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JP2014188737A - ミキサ車 - Google Patents

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JP2014188737A
JP2014188737A JP2013064427A JP2013064427A JP2014188737A JP 2014188737 A JP2014188737 A JP 2014188737A JP 2013064427 A JP2013064427 A JP 2013064427A JP 2013064427 A JP2013064427 A JP 2013064427A JP 2014188737 A JP2014188737 A JP 2014188737A
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JP
Japan
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drum
shell
mixer
plate thickness
mixer drum
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Pending
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JP2013064427A
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English (en)
Inventor
Kazunori Tanaka
和徳 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

【課題】生コンクリートによる摩擦に起因してドラム前部が摩耗しやすい場合においても、ミキサドラムの部材寿命を確保できるミキサ車を提供する。
【解決手段】ミキサ車1は、前傾姿勢で車体2上に回転自在に搭載されたミキサドラム10を備え、ミキサドラム10はドラム前部の板厚がドラム後部の板厚よりも厚くなるように構成される、ことを特徴とする。このようにドラム前部の板厚がドラム後部の板厚よりも厚く設定されるので、生コンクリートによる摩擦に起因してドラム前部が摩耗しやすい場合においても、ミキサドラム10の部材寿命を確保することが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車体上に回転自在に搭載されたミキサドラムを備えるミキサ車に関する。
ミキサ車は、車体上に回転自在に搭載されたミキサドラム内に生コンクリートを積載し、当該生コンクリートを運搬する車両である。
特許文献1には、ドラム後部を上方に持ち上げた前傾姿勢で架台上に設置されたミキサドラムを備えるミキサ車が開示されている。
特開平10−44130号公報
このようなミキサ車は、生コンクリート積載時等にミキサドラムを回転させるように構成されている。生コンクリートが積載された状態でミキサドラムが回転すると、生コンクリートがミキサドラムの内壁面に対して擦れるように移動するので、ミキサドラムの内壁面が摩耗する。
ミキサ車ではミキサドラムが前傾姿勢で配置されており、生コンクリートの大半がミキサドラム内のドラム前部寄りの位置に積載されることとなるため、ミキサドラムのドラム前部の内壁面がドラム後部の内壁面よりも摩耗しやすい。このようにドラム前部がドラム後部より摩耗しやすい場合においても、ミキサドラムの部材寿命を長期間確保する必要がある。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、生コンクリートによる摩擦に起因してドラム前部が摩耗しやすい場合においても、ミキサドラムの部材寿命を確保できるミキサ車を提供することを目的とする。
本発明のミキサ車は、前傾姿勢で車体上に回転自在に搭載されたミキサドラムを備え、前記ミキサドラムは、ドラム前部の板厚がドラム後部の板厚よりも厚くなるように構成される、ことを特徴とする。
本発明によれば、ミキサドラムのドラム前部の板厚がドラム後部の板厚よりも厚く設定されるので、生コンクリートの摩擦に起因してドラム前部が摩耗しやすい場合においても、ミキサドラムの部材寿命を確保することが可能となる。
本発明の実施形態によるミキサ車の側面図である。 ミキサ車が備えるミキサドラムの一部断面図である。
以下、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態によるミキサ車について説明する。
図1に示すミキサ車1は、コンクリートプラントでミキサドラム10内に投入された生コンクリートを運搬する車両である。
図1に示すように、ミキサ車1は、生コンクリートを積載するミキサドラム10と、ミキサドラム10を回転駆動する駆動装置20と、ミキサドラム10に生コンクリートを供給するホッパ30と、ミキサドラム10から排出される生コンクリートを所定位置に誘導するシュート40と、を備える。
ミキサドラム10は、後端が開口端として形成された円筒状部材であって、車体2の架台2A上に回転自在に搭載されている。
ミキサドラム10の前端には駆動軸10Aが設けられており、ミキサドラム10の後部外周にはローラリング10Bが設けられている。ミキサドラム10の駆動軸10Aは、架台2Aの前側に配置された駆動装置20の油圧モータ(図示省略)に連結されている。ミキサドラム10のローラリング10Bは、架台2Aの後部に配置された支持部3の複数のローラ3Aによって下側から支持されている。ミキサドラム10は、ドラム後部が上方に持ち上げられた前傾姿勢で架台2A上に配置される。ミキサドラム10は、駆動装置20の油圧モータによって正回転又は逆回転するように構成されている。
ミキサドラム10内には、図示しないドラムブレードがドラム内壁面に沿って螺旋状に配設されている。ミキサドラム10とともに回転するドラムブレードによって、ミキサドラム10内に積載された生コンクリートの攪拌等が行われる。
ミキサドラム10が正回転する場合には、ドラムブレードは、ミキサドラム10内の生コンクリートを攪拌しながら前方に移動させる。一方、ミキサドラム10が逆回転する場合には、ドラムブレードは、生コンクリートを攪拌しながら後方に移動させる。このようにミキサドラム10を逆回転させることで、ミキサドラム10の開口端から生コンクリートを排出することができる。ミキサドラム10から排出された生コンクリートは、ミキサ車1の後方下部に旋回自在に設けられたシュート40を介して所定位置に誘導される。
なお、ミキサ車1の後方上部に設けられたホッパ30を介して、ミキサドラム10内へ生コンクリートを投入する場合には、ミキサドラム10を攪拌回転時よりも高速で正回転させる。
次に、図2を参照して、ミキサドラム10の構成について説明する。図2は、ミキサ車1が備えるミキサドラム10の一部断面図である。なお、図2では、ミキサドラム10内に設けられるドラムブレード等の記載を省略している。
図2に示すように、ミキサドラム10は、円弧状の鏡板11と、鏡板11の後端に連接されるフロントシェル12と、フロントシェル12の後端に連接されるセンターシェル13と、センターシェル13の後端に連接されるリアシェル14と、を備える。このように鏡板11、フロントシェル12、センターシェル13及びリアシェル14は、ミキサ車1の車両前側から順番に配設される。
鏡板11は、ミキサドラム10の前側閉塞端を構成する円弧状蓋部材である。鏡板11の前面中央には駆動軸10Aが固定されており、鏡板11の後端にはフロントシェル12が溶接により接合されている。
フロントシェル12は、ミキサドラム10の前部を構成する。フロントシェル12は、前端から後端に向かって拡径するように形成された円錐台状の筒部材である。フロントシェル12の後端には、センターシェル13が溶接により接合されている。
センターシェル13は、ミキサドラム10の中央部を構成する円筒状部材である。センターシェル13の後端には、リアシェル14が溶接により接合されている。
リアシェル14は、ミキサドラム10の後部を構成する。リアシェル14は、前端から後端に向かって縮径するように形成された円錐台状の筒部材である。リアシェル14の後端がミキサドラム10の開口端となる。リアシェル14の外周には、ローラリング10Bが取り付けられている。
ミキサドラム10において、センターシェル13の前端13A及び後端13Bは、内側に向かって屈曲するように形成されている。センターシェル13の前端13Aは、当該前端13Aの外周面とフロントシェル12の後端の内周面とが当接するように、フロントシェル12内に挿入される。フロントシェル12の後端をセンターシェル13の外周に沿って溶接することで、フロントシェル12とセンターシェル13は接合される。このように、センターシェル13の前端13Aの外周面をフロントシェル12の後端の内周面に当接させてフロントシェル12及びセンターシェル13を配置することで、溶接前におけるフロントシェル12とセンターシェル13の位置合わせが容易となる。
なお、センターシェル13の外周面には、フロントシェル12の後端に沿って溶接ビード15が形成される。
一方、センターシェル13の後端13Bは、当該後端13Bの外周面とリアシェル14の前端の内周面とが当接するように、リアシェル14内に挿入される。リアシェル14の前端をセンターシェル13の外周に沿って溶接することで、リアシェル14とセンターシェル13は接合される。このように、センターシェル13の後端13Bの外周面をリアシェル14の前端の内周面に当接させてセンターシェル13及びリアシェル14を配置することで、溶接前におけるリアシェル14とセンターシェル13の位置合わせが容易となる。
なお、センターシェル13の外周面には、リアシェル14の前端に沿って溶接ビード16が形成される。
上記のように構成されるミキサ車1では、生コンクリートが積載された状態でミキサドラム10が回転すると、生コンクリートがミキサドラム10のドラム内壁面に対して擦れるように移動するため、ドラム内壁面が摩耗する。図2に示すようにミキサドラム10は前傾姿勢で配置されており、生コンクリートの大半がミキサドラム10内のドラム前部寄りの位置に積載されるため(図2の破線参照)、積載された生コンクリートの大部分の重量をミキサドラム10のドラム前部を構成するフロントシェル12及びセンターシェル13で支えることとなる。そのため、ドラム前部を構成するフロントシェル12及びセンターシェル13がドラム後部を構成するリアシェル14よりも摩耗しやすい。
そこで、ミキサ車1では、生コンクリートによる摩擦に起因してドラム前部が摩耗しやすい場合においてもミキサドラム10の部材寿命を長期間確保できるよう、ミキサドラム10のドラム前部の板厚をドラム後部の板厚よりも厚く設定する。つまり、フロントシェル12の板厚t及びセンターシェル13の板厚tを例えば4.0mmとし、リアシェル14の板厚tを例えば3mmとする。但し、フロントシェル12の板厚t及びセンターシェル13の板厚tは、ミキサドラム10の前側閉塞端を構成する鏡板11の板厚tよりも薄く設定されている。
上記の通り、ミキサ車1では、摩耗しやすいフロントシェル12及びセンターシェル13の板厚t,tが、摩耗しにくいリアシェル14の板厚tよりも厚く設定されるので、フロントシェル12及びセンターシェル13が摩耗しやすい場合であっても、フロントシェル12及びセンターシェル13の板厚が摩耗限界値に達するまでの期間を延ばすことができる。
なお、フロントシェル12、センターシェル13及びリアシェル14の各板厚t,t,tは、上述した生コンクリートによる摩耗の要因だけでなく、ローラ3A(図1参照)からの支持力が作用するローラリング10Bの配設位置におけるドラム強度やミキサドラム10のドラム軽量化等の各種要因も加味して検討されている。
また、ミキサ車1では、フロントシェル12の板厚t及びセンターシェル13の板厚tの両方をリアシェル14の板厚tよりも厚くしたが、フロントシェル12の板厚t及びセンターシェル13の板厚tの一方をリアシェル14の板厚tよりも厚くするようにしてもよい。
上記した本実施形態のミキサ車1によれば、以下に示す効果を奏する。
ミキサ車1は車体2上に前傾姿勢で配置されたミキサドラム10を有しており、ミキサドラム10のドラム前部を構成するフロントシェル12及びセンターシェル13の少なくとも一方の板厚が、ドラム後部を構成するリアシェル14の板厚よりも厚く設定される。これにより、フロントシェル12及びセンターシェル13が摩耗しやすい場合であっても、摩耗限界値に達するまでの期間を延ばすことができる。したがって、生コンクリートの摩擦に起因してドラム前部が摩耗しやすい場合においても、ミキサドラム10の部材寿命を確保することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
本実施形態によるミキサ車1では、フロントシェル12の板厚t及びセンターシェル13の板厚tは同一の厚さに設定されているが、リアシェル14の板厚tよりも厚く設定されていれば、フロントシェル12の板厚t及びセンターシェル13の板厚tを異なる厚さとしてもよい。但し、フロントシェル12の板厚t及びセンターシェル13の板厚tは鏡板11の板厚tよりも薄く設定される。
フロントシェル12の板厚t及びセンターシェル13の板厚tを異ならせる場合には、ミキサドラム10が前傾姿勢で配置されることを考慮して、センターシェル13の板厚tをリアシェル14の板厚tより厚く設定し、フロントシェル12の板厚tをセンターシェル13の板厚tよりも厚く設定することが望ましい。このように、生コンクリートによる摩耗が発生しやすいシェルほど板厚を厚くすることで、ミキサドラム10の部材寿命を確実に確保することができる。
本実施形態によるミキサ車1では、鏡板11、フロントシェル12、センターシェル13及びリアシェル14の四部材から円筒状のミキサドラム10が構成されている。しかしながら、ミキサドラム10を、四部材ではなく、二部材や三部材、又は五部材以上から構成される円筒状部材としてもよい。
1 ミキサ車
2 車体
10 ミキサドラム
11 鏡板
12 フロントシェル
13 センターシェル
14 リアシェル
20 駆動装置
30 ホッパ
40 シュート

Claims (3)

  1. 前傾姿勢で車体上に回転自在に搭載されたミキサドラムを備えるミキサ車であって、
    前記ミキサドラムは、ドラム前部の板厚がドラム後部の板厚よりも厚くなるように構成される、
    ことを特徴とするミキサ車。
  2. 前記ミキサドラムは、車両前側から順番にフロントシェル、センターシェル及びリアシェルを有しており、
    前記フロントシェル及び前記センターシェルの少なくとも一方の板厚が、前記リアシェルの板厚よりも厚く設定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のミキサ車。
  3. 前記センターシェルの板厚は、前記リアシェルの板厚よりも厚く設定され、
    前記フロントシェルの板厚は、前記センターシェルの板厚よりも厚く設定される、
    ことを特徴とする請求項2に記載のミキサ車。
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