JP2014188999A - 繊維強化プラスチック部材の成形装置および成形方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】繊維強化プラスチック部材の成形装置1は、金型40と、繊維基材Fおよび樹脂Rを金型40に対して押圧するプレッシャープレート10,20とを備える。そして、プレッシャープレート10,20と金型40との間の間隙G1,G2の寸法を調整可能な調整機構を構成し、繊維基材Fに含浸した樹脂Rを、加熱を経て硬化または固化させることで、繊維強化プラスチック部材50を得る。
【選択図】図1
Description
繊維強化プラスチック部材を成形する方法の一つとして、例えば特許文献1に示される真空補助樹脂注入成形法(VaRTM;Vacuum assisted Resin Transfer Molding)がある。
VaRTM法は、金型に配置した繊維をフィルムで覆った後、フィルム内を所定の真空度にまで減圧させることでフィルムの内側に樹脂を注入し、繊維に含浸した樹脂を加熱して硬化させる方法である。中間素材である半硬化のプリプレグを用いることなく、繊維および樹脂から直接的にFRP部材を得ることができる。
例えば、図5(a)に示すようなスパー50の成形には、図5(b)に示す金型40と、金型40の内面に対向するプレッシャープレート91,92,93が用いられる。
スパー50は、図示しないスキンを支持するフランジ51,52と、フランジ51,52を連結するウェブ53とを有している。フランジ51とウェブ53の間、およびフランジ52とウェブ53の間の各々には、コーナー部Cが形成されている。
プレッシャープレート91〜93は、コーナー部Cで隣り合うように配置される。スパー50のフランジ51,52に対応するプレッシャープレート91,92の端部には、フランジ51,52の板厚を決める突出部Pが形成されている。突出部Pは、金型40の内面に突き当てられることで、金型40の内面とプレッシャープレート91,92との間の間隙Gの寸法を規定している。プレッシャープレート91〜93は、熱膨張率の小さいインバーなどのブロックから突出部Pを含めて一体に、高精度に削り出されている。
所定の板厚により、所定の繊維含有率を実現するために、プレッシャープレート91〜93によって、コーナー部Cを金型40に向けて十分に押し付けたい。そのため、金型40の内面とプレッシャープレート91,92との間の間隙Gの寸法を小さくするとよいが、それには、突出部Pの高さを低くしたプレッシャープレートを作り直す必要がある。
しかし、曲面状や段差状の部分もあるスパーの形状に対応するプレッシャープレートの削り出しはコストが高い。しかも、コーナー部の板厚および繊維含有率は、直接制御するのが難しく、ある面、なりゆきで決まるために、作り直しが一度では済まないこともある。プレッシャープレートを幾度も作り直すことになれば成形コストが高騰する。
以上の課題に基づいて、本発明は、成形コストを抑えることのできる繊維強化プラスチック部材の成形装置および成形方法を提供することを目的とする。
また、間隙の調整機構により、所定の繊維含有率に合わせ込むために、間隙を変えたいときには幾度でも、同じ成形治具で成形を試行することができる。
つまり、間隙を変えるために成形治具を作り直す必要がないので、成形コストを抑えることができる。
また、間隙の調整機構により、成形治具の熱膨張や寸法精度も加味して間隙を規定することができるので、成形治具に許容される熱膨張率や寸法精度を緩和することができる。このため、成形治具に安価な材料を用いたり、加工費用を抑えることができる。この点でも、成形コストを抑えることができる。
繊維強化プラスチック部材にコーナー部の外側から対向する金型を用いると、繊維強化プラスチック部材に成形治具がコーナー部の内側から対向するために、コーナー部では、その周囲に比べ押圧力が不足しがちとなるので、繊維含有率が不均一となり易い。このような場合に、本発明は特に大きな効果を発揮することができる。
成形治具を第1治具および第2治具に分割することにより、成形治具を容易に製作することができる。
また、第1治具および第2治具を含む2つ以上の治具に成形治具を分割することにより、断面C字状など、2箇所以上のコーナー部を有する形状の繊維強化プラスチック部材の成形にも本発明を適用することができる。
また、成形治具と金型との間に、間隙に対応する厚みのスペーサーを設け、調整機構として用いることもできる。
いわゆるVaRTM法により、プリプレグを用いることなく、繊維および樹脂から直接的にFRP部材を得ることができるので、成形コストを抑えることができる。
例えば、スパー、スキン(外板)などの構造部材や、航空機に設けられる装備品など、形状を問わず、種々の繊維強化プラスチック部材の成形に本発明を適用することができる。
図1(a)に示すように、修理装置1は、金型40と、プレッシャープレート10,20,30とを備えている。本実施形態では、金型40およびプレッシャープレート10,20,30を用いて、航空機の構造部材であるスパー50を成形する。航空機の翼の前縁および後縁の各々には、スパー50が配置される。これらのスパー50は、図示しないスキンと共にボックス状に組み付けられる。
スパー50は、断面C字状であり、各々がスキンを支持するフランジ51,52と、フランジ51,52を連結するウェブ53とを有している。スパー50は、単純化して図示しているが、スキンの形状に倣う形状に形成されている。
ウェブ53(第2部)に対して、フランジ51(第1部)およびフランジ52(第1部)は、同じ向きに屈曲し、互いに対向している。フランジ51とウェブ53の間、およびフランジ52とウェブ53の間の各々には、コーナー部Cが形成されている。
コーナー部において、フランジ51,52がウェブ53に対してなす角度は任意である。また、フランジ51がウェブ53に対してなす角度と、フランジ52がウェブ53に対してなす角度は同一でも相違していてもよい。
繊維基材Fに含浸される樹脂Rは、加熱されることで硬化される熱硬化性樹脂とされている。例えば、エポキシ、ポリイミド、ポリウレタン、不飽和ポリエステル等の熱硬化性樹脂を樹脂Rに用いることができる。その他、加熱を経て固化する、ナイロン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン樹脂)、PES(ポリエーテルサルホン樹脂)等の熱可塑性樹脂を用いることもできる。
スパー50には、求められる強度の設計に基づいて、繊維含有率が定められている。以下、繊維含有率は、体積を基準とする体積繊維含有率(fiber volume fraction)を指すものとする。体積繊維含有率は、繊維基材Fを構成する繊維の体積、繊維基材Fに含浸される樹脂Rの体積の比率により定まる。
金型40の形状精度に基づいて、金型40に対向するスパー50の外面は高精度に成形される。そのため、スパー50の外面にスキンを組み付ける際に、スパー50またはスキンを削ったり、シムを介在させることなく、容易に組み付けることができる。これは、コーナー部Cの外側からスパー50に対向する金型40を用いることによって得られる利点である。
壁面41は、スパー50のフランジ51よりも高く形成されている。フランジ51の上端を超える壁面41の領域には、後述するプラグ12の突き当て板17を支持する受け面41Aが形成されている。受け面41Aと、受け面41Aに突き当てられる突き当て板17の面は、加工のコストおよび手間の観点から、平面状に加工されることが好ましい。
壁面42も、壁面41と同様に形成されており、フランジ51の上端を超える領域には、受け面42Aが形成されている。
これらのプレッシャープレート10,20,30は、スパー50にコーナー部Cの内側から対向し、コーナー部Cで隣り合うように配置される。そして、プレッシャープレート10,20,30によってスパー50の内面が形成される。
本実施形態では、プレッシャープレート10,20,30により繊維基材Fおよび樹脂Rを押し付けるために、大気圧を利用する。
なお、プレッシャープレート10,20,30は、必要に応じて、スパー50の長さ方向(図1(a)の紙面直交方向)において複数の部分に分割される。
プレート11は、プレート本体13と、金型40の壁面41に向けて突出する突出部14とを有している。プレート本体13および突出部14は一体に形成されているが、別体に形成したプレート本体13および突出部14を接合して一体化することもできる。
プレート本体13は、フランジ51を覆うとともにフランジ51よりも高く形成されている。
突出部14は、プレート本体13の上端に沿って、スパー50の長手方向に連続して設けられている。突出部14には、プレート本体13の厚み方向にプラグ12を受け入れる係合凹部15が形成されている。なお、係合凹部15に代えて、突出部14をプレート本体13の厚み方向に貫通する貫通孔を形成することもできる。
突出部14およびプラグ12は、プレート本体13と壁面41との間に介在することで、スパー50の板厚を規定する。
プラグ12は、突出部14が延設される方向に間隔をおいて、突出部14の複数箇所に設けられている。成形時の大気圧による加圧力に耐え、調整された間隙G1を維持するように、プラグ12は、必要な本数だけ、必要な箇所に設けられる。
プラグ12は、円柱状のプラグ本体16と、プラグ本体16の先端に設けられた突き当て板17とを有している。プラグ本体16および突き当て板17は、樹脂Rが付着しても除去され易い材料で形成されるか、そのような材料により表面が加工されていることが好ましい。
プラグ本体16の進退や係合の機構は、任意に構成することができる。例えば、プラグ本体16の外周部および係合凹部15の内周部の各々にねじを形成するとよい。あるいは、プラグ本体16の外周部および係合凹部15の内周部の一方に環状のリブを形成し、他方にリブが係合される溝を形成するとともに、これらのリブおよび溝の複数組を、プラグ本体16の軸線方向に間隔をおいて配置するのもよい。
プラグ本体16が進退されると、プレート本体13から突き当て板17までの距離が変わるので、突き当て板17が突き当てられる壁面41と、プレート本体13との間の間隙G1の寸法が調整される。
突出部14に設けられた各プラグ12のプラグ本体16は、個別に進退させることができる。スパー50の板厚が異なる部位間では、突き当て板17が突き当てられる壁面41と、プレート本体13との間の間隙G1が異なる寸法に調整される。
なお、突き当て板17に代えて、プラグ本体16の径と同径の突き当て板を用いることもできる。また、プラグ12が突き当て板を備えていなくてもよい。
そして、残りのプレッシャープレート30(第2治具)は、スパー50のウェブ53に倣う形状に形成されている。このプレッシャープレート30は、プレッシャープレート10,20の各々のプレート本体13,13間の距離と同等の幅に形成されている。各コーナー部Cに位置するプレッシャープレート30の両端は、図示しないクリアランスを介してプレッシャープレート10,20に隣り合う。
本実施形態では、VaRTM法を実施し、真空引きによって所定の真空度にまで減圧することで、樹脂Rの注入を補助するとともに、減圧空間の圧力と大気圧との差圧によって繊維基材Fおよび樹脂Rに押圧力を加える。
このとき、図2(b)に示すように、金型40に配置された繊維基材Fとプレッシャープレート10,20,30は、プレッシャープレート10,20,30を覆うバッグフィルム19と金型40との間に封入される。これにより、バッグフィルム19と金型40との間に、減圧される密閉空間Sが形成される。
密閉空間Sは、樹脂Rの供給源に、図示しない注入経路を介して接続されている。密閉空間S内に樹脂Rが行き渡るように、密閉空間S内の複数の箇所に、注入経路に通じる注入口が設けられることが好ましい。
ここで、繊維含有率は、プレッシャープレート10,20,30の熱膨張や寸法公差、大気圧の変動などの種々の要因によって左右される。これらの要因により、繊維基材Fおよび樹脂Rが金型40に対して十分に押圧されなければ、樹脂が十分に圧縮されずに、繊維に対する樹脂Rの体積比率が高まるので、板厚が増加し、それに伴って繊維含有率が低下する。
特に、本実施形態のように、金型40に対してコーナー部Cの内側から繊維基材Fおよび樹脂Rをプレッシャープレート10,20,30により押し付ける場合、コーナー部Cでは、押圧力を受ける受圧面の狭さに起因して、コーナー部Cの周囲に比べ押圧力が不足しがちである。そのため、コーナー部Cで樹脂Rが十分に圧縮されず、また、コーナー部Cに周囲から樹脂Rが余分に流入すると、コーナー部Cの板厚が周囲に比べて増加する。このため、コーナー部Cにおける繊維含有率が周囲よりも低くなるので、繊維含有率が不均一となる。
そこで、本実施形態では、スパー50のフランジ51,52の板厚に対応する間隙G1,G2の寸法を調整することで、繊維基材Fおよび樹脂Rを金型40に対してより十分に押し付ける。そのために、プレッシャープレート10,20の各々のプラグ12の突出長を短くすることによって、間隙G1,G2を狭くする。
一方、プレッシャープレート30と底面43との間は、繊維基材Fの積層体の厚みや、繊維基材Fおよび樹脂Rに加えられる押圧力とそれに対する繊維基材Fの層間摩擦によるテンションとの均衡により間隙が定まる。
図2(a)に示すように、金型40の内面に繊維基材Fを積層する。繊維基材Fは、壁面41、底面43、および壁面42に亘って連続しており、コーナー部Cで折り曲げられる。
次に、プレッシャープレート10,20,30を繊維基材Fの上に設置する。このとき、例えば、プレッシャープレート10およびプレッシャープレート20を繊維基材Fに配置した後に、プレッシャープレート10,20の間にプレッシャープレート30を配置する。プレッシャープレート30は、プレッシャープレート10,20の下端の間に挟まれることにより、金型40の幅方向に位置決めされる。
プレッシャープレート10,20,30は、自重に、バッグフィルム19で隔てられた密閉空間Sと大気圧との差圧が加わることにより、繊維基材Fおよび樹脂Rを金型40に対して押し付ける。
すると、プレッシャープレート10のプラグ12の突き当て板17が壁面41に突き当てられることで、間隙G1が規定される。同様に、プレッシャープレート20のプラグ12の突き当て板17が壁面42に突き当てられることで、間隙G2が規定される。
このとき、プラグ本体16に突き当て板17が設けられているために、プラグ本体16の先端が壁面41に食い込むことなく、間隙G1,G2を維持できる。また、プラグ本体16に曲げ応力が加わっても、その曲げ応力に、壁面41に突き当てられた突き当て板17が抵抗するので、間隙G1,G2を維持できる。
上述のようにプラグ12の突出長に基づいて間隙G1,G2が調整されているので、繊維基材Fおよび樹脂Rは、コーナー部Cを含めた全体に亘り、プレッシャープレート10,20,30によって押し付けられる。そのため、繊維基材Fおよび樹脂Rは、全体に亘り、十分に圧縮される。
樹脂Rを加熱するために、任意の加熱装置を用いることができる。例えば、ヒーターを内蔵するマットをバッグフィルム19の上に載せて樹脂Rを加熱することができる。その他、金型40を収容可能なオーブンを用いたり、プレッシャープレート10,20,30に向けて熱風を送るヒートガンを用いることもできる。
樹脂Rは、所定の硬さまで硬化を終えると、繊維基材Fと一体化される。
以上により、スパー50の成形を完了する。
つまり、間隙G1,G2を変えるためにプレッシャープレート10,20を作り直す必要がないので、成形コストを抑えることができる。
また、間隙G1,G2の調整機構により、プレッシャープレート10,20の熱膨張や寸法精度も加味して、間隙G1,G2を規定することができるので、プレッシャープレート10,20に許容される熱膨張率や寸法精度を緩和することができる。このため、プレッシャープレート10,20に安価な材料を用いたり、加工費用を抑えることができる。この点でも、成形コストを抑えることができる。
上記実施形態では、プレッシャープレート10,20の調整機構にプラグ12を用いるが、プラグ12に代えて、図3(a)に示すような板状のスペーサー18を用いることもできる。
スペーサー18は、単数の板により、あるいは複数の薄板の積層体により、所定の厚みに形成することができる。
プレッシャープレート10の突出部14と金型40の壁面41との間にスペーサー18を介在させると、壁面41とプレート本体13との間の間隙G1の寸法が規定される。
したがって、スペーサー18の厚みを調整するか、厚みの異なるスペーサー18に交換することにより、間隙G1の寸法を調整することができる。
なお、突出部14または壁面41に、スペーサー18を着脱自在に保持することのできる保持部を設けると、間隙G1の調整をより容易に行うことができる。
プラグ26は、金型40の内壁に形成された係合凹部25の内部に係合されている。このプラグ26は、金型40に繊維基材Fを配置した後に、係合凹部25に係合させるとよい。
プラグ26をプレッシャープレート10に対して進退させ、係合凹部25からのプラグ26の突出長を変えることで、間隙G1を調整することができる。
図4(a)は、板状のFRP部材60に本発明を適用した例を示す。
FRP部材60の成形には、間隙G1の調整機構としてのプラグ12を備えるプレッシャープレート61と、金型62とを用いることができる。
プラグ12は、プレッシャープレート61の両端、四隅等、間隙G1を維持するのに必要な位置に設けることができる。
プラグ12によって間隙G1の寸法を調整すると、プレッシャープレート61により繊維基材Fおよび樹脂Rを金型62に対して十分に押し付けることができるので、所定の板厚により、所定の繊維含有率を実現することができる。
なお、プレッシャープレート61の両端に設けられたプラグ12の突出長を個別に変えると、プレッシャープレート61が傾く。これを利用して、板厚が漸次変化するFRP部材を成形することもできる。
FRP部材70は、第1部71と、第1部71に対して屈曲する第2部72とを備えている。第1部71と第2部72との間にはコーナー部Cが形成されている。
FRP部材70の成形には、第1部71に対応するプレッシャープレート81(第1治具)と、第2部72に対応するプレッシャープレート82(第2治具)と、金型83とを用いることができる。
プレッシャープレート81は、間隙G1の調整機構としてのプラグ12を備える。プレッシャープレート82は、間隙G2の調整機構としてのプラグ12を備える。プレッシャープレート81,82は、成形されるFRP部材70に、コーナー部Cの内側から対向し、コーナー部Cで隣り合うように配置される。
プレッシャープレート81,82の各々のプラグ12によって、間隙G1,G2を調整することにより、プレッシャープレート81,82によって繊維基材Fおよび樹脂Rを金型83に対して十分に押し付けることができる。そのため、成形されたFRP部材70において、所定の板厚、所定の繊維含有率を実現することができる。
例えば、図4(a)の例において、金型62とプレッシャープレート61とを間隙G1をあけて互いに拘束することにより、FRP部材60を成形することもできる。その場合、例えば、プレッシャープレート61の上に重しを載せればよい。あるいは、ロッドを用いて金型62とプレッシャープレート61とを締結するのもよい。
また、本発明は、液状の樹脂Rおよび繊維基材Fの代わりに、プリプレグを用いることも許容する。
上記以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
本発明は、航空機が備える部材の他、例えば、風車の羽根など、種々の部材の成形に広く利用することができる。
10,20 プレッシャープレート(成形治具、第1治具)
11 プレート
12,26 プラグ(突出部)
13 プレート本体
14 突出部
15 係合凹部
16 プラグ本体
17 突き当て板
18 スペーサー
19 バッグフィルム
25 係合凹部
30 プレッシャープレート(第2治具)
40 金型
41 壁面
41A 受け面
42 壁面
42A 受け面
43 底面
50 スパー
51,52 フランジ(第1部)
53 ウェブ(第2部)
60 FRP部材
61 プレッシャープレート
62 金型
70 FRP部材
71 第1部
72 第2部
81,82 プレッシャープレート
83 金型
C コーナー部
F 繊維基材
G1,G2 間隙
P 突出部
R 樹脂
S 密閉空間
Claims (8)
- 金型と、繊維基材および樹脂を前記金型に対して押圧する成形治具と、を備える繊維強化プラスチック部材の成形装置であって、
前記成形治具と前記金型との間の間隙の寸法を調整可能な調整機構を構成し、
前記繊維基材に含浸した前記樹脂を、加熱を経て硬化または固化させることで、繊維強化プラスチック部材を得る、
ことを特徴とする繊維強化プラスチック部材の成形装置。 - 前記繊維強化プラスチック部材は、第1部と、前記第1部に対して屈曲し、前記第1部との間にコーナー部を形成する第2部と、を備え、
前記金型は、前記繊維強化プラスチック部材に前記コーナー部の外側から対向し、
前記成形治具は、前記繊維強化プラスチック部材に前記コーナー部の内側から対向する、
ことを特徴とする請求項1に記載の繊維強化プラスチック部材の成形装置。 - 前記成形治具は、前記第1部に対応する第1治具と、前記第2部に対応する第2治具と、を含み、
前記第1治具および前記第2治具の少なくとも一方について、前記調整機構を構成し、
前記第1治具と前記第2治具とが前記コーナー部で隣り合うように配置される、
ことを特徴とする請求項2に記載の繊維強化プラスチック部材の成形装置。 - 前記成形治具または前記金型の一方に、他方に向けて突出する突出部を前記他方に対して進退自在に設け、前記調整機構として用いる、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の繊維強化プラスチック部材の成形装置。 - 前記成形治具と前記金型との間に、前記間隙に対応する厚みのスペーサーを設け、前記調整機構として用いる、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の繊維強化プラスチック部材の成形装置。 - 前記繊維と前記成形治具とが、前記成形治具を覆うフィルムと前記金型との間に封入され、
前記フィルムと前記金型との間の密閉空間が減圧されることで、前記樹脂の供給源から前記密閉空間に前記樹脂が注入される、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の繊維強化プラスチック部材の成形装置。 - 前記繊維強化プラスチック部材は、航空機を構成する部材である、
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の繊維強化プラスチック部材の成形装置。 - 金型と、繊維基材および樹脂を前記金型に対して押圧する成形治具と、を用いる繊維強化プラスチック部材の成形方法であって、
前記成形治具と前記金型との間の間隙の寸法を調整可能な調整機構を構成し、
前記繊維基材に含浸した前記樹脂を、加熱を経て硬化または固化させることで、繊維強化プラスチック部材を得る、
ことを特徴とする繊維強化プラスチック部材の成形方法。
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