JP2014092396A - 原子力発電プラント - Google Patents
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Abstract
【課題】原子力発電プラントにおいて、原子炉における安全性の向上を可能とする。
【解決手段】加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時に二次系蒸気により駆動して蒸気発生器13に二次系冷却水を供給する補助給水ポンプ50を設けると共に、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時にダム61の水により補助タービン62を駆動して補助発電機63により発電可能な補助発電装置64を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時に二次系蒸気により駆動して蒸気発生器13に二次系冷却水を供給する補助給水ポンプ50を設けると共に、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時にダム61の水により補助タービン62を駆動して補助発電機63により発電可能な補助発電装置64を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、全ての交流電源が喪失したときに、原子炉の安定を維持させるための機能を持つ原子力発電プラントに関するものである。
例えば、加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)を有する原子力発電プラントは、軽水を原子炉冷却材及び中性子減速材として使用し、原子炉の炉心全体にわたって沸騰しない高温高圧水とし、この高温高圧水を蒸気発生器に送って熱交換により蒸気を発生させ、この蒸気をタービン発電機へ送って発電するものである。そして、蒸気発生器は、原子炉からの高温高圧の一次冷却水の熱を二次冷却水に伝え、二次冷却水で水蒸気を発生させるものである。
このような原子力発電プラントにて、津波や地震などの発生により、海水による冷却機能が喪失すると共に全ての交流電源が喪失すると、補助給水ポンプにより蒸気発生器の二次系に給水を行って一次系、つまり、原子炉を冷却すると共に、主蒸気逃がし弁を開放して二次系の圧力を低下させて冷却する。そして、この間に交流電源の復旧を行う。
原子力発電プラントにおける安全システムとしては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
従来の原子力発電プラントでは、全ての交流電源の喪失時に、原子炉や蒸気発生器の冷却や減圧を行いながら、非常用ディーゼル発電機や外部電源の確保などにより交流電源の復旧を図っているが、更なる安全性の向上が期待されている。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、原子炉における安全性の向上を可能とする原子力発電プラントを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の原子力発電プラントは、一次系冷却材を加熱する原子炉と、前記一次系冷却材と二次系冷却材との間で熱交換することで前記一次系冷却材を冷却すると共に二次系蒸気を生成する蒸気発生器と、前記二次系蒸気によりタービンを駆動して発電する発電装置と、前記タービンを駆動した後の前記二次系蒸気を冷却して前記二次系冷却材とする復水器と、所定量の水を貯留可能な貯水槽と、前記原子炉及び前記蒸気発生器の電源喪失時に前記貯水槽の水により補助タービンを駆動して発電可能な補助発電装置と、を有することを特徴とするものである。
従って、原子炉及び蒸気発生器の電源喪失時に、補助発電装置は、貯水槽の水を使用して補助タービンを駆動して発電することができることから、原子力発電プラントにおける各種の機器に送電することができ、発電装置を早期に復旧することに寄与し、原子炉における安全性を向上することができる。
本発明の原子力発電プラントでは、前記補助発電装置は、発電した電力を中央管理室に供給可能であることを特徴としている。
従って、原子炉及び蒸気発生器の電源喪失時に、補助発電装置は、発電した電力を中央管理室に送電することから、中央管理室にいるオペレータは、原子力発電プラントを管理することが可能となり、原子炉における安全性を向上することができる。
本発明の原子力発電プラントでは、前記貯水槽の水を前記補助発電装置に供給する第1給水経路と、前記第1給水経路に設けられる開閉弁とを有し、前記原子炉及び前記蒸気発生器の電源喪失時に前記開閉弁を開放することを特徴としている。
従って、原子炉及び蒸気発生器の電源喪失時に、前記開閉弁により第1給水経路を開放することから、貯水槽の水を第1給水経路により補助発電装置に供給することが可能となり、早期に補助発電装置による発電を開始することができる。
本発明の原子力発電プラントでは、前記補助発電装置からプラント冷却設備またはプラント給水設備まで第2給水経路が設けられることを特徴としている。
従って、補助発電装置の発電に利用した水を第2給水経路からプラント冷却設備やプラント給水設備に供給することができ、原子炉及び蒸気発生器の電源喪失時に、電力だけでなく、冷却機能や給水機能を確保することができる。
本発明の原子力発電プラントでは、前記原子炉及び前記蒸気発生器の電源喪失時に前記蒸気発生器に二次系冷却材を供給可能な補助ポンプを有する補助冷却材経路が設けられ、前記補助冷却材経路に補助冷却材タンクが連結されると共に、前記補助冷却材経路または前記補助冷却材タンクに前記貯水槽からの給水経路が連結されることを特徴としている。
従って、蒸気発生器に二次系冷却材を供給可能な補助冷却材経路に補助冷却材タンクだけでなく貯水槽からの給水経路を連結することで、蒸気発生器を冷却するのに必要な十分な量の二次系冷却材や水を確保することができる。
本発明の原子力発電プラントでは、前記貯水槽は、前記原子炉から所定距離離れて設けられたダムまたは貯水タンクであることを特徴としている。
従って、貯水槽としてダムや貯水タンクを利用することで、発電に必要な十分な量の水を容易に確保することができる。
本発明の原子力発電プラントによれば、原子炉と蒸気発生器と発電装置と復水器を設けると共に、貯水槽と、原子炉及び蒸気発生器の電源喪失時に貯水槽の水により補助タービンを駆動して発電可能な補助発電装置を設けるので、原子炉における安全性を向上することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明の原子力発電プラントの好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではなく、また、実施例が複数ある場合には、各実施例を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本発明の実施例1に係る原子力発電プラントを表す概略構成図、図2は、実施例1の原子力発電プラントの配置を表す平面図、図3は、実施例1の原子力発電プラントの配置を表す概略図である。
実施例1の原子炉は、軽水を原子炉冷却材及び中性子減速材として使用し、炉心全体にわたって沸騰しない高温高圧水とし、この高温高圧水を蒸気発生器に送って熱交換により蒸気を発生させ、この蒸気をタービン発電機へ送って発電する加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)である。
実施例1の加圧水型原子炉を有する原子力発電プラントにおいて、図1に示すように、原子炉格納容器11は、内部に加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13が格納されており、この加圧水型原子炉12と蒸気発生器13とは配管14,15を介して連結されており、配管14に加圧器16が設けられ、配管15に冷却水ポンプ17が設けられている。この場合、減速材及び一次冷却水(冷却材)として軽水を用い、炉心部における一次冷却水の沸騰を抑制するために、一次冷却系統は加圧器16により150〜160気圧程度の高圧状態を維持するように制御している。従って、加圧水型原子炉12にて、燃料(原子燃料)として低濃縮ウランまたはMOXにより一次冷却水として軽水が加熱され、高温の一次冷却水が加圧器16により所定の高圧に維持した状態で配管14を通して蒸気発生器13に送られる。この蒸気発生器13では、高温高圧の一次冷却水と二次冷却水との間で熱交換が行われ、冷やされた一次冷却水は配管15を通して加圧水型原子炉12に戻される。
蒸気発生器13は、配管18を介して蒸気タービン19と連結されており、この配管18に主蒸気隔離弁20が設けられている。蒸気タービン19は、高圧タービン21と低圧タービン22を有すると共に、発電機(発電装置)23が接続されている。また、高圧タービン21と低圧タービン22との間には、湿分分離加熱器24が設けられており、配管18から分岐した冷却水分岐配管25が湿分分離加熱器24に連結される一方、高圧タービン21と湿分分離加熱器24は低温再熱管26により連結され、湿分分離加熱器24と低圧タービン22は高温再熱管27により連結されている。
更に、蒸気タービン19の低圧タービン22は、復水器28を有しており、この復水器28は、配管18からバイパス弁29を有するタービンバイパス配管30が接続されると共に、冷却水(例えば、海水)を給排する取水管31及び排水管32が連結されている。この取水管31は、循環水ポンプ33を有し、排水管32と共に他端部が海中に配置されている。
そして、この復水器28は、配管34が接続されており、復水ポンプ35、グランドコンデンサ36、復水脱塩装置37、復水ブースタポンプ38、低圧給水加熱器39が接続されている。また、配管34は、脱気器40が連結されると共に、主給水ポンプ41、高圧給水加熱器42、主給水制御弁43が設けられている。
また、配管18は、主蒸気逃がし弁44を有する主蒸気逃がし配管45の一端部と、主蒸気安全弁46を有する主蒸気安全配管47の一端部が接続されており、各配管45,47の他端部は大気に開放している。一方、配管34は、主給水制御弁43と蒸気発生器13との間に補助給水配管(補助冷却材経路)48の一端部が接続されており、この補助給水配管48は、開閉弁49及び補助給水ポンプ50が設けられ、他端部に第1給水配管51により純水タンク(補助冷却材タンク)52が連結されると共に、第2給水配管53により復水タンク(補助冷却材タンク)54が連結されている。そして、各給水配管51,53に開閉弁55,56が設けられている。
補助給水ポンプ50は、蒸気によりタービンが回転することで駆動するものであり、配管18における主蒸気安全配管47と主蒸気隔離弁20との間から分岐した冷却水分岐配管57が補助給水ポンプ50まで延設されている。また、開閉弁49,55,56は、内蔵された二次電池により開閉可能な電磁弁であり、通常は閉止して非常時に開放する。
従って、蒸気発生器13にて、高温高圧の一次冷却水と熱交換を行って生成された蒸気は、配管18を通して蒸気タービン19(高圧タービン21から低圧タービン22)に送られ、この蒸気により蒸気タービン19を駆動して発電機23により発電を行う。このとき、蒸気発生器13からの蒸気は、高圧タービン21を駆動した後、湿分分離加熱器24で蒸気に含まれる湿分が除去されると共に加熱されてから低圧タービン22を駆動する。そして、蒸気タービン19を駆動した蒸気は、復水器28で海水を用いて冷却されて復水となり、グランドコンデンサ36、復水脱塩装置37、低圧給水加熱器39、脱気器40、高圧給水加熱器42などを通して蒸気発生器13に戻される。
そして、蒸気発生器13は、配管18,34を介して蒸気タービン19と連結されており、循環水ポンプ33、復水ポンプ35、復水ブースタポンプ38、主給水ポンプ41などにより冷却水(蒸気)が循環している。この各種ポンプ33,35,38,41などは、電源装置(プラント内交流電源、外部電源、非常用ディーゼル発電機、非常用バッテリ、いずれも図示略)からの給電により駆動するものであることから、津波や地震などによりこの電源装置が喪失(原子炉及び蒸気発生器などのための全交流電源の喪失)したときには、これらを駆動して冷却水を循環することができず、加圧水型原子炉12や蒸気発生器13を冷却することが困難となる。
そのため、電源装置が喪失したとき、主蒸気逃がし弁44や主蒸気安全弁46を開放することで、蒸気発生器13の蒸気(二次冷却水)を配管18から主蒸気逃がし配管45や主蒸気安全配管47を通して大気に開放し、蒸気発生器13内の圧力を低下させて冷却している。また、このとき、開閉弁49,55を開放することで、配管18内の蒸気を冷却水分岐配管57から補助給水ポンプ50に供給し、この補助給水ポンプ50を駆動し、純水タンク52の純水を第1給水配管51及び補助給水配管48から配管34を通して蒸気発生器13に供給し、この蒸気発生器13を冷却している。なお、純水タンク52の純水がないときは、復水タンク54の複水を第2給水配管53及び補助給水配管48から配管34を通して蒸気発生器13に供給し、この蒸気発生器13を冷却する。そして、この間に電源装置の復旧を行っている。
このように原子力発電プラントでは、電源装置が喪失したときの安全システムが構築されているものの、更なる安全性の向上が求められている。そこで、実施例1の原子力発電プラントにあっては、電源喪失時に、非常用電力を確保するための水力発電設備を設けている。
実施例1の原子力発電プラントは、加圧水型原子炉12と、蒸気発生器13と、蒸気タービン19を駆動して発電する発電機23と、復水器28とを有すると共に、所定量の水を貯留可能な貯水槽としてのダム61と、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源装置喪失時にこのダム61の水により補助タービン62を駆動して発電可能な補助発電機63を有する補助発電装置64とを有している。この場合、ダム61と補助発電装置64により水力発電設備が構成されている。
即ち、図2及び図3に示すように、山岳部101が海102まで迫っている地形を有する地域にて、海岸線に沿った平坦地103に上述した原子力発電プラント104が設置されている。一方、山岳部101における所定の湧水領域に設けられた貯水池105に対してダム(貯水槽)61が設けられており、ダム61に導水管(第1給水経路)65を介して補助発電装置64が連結されている。この貯水池105及びダム61は、原子力発電プラント104と同じ山岳部ではなく、尾根を隔てて異なる山岳部に設けられている。
この補助発電装置64にて、補助発電機63は、ダム61から導水管65を介して供給された水により補助タービン62が駆動することで発電することができる。また、補助発電装置64は、第3給水配管66を介して原子力発電プラント104に連結されており、発電に使用した水をこの第3給水配管66により原子力発電プラント104に供給し、給水や冷却水として作用することができる。この場合、ダム61は、内部に補助発電装置64を有しており、ダム61の貯水口(図示略)と補助発電装置64は、ダム61の内部で導水管65により連結されている。
詳細に説明すると、図1に示すように、原子力発電プラント104は、配管34に補助給水配管48が接続され、この補助給水配管48に補助給水ポンプ50が設けられると共に、第1給水配管51により純水タンク52が連結され、第2給水配管53により復水タンク54が連結されている。そして、復水タンク54は、第3給水配管(第2給水経路)66が接続されており、この第3給水配管66は、開閉弁67が設けられると共に、端部に補助発電装置64が接続されている。そして、補助発電装置64は、導水管(第1給水経路)65によりダム61に接続されており、導水管65に開閉弁68が設けられている。なお、この第3給水配管66を復水タンク54に接続せずに直接補助給水配管48に接続しても良く、この場合、第1給水配管51や第2給水配管53とは別に独立して第3給水配管66を設けることができる。また、第3給水配管66を復水タンク54と補助給水配管48の両方に接続してもよい。
なお、導水管65及び第3給水配管66は、開閉弁67,68より上流側に給水開放経路69,70が接続されると共に開放弁71,72が設けられている。また、図示しないが、第3給水配管66と導水管65に所定の圧力で開放するリリーフ弁を設けてもよい。
補助発電装置64は、電源装置が喪失したとき、ダム61からの水により発電し、発電した電力を原子力発電プラント104の中央管理室106に供給可能となっている。即ち、補助発電装置64は、中央管理室106まで非常電力供給ライン107が設けられている。この場合、発電量や電力を必要とする箇所に応じて、例えば、加圧水型原子炉12の各種センサ、空調設備、証明設備などに電力を供給するようにしてもよい。
また、第3給水配管66は、補助発電装置64と開閉弁67との間に分岐給水配管73が接続され、プラント冷却設備74に接続する冷却配管(第2給水経路)75と、プラント給水設備76に接続する給水配管(第2給水経路)77が設けられている。そして、冷却配管75と給水配管77に開閉弁78,79が設けられている。なお、ダム61からの水を直接プラント冷却設備74やプラント給水設備76に供給する経路を設けてもよい。
従って、電源装置が喪失したとき、非常用電源設備が作動するものの、電力が不足したとき、開閉弁68を開放することで、貯水池105の水をダム61から導水管65を通して補助発電装置64に供給し、補助タービン62を駆動して補助発電機63による発電を開始する。そのため、電源装置が喪失したとき、補助発電装置64は、非常電力供給ライン107により中央管理室106に非常電力を供給することができ、必要に応じて、加圧水型原子炉12の各種センサ、空調設備、証明設備などに電力を供給することができる。
また、純水タンク52の純水や復水タンク54の複水の量が不十分であるとき、開閉弁67を開放することで、補助発電装置64が発電に使用した水を第3給水配管66及び補助給水配管48から配管34を通して蒸気発生器13に供給し、この蒸気発生器13を冷却することができる。更に、開閉弁78,79を開放することで、補助発電装置64が発電に使用した水を分岐給水配管73から冷却配管75を通してプラント冷却設備74に供給したり、給水配管77を通してプラント給水設備76に供給したりすることもできる。
ここで、実施例1の原子力発電プラントにおける作用について説明する。
実施例1の原子力発電プラントにおいて、図1に示すように、津波や地震などにより加圧水型原子炉12や蒸気発生器13を作動する全ての電源装置が喪失したとき、まず、主蒸気逃がし弁44が開放されることで、蒸気発生器13の蒸気が配管18から主蒸気逃がし配管45を通して大気に開放され、蒸気発生器13内の圧力を低下して冷却する。また、このとき、開閉弁49,55を開放することで、配管18内の蒸気を冷却水分岐配管57から補助給水ポンプ50に供給し、この補助給水ポンプ50を駆動し、純水タンク52の純水を第1給水配管51及び補助給水配管48から配管34を通して蒸気発生器13に供給し、この蒸気発生器13を冷却する。なお、純水タンク52の純水がないときは、復水タンク54の複水を第2給水配管53及び補助給水配管48から配管34を通して蒸気発生器13に供給し、この蒸気発生器13を冷却する。
更に、電源装置が喪失すると、非常用電源設備が作動するが、電力が不足する可能性がある。また、この非常用電源設備が使用できない可能性もある。このとき、開閉弁68を開放することで、ダム61の水を導水管65から補助発電装置64に供給し、補助タービン62を駆動して補助発電機63による発電を開始する。そして、補助発電装置64は、発電した電力を非常電力供給ライン107により中央管理室106に供給するし、必要に応じて、加圧水型原子炉12の各種センサ、空調設備、証明設備などに電力を供給する。
また、純水タンク52の純水や復水タンク54の複水の量が足りなくなったり、使用できなくなったとき、開閉弁67を開放することで、補助発電装置64が発電に使用した水を第3給水配管66及び補助給水配管48から配管34を通して蒸気発生器13に供給し、この蒸気発生器13を冷却する。このとき、補助発電装置64が作動して電力を中央管理室106に供給していることから、オペレータは、補機や計器類を監視しながら、原子力発電プラント104を管理し、この間に喪失した電源装置の復旧を安全に行うことができる。
更に、開閉弁78,79を開放することで、補助発電装置64が発電に使用した水を分岐給水配管73から冷却配管75を通してプラント冷却設備74に供給したり、給水配管77を通してプラント給水設備76に供給したりする。
このように実施例1の原子力発電プラントにあっては、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時に二次系蒸気により駆動して蒸気発生器13に二次系冷却水を供給する補助給水ポンプ50を設けると共に、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時にダム61の水により補助タービン62を駆動して補助発電機63により発電可能な補助発電装置64を設けている。
従って、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時に、二次系蒸気により補助給水ポンプ50が駆動して蒸気発生器13に二次系冷却水を供給するため、この蒸気発生器13及び加圧水型原子炉12を適正に冷却することができる。また、補助発電装置64は、ダム61の水を使用して補助タービン62を駆動して発電することができることから、原子力発電プラント104における各種の機器に送電することができ、発電装置を早期に復旧することに寄与し、加圧水型原子炉12における安全性を向上することができる。
実施例1の原子力発電プラントでは、補助発電装置64は、発電した電力を中央管理室106に供給可能としている。従って、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時に、補助発電装置64は、発電した電力を中央管理室106に送電することから、中央管理室106にいるオペレータは、原子力発電プラント104を管理することが可能となり、加圧水型原子炉12における安全性を向上することができる。
実施例1の原子力発電プラントでは、ダム61の水を補助発電装置64に供給する導水管65と、導水管65に設けられる開閉弁68とを設け、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時に開閉弁68を開放する。従って、電源喪失時に、開閉弁68により導水管65を開放することから、ダム61の水を導水管65により補助発電装置64に供給することが可能となり、早期に補助発電装置64による発電を開始することができる。
実施例1の原子力発電プラントでは、補助発電装置64からプラント冷却設備74またはプラント給水設備76まで配管75,77が設けられている。従って、補助発電装置64の発電に利用した水をプラント冷却設備74やプラント給水設備76に供給することができ、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時に、電力だけでなく、冷却機能や給水機能を確保することができる。
実施例1の原子力発電プラントでは、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時に蒸気発生器13に冷却水を供給可能な補助給水ポンプ50を有する補助給水配管48を設け、補助給水配管48に純水タンク52や復水タンク54を連結すると共に、ダム61からの導水管65及び第3給水配管66を連結している。従って、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時に、ダム61の水を蒸気発生器13に供給して冷却することができ、冷却に必要な十分な量の二次系冷却材や水を確保することができる。
実施例1の原子力発電プラントでは、ダム61を加圧水型原子炉12から所定距離張られて設けている。従って、発電に必要な十分な量の水を容易に確保することができる。
図4は、本発明の実施例2に係る原子力発電プラントを表す概略構成図、図5は、実施例2の原子力発電プラントの配置を表す平面図、図6は、実施例2の原子力発電プラントの配置を表す概略図である。
実施例2の原子力発電プラントは、図4に示すように、加圧水型原子炉12と、蒸気発生器13と、蒸気タービン19を駆動して発電する発電機23と、復水器28とを有すると共に、所定量の水を貯留可能な貯水槽としてのダム81と、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源装置喪失時にこのダム81の水により補助タービン82を駆動して発電可能な補助発電機83を有する補助発電装置84とを有している。この場合、ダム81と補助発電装置84により水力発電設備が構成されている。
即ち、図5及び図6に示すように、山岳部101が海102まで迫っている地形を有する地域にて、海岸線に沿った平坦地103に上述した原子力発電プラント104が設置されている。一方、山岳部101における所定の湧水領域に設けられた貯水池111に対してダム(貯水槽)81が設けられており、ダム81に導水管(第1給水経路)85を介して補助発電装置84が連結されている。
この補助発電装置84にて、補助発電機83は、ダム81から導水管85を介して供給された水により補助タービン82が駆動することで発電することができる。また、補助発電装置84は、第3給水配管86を介して原子力発電プラント104に連結されており、発電に使用した水をこの第3給水管86により原子力発電プラント104に供給し、給水や冷却水として作用することができる。この場合、ダム81は、小規模ダムであり、補助発電装置84と所定距離をもっている。
詳細に説明すると、図4に示すように、原子力発電プラント104は、配管34に補助給水配管48が接続され、この補助給水配管48に補助給水ポンプ50が設けられると共に、第1給水配管51により純水タンク52が連結され、第2給水配管53により復水タンク54が連結されている。また、復水タンク54は、第3給水配管(第2給水経路)86が接続されており、この第3給水配配管86は、開閉弁87が設けられると共に、端部に補助発電装置84が接続されている。そして、補助発電装置84は、導水管(第1給水経路)85によりダム81に接続されており、導水管85に開閉弁88が設けられている。
補助発電装置84は、電源装置が喪失したとき、ダム81からの水により発電し、発電した電力を原子力発電プラント104の中央管理室106に供給可能となっている。また、このとき、補助発電装置84で使用した水をプラント冷却設備74に供給可能であると共に、プラント給水設備76に供給可能となっている。
従って、電源装置が喪失したとき、非常用電源設備が作動するものの、電力が不足したとき、開閉弁88を開放することで、貯水池111の水をダム81から導水管85を通して補助発電装置84に供給し、補助タービン82を駆動して補助発電機83による発電を開始する。そのため、電源装置が喪失したとき、補助発電装置84は、非常電力供給ライン107により中央管理室106に非常電力を供給することができ、必要に応じて、加圧水型原子炉12の各種センサ、空調設備、証明設備などに電力を供給することができる。
また、純水タンク52の純水や復水タンク54複水の量が不十分であるとき、開閉弁87を開放することで、補助発電装置84が発電に使用した水を第3給水配管86及び補助給水配管48から配管34を通して蒸気発生器13に供給し、この蒸気発生器13を冷却することができる。更に、開閉弁78,79を開放することで、補助発電装置84が発電に使用した水を分岐給水配管73から冷却配管75を通してプラント冷却設備74に供給したり、給水配管77を通してプラント給水設備76に供給したりすることもできる。
このように実施例2の原子力発電プラントにあっては、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時に二次系蒸気により駆動して蒸気発生器13に二次系冷却水を供給する補助給水ポンプ50を設けると共に、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時にダム81の水により補助タービン82を駆動して補助発電機83により発電可能な補助発電装置84を設けている。
従って、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時に、二次系蒸気により補助給水ポンプ50が駆動して蒸気発生器13に二次系冷却水を供給するため、この蒸気発生器13及び加圧水型原子炉12を適正に冷却することができる。また、補助発電装置84は、ダム81の水を使用して補助タービン82を駆動して発電することができることから、原子力発電プラント104における各種の機器に送電することができ、発電装置を早期に復旧することに寄与し、加圧水型原子炉12における安全性を向上することができる。
図7は、本発明の実施例3に係る原子力発電プラントを表す概略構成図、図8は、実施例3の原子力発電プラントの配置を表す平面図、図9は、実施例3の原子力発電プラントの配置を表す概略図である。
実施例3の原子力発電プラントは、図7に示すように、加圧水型原子炉12と、蒸気発生器13と、蒸気タービン19を駆動して発電する発電機23と、復水器28とを有すると共に、所定量の水を貯留可能な貯水槽としての貯水タンク91と、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源装置喪失時にこの貯水タンク91の水により補助タービン92を駆動して発電可能な補助発電機93を有する補助発電装置94とを有している。この場合、貯水タンク91と補助発電装置94により水力発電設備が構成されている。
即ち、図8及び図9に示すように、山岳部101が海102まで迫っている地形を有する地域にて、海岸線に沿った平坦地103に上述した原子力発電プラント104が設置されている。一方、山岳部101における所定の位置に貯水タンク91が設けられており、貯水タンク91に導水管(第1給水経路)95を介して補助発電装置94が連結されている。この場合、貯水タンク91は、複数設けられており、導水管95が切替可能となっている。
この補助発電装置94にて、補助発電機93は、貯水タンク91から導水管95を介して供給された水により補助タービン92が駆動することで発電することができる。また、補助発電装置94は、第3給水配管96を介して原子力発電プラント104に連結されており、発電に使用した水をこの第3給水配管96により原子力発電プラント104に供給し、給水や冷却水として作用することができる。
詳細に説明すると、図7に示すように、原子力発電プラント104は、配管34に補助給水配管48が接続され、この補助給水配管48に補助給水ポンプ50が設けられると共に、第1給水配管51により純水タンク52が連結され、第2給水配管53により復水タンク54が連結されている。また、復水タンク54は、第3給水配管(第2給水経路)96が接続されており、この第3給水配管96は、開閉弁97が設けられると共に、端部に補助発電装置94が接続されている。そして、補助発電装置94は、導水管(第1給水経路)95により貯水タンク91に接続されており、導水管95に開閉弁98が設けられている。
補助発電装置94は、電源装置が喪失したとき、貯水タンク91からの水により発電し、発電した電力を原子力発電プラント104の中央管理室106に供給可能となっている。また、このとき、補助発電装置94で使用した水をプラント冷却設備74に供給可能であると共に、プラント給水設備76に供給可能となっている。
なお、貯水タンク91は、周辺にある貯水池や河川、または、ダムの水などを貯留可能であり、また、揚水式水力発電を用いてもよい。即ち、原子力発電プラント104の近傍に調整池(海)を設け、夜間に電気を使って調整池の水を貯水タンク91に移動して貯水するようにしてもよい。
従って、電源装置が喪失したとき、非常用電源設備が作動するものの、電力が不足したとき、開閉弁98を開放することで、貯水タンク91の水を導水管95から補助発電装置94に供給し、補助タービン92を駆動して補助発電機93による発電を開始する。そのため、電源装置が喪失したとき、補助発電装置94は、非常電力供給ライン107により中央管理室106に非常電力を供給することができ、必要に応じて、加圧水型原子炉12の各種センサ、空調設備、証明設備などに電力を供給することができる。
また、純水タンク52の純水や復水タンク54の複水の量が不十分であるとき、開閉弁97を開放することで、補助発電装置94が発電に使用した水を第3給水配管96及び補助給水配管48から配管34を通して蒸気発生器13に供給し、この蒸気発生器13を冷却することができる。更に、開閉弁78,79を開放することで、補助発電装置94が発電に使用した水を分岐給水配管73から冷却配管75を通してプラント冷却設備74に供給したり、給水配管77を通してプラント給水設備76に供給したりすることもできる。
このように実施例3の原子力発電プラントにあっては、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時に二次系蒸気により駆動して蒸気発生器13に二次系冷却水を供給する補助給水ポンプ50を設けると共に、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時に貯水タンク91の水により補助タービン92を駆動して補助発電機93により発電可能な補助発電装置94を設けている。
従って、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13の電源喪失時に、二次系蒸気により補助給水ポンプ50が駆動して蒸気発生器13に二次系冷却水を供給するため、この蒸気発生器13及び加圧水型原子炉12を適正に冷却することができる。また、補助発電装置94は、貯水タンク91の水を使用して補助タービン92を駆動して発電することができることから、原子力発電プラント104における各種の機器に送電することができ、発電装置を早期に復旧することに寄与し、加圧水型原子炉12における安全性を向上することができる。
12 加圧水型原子炉
13 蒸気発生器
18,34 配管
19 蒸気タービン
23 発電機
28 復水器
44 主蒸気逃がし弁
45 主蒸気逃がし配管
48 補助給水配管(補助冷却材経路)
50 補助給水ポンプ
51 第1給水配管
52 純水タンク(補助冷却材タンク)
53 第2給水配管
54 復水タンク(補助冷却材タンク)
61,81 ダム
62,82,92 補助タービン
63,83,93 補助発電機
64,84,94 補助発電装置
65,85,95 導水管(第1給水経路)
66,86,96 第3給水配管(第2給水経路)
13 蒸気発生器
18,34 配管
19 蒸気タービン
23 発電機
28 復水器
44 主蒸気逃がし弁
45 主蒸気逃がし配管
48 補助給水配管(補助冷却材経路)
50 補助給水ポンプ
51 第1給水配管
52 純水タンク(補助冷却材タンク)
53 第2給水配管
54 復水タンク(補助冷却材タンク)
61,81 ダム
62,82,92 補助タービン
63,83,93 補助発電機
64,84,94 補助発電装置
65,85,95 導水管(第1給水経路)
66,86,96 第3給水配管(第2給水経路)
Claims (6)
- 一次系冷却材を加熱する原子炉と、
前記一次系冷却材と二次系冷却材との間で熱交換することで前記一次系冷却材を冷却すると共に二次系蒸気を生成する蒸気発生器と、
前記二次系蒸気によりタービンを駆動して発電する発電装置と、
前記タービンを駆動した後の前記二次系蒸気を冷却して前記二次系冷却材とする復水器と、
所定量の水を貯留可能な貯水槽と、
前記原子炉及び前記蒸気発生器の電源喪失時に前記貯水槽の水により補助タービンを駆動して発電可能な補助発電装置と、
を有することを特徴とする原子力発電プラント。 - 前記補助発電装置は、発電した電力を中央管理室に供給可能であることを特徴とする請求項1に記載の原子力発電プラント。
- 前記貯水槽の水を前記補助発電装置に供給する第1給水経路と、前記第1給水経路に設けられる開閉弁とを有し、前記原子炉及び前記蒸気発生器の電源喪失時に前記開閉弁を開放することを特徴とする請求項1または2に記載の原子力発電プラント。
- 前記補助発電装置からプラント冷却設備またはプラント給水設備まで第2給水経路が設けられることを特徴とする請求項3に記載の原子力発電プラント。
- 前記原子炉及び前記蒸気発生器の電源喪失時に前記蒸気発生器に二次系冷却材を供給可能な補助ポンプを有する補助冷却材経路が設けられ、前記補助冷却材経路に補助冷却材タンクが連結されると共に、前記補助冷却材経路または前記補助冷却材タンクに前記貯水槽からの給水経路が連結されることを特徴とする請求項1または2に記載の原子力発電プラント。
- 前記貯水槽は、前記原子炉から所定距離離れて設けられたダムまたは貯水タンクであることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の原子力発電プラント。
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JP2012241767A JP2014092396A (ja) | 2012-11-01 | 2012-11-01 | 原子力発電プラント |
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Cited By (1)
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CN108278590A (zh) * | 2018-03-14 | 2018-07-13 | 西安热工研究院有限公司 | 一种高温气冷堆核电站停堆冷却的系统和方法 |
-
2012
- 2012-11-01 JP JP2012241767A patent/JP2014092396A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108278590A (zh) * | 2018-03-14 | 2018-07-13 | 西安热工研究院有限公司 | 一种高温气冷堆核电站停堆冷却的系统和方法 |
CN108278590B (zh) * | 2018-03-14 | 2023-08-01 | 西安热工研究院有限公司 | 一种高温气冷堆核电站停堆冷却的系统和方法 |
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