印刷部周辺の温度を検出するセンサが無くても、印刷部周辺の温度が規定レベルを超えるかどうか判断できる。尚、「シートの量」をカウントするという意味には、印刷されるシートの総量に相関性のあるパラメータをカウントする場合、すなわち「シートの枚数」をカウントする場合や、「シートの印刷時間」をカウントする場合が含まれる。
前記印刷部によりシートに印刷された画像を加熱定着する定着部と、前記定着部によって画像が加熱定着されたシートを前記印刷部に再搬送する再搬送機構と、を備え、前記制御部は、前記カウント処理において、前記再搬送機構によって連続して再搬送されるシートの量をカウントする。
シートを両面印刷する場合、再搬送されたシートの熱で、印刷部が昇温するため、印刷部周辺の温度が規定レベルを超え易い。両面印刷を可能とする印刷装置に、本発明を適用することで、温度上昇による画質の低下を抑制しつつ、生産性の低下も抑制できる。
前記印刷部周辺の温度を検出するセンサを備え、前記制御部は、前記判断処理において、前記センサの検出値に基づいて、前記印刷部周辺の温度が前記規定レベルを超えるかどうかを判断する。印刷部周辺の温度が規定レベルを超えるかどうかを正確に判断できる。
本明細書により開示される印刷装置によれば、温度上昇による画質の低下の抑制と生産性を両立できる。
実施形態1におけるレーザプリンタの要部側断面図 レーザプリンタの電気的構成を示すブロック図 印刷処理に伴う転写ローラの温度上昇の推移を示すグラフ 転写ローラと印刷用紙の位置関係を示す図 降温促進処理の実行シーケンスを示すフローチャート図 実施形態2におけるレーザプリンタの電気的構成を示すブロック図 降温促進処理の実行シーケンスを示すフローチャート図 他の実施形態におけるレーザプリンタの要部側断面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。
(1)プリンタの構成
図1は、レーザプリンタ1(印刷装置の一例)の要部側断面図である。レーザプリンタ1(以下「プリンタ」という)は、本体フレーム11、給紙部12、搬送機構13、印刷部14、再搬送機構15、定着部40などを備えている。
給紙部12は、印刷用紙5などの被記録媒体が積載される給紙トレイ16、押圧板17、および給紙ローラ18を備えている。押圧板17は、その後端部を中心に回転可能とされており、押圧板17上の印刷用紙5が給紙ローラ18に向かって押圧されている。給紙ローラ18が回転することにより印刷用紙5が1枚ずつ搬送路に送り出される。
搬送機構13は一対のレジストレーションローラ19、及び一対の排紙ローラ20などを備え、給紙部12から搬送経路L1に送り出された印刷用紙5はレジストレーションローラ19によってレジストされた後に転写位置Xに送られる。転写位置Xは、印刷用紙5に感光体ドラム30上のトナー像を転写する位置であって、感光体ドラム30と転写ローラ31との接触位置とされる。
印刷部14は、スキャナ部34、プロセスカートリッジ35、転写ローラ(転写部の一例)31などを備えている。スキャナ部34は、ポリゴンミラー37、レーザダイオード(図略)などを備えている。レーザダイオードから発光された光ビーム(図中の一点鎖線)は、ポリゴンミラー37によって偏向されつつ感光体ドラム30の表面上に照射される。
プロセスカートリッジ35は、現像ローラ38、感光体ドラム(像担持体の一例)30、及びスコロトロン型の帯電器39を備えている。帯電器39は、感光体ドラム30の表面を一様に正極性に帯電させる。感光体ドラム30は、ドラム本体が接地されるとともに、その表面が、ポリカーボネートを主成分とする有機感光体などの正帯電性の材料により形成されている。正極性に帯電した感光体ドラム30の表面はスキャナ部34から発光された光ビームにより露光され、静電潜像が形成される。次いで、現像ローラ38の表面上に担持されるトナー(現像剤像)が感光体ドラム30上に形成された静電潜像に供給され現像される。
転写ローラ31は、感光体ドラム30と上下方向において下側から対向して接触し、感光体ドラム30との間にニップを形成するように配置されている。転写ローラ31は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、所定の転写バイアスが印加されている。そして、印刷用紙5が、転写位置Xを通るときに、転写ローラ31に対して転写バイアスが印加されることにより、感光体ドラム30の表面上に担持されたトナー像を印刷用紙5に対して転写出来る。
定着部40は、感光体ドラム30の後方(図1の左側)に配置される。定着部40は、加熱ローラ41と押圧ローラ42とを含み、印刷用紙5が加熱ローラ41と押圧ローラ42との間を通過する間に転写されたトナー像を印刷用紙5に熱定着させる。熱定着後の印刷用紙5は排紙パス45を介して排紙トレイ46上に排紙される。
再搬送機構15は、印刷用紙5の一方の面(表面)に画像が形成された後に、印刷用紙5を自動で裏返して、他方の面(裏面)に画像が形成されるように、印刷部14に向けて搬送する。具体的には、再搬送機構15は、フラッパ32、スイッチバック路33、及び再搬送ローラ26〜29から構成される。
そして、印刷用紙5の後端が排紙ローラ20に狭持されると、フラッパ32が図1の破線で示すように時計回りに回動してスイッチバック路33が開放され、排紙ローラ20が逆回転することにより印刷用紙5が後端側からスイッチバック路33に送り出される。スイッチバック路33に送り出された印刷用紙5は、裏返した状態で後端側から、再搬送ローラ26〜29により、搬送経路L1に送り出される。これにより裏面に画像を形成することができる。
また、本体フレーム11の前面壁には、手差しトレイ50が設けられている。手差しトレイ50の搬送路L2は、レジストレーションローラ19の手前で搬送路L1に合流しており、手差しトレイ50からでも、印刷用紙5を給紙することが出来る。
(2)プリンタの電気的構成
図2は、プリンタ1の電気的構成を示すブロック図である。プリンタ1は、制御部80、給紙部12、搬送機構13、印刷部14、定着器40、表示部63、操作部65、ネットワークインタフェース67などを備えている。
制御部80は、CPU81、RAM83、ROM85、タイマT1、タイマT2より構成されており、プリンタ1の各部を制御すると共に、後述する降温促進処理の実行シーケンスを実行する。
ROM85はCPU81により実行される各種のプログラム、例えば後述する降温促進処理の実行シーケンスの動作プログラムやCPU81が各種の処理で参照する表などを記憶している。RAM83はCPU81が各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。また、タイマT1は、両面印刷の連続印刷時間を計時するものであり、タイマT2は、両面印刷終了から次の印刷が開始されるまでの時間を計時するものである。
表示部63は各種ランプや液晶パネルなどで構成されている。操作部65は入力パネルなどで構成されており、利用者は表示部63を参照しながら操作部65を操作して印刷の指示などを行うことができる。ネットワークインタフェース67は、プリンタ1を情報端末装置等の外部機器と接続する機能を果たし、利用者は外部機器からネットワークインタフェース67を介して印刷を指示できる。
(3)温度、用紙、画質の関係
印刷には片面印刷と両面印刷がある。片面印刷では、表面に画像が形成され、定着器40を通過して熱を帯びた印刷用紙5を、本体フレーム11外の排紙トレイ46へ排紙する。一方、両面印刷では、表面に画像が形成され、定着器40を通過して熱を帯びた印刷用紙5を、再搬送機構15を通じて、印刷部14へ再搬送する。そのため、両面印刷の場合、片面印刷に比べて、印刷部14の周辺温度が上昇し易い。
特に、両面印刷が続くと、印刷部14の温度が常温を超えて上昇し、図3に示すように転写ローラ31の温度が、規定レベルである許容温度(一例として、45℃)を超えてしまう。許容温度を超えた以降、転写ローラ31の温度は、図3に示すようにゆるやかに上昇し、所定温度(この例では48℃)で飽和する。尚、許容温度とは、転写不良を発生させない限界温度である。
ところで、印刷用紙5には、第1種の印刷用紙と、第2種の印刷用紙がある。第1種の印刷用紙は、温度が許容温度まで上昇した後に温度上昇前と同様の印刷を継続すると、転写不良が起きる等して画質が低下する印刷用紙である。一方、第2種の印刷用紙は、温度上昇後に温度上昇前と同様の印刷を継続しても画質が維持される印刷用紙である。
第1種の印刷用紙の一例としては、シート幅の小さい印刷用紙S1があり、また、第2種の印刷用紙の一例としては、シート幅の大きい印刷用紙S2がある。尚、シート幅とは、シートの搬送方向(図4の上下方向)に直交する方向(図4の左右方向)の印刷用紙5の長さを意図する。
シート幅の違いによって画質に違いが現れる要因として次の点を挙げることが出来る。画質を維持する上で重要なプロセスである転写は、感光体ドラム30から転写ローラ31に向かう電界により、感光体ドラム30上に形成されたトナー像を、印刷用紙5に対して電気的に吸着させることにより行う。従って、画質を維持するには、転写時、両間に加わる電界を均一にすることが望ましい。
しかしながら、図4に示すように、シート幅の違いにより、転写ローラ31に対して、印刷用紙5の重なる範囲に差が出来る。すなわち、例えば、A4サイズやレターサイズのように、シート幅の大きな印刷用紙S2では、転写ローラ31のほぼ全体に印刷用紙が重なるのに対して、例えば、B5サイズやA5サイズのように、シート幅の小さな印刷用紙印刷用紙S1では、転写ローラ31の中央の領域Aにのみ印刷用紙が重なり、両側には印刷用紙が重ならない領域Bが出来る。
印刷用紙5が重ならない領域Bが広くなり、転写ローラ31等の印刷部14周辺の温度上昇が重なると、境界部Cで電界に乱れが生じ易くなる。こうした境界部Cでの電界の乱れによって、画質の低下が起き易くなる。そのため、転写ローラ31の温度が許容範囲を超えた状態で、第1種の印刷用紙を印刷すると、画質の低下が起き易い。
そして、特に、本プリンタ1では、手差しトレイ50を設けており、給紙トレイ16側から給紙をして両面印刷を連続して行った後、時間を空けずに、第1種に分類されるシート幅の小さい印刷用紙を手差しトレイ50から給紙して印刷を行う場合がある。従って、両面印刷の実行により、転写ローラ31等の印刷部14周辺の温度が許容温度を超えた状態で、第1種の印刷用紙を印刷する場合があり、画質の低下が懸念される。
画質の低下を抑制するには、印刷部14周辺の温度が、許容温度以下になってからあらゆる種類の印刷用紙5に対する印刷を行うようにすればよい。しかし、温度が下がるまでの間は、全ての印刷処理の実行が制限されるため、生産性(単位時間当たりの印刷可能枚数)が低下するという問題がある。そこで、本実施形態にて開示するプリンタ1では、以下の降温促進処理(図5に示すS90〜S140の処理)を実行する。
降温促進処理は、転写ローラ31の温度が許容温度(規定レベル)を超えると判断した以降に印刷される予定である印刷予定シートとしての印刷用紙5が、第1の種類である場合は、当該印刷予定シートが第2の種類である場合に比べて、転写ローラ31の降温を促進する処理である。
すなわち、転写ローラ31等の印刷部14周辺の温度を下げる処理を、印刷予定シートの種類に応じて差を付け、印刷予定シートが第1の種類の場合は、温度を下げる処理を積極的に行って温度の下げ幅を大きくし、印刷部14周辺の温度が許容温度まで下がった以降に印刷を行う。一方、印刷予定シートが第2の種類の場合は、印刷部14周辺の温度の下げ幅を小さく又はゼロにして、印刷部14周辺の温度が許容温度より高くても、印刷を行う。別の言い方をすれば、印刷予定シートが第1の種類の場合は、印刷部14周辺の温度を下げる処理を優先させて印刷を制限し、印刷予定シートが第2の種類の場合は、印刷部14周辺の温度を下げる処理を控えて、印刷を優先する。このようにすることで、第1の種類の印刷用紙は、画質の低下が抑制され、第2の種類の印刷用紙は、生産性低下が抑制される。そのため、生産性低下の抑制と画質低下抑制を両立させることが可能となる。
3.降温促進処理の実行シーケンス
次に制御部により実行される降温促進処理の実行シーケンスについて、図5を参照して説明する。図5に示す降温促進処理の実行シーケンスはS10〜S140の処理から構成され、情報端末装置等の外部機器から印刷ジョブを受けた場合にスタートする。
印刷ジョブの受信に伴って処理が開始されると、まず、S10にて、CPU81は、両面印刷データの有無を判定する処理を行う。受信した印刷ジョブに、両面印刷データが含まれている場合は、S10にてYES判定され、処理はS20に移行する。S20に移行すると、CPU81の指令により、タイマT1のカウント動作が開始される(カウント処理)。尚、タイマT1は、両面印刷の連続印刷時間を計時するものである。
そして、タイマT1のカウント動作が開始されると、処理はS30に移行する。S30では、CPU81の指令により、給紙トレイ16から印刷用紙5の給紙が開始され、印刷部14にて両面印刷処理が実行される。両面印刷処理が継続されている間はS40ではNO判定される。そして、両面印刷処理が終了すると、S40にてYES判定され、処理はS50に移行する。
S50に移行すると、CPU81の指令により、タイマT1のカウント動作は終了する。そして、CPU81の指令により、タイマT1のカウント値、すなわち、両面印刷の連続印刷時間がRAM83に対して保存される。
その後、処理はS60に移行する。S60に移行すると、CPU81の指令により、タイマT2のカウント動作が開始される。タイマT2は、両面印刷終了から次の印刷が開始されるまでの時間を計時するものである。
そして、タイマT2のカウント動作が開始されると、処理はS70に移行する。S70では、CPU81の指令により、片面印刷データの有無を判定する処理が行われる。プリンタ1が、片面印刷データの印刷ジョブを、両面印刷の実行中に受けていれば、S70にてYES判定される。
S70にてYES判定されるとS80に移行する。S80では、CPU81により、タイマT2のカウント値、すなわち両面印刷終了からの経過時間が、閾値以上か判定する処理が行われる。閾値は、転写ローラ31の温度が飽和温度(この例では、48℃)から許容温度(この例では、45℃)まで、自然に下がる時間(この例では3分であり、以下待機時間と呼ぶ)である。
このように、両面印刷終了からの経過時間を待機時間と比較している理由は、両面印刷処理の終了時点で転写ローラ31の温度が飽和温度に達していたとしても、その後、3分以上が経過していれば、画質の低下の心配がなく、印刷を制限する必要がないためである。
そして、S80でNO判定された場合(両面印刷の終了からの経過時間が3分未満の場合)は、S90に移行する。S90に移行すると、CPU81は、印刷データに付加された用紙サイズの情報に基づいて、印刷対象が第1種の印刷用紙かどうかを判定する。以下、印刷用紙の種類に応じて、場合を分けて、各処理を説明する。
尚、この実施形態では、シート幅の大小の判断基準を一例として200mmに設定しており、シート幅が200mmよりも小さい「A5」や「B5」の印刷用紙を第1種の印刷用紙S1とし、シート幅が200mmよりも大きい「A4」や「レターサイズ」の印刷用紙を第2種の印刷用紙S2としている。
(A)両面印刷後、第1種の印刷用紙S1を片面印刷する場合
印刷予定シートがシート幅の小さい第1種の印刷用紙(B5サイズやA5サイズの印刷用紙)S1である場合は、S100に移行する。S100では、CPU81によりタイマT1のカウント値が規定値以上か判定する処理が行われる。規定値は、連続印刷により、転写ローラ31の温度が許容温度である45℃を超えることが想定される時間であり、一例として「28分」に設定されている。
そのため、S100では、タイマT1のカウント値が「28分」以上か判定される。S100の処理を行う意図は、タイマT1のカウント値に基づいて、転写ローラ31の温度が許容温度である45℃を超えているかどうかを判断するためである(判断処理)。
そして、タイマT1のカウント値T1が「28分」以上である場合、S110に移行する。S110では、両面印刷の終了時点から待機時間経過したかどうかを判定する処理がCPU81にて実行される。尚、待機時間とは、転写ローラ31の周辺温度が、飽和温度(一例として48℃)から許容温度(一例として45℃)以下に、下がるまでに必要な時間であり、一例として「3分」である。
S110に移行すると、CPU81は、タイマT2のカウント値に基づいて、待機時間の経過を判断し、待機時間の経過を待つ状態となる。S110にて、待機時間の経過を待つのは、印刷部14の周辺温度が、許容温度以下になるのを待つためである。
そして、待機時間が経過すると、S110にてYES判定され、処理はS120に移行する。S120では、CPU81の指令により、第1種の印刷用紙S1が手差しトレイ50から給紙され、片面印刷が実行される。すなわち、タイマT1のカウント値が規定値以上の場合は、S110の処理を行うことで、片面印刷について、初回の給紙タイミングが待機時間分だけ、遅く調整されることになる。そして、片面印刷処理が継続されている間は、S130ではNO判定される。その後、片面印刷処理が終了すると、S130にてYES判定され、処理はS140に移行する。S140では、タイマT1、T2のカウント値をリセットする処理が行われる。
一方、タイマT1のカウント値T1が「28分」未満である場合は、S110をスキップして、S120に移行する。そのため、タイマT1のカウント値T1が「28分」未満である場合は、待機時間の経過を待つことなく、第1種の印刷用紙S1の給紙が開始され、片面印刷が実行される。以上により、一連の降温促進処理の実行シーケンスは終了する。
(B)両面印刷の終了後、第2種の印刷用紙S2を片面印刷する場合
印刷予定シートがシート幅の大きい第2種の印刷用紙(A4サイズやレターサイズの印刷用紙)S2である場合は、S100、S110の処理をスキップして、S120に移行する。そのため、印刷予定シートが第2種の印刷用紙S2である場合は、待機時間の経過を待つことなく、第2種の印刷用紙S2が、転写ローラ31の温度が許容温度未満である通常の給紙タイミングと同じ給紙タイミングで給紙され、片面印刷が実行される。以上により、一連の降温促進処理の実行シーケンスは終了する。
(C)両面印刷の終了後、印刷データがない場合
両面印刷の終了後、片面印刷データがない場合は、S70にてNO判定となり、その時点で、一連の降温促進処理の実行シーケンスは終了する。
4.効果説明
以上説明したように、本プリンタ1では、転写ローラ31等の印刷部14周辺の温度が許容温度以上であると判断される場合、次に印刷する印刷予定シートが第1の種類の印刷用紙S1であれば、待機時間を待つことにより、待機時間分だけ、初回の給紙タイミングを遅くして、印刷処理を行う。一方、次に印刷する印刷予定シートが第2の種類の印刷用紙S2である場合は、待機時間が経過するのを待たずに、通常の給紙タイミングで、印刷処理を行う。
すなわち、印刷予定シートが第1の種類である場合は、生産性よりも画質を優先させるため、画質の低下を抑制できる。一方、印刷予定シートが第2の種類の場合は、画質よりも生産性を優先させるため、生産性の低下を抑制できる。従って、生産性低下の抑制と画質低下抑制を両立させることが可能となる。
また、本プリンタ1では、転写ローラ31の温度が許容温度以上であると判断される場合であっても、印刷予定シートが第2の種類の印刷用紙S2の場合は、待機時間の経過を待たずに、通常の給紙タイミング(すなわち転写ローラ31の温度が許容範囲内である場合と同じ給紙タイミング)で印刷用紙S2を給紙する。そのため、印刷予定シートが第2の種類の印刷用紙S2の場合は、常に、通常と同程度の生産性を確保することが可能となる。
また、本プリンタ1では、転写ローラ31の温度が許容温度を超えたかどうかを、印刷用紙の連続印刷時間に基づいて判断する。そのため、転写ローラ31の温度を検出するセンサが無くても、転写ローラ31の温度が許容温度(規定レベル)を超えるかどうか判断できる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図6、図7によって説明する。
実施形態1では、両面印刷の連続印刷時間を、タイマT1を用いて計測し、タイマT1のカウント値が規定値を超えているかどうかに基づいて、転写ローラ31の温度が許容温度を超えているかどうかを判定した(図5のS100)。そして、両面印刷の終了後、第1種に分類されるシート幅の小さい印刷用紙S1を印刷する場合、転写ローラ31の温度が許容温度を超えていれば、待機時間が経過するのを待って、印刷を行った。一方、両面印刷の終了後、第2種に分類されるシート幅の大きい印刷用紙S2を印刷する場合、転写ローラ31の温度に関係なく、待機時間が経過するのを待たずに、印刷を行うようにした。
実施形態2では、転写ローラ31の温度が許容温度を超えているかどうかの判断の仕方が、実施形態1と相違しており、実施形態2では、転写ローラ31の温度を、温度センサ90で直接計測し、温度センサ90の検出値より、転写ローラ31の温度が許容温度を超えているかどうかを判定する(図7のS105)。
それ以外の処理は、実施形態1と同様であり、両面印刷の終了後、第1種に分類されるシート幅の小さい印刷用紙S1を印刷する場合、転写ローラ31の温度が許容温度を超えていれば、待機時間が経過するのを待って印刷を行う。一方、両面印刷の終了後、第2種に分類されるシート幅の大きい印刷用紙S2を印刷する場合、転写ローラ31の温度に関係なく印刷を行う。
従って、実施形態1と同様に、生産性低下の抑制と画質低下抑制を両立させることが可能となる。また、転写ローラ31の温度は、両面印刷により上昇するが、実際の温度は、環境温度とも相関性があるため、両面印刷の連続印刷時間だけでは、温度を正確に特定できない。
この点、実施形態2では、転写ローラ31の温度を温度センサ90で検出しているので、連続印刷時間の長さで判断する場合に比べて、転写ローラ31の温度を正確に判断できる。そのため、転写ローラ31の温度が許容温度を超えているかどうかを、正確に判定することが可能となる。尚、実施形態2では、両面印刷の連続印刷時間をカウントしないので、タイマT1については廃止すると共に、図5に示すS20の処理、S50の処理についても廃止している。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態1、2では、給紙トレイ16と手差しトレイ50を設けた構成のプリンタ1を例示したが、本実施形態にて開示する技術の適用範囲は、実施形態1、2で例示したプリンタ1に限定されるものではなく、例えば、図8に示すように、給紙トレイ16A、16Bを多段配置したプリンタ100に適用することが可能である。
すなわち、給紙トレイ16を多段に配置したプリンタ100は、手差しトレイ50を備えたプリンタ1と同様に、一方の給紙トレイ16A側から給紙をして両面印刷を行った後、時間を空けずに、もう一方の給紙トレイ16Bから第1種に分類されるシート幅の小さい印刷用紙S1を給紙して印刷を行うことが出来る。従って、両面印刷の実行により、転写ローラ31の温度が許容温度を超えた状態で、第1種の印刷用紙S1を印刷する場合があり、画質の低下が懸念される。このようなプリンタ100に本明細書の記載の技術(降温促進処理)を適用することで、画質の低下を抑制することが可能となる。
(2)実施形態1、2では、プリンタ1の一例に「モノクロ式」のプリンタを例示したが、電子写真方式のプリンタであれば適用可能であり、「カラー式」のプリンタに本明細書に開示した技術(降温促進処理)を適用することも可能である。
(3)実施形態1、2では、片面印刷と両面印刷の双方が可能なプリンタ1を例示したが、両面印刷機能を持たないプリンタ1に対して、本明細書に開示した技術(降温促進処理)を適用することも可能である。すなわち、片面印刷を連続して行うことで、転写ローラ等の印刷部の温度が許容温度まで上昇することが見込まれる場合、例えば装置内部を排熱するファンが設けられていないプリンタ1によって片面印刷を連続して行う場合は、降温促進処理を行うことで、実施形態1や実施形態2と同様に、生産性低下の抑制と画質低下抑制を両立させることが可能となる。
(4)実施形態1、2では、降温促進処理の一例として、印刷部14周辺の温度が許容温度を超えると判断される場合、次に印刷する印刷予定シートが第1の種類であれば、待機時間の経過を待ってから印刷処理を行い、次に印刷する印刷予定シートが第2の種類であれば、待機時間が経過するのを待たずに印刷処理を行う例を説明した。
降温促進処理は、次に印刷する印刷予定シートが第1種類の場合、印刷予定シートが第2種類に比べて転写ローラ31の降温を促進させるものであればよく、例えば、印刷予定シートが第1種類の印刷用紙の場合は、待機時間を長くし、印刷予定シートが第2種類の印刷用紙の場合は待機時間を短くしてもよい。すなわち、印刷予定シートが第1種類の印刷用紙の場合は、画質の低下の抑制を優先させて、転写ローラ31の温度が許容温度以下まで確実に下がるように待機時間を長く設定する。一方、印刷予定シートが第2種類の印刷用紙の場合は、生産性を優先し、待機時間については、転写ローラ31の温度が許容温度付近まで下がる程度の短い時間に設定してもよい。
(5)実施形態1、2では、転写ローラ31の温度が下がるまでの時間を、給紙タイミングにより調整する例を挙げた。時間の調整方法は、給紙タイミング以外に、印刷用紙の搬送速度により調整することも可能であり、給紙タイミングを遅くする代わりに、搬送速度を遅くするようにしてもよい。また、転写ローラ31の温度を下げる方法についても、特に制約事項はなく、本明細書に開示したように転写ローラ31の温度が自然に下がるのを待つ方法以外に、冷却ファンを回して、転写ローラの温度を下げるようにしてもよい。
(6)実施形態1では、転写ローラの温度は、許容温度を超えているかどうかを、両面印刷の連続印刷時間に基づいて判断するようにしたが、この他にも、両面印刷の連続印刷枚数に基づいて判断するようにしてもよい。
(7)実施形態1では、制御部80を、CPU81を主体に構成した例を示したが、制御部80は、ASIC等の1以上のハード回路により構成することが出来る他、CPU81とASIC等のハード回路を組み合わせて構成することも可能である。また、実施形態1では、シート幅の大小に着目して、印刷予定シートを、第1種と第2種に分類した例を示したが、例えば、シートの厚さや材質によって、印刷部周辺温度に対する画質の影響に差が出来る場合であれば、シートの厚さや材質に着目して、印刷予定シートを、第1種と第2種に分類してもよい。
1...レーザプリンタ(印刷装置)
5...印刷用紙(シート)
12...給紙部構
13...搬送機構
14...印刷部
15...再搬送機構
30...感光体ドラム(像担持体)
31...転写ローラ(転写部)
32...フラッパ
33...スイッチバック路
40...定着器
80...制御部
90...温度センサ

Claims (8)

  1. シートに対して画像を印刷する印刷部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記印刷部周辺の温度が規定レベルを超えるかどうかを判断する判断処理と、
    前記印刷部周辺の温度が前記規定レベルを超えると判断した以降に印刷される予定である印刷予定シートが、第1の種類である場合は、当該印刷予定シートが、前記印刷部周辺の温度が前記規定レベルを超えた状態で印刷を行った時の画質の低下が前記第1の種類よりも少ない第2の種類である場合に比べて、前記印刷部周辺の温度の降温を促進する降温促進処理と、を実行する印刷装置。
  2. 前記印刷部は、像担持体と、前記像担持体上に形成された現像剤像をシート上に転写する転写部を備え、
    前記第1の種類のシートは、シートの搬送方向に対して直交する方向の長さであるシート幅が、前記第2の種類のシート幅よりも小さいシートである請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記制御部は、
    前記降温促進処理において、前記印刷予定シートが第1の種類である場合、前記印刷予定シートが前記第2の種類である場合に比べて、前記印刷予定シートを前記印刷部に対して搬送する搬送タイミングを遅くする処理である請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記制御部は、
    前記降温促進処理において、前記印刷予定シートが前記第2の種類である場合、前記搬送タイミングを、前記印刷部周辺の温度が前記規定レベルを超えると判断する前に印刷されるシートを前記印刷部に対して搬送するタイミングである通常搬送タイミングに維持し、
    前記印刷予定シートが前記第1の種類である場合、前記搬送タイミングを、前記通常搬送タイミングよりも遅くする請求項3に記載の印刷装置。
  5. シートを給紙する給紙部を備え、
    前記制御部は、
    前記搬送タイミングを、前記印刷予定シートを前記給紙部によって給紙する給紙タイミングにより調整する請求項3又は請求項4に記載の電源システム。
  6. 前記制御部は、
    連続して印刷されるシートの量をカウントするカウント処理を実行し、
    前記判断処理において、前記カウント処理にてカウントしたシートの量が規定値を超える場合、前記印刷部周辺の温度が前記規定レベルを超えると判断する請求項2ないし請求項5のいずれか一項に記載の印刷装置。
  7. 前記印刷部によりシートに印刷された画像を加熱定着する定着部と、
    前記定着部によって画像が加熱定着されたシートを前記印刷部に再搬送する再搬送機構と、を備え、
    前記制御部は、
    前記カウント処理において、前記再搬送機構によって連続して再搬送されるシートの量をカウントする請求項6に記載の印刷装置。
  8. 前記印刷部周辺の温度を検出するセンサを備え、
    前記制御部は、
    前記判断処理において、前記センサの検出値に基づいて、前記印刷部周辺の温度が前記規定レベルを超えるかどうかを判断する請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の印刷装置。
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