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JP2014177932A - マイクロポンプの駆動装置 - Google Patents

マイクロポンプの駆動装置 Download PDF

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JP2014177932A
JP2014177932A JP2013054216A JP2013054216A JP2014177932A JP 2014177932 A JP2014177932 A JP 2014177932A JP 2013054216 A JP2013054216 A JP 2013054216A JP 2013054216 A JP2013054216 A JP 2013054216A JP 2014177932 A JP2014177932 A JP 2014177932A
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JP2013054216A
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Satoru Hayashi
哲 林
Zen Takamura
禅 高村
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Japan Advanced Institute of Science and Technology
Komatsu Denshi KK
Original Assignee
Japan Advanced Institute of Science and Technology
Komatsu Denshi KK
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Abstract

【課題】流体が流れる流路と、前記流路の上流側及び下流側に設けられた一対の弁と、が備られてなるマイクロポンプを駆動するための小型な駆動装置を提供する。
【解決手段】前記上流側の弁を駆動するための弁駆動用流体を流通させる弁駆動用流路17が備られてなるマイクロポンプ1を駆動する駆動装置100であって、前記弁駆動用流体が膨張圧縮されるシリンダ孔102とシリンダ孔102に連通するとともにマイクロポンプ1の弁駆動用流路17に接続される細管部104とが設けられてなるシリンダブロック105と、シリンダ孔102に挿抜自在に配置され、シリンダ孔102及び細管部104にある前記弁駆動用流体を膨張圧縮させるピストンピン106と、ピストンピン106を連続して挿抜させるピストン駆動機構110と、を具備してなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、マイクロポンプの駆動装置に関する。
近年、直径数μmから数百μm程度の微細な流路に液体や気体を流通させて、化学的または生化学的な反応や物理化学的な分離操作を行うマイクロ流体デバイスの開発が積極的に進められている。
この種のマイクロ流体デバイスの移送流体を流す流体駆動装置としては、電気浸透流ポンプ、ピエゾアクチュエータポンプ、ぜん動運動ポンプ、逆止弁ポンプ等のマイクロポンプが知られている。
例えば特許文献1には、流路と、該流路の上流側及び下流側に設けられる一対の弁とを備え、上流側の弁は、第1の隔膜により流路と仕切られる第1の空間と、第1の隔膜の引き上げ及び押し下げを行う駆動手段と、第1の隔膜の離接により流路を開閉する流路内壁面の第1の凸部とを備え、第1の空間は第1の凸部よりも下流側に及び、また、下流側の弁は、第2の隔膜により流路と仕切られる第2の空間と、第2の隔膜の引き上げ及び押し下げを行う別の駆動手段と、第2の隔膜の離接により流路を開閉する流路内壁面の第2の凸部と、を備えたマイクロポンプが開示されている。一対の弁は、第1または第2の空間内にある弁駆動用流体を圧縮又は膨張させることにより、流路に対して弁を開放又は閉塞させるようになっている。
特許文献1に開示されているマイクロポンプにおいては、流路は流入口が上流側の弁よりも上流側に、流出口が下流側の弁よりも下流側に設けられており、第2の隔膜と第2 の凸部とを接触させて流路を閉塞状態としたまま、制御手段により第1の隔膜を第1の空間の側に上げると、第1の隔膜と第1の凸部が離れて上流側の弁が開き、広げられた流路空間に移送流体が上流側から流入する。
特許第3947794号公報
しかしながら、従来のマイクロポンプは、上流側及び下流側の弁に対してそれぞれ空気等の弁駆動用流体の圧縮又は膨張させるための駆動手段として、弁駆動用流体の加圧手段と減圧手段をそれぞれ備えている必要があり、装置全体が大型になるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、小型なマイクロポンプの駆動装置を提供することを課題とする。
本発明のマイクロポンプの駆動装置は、流体が流れる流路と、前記流路の上流側及び下流側に設けられた一対の弁と、前記上流側の弁を駆動するための弁駆動用流体を流通させる弁駆動用流路と、が備られてなるマイクロポンプを駆動する駆動装置であって、前記弁駆動用流体が膨張圧縮されるシリンダ孔と前記シリンダ孔に連通するとともに前記マイクロポンプの前記弁駆動用流路に接続される細管部とが設けられてなるシリンダブロックと、前記シリンダ孔に挿抜自在に配置され、前記シリンダ孔及び前記細管部にある前記弁駆動用流体を膨張圧縮させるピストンピンと、前記ピストンピンを連続して挿抜させるピストン駆動機構と、を具備してなることを特徴とする。
上記マイクロポンプの駆動装置によれば、ピストンピンが挿入されると、シリンダ孔及び細管部にある弁駆動用流体が圧縮されると共に弁駆動用流路から上流側の弁に向けて押し出され、上流側の弁が加圧されて流路が閉塞される。一方、ピストンピンが抜出されると、シリンダ孔及び細管部にある弁駆動用流体が膨張し、上流側の弁が弁駆動用流路側に吸引されることで流路が開く。従って、ピストン駆動機構によるピストンピンの連続的な挿抜により、その挿抜に連動して上流側の弁が開閉する。
また、前記ピストン駆動機構は、回転軸を有する回転駆動源と、前記回転軸に取り付けられ、前記回転軸の偏心位置にあるクランクピンを有するクランク部材と、前記ピストンピンの基端部に取り付けられ、前記クランクピンが摺動自在に嵌め合わされる溝部が設けられてなるクランク受け部材とから構成され、前記クランクピンの偏心運動を、前記クランク受け部材を介して前記ピストンピンの前記シリンダ孔に対する挿抜運動に変換させるものであることが好ましい。
上記構成によれば、回転駆動源の回転軸が回転すると、クランク部材がこれに連動して回転し、クランクピンがクランク受け部材の溝部に接触した状態で回転軸を中心とした偏心運動を行う。クランク受け部材には溝部の長手方向に直交する方向の運動のみが伝わるので、溝部がピストンピンの挿抜方向に直交する方向に延在すれば、クランクピンの偏心運動がクランク受け部材を介してピストンピンのシリンダ孔に対する挿抜運動に変換される。また、回転駆動源の回転軸の回転がクランクピンの偏心運動を介してピストンピンの挿抜運動に変換されることにより、ピストンピンが精密に挿抜される。
更に、前記ピストン駆動機構には、前記クランク部材の外周面に設けられた突起部と、前記突起部の接近を検出する近接センサと、前記突起部が前記近接センサの最接近位置にあるときに前記回転駆動源を停止させる制御部とが備えられ、前記突起部は、前記ピストンピンが前記シリンダ孔の最挿入位置に対応する前記クランク材の前記外周面上の位置に設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、ピストンピンがシリンダ孔の再挿入位置にあるときに突起部が近接センサで検出される。従って、突起部の検出時にマイクロポンプの弁駆動用流路が細管部に連通すれば、ピストンピンのシリンダ孔に対する挿抜運動の開始時にマイクロポンプの上流側の弁が加圧されることなく必ず吸引される。
更にまた、本発明のマイクロポンプの駆動装置は、前記マイクロポンプを昇降させる昇降機構と、前記マイクロポンプの前記弁駆動用流路と前記シリンダブロックの前記細管部との位置合わせをする位置合わせ機構と、を具備してなることが好ましい。
上記構成によれば、マイクロポンプが駆動装置と離れた場所で製造又は操作されて駆動装置に搬送される場合でも、昇降機構及び位置合わせ機構によってマイクロポンプが正確な位置で昇降され、マイクロポンプの弁駆動用流路が細管部に連通される。
本発明によれば、マイクロポンプの上流側の弁のみに弁駆動用流路が設けられ、ピストン駆動機構によるピストンピンの連続的な挿抜により弁駆動用流路と弁駆動用流路に接続される細管部にある弁駆動用流体が膨張又は圧縮され、上流側の弁と下流側の弁を個別且つ自在に開閉できる。従って、小型なマイクロポンプの駆動装置が提供される。
本発明の実施形態に係るマイクロポンプの構成図であって、(a)は平面図であり、(b)は(a)に示すA−A線で矢視した場合の断面図である。 本発明の実施形態に係るマイクロポンプの駆動装置の構成図であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は、側面図である。 本発明の実施形態に係るマイクロポンプの駆動装置において、マイクロポンプが所定の位置に向かって搬送されている状態を示す構成図であって、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 本発明の実施形態に係るマイクロポンプの駆動装置において、マイクロポンプが所定の位置に搬送された状態を示す構成図であって、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 本発明の実施形態に係るマイクロポンプの駆動装置において、マイクロポンプが上昇して弁駆動用流路と細管部が連通した状態を示す構成図であって、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 本発明の実施形態に係るマイクロポンプの駆動方法を説明するための図であって、マイクロポンプの弁駆動用流路をシリンダブロックの細管部に連通させた後、ピストンピンの挿抜を行う前の状態におけるマイクロポンプとピストン駆動機構の側面図である。 本発明の実施形態に係るマイクロポンプの駆動方法を説明するための図であって、(a)はピストンピンがシリンダ孔から抜出され、マイクロポンプに移送流体が供給された状態におけるマイクロポンプとピストン駆動機構の側面図であり、(b)はピストンピンがシリンダ孔に挿入された状態におけるマイクロポンプとピストン駆動機構の側面図である。
以下、本発明の実施形態であるマイクロポンプの駆動装置について、図1及び図2を参照して説明する。
本実施形態のマイクロポンプの駆動装置(以下、単に駆動装置という)は、図1(a),(b)に示すマイクロポンプ1を駆動するための装置である。
図1(a),(b)に示すように、マイクロポンプ1は少なくとも、試験液、薬液等の移送流体(流体)が流れる流路11と、流路11の上流側及び下流側に設けられた一対の弁Bと、上流側の弁B1に弁駆動用流体を流通させる弁駆動用流路17と、を備えている。具体的には、マイクロポンプ1は、板面P1に凹部15a,15b,15cと第1及び第2の凸部12a,12bを備えた第1の基板L1と、板面P3に凹部18a,18bと弁駆動用流路17を備えた第2の基板L3とを、薄膜16を介して各基板の凹部15,18を対向させて貼り合わせてなるものである。
図1(b)に示すように、第1の基板L1の板面P1には、凹部15a,15b,15cが移送流体の移送方向に直線状に並べられ、間隔をあけて順次形成されている。流路11は、凹部15a,15b,15cのそれぞれの内部空間からなる流路11a,11b,11cで構成されている。上流側の凹部15aと下流側の凹部15cは、一定の幅及び深さの溝である。凹部15aと凹部15cとの間に設けられる凹部15bは、凹部15a,15cと同一の幅及び深さの溝であってもよいが、移送流体の移送を円滑に行う点から、凹部15a,15cよりも幅広い溝であることが好ましい。凹部15a,15bの下流側の端部は、平面視において先端が尖形となっている。凹部15a,15bの間の第1の基板L1は流路11a,11bの間を隔てる第1の凸部12aをなし、凹部15b,15cの間の第1の基板L1は流路11b,11cの間を隔てる第2の凸部12bをなしている。
第2の基板L3の板面P3には、上流側の弁B1の第1の空間13aを形成する凹部18aと、下流側の弁B2の第2の空間13bを形成する凹部18bとが設けられている。図1(a)に示すように、凹部18aは、平面視において流路11a,11b,11cよりも幅広く、流路11に沿って細長く形成されている。また、上流側から下流側に向けて尖形となっている。
第1及び第2の基板L1,L3は、微細な溝や貫通孔等を形成可能な材質で構成されていればよく、例えばアクリル樹脂やシリコンゴム等からなる。
薄膜16は、可とう性を有し、第1及び第2の基板L1,L3と容易に貼り合わせ可能な材質で構成されていればよく、例えばポリジメチルシロキサン(PDMS)等の熱硬化性樹脂からなる。
マイクロポンプ1の上流側の弁B1は、第1の空間13aと、第1の空間13aと流路11とを仕切る第1の隔膜16aと、第1の隔膜16aの離接又は当接により流路11を開閉する第1の凸部12aと、を備えている。第1の隔膜16aは、マイクロポンプ1の中間層として配される薄膜16のうち、第1の空間13aと流路11に挟まれている部分からなる。第1の空間13aの上流側端部は、第1の凸部12aよりも上流側に延在し、下流側端部は第1の凸部12aよりも下流側に延在し、且つ、第2の空間13bに近接している。
マイクロポンプ1の下流側の弁B2は、第2の空間13bと、第2の空間13bと流路11とを仕切る第2の隔膜16bと、第2の隔膜16bの離接又は当接により流路11を開閉する第2の凸部12bと、を備えている。第2の隔膜16bは、マイクロポンプ1の中間層として配される薄膜16のうち、第2の空間13bと流路11に挟まれている部分からなる。第2の空間13bの上流側端部は、第2の凸部12bよりも上流側に延在し、下流側端部は第2の凸部12bよりも下流側に延在している。
第1の隔膜16aの引き上げと押し下げによる流路11の体積変化量が、上流側の弁B1の一サイクルあたりの移送流体の吐出量となる。従って、流路11の体積や第1の空間13aの体積が増減されることにより、上流側の弁B1の一サイクルあたりの移送流体の吐出量が調整される。例えば、流路11bの幅が流路11a,11cの幅よりも広く形成されることにより、上流側の弁B1の一サイクルあたりの移送流体の吐出量が調整される。
弁駆動用流路17は、一対の弁Bをそれぞれ開閉する際の弁駆動用流体の通路として形成されている。具体的には、第2の基板L3の板面P3の反対側の面から凹部18aに貫通するように形成されている。本実施形態の駆動装置では、平面視において、移送流体の移送方向に沿って、上流側の弁B1の上流側端部と第1の凸部12aとの距離が第1の凸部12aと上流側の弁B1の下流側端部との距離の約半分になるように第1の基板L1と第2の基板L3とが貼り合わされている。そして、弁駆動用流路17は、平面視において、移送流体の移送方向に沿って、第1の凸部12aと上流側の弁B1の下流側端部との略中間位置に設けられている。
続いて、上記説明したマイクロポンプ1を駆動させるための駆動装置について説明する。なお、本実施形態では、弁駆動用流体は空気であるものとする。
図2(a)〜(c)に示すように、駆動装置100は、シリンダ孔102及び細管部104が設けられてなるシリンダブロック105と、シリンダ孔102に挿抜自在に配置され、シリンダ孔102及び細管部104にある弁駆動用流体を膨張圧縮させるピストンピン106と、ピストンピン106を連続して挿抜させるピストン駆動機構110と、を備えている。
図2(a)に示すように、シリンダ孔102は、ピストンピン106を最挿入位置に挿入した際にピストンピン106の基端部106xがシリンダブロック105の外部に延出するようにシリンダブロック105に形成されており、少なくとも弁駆動用流体が膨張圧縮される空間をなす。ピストンピン106の基端部106xには、ピストン駆動機構110が接続されている。
図2(b)に示すように、細管部104は、シリンダ孔102に連通するとともにマイクロポンプ1の弁駆動用流路17に接続されている。細管部104の基端部104xは、シリンダ孔102の先端部102zに連通している。図2(b),(c)に示すように、細管部104は、シリンダ孔102の長手方向と同一方向に延在し、その途中でマイクロポンプ1の弁駆動用流路17に向かって曲げられている。細管部104の先端部104zは、マイクロポンプ1と対向するシリンダブロック105の一面105bに達している。
接続管120は、基端部120xが細管部104の先端部104zを包み、先端部120zがシリンダブロック105の一面105bからマイクロポンプ1の弁駆動用流路17に向かって突出するように、シリンダブロック105に設けられている。接続管120は合成樹脂等の材質から構成されており、細管部104の先端部104zを円滑且つ確実に弁駆動用流路17と連通させる。
弁駆動用流路17及び細管部104の体積で弁駆動用流体の膨張圧縮前の標準体積が決まり、シリンダ孔102の体積で弁駆動用流体の膨張圧縮率が決まるため、細管部104及びシリンダ孔102の長さや直径はマイクロポンプ1の上流側の弁B1に対する加圧・吸引量に応じて設定されることが好ましい。
ピストンピン106の形状及び構造は、その先端部106zの移動により弁駆動用流路17及び細管部104の弁駆動用流体を膨張圧縮できれば、特に限定されない。図2(a),(b)にはピストンピン106の一例を図示しており、ピストンピン106の先端部106zには弁駆動用流体を細管部104及びシリンダ孔102の先端に閉じ込めるためのパッキン(図示略)が取り付けられている。
ピストンピン106を挿抜するピストン駆動機構110は、図2(a),(b)に示すように、回転軸111を有する回転駆動源112と、回転軸111に取り付けられ、回転軸111の偏心位置にあるクランクピン115を有するクランク部材114と、ピストンピン106の基端部106xに取り付けられ、クランクピン115が摺動自在に嵌め合わされる溝部117が設けられてなるクランク受け部材116と、を備えている。
回転駆動源112には、例えばギヤードモーター等の回転機能を有するモーターが用いられる。ギヤードモーターは、多段のピニオン及びギヤーから構成される歯車装置にモーターを取り付けたものであり、図示しない電源からの電気でモーターを回転させ、その力を第1段ピニオン、第1段ギヤー、第2段ピニオン、第2段ギヤーに順次伝え、歯車装置の出力軸から回転数を落とし且つ増幅させた力を取り出すことができる。回転軸111は、回転駆動源112の出力軸として装着されている。
クランク部材114は、その回転中心軸が回転軸111の回転中心軸と同一直線上に位置するように、回転軸111の先端に取り付けられている。クランクピン115は、回転軸111を中心として周回運動可能となるように回転軸111の偏心位置に配置されている。
クランク受け部材116の溝部117は、クランクピン115の周回面においてピストンピン106の挿抜方向に直交する方向に延在している。従って、溝部117に嵌入しているクランクピン115がクランク部材114の回転により溝部117で摺動することにより、クランク受け部材116はピストンピン106の挿抜方向に動く。
上記説明した回転軸111、回転駆動源112、クランク部材114、クランクピン115、溝部117を有するクランク受け部材116の構成によれば、回転駆動源112により回転軸111が回転すると、クランク部材114の回転に伴ってクランクピン115が偏心運動を行う。クランクピン115の偏心運動は、クランク受け部材116を介してピストンピン106のシリンダ孔102に対する挿抜運動に変換される。前述のように、回転駆動源112に低速高出力のギヤードモーターが用いられれば、ピストンピン106の挿抜運動が高精度に制御される。
本実施形態のピストン駆動機構110においては、クランク部材114の外周面114rに突起部121が設けられている。また、突起部121の接近を検出可能な近接センサ122と、近接センサ122からの突起部121の接近に関する情報を受信する制御部(図示略)が設けられている。突起部121は、例えば金属ネジ等の部品からなり、ピストンピン106がシリンダ孔102の最挿入位置に挿入された状態で近接センサ122と対向する。なお、突起部121及び近接センサ122は、ピストンピン106がシリンダ孔102に対して最挿入位置にあることを検知し、制御部が回転駆動源112を停止できる、即ちピストンピン106の挿入を停止できれば、図2に示す構成及び形状に限定されない。
本実施形態の駆動装置100は、上記説明したピストン駆動機構110に加えて、マイクロポンプ1の搬送機構131と、搬送機構131を昇降させることによりマイクロポンプ1を昇降させる昇降機構136と、マイクロポンプ1の弁駆動用流路17とシリンダブロック105の細管部104との位置合わせをする位置合わせ機構138と、を備えている。
搬送機構131は、ピストン駆動機構110から離れた場所でマイクロポンプ1が製造される、又は、マイクロポンプ1の一対の弁Bの開閉以外の操作がなされる場合に、マイクロポンプ1をピストン駆動機構110に搬送するために設けられている。具体的には、搬送機構131は、マイクロポンプ1が搬送される稼動部132と、稼動部132を支持する支柱134及び土台135から構成されている。支柱134は、昇降機構136により稼動部132が昇降する際に伸縮する高さ調節機構(図示略)を備えている。
稼動部132は、マイクロポンプ1を設置する移動ステージ132mと、移動ステージ132mが摺動自在に嵌め合わされるレール132sと、を備えている。レール132sの底部には、昇降機構136が段部133付近のレール132sの底面に沿って動く際に稼動部132を昇降可能とする凸部132dが設けられている。凸部132dの高さは、弁駆動用流路17と細管部104との接続が解除されている状態における接続管120の先端部120zとマイクロポンプ1との間隔に等しく設定されている。
昇降機構136は、稼動部132の延在方向に移動可能とする車輪141と、稼動部132のレール132sの底面に当接する車輪142と、を備えている。また、昇降機構136は、土台135と稼動部132のレール132sとの間に介在し、稼動部132を支持している。昇降機構136が土台135とレール132sに設けられた凸部132dとの間に介在している場合は、稼動部132が持ち上げられ、マイクロポンプ1の弁駆動用流路17とシリンダブロック105の接続管120が連通し、弁駆動用流路17がシリンダブロック105の細管部104に接続される。昇降機構136が土台135と凸部132dの形成箇所以外のレール132sとの間に介在している場合は、稼動部132が下降し、マイクロポンプ1の弁駆動用流路17は接続管120から離れて、弁駆動用流路17と細管部104との接続が解除される。
位置合わせ機構138は、マイクロポンプ1の弁駆動用流路17とシリンダブロック105の細管部104が接続状態となる位置で稼動部132の移動ステージ132mを固定するために設けられている。なお、図2(a)〜(c)には、移動ステージ132mの稼動方向において移動ステージ132mの位置を決める位置合わせ機構138を例示しているが、駆動装置100には、位置合わせ機構138の他に、移動ステージ132mの稼動方向に直交する方向において弁駆動用流路17の細管部104に対する相対位置を調整する位置合わせ機構が設けられていてもよい。
次いで、本実施形態の駆動装置100を用いてマイクロポンプ1を駆動する方法(以下、単に駆動方法という)について説明する。本実施形態の駆動方法では、図3(a),(b)に示すように、昇降機構136が土台135と凸部132dの形成箇所以外のレール132sとの間に介在している状態を初期状態として説明する。
先ず、図4(a),(b)に示すように、稼動部132の移動ステージ132mの所定の位置にマイクロポンプ1を設置する。その後、移動ステージ132mを長手方向にスライドさせ、平面視においてマイクロポンプ1の弁駆動用流路17がシリンダブロック105の細管部104に重なる位置(以降、この位置を接続位置という)にマイクロポンプ1を搬送する。この際、移動ステージ132mは位置合わせ機構138に当接し、固定される。
マイクロポンプ1が接続位置に搬送された状態における、ピストンピン106のシリンダ孔102に対する位置を初期位置(最挿入位置、最接近位置)Pとする。ピストンピン106の初期位置Pは、特に制限されるものではない。マイクロポンプ1の駆動における初段階でピストンピン106をシリンダ孔102に挿入することによるマイクロポンプ1における移送流体の逆流発生を防ぐ点から、ピストンピン106の初期位置Pはシリンダ孔102に対する最挿入位置とすることが好ましい。このようにピストンピン106の初期位置Pを設定すると、突起部121が近接センサ122に再接近するため、近接センサ122でピストンピン106が初期位置Pにあることを検出できる。
次に、図示しないレバー等を用いて、昇降機構136をレール132sの段部133を跨ぐように移動ステージ132mの長手方向と平行な方向に動かし、土台135とレール132sの凸部132dとの間に挟持させる。これにより、図5(a),(b)に示すように、稼動部132及びマイクロポンプ1が上昇し、マイクロポンプ1の弁駆動用流路17の先端部17zとシリンダブロック105の細管部104の先端部120zが当接する。即ち、マイクロポンプ1の弁駆動用流路17が接続管120を介して細管部104に接続される。
図6は、弁駆動用流路17が細管部104に連通した状態におけるマイクロポンプ1と駆動装置100の側面図である。但し、図6及び図7においては、駆動装置100のうち、ピストン駆動機構110以外の構成要素の図示は省略する。図6に示すように、ピストンピン106が初期位置Pにある状態では、マイクロポンプ1の上流側の弁B1の第1の隔膜16aは第1の凸部12aに当接し、下流側の弁B2の第2の隔膜16bは第2の凸部12bに当接している。即ち、マイクロポンプの上流側及び下流側の弁B1,B2は閉じている。
次に、ピストン駆動機構110の回転駆動源112により回転軸111を回転させる。回転軸111の回転速度は、マイクロポンプ1の隔膜16の可とう性を勘案して調整することが好ましい。図7(a)に示すように、回転軸111の回転により、クランクピン115は、偏心運動を行い、ピストン駆動機構110の側面方向から見た場合において例えば位置Pから位置Pに移動する。これにより、クランク受け部材116がピストンピン106を抜出する方向に動くため、ピストンピン106がシリンダ孔102から抜出され、ピストンピン106の先端部106zが初期位置Pからピストン駆動機構110側の位置(以降、抜出位置という)Pに移動する。クランク部材114の突起部121は、ピストンピン106の抜出前の位置に対して回転軸111を挟んで反対側に移動するため、近接センサ122で検出されない。
ピストンピン106の抜出位置Pは特に制限されるものではない。回転駆動源112の消費電力を無駄にしない点から、第1の隔膜16aが弁駆動用流路17に吸引されて、持ち上げられることによる流路11の拡大体積が最大となるようにピストンピン106が最小限抜出された位置とすることが好ましい。
ピストンピン106が抜出されると、弁駆動用流路17及び細管部104に閉じ込められていた弁駆動用流体が初期位置Pと抜出位置Pとの間のシリンダ孔102の空間102qまで膨張する。弁駆動用流体の膨張により、図7(a)に示すように、マイクロポンプ1の上流側の弁B1の第1の隔膜16aが弁駆動用流路17に吸引されて第1の空間13a側に引き上げられ、第1の隔膜16aと第1の凸部12aが離れて上流側の弁B1が開き、流路11aと流路11bが連通する。
次に、流路11aに移送流体Fを供給する。第1の隔膜16aが第1の空間13a側に引き上げられているため、移送流体Fは第1の凸部12aを越えて流路11bに移送される。ピストンピン106の初期位置Pをシリンダ孔102に対する最挿入位置で設定すれば、このようにピストンピン106のシリンダ孔102に対する挿抜運動の開始時に上流側の弁B1が必ず弁駆動用流路17に吸引される。このとき、下流側の弁B2において第2の隔膜16bは第2の凸部12bに当接しているため、移送流体Fは流路11cには移送されない。
次に、ピストン駆動機構110の回転駆動源112により回転軸111をピストンピン106の抜出時とは逆方向に回転させる。回転軸111の回転速度は、マイクロポンプ1の隔膜16の可とう性及び移送流体Fの粘性等を勘案して調整することが好ましい。図7(b)に示すように、回転軸111の回転により、クランクピン115は、ピストンピン106の抜出時とは逆方向に偏心運動を行い、ピストン駆動機構110の側面方向から見場合において例えば位置Pから位置Pに移動する。これにより、クランク受け部材116がピストンピン106を挿入する方向に動くため、ピストンピン106がシリンダ孔102に挿入され、ピストンピン106の先端部106zが抜出位置Pから初期位置Pに移動する。このとき、クランク部材114の突起部121が再び近接センサ122に対向し、近接センサ122でピストンピン106が初期位置Pにあることを検出できるため、ピストンピン106を必要以上にシリンダ孔102に挿入して回転駆動源112に負荷をかけることはない。
流路11a,11bに移送流体Fが満ちている状態で、ピストンピン106が挿入されると、弁駆動用流路17、細管部104及び空間102qに渡って膨張していた弁駆動用流体が弁駆動用流路17及び細管部104に圧縮されると共に、弁駆動用流路17から上流側の弁B1に向けて押し出される。これにより、図7(b)に示すように、マイクロポンプ1の上流側の弁B1が加圧され、第1の隔膜16aが第1の凸部12aに当接すると共に流路11bの上流側の底面に押し付けられる。これにより、上流側の弁B1が閉じられるため、移送流体Fは上流側に逆流しない。同時に、第1の隔膜16aの引き上げと押し下げによる流路11の体積変化分の移送流体Fは下流側に押し流されると共に、第2の凸部12bと当接していた下流側の弁B2の第2の隔膜16bを押し上げて下流側の弁B2を開き、第2の凸部12bと第2の隔膜16bとの間に隙間を形成しながら下流方向に移送される。
上記説明したピストン駆動機構110によるピストンピン106の抜出及び挿入により、弁駆動用流体を膨張圧縮させて弁駆動用流路17からのマイクロポンプ1の上流側の弁B1への加圧及び吸引を操作し、上流側の弁B1を自在に開閉できる。また、流路11a,11bに移送流体Fを供給した状態で上流側の弁B1を閉じることにより、下流側へ押し流される移送流体Fの力を利用して下流側の弁B2を開けることができる。
以上説明した本実施形態のマイクロポンプ1の駆動装置100では、ピストンピン106が挿入されると、シリンダ孔102及び細管部104にある弁駆動用流体が圧縮されると共に弁駆動用流路17から上流側の弁B1に向けて押し出され、上流側の弁B1が加圧されて流路11が閉塞される。一方、ピストンピン106が抜出されると、シリンダ孔102及び細管部104にある弁駆動用流体が膨張し、上流側の弁B1が弁駆動用流路17側に吸引されることで流路11が開く。従って、ピストン駆動機構110によるピストンピン106の連続的な挿抜により、その挿抜に連動して上流側の弁B1を自在に開閉できる。このようにピストンピン106の連続的な挿抜によって、弁駆動用流路17と弁駆動用流路17に接続される細管部104にある弁駆動用流体を容易に膨張圧縮させ、上流側の弁B1と下流側の弁B2を個別且つ自在に開閉できる。
本発明では、マイクロポンプ1の上流側の弁B1の1箇所に弁駆動用流路17が設けられ、且つ、細管部104及びシリンダ孔102を備えたシリンダブロック105とピストンピン106との簡易な構成により弁駆動用流路17を介しての上流側の弁B1への加圧及び吸引を行うため、マイクロポンプ1の駆動装置100を小型化できる。
また、本実施形態のピストン駆動機構110によれば、回転駆動源112の回転軸111が回転すると、クランク部材114が回転軸111に連動して回転し、クランクピン115がクランク受け部材116の溝部117に接触した状態で回転軸111を中心とした偏心運動を行う。クランク受け部材116には溝部117の長手方向に直交する方向の運動のみが伝わるので、溝部117がピストンピン106の挿抜方向に直交する方向に延在すれば、クランクピン115の偏心運動がクランク受け部材116を介してピストンピン106のシリンダ孔102に対する挿抜運動に変換される。また、回転駆動源112の回転軸111の回転がクランクピン115の偏心運動を介してピストンピン106の挿抜運動に変換されることにより、ピストンピン106が精密に挿抜される。
更に、本実施形態のピストン駆動機構110においては、ピストンピン106がシリンダ孔102に対して再挿入位置にあるときに突起部121が近接センサ122で検出される。従って、突起部121の検出時にマイクロポンプ1の弁駆動用流路17を細管部104に連通させれば、ピストンピン106のシリンダ孔102に対する挿抜運動の開始時にマイクロポンプ1の上流側の弁B1が加圧されることなく必ず吸引される。これにより、移送流体Fの上流側への逆流発生を防止できる。
更にまた、本実施形態の駆動装置100によれば、駆動装置100と離れた場所でマイクロポンプ1が製造又は移送流体Fの供給以外の操作がなされて駆動装置100に搬送される場合であっても、昇降機構136及び位置合わせ機構138によってマイクロポンプ1を正確な位置で昇降させて、マイクロポンプ1の弁駆動用流路17をシリンダブロック105の細管部104に連通させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1…マイクロポンプ、11,11a,11b,11c…流路、17…弁駆動用流路、100…駆動装置(マイクロポンプの駆動装置)、102…シリンダ孔、104…細管部、104x,106x,120x…基端部、105…シリンダブロック、106…ピストンピン、110…ピストン駆動機構、111…回転軸、112…回転駆動源、114…クランク部材、114r…外周面、115…クランクピン、116…クランク受け部材、117…溝部、121…突起部、122…近接センサ、136…昇降機構、138…位置合わせ機構、B…一対の弁、B1…上流側の弁、B2…下流側の弁、F…移送流体(流体)、P…初期位置(最挿入位置,最接近位置)

Claims (4)

  1. 流体が流れる流路と、前記流路の上流側及び下流側に設けられた一対の弁と、前記上流側の弁を駆動するための弁駆動用流体を流通させる弁駆動用流路と、が備られてなるマイクロポンプを駆動する駆動装置であって、
    前記弁駆動用流体が膨張圧縮されるシリンダ孔と前記シリンダ孔に連通するとともに前記マイクロポンプの前記弁駆動用流路に接続される細管部とが設けられてなるシリンダブロックと、
    前記シリンダ孔に挿抜自在に配置され、前記シリンダ孔及び前記細管部にある前記弁駆動用流体を膨張圧縮させるピストンピンと、
    前記ピストンピンを連続して挿抜させるピストン駆動機構と、
    を具備してなるマイクロポンプの駆動装置。
  2. 前記ピストン駆動機構は、
    回転軸を有する回転駆動源と、
    前記回転軸に取り付けられ、前記回転軸の偏心位置にあるクランクピンを有するクランク部材と、
    前記ピストンピンの基端部に取り付けられ、前記クランクピンが摺動自在に嵌め合わされる溝部が設けられてなるクランク受け部材とから構成され、
    前記クランクピンの偏心運動を、前記クランク受け部材を介して前記ピストンピンの前記シリンダ孔に対する挿抜運動に変換させるものであることを特徴とする請求項1に記載のマイクロポンプの駆動装置。
  3. 前記ピストン駆動機構には、
    前記クランク部材の外周面に設けられた突起部と、前記突起部の接近を検出する近接センサと、前記突起部が前記近接センサの最接近位置にあるときに前記回転駆動源を停止させる制御部とが備えられ、前記突起部は、前記ピストンピンが前記シリンダ孔の最挿入位置に対応する前記クランク材の前記外周面上の位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のマイクロポンプの駆動装置。
  4. 前記マイクロポンプを昇降させる昇降機構と、
    前記マイクロポンプの前記弁駆動用流路と前記シリンダブロックの前記細管部との位置合わせをする位置合わせ機構と、
    を具備してなることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載のマイクロポンプの駆動装置。

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