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JP2014210608A - 容器台および容器搬送装置 - Google Patents

容器台および容器搬送装置 Download PDF

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JP2014210608A
JP2014210608A JP2013088882A JP2013088882A JP2014210608A JP 2014210608 A JP2014210608 A JP 2014210608A JP 2013088882 A JP2013088882 A JP 2013088882A JP 2013088882 A JP2013088882 A JP 2013088882A JP 2014210608 A JP2014210608 A JP 2014210608A
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rotary joint
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邦彦 窪田
Kunihiko Kubota
邦彦 窪田
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Omron Kirin Techno System Co Ltd
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Kirin Techno System Co Ltd
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Abstract

【課題】比較的簡単な構造で、液体による軸受の性能低下を防止することのできる容器台を提供する。【解決手段】容器台15は、回転軸56と、回転軸56の上部に連結され、容器1を保持する保持部材18と、回転軸56の下部に固定され、回転軸56に回転駆動力を伝達する伝達部材57と、回転軸56が挿入される通孔52aを有する支持台52と、支持台52に固定され、回転軸56を回転可能に支持する上部軸受58および下部軸受59と、を備える。回転軸56と支持台52との間には間隙76が形成され、該間隙76と伝達部材57の外部空間とを連結する連結空間84が伝達部材57に形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、ガラス壜等の容器の底部を保持して容器を支持する容器台(壜台)と、当該容器台を備える容器搬送装置に関する。
ガラス壜などの容器の底部を保持して容器を支持する容器台(壜台)を備え、当該容器台に容器を保持しながら、円形軌道に沿って搬送しつつ容器を自転させ、自転している容器を、例えばカメラで撮像することにより容器の全周を光学的に検査する検査機が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような検査機で使用される容器搬送装置では、容器台に保持される容器を自転させる必要があるため、容器台には回転軸が設けられていて、当該回転軸は、上下に並んだ軸受により回転自在に支持されているのが一般的である。
ところで、このような容器搬送装置では、例えば一日の終業時に、容器が接触する容器台を洗浄することが行われる。この場合、液体(例えば洗剤)を斜め上方から容器台に直接かけることで、容器台を洗浄する。しかしながら、この容器台にかけられた液体は、容器台の内部に入り込み、回転軸を伝って上下に配置された軸受にまで到達してしまうという問題があった。特に、下部に配置された軸受に液体が溜まって当該軸受の性能が低下することがあった。
そこで、従来から液体が容器台内に浸入しないような様々な対策が提案されてきた。例えば、特許文献2に開示されているように、液体の浸入を防ぐためのゴム製のカバーを回転軸に取り付ける構成が提案されている。しかしながら、カバーと静止側部材との間には、微小な隙間が形成されており、この隙間から液体が浸入してしまうことがあった。回転軸と静止側部材との隙間を塞ぐシールを取り付けて、液体の浸入を防ぐことも考えられるが、そのようなシールを取り付けると、比較的簡単なシール構造であっても、回転軸を回転させるためのトルクが増大してしまう。
特開2003−95430号公報 特開2005−187183号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、比較的簡単な構造で、液体による軸受の性能低下を防止することのできる容器台を提供することを目的とし、さらには、そのような容器台を備えた容器搬送装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の一態様は、回転軸と、前記回転軸の上部に連結され、容器を保持する保持部材と、前記回転軸の下部に固定され、前記回転軸に回転駆動力を伝達する伝達部材と、前記回転軸が挿入される通孔を有する支持台と、前記支持台に固定され、前記回転軸を回転可能に支持する上部軸受および下部軸受と、を備える容器台であって、前記回転軸と前記支持台との間には間隙が形成され、該間隙と前記伝達部材の外部空間とを連結する連結空間が前記伝達部材に形成されていることを特徴とする容器台である。
本発明の好ましい態様は、前記間隙は、前記下部軸受の内側に位置していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記下部軸受の内輪が前記支持台に固定され、前記下部軸受の外輪が前記伝達部材に固定されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記下部軸受の上方に配置され、該下部軸受を覆う下部軸受カバーをさらに備えたことを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記回転軸は、中空軸として構成されており、前記保持部材は、前記回転軸の中空空間と連通して前記容器を吸着保持する吸着カップであり、前記回転軸の下端には、前記回転軸の中空空間と連通し、かつ真空源に接続される回転継手が接続され、前記回転継手の上部を覆う回転継手カバーが設けられ、前記回転継手カバーは、前記連結空間の下方に配置されており、下方に傾斜する円錐台形状の外周面を有することを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記回転継手カバーの外周部には、前記回転継手の少なくとも一部を覆う円筒カバーが取り付けられていることを特徴とする。
本発明の他の態様は、上記に記載の容器台と、前記容器台が固定される回転テーブルとを備えたことを特徴とする容器搬送装置である。
本発明によれば、容器台内に浸入してきた液体(例えば、洗剤)は、支持台と回転軸との間の間隙を通って下方に流れ、その後、伝達部材に形成された連結空間を通って容器台から排出される。したがって、このような簡易な構成で、容器台内に液体が溜まることが防止できるので、軸受の液体による性能低下を防止できるようになる。
本発明の一実施形態における容器台を備えた容器検査装置の平面図である。 図1の容器検査部の容器搬送装置の要部を示す縦断面図である。 図2の切替弁の回転部を示す底面図である。 図2の切替弁の固定部を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る容器台の拡大断面図である。 タイミングプーリーの平面図である。 容器台に浸入した液体が外部に排出される様子を示す模式図である。
以下、本発明に係る容器台と、当該容器台を備えた容器搬送装置の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係る容器搬送装置を容器検査装置に組み込んだ例を説明するが、本発明はこれに限られるものではない。
図1は、本発明の一実施形態における容器台を備えた容器検査装置の平面図である。図1に示すように、容器検査装置は、検査対象となるガラス壜等の容器1を装置内に搬入する搬入コンベア2と、容器1の検査を行う容器検査部3と、搬入コンベア2から容器1を受け取って容器検査部3に搬入する入口スターホイール4と、容器検査部3において欠陥検査が終了した容器1を搬出する出口スターホイール5と、容器1を装置外に搬出する搬出コンベア6a,6bとを備えている。
搬入コンベア2は、入口スターホイール4に隣接して配置されており、この搬入コンベア2上には、容器1を一定間隔で入口スターホイール4に供給するインフィードスクリュー7が設置されている。検査対象となる容器1は、搬入コンベア2により連続的に矢印A方向から搬入され、インフィードスクリュー7により一定の間隔が形成されて、入口スターホイール4に順次渡される。
容器1は、ガイドレール8に案内されつつ、入口スターホイール4によって容器検査部3に搬送される。この容器検査部3には、容器1の欠陥検査を行うためのカメラを備えた検査装置9が設置されており、容器検査部3に渡された容器1は、検査装置9により欠陥検査を受ける。欠陥検査を終了した容器1は、出口スターホイール5に渡される。
出口スターホイール5の近傍には、不良品の容器1を搬出する第1搬出コンベア6a及び良品の容器1を搬出する第2搬出コンベア6bが配置されている。出口スターホイール5に渡された容器1は、容器検査部3における検査結果に応じて第1搬出コンベア6a又は第2搬出コンベア6bに排出される。即ち、容器検査部3により不良品と判断された容器1は第1搬出コンベア6aにより装置外に搬送され、良品と判断された容器1は第2搬出コンベア6bにより次工程に搬送される。
次に、本実施形態における容器検査部3の容器搬送装置について図2乃至図4を参照しつつ詳細に説明する。図2は、図1の容器検査部3の容器搬送装置の要部を示す縦断面図である。図2に示すように、容器検査部3は、上下の軸受10,11を介してフレーム12に回転自在に支持された主軸13と、主軸13の上端部に固定された回転テーブル14と、回転テーブル14の円周上に等間隔で配置された複数の容器台15とを備えている。回転テーブル14は、その外周に周方向に沿って複数の容器台取付孔50を有しており、それぞれの容器台取付孔50に容器台15が挿入されている。主軸13の下端にはモータ(図示せず)が接続されており、このモータの駆動によって、回転テーブル14が主軸13を中心として高速で回転するようになっている。
各容器台15は、中空の回転軸56を有し、当該回転軸56が上下の軸受58,59により回転自在に支持されている。容器台15の上部には、検査対象となる容器1の底面を吸引して容器1を保持する保持部材としての吸着カップ18が設けられている。この吸着カップ18には、回転軸56の中空空間19が連通しており、この中空空間19は容器台15の下端に設けられた回転継手(ロータリジョイント)20に連通している。この回転継手20からは、真空配管22が延びており、この真空配管22は主軸13の周囲に設けられた切替弁23に接続されている。なお、容器台15の構成の詳細については、後述する。
検査装置9による検査の際に容器1を自転させるためのタイミングベルト47が、ガイドレール8の下方に配置されている(図1参照)。このタイミングベルト47は、プーリー48,48とテンショナー49との間で、略三角形を描くように掛け渡されている。プーリー48,48のうちの一つは、図示しないモータなどの駆動源によって回転駆動される。そして、プーリー48,48の間を延びるタイミングベルト47の歯(図示せず)は、容器台15の回転軸56に固定されたタイミングプーリー57の歯80(後述する)と噛み合うように構成されている。このようにタイミングプーリー57とタイミングベルト47とが互いに噛み合うことで、容器台15のタイミングプーリー57および回転軸56を回転させることができる。このタイミングプーリー57は、回転軸56に回転駆動力(トルク)を伝達する伝達部材である。このような伝達部材の例としては、タイミングプーリー以外にも、Vプーリー、平プーリーやギヤなどが挙げられる。
切替弁23は、主軸13にキー24を介して固定された回転部25と、フレーム12にボルト26を介して固定された固定部27とを備えている。図3は、回転部25を示す底面図であり、図4は、固定部27を示す平面図である。図2および図3に示すように、回転部25の下面には容器台15と同数の連絡孔28が形成されている。また、回転部25には各容器台15から延びる真空配管22を接続するための接続ポート29が取付けられており、各連絡孔28は、水平方向に延びる連絡路を介してそれぞれの接続ポート29に連通している。
図2及び図4に示すように、固定部27の上面には、回転部25の底面の連絡孔28に対面して連通可能な円弧状溝31が形成されており、この円弧状溝31の中央部には貫通孔32が形成されている。固定部27には真空源33から延びる真空配管34を接続するための管継手35が取付けられており、上記貫通孔32は管継手35に接続されている。
このような構成の切替弁23において、回転部25が主軸13と一体となって回転することによって、回転部25の下面が固定部27の上面に摺接する。回転部25の連絡孔28が固定部27の円弧状溝31と連通したときに、真空源33と中空空間19とが連通され、回転部25の連絡孔28が固定部27の円弧状溝31と連通していないときは、真空源33と中空空間19との連通が遮断されるようになっている。このような構成で、中空空間19と連通する吸着カップ18の内側空間18bは、真空源33により、切替弁23、容器台15の回転継手20、及び回転軸56の中空空間19を介して真空排気される。
次に、上述のように構成された容器検査部3の動作について説明する。回転テーブル14の回転に伴い、容器台15が容器1の受け取り位置に近づくと、この容器台15に対応する回転部25の連絡孔28が、固定部27の円弧状溝31に近づき、容器1の受け取り位置の直前で固定部27の円弧状溝31に対向する。これによって、真空源33とこの容器台15の回転軸56の中空空間19が連通され、真空源33の動作によって、中空空間19と連通する吸着カップ18が吸着可能な状態となる。この状態で、容器1が入口スターホイール4から容器検査部3の容器台15に渡され、同時に、容器1の底面が吸着カップ18により吸着保持される。
吸着カップ18によって吸着保持された容器1は、回転テーブル14の回転により搬送される。その後、容器1は、タイミングプーリー57とタイミングベルト47とが噛み合って容器台15の回転軸56が回転することにより自転を開始する。容器1は、自転をしながら検査装置9のカメラにより撮像され、検査装置9により容器1の欠陥検査がされる。検査の終了した容器1が出口スターホイール5の容器受け取り位置にさしかかると、上記回転部25の連絡孔28が固定部27の円弧状溝31からずれて、容器台15による容器1の吸着が解除され、容器1が容器台15を離れて出口スターホイール5へ渡される。
次に、容器台15の一例について図5を用いて説明する。図5は、本発明の一実施形態に係る容器台15の拡大断面図である。図5に示されるような容器台15が、先に記述した容器検査部3の容器搬送装置に備えられる。また、図示した例では、容器台15は1台しか描かれていないが、この容器台15は、先に記述したように、回転テーブル14の周方向に沿って複数配置されている。
図5に示されるように、容器台15は、中空軸として構成される回転軸56と、回転軸56を回転可能に支持する上部軸受58および下部軸受59と、回転軸56が挿入される通孔52aを有する支持台52と、支持台52の下方に配置され、回転軸56の下部に固定されるタイミングプーリー57と、を備える。支持台52の通孔52aは縦方向に延び、支持台52の全体を通って延びている。図示されるように、回転軸56の内部には、その軸方向に延びる中空空間19が形成されている。回転軸56の上部には、フランジ状のキャップ部55が形成されている。キャップ部55の上端部には、凹部63が形成され、この凹部63に、容器1を吸着保持する保持部材としての吸着カップ18が収容される。吸着カップ18の底部には連通孔18aが開口されており、当該連通孔18aを介して、吸着カップ18の内側空間18bは、回転軸56の中空空間19と連通する。支持台52は、回転テーブル14の容器台取付孔50に挿入され、回転テーブル14に固定されている。なお、本実施形態では、容器1を保持する保持部材として吸着カップ18が採用されているが、保持部材はこの例に限らず、例えば、容器1を把持するチャックなどを用いてもよい。
キャップ部55の上面には、環状のパッド62が設けられる。この環状のパッド62は、例えばゴムなどの弾性材から構成されており、金属で構成されるキャップ部55と容器台15に搬送されてくる容器1の底部とが直接接触しないようになっている。キャップ部55は、その半径方向に外部まで延びる複数の連通孔64を有しており、これら複数の連通孔64は、凹部63と連通している。このような構成で、容器台15の上方から噴射されて凹部63に浸入した液体(例えば洗剤)は、連通孔64を通って容器台15の外部に排出されるようになっている。
回転軸56を支持する上部軸受58および下部軸受59は、支持台52に固定されている。より具体的には、上部軸受58の内輪(インナーレース)58aは回転軸56に固定されており、上部軸受58の外輪(アウターレース)58bは支持台52に固定されている。下部軸受59の内輪59aは支持台52に固定されており、外輪59bはタイミングプーリー57に固定されている。タイミングプーリー57の上部は、下部軸受59が収容される周壁57aが形成されており、下部軸受59の外輪59bは周壁57aの内周面に固定されている。このような構成で、タイミングプーリー57を介して回転軸56に回転駆動力が伝達されると、上部軸受58の内輪58aが回転軸56と共に回転し、下部軸受59の外輪59bがタイミングプーリー57と共に(すなわち、タイミングプーリー57が固定される回転軸56と共に)回転する。下部軸受59はタイミングベルト47からタイミングプーリー57に作用するラジアル荷重を受けるため、下部軸受59には上部軸受58よりも大きな軸受が使用されている。下部軸受59は、回転軸56を直接支持せずに、回転軸56に固定されたタイミングプーリー(伝達部材)57を支持することで、回転軸56を回転可能に支持している。このように、下部軸受59は、回転軸56をタイミングプーリー(伝達部材)57を介して間接的に回転可能に支持している。
図6に示すように、タイミングプーリー57の中心には、キー溝57bを有した貫通孔57cが形成されている。回転軸56は貫通孔57cに挿入され、回転軸56に形成された図示しないキーがキー溝57bに係合するようになっている。タイミングプーリー57は、その外周面に円周方向に沿って複数の歯80を備えている。タイミングプーリー57の歯80が、上記したタイミングベルト47の歯と噛み合うことで、タイミングプーリー57は回転する。このようにしてタイミングプーリー57が固定されている回転軸56に回転駆動力が伝達され、回転軸56が回転することで、吸着カップ18に吸着保持された容器1が自転するようになっている。
下部軸受59と周壁57aの上方には、下部軸受カバー94が設けられている。この下部軸受カバー94は支持台52に固定されており、下部軸受59と周壁57aとを覆うように配置される。このように下部軸受カバー94を設けることで、外部から下部軸受59に液体や異物が侵入するのを防いでいる。
回転軸56の下端には、中空空間19と連通する回転継手20が接続されている。回転継手20は真空配管22と接続されていて、上記したように切替弁23を介して、真空源33に連通している。上記したように、真空源33は、回転軸56の中空空間19および吸着カップ18の内側空間18bを真空排気できるようになっている。
キャップ部55の外周部には、第1円筒カバー74が取り付けられている。この第1円筒カバー74は、支持台52の上端部とキャップ部55の下端との間の隙間を覆うように配置される。また、回転継手20とタイミングプーリー57との間に、当該回転継手20の上部を覆う回転継手カバー88が設けられる。この回転継手カバー88の外周面は、下方に傾斜した円錐台形状を有している。さらに、回転継手カバー88の外周部には、第2円筒カバー90が取り付けられている。この第2円筒カバー90は回転継手カバー88から下方に延びており、回転継手20の上半分を覆っている。第1円筒カバー74、第2円筒カバー90は、ゴムなどの弾性材料から構成されている。
回転軸56と支持台52との間には、回転軸56に沿って延びる間隙76が形成されている。この間隙76は、上部軸受58から下部軸受59まで延びる空間である。また、下部軸受59の下には、環状空間77が形成されている。間隙76の下端は、環状空間77に接続されている。タイミングプーリー57には、環状空間77に連通する複数の排液孔84が設けられる。この排液孔84は、図6に示されるように、タイミングプーリー57の円周方向に沿って等間隔に設けられ、タイミングプーリー57の下部から環状空間77までを縦方向に貫通している。本実施形態において、環状空間77及び排液孔84は、間隙76とタイミングプーリー57の外部空間とを連結する連結空間を構成する。なお、環状空間77及び複数の排液孔84は連結空間の一例であり、液体を間隙76からタイミングプーリー57の外部空間に導くことができる形状であれば、連結空間は特に限定されない。
容器台15の吸着カップ18に向かって噴射された液体(例えば洗剤)は、第1円筒カバー74によって、間隙76への浸入が阻止される。しかしながら、第1円筒カバー74と支持台52との間には、隙間が存在するため、勢いよく液体が噴射されると、図7に示すように、液体の一部は、この隙間から上部軸受58の方へ浸入してくることがある。
この上部軸受58の方へ浸入してきた液体は、上部軸受58を通過し、回転軸56と支持台52との間の間隙76に浸入し、さらに間隙76を通って、環状空間77まで下方に流れることになる。タイミングプーリー57には環状空間77に接続された排液孔84が複数設けられているので、この浸入してきた液体は、環状空間77に溜まることなく、排液孔84を通じて容器台15の外部へ排出される。したがって、下部軸受59が液体に浸漬されることがなく、下部軸受59の性能低下が防止される。
なお、図示した例とは相違して、下部軸受59を、上部軸受58のように回転軸56に固定しても本発明の目的を達成することができる。すなわち、下部軸受59の内輪59aが回転軸56に固定され、下部軸受59の外輪59bが支持台52に固定され、回転軸56の回転に伴って、下部軸受59の内輪59aが回転軸56と共に回転する構成であってもよい。この場合、上部軸受58から間隙76内を下方に流れてきた液体は、下部軸受59と接触するが、そのまま下部軸受59を通過して下方へ流れて、排液孔84から外部へ排出されることになる。
しかしながら、図5に示したように下部軸受59を構成すると、液体は下部軸受59を回避して流れるので、下部軸受59の性能低下防止をより確実とすることができる。すなわち、液体の排出経路は、図7の一点鎖線で示されるように、第1円筒カバー74と支持台52との間の隙間、上部軸受58、間隙76、環状空間77、および排液孔84から構成され、当該排出経路から下部軸受59を外すことができるので、下部軸受59は液体と接触することがない。したがって、下部軸受59の性能低下に対して効果的である。さらに、図5に示す構造によって下部軸受59の径が上部軸受58より大きくなるので、上部軸受58より大きな下部軸受59を採用可能となる。タイミングベルト47からタイミングプーリー57に作用するラジアル荷重を上部軸受58より大きい下部軸受59で受けることにより、回転軸56に作用するラジアル荷重をより小さくすることができる。
排液孔84を通って、排出された液体は、上記した回転継手カバー88上に落下する。回転継手カバー88は、円錐台状の外周面を有しているので、液体は、この外周面上を容器台15から離れる方向に流れる。したがって、液体は回転継手カバー88上に滞ることなく、速やかに容器台15から排出される。回転継手カバー88と回転軸56との間には、シール部材としてのOリング92が配置されている。したがって、万が一、回転継手カバー88と回転軸56との間に液体が浸入してきたとしても、Oリング92によって堰き止められ、回転継手20まで液体が流れることはない。結果として、回転継手20の性能が液体により低下することが防止される。
さらに、回転継手カバー88には、第2円筒カバー90が取り付けられている。第2の円筒カバー90は、回転継手カバー88の外周面(傾斜面)上を流れた液体が回転継手20へ浸入してしまうことを防止することができる。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
1 容器
2 搬入コンベア
3 容器検査部
4 入口スターホイール
5 出口スターホイール
6a,6b 搬出コンベア
7 インフィードスクリュー
8 ガイドレール
9 検査装置
10,11 軸受
12 フレーム
13 主軸
14 回転テーブル
15 容器台
18 吸着カップ(保持部材)
18a 連通孔
18b 内側空間
19 中空空間
20 回転継手
22 真空配管
23 切替弁
24 キー
25 回転部
26 ボルト
27 固定部
28 連絡孔
29 接続ポート
31 円弧状溝
32 貫通孔
33 真空源
34 真空配管
35 管継手
47 タイミングベルト
48 プーリー
49 テンショナー
50 容器台取付孔
52 支持台
52a 通孔
55 キャップ部
56 回転軸
57 タイミングプーリー(伝達部材)
57a 周壁
57b キー溝
57c 貫通孔
58 上部軸受
59 下部軸受
58a,59a インナーレース
58b,59b アウターレース
62 パッド
63 凹部
64 連通孔
74 第1円筒カバー
76 間隙
77 環状空間
84 排液孔
88 回転継手カバー
90 第2円筒カバー
92 Oリング
94 下部軸受カバー

Claims (7)

  1. 回転軸と、
    前記回転軸の上部に連結され、容器を保持する保持部材と、
    前記回転軸の下部に固定され、前記回転軸に回転駆動力を伝達する伝達部材と、
    前記回転軸が挿入される通孔を有する支持台と、
    前記支持台に固定され、前記回転軸を回転可能に支持する上部軸受および下部軸受と、を備える容器台であって、
    前記回転軸と前記支持台との間には間隙が形成され、
    該間隙と前記伝達部材の外部空間とを連結する連結空間が前記伝達部材に形成されていることを特徴とする容器台。
  2. 前記間隙は、前記下部軸受の内側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の容器台。
  3. 前記下部軸受の内輪が前記支持台に固定され、前記下部軸受の外輪が前記伝達部材に固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の容器台。
  4. 前記下部軸受の上方に配置され、該下部軸受を覆う下部軸受カバーをさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の容器台。
  5. 前記回転軸は、中空軸として構成されており、
    前記保持部材は、前記回転軸の中空空間と連通して前記容器を吸着保持する吸着カップであり、
    前記回転軸の下端には、前記回転軸の中空空間と連通し、かつ真空源に接続される回転継手が接続され、
    前記回転継手の上部を覆う回転継手カバーが設けられ、
    前記回転継手カバーは、前記連結空間の下方に配置されており、下方に傾斜する円錐台形状の外周面を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の容器台。
  6. 前記回転継手カバーの外周部には、前記回転継手の少なくとも一部を覆う円筒カバーが取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の容器台。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の容器台と、
    前記容器台が固定される回転テーブルとを備えたことを特徴とする容器搬送装置。
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