JP2014107123A - 車両用前照灯、及び車両用前照灯を備えた車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両前部のデザイン性と、光学的ニーズとを両立させることができる車両用前照灯、及び車両用前照灯を備えた車両を提供することを目的とする。
【解決手段】対応するロービーム用の第1リフレクタ47及びハイビーム用の第2リフレクタ48への光の照射方向が略車両下方となるように、第1及び第2LED光源を車幅方向に並設するとともに、第1及び第2リフレクタ47、48を、第1及び第2LED光源42、43から照射された光を車両前方に反射するように配設し、第1及び第2LED光源42、43に対し、該第1及び第2LED光源42、43の照射方向とは車両上下方向において反対側の上方の領域に、第1及び第2リフレクタ47、48が配設された車幅方向の領域にかけて車幅方向に延びる第2インナレンズ53を配設した。
【選択図】図1
【解決手段】対応するロービーム用の第1リフレクタ47及びハイビーム用の第2リフレクタ48への光の照射方向が略車両下方となるように、第1及び第2LED光源を車幅方向に並設するとともに、第1及び第2リフレクタ47、48を、第1及び第2LED光源42、43から照射された光を車両前方に反射するように配設し、第1及び第2LED光源42、43に対し、該第1及び第2LED光源42、43の照射方向とは車両上下方向において反対側の上方の領域に、第1及び第2リフレクタ47、48が配設された車幅方向の領域にかけて車幅方向に延びる第2インナレンズ53を配設した。
【選択図】図1
Description
この発明は、ランプハウジング内にLED光源を備えた車両用前照灯、及び車両用前照灯を備えた車両に関する。
従来、LED(発光ダイオード)を光源とした車両用前照灯(いわゆるLEDヘッドランプ)が知られている。このように光源をLEDとした場合、従来のハロゲンランプを光源としたハロゲンヘッドランプ等に比べて消費電力を抑えることができるという利点がある。
また、ハロゲンランプの場合、これがフィラメントを有することから、その周囲全方向に光を照射する一方、LEDの場合、照射範囲が狭いという特徴がある。このため、LEDは、照射指向性が高く、結果として、リフレクタをコンパクトに構成できるという利点もある。このため、特に、ランプハウジング内に複数のリフレクタ(例えば、ハイビーム用リフレクタとロービーム用リフレクタ)を備えたものにおいては、その配置自由度が高まり、デザイン上の自由度を向上させることができるという効果が得られる。
下記特許文献1には、上述したように、LEDを光源としたLEDヘッドランプの特長を生かして、ハイビーム用とロービーム用とを含む複数の光源、及びこれに対応するリフレクタを、ランプハウジング内に配設したものが開示されている。
一方、車両によっては、デザイン的な観点から、例えば、車両用前照灯自体やその一部を、グリル等の車両前部のデザイン要素と連続するように、車幅方向に延びるキャラクターラインとして形成する等、車両前部に配設したグリル等のデザイン要素と合わせて一体感を持たせるデザインを採用したいというニーズがある。
しかしながら、車両用前照灯と車両前部の部材(デザイン要素)とで一体感を持たせる構成は、当初から車両前部の部材等とのコーディネートを考慮した設計が求められるため、車両前部のデザインに合わせることを優先して車両用前照灯の形状を設計すると、車両用前照灯に求められる光学的なニーズ、具体的には、輝度の確保や照射範囲が制約される虞があった。
この発明は、車両前部のデザイン性と、光学的ニーズとを両立させることができる車両用前照灯、及び車両用前照灯を備えた車両を提供することを目的とする。
この発明の車両用前照灯は、ランプハウジング内に、ロービーム用の第1LED光源と、ハイビーム用の第2LED光源とを備え、対応するロービーム用の第1リフレクタ及びハイビーム用の第2リフレクタへの光の照射方向が略車両上下方向となるように、前記第1及び第2LED光源を車幅方向に並設するとともに、前記第1及び第2リフレクタを、前記第1及び第2LED光源から照射された光を車両前方に反射するように配設し、前記第1及び第2LED光源に対し、該第1及び第2LED光源の照射方向とは車両上下方向において反対側の領域に、前記第1及び第2リフレクタが配設された車幅方向の領域にかけて車幅方向に延びる導光発光部材を配設したものである。
この構成によれば、ロービーム用、ハイビーム用の光源を、照射指向性が高い第1及び第2LED光源とすることで、光学的ニーズを満足させつつ、対応する第1及び第2リフレクタの配置自由度を高めることができる。
そして、第1及び第2LED光源の照射指向性の高さ、つまりは、第1及び第2リフレクタの配置自由度の高さを利用して、第1及び第2LED光源に対し、該第1及び第2LED光源の照射方向とは車両上下方向において反対側の領域に、第1及び第2リフレクタが配設された車幅方向の領域にかけて車幅方向に延びるように導光発光部材を配設することで、車幅方向に延びる新規なデザイン要素を車両用前照灯に持たせることができる。
これにより、例えば、車幅方向に延びる車両前部のデザイン要素と連続するように導光発光部材を形成、配置すれば、前記車両前部のデザイン要素と合わせて導光発光部材に一体感を持たせることが可能になり、光学的ニーズを満足させつつ、車両用前照灯を含む車両前部のデザイン性を向上させることができる。
この発明の一実施態様においては、前記導光発光部材は、非透明であり、該導光発光部材を、前記第2LED光源の車両前方に配設したものである。
この構成によれば、車両を前方から見たとき、導光発光部材によって第2LED光源が見えないようにすることができる。つまり、導光発光部材を利用して第2LED光源を隠すことができ、これによって、車両用前照灯の見栄えを確保することができる。
この発明の車両用前照灯を備えた車両は、前記車両用前照灯を、車両前部の車幅方向両側に配設するとともに、車幅方向両側の前記車両用前照灯間には、車幅方向に延びるデザイン要素を配設し、前記導光発光部材と前記デザイン要素とを、車幅方向において略一直線上に配置したものである。
この構成によれば、車幅方向に延びるデザイン要素と導光発光部材とが連続したデザインとなるため、前記デザイン要素と合わせて導光発光部材に一体感を持たせることができる。これにより、光学的ニーズを満足させつつ、車両前部のデザイン性を向上させることができる。
この発明によれば、車両前部のデザイン性と、光学的ニーズとを両立させることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用前照灯を備えた車両を示す正面図である。また、図2は、図1の車両用前照灯を示す斜視図、図3は、同分解斜視図であり、図4〜図6は、それぞれ図2のA−A線矢視断面図、B−B線矢視断面図、C−C線矢視断面図である。なお、図中、矢印Fは車両の前方、矢印OUTは車幅方向の外方を示しており、本明細書において、各部材の方向は、車両の方向を基準にして説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用前照灯を備えた車両を示す正面図である。また、図2は、図1の車両用前照灯を示す斜視図、図3は、同分解斜視図であり、図4〜図6は、それぞれ図2のA−A線矢視断面図、B−B線矢視断面図、C−C線矢視断面図である。なお、図中、矢印Fは車両の前方、矢印OUTは車幅方向の外方を示しており、本明細書において、各部材の方向は、車両の方向を基準にして説明する。
図1に示す車両1の前部には、車幅方向に延設されたバンパー(図示せず)の車両前方を覆う外板としてバンパーフェース2が配設され、その上部には、エンジンやモータ等からなるパワートレインを収容した収容空間を上方から覆うボンネット3が配設されている。
また、車両1の前部には、その車幅方向両端部に後述する車両用前照灯4、4が配設され、該車両用前照灯4、4間には、車幅方向に延びるデザイン要素として、フロントグリル5が配設されている。
フロントグリル5は、主に車幅方向に延びる板状の横板部5aと、エンブレム6を取り付けるために上下方向に拡幅されたフロントグリル中央部5bとを有している。横板部5aの上側は、ボンネット3との間に、下側はバンパーフェース2との間に、外部と前記収容空間内とを連通する隙間7が形成されている。
また、本実施形態では、車両用前照灯4とフロントグリル5との間に位置するボンネット3の前端部3aが、フロントグリル5とともに車幅方向に延びるデザイン要素を構成しており、フロントグリル5の横板部5aのラインと、ボンネット3の前端部3aのラインとが、図1に二点鎖線で示す車幅方向の仮想ラインLに沿って略一直線上に連続するように配置されている。
次に、図2〜図6をさらに参照して、車両用前照灯4の構成を詳細に説明する。なお、車幅方向両側に配設された車両用前照灯4、4は左右対称であるため、図2〜図6では、そのうち一方(車両右側)のみを示している。
車両用前照灯4は、樹脂製のランプハウジング40を備えている。このランプハウジング40は、図2、図3に示すように、外表面から突出するように一体成形された複数の取付部40a〜40cを有しており、この取付部40a〜40cにて車体に取付けられている。
車両用前照灯4は、樹脂製のランプハウジング40を備えている。このランプハウジング40は、図2、図3に示すように、外表面から突出するように一体成形された複数の取付部40a〜40cを有しており、この取付部40a〜40cにて車体に取付けられている。
また、ランプハウジング40内には、図2〜図6に示すように、光源駆動ユニット41と、第1及び第2LED光源42、43と、ターンシグナル用のハロゲンランプ光源44と、第1及び第2ヒートシンク45、46と、第1〜第3リフレクタ47〜49と、第1及び第2エクステンションベゼル50、51と、第1及び第2インナレンズ52、53とが収容されている。
そして、図1、図2において便宜上省略したが、ランプハウジング40の前部には、図3に示すようなアウタレンズ54が取付けられており、ランプハウジング40とアウタレンズ54とで囲まれた収容空間内に上述した各部材41〜53が収容されている。
光源駆動ユニット41は、ランプハウジング40に取付けられており、第1及び第2LED光源42、43、及びハロゲンランプ光源44を点灯駆動すべく、これらとハーネスを介して電気的に接続されている。
第1及び第2LED光源42、43、及びハロゲンランプ光源44は、ランプハウジング40内において車幅方向に並設され、車幅方向外側から第1LED光源42、第2LED光源43、ハロゲンランプ光源44の順番で配置されている。
このうち、第1、第2LED光源42、43は、それぞれロービーム用、ハイビーム用の光源であり、光源駆動ユニット41で第1及び第2LED光源42、43の点灯状態を適宜切り換えることにより、照射モードをロービーム状態とハイビーム状態とに切り換えることが可能になっている。
第1、第2ヒートシンク45、46は、それぞれ第1、第2LED光源42、43に対応して配設されており、該第1及び第2LED光源42、43から発せられる熱を周囲に放出する放熱部としての機能を有する。このため、第1及び第2ヒートシンク45、46では、その表面積を確保すべく、複数の放熱フィン45a、46aを有している。
第1〜第3リフレクタ47〜49は、それぞれ第1、第2LED光源42、43、ハロゲンランプ光源44に対応して車幅方向に並設されており、いずれも対応する光源42〜44から照射された光を車両前方に反射するように配設されている。
本実施形態では、第1及び第2LED光源42、43が、その光を図4、図6に太矢印で示すように下方に向かって照射するように配設されている。そして、第1及び第2リフレクタ47、48は、いずれも断面略円弧状に形成されるとともに、第1及び第2LED光源42、43の照射方向に対応して、第1及び第2LED光源42、43の下方に配設されている。これにより、第1及び第2LED光源42、43から照射した光は、図4〜図6に矢印で示すように、第1及び第2リフレクタ47、48での反射により、車両前方に向かって放射状に照射されるようになっている。
このように、本実施形態では、ハロゲンランプ光源44等に比べ照射範囲が狭く、照射指向性が高い第1及び第2LED光源42、43をロービーム用、ハイビーム用の光源として用いていることから、対応する第1及び第2リフレクタ47、48を、第1及び第2LED光源42、43を広範囲に覆うように配設することが不要になっている。このため、第1及び第2リフレクタ47、48の配置自由度が高まり、上述したように第1及び第2LED光源42、43の下方のみに第1及び第2リフレクタ47、48を配設することが可能になっている。そして、その結果、図4〜図6に示すように、第1及び第2LED光源42、43に対し、該第1及び第2LED光源42、43の光の照射方向(ここでは、下方)とは車両上下方向において反対側(ここでは、上方)の空間を大きく確保することが可能になっている。
一方、第3リフレクタ49は、車両前方側が開放された箱形をなしており、その底面(後面)中心部には挿通孔49aを有している。この第3リフレクタ49は、挿通孔49aにハロゲンランプ光源44が挿通された状態で取付けられており、ハロゲンランプ光源44は、箱形をなす第3リフレクタ49によって広範囲に覆われている。
第1エクステンションベゼル50は、樹脂製であり、ランプハウジング40の形状に対応して枠状に形成されたベゼル本体部50aと、車幅方向外側部に形成された第1枠部50bと、車幅方向内側下部に形成された第2枠部50cと、該第2枠部50cの上方にてベゼル本体部50aの上部から車両下方に突出する上片部50dとが一体成形されている。
ここで、第2LED光源43から照射された光は、第2リフレクタ48で反射された後、図6に矢印で示すように、ベゼル本体部50aと第2枠部50cとにより囲まれた領域からハイビーム光として車両前方に照射される。また、ハロゲンランプ光源44からから照射された光は、第3リフレクタ49で反射された後、同様に、ベゼル本体部50aと第2枠部50cとにより囲まれた領域からターンシグナル光として車両前方に照射される。
第1エクステンションベゼル50では、ベゼル本体部50aと第1枠部50bとにより囲まれた領域に、第1インナレンズ52が嵌め込まれるとともに、ベゼル本体部50aと、第1及び第2枠部50b、50cと、上片部50dとにより囲まれた領域には、第2エクステンションベゼル51が嵌め込まれる。ここで、第1インナレンズ52は、対向車から自車の存在を認識させるためのポジションランプ用のインナレンズである。
第2エクステンションベゼル51は、第1エクステンションベゼル50と同様、樹脂製であり、略円形の光照射孔51bが形成されたベゼル本体部51aと、該ベゼル本体部51aの上部から車幅方向内側に向かって帯状に延びる帯状枠部51cとが一体成形されている。
また、帯状枠部51cには、その長手方向に沿ってスリット状に延びるレンズ嵌込部51dが形成されており、このレンズ嵌込部51dには、帯状の第2インナレンズ53が嵌め込まれる。
第2エクステンションベゼル51が第1エクステンションベゼル50に嵌め込まれた状態では、ベゼル本体部51aが、ベゼル本体部50aと、第1及び第2枠部50b、50cと、上片部50dとにより囲まれた領域に嵌め込まれ、図2、図4に示すように、車幅方向において第1LED光源42及び第1リフレクタ47と対応する位置に配設される。
ここで、第1LED光源42から照射された光は、第1リフレクタ47で反射された後、図4、図5に矢印で示すように、ベゼル本体部51aに形成された光照射孔51bからロービーム光として車両前方に照射される。
一方、帯状枠部51cは、第2枠部50cと上片部50dとの間の帯状の領域に嵌め込まれ、図5、図6に示すように、第2枠部50cと、上片部50dと、帯状枠部51cと、第2インナレンズ53とによって略連続した意匠面を形成するようになっている。
また、本実施形態では、帯状枠部51cの前記嵌め込みにより、第2インナレンズ53が、第1及び第2LED光源42、43に対し、該第1及び第2LED光源42、43の照射方向とは車両上下方向において反対側の上方の領域に配設されるとともに、第1及び第2リフレクタ47、48が配設された車幅方向の領域にかけて車幅方向に延びるように配設されている。
そして、車両1では、図1に示すように、車幅方向両側の車両用前照灯4、4の第2インナレンズ53、53のラインと、ボンネット3の前端部3a及びフロントグリル5の横板部5aのラインとが、仮想ラインLに沿って略一直線上に連続するように配置されている。
また、第2インナレンズ53は、透明性のある素材により構成されるとともに、その後面53a(図5、図6参照)においては、鋸歯状の切削加工が施されている。そして、後面53aが、図5に矢印で示すように第1リフレクタ47の反射光を受けた場合には、その光が、鋸歯状の斜面の屈折作用により、第2インナレンズ53に沿って車幅方向内側に導光され、第2インナレンズ53全体が発光するようになっている。なお、本明細書において、発光とは、光源が自ら光エネルギーを放出して光を発する場合のみならず、第2インナレンズ53のように、自ら光エネルギーを放出することなく、他からの光の照射を受けることによって光を発する場合も含むものとする。
また、第2インナレンズ53は、後面53aに前記切削加工が施されることにより、非透明な部材となっているとともに、第2LED光源43に対しは、図6に示すように、その車両前方に配設されている。このため、車両1を前方から見たとき、非透明な第2インナレンズ53によって第2LED光源43が見えないようになっている。
本実施形態では、ロービーム用、ハイビーム用の光源を、照射指向性が高い第1及び第2LED光源42、43とすることで、光学的ニーズを満足させつつ、対応する第1及び第2リフレクタ47、48の配置自由度を高めることができる。
そして、第1及び第2LED光源42、43の照射指向性の高さ、つまりは、第1及び第2リフレクタ47、48の配置自由度の高さを利用して、第1及び第2LED光源42、43に対し、該第1及び第2LED光源42、43の照射方向とは車両上下方向において反対側の上方の領域に、第1及び第2リフレクタ47、48が配設された車幅方向の領域にかけて車幅方向に延びるように第2インナレンズ53を配設することで、車幅方向に延びる新規なデザイン要素を車両用前照灯4に持たせることができる。
これにより、図1に示すように、車幅方向に延びる車両前部のデザイン要素(ボンネット3の前端部3a、フロントグリル5の横板部5a)と連続するように第2インナレンズ53を形成、配置すれば、前記車両前部のデザイン要素と合わせて第2インナレンズ53に一体感を持たせることが可能になり、光学的ニーズを満足させつつ、車両用前照灯4、4を含む車両前部のデザイン性を向上させることができる。
また、非透明の第2インナレンズ53を、第2LED光源43の車両前方に配設したことで、上述したように、車両1を前方から見たとき、第2インナレンズ53によって第2LED光源43が見えないようにすることができる。つまり、第2インナレンズ53を利用して第2LED光源43を隠すことができ、これによって、車両用前照灯4の見栄えを確保することができる。
なお、上述した実施形態では、第1及び第2LED光源42、43の照射方向を下方としているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、上方であってもよい。この場合、第1及び第2リフレクタは、第1及び第2LED光源の上方に配設される一方、第2インナレンズは、前記第1及び第2LED光源の照射方向とは反対側の下方の領域に配設されることになる。
また、車両用前照灯間4、4間において車幅方向に延びるデザイン要素を、ボンネット3の前端部3aとフロントグリル5の横板部5aとによって構成しているが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、ボンネットの前端部のみ、またはフロントグリルの横板部のみによって前記デザイン要素を構成してもよい。また、バンパーフェースやボンネットの表面に形成されたキャラクターラインやエンブレム、またはそれらの組み合わせによって前記デザイン要素を構成してもよい。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の、導光発光部材は、第2インナレンズ53に対応し、
以下同様に、
デザイン要素は、ボンネット3の前端部3a、フロントグリル5の横板部5aに対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
この発明の、導光発光部材は、第2インナレンズ53に対応し、
以下同様に、
デザイン要素は、ボンネット3の前端部3a、フロントグリル5の横板部5aに対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
1…車両
3…ボンネット
3a…前端部
4…車両用前照灯
5…フロントグリル
5a…横板部
40…ランプハウジング
42…第1LED光源
43…第2LED光源
47…第1リフレクタ
48…第2リフレクタ
53…第2インナレンズ
3…ボンネット
3a…前端部
4…車両用前照灯
5…フロントグリル
5a…横板部
40…ランプハウジング
42…第1LED光源
43…第2LED光源
47…第1リフレクタ
48…第2リフレクタ
53…第2インナレンズ
Claims (3)
- ランプハウジング内に、ロービーム用の第1LED光源と、ハイビーム用の第2LED光源とを備え、
対応するロービーム用の第1リフレクタ及びハイビーム用の第2リフレクタへの光の照射方向が略車両上下方向となるように、前記第1及び第2LED光源を車幅方向に並設するとともに、
前記第1及び第2リフレクタを、前記第1及び第2LED光源から照射された光を車両前方に反射するように配設し、
前記第1及び第2LED光源に対し、該第1及び第2LED光源の照射方向とは車両上下方向において反対側の領域に、前記第1及び第2リフレクタが配設された車幅方向の領域にかけて車幅方向に延びる導光発光部材を配設した
車両用前照灯。 - 前記導光発光部材は、非透明であり、
該導光発光部材を、前記第2LED光源の車両前方に配設した
請求項1記載の車両用前照灯。 - 請求項1または2記載の車両用前照灯を、車両前部の車幅方向両側に配設するとともに、
車幅方向両側の前記車両用前照灯間には、車幅方向に延びるデザイン要素を配設し、
前記導光発光部材と前記デザイン要素とを、車幅方向において略一直線上に配置した
車両用前照灯を備えた車両。
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