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JP2014214924A - 潜熱熱交換器 - Google Patents

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Takuya Ishizuka
卓也 石塚
和博 中澤
Kazuhiro Nakazawa
和博 中澤
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Abstract

【課題】応力によるヘッダ本体とヘッダ蓋とのTIG溶接部分の割れを抑制する潜熱熱交換器を提供する。【解決手段】複数の受熱管2を収容した胴体部3と、受熱管2の上流端および下流端が接続される流入ヘッダ4および流出ヘッダ5とを備え、流入ヘッダ4および流出ヘッダ5は、受熱管2の端部が挿入される挿入孔41が底部40に設けられ且つ底部40との対向面が開放された器状のヘッダ本体38と、ヘッダ本体38の開放面を閉塞するヘッダ蓋39とで構成され、ヘッダ本体38の周縁とヘッダ蓋39の周縁とを接合した潜熱熱交換器1で、受熱管2の管径より小さい棒状のステー45と、ヘッダ蓋39にステー45の端部が差し込まれる差込孔44とを設け、ステー45を受熱管2内に挿通させ、ステー45の各端部をヘッダ蓋39の差込孔44に差し込み、ステー45の端縁とヘッダ蓋39の差込孔44の端縁とを接合するようにした。【選択図】 図3

Description

この発明は、燃焼ガスから潜熱を回収する潜熱熱交換器に関するものである。
従来この種の潜熱熱交換器としては、特許文献1に記載されているような、一対のヘッダ(流入ヘッダおよび流出ヘッダ)間に複数の直管状の受熱管が並列的に並べられたものがあり、各ヘッダとしては、特許文献2に記載されているような、受熱管の端部を接続する挿入孔が設けられた器状のヘッダ本体と、ヘッダ本体の開放部を閉塞するヘッダ蓋とで構成されたものがあり、このような潜熱熱交換器において、ヘッダ本体とヘッダ蓋との間に形成される空間は水が流通する空間となるので、隙間を生じないようにヘッダ本体とヘッダ蓋とを組み付ける必要がある。このため、ヘッダ本体とヘッダ蓋とを組み付ける際に、ヘッダ本体とヘッダ蓋との周縁どうしを全周にわたり接触させ、この接触部分を接合する方法としてTIG溶接を採用することがあった。
特開2005−274028号公報 特開2007−163096号公報
ところで、このような潜熱熱交換器を備えた給湯機では、出湯時または出湯停止時に大きな水圧が潜熱熱交換器の流入ヘッダおよび流出ヘッダにかかるものであり、その水圧が応力としてヘッダ本体およびヘッダ蓋に加わるものであるが、出湯・出湯停止が繰り返し行われると、その応力によってヘッダ本体とヘッダ蓋との周縁のTIG溶接が行われた接合部分が割れを起こすことがあり、そこから水漏れが発生してしまうおそれがあるものであった。
この発明は、上記課題を解決するために、特に請求項1ではその構成を、被加熱流体が流通する複数の直管状の受熱管と、該受熱管を内部に収容し両側端に開口部が形成された筒状の胴体部と、該胴体部の開口部を閉塞し前記受熱管の上流端および下流端がそれぞれ接続される流入ヘッダおよび流出ヘッダとを備え、前記流入ヘッダおよび前記流出ヘッダは、前記受熱管の端部が挿入される挿入孔が底部に設けられ且つその底部と対向する面が開放された器状のヘッダ本体と、該ヘッダ本体の開放面としての開放部を閉塞するヘッダ蓋とで構成され、前記ヘッダ本体の開放部に前記ヘッダ蓋を嵌入させ、前記ヘッダ本体の周縁と前記ヘッダ蓋の周縁とを全周にわたり接合する潜熱熱交換器において、前記受熱管の管径より小さい棒状のステーと、前記ヘッダ蓋に前記ステーの端部が差し込まれる差込孔とを設け、前記ステーを前記受熱管内に挿通させ、前記ステーの各端部を前記ヘッダ蓋の前記差込孔に差し込み、前記ステーの端縁と前記ヘッダ蓋の前記差込孔の端縁とを接合するものとした。
この発明の請求項1によれば、ヘッダ本体の周縁とヘッダ蓋の周縁とを接合したものにおいて、ステーを受熱管内に挿通し、ステーの各端部をヘッダ蓋に設けた差込孔に差し込み、ステーの端縁と差込孔の端縁とを接合したことで、水圧による応力がかかる箇所をヘッダ本体の周縁とヘッダ蓋の周縁との接合部分以外にも分散することができ、ヘッダ本体の周縁とヘッダ蓋の周縁との接合部分の割れを抑制することができるものである。また、ステーを受熱管の管径より小径の直管状として、受熱管内を挿通させて、ステーにより流入ヘッダ側のヘッダ蓋と流出ヘッダ側のヘッダ蓋の両方をいっぺんに接続するので、流入ヘッダ側のヘッダ蓋にだけ、または流出ヘッダ側のヘッダ蓋にだけ片側ずつステーを用いて接続するものに比べて、部品点数が少なくてすむと共に溶接箇所が少なくなるので、コストを安価に抑えることができるものである。
この発明の一実施形態を示す潜熱熱交換器の斜視図。 同一実施形態のヘッダ蓋を外した状態の潜熱熱交換器の斜視図。 同一実施形態の潜熱熱交換器の断面図。 同一実施形態の潜熱熱交換器の流入ヘッダ部分の部品展開断面図。 同一実施形態の潜熱熱交換器を備えた潜熱回収型給湯機の概略断面図。
次に、この発明の一実施形態の潜熱熱交換器を図面に基づき説明する。
図1〜図4に示すように、潜熱熱交換器1は、複数の直管状の受熱管2と、これらの受熱管2を内部に収容する胴体部3と、受熱管2の上流端が接続される流入ヘッダ4と、受熱管2の下流端が接続される流出ヘッダ5とを備えているものである。
図5に示すように、潜熱熱交換器1は、潜熱回収型給湯機6の一部を構成するものであり、潜熱回収型給湯機6は、顕熱熱交換器としての円筒状の貯湯缶体7と、石油燃料を燃焼させるバーナ部8と、貯湯缶体7の上方に設置され内部にロックウールやグラスウール等の消音材9を有する消音部10と、潜熱熱交換器1と、潜熱熱交換器1および消音部10の上方に設置された扁平箱状の連通路11と、連通路11と接続されバーナ部8で発生される燃焼ガスを外部に排出する排気筒12と、潜熱熱交換器1で発生したドレンを中和する中和器13とで構成されているものである。
前記貯湯缶体7は内部に一定量の湯水が貯湯され、貯湯缶体7の下部内側には燃焼室14が形成され、貯湯缶体7内には多数の煙道を構成する熱交換パイプ15が複数配置され、貯湯缶体7の上部にはバーナ部8で発生させた燃焼ガスを消音部10に流出させる缶体燃焼ガス出口16が形成されているものである。なお、17は貯湯缶体7内の湯水の温度を検出する貯湯温度センサ、18は貯湯缶体7下部に接続され潜熱熱交換器1の受熱管2で予熱された湯水を貯湯缶体7に流入させる連結管、19は貯湯缶体7上部に接続され貯湯缶体7内に貯湯されている湯水を適宜給湯必要箇所に供給する給湯管である。
前記バーナ部8は、点火電極20や燃料を供給するノズル21や燃焼用空気を供給する燃焼ファン22を有し、燃焼室14内に臨ませたバーナ部8の燃焼によって発生する燃焼ガスが燃焼室14と連通している熱交換パイプ15を通過する際、熱交換パイプ15内の高温の燃焼ガスと貯湯缶体7内の貯水との間で熱交換が行われ貯湯缶体7内の湯水が高温に加熱されるものである。
前記消音部10は、缶体燃焼ガス出口16からの燃焼ガスを流入させる消音部燃焼ガス入口23と、消音材9と、消音部10内に形成され燃焼ガスが通過する消音部燃焼ガス流路24と、消音部燃焼ガス流路24を通過した燃焼ガスを潜熱熱交換器1に流出させる消音部燃焼ガス出口25とを備えているものである。
前記潜熱熱交換器1は、胴体部3の一側面に形成され消音部燃焼ガス出口25からの燃焼ガスを流入させる潜熱熱交燃焼ガス入口26と、胴体部3内に形成され燃焼ガスが通過する潜熱熱交燃焼ガス流路27と、胴体部3の上面に形成され潜熱熱交燃焼ガス流路27を通過した燃焼ガスを連通路11に流出させる潜熱熱交燃焼ガス出口28とを備え、胴体部3の底面には、潜熱熱交換器1で発生するドレンを中和器13に導くドレン管29と接続されるドレン排水接続口30が設けられているものである。
また、流入ヘッダ4には、給水管31と接続され給水管31からの給水を流入ヘッダ4内に流入させる流入接続口32が設けられ、流出ヘッダ5には、潜熱熱交換1と貯湯缶体7とを連結する連結管18の一端と接続され潜熱熱交換器1によって加熱された湯水を流出ヘッダ5から流出させる流出接続口33が設けられているものである。
前記連通路11は潜熱熱交燃焼ガス出口28からの燃焼ガスを流入させる連通路燃焼ガス入口34と、連通路11内に形成され燃焼ガスが通過する連通路燃焼ガス流路35と、連通路燃焼ガス流路35を通過した燃焼ガスを排気筒12に流出させる連通路燃焼ガス出口36とを備えているものである。
前記中和器13は、その内部にドレンを中和するための中和剤(図示せず)が充填されており、ドレン管29から中和器13に導かれたドレンを中和し、中和されたドレンを排水管37を介して外部に排出するものである。
次に、潜熱熱交換器1について詳細に説明する。
潜熱熱交換器1の胴体部3は、左右の両側端に開口部が形成された角筒状をしており、胴体部3は燃焼ガスから潜熱を回収をした際に発生する強酸性のドレンが内壁に付着するため、耐食性に優れたステンレス製で構成されているものである。
また、流入ヘッダ4(流出ヘッダ5についても同じ)は、胴体部3の開口部を閉塞するように嵌入されて固定されており、受熱管2の上流端が接続されるヘッダ本体38とヘッダ本体38とヘッダ蓋39とから構成されているものである。なお、流出ヘッダ5もヘッダ本体38とヘッダ蓋39とで構成されるものであるが、流出ヘッダ5のヘッダ本体38には、受熱管2の下流端が接続されているものである。胴体部3に流入ヘッダ4および流出ヘッダ5が固定されると、胴体部3内に燃焼ガスが通過する潜熱熱交燃焼ガス流路27が形成されるものである。
前記ヘッダ本体38は、図4に詳しく表れているように、器状に形成され、その底部40には、受熱管2の数だけバーリング加工が施されて、ヘッダ本体38の内方側に突出する立ち上がりを周縁に備えた挿入孔41が形成されるものであり、この複数の挿入孔41に複数の直管状の受熱管2の端部が挿入され接続されてヘッダ本体38間に受熱管2が並列的に並べられた構造となるものである。なお、ヘッダ本体38の底部40と対向する面は開放されており、その開放面としての開放部42の周縁部分は、拡開された拡開部43が形成されているものである。
また、前記ヘッダ本体38の開放部42は、ヘッダ蓋39によって閉塞され、ヘッダ本体38とヘッダ蓋39との間には水が流通する空間が形成されるものである。このヘッダ蓋39には、ヘッダ蓋39の外方に突出する立ち上がりを周縁に備えた差込孔44が複数形成されるものであり、この差込孔44には、受熱管2の管径より小径の直管状をしており受熱管2より長尺のステー45が複数(ここでは、3本)接続されるものであり、ステー45は受熱管2内を挿通し、ステー45の一端は流入ヘッダ4のヘッダ蓋39の差込孔44に、ステー45の他端は流出ヘッダ5のヘッダ蓋39の差込孔44に差し込まれそれぞれ接続され、差込孔44の端縁とステー45の端縁とを全周にわたり接触させて、この接触部分をTIG溶接により接合されるものである。また、ヘッダ本体38とヘッダ蓋39とを組み付ける際は、ヘッダ本体38の拡開部43にヘッダ蓋39を嵌入させ、ヘッダ本体38の拡開部43の周縁とヘッダ蓋39の周縁とを全周にわたり接触させて、この接触部分をTIG溶接により接合するものである。
このように、ヘッダ本体38の周縁とヘッダ蓋39の周縁とをTIG溶接により接合したものにおいて、受熱管2の管径より小径の直管状のステー45を受熱管2内に挿通し、ステー45の各端部をヘッダ蓋39に設けた差込孔44に接続し、差込孔44の端縁とステー45の端縁とをTIG溶接により接合したことで、水圧による応力がかかる箇所をヘッダ本体38の周縁とヘッダ蓋39の周縁との接合部分、すなわちTIG溶接部分以外にも分散することができ、ヘッダ本体38の周縁とヘッダ蓋39の周縁とのTIG溶接部分の割れを抑制することができ、水漏れを防止することができるものである。また、ステー45を受熱管2の管径より小径の直管状として、受熱管2内を挿通させて、ステー45により流入ヘッダ4側のヘッダ蓋39と流出ヘッダ5側のヘッダ蓋39の両方をいっぺんに接続するので、流入ヘッダ4側のヘッダ蓋39にだけ、または流出ヘッダ5側のヘッダ蓋39にだけ片側ずつステー45を用いて接続するものに比べて、部品点数が少なくてすむと共に溶接箇所が少なくなるので、コストを安価に抑えることができるものである。
次に、この潜熱回収型給湯機6の動作について説明する。
給湯必要箇所に適宜設けられている給湯蛇口(図示せず)を開くと、給湯管19により貯湯缶体7内の高温水が出湯されて給湯が開始される。それと同時に、給水管31から流入ヘッダ4に水が流入し、水は流入ヘッダ4から受熱管2内を通過して流出ヘッダ5へ流れ、流出ヘッダ5から連結管18を介して貯湯缶体7内に流入するものである。
そして、貯湯缶体7内の温水の温度が徐々に低下し、貯湯温度センサ17で検出する温度が所定温度以下になると、バーナ部8にて燃焼が開始され、その燃焼ガスが燃焼室14から貯湯缶体7内の熱交換パイプ15を通過する際、熱交換パイプ15内の高温の燃焼ガスと貯湯缶体7内の貯水との間で熱交換されて貯湯缶体7内の被加熱流体としての水を加熱するものである。
前記熱交換パイプ15内を通過して顕熱を吸熱された燃焼ガスは、缶体燃焼ガス出口16を抜け消音部燃焼ガス入口23から消音部10に流入する。消音部10に流入した燃焼ガスは、まだ高温で音速が大きく、同一周波数でも波長が短いので、消音部10を潜熱熱交換器1の上流側に配置することにより、小容積の消音部10でも低周波を効果的に消音できるものである。また、燃焼ガスの流れ方向として消音部10を潜熱熱交換器1の上流側に配置することで、まだ燃焼ガスがドレンを生じるほど温度が低下しておらず、ドレンによる消音材9の腐食を防止できるものである。
消音部10を通過した燃焼ガスは、潜熱熱交燃焼ガス入口26から潜熱熱交換器1の胴体部3内に流入し、胴体部3内に流入し潜熱熱交燃焼ガス流路27を通過する燃焼ガスは、胴体部3内に収容された複数の受熱管2を流れる水と熱交換して貯湯缶体7に流入される水を加熱し、潜熱熱交換器1の潜熱熱交燃焼ガス流路27を通過して潜熱を吸熱された燃焼ガスは、潜熱熱交燃焼ガス出口28を抜けて連通路11に流入し、連通路11を通り排気筒12から屋外に排気されるものである。
前記潜熱熱交換器1において、複数の受熱管2を流通する被加熱流体としての水と加熱流体としての燃焼ガスとが熱交換されると、燃焼ガス中の水蒸気が露点以下となることによって、受熱管2の表面や燃焼ガスと接触するヘッダ本体38の底部40の壁面に強酸性のドレンが生成され、生成されたドレンは胴体部3の底面で回収されるものであるが、胴体部3の底面はドレン排水接続口30に向かって下り傾斜が付されており、胴体部3内で発生したドレンをスムーズにドレン排水接続口30に導ける構造となっているものである。潜熱熱交換器1で発生したドレンは、ドレン排水接続口30からドレン管29を通過し中和器13に流入し、中和器13内で中和剤と接触して中和され、中和されたドレンは排水管37を介して所定箇所の下水に排水されるものである。
なお、本発明は先に説明した一実施形態に限定されるものではなく、本実施形態では、ステー45を3本設けているが、ヘッダ本体38とヘッダ蓋39とのTIG溶接部分にかかる応力を分散させ、ヘッダ本体38とヘッダ蓋39とのTIG溶接部分に割れを発生させないのに必要な本数だけ設ければよいものである。
また、本実施形態では、ステー45を、受熱管2の管径より小径で且つ受熱管2より長尺の直管状のものとしたが、ステー45は中身が中空の管状でなくてもよく、中実の円柱状のものでもよく、また、角柱状のものでもよいものであり、受熱管2の管径より小さく且つ受熱管2より長尺の棒状のものであれば特に限定されるものではない。
1 潜熱熱交換器
2 受熱管
3 胴体部
4 流入ヘッダ
5 流出ヘッダ
38 ヘッダ本体
39 ヘッダ蓋
40 底部
41 挿入孔
42 開放部
44 差込孔
45 ステー

Claims (1)

  1. 被加熱流体が流通する複数の直管状の受熱管と、該受熱管を内部に収容し両側端に開口部が形成された筒状の胴体部と、該胴体部の開口部を閉塞し前記受熱管の上流端および下流端がそれぞれ接続される流入ヘッダおよび流出ヘッダとを備え、前記流入ヘッダおよび前記流出ヘッダは、前記受熱管の端部が挿入される挿入孔が底部に設けられ且つその底部と対向する面が開放された器状のヘッダ本体と、該ヘッダ本体の開放面としての開放部を閉塞するヘッダ蓋とで構成され、前記ヘッダ本体の開放部に前記ヘッダ蓋を嵌入させ、前記ヘッダ本体の周縁と前記ヘッダ蓋の周縁とを全周にわたり接合する潜熱熱交換器において、前記受熱管の管径より小さい棒状のステーと、前記ヘッダ蓋に前記ステーの端部が差し込まれる差込孔とを設け、前記ステーを前記受熱管内に挿通させ、前記ステーの各端部を前記ヘッダ蓋の前記差込孔に差し込み、前記ステーの端縁と前記ヘッダ蓋の前記差込孔の端縁とを接合するようにしたことを特徴とする潜熱熱交換器。
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