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JP2014197830A - 通信装置、通信システム及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク通信に関する知識のないユーザであっても、設定の重複による無線通信の不具合を容易に回避できるようにする。【解決手段】アクセスポイントを介さない無線通信の可能な通信装置において、ネットワーク識別子及びアドレス情報が重複することにより上記無線通信の障害となる他の通信装置を検出した場合に(S36のYES)、ネットワーク識別子を変更することにより、他の通信装置とアドレス情報又は無線通信の周波数チャンネルのいずれかを異ならせるようにした(SA)。【選択図】図8

Description

この発明は、アクセスポイントを介さない無線通信の可能な通信装置、通信システム及び、上記のような通信装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムに関する。
従来から、アドホック、Wifi(ワイファイ)ダイレクト等、無線LAN(ローカルエリアネットワーク)と同じ、IEEE802.11n等の伝送規格を用い、アクセスポイントを介さずに複数の通信装置が通信を行う方式が知られている。
このような通信方式で通信を行うためには、通信を行う通信装置に、無線ネットワークの設定を正しく行う必要がある。この設定には、IP(インターネットプロトコル)アドレス、サブネットマスク、認証方式、暗号方式、暗号方式に対応した暗号鍵等、さまざまな項目がある。このため、知識のないユーザが一から設定を行うことは難しかった。
この点に対応するため、特許文献1には、自身のIPアドレスと端末識別子とを用いてSSID(サービスセット識別子)を生成し、これを含むビーコン信号を生成する端末が開示されている。このような通信装置によれば、ビーコン信号を受け取った他の端末が、そこに含まれるSSIDからその送信元端末のIPアドレスを取得し、取得したIPアドレスを用いて接続を行うことができる。
なお、SSIDは、IEEE802.11シリーズの無線LANの通信規格においてアクセスポイントを識別するための識別子として用いられる。各アクセスポイント及び端末装置は、SSIDの生成の一致した相手としか通信しない。従って、SSIDは各装置の参加するネットワークを識別するためのネットワーク識別子であると考えることができる。
また、アクセスポイントを介しない通信においては、ビーコン信号を出力して他装置からの接続を受け入れる通信装置が、アクセスポイントに対応する機能を果たす。
ところで、設定ミス等により、SSID及びIPアドレスの共通する通信装置が複数ある状態となってしまうことがあり得る。そして、このような複数の装置が近傍にあって接続を受け入れる側の通信装置がビーコン信号を送信する状態となると、接続を要求する側の他の通信装置は、受け取ったビーコン信号に基づき接続したい通信装置と通信しようとしても、通信を正常に行うことができない。SSID及びIPアドレスが重複していて通信相手を正常に識別できないためである。なお、複数の周波数チャンネルを利用可能な場合、利用する周波数チャンネルも共通している場合にこのような障害が発生する。
この状態を回避するためには、ビーコン信号を送信する通信装置をユーザが操作してSSID(あるいはSSIDの生成に用いている情報)、IPアドレス、あるいは周波数チャンネルの設定を変更して、SSID、IPアドレスあるいは周波数チャンネルの重複を解消すればよい。
しかしながら、このような設定変更は、ネットワーク通信に関する知識のないユーザにとっては大きな負担となるという問題があった。
このような設定の重複による問題については、上述の特許文献1及び2に記載の技術でも解決できない。また、このような問題は、IEEE802.11シリーズ以外の無線通信規格を用いる場合でも、同様に発生し得るものである。
この発明は、このような背景に基づいてなされたものであり、ネットワーク通信に関する知識のないユーザであっても、設定の重複による無線通信の不具合を容易に回避できるようにすることを目的とする。
IPアドレス及び周波数情報を含む通信設定の組を識別する通信識別情報を有するネットワーク識別子を用いてアクセスポイントを介さない無線通信の可能な通信装置であって、前記ネットワーク識別子が重複することにより前記無線通信の障害となる他の通信装置を検出する検出手段と、前記検出手段が前記無線通信の障害となる他の通信装置を検出した場合に、前記ネットワーク識別子を変更する変更手段を有し、前記変更手段によるネットワーク識別子の変更によって、当該通信装置のIPアドレス又は当該通信装置の有する周波数を変更することを特徴とする。
上記構成によれば、ネットワーク通信に関する知識のないユーザであっても、設定の重複による無線通信の不具合を容易に回避できるようにすることができる。
この発明の通信装置及び通信システムの実施形態である通信装置が行う通信の例を示す図である。 図1に示した通信装置100のハードウェア構成を示す図である。 図1に示した通信装置100及び通信装置200が備える機能の構成を示す図である。 端末識別子の例を示す図である。 図3に示したSSID生成部が生成するSSIDの例を示す図である。 図3に示した通信設定記憶部が記憶する通信設定の例を示す図である。 図2に示した通信装置100と通信装置200との間で通信経路を確立する場合にこれらの装置が実行する動作の例を示す図である。 通信装置100のCPUが実行する、図7のステップS11乃至S15と対応する処理のフローチャートである。 その別の例を示すフローチャートである。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、図1に、この発明の通信装置及び通信システムの実施形態である通信装置が行う通信の例を示す。
図1に示すように、この発明の実施形態である通信装置には、接続受入側の通信装置100と、接続要求側の通信装置200とがある。そして、接続受入側の通信装置100は、電源が投入されると、自身が属するネットワークを識別するためのネットワーク識別子であるSSIDを自動生成し、そのSSIDを含むビーコン信号を、無線通信インタフェース(I/F)から周囲に送信する。
接続要求側の通信装置200は、そのビーコン信号を検出すると、ビーコン信号から通信に必要な情報を読み取る(詳細については後述する)。そして、自動的に又はユーザの指示に応じて、読み取った情報に基づき、ビーコン信号の送信元に対して接続を要求する。
通信装置100がこの要求に応じて接続を許可すると、通信装置100と通信装置200との間でデータの送受信が可能な状態となる。
上記の通信装置100は、例えば他の通信装置から画像や動画のデータを受信してその画像や動画を投影する投影装置であるプロジェクタとして構成することが考えられる。通信装置200は、そのプロジェクタに投影用のデータを送信するPC(パーソナルコンピュータ)等の端末装置として構成することが考えられる。
もちろん、これら以外の任意の装置として構成して構わない。
次に、図2に、通信装置100のハードウェア構成を示す。
図2に示すように、通信装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、通信インタフェースI/F104、表示器105、操作部106、エンジン部107を備え、これらをシステムバス108により接続して構成している。
そして、CPU101がRAM103をワークエリアとしてROM102に記憶されたプログラムを実行することにより、通信装置100全体の動作を制御し、後述する設定重複の解消に関する制御をはじめとする種々の機能を実現することができる。
ROM102は、電源を切ってもCPU101が実行するプログラム等の内部データを保持することができる不揮発性の半導体記憶装置である。
RAM103は、上記記憶装置から読み出されるプログラム及びデータを一時保持する揮発性の半導体記憶装置である。
通信I/F104は、外部装置と通信を行うためのインタフェースである。少なくとも無線通信を行うためのインタフェースを備えるが、他に有線通信用のインタフェースを備えていてもよい。通信に用いるプロトコルは任意である。
表示部105は、ユーザに情報を提示するための表示手段であり、液晶ディスプレイやランプ等により構成することができる。
操作部106は、ユーザから操作を受け付けるための操作手段であり、タッチパネルやボタン等により構成することができる。表示部105と操作部106を一体に構成してもよい。
エンジン部107は、通信以外の物理的な入出力を行う手段である。エンジン部107が備えるべき機能は、通信装置100をどのような装置として構成するかによって全く異なる。例えば通信装置100をプロジェクタとして構成するのであれば、エンジン部107は映像をスクリーンへ投射するための投射光学系である。プリンタとして構成するのであれば、電子写真方式やインクジェット方式などで用紙に画像を形成するプリントエンジンである。スキャナとして構成するのであれば、原稿の画像を読み取るスキャナエンジンである。文書蓄積装置として構成するのであれば、大容量のデータを記憶するストレージである。また、通信装置100がエンジン部107を備えていなくてもよい。
なお、通信装置200のハードウェア構成も、上記の通信装置100の場合と同様である。エンジン部107は、通信装置100と同様に無くてもよい。ただし、その形状、サイズ、数等は、装置が備える機能に応じて異なる。
特徴的な点の1つは、ネットワーク識別子及びアドレス情報が重複することにより無線通信の障害となる他の通信装置があった場合に、自動的にその障害を回避する点である。以下、この特徴を実現するための具体的な構成について説明する。
一の通信装置100と一の通信装置200の間で用いるネットワーク識別子、IPアドレス、及び周波数チャンネルの全てが重複する無線通信装置が存在する場合には、干渉障害により一の通信装置100と一の通信装置200の間で通信が行えなくなる。本願実施の形態では、一の通信装置100と一の通信装置200の間で通信を開始する前、及び一の通信装置100と一の通信装置200が通信中にネットワーク識別子が通信装置100と同一の通信装置を検出し、ネットワーク識別子を変更することによって、IPアドレス、周波数チャンネル及び端末識別子のいずれかを変更することで干渉障害を回避する点にある。
まず図3に、通信装置100及び通信装置200が備える機能の構成を示す。図3には、上記の無線通信の障害を回避するための機能を中心に示している。
図3に示すように、通信装置100は、通信制御部111、端末識別子記憶部112、SSID生成部113、通信設定記憶部114、固定文字列記憶部115、装置名記憶部116、設定重複検知部117、設定重複回避部118を備える。これらの各部の機能は、CPU101がROM102及びRAM103に記憶された所要のプログラムを実行することにより実現されるものである。
そして、通信制御部111は、通信設定記憶部114に記憶されている通信設定のいずれかと、SSID生成部113が生成したSSIDとを用いて、通信装置200をはじめとする外部装置との間で無線通信を行う機能を備える。この無線通信には、SSIDに基づいて生成したビーコン信号を周囲に送出して接続を受け入れる段階と、ビーコン信号に基づいて接続を要求してきた装置に対して接続を許可し、上位層のデータを送受信する段階とを含む。接続の許可に際しては、必要に応じてパスワード等により相手先装置の認証を行う。
端末識別子記憶部112は、通信装置100を識別するための端末識別子を記憶する識別子記憶手段である。端末識別子の生成は、通信装置100の電源投入時に実行される。また、端末識別子の生成は、通信装置100の電源投入後に無線通信機能が有効になった時点で実行してもよい。端末識別子は、設定重複検知部117によってSSIDの重複する他の通信装置を検出した場合、設定重複回避部118によって再生成されることもある。端末識別子は、自動で生成しても、ユーザが所望の値を設定してもよい。ユーザが設定する場合、操作部106を操作して行ったり、外部装置から通信装置100にアクセスして行ったりすることができる。
図4に、端末識別子の例を示す。
端末識別子は、他の通信装置と重複しないことが望ましいため、例えばMACアドレスを用いて生成するとよい。図4(a)に示すのは、通信装置100のMACアドレスをアスキーコードで記載した端末識別子の例である。
ただし、端末識別子をSSIDに含める場合、ビーコン信号から誰でもSSIDを取得することができ、そこからMACアドレスを取得できることになる。その為、MACアドレスを全く無関係の第3者に知られたくない場合には、MACアドレスに一定の変換を加えるとよい。図4(b)に示すのは、0とA、1とB、2とCといったように特定の数字と特定のアルファベットを対応させ、数字をアルファベット、もしくはアルファベットを数字に変換するといった変換ルールに従い、図4(a)に示した端末識別子の各文字を変換した例である。
また、変換規則を共有する装置であれば、端末識別子からMACアドレスを得ることができる。このような1対1対応の変換であれば、MACアドレスをそのまま用いる場合と同程度に、端末識別子が他の通信装置と重複しないことが保証される。
この他に図4(c)に示すようにユーザが端末識別子を直接指定することや、図4(d)に示すように乱数を用いてその都度、端末識別子を生成することもできる。
なお、端末識別子のバイト数は、何バイトでもよく、予め定めておくことが望ましい。ただし、端末識別子をSSIDにそのまま記載する場合、SSIDが32バイトである為、端末識別子以外の必要な情報がSSID内に記載できる程度に端末識別子のバイト数を設定する必要がある。
SSID生成部113は、無線通信に用いるSSIDを生成する生成手段である。SSIDの生成は、固定文字列記憶部115が記憶する固定文字列、装置名記憶部116が記憶する装置名、端末識別子記憶部112が記憶している端末識別子、及び通信制御部111が有する通信設定の識別情報とに基づき行われる。
図5に、SSID生成部113が生成するSSIDの例を示す。
本実施の形態におけるSSID生成部113が生成するSSIDは、固定文字列と、設定IDと、装置名と、端末識別子とを繋げたものとしている。
このうち固定文字列は、本実施の形態で用いた通信方式を示す文字列であり、図5の例では無線方式で通信を行うことを示す「RTC」が設定されている。つまり、固定文字列は、通信に利用する通信方式を特定するための識別情報であると捉えることもできる。なお、固定文字列は、固定文字列記憶部115に記憶する。
設定IDは、通信設定記憶部114に記憶されている設定される通信に係る識別情報である(図6参照)。「001」は、設定IDが1である組の通信設定を用いて通信を行うことを示す。
装置名は、ユーザが任意に設定して装置名記憶部116に記憶している通信装置100の名称である。図5の例では,無線通信装置であることを示す「WirelessDev」と、装置の製造番号(機番)の下3桁である「0E0」を組み合わせた名称としている。ユーザが名称を設定しない場合でも、図5の様に初期値を設定しておくとよい。
端末識別子は、端末識別子記憶部112が記憶している端末識別子を用いる。
なお、SSIDの何バイト目がどの情報であるかを示す情報は、予め接続の受入側と要求側で共有させておく。例えば、通信装置200に、通信装置100との接続用のアプリケーションをインストールすることにより、このような共有が可能である。
次に、通信設定記憶部114は、通信制御部111が行う無線通信に用いる通信設定を記憶する設定記憶手段である。
通信設定記憶部114には、識別情報である設定IDを付した通信設定を複数組、記憶する。通信設定記憶部114に記憶する通信設定は、通信装置100の製造時に、ROM102にテーブルとして記憶させておくとよい。また、通信装置100との通信を想定している他の通信装置200にも、通信装置100と同一の通信設定を記憶させておく。
ただし、上述のSSIDの構成と同様、通信装置100との接続用のアプリケーションを用意し、そのアプリケーションが通信設定を参照できるようにすることも考えられる。そして、通信装置100側と通信装置200側とで通信設定の記憶内容が不一致にならないよう、図6に示すデータをユーザが変更できないようにすることが好ましい。
また、図6には、通信設定の例を示している。通信設定の項目には、通信モード、認証方式、暗号方式、周波数チャンネル、伝送規格、通信プロトコル、IPアドレス、サブネットマスク(又はプレフィックス)がある。
これらのうち通信モードは、通信制御部111が行う無線通信のモードを示す。アドホックの他に、例えばWifiダイレクトを設定することが考えられる。
認証方式は、接続要求相手に対して接続を許可する際に行う認証の方式を示す。オープンシステムの他に、例えば共有キーシステムを設定することが考えられる。
暗号方式は、無線通信の暗号化方式を示す。また、接続に際してパスワード等を要求する場合には、その情報も含む。図6の例ではWEP(Wired Equivalent Privacy)が設定されているため、接続にはWEPキーが必要である。Passの項目には、そのWEPキーを記憶する。
周波数チャンネルは、通信に使用する周波数チャンネルである。使用する伝送規格により利用可能なチャンネルが決まるので、その中から選択して設定する。
伝送規格は、無線通信に使用する伝送規格を示す。IEEE802.11n以外に、IEEE802.11シリーズの他の規格や、IEEE802.11シリーズ以外の規格を用いることもできる。
通信プロトコルは、接続の許可後に上位層の通信に用いる通信プロトコルを示す。ここではIPv4(インターネットプロトコルバージョン4)と、IPv6(インターネットプロトコルバージョン6)を設定した例を示しているが、これ以外のプロトコルも利用可能である。
IPアドレスは、IPを用いた通信に用いる通信装置100のアドレス情報である。通信プロトコルがIPv4であればIPv4のアドレスを、通信プロトコルがIPv6であればIPv6のアドレスを設定する。他の通信プロトコルを用いる場合も、その通信プロトコルで用いるアドレスを設定する。なお、通信装置200側に記憶させるのも、通信装置100のアドレスである。
サブネットマスクは、IPを用いた通信に用いる通信装置100のサブネットマスクである。なお、サブネットマスクを用いるのはIPv4の場合であり、IPv6を用いる場合にはプレフィックスがこれに当たるので、プレフィックスをこの欄に設定する。他の通信プロトコルを用いる場合も、その通信プロトコルの通信に必要な情報を適宜設定する。このサブネットマスクも、通信装置200側にも、通信装置100側で用いる情報を記憶させる。
以上の設定項目からなる通信設定は、通信制御部111がいずれか1つの組を選択して通信に用いる。干渉障害が発生してもIPアドレスと周波数チャンネルはいずれかの項目を変更することで干渉障害を回避できる。その為、通信に用いる通信設定の組は、通信設定の組を切替えることにより、IPアドレスと周波数チャンネルの設定項目のうち1つのみを変更できるような、通信設定の組をそれぞれ用意しておくとよい。
図6において、設定ID「1」の組には、各通信設定項目に任意の値が設定されている。設定ID「2」の組は、IPアドレスの項目のみ設定ID「1」と異なる値「169.254.1.3」が設定されている。すなわち、設定ID「1」から設定ID「2」に通信設定の組を切替えるだけで、通信装置100は、IPアドレスのみ異なる通信設定に変更可能である。また、設定IDが「3」の組は、周波数チャンネルの項目のみ設定ID「1」と異なる値「12」が設定されている。すなわち、設定ID「1」から設定ID「3」に通信設定の組を切替えるだけで、通信装置100は、周波数チャンネルのみを異なる通信設定に変更可能である。
図3の説明に戻る。設定重複検知部117は、ネットワーク識別子が重複することにより通信制御部111による無線通信の干渉障害となる他の通信装置を検出する検出手段である。具体的には、まず通信装置100が利用している周波数チャンネルに、通信装置100とSSIDの重複するビーコン信号があるか否か検出する。そして、重複するものがあった場合に、そのビーコン信号の送信元に対して確認用パケットを送信することにより、送信元のIPアドレスが通信装置100のものと一致しているか否か確認する。この確認は、公知のプロトコルにより行うことができる。ここで一致していた場合、無線通信の障害となる他の通信装置があると判断する。設定重複検知部117は、その結果を設定重複回避部118に渡す。なお、SSIDが重複していても、利用する周波数チャンネルが異なる場合には、互いに無線通信の障害とはならない。
設定重複回避部118は、設定重複検知部117から無線通信の障害となる他の通信装置がある旨を通知された場合に、端末識別子あるいは利用する通信設定の組を変更することにより、設定の重複解消を試みる変更手段である。
端末識別子の変更は、所定の再生成方法に従って自動で行ってもよい。また、ユーザの所望する値を受け付けてもよい。
利用する通信設定の組の変更は、図6の例の様に、通信設定記憶部114に特定の設定項目のみが異なる通信設定の組をそれぞれ用意しておけば、通信設定の組を切り替えることで、他の通信装置とIPアドレス、もしくは周波数チャンネルだけが異なる設定に変更することができる。設定重複回避部118にて変更された端末識別子もしくは利用する通信設定の組に従って、SSIDを生成する。
設定重複回避部118にて端末識別子もしくは通信設定を変更することにより、無線通信の障害となる他の通信装置と通信装置100との間で、ネットワーク識別子、アドレス情報又は無線通信の周波数チャンネルのいずれかが異なるようにすることができる。
次に、通信装置200は、通信制御部211、SSID解析部212、接続先選択受付部213、通信設定記憶部214を備える。
そして、通信制御部211は、通信設定記憶部214に記憶されている通信設定のいずれかと、SSID解析部212がビーコン信号を解析して得たSSIDとを用いて、通信装置100をはじめとする外部装置との間で無線通信を行う機能を備える。また、この無線通信に先立って、1又は複数のビーコン信号を受信し、その信号をSSID解析部212に解析させる機能も備える。
SSID解析部212は、通信制御部211が受信したビーコン信号からSSIDを抽出し、SSIDを接続先選択受付部213に提供する機能を備える。
接続先選択受付部213は、SSID解析部212から渡されたSSIDから、ビーコン信号送信元の装置の端末識別子、装置名及びその送信元装置で用いる通信設定の組を示す設定IDを抽出する機能を備える。そして、抽出した情報のうち、ユーザが接続先の選択の判断に必要な情報をユーザに提示すると共に、どの装置に対して接続を要求するかの選択を受け付ける機能も備える。通信装置100が、自身の端末識別子を表示器105に表示させる等していれば、接続先を選択するユーザは、表示機105に表示されている通信装置100の端末識別子を見て容易に通信装置100を選択することができる。
また、接続先選択受付部213は、予め設定した端末識別子の装置を検出すると自動的にその装置を接続先として選択するようにすることもできる。また、1台のみからビーコン信号を受信している場合には自動的にその装置を接続先として選択するようにすることもできる。その他、任意のアルゴリズムで自動的に接続先の装置を選択するようにすることができる。
いずれにせよ、接続先の装置が選択された場合、接続先選択受付部213は、その接続先を通信制御部211に通知すると共に、SSID及びSSIDから抽出した設定IDを通信制御部211に渡す。すると、通信制御部211は、通信設定記憶部214に記憶されている通信設定から、設定IDが示す組の通信設定を選択し、SSID及びその通信設定に従い、接続先に対して接続を要求する。
この要求が受け入れられれば、通信装置200は接続先装置(例えば通信装置100)と上位層のデータを送受信可能な状態となる。
なお、通信設定記憶部214に、接続先装置の通信設定記憶部114と同じ通信設定を記憶させておくことは、上述の通りである。
次に、図7に、通信装置100と通信装置200との間で通信経路を確立するまでの各装置が実行する処理手順を示す。図7に示すのは、通信装置100が通信設定の選択、端末識別子の生成、SSIDの生成を含む無線通信の設定を自動で行い、かつ特に問題なく通信経路を確立できる場合の例である。
まず、接続受入側の通信装置100は、電源投入時、あるいは電源投入後無線通信機能が有効になった場合、図7のステップS11からの動作を開始する。
通信制御部111は、図6に示したように予め登録された通信設定の1つを選択する(S11)。利用する通信設定の組の選択は、前回通信時に選択したもの、優先度の一番高いもの等、任意に設定した優先順位に従って選択してよい。
次に、端末識別子記憶部112は、無線通信機能が有効になった後に生成された端末識別子を記憶する(S12)。図4(c)に示したようにユーザに端末識別子を設定させる場合には、端末識別子が端末識別子記憶部112に記憶されていることを確認すればよい。
次に、SSID生成部113は、固定文字列記憶部115が記憶している固定文字列、装置名記憶部116が記憶している装置名、ステップS11で選択した通信設定の設定ID及びステップS12で記憶した端末識別子に基づき、図5に示したようにSSIDを生成する(S13)。
SSIDを生成後、設定重複検知部117は、ステップS13で生成したSSIDと重複するSSIDを持つ他の通信装置がないことを確認する(S14)。すなわち、設定重複検知部117は、無線通信の障害となる他の通信装置からのビーコン信号の送信がないことを確認する。
そして、無線通信の障害となる他の通信装置がないことを確認した場合、通信制御部111は、ステップS13で生成したSSIDを含むビーコン信号を生成して周囲に向けて送信する(S15)。
一方、通信装置200は、電源投入時、あるいは電源投入後に無線通信機能が有効になった場合、図7のステップS21からの動作を開始する。
通信制御部211は、まずビーコン信号をサーチする(S21)。このサーチは、通信設定記憶部214に記憶されているどの組の通信設定を用いて送信されるビーコン信号も検出できるよう、周波数チャンネルや伝送規格を随時切り換えつつ行う。
そして、ステップS15で通信装置100より送信されたビーコン信号を検出すると、通信制御部211は受信したビーコン信号をSSID解析部212に渡す。SSID解析部212は、受信したビーコン信号からSSIDを取得し、接続先選択受付部213に渡す(S22)。その後、接続先選択受付部213は、SSIDから設定ID、装置名及び端末識別子を抽出する(S23)。SSIDの特定のバイトのデータを切り出せば、これらの情報を取得できる。
その後、接続先選択受付部213は、ステップS23で抽出した装置名をユーザに提示して、接続指示を待つ。複数のビーコン信号を検出した場合、各ビーコン信号についてそれぞれステップS22及びS23の取得を行い、ステップS24では各ビーコン信号と対応する装置名を提示する。
そして、ユーザからいずれかの装置名の通信装置に対する接続指示を検出すると(S25)、接続先選択受付部213はステップS23で取得した接続先通信装置のSSID及びSSIDから抽出した設定IDを通信制御部211に渡す。通信制御部211は取得したSSIDを通信に用いるものとして設定する(S26)。SSIDを設定後、通信制御部211は、通信設定記憶部214に記憶されている通信設定から通信に用いるものを設定する(S27)。そして、前記SSID及び前記通信設定を用いて、無線通信による接続要求を周囲に向けて送信する(S28)。なお、予め登録されている通信設定に含まれるIPアドレスは要求受入側の通信装置が用いるアドレスであるので、接続要求側の通信装置200は、通信設定に含まれるIPアドレスと重複しない値を適宜に設定する。
通信制御部111は、ステップS28で送信された無線通信の接続要求を検出すると、自身と同じSSIDを持つ無線ネットワークへの接続要求と認め、送信元の通信装置200との間で必要な認証処理等を行う。認証処理の結果、通信を行ってもよいと判断した場合、通信装置100は、通信装置200との接続を受け入れる(S16)。
これにより、通信装置100と通信装置200との間で接続が確立され、通信装置100と通信装置200との間で、アクセスポイントを介さずにデータ送受信が可能となる。
次に、図8は、無線機能を有効にしてからSSIDが重複する他の通信装置がないことを確認し、ビーコン信号を送信するまでの処理手順を示すフローチャートである。
通信装置100は、電源投入時、あるいは電源投入後に無線通信機能が有効になった場合、図8に示す処理を開始する。
そして、通信装置100はまず、無線通信の設定を自動設定するか否か判断する(S31)。自動設定するか否かは、例えば通信モードに連動して設定されるようにすることが考えられる。ネットワークに参加する装置の数が多いと想定されるインフラストラクチャモードでは自動設定なしとし、参加する装置の数が少なく物理的な距離も近いと想定されるアドホックモードでは自動設定ありとする等である。もちろん、ユーザが設定できるようにすることも考えられる。この場合、設定に関する知識の少ないユーザのことを考慮すると、デフォルトの設定は自動設定ありが望ましい。
ステップS31で自動設定する場合、ステップS32乃至S34で、通信設定の選択、端末識別子の生成及びSSIDの生成が行われる。ステップS32からS34で行う処理は、図7のステップS11乃至S13と同一である。
一方、ステップS31で無線通信の設定を自動設定しない場合、通信制御部111はステップS35で、ユーザが設定した通信設定及びSSIDを取得する。なお、通信設定は、通信設定記憶部114に記憶されているもののいずれかを選択してもよいし、通信設定の各項目の設定を個別に行えるようにしてもよい。
その後、通信設定の自動設定を行ったか否かに関わらず、ステップS36に進む。そして、設定重複検知部117にてSSID、IPアドレス及び周波数チャンネルの全て設定が重複する他の通信装置が、通信の障害になる位置にあるか否か判断する(S36)。通信の障害になる位置とは、無線通信の電波が届き、設定が共通する装置があるとネットワーク通信が正常に行えない範囲である。
そして、ステップS36で該当の装置を発見しない場合(ステップ36:N)、CPU101はステップS34まであるいはステップS35の設定に基づき通信制御部111にてビーコン信号を生成して出力し(S37)、処理を終了する。その後、別の処理により、ビーコン信号に基づき通信を要求してくる装置があるか否かを監視する。
ステップS36で該当の装置を発見した場合(ステップ36:Y)、そのままでは無線通信ができないため、この状況に対処すべく、ステップS38以降の処理に進む。
そして、ステップS38にて無線通信の設定が自動で行われたか否かを判断する。無線通信の設定が自動で行われた場合(ステップS38:Y)、設定重複回避部118は、予め通信設定記憶部114に登録された通信設定から、現在利用している通信設定の組の次に優先順位の高い通信設定の組に切替える(SA)。通信設定の組の切替えの優先順位は、現在利用している通信設定から大幅に設定が異なる通信設定の組ではなく、他の通信装置と重複する設定だけが異なる通信設定の組に切替えることができるように設定しておくとよい。
ステップSAにて利用する通信設定の組を変更した後は、ステップ34に戻り、設定重複回避部118が、新たに利用する通信設定の組の識別IDをSSID生成部113に通知する。SSID生成部113は、通知された識別IDを用いてSSIDの変更を行う。従って、利用する通信設定の組を切替えることで、通信設定だけでなくSSIDも異なる値が設定される為、他の通信装置との通信障害は解消される。
ステップ36でSSIDの重複する他の通信装置がなければ、ステップS37にて通信制御部111は、ビーコン信号の出力を開始する。
変更後の通信設定及びSSIDでもさらに他の通信装置と干渉障害が生じる場合は、ステップS38へ移行し、利用する通信設定の組を再度変更する。ステップSAの処理は、SSIDが他の通信装置と重複しなくなるまで実行される。
つまり、通信装置100は、上述の処理を実行することにより、ネットワーク識別子を変更することによって通信設定の組を切替える。そして、通信設定の組を切替えることでIPアドレスや周波数チャンネルの変更を行い、他の通信装置とのネットワーク識別子の重複による干渉障害を回避することができる。従って、ネットワーク通信に関する知識のないユーザであっても、設定の重複による無線通信の干渉障害を容易に回避することができる。このように通信設定を変更することで干渉障害を回避する方法は、端末識別子にMACアドレスが含まれる等、端末識別子を任意に変更することができない場合に有用である。
ここで、通信装置100と通信装置200で同一の通信設定を予め登録しておけば、通信装置100側で利用する通信設定の組が変更されても、通信装置200は通信装置100に接続するための設定変更を容易に行える。
具体的には、通信装置100のビーコン信号内のSSIDは、利用する通信設定の組の識別情報が含んでいる。通信装置200は、ビーコン信号から通信装置100が利用する通信設定の組を知ることができる為、通信装置200は、ビーコン信号から得た通信設定の組の識別情報に基づき通信設定の組を変更することで通信装置100との接続が容易に行える。
また、SSIDに通信設定の組の識別情報である設定IDを用いる方法であれば、通信装置100が利用する図6のような通信設定のテーブルを持たない他の通信装置に対して設定内容を漏らすことはない。また、設定IDを通じて、通信に用いる通信設定を通信装置間で共有できるので、セキュリティの向上にもつながる。
また、通信装置200から見れば、事前に通信装置100の利用する通信設定の組が不明な場合でも、通信装置200は、通信装置100が利用する通信設定の範囲で通信装置100のビーコン信号を検出すればよい。その結果、通信装置200は、通信装置100の検出に係る処理負荷を軽減することができる。
ただし、通信設定を予め登録しておいた組から選択するようにすることは、必須ではない。通信装置100が、自動で他の通信装置と重複しない通信設定を検出し、それを設定するようにしてもよい。また、設定IDをSSIDに含めることも、必須ではない。
なお、図8のステップS36のような通信障害の原因となる機器の検出は、通信装置100と通信装置200との間で一旦通信経路が確立された後も、随時行うとよい。そして通信障害が検出された場合には、ステップS38以降の処理を行い、他の通信装置との干渉障害の回避を行うとよい。この場合、通信装置200側でも、通信装置100との通信の確立に係る処理をやり直すことになる。
次に、図9を用いて、図8の処理の変形例について説明する。
通信装置100は、電源投入時、あるいは電源投入後無線通信機能が有効になった場合、図8に示す処理に代えて図9に示す処理を開始してもよい。
この処理のうち、ステップS41乃至ステップS49は図8の処理のステップS31乃至ステップ39と同様であるので説明を省略する。
通信装置100は、無線通信の設定を自動設定するか否か判断する(S48)。この判断は、ステップS41で行う処理と同一である。そして、自動設定を行わない場合(ステップ48:N)、ユーザに無断で設定を変更することは好ましくないため、現在の設定では通信ができないことをユーザに通知して(S49)、処理を終了する。ユーザへの通知は、表示器105への表示、不図示のスピーカからの音声出力、ランプの点灯や点滅等、任意の手段で行うことができる。
通信装置100は、端末識別子の自動変更が許可されているか否か判断する(S50)。端末識別子の自動変更の可否は、ユーザが予め設定しておくものである。
ここで端末識別子が自動変更可の場合(ステップ50:Y)、設定重複回避部118は、端末識別子を任意の手法で再生成する。その後、端末識別子記憶部112は、再生成された端末識別子を記憶する(S51)と共に、再生成した端末識別子をユーザに通知する(S52)。その後、ステップS44に戻って処理を繰り返す。
なお、端末識別子の再生成は、現在設定されている端末識別子とは異なる端末識別子が生成されることが保証される手法で行うことが望ましい。また、端末識別子をSSIDの生成以外の用途で利用している場合、その用途に支障がない手法で端末識別子を再生成するものとする。また、端末識別子の通知は、表示器105への表示、不図示のスピーカからの音声出力等、任意の手法で行うことができる。
一方、ステップS50で端末識別子の自動変更不可の場合(ステップ50:N)、通信装置100は端末識別子の変更をユーザに求める(S53)。例えば、表示器105に新たな端末識別子の入力を求める画面を表示させるとよい。そして、端末識別子の変更があると、端末識別子記憶部112は変更後の端末識別子を記憶する(S54)。その後、ステップS44に戻って処理を繰り返す。
ステップS44でのSSIDの生成には、変更後の端末識別子が用いられる。従って、SSIDは変更前とは異なる値となり、前回ステップS46で発見した他の通信装置とのSSIDの重複は解消される。ステップS46でSSIDが重複する他の通信装置が確認されなければ、ステップS47に進み、通信制御部111はビーコン信号の出力を開始する。
変更後のSSIDでもさらに別の通信装置と重複する等、他の通信装置との干渉障害が解消されていなければ、他の通信装置との干渉障害が解消されるまでステップS48以降の処理を繰り返す。
通信装置100は、上述の処理を実行することにより、無線通信の干渉障害となる他の通信装置を検出した場合、自動的に端末識別子及びネットワーク識別子を変更することで、他の通信装置とのネットワーク識別子、IPアドレスおよび周波数チャンネルの重複による干渉障害を回避することができる。従って、ネットワーク通信に関する知識のないユーザであっても、設定の重複による無線通信の干渉障害を容易に回避することができる。
なお、SSIDの生成に用いる情報は、任意に変更可能な情報であればよく、端末識別子でなくても構わないが、変更が自由に行える端末識別子は、SSIDを自動変更するための手段として好適である。また、SSIDを自動的に変更して差し支えない場合は、SSIDを直接変更することも考えられる。例えば、利用していたSSIDの後ろに任意の文字列を追加する等である。
また、端末識別子の変更の際、通信装置100は、端末識別子を変更した場合にユーザに端末識別子が変更された事を通知するため、ユーザの知らないうちに設定が変更されることを防止できる。なお、この通知は必須ではない。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、各装置の具体的な構成、処理の内容、データの構成、使用する装置の台数等は、実施形態で説明したものに限るものではない。
例えば、通信設定として予め記憶させておく項目は、図6に示したものに限られない。また、一部の項目について、具体的な値に代えて、任意の設定が可能である旨の値を設定できるようにしてもよい。この場合、当該項目については、ユーザが設定して予め記憶させておいた初期値を設定すればよい。
また、上述した通信装置100あるいは通信装置200の機能を、複数の装置に分散して設け、これらの装置に協働してその機能を実現させるようにしてもよい。
また、通信装置100が複数の通信装置200と同時に通信し得るようにすることも、もちろん可能である。
また、この発明によるプログラムの実施形態は、コンピュータに上述した通信装置100あるいは通信装置200の機能を実現させるためのプログラムである。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROM等の記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,SRAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
なお、請求項に記載された変更手段は、明細書の設定重複回避部118に対応する。
また、以上説明してきた各実施形態及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
100 通信装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 通信I/F
105 表示器
106 操作部
107 エンジン部
108 システムバス
111 通信制御部
112 端末識別子記憶部
113 SSID生成部
114 通信設定記憶部
115 固定文字列記憶部
116 装置名記憶部
117 設定重複検知部
118 設定重複回避部
200 通信装置
211 通信制御部
212 SSID解析部
213 接続先選択受付部
214 通信設定記憶部
特開2011−188238号公報

Claims (6)

  1. IPアドレス及び周波数情報を含む通信設定の組を識別する通信識別情報を有するネットワーク識別子を用いてアクセスポイントを介さない無線通信の可能な通信装置であって、
    前記ネットワーク識別子が重複することにより前記無線通信の障害となる他の通信装置を検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記無線通信の障害となる他の通信装置を検出した場合に、前記ネットワーク識別子を変更する変更手段を有し、
    前記変更手段によるネットワーク識別子の変更によって、当該通信装置のIPアドレス又は当該通信装置の有する周波数を変更することを特徴とする通信装置。
  2. 当該通信装置を識別する端末識別子を有するネットワーク識別子を用いてアクセスポイントを介さない無線通信の可能な通信装置であって、
    ネットワーク識別子が重複することにより前記無線通信の障害となる他の通信装置を検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記無線通信の障害となる他の通信装置を検出した場合に、前記ネットワーク識別子を変更する変更手段を有し、
    前記変更手段によるネットワーク識別子の変更によって、当該通信装置の端末識別子を変更することを特徴とする通信装置。
  3. 前記端末識別子を変更した場合にユーザにその旨を通知する通知手段を備えたことを特
    徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記無線通信に用いる通信設定を複数組記憶する設定記憶手段と、
    前記変更手段は、前記検出手段が前記無線通信の障害となる他の通信装置を検出した場合に、前記無線通信に用いる通信設定を、前記設定記憶手段に記憶されている別の組の通信設定に変更することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記ネットワーク識別子はSSIDであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. ネットワーク識別子が重複することにより無線通信の障害となる他の通信装置を検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記無線通信の障害となる他の通信装置を検出した場合に、前記ネットワーク識別子を変更する変更手段と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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