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JP2014184856A - 自動車用ファーサイドエアバック装置の配設構造 - Google Patents

自動車用ファーサイドエアバック装置の配設構造 Download PDF

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JP2014184856A
JP2014184856A JP2013060919A JP2013060919A JP2014184856A JP 2014184856 A JP2014184856 A JP 2014184856A JP 2013060919 A JP2013060919 A JP 2013060919A JP 2013060919 A JP2013060919 A JP 2013060919A JP 2014184856 A JP2014184856 A JP 2014184856A
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Satoshi Omi
聡 大見
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】ファーサイドエアバックの大型化を抑制しつつ乗員の車両幅方向中央側への移動を効果的に抑制する。
【解決手段】車両Vでは、一対の支持プレート52がセンタコンソール40から車両上側へ突出されて、エアバック30の下端部が一対の支持プレート52に狭持されるようにエアバック30と支持プレート52とが嵌合する。これにより、支持プレート52によって当該下端部が車両幅方向に支持される。したがって、側面衝突時に乗員Pからエアバック30に車両幅方向中央側への荷重が作用すると、当該荷重に対する反力が支持プレート52からエアバック30の下端部に作用する。その結果、側面衝突時における乗員Pの車両幅方向中央側への移動を効果的に抑制できる。また、車両幅方向においてエアバック30の下端部がセンタコンソール40内に収まるように配設されるため、エアバック30の大型化を抑制できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車用ファーサイドエアバック装置の配設構造に関する。
エアバック装置では、エアバックが車両の車両幅方向中央部(着座乗員に対して車両幅方向内側)で膨張展開されるものがある(例えば、下記特許文献1及び特許文献2参照)。
具体的には、エアバックがセンタコンソール内(又は天井部)に格納されており、膨張展開されたエアバックの下端部がセンタコンソール全体を狭持するように構成されている。これにより、車両の側面衝突時における乗員の車両幅方向中央側への移動が抑制されるようになっている。なお、エアバック装置として下記特許文献3及び特許文献4に記載されたものがある。
特開2010−52619号公報 特開2010−76642号公報 国際公開第2009/035115号 特開2010−154709号公報
しかしながら、上記エアバック装置では、上述したように膨張展開されたエアバックの下端部がセンタコンソール全体を狭持するよう構成されているため、エアバックの体格が大きくなる。
本発明は、上記事実を考慮し、ファーサイドエアバックの大型化を抑制しつつ乗員の車両幅方向中央側への移動を効果的に抑制できる自動車用ファーサイドエアバック装置の配設構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の自動車用ファーサイドエアバック装置の配設構造は、天井部材から車両下側へ膨張展開されると共に、車両用シート間に配置された車両内装部材に下端部が当接されるファーサイドエアバックと、前記車両内装部材に設けられ、前記ファーサイドエアバックの膨張展開時に前記車両内装部材から車両上側へ突出されて前記ファーサイドエアバックの下端部と嵌合して当該下端部を車両幅方向に支持する支持部材と、を備えている。
請求項1に記載の自動車用ファーサイドエアバック装置の配設構造では、ファーサイドエアバックが天井部材から車両下側へ膨張展開されて、車両用シート間に配置された車両内装部材にファーサイドエアバックの下端部が当接される。
ここで、車両内装部材には支持部材が設けられている。そして、ファーサイドエアバックの膨張展開時に支持部材が車両内装部材から車両上側へ突出されてファーサイドエアバックの下端部と嵌合して、支持部材によってファーサイドエアバックの下端部が車両幅方向に支持される。
これにより、車両の側面衝突時に乗員が車両幅方向中央側(ファーサイドエアバック側)へ移動されて、乗員からファーサイドエアバックに車両幅方向中央側への荷重が作用すると、当該荷重に対する反力が、支持部材からファーサイドエアバックの下端部に作用する。その結果、車両の側面衝突時における乗員の車両幅方向中央側への移動を効果的に抑制できる。
また、支持部材が、車両内装部材から車両上側へ突出されて、ファーサイドエアバックの下端部と嵌合されるため、仮にファーサイドエアバックの下端部が車両内装部材全体を車両幅方向に狭持する場合と比べて、車両幅方向におけるファーサイドエアバックの寸法を小さく設定できる。
すなわち、例えば、車両内装部材の車両幅方向両端部に一対の支持部材を設けた場合には、ファーサイドエアバックの下端部を一対の支持部材によって狭持するように支持部材とファーサイドエアバックとを嵌合させることができる。これにより、車両幅方向においてファーサイドエアバックの下端部が車両内装部材内に収まるようにファーサイドエアバックを配設できる。
また、例えば、車両内装部材の車両幅方向中央部の1箇所に支持部材を設けた場合には、ファーサイドエアバックの下端部が当該支持部材を車両幅方向に狭持するように支持部材とファーサイドエアバックとを嵌合させることができる。これにより、この場合においても、仮にファーサイドエアバックの下端部が車両内装部材全体を車両幅方向に狭持する場合と比べて、車両幅方向におけるファーサイドエアバックの寸法を小さくできる。
以上により、ファーサイドエアバックの大型化を抑制しつつ乗員の車両幅方向中央側への移動を効果的に抑制できる。
請求項2に記載の自動車用ファーサイドエアバック装置の配設構造は、請求項1に記載の発明において、前記支持部材が、前記車両内装部材の車両幅方向両端部に一対設けられている。
請求項2に記載の自動車用ファーサイドエアバック装置の配設構造では、車両内装部材の車両幅方向両端部に支持部材が一対設けられているため、ファーサイドエアバックの下端部を一対の支持部材によって狭持するように支持部材とファーサイドエアバックとを嵌合させることができる。これにより、例えば、ファーサイドエアバックの下端部を2股状に形成して、車両内装部材全体を当該下端部が狭持する必要がなくなる。したがって、ファーサイドエアバックの構造が複雑化することを抑制できる。
請求項1に記載の自動車用ファーサイドエアバック装置の配設構造によれば、ファーサイドエアバックの大型化を抑制しつつ乗員の車両幅方向中央側への移動を効果的に抑制できる。
請求項2に記載の自動車用ファーサイドエアバック装置の配設構造によれば、ファーサイドエアバックの構造が複雑化することを抑制しつつファーサイドエアバックの大型化を抑制できる。
本実施の形態に係る自動車用ファーサイドエアバック装置の配設構造が適用された車両を示す車両前側から見た一部破断された模式的な断面図である。 (A)は、図1に示されるセンタコンソールを示す車両上側から見た拡大した平面図であり、(B)は、(A)に示されるセンタコンソールを示す車両前側から見た拡大した断面図である。 図1に示されるファーサイドエアバックが膨張展開された状態を示す車両前側から見た一部破断された模式的な断面図である。
以下、図面を用いて本実施の形態に係る自動車用ファーサイドエアバック装置の配設構造Sが適用された車両(自動車)Vについて説明する。なお、図面において適宜示される矢印FRは車両前側を示し、矢印RHは車両右側(車両幅方向一側)を示し、矢印UPは車両上側を示している。
図1に示されるように、車両Vは一対の車両用シート12を備えており、車両用シート12は車両Vの車両幅方向中央部に対して車両幅方向外側にそれぞれ配置されている。この車両用シート12は、乗員Pが着座するシートクッション14と、乗員Pの背部を支えるシートバック16と、を含んで構成されており、シートクッション14の後端部にシートバック16の下端部が連結されている。
また、車両Vの上部には、ルーフパネル18が設けられている。このルーフパネル18は、車両Vの車両幅方向両側部において車両前後方向に延びるルーフサイドレール(図示省略)間に跨って配設されている。また、ルーフサイドレール間には、車両幅方向に延びるルーフリインフォースメント(図示省略)が架け渡されている。
このルーフパネル18の車室内側には、天井部材としてのルーフトリム20が離間して配設されており、ルーフパネル18及びルーフリインフォースメントがルーフトリム20によって車室内側から覆われている。このルーフトリム20は、略板状に形成されており、板厚方向を車両上下方向としてルーフパネル18に沿うように配置されている。また、ルーフトリム20の車両幅方向中央部には、3箇所のスリット22が形成されている。このスリット22は、車両前後方向に延びると共に、車両下側へ開放された断面略V字形状に形成されている。そして、後述するファーサイドエアバック30が膨張展開される際に、ルーフトリム20が、車両幅方向中央に配置されたスリット22の部位で破断されて、ルーフトリム20の一部が開口されるように構成されている(図3参照)。
また、ルーフパネル18とルーフトリム20との間には、一対の補強部材24が配設されている。この補強部材24は、スリット22の車両幅方向外側にそれぞれ配置されると共に、車両前後方向に延在されている。そして、補強部材24はルーフパネル18の下面及びルーフトリム20の上面に結合されて、ルーフトリム20が補強部材24に補強されるようになっている。
さらに、ルーフパネル18とルーフトリム20との間には、一対の補強部材24間の位置(車両幅方向中央部)において、自動車用ファーサイドエアバック装置10を構成するファーサイドエアバック(以下、単に「エアバック」という)30及びインフレータ32(広義には、「ガス発生器」として把握される要素である)が設けられている。このエアバック30は、折り畳まれた状態でルーフパネル18とルーフトリム20との間に格納されており、エアバック30にインフレータ32が接続されている。また、インフレータ32は、ECU34(広義には、「制御部」として把握される要素である)に電気的に接続されている。このECU34は側突センサ36に電気的に接続されており、側突センサ36は車両Vの側面衝突を検出するように構成されている。
そして、側突センサ36からECU34へ出力される信号に基づいてECU34が車両Vの側面衝突を検知した場合に、ECU34の制御によってインフレータ32が作動されるようになっている。また、インフレータ32が作動されると、インフレータ32によって発生されたガスがエアバック30に供給されて、エアバック30がルーフトリム20から車両下側へ膨張展開されると共に、エアバック30の下端部が後述するセンタコンソール40に当接されるようになっている(図3参照)。これにより、膨張展開されたエアバック30によって乗員Pの車両幅方向中央側への移動を抑制するようになっている。
一方、一対のシートクッション14の間には、エアバック30の車両下側の位置において、車両内装部材としてのセンタコンソール40が配設されている。図2(A)及び(B)に示されるように、このセンタコンソール40の車両幅方向中央部には、物入れ等として利用される収納部42が形成されており、収納部42は車両上側へ開放された凹状を成している。また、収納部42の開口部分には蓋部44が開閉可能に設けられており、通常では収納部42の開口部分が蓋部44によって塞がれている。そして、車両幅方向におけるセンタコンソール40の寸法が、膨張展開されたエアバック30の車両幅方向の寸法に比べて大きく設定されている。これにより、エアバック30が膨張展開されてエアバック30の下端部が蓋部44に当接された際に、車両幅方向においてエアバック30の下端部がセンタコンソール40内に収まるように構成されている。
また、センタコンソール40には、収納部42の車両幅方向外側の位置において、後述する支持プレート52を格納するための一対の格納部46が形成されており、格納部46は車両上側へ開放された凹状を成している。また、センタコンソール40には、収納部42の車両下側の位置において、後述するロック部材54が移動される通路部48が形成されており、通路部48は車両幅方向に延びて一対の格納部46とそれぞれ連通されている。
さらに、センタコンソール40には、支持機構50が設けられており、支持機構50は、支持部材としての一対の支持プレート52と、一対のロック部材54と、一対の付勢部材56と、を含んで構成されている。
支持プレート52は、略矩形板状に形成されると共に、板厚方向を車両幅方向にして、センタコンソール40の格納部46の上側部分にそれぞれ格納されている(図1及び図2(B)に示される位置であり、以下この位置を「格納位置」という)。また、支持プレート52は格納位置から車両上側へ移動可能に構成されている。これにより、支持プレート52が格納位置から車両上側へ移動されてセンタコンソール40から車両上側へ突出されることで(図3に示される位置であり、以下この位置を「支持位置」という)、膨張展開されたエアバック30の下端部が一対の支持プレート52によって狭持されるようになっている。すなわち、一対の支持プレート52によってエアバック30の下端部が車両幅方向に支持されるように構成されている。なお、支持位置では、支持プレート52の車両上側への移動がセンタコンソール40によって制限されるように構成されている。
図2(B)に示されるように、ロック部材54は、センタコンソール40の格納部46と通路部48とが交差する部分に設けられると共に、支持プレート52の車両下側にそれぞれ配置されている(図2(B)に示される位置であり、以下この位置を「ロック位置」という)。このロック部材54は支持プレート52の下端部と係合されており、これにより、格納位置における支持プレート52の車両上側への移動が阻止(ロック)されている。また、ロック部材54は、後述する駆動機構58によって通路部48内をロック位置から車両幅方向中央側へ移動するように構成されている(図3に示される位置であり、以下この位置を「ロック解除位置」という)。そして、ロック部材54がロック解除位置へ移動されることで、ロック部材54と支持プレート52との係合状態が解除されて、格納位置から支持プレート52の車両上側への移動が許容されるように構成されている。
付勢部材56は、圧縮コイルスプリングとして構成されて、センタコンソール40の格納部46の下側部分にそれぞれ格納されると共に、ロック部材54の車両下側に配置されている。そして、付勢部材56の下端部が格納部46の底部に係止されており、付勢部材56が圧縮変形した状態で付勢部材56の上端部がロック部材54に当接されている。
また、図1に示されるように、前述したロック部材54には駆動機構58が連結されている。この駆動機構58は、ガスジェネレータ(図示省略)と、ロック部材54に連結されたピストン等で構成された移動部材(図示省略)と、を含んで構成されている。そして、ガスジェネレータは、前述したECU34と電気的に接続されており、側突センサ36からECU34へ出力される信号に基づいてECU34がガスジェネレータを作動させるように構成されている。そして、ガスジェネレータが作動されると、ガスジェネレータによって発生されたガスの圧力によって移動部材が移動することで、ロック部材54が移動部材によってロック位置からロック解除位置へ引張られるようになっている。なお、ECU34によるガスジェネレータの作動タイミングは任意に設定することができる。例えば、インフレータ32が作動された後にガスジェネレータを作動させるように構成してもよい。
次に本実施の形態の作用を説明する。なお、以下の説明では、車両幅方向において車両用シート12の設置側とは反対側の車両側部に側面衝突(ファーサイド側面衝突)が生じた場合について説明する。すなわち、例えば、車両左側に設置された車両用シート12に対して、車両右側からの側面衝突が生じた場合について説明する。
車両Vにおいて側面衝突が生じた場合には、側突センサ36からECU34へ出力される信号に基づいて、ECU34が車両Vの側面衝突を検知する。これにより、ECU34の制御によってインフレータ32が作動されて、インフレータ32によって発生されたガスがエアバック30に供給される。エアバック30にガスが供給されると、エアバック30がルーフトリム20から車両下側へ膨張展開されて、エアバック30の下端部がセンタコンソール40の蓋部44に当接される。
また、側突センサ36からECU34へ出力される信号に基づいてECU34が車両Vの側面衝突を検知すると、ECU34の制御によって駆動機構58のガスジェネレータが作動される。これにより、駆動機構58の移動部材によってロック部材54がロック位置からロック解除位置へ引張られる(移動される)。
ここで、センタコンソール40の格納部46には、支持プレート52がそれぞれ格納されている。そして、駆動機構58によってロック部材54がロック位置からロック解除位置へ移動されると、ロック部材54と支持プレート52との係合状態が解除される。また、付勢部材56の上端部が支持プレート52の下端部に当接されて、付勢部材56による車両上側への付勢力が支持プレート52に作用する。これにより、一対の支持プレート52が格納位置から支持位置へ移動されて(センタコンソール40から車両上側へ突出されて)、エアバック30の下端部が一対の支持プレート52によって狭持されるようにエアバック30と支持プレート52とが嵌合される(図3参照)。すなわち、一対の支持プレート52によってエアバック30の下端部が車両幅方向に支持される。
したがって、車両Vの側面衝突時に乗員Pが車両幅方向中央側へ移動されて、乗員Pからエアバック30に車両幅方向中央側への荷重が作用すると、当該荷重に対する反力が、支持プレート52からエアバック30の下端部に作用する。その結果、車両Vの側面衝突時における乗員Pの車両幅方向中央側への移動を効果的に抑制できる。
また、上述したように、センタコンソール40の車両幅方向両端部に設けられた一対の支持プレート52によって、エアバック30の下端部が車両幅方向に支持される。これにより、車両幅方向においてエアバック30の下端部がセンタコンソール40内に収まるように配設されるため、エアバック30の大型化を抑制できる。
さらに、一対の支持プレート52がエアバック30の下端部を狭持するように支持プレート52とエアバック30とが嵌合されるため、エアバック30の構造が複雑化することを抑制できる。つまり、仮に、エアバック30の下端部がセンタコンソール40全体を車両幅方向に狭持するように構成した場合には、エアバック30の下端部を2股状に形成する必要がある。これに対して、本実施の形態では、一対の支持プレート52がエアバック30の下端部を狭持するように構成されているため、エアバック30の下端部を2股状に形成する必要がなくなる。したがって、エアバック30の構造が複雑化することを抑制できる。
また、センタコンソール40の収納部42の車両幅方向外側に支持プレート52がそれぞれ格納されている。このため、センタコンソール40において収納部42の配置スペースを確保することができる。すなわち、センタコンソール40における物入れ等の機能を確保しつつ、一対の支持プレート52をセンタコンソール40に設けることができる。
なお、本実施の形態では、センタコンソール40の車両幅方向両端部に支持プレート52がそれぞれ格納されている。これに代えて、センタコンソール40の車両幅方向中央部の1箇所に支持プレート52を格納するように構成してもよい。この場合には、エアバック30の下端部を2股状に構成して、当該下端部が支持プレート52を狭持するように支持プレート52とエアバック30とを嵌合させてもよい。これにより、この場合においても、支持プレート52によってエアバック30の下端部が車両幅方向に支持されると共に、仮にエアバック30の下端部がセンタコンソール40全体を狭持する場合と比べて、車両幅方向におけるエアバック30の下端部の寸法を小さくできる。なお、センタコンソール40の車両幅方向中央部の1箇所に支持プレート52を格納するように構成する場合には、例えば、収納部42と支持プレート52とが車両前後方向に並ぶように配置してもよい。
また、本実施の形態では、駆動機構58のガスジェネレータが作動されることで駆動機構58の移動部材が移動されるように構成されているが、移動部材を移動させる構成はこれに限らない。例えば、駆動機構58のガスジェネレータの代わりにモータやソレノイド等の駆動部品を用いて移動部材を移動させてもよい。
さらに、本実施の形態では、支持プレート52が付勢部材56の付勢力によって、格納位置から支持位置へ移動されるように構成されているが、支持プレート52を格納位置から支持位置へ移動させる構成はこれに限らない。例えば、駆動機構58によって直接支持プレート52を格納位置から支持位置へ移動させるように構成してもよい。この場合には、例えば、駆動機構58の移動部材が支持プレート52を車両上側へ押圧するように構成してもよい。
また、本実施の形態では、膨張展開されたエアバック30の車両幅方向の寸法が、センタコンソール40の車両幅方向の寸法に比べて小さく設定されているが、当該エアバック30の少なくとも下端部における車両幅方向の寸法が、センタコンソール40の車両幅方向の寸法に比べて小さく設定されていればよい。すなわち、エアバック30の下端部が一対の支持プレート52内に収まるように構成されていればよい。
10 自動車用ファーサイドエアバック装置
12 車両用シート
30 ファーサイドエアバック
40 センタコンソール(車両内装部材)
52 支持プレート(支持部材)
S 自動車用ファーサイドエアバック装置の配設構造

Claims (2)

  1. 天井部材から車両下側へ膨張展開されると共に、車両用シート間に配置された車両内装部材に下端部が当接されるファーサイドエアバックと、
    前記車両内装部材に設けられ、前記ファーサイドエアバックの膨張展開時に前記車両内装部材から車両上側へ突出されて前記ファーサイドエアバックの下端部と嵌合して当該下端部を車両幅方向に支持する支持部材と、
    を備えた自動車用ファーサイドエアバック装置の配設構造。
  2. 前記支持部材が、前記車両内装部材の車両幅方向両端部に一対設けられた請求項1に記載の自動車用ファーサイドエアバック装置の配設構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018161967A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 株式会社Subaru 乗員保護装置

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