JP2014106249A - 偏光子およびその製造方法、表示装置 - Google Patents
偏光子およびその製造方法、表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014106249A JP2014106249A JP2012256728A JP2012256728A JP2014106249A JP 2014106249 A JP2014106249 A JP 2014106249A JP 2012256728 A JP2012256728 A JP 2012256728A JP 2012256728 A JP2012256728 A JP 2012256728A JP 2014106249 A JP2014106249 A JP 2014106249A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- polarizing plate
- polarizer
- base material
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
【解決手段】光透過性を有する基材21と、基材21の一面21aに形成された光拡散部23と、基材21の一面21aにおいて、光拡散部23の形成領域以外の領域に形成された遮光層22と、を備え、光拡散部23が、基材21側に光射出端面23bを有するとともに基材21側と反対側に光射出端面23bの面積よりも大きい面積の光入射端面23aを有し、光拡散部23の光入射端面23aから光射出端面23bまでの高さが遮光層22の層厚よりも大きく、光拡散部23の光入射端面23aと第2偏光板25が光学接着され、光拡散部23の厚さ方向に沿う端面と第2偏光板25の厚さ方向に沿う端面とが概ね合っている偏光子15。
【選択図】図2
Description
なお、本実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
以下、本発明の第一実施形態について、図1〜図3を用いて説明する。
本実施形態では、表示体として透過型の液晶表示素子を備えた液晶表示装置の例を挙げて説明する。
なお、以下の全ての図面においては、各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
本実施形態の液晶表示装置(表示装置)10は、バックライト(光源)12と、第1偏光板13と、液晶パネル14と、偏光子15とから概略構成されている。
偏光子15は、基材21と、基材21の一面(視認側と反対側の面)21aに形成された遮光層(光吸収層、黒色層)22と、遮光層22と同じ基材21の一面21aに形成された複数の光拡散部23と、光拡散部23の光入射端面23aに接着層24を介して接着された第2偏光板25とから概略構成されている。
観察者は、偏光子15が配置された図1における液晶表示装置10の上側から表示を見ることになる。よって、以下の説明では、偏光子15が配置された側を視認側と称し、バックライト12が配置された側を背面側と称する。
また、図1に示すように、液晶パネル14やバックライト12は、偏光子15よりもサイズが大きくなっている。
偏光子15は、図1に示すように、第2偏光板25が設けられた側を液晶パネル14に向け、基材21の側を視認側に向けた姿勢で、液晶パネル14上に配置されている。
また、複数の光拡散部23は、基材21の一面21aの法線方向から見て、周期的に配置されていても、非周期的に配置されていてもよいが、非周期的に配置されていることが好ましい。
また、複数の光拡散部23は、基材21の一面21aの法線方向から見て互いに等しい形状を有していてもよい。また、複数の光拡散部23は、基材21の一面21aの法線方向から見て互いに異なる複数種類のサイズ、形状の少なくとも一を有していてもよい。
遮光層22の層厚は、光拡散部23の光入射端面23aから光射出端面23bまでの高さよりも小さく設定されている。したがって、光拡散部23間の間隙は基材21の一面21aに接する部分には遮光層22が存在し、それ以外の部分には空気が存在している。
第2偏光板25としては、第1偏光板13と同様のものが用いられる。
なお、遮光層22は、基材21の一面21aのうち、光拡散部23の形成領域以外の領域に形成されているので、遮光層22の厚さ方向に沿う端面は、光拡散部23の端面23dおよび第2偏光板25の端面25aと概ね合っているか、あるいは、光拡散部23の端面23dおよび第2偏光板25の端面25aよりも内側に配置されている。
また、薄膜26は、基材21の他面21bに設けられるので、薄膜26の厚さ方向に沿う端面26aは、光拡散部23の端面23dおよび第2偏光板25の端面25aと概ね合っている。
さらに、接着層24は、光拡散部23の光入射端面23aに第2偏光板25を接着するために設けられているので、接着層24の厚さ方向に沿う端面24aは、光拡散部23の端面23dおよび第2偏光板25の端面25aと概ね合っているか、あるいは、光拡散部23の端面23dおよび第2偏光板25の端面25aよりも内側に配置されている。
ここでは、アクティブマトリクス方式の透過型液晶パネルを一例に挙げて説明するが、本発明に適用可能な液晶パネルはアクティブマトリクス方式の透過型液晶パネルに限るものではない。本発明に適用可能な液晶パネルは、例えば、半透過型(透過・反射兼用型)液晶パネルや反射型液晶パネルであってもよく、さらには、各画素がスイッチング用薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、 以下、TFTと略記する)を備えていない単純マトリクス方式の液晶パネルであってもよい。
液晶パネル14は、図3に示すように、スイッチング素子基板としてのTFT基板31と、TFT基板31に対向して配置されたカラーフィルター基板32と、TFT基板31とカラーフィルター基板32との間に挟持された液晶層33と、を有している。液晶層33は、TFT基板31と、カラーフィルター基板32と、TFT基板31とカラーフィルター基板32とを所定の間隔をおいて貼り合わせる枠状のシール部材(図示せず)と、によって囲まれた空間内に封入されている。本実施形態の液晶パネル14は、例えば、VA(Vertical Alignment、垂直配向)モードで表示を行うものであり、液晶層33には誘電率異方性が負の垂直配向液晶が用いられる。TFT基板31とカラーフィルター基板32との間には、これら基板間の間隔を一定に保持するための球状のスペーサー34が配置されている。なお、表示モードについては、上記のVAモードに限らず、TN(Twisted Nematic)モード、STN(Super Twisted Nematic)モード、IPS(In−Plane Switching)モード等を用いることができる。
ゲート絶縁膜41上には、半導体層36と対向するようにゲート電極37が形成されている。ゲート電極37の材料としては、例えば、W(タングステン)/TaN(窒化タンタル)の積層膜、Mo(モリブデン)、Ti(チタン)、Al(アルミニウム)等が用いられる。
第1層間絶縁膜42の材料としては、例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、もしくは、これらの積層膜等が用いられる。
第1層間絶縁膜42上に、ソース電極38およびドレイン電極39が形成されている。ソース電極38は、第1層間絶縁膜42とゲート絶縁膜41とを貫通するコンタクトホール43を介して半導体層36のソース領域に接続されている。同様に、ドレイン電極39は、第1層間絶縁膜42とゲート絶縁膜41とを貫通するコンタクトホール44を介して半導体層36のドレイン領域に接続されている。
ソース電極38およびドレイン電極39の材料としては、上述のゲート電極37と同様の導電性材料が用いられる。
第1層間絶縁膜42上に、ソース電極38およびドレイン電極39を覆うように第2層間絶縁膜45が形成されている。
第2層間絶縁膜45の材料としては、上述の第1層間絶縁膜42と同様の材料、もしくは、有機絶縁性材料が用いられる。
画素電極46の材料としては、例えば、ITO(Indium Tin Oxide、インジウム錫酸化物)、IZO(Indium Zinc Oxide、インジウム亜鉛酸化物)等の透明導電性材料が用いられる。
この構成により、ゲートバスラインを通じて走査信号が供給され、TFT40がオン状態となったときに、ソースバスラインを通じてソース電極38に供給された画像信号が、半導体層36、ドレイン電極39を経て画素電極46に供給される。また、画素電極46を覆うように第2層間絶縁膜45上の全面に配向膜48が形成されている。この配向膜48は、液晶層33を構成する液晶分子を垂直配向させる配向規制力を有している。なお、TFTの形態としては、図3に示したボトムゲート型TFTであってもよいし、トップゲート型TFTであってもよい。
ブラックマトリクス50は、画素間領域において光の透過を遮断する機能を有しており、Cr(クロム)やCr/酸化Crの多層膜等の金属、もしくは、カーボン粒子を感光性樹脂に分散させたフォトレジストで形成されている。
カラーフィルター51には、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色の色素が含まれており、TFT基板31上の一つの画素電極46にR,G,Bのいずれか一つのカラーフィルター51が対向して配置されている。
平坦化層52は、ブラックマトリクス50およびカラーフィルター51を覆う絶縁膜で構成されており、ブラックマトリクス50およびカラーフィルター51によってできる段差を緩和して平坦化する機能を有している。
平坦化層52上には対向電極53が形成されている。対向電極53の材料としては、画素電極46と同様の透明導電性材料が用いられる。
また、対向電極53上の全面に、垂直配向規制力を有する配向膜54が形成されている。
カラーフィルター51は、R、G、Bの3色以上の多色構成としてもよい。
以下では、偏光子15の製造工程を中心に説明する。
液晶パネル14の製造工程の概略を先に説明すると、最初に、TFT基板31とカラーフィルター基板32をそれぞれ作製する。その後、TFT基板31のTFT40が形成された側の面とカラーフィルター基板32のカラーフィルター51が形成された側の面とを対向させて配置し、TFT基板31とカラーフィルター基板32とをシール部材を介して貼り合わせる。その後、TFT基板31とカラーフィルター基板32とシール部材とによって囲まれた空間内に液晶を注入する。そして、このようにしてできた液晶パネル14のバックライト12側の面に、光学接着剤等を用いて第1偏光板13を貼り合わせる。以上の工程を経て、液晶パネル14が完成する。
なお、TFT基板31やカラーフィルター基板32の製造方法には従来から公知の方法が用いられるため、説明を省略する。
次いで、上記の塗膜60を形成した基材21をホットプレート上に載置し、温度90℃で塗膜のプリベークを行う。これにより、ブラックネガレジスト中の溶媒が揮発する。
なお、本実施形態では、視認側から見た遮光パターンの形状が円形パターンである場合を例示したが、本実施形態はこれに限定されない。本実施形態にあっては、視認側から見た遮光パターンの形状が図5(a)〜(i)に示すような種々の形状をなしていてもよい。
次いで、上記の塗膜63を形成した基材21をホットプレート上に載置し、温度95℃で塗膜63のプリベークを行う。これにより、透明ネガレジスト中の溶媒が揮発する。
その後、上記の塗膜63を形成した基材21をホットプレート上に載置し、温度95℃で塗膜63のポストエクスポージャーベイク(PEB)を行う。
次いで、図4(F)に示すように、基材21の他面21bに、反射防止層、偏光フィルター層、帯電防止層、防眩処理層、防汚処理層のうちの少なくとも1つをなす薄膜26を形成してもよい。
光制御フィルム64の全光線透過率は、90%以上が好ましい。全光線透過率が90%以上であると、十分な透明性が得られ、光制御フィルムに求められる光学性能を十分に発揮できる。全光線透過率は、JIS K7361−1の規定によるものである。
図6に示す製造装置70は、長尺の基材21をロール・トゥー・ロールで搬送し、その間に各種の処理を行うものである。また、この製造装置70は、遮光層22の形成に、上述のフォトマスク62を用いたフォトリソグラフィー法に代えて、印刷法を用いている。
ここでは、第2偏光板25としては、光制御フィルム64よりも面積が大きいものを用いる。
図9に示す製造装置80は、長尺の光制御フィルム64をロール・トゥー・ロールで搬送し、光制御フィルム64に第2偏光板25を貼着するものである。
以上の工程により、本実施形態の液晶表示装置10が完成する。
以下、本発明の第二実施形態について、図10および図11を用いて説明する。
本実施形態では、表示体として透過型の液晶表示素子を備えた液晶表示装置の例を挙げて説明する。
なお、以下の全ての図面においては、各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
本実施形態の液晶表示装置(表示装置)100は、バックライト(光源)102と、第1偏光板103と、液晶パネル104と、偏光子105とから概略構成されている。
偏光子105は、基材111と、基材111の一面(視認側と反対側の面)111aに形成された遮光層(光吸収層、黒色層)112と、遮光層112と同じ基材111の一面111aに形成された光拡散部113と、光拡散部113の光入射端面113aに接着層114を介して接着された第2偏光板115とから概略構成されている。
観察者は、偏光子105が配置された図10における液晶表示装置100の上側から表示を見ることになる。よって、以下の説明では、偏光子105が配置された側を視認側と称し、バックライト102が配置された側を背面側と称する。
また、図10に示すように、液晶パネル104やバックライト102は、偏光子105よりもサイズが大きくなっている。
偏光子105は、図10に示すように、第2偏光板115が設けられた側を液晶パネル104に向け、基材111の側を視認側に向けた姿勢で、液晶パネル104上に配置されている。
光拡散部113を構成する材料としては、上述の第一実施形態の光拡散部23を構成する材料と同様のものが用いられる。
遮光層112の層厚は、光拡散部113の光入射端面113aから光射出端面113bまでの高さよりも小さく設定されている。したがって、光拡散部113間の間隙は基材111の一面111aに接する部分には遮光層112が存在し、それ以外の部分には空気が存在している。
また、本実施形態でも、上述の第一実施形態と同様に、基材111の屈折率と光拡散部113の屈折率とは略同等であることが望ましい。
第2偏光板115としては、上述の第一実施形態の第1偏光板13と同様のものが用いられる。
なお、遮光層112は、基材111の一面111aのうち、光拡散部113の形成領域以外の領域に形成されているので、遮光層112の厚さ方向に沿う端面は、光拡散部113の端面113dおよび第2偏光板115の端面115aと概ね合っているか、あるいは、光拡散部113の端面113dおよび第2偏光板115の端面115aよりも内側に配置されている。
また、薄膜116は、基材111の他面111bに設けられるので、薄膜116の厚さ方向に沿う端面116aは、光拡散部113の端面113dおよび第2偏光板115の端面115aと概ね合っている。
さらに、接着層114は、光拡散部113の光入射端面113aに第2偏光板115を接着するために設けられているので、接着層114の厚さ方向に沿う端面114aは、光拡散部113の端面113dおよび第2偏光板115の端面115aと概ね合っているか、あるいは、光拡散部113の端面113dおよび第2偏光板115の端面115aよりも内側に配置されている。
第1偏光板103としては、上述の第一実施形態の第1偏光板13と同様のものが用いられる。
前記光拡散部が、前記基材側に光射出端面を有するとともに前記基材側と反対側に前記光射出端面の面積よりも大きい面積の光入射端面を有し、
前記光拡散部の前記光入射端面から前記光射出端面までの高さが前記遮光層の層厚よりも大きく、
前記光拡散部の前記光入射端面と偏光板が光学接着され、
前記光拡散部の厚さ方向に沿う端面と前記偏光板の厚さ方向に沿う端面とが概ね合っていることを特徴とする偏光子。
前記中空部に空気または前記光拡散部を形成する材料よりも低い屈折率を有する材料が存在していることを特徴とする(1)〜(10)のいずれかに記載の偏光子。
前記複数の光拡散部のうち、少なくとも1つの光拡散部の側面の傾斜角度が他の光拡散部の側面の傾斜角度と異なることを特徴とする(7)〜(11)のいずれかに記載の偏光子。
前記複数の光拡散部のうち、少なくとも1つの光拡散部の側面の傾斜角度が場所によって異なることを特徴とする(7)〜(11)のいずれかに記載の偏光子。
前記基材の一面に、前記遮光層を覆うように光透過性を有するネガ型感光性樹脂層を形成する工程と、
前記遮光層および前記ネガ型感光性樹脂層を形成した前記基材の一面と反対側の面から、前記遮光層の形成領域以外の領域を通して前記ネガ型感光性樹脂層に対して拡散光を照射し、前記ネガ型感光性樹脂層を露光する工程と、
前記露光が終わった前記ネガ型感光性樹脂層を現像し、前記基材側に光射出端面を有するとともに前記基材側と反対側に前記光射出端面の面積よりも大きい面積の光入射端面を有する光拡散部を前記基材の一面側に形成する工程と、
前記光拡散部の前記光入射端面に、光学接着剤を介して、偏光板を貼着する工程と、
前記基材、前記遮光層、前記光拡散部および前記偏光板を備えた積層体を、その厚さ方向に沿って切断して、前記光拡散部の厚さ方向に沿う端面と前記偏光板の厚さ方向に沿う端面とを概ね合わせて配置する工程と、を有することを特徴とする偏光子の製造方法。
前記基材の一面に、前記遮光層を覆うように光透過性を有するネガ型感光性樹脂層を形成する工程と、
前記遮光層および前記ネガ型感光性樹脂層を形成した前記基材の一面と反対側の面から、前記遮光層の開口部を通して前記ネガ型感光性樹脂層に対して拡散光を照射し、前記ネガ型感光性樹脂層を露光する工程と、
前記露光が終わった前記ネガ型感光性樹脂層を現像し、前記基材側に光射出端面を有するとともに前記基材側と反対側に前記光射出端面の面積よりも大きい面積の光入射端面を有する光拡散部を前記基材の一面側に形成する工程と、
前記光拡散部の前記光入射端面に、光学接着剤を介して、偏光板を貼着する工程と、
前記基材、前記遮光層、前記光拡散部および前記偏光板を備えた積層体を、その厚さ方向に沿って切断して、前記光拡散部の厚さ方向に沿う端面と前記偏光板の厚さ方向に沿う端面とを概ね合わせて配置する工程と、を有することを特徴とする偏光子の製造方法。
前記視野角拡大部材が、(1)〜(14)のいずれかに記載の偏光子で構成されていることを特徴とする表示装置。
前記偏光子の前記光拡散部のうち、隣接する光拡散部間の最大ピッチが、前記表示体の前記画素間のピッチよりも小さいことを特徴とする(17)に記載の表示装置。
Claims (5)
- 光透過性を有する基材と、前記基材の一面に形成された光拡散部と、前記基材の一面において、前記光拡散部の形成領域以外の領域に形成された遮光層と、を備え、
前記光拡散部が、前記基材側に光射出端面を有するとともに前記基材側と反対側に前記光射出端面の面積よりも大きい面積の光入射端面を有し、
前記光拡散部の前記光入射端面から前記光射出端面までの高さが前記遮光層の層厚よりも大きく、
前記光拡散部の前記光入射端面と偏光板が光学接着され、
前記光拡散部の厚さ方向に沿う端面と前記偏光板の厚さ方向に沿う端面とが概ね合っていることを特徴とする偏光子。 - 光透過性を有する基材の一面に点在するように複数の遮光層を形成する工程と、
前記基材の一面に、前記遮光層を覆うように光透過性を有するネガ型感光性樹脂層を形成する工程と、
前記遮光層および前記ネガ型感光性樹脂層を形成した前記基材の一面と反対側の面から、前記遮光層の形成領域以外の領域を通して前記ネガ型感光性樹脂層に対して拡散光を照射し、前記ネガ型感光性樹脂層を露光する工程と、
前記露光が終わった前記ネガ型感光性樹脂層を現像し、前記基材側に光射出端面を有するとともに前記基材側と反対側に前記光射出端面の面積よりも大きい面積の光入射端面を有する光拡散部を前記基材の一面側に形成する工程と、
前記光拡散部の前記光入射端面に、光学接着剤を介して、偏光板を貼着する工程と、
前記基材、前記遮光層、前記光拡散部および前記偏光板を備えた積層体を、その厚さ方向に沿って切断して、前記光拡散部の厚さ方向に沿う端面と前記偏光板の厚さ方向に沿う端面とを概ね合わせて配置する工程と、を有することを特徴とする偏光子の製造方法。 - 光透過性を有する基材の一面に開口部を有する遮光層を形成する工程と、
前記基材の一面に、前記遮光層を覆うように光透過性を有するネガ型感光性樹脂層を形成する工程と、
前記遮光層および前記ネガ型感光性樹脂層を形成した前記基材の一面と反対側の面から、前記遮光層の開口部を通して前記ネガ型感光性樹脂層に対して拡散光を照射し、前記ネガ型感光性樹脂層を露光する工程と、
前記露光が終わった前記ネガ型感光性樹脂層を現像し、前記基材側に光射出端面を有するとともに前記基材側と反対側に前記光射出端面の面積よりも大きい面積の光入射端面を有する光拡散部を前記基材の一面側に形成する工程と、
前記光拡散部の前記光入射端面に、光学接着剤を介して、偏光板を貼着する工程と、
前記基材、前記遮光層、前記光拡散部および前記偏光板を備えた積層体を、その厚さ方向に沿って切断して、前記光拡散部の厚さ方向に沿う端面と前記偏光板の厚さ方向に沿う端面とを概ね合わせて配置する工程と、を有することを特徴とする偏光子の製造方法。 - 表示体と、前記表示体の視認側に設けられ、前記表示体から入射される光の角度分布を入射前よりも広げた状態にして光を射出させる視野角拡大部材と、を含み、
前記視野角拡大部材が、請求項1に記載の偏光子で構成されていることを特徴とする表示装置。 - 前記表示体が、表示画像を構成する複数の画素を有し、
前記偏光子の前記光拡散部のうち、隣接する光拡散部間の最大ピッチが、前記表示体の前記画素間のピッチよりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012256728A JP2014106249A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 偏光子およびその製造方法、表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012256728A JP2014106249A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 偏光子およびその製造方法、表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014106249A true JP2014106249A (ja) | 2014-06-09 |
JP2014106249A5 JP2014106249A5 (ja) | 2015-10-29 |
Family
ID=51027833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012256728A Pending JP2014106249A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 偏光子およびその製造方法、表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014106249A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016093307A1 (ja) * | 2014-12-12 | 2016-06-16 | シャープ株式会社 | 表示装置、接着層付き光拡散部材及びその製造方法 |
JP2017123887A (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | 豊丸産業株式会社 | 演出手段および遊技機 |
KR20180062294A (ko) * | 2016-11-30 | 2018-06-08 | 엘지디스플레이 주식회사 | 편광판, 그 제조방법 및 표시장치 |
JP2018097365A (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド | ディスプレイ装置 |
US10371983B2 (en) | 2016-07-26 | 2019-08-06 | Lg Display Co., Ltd. | Display device |
WO2022188223A1 (zh) * | 2021-03-12 | 2022-09-15 | 武汉华星光电技术有限公司 | 一种偏光片及其制备方法、显示装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004212762A (ja) * | 2003-01-07 | 2004-07-29 | Sumitomo Chem Co Ltd | 光学フィルム積層品及びその製造方法 |
WO2012081410A1 (ja) * | 2010-12-14 | 2012-06-21 | シャープ株式会社 | 光拡散部材およびその製造方法、表示装置 |
WO2012086424A1 (ja) * | 2010-12-24 | 2012-06-28 | シャープ株式会社 | 光拡散部材およびその製造方法、表示装置 |
-
2012
- 2012-11-22 JP JP2012256728A patent/JP2014106249A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004212762A (ja) * | 2003-01-07 | 2004-07-29 | Sumitomo Chem Co Ltd | 光学フィルム積層品及びその製造方法 |
WO2012081410A1 (ja) * | 2010-12-14 | 2012-06-21 | シャープ株式会社 | 光拡散部材およびその製造方法、表示装置 |
WO2012086424A1 (ja) * | 2010-12-24 | 2012-06-28 | シャープ株式会社 | 光拡散部材およびその製造方法、表示装置 |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016093307A1 (ja) * | 2014-12-12 | 2016-06-16 | シャープ株式会社 | 表示装置、接着層付き光拡散部材及びその製造方法 |
JPWO2016093307A1 (ja) * | 2014-12-12 | 2017-11-02 | シャープ株式会社 | 表示装置、接着層付き光拡散部材及びその製造方法 |
US10168569B2 (en) | 2014-12-12 | 2019-01-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display device, adhesive-layer-including light-diffusion member, and method of manufacturing the light-diffusion member |
JP2017123887A (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | 豊丸産業株式会社 | 演出手段および遊技機 |
US10371983B2 (en) | 2016-07-26 | 2019-08-06 | Lg Display Co., Ltd. | Display device |
US10732449B2 (en) | 2016-07-26 | 2020-08-04 | Lg Display Co., Ltd. | Display device |
KR20180062294A (ko) * | 2016-11-30 | 2018-06-08 | 엘지디스플레이 주식회사 | 편광판, 그 제조방법 및 표시장치 |
KR102706999B1 (ko) | 2016-11-30 | 2024-09-12 | 엘지디스플레이 주식회사 | 편광판, 그 제조방법 및 표시장치 |
JP2018097365A (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド | ディスプレイ装置 |
WO2022188223A1 (zh) * | 2021-03-12 | 2022-09-15 | 武汉华星光电技术有限公司 | 一种偏光片及其制备方法、显示装置 |
US11852915B2 (en) | 2021-03-12 | 2023-12-26 | Wuhan China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd. | Polarizer, manufacturing method thereof, and display device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9274255B2 (en) | Light-diffusion member, manufacturing method thereof, and display device | |
US8926157B2 (en) | Light diffusing member and method of manufacturing the same, and display device | |
WO2012118137A1 (ja) | 光拡散部材およびその製造方法、表示装置 | |
JP5921042B2 (ja) | 光拡散部材の製造方法 | |
JP6136059B2 (ja) | 液晶表示装置、光制御フィルム、表示装置 | |
JP5908089B2 (ja) | 光拡散タッチパネルおよびその製造方法、表示装置 | |
WO2012081410A1 (ja) | 光拡散部材およびその製造方法、表示装置 | |
US9279919B2 (en) | Light diffusing member comprising hollow portions and a plurality of light-shielding layers dotted on one surface of a base material, method for manufacturing the same and display device | |
US10168569B2 (en) | Display device, adhesive-layer-including light-diffusion member, and method of manufacturing the light-diffusion member | |
WO2018161488A1 (zh) | 显示面板及其制造方法 | |
JP2014142368A (ja) | 光拡散部材およびその製造方法、表示装置 | |
US10185171B2 (en) | Light control member, method of manufacturing light control member, apparatus for manufacturing light control member, and display device | |
JP2014106249A (ja) | 偏光子およびその製造方法、表示装置 | |
US9594194B2 (en) | Light diffusion member, light diffusion member with polarizing plate, and method for fabrication of light diffusion member with polarizing plate | |
WO2015002072A1 (ja) | 光拡散部材及び表示装置 | |
JP6103377B2 (ja) | 表示装置及びその製造方法 | |
JP6212825B2 (ja) | 偏光板付き光拡散部材、偏光板付き光拡散部材の製造方法、及び表示装置 | |
WO2018153005A1 (zh) | 液晶显示装置 | |
WO2015037651A1 (ja) | 光拡散部材、及び表示装置 | |
JP2015094776A (ja) | 光拡散部材および表示装置 | |
WO2015005284A1 (ja) | 光拡散部材及び表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20150515 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150908 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150908 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160629 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160831 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170131 |