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JP2014141111A - スライドレール - Google Patents

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JP2014141111A
JP2014141111A JP2013009024A JP2013009024A JP2014141111A JP 2014141111 A JP2014141111 A JP 2014141111A JP 2013009024 A JP2013009024 A JP 2013009024A JP 2013009024 A JP2013009024 A JP 2013009024A JP 2014141111 A JP2014141111 A JP 2014141111A
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JP
Japan
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rail
slide
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engaged
slide rail
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Pending
Application number
JP2013009024A
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English (en)
Inventor
Hayato Matsui
隼人 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】スライドレールのロックを外れにくくする。
【解決手段】乗物用シートをフロアFに対してスライド可能な状態に連結するスライドレール10である。スライドレール10は、フロアF上に取り付けられたロアレール11と、ロアレール11にスライド可能な状態に組み付けられて乗物用シートに取り付けられたアッパレール12と、アッパレール12に取り付けられて、ロアレール11に設けられた固定歯棒15との係合により両レール11,12間のスライドをロックする係合部材14と、を有する。スライドレール10は、係合部材14の固定歯棒15に対する係脱によりアッパレール12のロアレール11に対するスライド位置の調整を行うようになっている。係合部材14は、固定歯棒15に対して高さ方向の2方向から挟み込んだ状態となって係合する構成となっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、スライドレールに関する。詳しくは、乗物用シートをフロアに対してスライド可能な状態に連結するスライドレールに関する。
従来、車両用シートのスライドレールとして、車両用シートに連結されたアッパレールがフロア上に設けられたロアレールに対して前後スライド可能な状態に組み付けられて構成されたものが知られている(特許文献1)。上述したアッパレールには、通常時の両レール間のスライドをロックするためのものとして、ロアレールに形成されたロック孔内に上方側から差し込まれて係合する複数のロックピンが設けられている。これらロックピンは、常時は、ばねの附勢力によって、上述した各ロック孔内に差し込まれて、両レール間のスライドをロックした状態に保持されている。各ロックピンは、着座者がシートに備えられたレバーの操作を行うことにより、ロック孔から引き上げられて、両レール間のスライドをロックした状態から外されるようになっている。
米国特許第5596910号明細書
しかし、上記従来技術では、各ロックピンが各ロック孔内に上方側から差し込まれて係合する構成であるため、アッパレールにロアレールから剥離する方向の大荷重が入力された際に、各ロックピンが各ロック孔から外れやすい構成となっている。本発明は、上述した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、スライドレールのロックを外れにくくすることにある。
上記課題を解決するために、本発明のスライドレールは次の手段をとる。
第1の発明は、乗物用シートをフロアに対してスライド可能な状態に連結するスライドレールである。スライドレールは、フロア上に取り付けられたロアレールと、ロアレールにスライド可能な状態に組み付けられて乗物用シートに取り付けられたアッパレールと、一方のレールに取り付けられて他方のレールに設けられた被係合部材との係合により両レール間のスライドをロックする係合部材と、を有する。スライドレールは、係合部材の被係合部材に対する係脱により、アッパレールのロアレールに対する通常時のスライド位置の調整を行うようになっており、係合部材が被係合部材に対してスライド方向に垂直な少なくとも2方向から挟み込んだ状態となって係合する構成となっている。
この第1の発明によれば、係合部材が被係合部材に対してスライド方向に垂直な少なくとも2方向から挟み込んだ状態となって係合する構成となっていることにより、車両の衝突発生などによって、アッパレールがロアレールから剥離する方向に大荷重を受けても、係合部材が被係合部材から外れにくくなる。したがって、スライドレールのロックを外れにくくすることができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、係合部材と被係合部材との係合構造が、スライド方向に複数の歯が並ぶ歯と歯の噛合構造によって構成されているものである。
この第2の発明によれば、係合構造が上記のように歯と歯の噛合構造によって構成されることにより、両レール間のスライド方向の移動を強固にロックすることができると共に、係合部材が被係合部材を少なくとも2方向から挟み込む構成であるため、係合部材の各噛合力を強く発揮させることができる。
第3の発明は、上述した第2の発明において、被係合部材を少なくとも2方向から挟み込む係合部材の各係合片が、互いの歯型がスライド方向にずれた状態で配設されており、被係合部材の歯を各係合片の歯によってスライド方向にも押し挟んだ状態となって噛合する構成となっているものである。
この第3の発明によれば、係合部材と被係合部材との噛合によって、両レールをスライド方向にガタ付かせない状態にロックすることができる。
実施例1のスライドレールが適用された車両用シートの概略構成を示した斜視図である。 スライドレールの分解斜視図である。 スライドレールの組み図である。 スライドレールのロック状態を表した図3のIV-IV線断面図である。 スライドレールのロックを表した図3のV-V線断面図である。 スライドレールのアンロック状態を表した断面図である。 スライドレールのアンロック状態を表した断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1のスライドレール10の構成について、図1〜図7を用いて説明する。本実施例のスライドレール10は、図1に示すように、自動車の助手席として構成されたシート1とフロアFとの間に左右一対で設けられており、シート1のフロアFに対する位置を前後方向に調節できるようにする構成となっている。ここで、シート1は、着座乗員の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、を備えて構成されている。シートバック2は、その左右両サイドの下端部が、シートクッション3の左右両サイドの後端部に連結されて支持された状態とされている。また、シートクッション3は、その底面部が、前述した左右一対のスライドレール10を介して、フロアF上に前後スライド可能な状態に連結されて支持された状態とされている。
上述した各スライドレール10は、常時はそれらのスライドがロックされた状態に保持されており、着座者がシートクッション3の前下部に設けられたU字状のループハンドル16を引き上げる操作を行うことによって、前後スライド可能な状態に切り替えられるようになっている。また、各スライドレール10は、上述したループハンドル16の引き上げられた状態が解除されることによって、再び附勢によってスライドロックされた状態に戻されるようになっている。このような動作によって、各スライドレール10は、通常の着座使用時に、シート1をフロアFに対して前後方向にスライドさせたり、スライドさせた各位置に固定したりすることができるようになっている。
具体的には、上述した各スライドレール10は、詳しくは図2において後述するが、アッパレール12に設けられた前後一対の各係合部材14が、ロアレール11上に固定設置された円柱状の固定歯棒15に対してそれぞれ上下方向から両挟み状に噛合することによってそれらのスライドがロックされるようになっている。また、各スライドレール10のスライドロック状態は、上述したループハンドル16(図1参照)の操作が行われることによって、上述した各係合部材14の固定歯棒15との係合状態がそれぞれ外されて解除されるようになっている。
以下、上述した各スライドレール10の具体的な構成について、図2〜図7を用いて詳しく説明していく。図2に示すように、各スライドレール10は、それぞれ、ロアレール11と、アッパレール12と、これらの間に組み込まれた複数の鋼球を備えるベアリング13と、アッパレール12に設けられた前後一対の可動式の係合部材14と、ロアレール11上に固定設置された円柱状の固定歯棒15と、解除操作用のループハンドル16(図1参照)と、を有して構成されている。ここで、ロアレール11が本発明の「他方のレール」に相当し、アッパレール12が本発明の「一方のレール」に相当し、固定歯棒15が本発明の「被係合部材」に相当する。
ロアレール11は、車両の前後方向に長尺な1枚の鋼板材が短手方向に所々に折り曲げられて形成されたものであり、その前後側の各端部がそれぞれレッグ11L(図1参照)を介してフロアF上にボルト締結されて一体的に固定された状態として設けられている。上述したロアレール11は、その横断面形状が長手方向に略一様となるレール形状に形成されている。具体的には、ロアレール11は、フロアF上に上方側に面を向けて設置される底面部11Aと、底面部11Aの左右両側部から上方側に延びて互いに内向する側に逆U字状に曲げ返される形に延びる左右一対のロア側ひれ部11B,11Cと、を有する横断面形状に形成されている。
アッパレール12は、上述したロアレール11と同様に、車両の前後方向に長尺な1枚の鋼板材が短手方向に所々に折り曲げられて形成されたものである。上述したアッパレール12は、上述したロアレール11の長手方向のどちらか一方側の開口端部からロアレール11内に差し込まれることにより、ロアレール11に対して長手方向にスライド可能な状態に組み付けられるようになっている。具体的には、図3に示すように、アッパレール12は、上述したロアレール11の左右のロア側ひれ部11B,11Cの間の隙間11Fを通って高さ方向に形状が延びる左右一対の縦面部12Aと、これら縦面部12Aの上端部間に架け渡される形で延びる上面部12Bと、各縦面部12Aの下端部からそれぞれ互いに相反する外向きにU字状に反り上がるように曲げ返されて延びる左右一対のアッパ側ひれ部12C,12Dと、を有する横断面形状に形成されている。
上述したアッパレール12は、上述したロアレール11内に対し、そのU字状に曲げ返された左右の各アッパ側ひれ部12C,12Dが、ロアレール11の逆U字状に曲げ返された左右のロア側ひれ部11B,11Cの内側にそれぞれ掛かり合うように差し込まれて組み付けられている。このように差し込まれることにより、アッパレール12は、図3〜図4に示すように、ロアレール11に対して、上述した左右のアッパ側ひれ部12C,12Dとロア側ひれ部11B,11Cとの掛かり合い構造によって、ロアレール11の底面部11Aにより下方側から支持されると共に、上方側に外れ止め(剥離防止)された状態に組み付けられた状態とされている。
上述したアッパレール12の左右のアッパ側ひれ部12C,12Dと、ロアレール11の左右のロア側ひれ部11B,11Cと、の間には、それぞれ、転動体となる複数の鋼球を備えたベアリング13が介在して設けられている。これらベアリング13は、左右のアッパ側ひれ部12C,12Dの両外側の底部とロアレール11の底面部11Aの両外側の角部との間、及び左右のアッパ側ひれ部12C,12Dの各上部と左右のロア側ひれ部11B,11Cの両内側の上角部との間に、それぞれ、鋼球を介在させた状態となるように設けられている。これらベアリング13の配設により、アッパレール12が、ロアレール11に対して、上下左右等の各横断面方向に大きくガタ付くことなく、前後方向にスムーズにスライドすることができるように支えられた状態とされている。
続いて、図2を参照して、ロアレール11に設けられた固定歯棒15、及びアッパレール12に設けられた各係合部材14の構成について説明する。固定歯棒15は、金属製の丸棒状部材によって形成されており、その前後側の各端部が、それぞれ金属製のL字板15Bを介してロアレール11の底面部11A上にボルト締結されて固定された状態として設けられている。上述した固定歯棒15は、ロアレール11のレール長方向(スライド方向)に延びる向きに配設されており、その外周部には、レール長方向に並ぶ多数の歯15Aが切られている。これら歯15Aは、それぞれ、固定歯棒15の外周部上に円周方向に環状に繋がった形に形成されており、固定歯棒15の外周部上にレール長方向に等間隔に多数並んで形成されている。
係合部材14は、アッパレール12内の前後2箇所の位置に設けられており、それぞれ、前述したロアレール11の底面部11A上に固定設置された円柱状の固定歯棒15に対して上下側から挟み込むように係合する上下一対の係合片14A,14Bを備えた構成となっている。各係合片14A,14Bは、それらの互いに内向する下側或いは上側の各面部が、これらの間に配設される円柱状の固定歯棒15をそれぞれ上下側から受け入れられるように半円柱状に刳り貫かれた形に形成されており、これら刳り貫かれた各凹面の内周面上には、各凹面に受け入れた固定歯棒15の歯15Aと噛合する形の多数の歯14A1,14B1が前後方向(スライド方向)に等間隔に並んで形成された状態とされている。
上述した各係合片14A,14Bは、上述したアッパレール12の両縦面部12Aの間の空間内に高さ方向にスライド可能な状態にセットされている。具体的には、各係合片14A,14Bは、これらの左右両側の側部に突出して形成された各突起14A2,14B2が、それぞれ、アッパレール12の各縦面部12Aに入れられた高さ方向に延びる各ガイド孔12A1内に嵌め込まれた状態として設けられていることにより、各ガイド孔12A1の形状に沿ってアッパレール12に対して高さ方向にスライド可能な状態に組み付けられた状態とされている。また、上述した各係合片14A,14Bの前部間及び後部間には、それぞれ、これらを互いに高さ方向に引き寄せる方向に附勢する引張ばね14Cが2本ずつ掛着されている。これら引張ばね14Cの附勢力により、各係合片14A,14Bは、図4〜図5に示すように、常時は、互いに引き寄せられる方向に力を受けた状態として、それらの歯14A1,14B1を上述した固定歯棒15の歯15Aにそれぞれ押し付けて噛合させた状態に保持された状態とされている。これにより、スライドレール10が、通常時、スライドロックされた状態に保持されるようになっている。
上述した各係合片14A,14Bは、図6〜図7に示すように、上述したループハンドル16(図1参照)の引き上げ操作が行われることにより、図示しない操作機構の操作によって、それぞれ、各引張ばね14Cの附勢力に抗した方向に引張られて、固定歯棒15との噛合状態から外される。これにより、スライドレール10のスライドロックされた状態が解除される。ここで、図5に示すように、上述した各係合部材14は、それらの各係合片14A,14B間の前後方向の配置関係が、互いの歯14A1,14B1が前後方向に4分の1ピッチずれた配置関係となるように配設された状態とされている。これにより、各係合片14A,14Bは、スライドレール10がどのスライド位置にあっても、常に、固定歯棒15の歯15Aを各係合片14A,14Bの歯14A1,14B1によってスライド方向(前後方向)にも押し挟んだ状態となって噛合するようになっており、スライドレール10をスライド方向にガタ付かせない状態にロックすることができるようになっている。
なお、図5では、各係合片14A,14Bの固定歯棒15に対する噛合態様の一例として、上側の係合片14Aの歯14A1が、固定歯棒15の歯15Aに完全に噛合した状態となっており、この上側の係合片14Aの歯14A1と4分の1ピッチずれた配置関係となっている下側の係合片14Bの歯14B1が、固定歯棒15の歯15Aに半分程度の深さ位置まで入り込んで、固定歯棒15の歯15Aの一方側の傾斜した各歯面(図示左側の傾斜面)に押し当てられた状態が示されている。
上述した各係合片14A,14Bの固定歯棒15に対する噛合態様は、スライドレール10のスライド位置によって異なるものであり、スライドレール10のスライド位置によっては、下側の係合片14Bの歯14B1が、固定歯棒15の歯15Aに完全に噛合した状態となって、上側の係合片14Aの歯14A1が、固定歯棒15の歯15Aに半分程度の深さ位置まで入り込んで、固定歯棒15の歯15Aの一方側の傾斜した各歯面(図示右側の傾斜面)に押し当てられた状態となる態様もある。また、両側の係合片14A,14Bの歯14A1,14B1が、固定歯棒15の歯15Aに対して、それぞれ途中位置まで入り込んで、固定歯棒15の歯15Aの相反する傾斜した各歯面にそれぞれ押し当てられた噛合状態となる態様もある。いずれの場合であっても、両係合片14A,14Bの歯14A1,14B1によって、固定歯棒15の歯15Aをスライド方向に押し挟んだ状態をとるようになっており、スライドレール10をスライド方向にガタ付かせない状態にロックすることができる。
このように、本実施例のスライドレール10は、各係合部材14が固定歯棒15に対してスライド方向に垂直な2方向(上下方向)から挟み込んだ状態となって係合する構成となっていることにより、車両の衝突発生などによって、アッパレール12がロアレール11から剥離する方向に大荷重を受けても、係合部材14が固定歯棒15から外れにくくなる。具体的には、アッパレール12に剥離方向の大荷重が入力されて、上側の係合片14Aが剥離方向に動かされようとしても、下側の係合片14Bが固定歯棒15の歯15Aに対して更に深く噛み込もうとする方向に動かされるようになるため、係合部材14は固定歯棒15から外れにくくなっている。したがって、スライドレール10のロックを外れにくくすることができる。
また、各係合部材14の係合構造が上記のように歯と歯の噛合構造によって構成されていることにより、スライドレール10を強固にスライドロックすることができる。また、各係合部材14が固定歯棒15を円周方向の2方向から挟み込む構成であるため、各係合部材14の噛合に伴う反発力の釣り合いがとれて、各係合部材14の噛合力を強く発揮させることができる。また、固定歯棒15を円周方向の2方向から挟み込む各係合部材14の各係合片14A,14Bが、互いの歯型がスライド方向にずれた状態で配設されており、固定歯棒15の歯15Aを各係合片14A,14Bの歯14A1,14B1によってスライド方向にも押し挟んだ状態となって噛合する構成となっていることから、各係合部材14と固定歯棒15との噛合によって、スライドレール10をスライド方向にガタ付かせない状態に適切にロックすることができる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、上記実施例では、本発明の「一方のレール」に相当するものとしてアッパレール12を示し、「他方のレール」に相当するものとしてロアレール11を示したが、「一方のレール」をロアレールとし、「他方のレール」をアッパレールとした構成であってもよい。
また、係合部材の被係合部材に対する係合構造は、歯と歯の噛合構造に限らず、凹凸の嵌合構造や摩擦材の押し当て構造などであってもよい。また、係合部材は、被係合部材に対して、スライド方向に垂直な少なくとも2方向から挟み込んだ状態となって係合するものであればよく、上下に挟み込むタイプに限定されず、横や斜めから挟み込むものであっても良い。また、係合部材は、偏った2方向から被係合部材を挟み込むように設けられるものや、3方向以上から挟み込むように設けられるものであってもよい。
また、係合部材の各係合片を対向配置しても、形成する歯の位置をずらすことにより、各係合片を互いの歯型がスライド方向にずれた状態となるように配設することができる。また、係合部材は、被係合部材に係合する方向に附勢された構成となっていなくてもよく、手動操作や電動操作によって被係合部材に係合するように操作されるものであってもよい。
1 シート
2 シートバック
3 シートクッション
10 スライドレール
11 ロアレール(他方のレール)
11A 底面部
11B ロア側ひれ部
11C ロア側ひれ部
11F 隙間
11L レッグ
12 アッパレール(一方のレール)
12A 縦面部
12A1 ガイド孔
12B 上面部
12C アッパ側ひれ部
12D アッパ側ひれ部
13 ベアリング
14 係合部材
14A 係合片
14A1 歯
14A2 突起
14B 係合片
14B1 歯
14B2 突起
14C 引張ばね
15 固定歯棒(被係合部材)
15A 歯
15B L字板
16 ループハンドル
F フロア

Claims (3)

  1. 乗物用シートをフロアに対してスライド可能な状態に連結するスライドレールであって、
    フロア上に取り付けられたロアレールと、
    該ロアレールにスライド可能な状態に組み付けられて前記乗物用シートに取り付けられたアッパレールと、
    一方のレールに取り付けられて他方のレールに設けられた被係合部材との係合により当該両レール間のスライドをロックする係合部材と、を有し、
    前記係合部材の前記被係合部材に対する係脱により前記アッパレールの前記ロアレールに対する通常時のスライド位置の調整を行うようになっており、前記係合部材が前記被係合部材に対してスライド方向に垂直な少なくとも2方向から挟み込んだ状態となって係合する構成となっていることを特徴とするスライドレール。
  2. 請求項1に記載のスライドレールであって、
    前記係合部材と前記被係合部材との係合構造が、スライド方向に複数の歯が並ぶ歯と歯の噛合構造によって構成されていることを特徴とするスライドレール。
  3. 請求項2に記載のスライドレールであって、
    前記被係合部材を少なくとも2方向から挟み込む前記係合部材の各係合片が、互いの歯型がスライド方向にずれた状態で配設されており、前記被係合部材の歯を前記各係合片の歯によってスライド方向にも押し挟んだ状態となって噛合する構成となっていることを特徴とするスライドレール。
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