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JP2014138977A - 工具ホルダー、工具ホルダーを有する工具装置、および、工作工具 - Google Patents

工具ホルダー、工具ホルダーを有する工具装置、および、工作工具 Download PDF

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JP2014138977A
JP2014138977A JP2014001808A JP2014001808A JP2014138977A JP 2014138977 A JP2014138977 A JP 2014138977A JP 2014001808 A JP2014001808 A JP 2014001808A JP 2014001808 A JP2014001808 A JP 2014001808A JP 2014138977 A JP2014138977 A JP 2014138977A
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シュナイダー ヴェルナー
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Bilz Werkzeugfabrik GmbH and Co KG
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Abstract

【課題】作動流体を供給するための複数の構成を提供する工具ホルダーであって、ミスの誘発を可能な限り抑え、好ましくは全くミスのない方法で、の複数の構成間での変更が可能な工具ホルダーを提供する。
【解決手段】急峻テーパシャンクであって、少なくとも1つの遮断部材(50、52a、52b)が、少なくとも1つの流体路(28;30a;30b)に関連して設けられ、方向に依存する方法で少なくとも1つの流体路(28;30a;30b)を遮断または開放するように構成された工具ホルダーに関連する。少なくとも1つの遮断部材(50、52a、52b)は、所期の供給方向への作動流体の流通を許容し、所期の供給方向とは反対方向への作動流体の流通を許容しないように構成、配置することができる。工具ホルダーは、例えば、チャックまたは狭持チャックとして構成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動スピンドルによって受容、駆動される、少なくとも1つの取付面、特に、取付円錐体を備え、作動流体のための少なくとも1つの内蔵流体路を備えた工具ホルダー、特に、急峻テーパシャンクに関する。さらに、本発明は、この種の工具ホルダーを備えた工具装置と、工具ホルダーに受容される工作工具に関する。
一般的なタイプの工具ホルダーが、先行技術で周知となっている。工具ホルダーは、例えば、狭持チャック、より一般的には、チャックとも呼ばれている。従来、工具ホルダーは、工作工具、例えば、削孔工具、旋盤工具、フライス研削工具などの切削工具を受容するように構成されている。さらに、工具ホルダーは、例えば、この工具ホルダーを駆動スピンドルに受容して一定の位置に固定するために、所定の取付輪郭部、特に、少なくとも1つの取付面を備えていてもよい。このように、工作工具は、工具ホルダーにより間接的に駆動スピンドルに固定可能である。工具ホルダーは、工具交換手順を単純化することができる。これは、例えば、複数の工作工具を備えたマガジンを有する工作機械の場合に、好適な効果を発揮できる。工作物を工作する時に、複数の異なる工作工具を使用しなければならない多段階の工作手順を想定することができる。工具ホルダーは、特に、自動工具交換手順を単純化できるように、所定の適切な接続輪郭部を有していてもよい。
さらに、工作工具の単なる狭持および/または受容以外にも更なる機能性を提供するように、工具ホルダーを構成してもよい。この様な機能性には、例えば、作動流体の供給がある。一般的に、「作動流体」という用語は、少なくとも潤滑または冷却の目的で、受容された工作工具に供給される流体を意味するものと解釈できる。従来、この様な作動流体は、冷却と潤滑の両方に使用可能である。「流体」という用語は、液体(エマルジョンなど)および気体の両方を含み、液体または固体の微粒子(エアゾールなど)を溶存していてもよいし、溶存していなくてもよい。
従来技術において、様々な構成を有する駆動スピンドルを駆動するためのスピンドル駆動装置を備えた工作工具が公知である。この様な工作工具は、特に、作動流体の供給ラインの配向および位置が異なる。
原則的に、上記の様々な構成を網羅するために、単一の内蔵流体路または複数の内蔵流体路を提供するように、工具ホルダーを構成することが考えられる。換言すれば、工具ホルダーは、作動流体のための単一または複数の(供給)接続点を備えていてもよい。しかし、従来、工具ホルダーに設けられている全ての流体路が必要だという訳ではない。例えば、駆動スピンドルを備えた工作機械は、工具ホルダーの単一の流体路だけを連結するように構成されていてもよい。このように、作動流体の望ましくない漏出を確実に防止するために、他の流体路をしっかりと閉鎖する必要がある。この種の望ましくない漏出としては、例えば、連結されていない流体路の流入口を介した作動流体の漏出がある。
先行技術では、使用しない流体路、特に、その流入開口部を手動で閉鎖することが公知となっている。ここでは、例えば、ストッパ、止め螺子、シーリング材などの手段を使用することができる。
(作動流体供給ラインの)構成が異なる製造装置において、流体路の少なくとも一部を手動で閉鎖するこの種の工具ホルダーを使用する場合、複雑な手作業による介入が不可避となる。例えば、作業員が、閉鎖された流体路(および/またはその流入開口部)を開放して、必要であれば清掃しなければならない。さらに、以前に開放された流体路(および/またはその流入開口部)を閉鎖する必要がある。この種の手作業による改変は、原則としてミスを誘発しやすい。特に、未熟な作業員の場合、駆動スピンドルを有する工作機械の構成に対して工具ホルダーを充分に調整できない危険性がある。一方では、工作機械や工作対象の加工物の冷却や潤滑が不十分となる危険性がある。他方では、作動流体が、非制御下で工具ホルダーから漏出して、工作機械および/または工作物が汚れたり損傷したりする危険性がある。
これを鑑みて、本発明の目的は、作動流体を供給するための複数の構成を提供する工具ホルダーであって、ミスの誘発を可能な限り抑え、好ましくは全くミスのない方法で、前記の複数の構成間での変更が可能な工具ホルダーを提供することである。より好ましくは、作業員の手作業による介入を可能な限り単純化するか、あるいは全く排除できるように、工具ホルダーを構成する。
この目的は、駆動スピンドルによって受容、駆動される、少なくとも1つの取付面、特に、取付円錐体を備え、作動流体のための少なくとも1つの内蔵流体路を備えた工具ホルダー、特に、急峻テーパシャンクであって、少なくとも1つの遮断部材が、前記少なくとも1つの流体路に関連して設けられ、方向に依存する方法で前記少なくとも1つの流体路を遮断または開放するように構成された工具ホルダーによって達成される。
本発明の目的は、このようにして完全に達成される。
本発明によれば、ミスが起こった場合に、事実、作動流体が、流体路(閉鎖されていない適切な流体路)に沿って所期の供給方向とは反対方向に漏出または流出することを利用することができる。この様に、前記少なくとも1つの遮断部材は、所期の供給方向への作動流体の流通を許容し、所期の供給方向とは反対方向への作動流体の流通を許容しないように構成、配置することができる。
換言すれば、前記少なくとも1つの流体路を、選択起動される流体路とすることができる。単一または複数の流体路の起動は、自動的に、特に、人間の介入なしに遮断部材により実行することができる。
「流体路」という用語は、従来、流入口と流出口とを有する作動流体のための通路であって、少なくとも1つの流路が、流入口と流出口との間に設けられ、周囲領域の壁によって区画された通路を意味するものと解釈できる。流体路は、通常、所期の供給方向、または、所期の流通方向を有する。
工具ホルダーが流体路を1つしか有さない場合であっても、この種の遮断部材を工具ホルダーに設ければ、例えば、汚れた流体が流入口に逆流するのを防止するのに好適である。
更なる実施形態によれば、工具ホルダーは、作動流体のための少なくとも2つの内蔵流体路を有し、前記少なくとも1つの遮断部材が、方向に依存する方法で前記の流体路のうちの少なくとも1つを遮断または開放するように構成されている。
更なる好適な改良態様において、前記少なくとも1つの遮断部材は、圧力に依存する方法で、前記少なくとも1つの流体路を遮断または開放するように構成されている。
換言すれば、例えば、前記少なくとも1つの遮断部材によって分離された両側における圧力の差に基づいて、前記少なくとも1つの遮断部材を切り替えることができる。
更なる好適な改良態様において、前記少なくとも2つの流体路は、同じ作動流体を供給するように構成され、作動流体は、少なくとも冷却剤または潤滑剤である。作動流体は、特に、冷却および潤滑の両方のために使用可能な作動流体とすることができる。この文脈においては、作動流体は、特に、狭持のための流体である必要はない。工作工具を狭持するための油圧狭持手段を備えた工具ホルダーは、公知となっている。しかし、この様な狭持手段の構造や配置は、冷却剤や潤滑剤として使用可能な作動流体を供給するシステムの配置とは、要件や周辺条件が異なり、特に、複数の内蔵流体路を設けた結果、異なる構成となる可能性がある。
更なる好適な改良態様において、少なくとも1つの遮断部材が、各流体路に関連して設けられている。この様にして、工具ホルダーは、改変時に、手作業による調整の必要なしに、多数の流体路構成を採用することができる。
更なる好適な改良態様において、前記少なくとも1つの遮断部材は、所定の通過方向と、所定の遮断方向とを有する。通常、通過方向は、各流体路に沿った作動流体の所期の流通方向に対応する。遮断方向は、通常、通過方向とは反対の方向である。
更なる実施形態によれば、前記少なくとも2つの流体路は、直接的または間接的に相互接続されている。換言すれば、前記少なくとも2つの流体路は、例えば、工具ホルダー内において合流していてもよい。これは、直接的または間接的に可能である。間接的な合流は、例えば、工具ホルダーおよび/または工作工具の更なる部分を含む通路により達成可能である。直接的な接続は、例えば、流体路の各流路が互いに交差しているか、あるいは、互いの流路に開口している場合にありえる。原則的に、前記少なくとも2つの流体路間の直接的または間接的な接続は、作動流体の望ましくない漏出の危険性を増大させる。しかし、前記少なくとも1つの遮断部材が、少なくとも1つの流体路に配置されているので、作動流体が所期の流通方向とは反対方向に通過するのを防止することができる。
前記少なくとも1つの遮断部材が、作動流体の圧力により制御される場合は、更に好ましい。この様にして、作動流体は、それ自身で少なくとも1つの遮断部材のための調節変数を提供でき、作動装置としての機能を果たす。圧力差により起動または停止するように遮断部材を構成できると解釈される。圧力差としては、例えば、大気圧と作動流体圧力との圧力差がある。作動流体は、通常、大気圧よりもはるかに高い圧力で工具ホルダーまたは工作工具に供給される。この様にして、明確に検出可能な調節変数を、遮断部材に適用可能であり、遮断部材において利用可能である。
更なる好適な改良態様において、前記少なくとも1つの遮断部材は、逆止弁の形態をとる。「逆止弁」という用語は、従来、一方の(通過)方向への流体の流通を許容する部材を意味するものと解釈できる。様々なタイプの逆止弁がある。逆止弁は、例えば、フラップ弁、球弁、円錐弁、タペット弁、傘形弁などの形態をとることができる。
逆止弁の形態をとる前記少なくとも1つの遮断部材は、遮断素子と、遮断素子に対応する嵌合輪郭部とを備えていてもよい。遮断素子は、例えば、フラップ、球体、円錐体、円盤、タペットなどとすることができる。遮断素子および嵌合輪郭部は、互いに接触して、線接触または面接触を形成してもよい。好ましくは、嵌合輪郭部は、遮断素子の輪郭に対して調整される。遮断素子と嵌合輪郭部との間には、封止面を設けることができる。通常、遮断素子は、遮断位置と通過位置との間で選択的に変位するように、移動可能に受容されている。遮断位置においては、遮断素子は、嵌合輪郭部に封止圧接する。通過位置においては、通常、遮断素子は、嵌合輪郭部の開口部の流通を許容するために、少なくとも一部が嵌合輪郭部から脱離している。
更なる好適な改良態様において、前記少なくとも1つの遮断部材は、遮断素子を引張位置に付勢する引張素子を備えている。この様にして、前記少なくとも1つの遮断部材、特に、逆止弁の機能的な信頼性を増強することができる。引張位置においては、引張素子は、嵌合輪郭部に封止圧接する。引張素子は、例えば、引張ばねとして構成することができる。引張素子は、機械ばねの形態をとることもできるが、さらに、例えば、流体ばねの形態をとることもできる。引張素子は、最低圧力または最低圧力差を生成する保持力で、遮断素子を引張位置に向けて付勢してもよい。通過方向に流通する流入作動流体が、保持力または最低圧力に打ち勝つ圧力を有する場合にのみ、遮断素子は、通過位置に向かって変位することができる。通過位置においては、遮断素子は、通過を許容するために、嵌合輪郭部に対して変位する。
好適な実施形態において、工具ホルダーの各流体路は、少なくとも1つの流路を有し、この流路は、工具ホルダー内に形成され、作動流体のための少なくとも1つの流入開口部または流出開口部を有する。特に、工具ホルダーは、一体的な基体を含み、この基体の中に、各流体路の少なくとも1つの流路が、例えば、孔として形成されている。
更なる実施形態によれば、第1の流体路は、特に、工具ホルダーの長手軸と同軸に延びる少なくとも1つの中央流路を有する。換言すれば、これは、例えば、駆動スピンドルに面する背面側から始まり、工作工具または工作工具の受容体に面する正面側に向かって工具ホルダーを貫通して延びる中央流路であってもよい。流体路は、列をなして配列されているか、または、互いに平行に接続されている複数の流路を備えていてもよいと解釈される。
工具ホルダーの背面側をスピンドル側と呼ぶこともできる。工具ホルダーの正面側を工具側と呼ぶこともできる。
更なる実施形態によれば、第2の流体路は、工具ホルダーの長手軸に対して、角度、特に、鋭角をなして延びる少なくとも1つの側方流路を有する。さらに、第2の流体路が、工具ホルダーの長手軸に対して鋭角をなして延びる少なくとも2つの側方流路を備え、各鋭角が反対方向に開いていることも考えられる。
例示的な実施形態によれば、第2の流体路の第1の流路が、スピンドル側に向かって開く鋭角をなし、第2の流体路の第2の流路が、長手軸に対して、工具側に向かって開く鋭角をなしていてもよい。
更なる好適な改良態様において、工具ホルダーは、さらに、鍔部を有し、前記流体路の少なくとも1つが、鍔部の軸面に開口する流路を有する。鍔部は、工具ホルダーにおいて少なくとも部分的に半径方向外方に突出する輪郭部として設けてもよい。好ましくは、鍔部は、少なくとも部分的に回転対称に構成されている。鍔部は、工具ホルダーが把持工具を用いて所定の方法で受容されるように、例えば、いわゆる把持鍔部として構成されていてもよい。この様にして、工具ホルダーの自動変位は、所定の把持輪郭部を設けることによって単純化することができる。
特に、少なくとも1つの側方流路を有する第2の流体路は、側方流路が、鍔部の軸面に開口するように構成されていてもよい。この目的のために、流路は、工具ホルダーの長手軸に対して角度をなして延び、この角度は、スピンドル側に向かって開いてもよい。換言すれば、流路は、鍔部のスピンドル側の軸面に開口していてもよい。
好適には、工具ホルダーは、工作工具を受容するための少なくとも1つの工具受容面、特に、受容凹部を有する。固定的に精度確保再現性をもって、工具受容面、特に、受容凹部に工作工具を受容することができる。さらに、工具ホルダーは、力に適応して、そして/または、形態に適応して、工作工具を固定するように構成されていてもよい。この目的のために、適切な狭持手段を工具ホルダーに設けてもよい。
この実施形態の更なる改良態様によれば、作動流体を工作工具へ移送するために、前記少なくとも2つの内蔵流体路は、少なくとも間接的または直接的に受容凹部に開放されている。例えば、(組立状態において)工具ホルダーの受容凹部に開放される少なくとも1つの流体路を、工作工具に設けることもできる。
さらに、本発明の目的は、上記の態様の1つにかかる工具ホルダーと、工作工具とを備えた工具装置であって、工具ホルダーが、スピンドルにより工作工具に供給される作動流体のために、選択起動される少なくとも1つの流体路を提供する工具装置によって達成される。
本発明の目的は、この様な方法でも完璧に達成される。
本発明の上記および下記の特徴は、上記の組み合わせでの使用に限定されず、本発明の範囲を逸脱することなく、他の組み合わせまたは単独で使用することができるものと解釈される。
本発明の更なる特徴および利点は、図面を参照して、下記の好適かつ例示的な実施形態の説明から明らかになるであろう
駆動スピンドルに受容可能で、工作工具を受容するように構成された工具ホルダーを備えた工具装置の簡略部分側面切欠図を示す。 例えば、図1に示す工具ホルダーで使用可能な遮断部材の簡略概略図を示す。 例えば、図1に示す工具ホルダーで使用可能な遮断部材の簡略概略図を示す。 例えば、図1に示す工具ホルダーで使用可能な遮断部材の簡略概略図を示す。 例えば、図1に示す工具ホルダーで使用可能な遮断部材の簡略概略図を示す。
図1は、大略的に参照番号10で示す工具装置の部分側面切欠図を示す。
工具装置10は、工作工具14を受容するように構成可能な工具ホルダー12を備えている。図1は、明確に示すために、部分切欠図において工作工具14をシャンクのみで示している。工作工具14は、例えば、切削用工具とすることができる。他のタイプの工作工具14も使用可能であると解釈される。切削タイプの工具としては、削孔工具、フライス研削工具、旋盤工具などが例示される。
さらに、工具ホルダー12は、駆動スピンドル16に連結するように構成されており、図1の部分切欠図においては、明確に示すために、駆動スピンドル16を簡略化した形態で示す。駆動スピンドル16は、受容された工作工具14と共に工具ホルダー12を長手軸17回りに駆動するように、特に、回転駆動するように構成されていてもよい。工具ホルダー12は、例えば、取付面18が形成された基体13を備えていてもよい。例示的な実施形態によれば、取付面18は、円錐形の取付面18であってもよい。取付面18は、取付円錐体26の一部でもよい。
取付面18には、例えば、急峻なテーパが形成されていてもよい。工具ホルダー12は、全体的に急峻なテーパシャンクを備えていてもよい。例示的な実施態様は、例えば、DIN69871またはISO7388に標準化されている急峻なテーパシャンクを備えていてもよい。工具ホルダー12は、異なるテーパ、例えば、中空シャンクテーパを代替として備えていてもよいと解釈される。さらに、取付面18は、円錐形状または円錐台形状とは異なる形状とすることもできる。さらに、受容凹部20が、工具ホルダー12の基体13内に配置され、例えば、少なくとも工具受容表面22を備えていてもよい。
受容凹部20は、受容対象の工作工具14のための座部を提供することができる。受容凹部20は、原則的に回転対称の形状を有していてもよい。しかし、受容凹部20は、円筒形状または円錐形状を有していてもよい。他の形状も考えられる。受容凹部20は、非回転対称の形状を有していてもよい。基体13内に空洞により形成された受容凹部20の代わりに、工具ホルダー12は、代替として工作工具のための受容部を備え、この受容部が、例えば、基体13上の突起として構成されていてもよい。
原則的に、工具ホルダー12および工作工具14が、一体的な部材として構成されている実施形態も考えられる。換言すれば、工具ホルダー12を工作工具14の一部としたり、またはその逆としたりすることもできる。しかし、下記の文脈においては、工具ホルダー12および工作工具14は、別個の部材として構成することを想定している。そうであっても、これを限定的に解釈してはならない。
受容凹部20は、工具ホルダー12の工具側端部に配置され、工具側端部は、以下、工具側とも呼ぶ。工具ホルダー12は、工具側端部から離れた端部にスピンドル側端部を有し、スピンドル側端部は、以下、スピンドル側とも呼ぶ。例示的実施形態においては、工具ホルダー12のスピンドル側に、固定空洞部24を基体13内に形成してもよい。
図1に例示された工具ホルダー12は、複数の流体路を有する。第1の流体路は、参照番号28、28’で示す矢印で示されている。工具ホルダー12は、少なくとも1つの更なる流体路を有する。例えば、少なくとも1つの第2の流体路が、工具ホルダー12に設けられており、参照番号30a、30a’で示す矢印で示されている。更なる流体路が、工具ホルダー12に設けられており、これは、参照番号30b、30b’で示す矢印で示されている。原則的に、流体路30a、30a’および流体路30b、30b’は、両方とも第2の流体路30であると考えられる。しかし、流体路30a、30a’および30b、30b’は、一体的に組み合わされて第2の流体路30を形成することもできる。第1の流体路28、28’は、長手軸17と略同軸に延びている。一体的に第2の流体路30として機能する流体路30a、30a’および流体路30b、30b’は、少なくとも特定の部分では、長手軸17に対して斜めに角度をなして延びている。
一方での流体路28、28’の方向および他方での流体路30a、30a’および30b、30b’の方向は、それぞれ、駆動スピンドル16により直接的または間接的に工具ホルダー12に供給される作動流体の所期の流通方向または所期の通過方向と見なされる。工具ホルダー12は、工作工具14に、例えば、冷却剤や潤滑剤といった作動流体を供給するように構成されている。作動流体は、流体路28、30のうちの一方を介して選択的に供給可能である。図中、明確に示すために、図1に示す流体路30a、30a’および30b、30b’は、以下では一体的に流体路30と見なすものとする。
流体路28は、工具ホルダー12の基体13を軸方向に貫通し、少なくとも1つの流路32を有する。少なくとも1つの流路32は、軸孔の形態をとってもよい。第1の流体路28は、流入開口部を備え、この流入開口部は、工具ホルダー12のスピンドル側端部に設けられ、参照番号42で示されている。第1の流体路28は、受容凹部20に開口していてもよい。第1の流体路28は、基体13の中央領域38を貫通していてもよい。
第2の流体路30は、1以上の流体路部分30a、30bを含むことができる。第2の流体路30は、長手軸17に対して斜めに角度をなして延びる側方流路を含んでいてもよい。例えば、流体路(部分)30a、30a’は、長手軸17に対して角度βをなして延びる流路34を有していてもよく、角度βは、スピンドル側に向かって開いている。さらに、流体路(部分)30a、30a’は、長手軸17に対して斜めに角度αをなして延びる流路36を有していてもよく、角度αは、工具側に向かって開いている。図中、明確に示すために、図1において、角度α、βは、対応する流体路(部分)30b、30b’に示されている。
各流体路28、30は、少なくとも1つの流入開口部33および流出開口部35を備えていてもよい。例えば、流体路(部分)30a、30a’の場合、流入開口部は、参照番号33で示され、流出開口部は、参照番号35で示されている。「流入」および「流出」という用語は、流体路28、30の所期の流通方向に対応する。
特に、流入開口部33を備えた流路34は、工具ホルダー12の基体13上に配置された鍔部40を貫通する。流入開口部33は、スピンドル側に面する軸面44(軸方向の当接部とも呼ぶ)に開口している。第2の流体路30は、湾曲または屈曲した流体路(部分)30a、30a’および30b、30b’を有する。製造技術上の理由のために、更なる流路36は、例えば、貫通孔として構成することができ、この場合、流路36の周側端部をプラグ48で閉鎖してもよい。プラグ48は、例えば、ストッパ、止め螺子などとすることができる。流路36の流出開口部35は、受容凹部20内に開口していてもよい。
鍔部40は、いわゆる把持溝46を更に備え、把持溝46は、例えば、周側に形成されている。把持溝46は、工具ホルダー12の自動把持および交換を単純化するために、所定の輪郭を提供するjものであってもよい。
駆動スピンドル16は、工具ホルダー12に作動流体を供給するために所定の構成を有していてもよい。例えば、これは、いわゆる集中冷却剤供給であってもよい。集中冷却剤供給は、固定空洞部24に挿入可能なプルスタッドの貫通孔を介する冷却剤の供給を含んでいてもよい。この種の構成は、AD構成と呼ぶことができる。更なる代替構成は、側方冷却剤供給を含んでいてもよい。特に、鍔部40を介してこれを実行してもよい。これは、いわゆるB構成とすることができる。AD構成およびB構成に従って、冷却剤(または潤滑剤)を工具ホルダー12に供給することができる。更なる実施形態は、様々な冷却剤供給構成を有するものでもよいと理解される。したがって、前記構成は、単に例示的な構成であると考えるべきである。
しかし、動作中に、供給された作動流体が、現在使用中でない流体路28、30を介して外部に漏出する危険性が常にある。この様な悪影響を回避するために、遮断部材50、52が、工具ホルダー12内に設けられており、図1においては単に象徴的に簡略化して図示されている。遮断部材50、52により、作動流体は、選択的な方向に通過することができる。第1の流体路28には、遮断部材50が設けられている。第2の流体路30には、遮断部材52a(流体路部分30a、30a’内)および遮断部材52b(流体路部分30b、30b’内)が設けられている。図1に示す遮断部材50、52の位置は、単に例示的な実施形態として解釈すべきである。各流体路28、30における遮断部材50、52の実際の位置は、これとは異なっていてもよい。したがって、例えば、流体路部分30a、30a’の場合、遮断部材52aを(内側)流路36内に設けてもよい。対照的に、流体路部分30b、30b’の場合、遮断部材52bを流体路部分30a、30a’の流路34に対応する外側の流路内に設けてもよい。
遮断部材50、52は、各流体路28、30により予め決定される所望の流れ方向または所望の流通方向とは反対方向に作動流体が流通するのを防止するように構成されている。
遮断部材50、52における流通の遮断または開放は、作業員の介入なしに、自動的に起こることが好ましい。この目的のために、遮断部材50、52は、例えば、逆止弁などの形態をとってもよい。
図2a、図2b、図2c、図2dは、様々な逆止弁54a、54b、54c、54dの象徴的な単純化された図を示す。原則的に、逆止弁54は、遮断部材50、52のいずれでも使用可能である。逆止弁54は、参照番号56、56’で示す矢印により示される所定の流通方向を有する。流通方向56、56’は、対応する矢印により図1に示されている流体路28、28’および30a、30a’、30b、30b’の所期の流通方向に対応するように意図されている。通常、逆止弁54は、通過方向56、56’とは反対方向の通過を許容しない。
図2aに示す逆止弁54aは、例えば、遮断素子58aと嵌合輪郭部60aとを有する。遮断素子58aは、例えば、少なくとも特定の部分が球形状の遮断素子58aとすることができる。これと共に、嵌合輪郭部60aは、遮断素子58aのための対応する座部を備えていてもよい。特に、逆止弁54aは、球体型の逆止弁であってもよい。
各逆止弁54は、流入側62と流出側64とを有する。流入側62は、作動流体が通過方向56、56’に流通する時に、逆止弁54において作動流体が供給される側を示す。それとは逆に、流出側64は、作動流体が通過方向56、56’に流通する時に、逆止弁54において作動流体が逆止弁54から出ていく側を示す。逆止弁は、作動流体が逆止弁54を流通しようとする方向が通過方向56、56’の逆となる、流出側64から流入側62への逆流を防止するように構成されている。この様な場合に流出側64で発生する正圧により、遮断素子58は、嵌合輪郭部60に向けて変位し、逆止弁54を閉鎖する。
図2bは、参照番号54bで示す逆止弁の変更実施形態を示す。図2aに示す逆止弁54aの実施形態に対する追加として、逆止弁54bの場合、予荷重素子とも呼ばれる引張素子66が更に設けられている。引張素子66は、非加圧状態であっても、所定の予荷重の下、遮断素子58bを嵌合輪郭部60に向かって付勢するように構成されている。例えば、流入側62と流出側64との間に圧力差がない場合や、圧力差がほんの僅かしかない場合に、非加圧状態となる。引張素子66によって生じる予荷重は、逆止弁58bの動作信頼性を高めることができる。引張素子66は、例えば、引張ばねとして構成することもできる。例えば、機械ばね、特に、金属ばねが考えられるが、さらに、例えば、流体ばねも考えられる。
図2cは、参照番号54cで示す逆止弁の更なる変更態様を示す。逆止弁54cは、フラップ弁の形態をとる。遮断素子58cを、例えば、枢動可能または回転可能に受容されるフラップで形成してもよい。フラップの形態の遮断素子58cは、流入側62と流出側64との間の圧力状態の関数として、対応する嵌合輪郭部60cを選択的に遮断または開放することができる。
図2dは、参照番号54dで示す逆止弁の更なる代替の実施形態を示す。逆止弁54dは、傘形逆止弁またはタペット逆止弁の形態をとる。関連する遮断素子58dは、円盤の形態をとり、逆止弁54d内においてガイド70上で変位可能に受容されたタペット68を備えていてもよい。さらに、非加圧状態であっても、予荷重の下で、対応する嵌合輪郭部60dに向かって遮断素子58dを付勢する引張素子66bを設けてもよい。
図2aは、さらに、参照番号72で示すフィルタ素子を示す。フィルタ素子72は、通過方向56、56’に見て、遮断部材50の上流側に配置することができる。フィルタ素子72は、例えば、フィルタカートリッジなどの形状のフィルタ素子とすることができる。原則的に、フィルタ素子72は、図1に示す遮断部材50、52のいずれかの上流側に配置することができる。フィルタ素子72は、遮断部材50、52を過剰な汚れから保護することができるので、特に、逆止弁などの形態をとる遮断部材50、52の機能的な信頼性を確保することができる。冷却剤または潤滑剤のためのフィルタ素子72は、例えば、一般的に冷却剤/潤滑剤フィルタ(ドイツのKSSフィルタ)と呼ばれるものであってもよい。
少なくとも1つの遮断部材50、52が、通常、可動部材を備えているので、少なくとも所期の流通方向56、56’における通常動作中に、少なくとも1つの遮断部材50、52を詰まらせるほど大きな粒子を流通流体から効果的に濾過するように、フィルタ素子72を構成するのが有利である。原則的に、図2a、図2b、図2c、図2dで示す遮断部材50、52の実施形態のいずれかと共に、フィルタ素子72を使用できるものと解釈される。
したがって、様々な実施形態において、本発明の原則に従い、通過方向56、56’に見て少なくとも1つの遮断部材50、52の上流側に配置された少なくとも1つのフィルタ素子72を工具ホルダーに設けることが特に好ましい。
全体としては、殆ど複雑になることなく、実施可能な様々な実施形態に基づいて、非常に広範な機能性を提供できる工具ホルダー12が、本発明の範囲内で明示されている。特に、工具ホルダー12は、スピンドル側での冷却剤や潤滑剤供給の数々の構成に対処されており、手作業による改変作業なしに使用することができる。所与の作動流体供給構成に対して、更なる調整作業なしに、工具ホルダー12を自動的に調節することができる。

Claims (19)

  1. 駆動スピンドル(16)によって受容、駆動される、少なくとも1つの取付面(18)、特に、取付円錐体(26)を備え、作動流体のための少なくとも1つの内蔵流体路(28;30a;30b)を備えた工具ホルダー、特に、急峻テーパシャンクであって、少なくとも1つの遮断部材(50、52a、52b)が、前記少なくとも1つの流体路(28;30a;30b)に関連して設けられ、前記少なくとも1つの遮断部材(50、52a、52b)が、方向に依存して、前記少なくとも1つの流体路(28;30a;30b)を遮断または開放するように構成された工具ホルダー。
  2. 少なくとも2つの内蔵流体路(28、30a、30b)が、前記作動流体のために設けられ、前記少なくとも1つの遮断部材(50、52a、52b)が、方向に依存して、前記の流体路(28;30a;30b)のうちの少なくとも1つを遮断または開放するように構成された請求項1に記載の工具ホルダー(12)。
  3. 前記少なくとも1つの遮断部材(50、52a、52b)が、圧力に依存して、前記少なくとも1つの流体路(28;30a;30b)を遮断または開放するように構成された請求項1または請求項2に記載の工具ホルダー(12)。
  4. 前記少なくとも2つの流体路(28、30a、30b)が、同じ作動流体を供給するように構成され、前記作動流体が、少なくとも冷却剤または潤滑剤である請求項2または請求項3に記載の工具ホルダー(12)。
  5. 少なくとも1つの遮断部材(50、52a、52b)が、各流体路(28;30a;30b)に関連して設けられた請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の工具ホルダー(12)。
  6. 前記少なくとも1つの遮断部材(50、52a、52b)が、所定の通過方向と、所定の遮断方向とを有する請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の工具ホルダー(12)。
  7. 前記少なくとも2つの流体路(28、30a、30b)が、直接的または間接的に相互接続されている請求項2〜請求項6のいずれか1項に記載の工具ホルダー(12)。
  8. 前記少なくとも1つの遮断部材(50、52a、52b)が、作動流体の圧力により制御可能である請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の工具ホルダー(12)。
  9. 前記少なくとも1つの遮断部材(50、52a、52b)が、逆止弁として構成された請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の工具ホルダー(12)。
  10. 前記少なくとも1つの遮断部材(50、52a、52b)が、遮断素子(58)と、嵌合輪郭部(60)とを備えている請求項9に記載の工具ホルダー(12)。
  11. 前記少なくとも1つの遮断部材(50、52a、52b)が、前記遮断素子(58)を引張位置に向けて付勢する引張素子(66)を備えている請求項10に記載の工具ホルダー(12)。
  12. 各流体路(28、30a、30b)が、工具ホルダー(12)内に設けられた少なくとも1つの流路(32、34、36)を備え、前記少なくとも1つの流路(32、34、36)が、前記作動流体のための少なくとも1つの流入開口部(33)または流出開口部(35)を備えている請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の工具ホルダー(12)。
  13. 第1の流体路(28)が、特に、工具ホルダー(12)の長手軸(17)と同軸に配置された少なくとも1つの中央流路(32)を備えている請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の工具ホルダー(12)。
  14. 第2の流体路(30a;30b)が、工具ホルダー(12)の長手軸(17)に対して、角度、特に、鋭角(α、β)をなして配置された少なくとも1つの側方流路(34、36)を備えている請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の工具ホルダー(12)。
  15. 鍔部(40)をさらに備え、前記流体路(30a、30b)の少なくとも1つが、前記鍔部(40)の軸面(44)へと延びる流路(33)を備えている請求項1〜請求項14のいずれか1項に記載の工具ホルダー(12)。
  16. 工作工具(14)を受容するための少なくとも1つの工具受容面(22)、特に、受容凹部(20)をさらに備えた請求項1〜請求項15のいずれか1項に記載の工具ホルダー(12)。
  17. 前記少なくとも2つの内蔵流体路(28、30a、30b)が、少なくとも間接的または直接的に前記受容凹部(20)へと延びている請求項16に記載の工具ホルダー(12)。
  18. 前記通過方向に見て、前記少なくとも1つの遮断部材(50、52a、52b)の上流側に配置された少なくとも1つのフィルタ素子(72)をさらに備えた請求項1〜請求項17のいずれか1項に記載の工具ホルダー(12)。
  19. 請求項1〜請求項18のいずれか1項に記載の工具ホルダー(12)と、工作工具(14)とを備えた工具装置であって、前記工具ホルダー(12)が、スピンドル(16)を介して前記工作工具(14)に供給される作動流体のために、選択的に起動可能な少なくとも1つの流体路(28;30a;30b)を提供する工具装置。
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