[go: up one dir, main page]

JP2014172253A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014172253A
JP2014172253A JP2013045766A JP2013045766A JP2014172253A JP 2014172253 A JP2014172253 A JP 2014172253A JP 2013045766 A JP2013045766 A JP 2013045766A JP 2013045766 A JP2013045766 A JP 2013045766A JP 2014172253 A JP2014172253 A JP 2014172253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
print
tape
pressing roller
receiving tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013045766A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6120061B2 (ja
Inventor
Hironori Onishi
宏紀 大西
Takamine Sotozono
高峰 外薗
Kumiko Uchino
くみ湖 内野
Hidenori Jo
秀典 城
Hiroki Nagashima
祐己 長島
Keiji Seo
恵二 瀬尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2013045766A priority Critical patent/JP6120061B2/ja
Priority to US14/200,229 priority patent/US9039312B2/en
Publication of JP2014172253A publication Critical patent/JP2014172253A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6120061B2 publication Critical patent/JP6120061B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/04Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles
    • B41J15/042Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles for loading rolled-up continuous copy material into printers, e.g. for replacing a used-up paper roll; Point-of-sale printers with openable casings allowing access to the rolled-up continuous copy material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/04Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles
    • B41J15/046Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles for the guidance of continuous copy material, e.g. for preventing skewed conveyance of the continuous copy material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/16Means for tensioning or winding the web
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H16/00Unwinding, paying-out webs
    • B65H16/02Supporting web roll
    • B65H16/08Supporting web roll parallel rollers type

Landscapes

  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)

Abstract

【課題】押さえローラにより被印字テープの搬送を安定させつつ、ガイド部材により多様なテープ幅のロールに対応する。
【解決手段】被印字テープ3Aを巻回したロール3を収納するロール収納部4と、ロール収納部4において、左右中央位置に対してロール3の幅方向に連動して進退することで互いに遠近可能に設けられ、収納されたロール3を挟み込みつつ当該ロール3から繰り出される被印字テープ3Aの幅方向位置を規定する一対のガイド部材20A,20Bと、ロール収納部4を覆う上カバーユニット5と、上カバーユニット5に回転可能に設けられ、ロール3より繰り出された被印字テープ3Aに対し繰り出し位置近傍で当接する押さえローラ31と、一対のガイド部材20A,20Bの押さえローラ31に対応する位置に各々設けられ、押さえローラ31の少なくとも一部を収容可能な凹部36A,36Bと、を有する。
【選択図】図10

Description

本発明は、被印字テープに対し所望の印字を行うことにより印字ラベルを作成する印刷装置に関する。
被印字テープに対し所望の印字を行って印字ラベルを作成する印刷装置が知られている。この印刷装置は、ロール収納部に被印字テープをロール状に巻回したロールを収納し、このロールから搬送手段によって被印字テープを繰り出しつつ、印字手段によって当該被印字テープに所定の印字を行う。こうして印字された被印字テープは、筐体の外部に排出され、その状態でロール側が切断手段により切断される。このようにして、印字ラベルが作成される。
引用文献1に記載の印刷装置(ラベル作成装置)では、ロール収納部に一対のガイド部材を有する。このガイド部材は、基準位置に対してロールの幅方向に連動して進退することで互いに遠近可能に設けられており、収納されたロールを挟み込みつつ当該ロールから繰り出される被印字テープの幅方向位置を規定する。
特開2011−73241号公報
しかしながら上記従来技術の印刷装置では、被印字テープの搬送及び停止が繰り返されることで、搬送停止時に、装置自身の振動や外部からの衝撃等により、繰り出し位置近傍で被印字テープに弛みが生じる場合がある。この場合、ロールに巻き緩みが生じ、搬送を再開した際に被印字テープの搬送が不安定になり、印字の乱れを招く可能性がある。
これに対し、ロールより繰り出された被印字テープに対し繰り出し位置近傍で当接させる押さえローラを設ける構成が考えられる。しかし、上記ガイド部材の間隔を狭めたときに押さえローラに接触しないように、押さえローラのローラ幅を比較的小さく設定すると、被印字テープを十分に押さえることができず、テープの搬送が不安定となるおそれがある。一方で、ローラ幅を大きく設定すると、テープの搬送は安定するが、ガイド部材の間隔をローラ幅より小さくすることができないので、ガイド部材の間隔を調節可能な範囲が大幅に制限され、多様なテープ幅のロールに対応できなくなる。
本発明の目的は、押さえローラにより被印字テープの搬送を安定させつつ、ガイド部材により多様なテープ幅のロールに対応できる印刷装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、被印字テープを巻回したロールより繰り出された前記被印字テープに対し所望の印字を行う印刷装置であって、前記ロールを収納するロール収納部と、前記ロール収納部において、基準位置に対して前記ロールの幅方向に連動して進退することで互いに遠近可能に設けられ、収納された前記ロールを挟み込みつつ当該ロールから繰り出される前記被印字テープの幅方向位置を規定する一対のガイド部材と、前記ロール収納部を覆うカバーと、前記カバーに回転可能に設けられ、前記ロールより繰り出された前記被印字テープに対し繰り出し位置近傍で当接する押さえローラと、前記一対のガイド部材の前記押さえローラに対応する位置に各々設けられ、前記押さえローラの少なくとも一部を収容可能な凹部と、を有することを特徴とする。
印刷装置では、被印字テープの搬送及び停止が繰り返されるが、搬送停止時に、装置自身の振動や外部からの衝撃等により、繰り出し位置近傍で被印字テープに弛みが生じる場合がある。この場合、ロールに巻き緩みが生じ、搬送を再開した際に被印字テープの搬送が不安定になり、印字の乱れを招く可能性がある。
本発明の印刷装置は、カバーに回転可能に設けられた押さえローラを有する。この押さえローラが、ロールより繰り出された被印字テープに対し繰り出し位置近傍で当接することで、被印字テープに対してテンションを付与し、搬送停止時の緩みを防止できる。これにより、テープの搬送を安定させて、印字の乱れを防止できる。
一方で、印刷装置は、ロール収納部に一対のガイド部材を有する。このガイド部材は、基準位置に対してロールの幅方向に連動して進退することで、多様なテープ幅のロールに対応して間隔を調節可能である。
このように構成において、ガイド部材の間隔を狭めたときに押さえローラに接触しないように、押さえローラのローラ幅を比較的小さく設定すると、被印字テープを十分に押さえることができず、テープの搬送が不安定となるおそれがある。一方で、ローラ幅を大きく設定すると、テープの搬送は安定するが、ガイド部材の間隔をローラ幅より小さくすることができないので、ガイド部材の間隔を調節可能な範囲が大幅に制限され、多様なテープ幅のロールに対応できなくなる。
そこで本発明では、ガイド部材の各々が、押さえローラに対応する位置に凹部を有する。この凹部が押さえローラの少なくとも一部を収容するので、ローラ幅を比較的大きく設定した場合でも、ガイド部材の間隔を調節可能な範囲を広く確保することが可能である。したがって、押さえローラにより被印字テープの搬送を安定させつつ、ガイド部材により多様なテープ幅のロールに対応することができる。
また、このようにガイド部材に凹部を設けることで、押さえローラとの接触を回避しつつ、ガイド部材を押さえローラの設置位置よりテープ搬送方向下流側まで延設することができる。これにより、ガイド部材をテープ繰り出し位置近傍で支持することが可能となり、ガイド部材の強度を高めることができる。その結果、ロールより繰り出された被印字テープを安定して案内することができる。
本発明によれば、押さえローラにより被印字テープの搬送を安定させつつ、ガイド部材により多様なテープ幅のロールに対応することができる。
本発明の一実施形態のラベル作成装置の外観を示す斜視図である。 ラベル作成装置において、上カバーユニットを開放し、ロールを装着した状態を表す斜視図である。 ラベル作成装置において、上カバーユニットを開放し、ロールを外した状態を表す斜視図である。 ラベル作成装置の全体構造を表す側断面図である。 ラベル作成装置において、上カバーユニットを開放し、ロールを外した状態を表す斜視図である。 ガイド部材が設けられているロール収納部を下面側から視た状態の斜視図である。 ラベル作成装置において、上カバーユニットを開放し、ロールを外した状態で一対のガイド部材を斜視で表す斜視図である。 一対の付勢部材を並べて表す図である。 図2中の矢視R−R′断面から見た上断面図である。 ロールの繰り出し位置に対する押さえローラの当接構造を表す、(A)は押さえローラが離間した状態の側断面図、及び(B)は押さえローラが当接した状態の側断面図である。 押さえローラのローラ幅の設定を説明する平面図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
<外観概略構成>
まず、図1を用いて、本実施形態のラベル作成装置1(印刷装置)の外観概略構成を説明する。なお、以下の説明において、前・後方向、左・右方向、上・下方向は、図1等の各図中に適宜示す矢印の方向を表す。
図1において、ラベル作成装置1は、フロントパネル6を備えた筐体2と、上カバーユニット5(カバー)とを有している。これら筐体2及び上カバーユニット5は例えば樹脂製である。上カバーユニット5は、タッチパネル部5Aと、略矩形状の液晶パネル部5Bと、操作ボタン部5Cと、を備えている。
上カバーユニット5は、後方端部において筐体2に回転軸部2a(後述の図4参照)を介して回動可能に接続されており、これにより上カバーユニット5は筐体2に対し開閉可能な構造となっている。なお、上カバーユニット5の下部には、上記筐体2の一部を構成する筐体カバー部2Aが一体に構成されており、上カバーユニット5の開閉時には、筐体カバー部2Aも一体となって開閉する(後述の図2、図3等を参照)。
液晶パネル部5Bは、後方端部においてタッチパネル部5Aに回転軸部5a(後述の図4参照)を介して回動可能に接続されており、これにより液晶パネル部5Bはタッチパネル部5Aに対し開閉可能な構造となっている。
操作ボタン部5Cは、上カバーユニット5の前方寄りの上面位置に設けられ、ラベル作成装置1の電源ボタン7Aや、周辺機器作動状態を表示させるためのステータスボタン7B、フィードボタン7C等が配置されている。
筐体2の左右の両側壁には、解除つまみ17が設けられている。この解除つまみ17を上方に押し上げることによって、筐体2への上カバーユニット5の係止が解除され、上カバーユニット5が開放可能な状態となる。
フロントパネル6には、第1排出口6Aと、当該第1排出口6Aよりも下方側の部位に位置する第2排出口6Bとが、設けられている。また、フロントパネル6のうち第2排出口6Bを備えた部分は、例えば後述の被印字テープ3Aの設置や排紙等の便宜を図るために、前方側へ回動可能な開閉蓋6となっている。
第1排出口6Aは、上カバーユニット5を閉じ状態としたときに、筐体2の前面側上縁部と上記上カバーユニット5の前面側下縁部とによって形成される。なお、上カバーユニット5の第1排出口6A側における下縁部内側には、切断刃8が下方に向けて付設されている(後述する図2、図3等も参照)。
<内部構造>
次に、図2、図3、及び図4を用いて、本実施形態のラベル作成装置1の内部構造を説明する。
図2及び図3に示すように、ラベル作成装置1は、筐体2の内部空間の後方に、凹状のロール収納部4を有している。ロール収納部4は、所望の幅の被印字テープ3Aをロール状に巻回したロール3を、被印字テープ3Aがロール上側より繰り出されるように収納する。
ロール3は、上記被印字テープ3Aの巻回の軸線を、前後方向と直交する左右方向となる状態で、回転可能にロール収納部4に収納されている。
<被印字テープ>
ロール3を構成する被印字テープ3Aには、図4中拡大図中に示すように、例えば値札等に使用されるラベル台紙Lが剥離材層3c上に長手方向に沿って連続配置されている。すなわち、ラベル台紙Lは、この例では2層構造となっており、印字ヘッド61によって印字が形成される被印字層3aと、粘着剤層3bと、の順で積層されている。そして、ラベル台紙Lは、上記粘着剤層3bの粘着力により所定間隔おきに剥離材層3cの一方側の面に接着されている。すなわち、被印字テープ3Aは、ラベル台紙Lが接着された部分では被印字層3a、粘着剤層3b、及び剥離材層3cの3層構造となっており(図4中拡大図参照)、ラベル台紙Lが接着されていない部分(すなわちラベル台紙L同士の間の部分)では、剥離材層3cのみの1層構造となっている。印字が完了したラベル台紙Lは、最終的に剥離材層3cより剥がされることで印字ラベルとして所定の商品等の被着体に貼り付けられる。
<支持ローラ>
ロール収納部4の底面部には、3つの支持ローラ51〜53が設けられている。支持ローラ51〜53は、プラテンローラ66が回転駆動されてロール3より被印字テープ3Aを引き出す際に、少なくとも2つのローラがロール3の外周面に接触することにより、従動的に回転してロール3を回転可能に支持する。これら3つの支持ローラは、ロール3に対する周方向位置がそれぞれ異なっており、前方から後方に向かって、ロール3の周方向に沿って、第1支持ローラ51、第2支持ローラ52、及び第3支持ローラ53、の順に配置されている。これら第1〜第3支持ローラ51〜53は、上記左右方向(言い換えればロール幅方向)に複数の部分に分割されており、ロール幅に応じてロール3が搭載された部分だけが回転するようになっている。
<ガイド部材>
一方、ロール収納部4にはまた、ロール3の右側の端面3Rに接触して被印字テープ3Aを左右方向(すなわちテープ幅方向。以下同様)にガイドする第1ガイド部材20Aと、ロール3の左側の端面3Lに接触して被印字テープ3Aを左右方向にガイドする第2ガイド部材20Bと、が設けられている。これら第1ガイド部材20A及び第2ガイド部材20Bは、上記左右方向に沿って進退することで互いに遠近可能となっている。そして、ロール3に対し、第1ガイド部材20Aが右側から接触するとともに第2ガイド部材20Bが左側から接触することにより、ロール3を両側から挟み込みつつ、被印字テープ3Aをガイドする。このように両ガイド部材20A,20Bは、左右方向に沿って進退可能に設けられていることから、収納したロール3の幅に応じて両ガイド部材20A,20Bを進退させ位置を調整することで、任意な幅のロール3に対し、両ガイド部材20A,20Bでロール3を挟み込み、被印字テープ3Aの幅方向をガイドすることができる。なお、このガイド部材20A,20Bを進退させるための支持構造の詳細については、後述する。
<プラテンローラ、印字ヘッド、及びその周辺構造>
一方、図4に示すように、上カバーユニット5の前端部下側には印字ヘッド61が設けられている。また、この印字ヘッド61に上下方向に対向するように、筐体2の前端部上側に、プラテンローラ66が設けられている。プラテンローラ66のローラ軸66Aは、軸方向両端に設けたブラケット65(図4参照)により回転自在に軸支されており、またローラ軸66Aの一方の軸端には、プラテンローラ66を駆動するギア(図示省略)が固定されている。
このとき、筐体2におけるプラテンローラ66の配置位置は、上カバーユニット5における印字ヘッド61の取り付け位置と対応している。そして、上カバーユニット5を閉じることによって、上カバーユニット5側に設けられた印字ヘッド61と、筐体2側に設けられたプラテンローラ66とで被印字テープ3Aが挟持され、印字ヘッド61による印字が可能な状態になる。また上カバーユニット5を閉じることによって、プラテンローラ66のローラ軸66Aに固定された上記ギアが、筐体2側の図示しないギア列に噛合し、ステッピングモータ等で構成されるプラテンローラ用モータ(図示省略)によりプラテンローラ66を回転駆動する。これにより、プラテンローラ66は、ロール収納部4に収納されたロール3より被印字テープ3Aを繰り出し、被印字テープ3Aをそのテープ幅方向を左右方向とした姿勢で搬送する。
印字ヘッド61は、特に図示しないが、その中間部を軸支されると共に適宜のバネ部材により下方に付勢されて設置されている。解除つまみ17によって上カバーユニット5を開放状態にすることで、印字ヘッド61はプラテンローラ66から離間した状態となる(図3等参照)。一方、上カバーユニット5を閉じることによって、バネ部材の付勢力により印字ヘッド61は被印字テープ3Aをプラテンローラ66に押圧付勢し、印字可能な状態となる。
なお、上記ロール3は、上記ラベル台紙Lが径方向外側となるように、被印字テープ3Aがロール状に巻回されて構成されている。その結果、被印字テープ3Aはラベル台紙L側の面を上方とした状態でロール3の上側から繰り出され(図4中の破線参照)、被印字テープ3Aの上側に配置された印字ヘッド61によって印字形成される。
また、プラテンローラ66よりも前方側には、剥離材層3cをプラテンローラ66の下方側へ折り返すことで、剥離材層3cから上記被印字層3a及び粘着剤層3bを引き剥がすための、剥離板200が設けられている。上記剥離板200により剥離材層3cから引き剥がされた印字済みの被印字層3a及び粘着剤層3bは、剥離板200のさらに前方側に位置する上記第1排出口6Aを介し筐体2の外部へ排出される。切断刃8は、上記第1排出口6Aを介し筐体2の外部へ排出される被印字層3a及び粘着剤層3bを、操作者が所望の位置で切断するのに用いられる。
一方、プラテンローラ66の下方には、上記剥離板200により下方側へ折り返された剥離材層3cを、当該プラテンローラ66との間に挟み込んで搬送するピンチローラ201が設けられている。上記ピンチローラ201により搬送された上記剥離材層3cは、上記第2排出口6Bから、筐体2の外部へ排出される。なお、このピンチローラ201は、適宜の支持部(図示せず)を介し、上記開閉蓋6Cに設けられている。
また、プラテンローラ66よりも後方側でロール収納部4に収納されたロール3における被印字テープ3Aの繰り出し位置近傍には、押さえローラ31が設けられている。この押さえローラ31は、上カバーユニット5から上記繰り出し位置近傍に向かって下方に延設された支持部材32の先端に回転可能に支持されている。この支持部材32及び押さえローラ31もまた、解除つまみ17によって上カバーユニット5を開放状態にすることで、ロール収納部4から離間した状態となる(図2、3、5等参照)。なお、この押さえローラ31の機能の詳細については、後述する。
<被印字テープの搬送の概略>
上記構成において、上カバーユニット5が閉じられ、上記プラテンローラ用モータによりプラテンローラ66が回転駆動されると、被印字テープ3Aが引っ張られる。これにより、ガイド部材20A及びガイド部材20Bにより幅方向をガイドされつつ、上記押さえローラ31で上方から当接されながら被印字テープ3Aがロール3から繰り出される。ロール3より繰り出された被印字テープ3Aは、印字ヘッド61によって印字された後、剥離板200によりプラテンローラ66の下方側へ折り返される。このとき、腰が強い被印字層3aがこのような折返し経路に追従できないことを利用して、前述のように剥離材層3cから被印字層3a及び粘着剤層3bが引き剥がされる。このように剥離板200により引き剥がされた被印字層3a及び粘着剤層3b(言い換えればラベル台紙L)は、第1排出口6Aより筐体2の外部へ排出され、印字ラベルとして使用される。なお、図4では、引き剥がされた被印字層3a及び粘着剤層3bの搬送経路を一点鎖線で、引き剥がされた剥離材層3cの搬送経路を破線でそれぞれ示している。
<ガイド部材の進退支持構造の詳細>
次に、図5、図6を用いて、上記第1〜第3支持ローラ51,52,53を用いた両ガイド部材20A,20Bの進退支持構造の詳細について説明する。
<レール部材及び案内嵌合部>
図5に示すように、ロール収納部4の底面には、レール部材11が設けられている。一方、これに対応して、ガイド部材20A,20Bには、その下端部中央に凹状の案内嵌合部24を有している。そして、上記レール部材11は、ロール3の幅方向(すなわち上記左右方向)に沿ってガイド部材20A,20Bの上記案内嵌合部24と嵌合し、ガイド部材20A,20Bの進退を許容しつつ案内し、その進退方向位置を保持する。なお、図5中ではガイド部材20Bの詳細構造のみ示しているが、ガイド部材20Aについても(左右が逆となっている以外は)ほぼ同等の構造である。
このとき、ガイド部材20A,20Bには、案内嵌合部24に対して各片側に、図6に示すようなラック部材406,407が水平方向に突設されている。これらラック部材406,407は、ガイド部材20A,20Bの各案内嵌合部24に対して互い違いとなって対向するように設けられている。そして、図6に示すように、両ラック部材406,407はロール収納部4の下面側において中央のギア408に両側から噛合している。この結果、ガイド部材20A,20Bのうちの一方(この例ではガイド部材20A)のみをレール11に沿った一方側に移動させるだけで、これに連動してギア408を介し他方(この例ではガイド部材20B)がレールに沿った他方向へと移動する。
このようにして一対のガイド部材20A,20Bは、基準位置(左右中央位置)に対してロール3の幅方向(左右方向)に連動して進退することで互いに遠近可能に設けられており、収納されたロール3を挟み込みつつ当該ロール3から繰り出される被印字テープ3Aの幅方向位置を規定する。そして、一対のガイド部材20A,20Bのうち本実施形態の例では右方側のガイド部材20Aにその進退動作を禁止するロックレバー33(ロック手段)が設けられている。このロックレバー33を押下操作することで、その下方端部が筐体2内部に係止し(図示省略)、右方側のガイド部材20Aの進退動作が禁止される。そしてこの状態では、上記のギヤ408と両ラック部材406,407を介して他方のガイド部材20Bもその進退位置をロックすることができる。
<ガイド部材の貫通孔>
そして、図7に示すようにガイド部材20A,20Bの側壁全体は、それぞれ本体部20Aa、20Baと延設部20Ab,20Bbとに区分できる。各本体部20Aa,20Baはロール収納部4に収納されたロール3の端面に当接する部分であり、各延設部20Ab,20Bb(図中の斜線部参照)はそれぞれの本体部20Aa,20Baの前方側でロール3より繰り出された被印字テープ3Aの幅方向端部に当接する部分である。各ガイド部材20A,20Bは、それぞれの延設部20Ab,20Bbで被印字テープ3Aの幅方向位置を規定する。各延設部20Ab,20Bbには、貫通孔400A,400B(400Bは図示省略)が設けられている。これら貫通孔400A,400Bは、筐体2のロール収納部4内で左右方向に掛け渡して固定されたガイドレール34をそれぞれ挿通し、当該ガイド部材20A,20Bの上記左右方向に沿った進退を案内する。
また、各ガイド部材20A,20Bの延設部20Ab,20Bbには、ガイド突起部405が上記左右方向に沿って互いに対向するよう内向きに突出して設けられている。このガイド突起部405は、ロール3から繰り出される被印字テープ3Aの幅方向の端部に対し上方から接触し、ガイドする。これにより、ロール収納部4内で回転するロール3から繰り出される被印字テープ3Aの両端部において当該被印字テープ3Aの上下方向のばたつきを押さえることができる。
<ガイド部材の付勢部材>
また、各ガイド部材20A,20Bの延設部20Ab,20Bbには、それぞれ上記ガイド突起部405の下方で被印字テープ3Aの幅方向端部に面する側面に付勢部材35A,35Bを設けている。これら付勢部材35A,35Bは、被印字テープ3Aの幅方向端部に当接して幅方向内側に向けて弾性的に付勢する。
各付勢部材35A,35Bは、例えばPET(Polyethylene Terephthalate)等の可撓性を有する薄い樹脂製フィルム基材により構成されており、それぞれ図8に示すような左右対称の羽根の形状に形成されている。これら付勢部材35A,35Bは、それぞれの羽根の根元に相当する部分(図中の斜線部)の表面が接着剤を介してガイド部材20A,20Bの延設部20Ab,20Bbに接着固定される。
上記図2中の矢視R−R′断面から見た上断面図である図9において、各付勢部材35A,35Bは、対応するガイド部材20A,20Bの延設部20Ab,20Bbの側面に、被印字テープ3Aの搬送方向下流側に向けて幅方向内側に傾斜するように設けられる(図中の各拡大図参照)。そして本実施形態では、2つの付勢部材35A,35Bの間でこの設置の傾斜角度が相違している。具体的には、左方側のガイド部材20Bに設けられた付勢部材35Bの方が、右方側のガイド部材20Aに設けられた付勢部材35Aよりも、延設部20Ab,20Bbの側面から幅方向内側に向けて大きく突出するように設けられる。
このような2つの付勢部材35A,35Bの間の設置傾斜角度の違いは、上述した一対のガイド部材20A,20Bのロック機構の構成上の都合により設定されている。すなわち、上記ロック機構の構成では、一方のガイド部材20Aだけに設けたロックレバー33を操作することで、一対のガイド部材20A,20Bがギア408と両ラック部材406,407を介して相互に進退位置をロックできる。しかし、ギヤ408と両ラック部材406,407との間のバックラッシュ等により、ロックレバー33を有しない左方側のガイド部材20Bにはより大きなガタつきが生じる可能性がある。
このために、本実施形態では図示するように、ロックレバー33を有しない左方側のガイド部材20Bに設けられた付勢部材35Bの方が、ロックレバー33を有する右方側のガイド部材20Aに設けられた付勢部材35Aよりも、延設部20Ab,20Bbの側面から幅方向内側に向けて大きく突出するように設けられている。これにより、ロックレバー33を備えずにガタつきが大きな左方側のガイド部材20Bに位置ずれが生じても、当該ガイド部材20Bに設けられた付勢部材35Bが被印字テープ3Aの幅方向端部に確実に当接できる。
<押さえローラとガイド部材の凹部>
図7に戻り、各ガイド部材20A,20Bの延設部20Ab,20Bbには、それぞれ上記押さえローラ31に対応する前後方向位置で、当該押さえローラ31と支持部材32のそれぞれ対応する側の幅方向端部を収容できるよう上カバーユニット5側に向けて開口した凹部36A,36Bが設けられている。
上カバーユニット5が開放状態である場合、ロール3が繰り出す被印字テープ3Aは図10(a)に示す経路で繰り出される。この状態では、ロール3から繰り出された被印字テープ3Aがその幅方向両端部だけで各ガイド部材20A,20Bのガイド突起部405に接触し、プラテンローラ66へ向けて折り返す状態となる。
しかしこの状態では、ロール3の繰り出し位置からガイド突起部405までの間に離間距離が生じる。したがって、このまま被印字テープ3Aの搬送及び停止が繰り返された際には、搬送停止時に、ラベル作成装置1自身の振動や外部からの衝撃等により、繰り出し位置近傍で被印字テープ3Aに弛みが生じる場合がある。この場合、ロール3に巻き緩みが生じ、搬送を再開した際に被印字テープ3Aの搬送が不安定になり、印字の乱れを招く可能性がある。
これに対し本実施形態では、上カバーユニット5を閉じた状態では、図10(b)に示すように押さえローラ31が被印字テープ3Aに当接して上記の弛みを除去する。つまり、上カバーユニット5に回転可能に設けられた押さえローラ31が、ロール3より繰り出された被印字テープ3Aに対し繰り出し位置近傍で当接することで、被印字テープ3Aに対してテンションを付与し、搬送停止時の緩みを防止できる。これにより、被印字テープ3Aの搬送を安定させて、印字の乱れを防止できる。なお、この図10(b)に示すように、上記の付勢部材35A,35Bは、被印字テープ3Aの幅方向端部に確実に当接できるよう、押さえローラ31による被印字テープ3Aの当接位置のすぐ前方側に設置されるとよい。
また、上述したように一対のガイド部材20A,20Bは、多様なテープ幅のロール3に対応して間隔を調節できるようロール3の幅方向に連動して進退可能な構成となっている。このように構成において、ガイド部材20A,20Bの間隔を狭めたときに押さえローラ31に接触しないように、押さえローラ31のローラ幅を比較的小さく設定すると、被印字テープ3Aを十分に押さえることができず、テープの搬送が不安定となるおそれがある。その一方で、押さえローラ31のローラ幅を大きく設定すると、被印字テープ3Aの搬送は安定するが、ガイド部材20A,20Bの間隔をローラ幅より小さくすることができないので、ガイド部材20A,20Bの間隔を調節可能な範囲が大幅に制限され、多様なテープ幅のロール3に対応できなくなる。
そこで本実施形態では、各ガイド部材20A,20Bが、押さえローラ31に対応する位置に凹部36A,36Bを有している。この凹部36A,36Bが押さえローラ31及び支持部材32の少なくとも一部(対応する側の幅方向端部)を収容するので、ローラ幅を比較的大きく設定した場合でも、ガイド部材20A,20Bの間隔を調節可能な範囲を広く確保することが可能である。
また、各ガイド部材20A,20Bはそれぞれ幅方向に十分な厚さ寸法を有しているため、押さえローラ31(及び支持部材32)のローラ幅は図11に示すような配置関係となる寸法で設定するとよい。すなわち、両方のガイド部材20A,20Bを連動させて図11の実線に示すように最小幅まで接近させた状態(最小のテープ幅のロール3を挟み込んだ状態)で、一対のガイド部材20A,20Bの外端20Ac,20Bc同士の間隔よりも小さくなるようにローラ幅を設定すればよい。
<本実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態においては、上カバーユニット5に回転可能に設けられた押さえローラ31を有する。この押さえローラ31が、ロール3より繰り出された被印字テープ3Aに対し繰り出し位置近傍で当接することで、被印字テープ3Aに対してテンションを付与し、搬送停止時の緩みを防止できる。これにより、被印字テープ3Aの搬送を安定させて、印字の乱れを防止できる。
一方で、ラベル作成装置1は、ロール収納部4に一対のガイド部材20A,20Bを有する。このガイド部材20A,20Bは、左右中央位置に対してロールの幅方向に連動して進退することで、多様なテープ幅のロールに対応して間隔を調節可能である。
そこで本実施形態では、ガイド部材20A,20Bの各々が、押さえローラ31に対応する位置に凹部36A,36Bを有する。この凹部36A,36Bが押さえローラ31の少なくとも一部を収容するので、ローラ幅を比較的大きく設定した場合でも、ガイド部材20A,20Bの間隔を調節可能な範囲を広く確保することが可能である。したがって、押さえローラ31により被印字テープ3Aの搬送を安定させつつ、ガイド部材20A,20Bにより多様なテープ幅のロール3に対応することができる。
また、このようにガイド部材20A,20Bに凹部36A,36Bを設けることで、押さえローラ31との接触を回避しつつ、ガイド部材20A,20Bを押さえローラ31の設置位置よりテープ搬送方向下流側まで延設することができる。これにより、ガイド部材20A,20Bをテープ繰り出し位置近傍で支持することが可能となり、ガイド部材20A,20Bの強度を高めることができる。その結果、ロール3より繰り出された被印字テープ3Aを安定して案内することができる。
また本実施形態では特に、押さえローラ31が、上カバーユニット5より繰り出し位置近傍に向かって延設された支持部材32によって回転可能に支持されている。これにより、押さえローラ31を繰り出し位置近傍に位置させ、被印字テープ3Aに対し繰り出し位置近傍で当接させることができる。
また本実施形態では特に、凹部36A,36Bが、上カバーユニット5側に開口するようにガイド部材20A,20Bに設けられる。このような凹部形状とすることにより、上カバーユニット5より繰り出し位置近傍に向かって延設された支持部材32と押さえローラ31との接触を確実に回避しつつ、ガイド部材20A,20Bにより多様なテープ幅のロールに対応することができる。
また本実施形態では特に、押さえローラ31のローラ幅を、最小のテープ幅のロール3を挟み込んだ状態における一対のガイド部材20A,20Bの外端20Ac,20Bc同士の間隔よりも小さくなるように設定する。これにより、ガイド部材20A,20Bの間隔を最小幅のロール3に対応させて狭めたときでも、押さえローラ31及び支持部材32の少なくとも一部をガイド部材20A,20Bの凹部36A,36Bに確実に収容することが可能となり、ガイド部材20A,20Bの間隔を調節可能な範囲を最大限に確保することができる。また、ローラ幅をこのように設定することにより、ガイド部材20A,20Bにおける凹部36A,36Bの(テープ繰り出し方向)両側を外端の壁部により連結した構造とすることができる。これにより、ガイド部材20A,20Bの強度を確保することができる。
なお、以上において、印字の終了した被印字層3a及び粘着剤層3bを切断刃8で切断して印字ラベルを作成した場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、ラベルに対応した所定の大きさに予め分離されたラベル台紙L(いわゆるダイカットラベル)がロール3から繰り出されるテープ上に連続配置されているような場合には、切断刃8で切断しなくても、テープが排出口6Aから排出されてきた後にラベル台紙(対応する印字がなされたもの)のみをテープから剥がして印字ラベルを作成しても良く、本発明はこのようなものに対しても適用できる。
また、以上においては、被印字テープ3Aに備えられた被印字層3aに印字を行う方式であったが、これに限られず、被印字層3aとは別のカバーフィルムに印字を行ってこれらを貼り合わせる方式に本発明を適用してもよい。
さらに、以上は、被印字テープ3Aがリール部材の周りに巻回されてロール3を構成し、ロール収納部4内にそのロール3が配置されて被印字テープ3Aが繰り出される場合を例にとって説明したが、これに限られない。例えば、長尺平紙状あるいは短冊状のテープやシート(ロール3に巻回されたテープを繰り出した後に適宜の長さに切断して形成したものを含む)を、所定の収納部にスタックして(例えばトレイ状のものに平積み積層して)カートリッジ化し、このカートリッジをラベル作成装置1側のカートリッジホルダに装着して、上記収納部から移送、搬送して印字及び書き込みを行い印字ラベルを作成するようにしてもよい。
さらには長尺平紙状あるいは短冊状のテープやシートをラベル作成装置1外より1枚ずつ所定のフィーダ機構によって移送しラベル作成装置1内へ供給する構成も考えられ、さらにはロール3のようなラベル作成装置1本体側に着脱可能なものにも限られず、装置本体側に着脱不能のいわゆる据え付け型あるいは一体型としてロール3を設けることも考えられる。この場合も同様の効果を得る。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 ラベル作成装置(印刷装置)
2 筐体
3 ロール
3A 被印字テープ
3a 被印字層
3b 粘着剤層
3c 剥離材層
4 ロール収納部
5 上カバーユニット(カバー)
20A,20B ガイド部材
20Aa,20Ba 本体部
20Ab,20Bb 延設部
31 押さえローラ
32 支持部材
33 ロックレバー(ロック手段)
34 ガイドレール
35A,35B 付勢部材
36A,36B 凹部
61 印字ヘッド
66 プラテンローラ

Claims (4)

  1. 被印字テープを巻回したロールより繰り出された前記被印字テープに対し所望の印字を行う印刷装置であって、
    前記ロールを収納するロール収納部と、
    前記ロール収納部において、基準位置に対して前記ロールの幅方向に連動して進退することで互いに遠近可能に設けられ、収納された前記ロールを挟み込みつつ当該ロールから繰り出される前記被印字テープの幅方向位置を規定する一対のガイド部材と、
    前記ロール収納部を覆うカバーと、
    前記カバーに回転可能に設けられ、前記ロールより繰り出された前記被印字テープに対し繰り出し位置近傍で当接する押さえローラと、
    前記一対のガイド部材の前記押さえローラに対応する位置に各々設けられ、前記押さえローラの少なくとも一部を収容可能な凹部と、を有する
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記カバーより前記繰り出し位置近傍に向かって延設され、前記押さえローラを回転可能に支持する支持部材をさらに有し、
    前記凹部は、
    前記支持部材及び前記押さえローラの両方についてその少なくとも一部を収容可能に構成されている
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1又は2に記載の印刷装置において、
    前記凹部は、
    前記カバー側に開口するように前記ガイド部材に設けられている
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の印刷装置において、
    前記一対のガイド部材は、
    前記基準位置に対して前記ロールの幅方向に連動して進退することで、予め定められた複数種類のテープ幅のロールを挟み込むことが可能に構成されており、
    前記押さえローラのローラ幅は、
    前記複数種類のロールのうち最小のテープ幅のロールを挟み込んだ状態における前記一対のガイド部材の外端同士の間隔よりも小さくなるように設定されている
    ことを特徴とする印刷装置。
JP2013045766A 2013-03-07 2013-03-07 印刷装置 Active JP6120061B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013045766A JP6120061B2 (ja) 2013-03-07 2013-03-07 印刷装置
US14/200,229 US9039312B2 (en) 2013-03-07 2014-03-07 Printer with pair of tape roll guide members having a recessed part for housing a pressing roller

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013045766A JP6120061B2 (ja) 2013-03-07 2013-03-07 印刷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014172253A true JP2014172253A (ja) 2014-09-22
JP6120061B2 JP6120061B2 (ja) 2017-04-26

Family

ID=51487976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013045766A Active JP6120061B2 (ja) 2013-03-07 2013-03-07 印刷装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9039312B2 (ja)
JP (1) JP6120061B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017149032A (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 株式会社沖データ ロール媒体搬送装置及び画像形成装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6787163B2 (ja) * 2017-02-08 2020-11-18 ブラザー工業株式会社 印刷装置
JP7537116B2 (ja) * 2020-03-31 2024-08-21 ブラザー工業株式会社 媒体カセット
JP2022118306A (ja) * 2021-02-02 2022-08-15 東芝テック株式会社 用紙収納装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012183675A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 Toshiba Tec Corp ポータブル型サーマルプリンタ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4448363A (en) * 1981-02-26 1984-05-15 Mukenschnabl Donald F Rewinder apparatus
JP2000052613A (ja) 1998-08-06 2000-02-22 Toshiba Tec Corp ラベルプリンタ
JP2001117178A (ja) * 1999-10-19 2001-04-27 Noritsu Koki Co Ltd 写真処理機における感光材料収容マガジン
DE602006000808T2 (de) * 2005-08-09 2009-04-30 Seiko Epson Corp. Papierrollendrucker
JP4352346B2 (ja) * 2007-07-31 2009-10-28 Necインフロンティア株式会社 ロール用紙の巻き弛み防止機構
JP5159524B2 (ja) * 2008-08-29 2013-03-06 スター精密株式会社 プリンタ
JP5229152B2 (ja) * 2009-07-31 2013-07-03 マックス株式会社 ラベルプリンタ
JP5407711B2 (ja) 2009-09-30 2014-02-05 ブラザー工業株式会社 ラベル作成装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012183675A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 Toshiba Tec Corp ポータブル型サーマルプリンタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017149032A (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 株式会社沖データ ロール媒体搬送装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20140255075A1 (en) 2014-09-11
JP6120061B2 (ja) 2017-04-26
US9039312B2 (en) 2015-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110058884A1 (en) Tape cassette
JP2006272895A (ja) テープカセット
JP6120061B2 (ja) 印刷装置
US10569584B2 (en) Tape cassette
JP5158029B2 (ja) テープカセット
US9469140B2 (en) Tape cartridge
JP5945958B2 (ja) 印刷装置
JP6120070B2 (ja) 印刷装置
JP7338267B2 (ja) カセット
JPH07314865A (ja) テープカセット
JP2014172252A (ja) 印刷装置
JP5549998B2 (ja) 印字ラベル作成装置
JP6323637B2 (ja) 印刷装置
JP6846013B2 (ja) 印刷装置
JP6327503B2 (ja) テープカートリッジ
JP7383912B2 (ja) カセット
JP6270155B2 (ja) 媒体カートリッジ及び印刷装置
JP2007191157A (ja) ラベル剥離装置
JP2025075817A (ja) カートリッジ
JP2011207557A (ja) ラベル作成装置
JP5761488B2 (ja) 記録装置
JP2006248150A (ja) リボンカートリッジ及び記録装置
JP2012091906A (ja) 記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160923

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6120061

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150