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JP2014126556A - 放射線量測定装置 - Google Patents

放射線量測定装置 Download PDF

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JP2014126556A
JP2014126556A JP2012286130A JP2012286130A JP2014126556A JP 2014126556 A JP2014126556 A JP 2014126556A JP 2012286130 A JP2012286130 A JP 2012286130A JP 2012286130 A JP2012286130 A JP 2012286130A JP 2014126556 A JP2014126556 A JP 2014126556A
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Abstract

【課題】ノイズが発生しても従来よりも正確に放射線量を測定できるようにする。
【解決手段】パルス識別部20は、放射線検知部10が放射線を検知したときに発生する放射線検知パルスの特徴と、放射線検知部10が実際に出力した出力信号の特徴とを比較し、当該出力信号が放射線を検出したことに起因する信号であるかどうかを識別する。演算部30は、出力信号が放射線を検出したことに起因する信号であると識別されると、当該出力信号を用いて放射線の線量を計測する。なお、放射線検知パルスの特徴に代えて、ノイズを検知したときに出力するノイズ性パルスの特徴を利用して、パルスの識別を実行してもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は放射線量測定装置に関する。
従来、放射線量測定装置は、原子力発電所、放射線関連の研究所、病院等における放射線管理区域内で放射線業務に携わる作業員が主に用いるものであった。たとえば放射線管理区域内で、放射線発生装置の事故や故障による放射線漏れを検知することで、作業員は、安全な場所に退避できる。また、放射線量測定装置は、日常の業務中に作業員が被爆する放射線の吸収線量(μSv)を計測することもある。しかし、東日本大震災の影響による福島第一原発事故の発生以降、放射線量測定装置は、一般的な家庭でも利用されている。たとえば、放射線量測定装置は、ホットスポットと呼ばれるような放射線量の高い地域の把握や個人的に被爆線量の管理を行うために利用されている。
放射線の検出に半導体センサーを用いることで、放射線量測定装置の小型化や省電力化が図れる。しかしその反面、放射線量測定装置に物理的な衝撃や振動が加わると、半導体センサーがノイズ信号であるノイズ性パルスを発生してしまう。これは、測定精度を低下させる原因となる。正確に放射線量を測定するためには、放射線の入射によって発生した放射線検知パルスと衝撃や振動により発生したノイズ性パルスを識別し、放射線検知パルスを測定の対象とすることが必要である。
特許文献1によれば、放射線量測定装置に半導体センサーと衝撃センサーを設け、衝撃センサーが衝撃を検知した場合に半導体センサーが出力する信号を無効とする技術が提案されている。
特許文献2によれば、一定の計測期間における放射線検知パルスの数の変化はなだらかであるといった特性に注目し、所定の計測期間を2つの期間に分割して、それぞれの期間で得られたパルス数を定数と比較することで放射線検知パルスとノイズ性のパルスを識別することが提案されている。
特開2007−285914号公報 特許第3304785号公報
しかし、特許文献1に記載の発明では放射線量測定装置に半導体センサーに加えて衝撃センサーを設ける必要があり、放射線量測定装置が大きくなってしまう。さらに、計測中に衝撃センサー類を常時有効にしておく必要があるため、放射線量測定装置の省電力化が困難である。
また、特許文献2に記載の発明では、放射線検知パルスとノイズ性のパルスが同時に発生した場合や2つの計測期間中でそれぞれノイズ性パルスが発生した場合にノイズ性パルスも放射線検知パルスに含めてカウントしてしまうため、精度について改善の余地がある。
そこで、本発明は、従来よりも正確に放射線量を測定できるようにすることを目的とする。
本発明は、たとえば、放射線を検出する検出手段と、前記検出手段が出力する出力信号の特徴に基づいて放射線を検出したか否かを識別する識別手段とを有することを特徴とする放射線量測定装置を提供する。
また、本発明は、たとえば、放射線を検出して検出信号を出力する検出手段と、
前記検出手段が出力した出力信号の特徴と、前記検出手段が実際に放射線を検出したときに出力する放射線検出信号の特徴または前記検出手段が実際にノイズを検出したときに出力するノイズ検出信号の特徴とを比較することで、前記検出手段が出力した出力信号が放射線を検出したことに起因するものかどうかを識別する識別手段と、
前記識別手段により前記出力信号が放射線を検出したことに起因する信号であると識別されると、当該出力信号を用いて放射線の線量を計測する計測手段と
を有することを特徴とする放射線量測定装置を提供する。
本発明によれば、前記検出手段が出力する出力信号の特徴に基づいて放射線を検出したか否かを識別するようにしたことで、従来よりも正確に放射線を検出することができるようになる。また、本発明の別態様によれば、放射線検知パルスやノイズ性パルスの特徴と、検出したパルスの特徴を比較することで従来よりも正確に放射線検知パルスを識別できるため、放射線量を正確に測定できるようになる。
放射線量測定装置の機能を示すブロック図 比較部に適用可能な構成を示す図 信号幅検知器の動作を示す図 ピーク検出器の動作を示す図 パルスの時間幅が条件を満たさないノイズ性パルスを示す図 ピーク値が条件を満たさないノイズ性パルスを示す図 カウント部の動作を示すフローチャート 放射線検知パルスの発生回数を記憶するリングバッファを示す図 補正部の動作を示すフローチャート 推定放射線検知パルスの数を示す図 測定部の動作を示すフローチャート 計測時間と校正定数との組み合わせを記憶したテーブルの一例を示す図 第二実施形態における補正部の動作を示す図 第二実施形態における補正部の動作を示すフローチャート マイクロコンピュータシステムの一例を示すブロック図
<第一実施形態>
本実施形態では、放射線を検出して出力される出力信号の特徴に基づいて放射線を検出したか否かを識別するものであり、具体的には放射線を検出したときにセンサーから出力され放射線検出信号(放射線検知パルス)の特徴と、ノイズを検出したときにセンサーから出力されるノイズ検出信号(ノイズ性パルス)の特徴とには波形として明確な違いがあることに着目する。すなわち、センサーが出力した出力信号の特徴と、放射線検知パルスまたはノイズ性パルスの特徴とを比較することで、センサーが出力した出力信号が放射線に由来するものなのか、それともノイズに由来するものかを識別する。そして、放射線に由来する出力信号に基づいて線量を計測するため、従来よりも測定精度を向上できる。
図1は本発明の実施形態に係る放射線量測定装置100に適用可能な複数の機能を示すブロック図である。放射線量測定装置100は、放射線検知部10、パルス識別部20、演算部30、および出力部40を有している。放射線検知部10および演算部30は、計測期間Tごとに放射線量を測定する測定手段として機能する。パルス識別部20は放射線検知部10で発生したパルスを放射線検知パルスとノイズ性パルスに識別する識別手段として機能する。また、演算部30は、ノイズ発生時にカウントできない放射線検知パルスの数を演算により算出して補正処理を行う補正手段としても機能する。これにより、本発明は、正確な放射線量の測定を実行する。
放射線検知部10は、放射線センサー11を備え、放射線を検知してパルスを発生する。放射線センサー11は、放射線を検知すると内部で電流の変化が発生するセンサーである。放射線センサー11は、たとえば、半導体ダイオード(フォトダイオード)等の半導体センサーなどである。また、シンチレータと半導体センサー又は光電子倍増管を組み合わせた装置(シンチレーション検出器)やガイガーミューラー計数管などであってもよい。このように、放射線検知部10は、放射線を検出して検出信号を出力する検出手段として機能する。
パルス識別部20は放射線検知部10で発生したパルスを識別し、識別結果に基づき放射線検知信号(パルス)またはノイズ検知信号(パルス)を出力する。つまり、パルス識別部20は、放射線検知部10が出力した出力信号の特徴と、放射線検知部10が実際に放射線を検出したときに出力する放射線検出信号の特徴または放射線検知部10が実際にノイズを検出したときに出力するノイズ検出信号の特徴とを比較することで、放射線検知部10が出力した出力信号が放射線を検出したことに起因するものかどうかを識別する識別手段として機能する。すなわち、放射線検知部10が出力した出力信号の特徴が放射線検出信号の特徴に近ければ、出力信号は放射線に由来すると考えられる。また、放射線検知部10が出力した出力信号の特徴がノイズ検出信号の特徴に近ければ、出力信号はノイズに由来すると考えられる。反対に、放射線検知部10が出力した出力信号の特徴が放射線検出信号の特徴に近くなければ、出力信号はノイズに由来すると考えられる。また、放射線検知部10が出力した出力信号の特徴がノイズ検出信号の特徴に近くなければ、出力信号は放射線に由来すると考えられる。このように出力信号の特徴を分析すれば、出力信号が放射線に由来するものなのか、それともノイズに由来するものであるのかを判別できる。パルス識別部20は、パルスの特徴を比較する比較部21と、比較結果に応じた検知信号を送信する信号送信部22とを有している。
図2は比較部21に適用可能な構成を示した図である。放射線検知部10から入力されたパルス(信号A)は増幅器211によって電圧に変換され増幅される。信号幅検知器212は入力されたパルスの時間幅(パルスの継続時間またはパルス幅)w1を計測する。つまり、信号幅検知器212は、放射線検知部10が出力したパルス状の出力信号のパルス幅を測定するパルス幅測定手段として機能する。
図3はパルス幅の測定原理を示す図である。図3が示すように、信号幅検知器212は、パルス状の信号Aの振幅を基準電圧Vrefと比較することで、信号Aの立ち上がりと立下りを検出する。信号幅検知器212は、立ち上がりを検出すると割り込み処理によってタイマーを起動して時間計測を開始する。また、信号幅検知器212は、立ち下がりを検出すると割り込み処理によってタイマーを停止して時間計測を終了する。これにより、信号Aの時間幅w1が計測される。信号幅検知器212は、時間幅w1と所定の閾値時間w0とを比較する。閾値時間w0は、たとえば、放射線センサー11に実際に放射線が入射したときに発生するパルスの時間幅である。放射線センサーの製品個体ごとに放射線が入射したときのパルスは異なる。そこで、閾値時間w0として、放射線センサーごとに校正された値を設定すると、さらに線量の測定精度が向上しよう。一般的に放射線センサー11として半導体センサーを利用した場合における衝撃ノイズを例にすると、ノイズ性パルスの時間幅は放射線検知パルスの時間幅と比較して大きく伸びる。したがって、放射線センサー11が放射線を検知した場合、測定された時間幅w1は閾値時間w0以下となる(w1 =< w0)。このときに、信号幅検知器212は信号Bを出力する。一方で、放射線センサー11がノイズを検知した場合、測定された時間幅w1は閾値時間w0を超える(w0 < w1)。よって、信号幅検知器212は信号Bを出力しない。このように、信号幅検知器212は、パルス幅測定手段により測定されたパルス幅と所定のパルス幅閾値とを比較するパルス幅比較手段としても機能する。さらに、
図4はパルスの特徴の一つであるピーク値を説明する図である。一般に、放射線検知パルスの振幅のピーク値は一定の範囲内に収まる。よって、ピーク値が一定の範囲内に収まっていれば、そのパルスを放射線検知パルスと判別できる。
図4が示すように、ピーク検出器213は信号Aのピーク値PAを検知し、ピーク値PAを所定の上限閾値PUおよび下限閾値PLと比較する。ピーク値PAが上限閾値PU未満であり、かつ、下限閾値PLを超えていれば(つまり、PL<PA<PU)、信号Aは放射線検知パルスである。よって、ピーク検出器213は、放射線に由来したパルスを検知したことを意味する信号Cを出力する。ピーク値PAが上限閾値PU未満でない場合(PU=<PA)、すなわち、ピーク値PAが上限閾値PU以上であれば、信号Aはノイズ性パルスである。同様に、ピーク値PAが下限閾値PLを超えていない場合(PA=<PL)、すなわち、ピーク値PAが下限閾値PL以下である場合も、信号Aはノイズ性パルスである。よって、ピーク検出器213は、放射線に由来したパルスを検知したことを意味する信号Cを出力しない。
なお、放射線センサー11の製品個体ごとに放射線を検知したときのパルスのピーク値が取り得る範囲は異なることがある。そこで、上限閾値PUおよび下限閾値PLとして、放射線センサー11の製品個体ごとに校正された値を設定することで、ノイズの検知精度が向上するため、線量の測定精度も向上しよう。
このように、ピーク検出器213は、放射線検知部10が出力したパルス状の出力信号のピーク値を測定するピーク値測定手段と、ピーク値測定手段により測定されたピーク値と所定のピーク値閾値とを比較するピーク値比較手段として機能する。
図1に示した信号送信部22は、比較部21が出力する信号B、信号Cに基づき、放射線センサー11にて発生したパルス(信号A)が放射線の入射に由来する放射線検知パルスであるのか、それともノイズ性パルスであるのかを最終的に示す信号(パルス)を演算部30に出力する。つまり、信号送信部22は、パルス幅の比較結果に基づいて放射線検知部10が出力した出力信号が放射線を検出したことに起因するものかどうかを識別してもよい。また、信号送信部22は、ピーク値の比較結果に基づいて放射線検知部10が出力した出力信号が放射線を検出したことに起因するものかどうかを識別してもよい。さらには、信号送信部22は、パルス幅の比較結果およびピーク値の比較結果に基づいて放射線検知部10が出力した出力信号が放射線を検出したことに起因するものかどうかを識別してもよい。
たとえば、放射線センサー11からの信号Aに変化があった場合に、信号幅検知器212の信号Bおよびピーク検出器213の信号Cの双方が出力されているときは、放射線センサー11が放射線を検知している。よって、信号送信部22は放射線検知パルス(信号D)を出力する。一方で、信号Aに変化があった場合に、信号幅検知器212の信号Bおよびピーク検出器213の信号Cのいずれか、またはその両方が出力されていない場合は放射線センサー11がノイズを検知している。よって、信号送信部22はノイズ性パルス(信号E)を出力する。
図5および図6は、放射線センサー11が出力するパルスの一例を示している。図5に見られるようなパルスのピーク値PAは上限閾値PU未満であり、かつ、下限閾値PLを超えているため、放射線に由来したパルスの条件を満たしている。しかし、パルスの時間幅W1が閾値時間W0よりも長いため、放射線に由来したパルスの条件を満たしていない。よって、ピーク値とパルス幅との総合的な判断から、当該パルスがノイズ性パルスと判断される。図6に見られるようなパルスの時間幅W1は放射線に由来したパルスの条件を満たしている。しかし、当該パルスのピーク値PAが条件を満たしていない。よって、ピーク値とパルス幅との総合的な判断から、当該パルスはノイズ性パルスと判断される。
ここでは、より正確性を期すために、ピーク値とパルス幅との総合的な判断を実行しているが、ピーク値だけで識別処理を実行してもよいし、パルス幅だけで識別処理を実行してもよい。
図1に示した演算部30は、パルス識別部20により出力信号が放射線を検出したことに起因する信号であると識別されると、当該出力信号を用いて放射線の線量を計測する計測手段として機能する。演算部30は、カウント部31、補正部32および測定部33を有している。カウント部31は、放射線検知パルスの発生を一定時間ごとにカウントしてバッファに記憶させるユニットである。補正部32は、ノイズが発生している期間に計測された放射線検知パルスの数または線量を補正する補正手段として機能する。測定部33は、放射線センサー11が出力した信号Aが放射線を検出したことに起因する信号であるとパルス識別部20によって識別されると、当該出力信号を用いて放射線の線量を計測する計測手段として機能する。
図7は、演算部30のカウント部31の動作を示すフローチャートである。
S701で、カウント部31は、放射線検知パルスが検出されたことを示す信号Dが信号送信部22から出力されているかどうかを判定する。信号Dを確認するとS702に進み、信号Dを確認できなければS701にとどまる。カウント部31の動作をマイクロコンピュータ等によって実現している場合、信号Dの受信時に割込処理を発生させることによって以降の処理に進んでもよい。
S702で、カウント部31は、放射線検知パルスの発生回数を記憶する記憶領域であるバッファを示すポインターPを読み出す。
図8は、放射線検知パルスの発生回数を記憶するバッファの一例を示す図である。ここでは、N個の格納領域を有するリングバッファ800について説明する。カウント部31は、放射線検知パルスの発生回数をサンプル時間Sごとに記録する、すなわち、カウント部31は、図8のようなリングバッファ800へ発生回数を記憶する。このように、発生回数は、サンプル時間Sの間に検知された放射線検知パルスの数である。カウント部31は、リングバッファ800に加えてタイマーを備える。カウント部31は、タイマーによってサンプル時間Sを計測する。そして、カウント部31は、所定のサンプル時間SごとにポインターPを1つずつインクリメントする。
リングバッファ800を一般的な整数型の変数による配列としてもよい。この場合、ポインターPは配列の各要素を示す。1回の放射線量の計測にかかる計測時間をTとする。この場合、要素の数Nは、T / Sとなる。たとえば、1回の放射線量の計測時間(放射線量の算出のために必要な時間)を60秒とし、1秒ごとに放射線検知パルスの発生回数を記録すると仮定する。すなわち、T=60秒であり、S=1秒であるため、リングバッファ800は、60個の要素を持つ配列となる。
S703で、カウント部31は、読み出したポインターPによって示されたバッファに記憶されている数値Iを読み出し、数値Iをインクリメントして、上書きする。その後、S701に戻り、カウント部31は、S701からS703の各処理を繰り返す。
図9は、演算部30の補正部32の動作を示すフローチャートである。
S901で、補正部32は、ノイズ性パルスを検知したことを示す信号Eが信号送信部22から出力されているかどうかを判定する。信号Eを認識できなければS901にとどまり、信号Eを確認できればS902に進む。
S902で、補正部32は、放射線検知パルスの発生回数を記憶する記憶領域であるバッファを示しているポインターPを読み出す。
S903で、補正部32は、ノイズ性パルスの継続時間Nを計測する。このノイズ性パルスの継続時間Nの計測方法としては、たとえば、パルス識別部20の比較部21での信号幅検知器212における入力されたパルスの時間幅W1を計測する方法と同様の方法を適用することで実現できる。あるいは、時間幅W1をそのまま継続時間Nとして採用してもよい。
S904で、補正部32は、ノイズ性パルスの継続時間Nの間に発生したと想定される放射線検知パルスの発生回数(カウント回数)を擬似的に算出する。ここで、衝撃ノイズ等のノイズが検知されている期間とノイズが検知されていない期間において、放射線センサー11へ放射線が入射する回数に急激な変化がないといった特性に着目する。これによって、ノイズが検知されている期間における放射線検知パルスの発生回数は、ノイズが検知されている期間(ノイズ検知期間)に隣接したノイズが検知されていない期間(ノイズ非検知期間)における放射線検知パルスの発生回数から近似的に求められる。たとえば、ノイズ非検知期間は、ノイズ検知期間の直前のノイズ非検知期間や、ノイズ検知期間の直後のノイズ非検知期間である。補正に使用するノイズ非検知期間は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
ノイズ検知期間に発生したと想定される放射線検知パルスの回数を最も高速に算出できる方法は、ノイズ検知期間の直前または直後のノイズ非検知期間に計測された放射線検知パルスの数を用いて補完する方法であろう。
図10は、放射線検知パルスの発生回数を補完する方法の一例を示す図である。たとえば、サンプル時間Sが1秒であり、ノイズ性パルスの継続時間Nが2秒であったと仮定する。この場合、ノイズが発生する直前の2秒間における放射線検知パルスの数は、ポインターP−2が示すバッファに記憶されている値IP−2である"3"と、ポインターP−1が示すバッファに記憶されている値IP−1である"3"とを足して得られる"6"となる。補正部32は、これをノイズ性パルスの継続時間Nに発生したと推定される放射線検知パルスの発生回数とする。同様に、補正部32は、ノイズが発生している期間の直後に位置するノイズ非検知期間であって、継続時間Nと同じ長さの期間において計測された放射線検知パルスの数を用いてもよい。すなわち、補正部32は、ポインターP+2およびP+3が示す各バッファに記憶されている値を加算して補完してもよい。また、補正部32は、ポインターP−1およびP+2が示す各バッファに記憶されている値を加算して補完してもよい。また、線形補間を実行してもよい。補正部32は、ポインターP−2、P−1、P+2およびP+3が示す各バッファに記憶されている値を加算し、その平均値を求めてもよい。
また、補正部32は、ノイズが発生した時間とすることができるポインターPに対応した期間の直前の期間を示すポインターP−1が示すバッファに記憶されている値IP−1を用いてポインターPの期間に対応した回数を算出してもよい。この場合は、ノイズ性パルスの継続時間Nにおいて、サンプル時間SごとにIP−1回の放射線検知パルスが生成されたと推定される。よって、継続時間Nに発生したと推定される放射線検知パルスの回数は次式により算出される。
N * IP−1 / S
たとえば、図10において示した事例においてこの推定方法を適用してみる。サンプル時間Sは1秒であり、ノイズ性パルスの継続時間Nは2秒である。ポインターP−1が示すバッファに記憶されている値IP−1は"3"である。よって、上記の式にこれらの数値を代入すると、推定回数は6回となる。同様にノイズが検知されている期間の直後の期間における放射線検知パルスの回数を用いて算出してもよい。
また、サンプル時間Sが短く設定されている場合等においてより精度を高めるためには、たとえば、複数のポインターP−1、P−2、P−3等を用いて、それぞれのポインターが示す各バッファに記憶されている値である、すなわちIP−1、IP−2、IP−3を読み出してそれらを平均した値を用いてもよい。これによってノイズが発生する直前のノイズが検知されていない期間を広げて算出することができる。ただし、サンプル時間Sが長く設定されている場合においては、ノイズが検知されている期間からポインターをデクリメントするごとに時間的に離れた時点における発生回数が含まれてしまう。よって、精度を保つには適切な時間範囲に収まるように補正に用いる期間を設定する必要がある。同様にノイズが検知されている期間の直後の期間における発生回数を用いて推定する場合も、その時間範囲を広げた期間における値を算出に用いるものであってもよい。この場合は、複数のポインターP+2、P+3、P+4が使用されてもよい。
S905で、補正部32は、ノイズを検知した時点であるポインターPの示すバッファへ、推定した放射線検知パルスの発生回数(推定放射線検知パルスの数)を書き込む。このときにノイズ性パルスの継続時間Nがサンプル時間Sより短い場合には、ポインターPの示すバッファにノイズが発生するまでの期間中に発生した放射線検知パルスの数が既に記憶されていることもあるだろう。この場合、補正部32は、放射線防御の安全の立場から安全側の誤差とするためにその数値に推定放射線検知パルスの数を累積加算してもよい。
図10に示したようにノイズ性パルスの継続時間Nがサンプル時間S内に収まらない場合は、放射線検知パルスが記憶されないバッファが複数に及ぶことになる。補正部32は、推定された放射線検知パルスの発生回数をそれらのバッファの数で割った平均値を求めることによって均等に分配し、それぞれのバッファへ記憶してもよい。図10に示した事例では、継続時間Nに対応したバッファは2つであるため、それぞれ推定値である"6"を"2"で除算して、"3"がそれぞれに格納される。
図11は、演算部30の測定部33の動作を示すフローチャートである。
S1101で、測定部33は、初期設定としてバッファや変数の初期化、計測期間Tを計測するためのタイマーのセットなどを実行する。タイマーに代えてカウンタが採用されてもよい。
S1102で、測定部33は、タイマーにより計測された経過時間tを取得し、計測期間Tが経過したかどうかを判定する。たとえば、1回の放射線量の測定にかかる計測期間Tが60秒である場合、測定部33は、計測期間Tが経過した後に次の測定を行うこととなる。測定部33は、つまり、放射線の検知を開始してからの経過時間tが計測期間Tを超えたかどうかを判定する。計測期間Tを単位として、放射線検知部10は放射線を検知し、カウント部31が放射線検知パルスの数を累積する。放射線量の算出は、計測期間Tごとに実行される。つまり、計測期間Tは、放射線量測定のための処理を実行する時間間隔となる。なお、経過時間tが計測期間Tを超えるまでは、測定部33のうち放射線量の演算に関与する線量計測部の動作を停止していてもよい。これは、できるだけ消費電力を削減するためである。測定部33が備えているカウンタまたはタイマーは、カウント部31にてサンプル時間Sの計測に用いているものと共通であってもよい。測定部33はこれらを用いて、放射線の検知を開始してからの経過時間t(放射線量の演算に関与する線量演算部が停止してからの経過時間t)を計時している。測定部33は、経過時間tが計測期間Tを超えたか否かを監視しており、経過時間tが計測期間Tを超えると、S1103に進む。ところで、ポインターPはリングバッファ800の記憶領域(要素)を指し示すものである。そのため、ポインターPは、サンプル時間Sごとにインクリメントされ、計測期間T経過後にバッファの先頭を示すことになる。したがって、測定部33は、ポインターPがバッファの先頭を指すように初期化されるタイミングを監視することによって、計測期間Tの経過を認識してもよい。
S1103で、測定部33は、カウント部31によって記憶されている放射線検知パルスの数kを読み出す。カウント部31には、図8に示したリングバッファ800における各要素に記憶されている数値を累積加算した値、すなわち、放射線検知パルスの数kが記憶されている。測定部33は、読み出したパルス数kをバッファ変数Kに代入する。
S1104で、測定部33は、計測期間Tの間に検知された放射線の検知回数(パルス数)を示すバッファ変数Kに所定の校正定数を乗算して放射線量を求める。放射線量は、空間線量(nGy)であってもよいし、吸収線量(μSv)であってもよい。校正定数としては、たとえば、放射線センサー11の構成に応じた校正定数Xと、計測期間Tに応じた校正定数Yがある。放射線センサー11の構成は設計段階で確定するため、校正定数Xは測定部33が備えるROMなどに格納されている。なお、計測期間Tは一定であっても動的に変化させてもよい。計測期間Tが一定である場合には、校正定数Xと同様に校正定数Yは測定部33のROMなどに格納される。計測期間Tを変化させる場合は、校正定数Yも動的に変化する。計測期間Tに対応した校正定数Yを求める方法は数式を用いてもよいし、図12に示したようなテーブル1200を使用してもよい。テーブル1200には、すべての組み合わせの計測期間Tと校正定数Yとが登録されていなくてもよい。この場合、線形補間により、登録されていない校正定数Yを算出してもよい。測定部33の線量演算部は、次式を用いて放射線量を求め、バッファ変数Rに代入する。
R = K ・ X ・ Y
S1105で、測定部33は、算出した放射線量を示すバッファ変数Rの内容を出力部40に出力するための出力命令を発行し、出力部40の表示通知部41に放射線量を出力させる。出力部40は、出力命令にしたがって、測定した放射線量を表示したり、警告音を出力したりする。表示通知部41は、放射線量を表示する表示装置であり、たとえば、液晶ディスプレイや自発光式ディスプレイである。音声通知部42は、演算部30における測定部33によって求められた放射線量と所定の閾値を比較し、放射線量が所定の閾値を超えているときに、ユーザーに音声による警告を出力してもよい。音声通知部42は、ブザー等の音声発生装置であってもよい。表示通知部41は、出力命令を受信すると、放射線量を示すバッファ変数Rを読み出して、放射線量を表示する。音声通知部42は、出力命令を受信すると、放射線量を示すバッファ変数Rと予め与えられている閾値Zを比較し、バッファ変数Rが閾値Zを超えていた場合は、警告音ないし警告音声を出力する。超えていない場合、音声通知部42は、警告音ないし警告音声を出力しない。なお、閾値Zは、出力部40のROMまたは演算部30のROMなどに記憶されている。
<第二実施形態>
第一実施形態における補正部32は、ノイズが検知されている期間における放射線検知パルスの数をノイズが検知されている期間の直前や直後のノイズが検知されていない期間における放射線検知パルスの数を用いて推定していた。一方でノイズが検知されている時間Nを放射線量の計測期間Tに含めず、補正処理によってその分の時間Nだけ追加で測定することにより、ノイズが検知されている時間における放射線量を補うことも可能である。
図13(A)は、第一実施形態の測定方法を説明する図である。図13(B)は、第二実施形態の測定方法を説明する図である。図13(A)が示すように、計測期間Tのうちノイズ継続時間Nについてはノイズ検知パルスの発生回数が累積されない。そのため、第一実施形態では、ノイズ継続時間Nに発生した放射線検知パルスの数を推定する必要があった。一方で、第二実施形態は、図13(B)が示すように、計測期間Tをノイズ継続時間Nだけ延長することで、線量を測定することを特徴としている。
図14は第二実施形態に係る補正部32に適用可能な動作を示すフローチャートである。ここでは、サンプル時間Sごとの測定中にノイズが発生した場合乃至は発生している場合において、そのサンプル時間Sについては測定結果を累積しないものとする。
S1401で、補正部32は、パルス識別部20がノイズ性パルス(信号E)を発信しているかどうかを判定する。なお、S1401は、カウント部31の動作であるS701と同様の方法で処理を進めることができる。パルス識別部20がノイズ性パルス(信号E)を発信していれば、S1402で、補正部32は、放射線検知パルスの発生回数を記憶するバッファを示しているポインターPを読み出す。
S1403で、補正部32は、バッファのポインターPのインクリメントを1回中止させる。ポインターPは、タイマーによってサンプル時間Sごとに1つずつインクリメントされる。よって、バッファのポインターPのインクリメントを1回中止することで、実質的に、サンプル時間Sだけ計測期間Tが延長されることになる。
S1404で、補正部32は、ポインターPが示すバッファの内容を初期化する。
これらの処理によって、ノイズを検知している限りにおいてポインターPはインクリメントされないことになる。したがって、ノイズが検知されなくなった後に測定された放射線検知パルスの数が、ポインターPが示すバッファに書き込まれる。つまり、ノイズが発生した時点における放射線検知パルスの数の記憶先であるバッファに対して、ノイズが発生しなくなった時点における放射線検知パルスの数が上書きされる。このようにして、ノイズが発生している期間における放射線検知パルスの数の記憶処理がスキップされることになる。また、ノイズが検知されている時間に測定されたデータを格納するためのバッファを予め用意しておく必要もない。つまり、第二実施形態も第一実施形態と同様に、計測期間Tの期間内に測定されたデータを格納するためのバッファを用意しておくだけで、十分である。もちろん、ノイズの発生期間(継続時間N)を予め想定し、その分だけ多くバッファを用意しておいてもよい。ただし、この場合は、ノイズが発生していたときにデータを格納したバッファを特定し、そのバッファに格納されているデータを線量の測定からは除外する処理が必要となる。
第二実施形態においては、ノイズが発生している期間(継続時間N)の分だけ余計に測定を行って放射線量を算出する必要がある。つまり、図13(B)に示したように計測期間Tを時間Nだけ延長して測定する必要がある(あるいは、計測期間Tから時間Nを差し引いた時間に対する校正定数Yを動的に求めることによって、計測期間Tを延長せずに、計測期間Tの経過時に放射線量を算出してもよい)。
測定部33は、ポインターPがバッファの先頭に初期化されるタイミングを監視する。ポインターPがバッファの先頭に初期化されるタイミングが到来すると、測定部33は、放射線量の算出処理へ進む。このようにすれば、簡潔な処理を達成できる。ノイズの検知時はポインターPがインクリメントされずに時間が経過する。よって、ポインターPがバッファの先頭に初期化されるタイミングは、計測期間Tとノイズ検知時間Nが経過した時間を意味する。よって、ポインターPがバッファの先頭に初期化されるタイミングを監視することは、結果的に、計測期間Tを時間Nだけ延長すること同義である。もちろん、測定部33は、ノイズが発生している時間Nを計測し、計測期間Tと時間Nとの和の時間が経過した後に放射線量の算出を行うようにしてもよい。その場合は、信号幅検知器212における動作と同様の方法でノイズ性パルスEの時間幅を計測して累積することで時間Nを求めることができる。
<第三実施形態>
本実施形態の上述した機能は、センサーや論理回路により実現できるため、とりわけ論理回路で実現可能な部分をCPUによって実現してもよい。
図15は、一般的なマイクロコンピュータシステムのブロック図である。CPU50は、各部を統括的に制御したり、必要な演算処理を実行したりする。ROM51は制御プログラムなどを記憶する記憶部である。RAM52は、ワークメモリであり、各種の変数やフラグなどを記憶する記憶部である。入力装置53はキーボードやスイッチ、タッチパネルなどである。表示装置54は放射線量などのデータを表示する。音声出力装置55は、警告音を出力するブザーや、音声を出力する音声出力回路およびスピーカーなどである。
CPU50は、制御プログラムを実行することで、上述した機能のうち論理回路で実行可能な機能を実現する。たとえば、CPU50は、演算部30の論理演算を実行する部分を実現する。CPU50が実行する制御プログラムに含まれている手順は図7や図9や図11や図14に示したとおりである。
ところで、放射線量測定装置100は、外部にある情報処理装置(コンピュータ)と通信する通信部を備えていてもよい。これにより、放射線量測定装置100は、放射線量の情報をコンピュータに送信できる。また、放射線量測定装置100は、バッテリーでバックアップされるメモリや、EEPROM、フラッシュメモリ(登録商標)に被爆線量の累積値を記憶してもよい。これにより、放射線量測定装置100は、継続的に放射線量の累積加算を行って被爆線量を継続的に管理してもよい。
なお、ノイズの検知精度をさらに向上させるために、放射線センサー11における放射線検知を妨げる外来電波や振動衝撃等のノイズを検知する衝撃センサー、振動センサー、電磁センサー等のノイズセンサー56が設けられてもよい。ノイズセンサー56を利用してCPU50は、ノイズが発生しているかどうかを判断し、信号Dや信号Eを生成してもよい。ノイズセンサー56は、パルス識別部20に代えて使用されてもよいし、パルス識別部20とともに使用されてもよい。ノイズセンサー56とパルス識別部20との両方を用いるときは、それぞれから出力される信号の論理和または論理積を演算部30に出力してもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、放射線検知パルスやノイズ性パルスの特徴と、検出したパルスの特徴とを比較することで、従来よりも正確に放射線検知パルスを識別できるため、放射線量を正確に測定できるようになる。たとえば、放射線検知パルスやノイズ性パルスの特徴として、パルス幅(パルス継続時間)やパルスのピーク値を採用してもよい。たとえば、パルス識別部20は、パルス幅と所定のパルス幅閾値とを比較し、比較結果に基づいて放射線検知部10が出力した信号が放射線を検出したことに起因するものかどうかを識別してもよい。同様に、パルス識別部20は、パルス状の出力信号のピーク値と所定のピーク値閾値とを比較し、比較結果に基づいて放射線検知部10が出力した信号が放射線を検出したことに起因するものかどうかを識別してもよい。さらに、パルス識別部20は、パルス幅の比較結果およびピーク値の比較結果に基づいて、放射線検知部10が出力した信号が放射線を検出したことに起因するものかどうかを識別してもよい。パルス幅またはピーク値のいずれか単独でノイズの識別を実行すれば、パルス識別部20の構成を簡単にすることができる。一方で、パルス幅およびピーク値の双方を用いてノイズの識別を実行すれば、識別精度が向上するだろう。
本実施形態によれば、補正部32はノイズが発生している期間に計測された線量を補正することで、線量の測定精度を向上させている。たとえば、補正部32は、ノイズが発生している期間に計測された線量を、ノイズが発生していない期間において計測された線量を用いて補正してもよい。また、補正部32は、イズが発生している期間に計測された線量を、当該ノイズが発生している期間に隣接したノイズが発生していない期間において計測された線量を用いて補正してもよい。とりわけ、ノイズが発生している期間とその隣接期間とでは計測結果がある程度相関性があることが経験的にわかっている。よって、ノイズが発生している期間の線量を隣接期間の線量から求めることで、ノイズが発生している期間の線量を精度よく推定できるようになる。
第二実施形態で説明したように、所定の計測期間Tごとに計測された線量のうちノイズが発生していた期間(ノイズ継続時間N)に計測された線量を除外するともに、当該ノイズ継続時間Nと同じ長さだけ計測期間Tを延長して計測を実行してもよい。この場合、測定開始から測定終了までの時間が多少伸びてしまうものの、測定精度を向上させることができる。

Claims (9)

  1. 放射線を検出する検出手段と、
    前記検出手段が出力する出力信号の特徴に基づいて放射線を検出したか否かを識別する識別手段と
    を有することを特徴とする放射線量測定装置。
  2. 放射線を検出して検出信号を出力する検出手段と、
    前記検出手段が出力した出力信号の特徴と、前記検出手段が実際に放射線を検出したときに出力する放射線検出信号の特徴または前記検出手段が実際にノイズを検出したときに出力するノイズ検出信号の特徴とを比較することで、前記検出手段が出力した出力信号が放射線を検出したことに起因するものかどうかを識別する識別手段と、
    前記識別手段により前記出力信号が放射線を検出したことに起因する信号であると識別されると、当該出力信号を用いて放射線の線量を計測する計測手段と
    を有することを特徴とする放射線量測定装置。
  3. 前記識別手段は、
    前記検出手段が出力したパルス状の出力信号のパルス幅を測定するパルス幅測定手段と、
    前記パルス幅測定手段により測定されたパルス幅と所定のパルス幅閾値とを比較するパルス幅比較手段と、
    を有し、
    前記識別手段は、前記パルス幅比較手段の比較結果に基づいて前記検出手段が出力した出力信号が放射線を検出したことに起因するものかどうかを識別することを特徴とする請求項2に記載の放射線量測定装置。
  4. 前記識別手段は、
    前記検出手段が出力したパルス状の出力信号のピーク値を測定するピーク値測定手段と、
    前記ピーク値測定手段により測定されたピーク値と所定のピーク値閾値とを比較するピーク値比較手段と、
    を有し、
    前記識別手段は、前記ピーク値比較手段の比較結果に基づいて前記検出手段が出力した出力信号が放射線を検出したことに起因するものかどうかを識別することを特徴とする請求項2に記載の放射線量測定装置。
  5. 前記識別手段は、
    前記検出手段が出力したパルス状の出力信号のパルス幅を測定するパルス幅測定手段と、
    前記パルス幅測定手段により測定されたパルス幅と所定のパルス幅閾値とを比較するパルス幅比較手段と、
    前記検出手段が出力したパルス状の出力信号のピーク値を測定するピーク値測定手段と、
    前記ピーク値測定手段により測定されたピーク値と所定のピーク値閾値とを比較するピーク値比較手段と、
    を有し、
    前記識別手段は、前記パルス幅比較手段の比較結果および前記ピーク値比較手段の比較結果に基づいて前記検出手段が出力した出力信号が放射線を検出したことに起因するものかどうかを識別することを特徴とする請求項2に記載の放射線量測定装置。
  6. ノイズが発生している期間に前記計測手段により計測された線量を補正する補正手段をさらに有することを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1項に記載の放射線量測定装置。
  7. 前記補正手段は、ノイズが発生している期間に計測された線量を、ノイズが発生していない期間において計測された線量を用いて補正することを特徴とする請求項6に記載の放射線量測定装置。
  8. 前記補正手段は、ノイズが発生している期間に計測された線量を、当該ノイズが発生している期間に隣接したノイズが発生していない期間において計測された線量を用いて補正することを特徴とする請求項7に記載の放射線量測定装置。
  9. 前記計測手段は、所定の計測期間ごとに線量を計測する手段であり、
    前記補正手段は、前記計測期間に計測された線量のうちノイズが発生していた期間に計測された線量を除外するともに、当該ノイズが発生している期間の同じ長さだけ前記計測期間を延長して計測を実行することを特徴とする請求項6に記載の放射線量測定装置。
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