JP2014145542A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014145542A5 JP2014145542A5 JP2013014764A JP2013014764A JP2014145542A5 JP 2014145542 A5 JP2014145542 A5 JP 2014145542A5 JP 2013014764 A JP2013014764 A JP 2013014764A JP 2013014764 A JP2013014764 A JP 2013014764A JP 2014145542 A5 JP2014145542 A5 JP 2014145542A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- panel
- design panel
- design
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
本発明は、空気調和機の床置き形室内機に係わり、特に、床置き形室内機の筐体およびこの筐体に取り付けられる意匠パネルの取付構造に関するものである。
従来の室内機には、意匠パネルを保持する軸と、意匠パネルの開閉時の回転中心が一致しており、意匠パネルを開放する際には、意匠パネルが上部に移動し、固定部は意匠パネルが移動した際の逃げ形状を成しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
床置き形室内機においては、筐体から意匠パネルを取り外す場合、意匠パネルの下端を中心として下方へ傾けて取り外すことになるが、意匠パネルの下端が床面に当たるため、意匠パネルを筐体の下端まで覆うことができず、意匠性に劣るという課題があった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、筐体の下端まで覆った意匠パネルであっても、意匠パネルの下端が床面に当たることなく、筐体から取り外すことができる空気調和機の床置き形室内機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機の床置き形室内機は、前面に開口を有し、底部にベースが設けられた筐体と、筐体の前面の下部両端にそれぞれ設けられた収納ケースと、筐体の開口を覆う意匠パネルと、意匠パネルの裏面に設けられ、意匠パネルが筐体の開口を覆っているときには、収納ケース内において当該意匠パネルを支持し、意匠パネルが傾けられたときには、筐体の前面下端に接触する意匠パネルの裏面下端が回転中心となって、収納ケース内を移動するパネル支持部と、収納ケースに設けられ、内部にパネル支持部の移動を斜めにガイドするガイド部とを備え、ガイド部におけるパネル支持部の移動の終端部は、意匠パネルを傾けた時点で、当該意匠パネルの表面下端が筐体のベースの下端面よりも下方に下がらない位置とする。
本発明においては、意匠パネルを傾けた時点で、当該意匠パネルの表面下端が筐体のベースよりも下方に下がらない位置としているので、意匠パネルの下端が床面に当たることなく、意匠パネルを筐体から取り外すことができる。このため、筐体の前面下端まで覆う意匠パネルを筐体に用いることができ、意匠性の優れた床置き形室内機を提供できる。
図1は実施の形態に係る空気調和機の床置き形室内機の外観を示す斜視図、図2は図1の意匠パネルを裏面から見て示す斜視図である。
図1および図2において、床置き形室内機は、前面に開口を有し、底部にベース1aが設けられた直方体形状の筐体1、筐体1の上面に設けられた吹出口2、筐体1内に設置された送風機および熱交換器、筐体1の前面の開口を覆う意匠パネル3、意匠パネル3に設けられた吸込口4などで構成されている。意匠パネル3の裏面の上部両端には、図2に示すように、筐体1に設けられた爪部5aと係合する爪係合部5bが設けられている。また、意匠パネル3の裏面の下部両端には、後述するパネル支持部6が設けられている。
前述した床置き形室内機は、屋外に設置された室外機と冷媒配管を介して接続される。床置き形室内機の熱交換器は、暖房運転時には凝縮器として作用し、冷房運転時には蒸発器として作用する。例えば、冷房運転のときには、送風機の運転により、室内の空気を吸込口4から吸い込み、吸い込んだ空気を熱交換器へ通過させて熱交換し、冷風を吹出口2から室内へ吹き出す。
図3は実施の形態における意匠パネルのパネル支持部を拡大して示す斜視図、図4は実施の形態における意匠パネルのパネル支持部および筐体に設けられた収納ケースを示す断面図である。
前述のパネル支持部6は、図3に示すように、意匠パネル3の左右方向の横枠3aとその横枠3aと対向する吸込口4の枠4aとに固定されている。このパネル支持部6は、意匠パネル3の裏面から筐体1の内部方向に突出して斜め下方に延びる例えば板状のアーム部7と、アーム部7の先端の吸込口4側の側面に設けられた例えば円筒形状の軸部8とで構成されている。なお、円筒形状の軸部8に代えて、円柱形状の軸部8でも良い。
筐体1の前面の下部両端には、パネル支持部6が収納される収納ケース9が設けられている。この収納ケース9は、図4に示すように、前面に開口を有する箱状に形成され、内部に奧側に延びるガイド部10が設けられている。このガイド部10は、側面から見て四辺形状に形成された板で構成され、その四辺のうちの上辺10aが収納ケース9の底面と平行に形成され、収納ケース9の奧側の一辺が収納ケース9の開口側に向かうに連れ上方に傾斜する斜辺10bとなっている。
その斜辺10bは、意匠パネル3の傾き角度に応じて、パネル支持部6の軸部8の移動をガイドするレール11を成している。レール11は、ガイド部10の上辺10aと交差する部分がレール終端部11aとなっている。レール終端部11aは、意匠パネル3を傾けたときに、その意匠パネル3の表面下端3c(角部)が筐体1のベース1aよりも下方に下がらない位置となるように設定されている。つまり、パネル支持部6の軸部8がレール終端部11aに達したときに、傾けた意匠パネル3の表面下端3cが床面20に当たらないようにしている。パネル支持部6の軸部8がレール終端部11aを越えた場合には、意匠パネル3を筐体1から取り外すことができる。
次に、意匠パネル3を筐体1から取り外すまでのパネル支持部6の動作について、図5〜図8を参照しながら説明する。
図5は図1の床置き形室内機の意匠パネルを手前に傾けた状態を示す斜視図、図6は意匠パネルを傾けたときのパネル支持部と収納ケースとの関係を示す断面図、図7は意匠パネルを筐体から取り外した状態を示す斜視図、図8は意匠パネルを筐体から取り外したときのパネル支持部と収納ケースを示す断面図である。
図5は図1の床置き形室内機の意匠パネルを手前に傾けた状態を示す斜視図、図6は意匠パネルを傾けたときのパネル支持部と収納ケースとの関係を示す断面図、図7は意匠パネルを筐体から取り外した状態を示す斜視図、図8は意匠パネルを筐体から取り外したときのパネル支持部と収納ケースを示す断面図である。
意匠パネル3の上部は、裏面の上部両端に設けられた爪係合部5bに筐体1の爪部5aが係合して筐体1に装着され、意匠パネル3の下部は、筐体1の収納ケース9に収納されたパネル支持部6によって支持されている。筐体1と意匠パネル3との係合を解除して、意匠パネル3を手前側に傾ける際には、筐体1の前面下端1bに接触する意匠パネル3の下枠先端部3b(裏面下端)が回転中心となる。図5に示すように、意匠パネル3を手前側に傾けていくと、その回転中心とパネル支持部6の軸部8の中心との間の距離を半径として、その軸部8がガイド部10のレール11に沿って上方に移動する。
パネル支持部6の軸部8が、ガイド部10のレール11に設定されたレール終端部11aに達する前に、意匠パネル3の傾け動作を中断した場合には、筐体1の前面下端1bに接触する下枠先端部3bを支点として、パネル支持部6の軸部8がガイド部10のレール11上に係止される。これは、回転中心を支点とする意匠パネル3の自重がパネル支持部6の軸部8に加わるからである。
その後、意匠パネル3を更に傾けていくと、パネル支持部6の軸部8が、意匠パネル3の傾き角度に応じて、ガイド部10のレール11に沿って上方に移動する。そして、図6に示すように、パネル支持部6の軸部8がレール終端部11aを通過して、レール終端部11aを越えたときには、意匠パネル3を筐体1から取り外すことができる(図7および図8参照)。
パネル支持部6の軸部8がレール終端部11aに達したときは、意匠パネル3の表面下端3cが筐体1のベース1aよりも下方に下がらないので(図6参照)、意匠パネル3を床面20に当てることなく、筐体1から取り外すことができる。軸部8のレール終端部11aを越えるまでの軌跡は、前述したように、筐体1の前面下端1bに接触する意匠パネル3の下枠先端部3bを回転中心とし、その回転中心と軸部8の中心との間の距離を半径として円弧状となる。
以上のように実施の形態によれば、パネル支持部6の軸部8のレール終端部11aを、意匠パネル3を傾けたときに、その意匠パネル3の表面下端3cが筐体1のベース1aよりも下方に下がらない位置としている。この構成により、意匠パネル3の表面下端3cが床面20に当たることなく、意匠パネル3を筐体1から取り外すことができる。このため、筐体1の前面下端1bまで覆う意匠パネル3を筐体1に用いることができ、意匠性の優れた床置き形室内機を提供できる。
なお、実施の形態では、筐体1の前面の下部両端に、筐体1の一部として、ガイド部10を有する収納ケース9を設けたが、図9に示すように、その収納ケース9を筐体1とは別に製作し、筐体1の前面の下部両端に取り付けるようにしてもよい。
また、パネル支持部6の軸部8をアーム部7の先端の吸込口4側の側面に設けたが、これに代えて、その面の反対側の側面に軸部8を設けてもよい。
1 筐体、1a ベース、1b 前面下端、2 吹出口、3 意匠パネル、3a 横枠、3b 下枠先端部(裏面下端)、3c 意匠パネルの表面下端、4 吸込口、4a 吸込口の枠、5a 爪部、5b 爪係合部、6 パネル支持部、7 アーム部、8 軸部、9 収納ケース、10 ガイド部、10a 上辺、10b 斜辺、11 レール、11a レール終端部、20 床面。
Claims (3)
- 前面に開口を有し、底部にベースが設けられた筐体と、
前記筐体の前面の下部両端にそれぞれ設けられた収納ケースと、
前記筐体の開口を覆う意匠パネルと、
前記意匠パネルの裏面に設けられ、前記意匠パネルが前記筐体の開口を覆っているときには、前記収納ケース内において当該意匠パネルを支持し、前記意匠パネルが傾けられたときには、前記筐体の前面下端に接触する前記意匠パネルの裏面下端が回転中心となって、前記収納ケース内を移動するパネル支持部と、
前記収納ケースに設けられ、内部に前記パネル支持部の移動を斜めにガイドするガイド部とを備え、
前記ガイド部における前記パネル支持部の移動の終端部は、前記意匠パネルを傾けた時点で、当該意匠パネルの表面下端が前記筐体のベースの下端面よりも下方に下がらない位置とすることを特徴とする空気調和機の床置き形室内機。 - 前記パネル支持部は、先端側面に前記ガイド部を移動する軸部を有していることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の床置き形室内機。
- 前記ガイド部は、側面から見て四辺形状に形成された板で構成され、その四辺のうち前記収納ケースの奥側の一辺が当該収納ケースの奥から手前側へ向かうに連れ斜め上方に傾斜する斜辺を有し、該斜辺と上辺との交差する部分を前記終端部とすることを特徴とする請求項1又は2記載の空気調和機の床置き形室内機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013014764A JP5968238B2 (ja) | 2013-01-29 | 2013-01-29 | 空気調和機の床置き形室内機 |
EP13190967.3A EP2759781B1 (en) | 2013-01-29 | 2013-10-30 | Floor-standing indoor unit of air-conditioning apparatus |
CN201320761141.6U CN203595186U (zh) | 2013-01-29 | 2013-11-27 | 空气调节机的落地形室内机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013014764A JP5968238B2 (ja) | 2013-01-29 | 2013-01-29 | 空気調和機の床置き形室内機 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014145542A JP2014145542A (ja) | 2014-08-14 |
JP2014145542A5 true JP2014145542A5 (ja) | 2015-09-10 |
JP5968238B2 JP5968238B2 (ja) | 2016-08-10 |
Family
ID=49513815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013014764A Active JP5968238B2 (ja) | 2013-01-29 | 2013-01-29 | 空気調和機の床置き形室内機 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP2759781B1 (ja) |
JP (1) | JP5968238B2 (ja) |
CN (1) | CN203595186U (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105805919A (zh) * | 2016-04-19 | 2016-07-27 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种立式空调 |
JP6716007B2 (ja) * | 2017-02-23 | 2020-07-01 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
CN106871405A (zh) * | 2017-03-30 | 2017-06-20 | 广东美的制冷设备有限公司 | 导风装置、导风控制方法和空调器 |
MY195538A (en) * | 2018-10-05 | 2023-01-31 | Daikin Res & Development Malaysia Sdn Bhd | A Housing With Hinged Access Panel |
JP2023074839A (ja) * | 2021-11-18 | 2023-05-30 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 室内機 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4727453U (ja) * | 1971-04-15 | 1972-11-28 | ||
JP3805285B2 (ja) * | 2002-07-04 | 2006-08-02 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機のリモコン収納装置 |
JP2004239601A (ja) | 2003-01-15 | 2004-08-26 | Sanyo Electric Co Ltd | 壁掛け型空気調和機 |
WO2007108584A1 (en) * | 2006-03-20 | 2007-09-27 | Lg Electronics, Inc. | Indoor unit for air conditioner |
JP4698726B2 (ja) * | 2008-12-18 | 2011-06-08 | 三菱電機株式会社 | 床置き形空気調和機 |
-
2013
- 2013-01-29 JP JP2013014764A patent/JP5968238B2/ja active Active
- 2013-10-30 EP EP13190967.3A patent/EP2759781B1/en active Active
- 2013-11-27 CN CN201320761141.6U patent/CN203595186U/zh not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5968238B2 (ja) | 空気調和機の床置き形室内機 | |
JP2014145542A5 (ja) | ||
US9534802B2 (en) | Ventilation device | |
JP5817391B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP6177193B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
JP4472439B2 (ja) | ビルトイン冷蔵庫の放熱装置 | |
CN109764408B (zh) | 空调 | |
WO2013108658A1 (ja) | 空気調和機 | |
JP6385172B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2012145287A5 (ja) | ||
JP2010145043A (ja) | 風向変更装置およびそれを備えた空気調和機 | |
US20160131369A1 (en) | Air conditioner | |
JP2014114964A5 (ja) | ||
JP6145651B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP6164013B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2012242017A (ja) | 冷凍装置の室外ユニット | |
JP2012172856A (ja) | 空気調和機 | |
KR102666907B1 (ko) | 공기조화기 | |
JP2009228998A (ja) | 空気調和機 | |
JP4614914B2 (ja) | 貯蔵庫の機械室構造 | |
JP4478048B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP2017133738A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
US8833099B2 (en) | Refrigerator | |
KR20100043987A (ko) | 공기 조화기 | |
KR101281292B1 (ko) | 공기조화용 실내기의 전면도어 승하강장치 및 승하강방법 |