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JP2014083392A - 洗濯機 - Google Patents

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JP2014083392A
JP2014083392A JP2012237115A JP2012237115A JP2014083392A JP 2014083392 A JP2014083392 A JP 2014083392A JP 2012237115 A JP2012237115 A JP 2012237115A JP 2012237115 A JP2012237115 A JP 2012237115A JP 2014083392 A JP2014083392 A JP 2014083392A
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filter
drying
air
passage
washing machine
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JP2012237115A
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English (en)
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Takuma Tanaka
拓馬 田中
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】フィルタの取付方向や清掃構造および風経路を複雑にすることなく、簡単な構成でフィルタの糸屑などの除去が容易にできる洗濯機を提供する。
【解決手段】水槽と、水槽内に加熱した空気を吹き出す乾燥ユニット(100)と、乾燥ユニット(100)内かつ水槽内からの空気が吸い込まれる風通路(P)に設けられ、フィルタ面が略縦方向のフィルタ(200)と、風通路(P)内のフィルタ(200)の下流側に配置され、フィルタ(200)に向かって流体を吹き出すノズル(300)とを備える。
【選択図】図8

Description

この発明は、洗濯機に関し、詳しくは乾燥機能を備えた洗濯機に関する。
乾燥機能を備えた洗濯機において、乾燥運転中にフィルタに堆積した糸屑は、乾燥性能の低下につながるため、運転終了後にユーザーが毎回手入れする必要がある。これは、ユーザーに負担を強いることになってしまうため、フィルタを自動で清掃できる機能を有したものが考えられている。
このようなフィルタ自動清掃機能を備えた従来の第1の洗濯機として、下から上に流れる循環経路部にフィルタを配置し、上から水をシャワー状にかけ、フィルタ下面に付着、堆積していた糸屑を洗い流すものがある(例えば、特開2009−142351(特許文献1)参照)。
また、フィルタ自動清掃機能を備えた従来の第2の洗濯機として、循環空気が水槽から出て乾燥ユニットへ入る経路の水槽側の出口部にフィルタを配置して、乾燥運転中のドラム遠心力によってドラム後方に配置された防塵体がフィルタの上に移動するように設定することで、乾燥運転中は糸屑を常に除去して乾燥効率低下を防ぐものがある(例えば、特開2008−272222号公報(特許文献2)参照)。
また、フィルタ自動清掃機能を備えた従来の第3の洗濯機として、循環経路に糸屑回収経路としてバイパスを設けて、フィルタに堆積した糸屑を所定の回収箱に集めるものがある(例えば、特開2004−154321号公報(特許文献3)参照)。
特開2009−142351号公報 特開2008−272222号公報 特開2004−154321号公報
上記従来の第1の洗濯機では、フィルタ部に上から下に散水して糸屑を洗い流すためにフィルタの取付方向が水平方向に制限されて、取り外しが容易な構造にできないという問題がある。
また、上記従来の第2の洗濯機では、水槽の後方にフィルタを配置し、遠心力によって上下動するバネを有する防塵体をドラム後方に取り付け、この防塵体が乾燥時にドラムの回転による遠心力でフィルタの位置まで移動して糸屑を掻き落とすため、構造が複雑になるという問題がある。
また、上記従来の第3の洗濯機では、本来の循環経路とは別のバイパスを設けて、その循環経路内でフィルタに堆積した糸屑を自動で回収するため、循環経路を含む風経路が複雑になってしまうという問題がある。
そこで、この発明の課題は、フィルタの取付方向や清掃構造および風経路を複雑にすることなく、簡単な構成でフィルタの糸屑などの除去が容易にできる洗濯機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の洗濯機は、
水槽と、
上記水槽内に加熱した空気を吹き出す乾燥ユニットと、
上記乾燥ユニット内かつ上記水槽内からの空気が吸い込まれる風通路に設けられ、フィルタ面が略縦方向のフィルタと、
上記風通路内の上記フィルタの下流側に配置され、上記フィルタに向かって流体を吹き出すノズルと
を備えたことを特徴とする。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記フィルタは、縦方向に延在する縦枠部と、その縦枠部の下端から上流側かつ横方向に屈曲して延びる屈曲部と、上記縦枠部に設けられた網部とを有する。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記乾燥ユニットの上記風通路内かつ上記フィルタの下流側に配置され、上記風通路内の気流を制御するフラップを備え、
上記フラップに上記ノズルを設けた。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記乾燥ユニットを介して上記水槽内の空気を外部に排出するための排気乾燥通路と、
上記乾燥ユニットを介して上記水槽内の空気を循環させる循環乾燥通路と
を備え、
上記フラップは、上記循環乾燥通路が閉じて上記排気乾燥通路が開く第1フラップ位置、上記排気乾燥通路が閉じて上記循環乾燥通路が開く第2フラップ位置、および、上記フィルタのフィルタ面に対向する第3フラップ位置のいずれかに切り換え可能である。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記フィルタは、本体上部から上下方向に着脱可能に取り付けられている。
以上より明らかなように、この発明によれば、フィルタの取付方向や清掃構造および風経路を複雑にすることなく、簡単な構成でフィルタの糸屑などの除去が容易にできる洗濯機を実現することができる。
この発明の実施の一形態の洗濯機の一例としてのドラム式洗濯乾燥機の概略斜視図である。 上記ドラム式洗濯乾燥機の概略断面図である。 上記ドラム式洗濯乾燥機の乾燥ユニットを説明するための概略断面図である。 導入ダクトと導出ダクトの形態を示す水槽の斜視図である。 上記乾燥ユニットの縦断面の模式図である。 上記乾燥ユニットの上面の模式図である。 排気乾燥運転時の乾燥ユニットの縦断面の模式図である。 自動洗浄時の乾燥ユニットの縦断面の模式図である。 上記乾燥ユニットに取り付けられる乾燥フィルタの斜視図である。 図9に示すX−X線から見た乾燥フィルタの水平断面図である。 乾燥フィルタを取り外した状態を示す乾燥ユニットの縦断面の模式図である。
以下、この発明の洗濯機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の一形態の洗濯機の一例としてのドラム式洗濯乾燥機の概略斜視図を示している。
この実施の形態のドラム式洗濯乾燥機は、図1に示すように、外箱開口部6を前面部に有する外箱1を備えている。外箱1の前面部には、外箱開口部6を閉鎖するためのドア7をヒンジで左右方向に開閉可能に取り付けている。また、外箱1の前面部には、操作キーや表示部を有する操作部9を設けている。この操作部9の裏側(外箱1の内部側)には、ドラム式洗濯乾燥機の動作を制御する制御装置11(図2参照)を配置している。また、図1において、10は給水口、30はスタートキー、31は電源ボタン、32はボタン群、35は表示入力部、37は洗剤投入部、200は乾燥フィルタである。
図2は、上記ドラム式洗濯乾燥機を側方から見た概略断面図である。
上記ドラム式洗濯乾燥機は、図2に示すように、外箱1内に配置された有底筒形状の水槽2と、この水槽2内に回転可能に配置され、洗濯物を収容する有底円筒形状のドラム3と、水槽2の後部に取り付けられ、ドラム3を駆動軸4aを介して回転駆動するブラシレスモータ4と、水槽2の後部を弾性支持する2本のダンパ12(図2では1本のみ図示)とを備えている。なお、ドラム3は回転槽の一例であり、ブラシレスモータ4は駆動装置の一例である。
上記外箱1の上面部の後部には給水口10を設けている。この給水口10は、図示しない給水ホースを介して水道の蛇口に接続される。また、給水口10を外箱1内で給水弁13の注入口に接続している。これにより、給水ダクト15と洗剤ケース(図示せず)とを介して、水道水が水槽2の上部から水槽2内に流入したり、あるいは、冷却水ダクト14を流れて、水槽2の下部から水槽2内に流入したりすることが可能になっている。なお、給水弁13は給水装置の一例である。
上記水槽2の前面部には、斜め上方を向いて外箱開口部6に対向する水槽開口部16を設けている。この水槽開口部16の開口縁は、筒状の接続部材17を介して外箱開口部6の開口縁に接続されている。また、水槽開口部16の開口縁には、ゴムや軟質樹脂等の弾性体から成るパッキン18を固着している。これにより、ドア7を閉じると、ドア7がパッキン18に密着して、水槽2内の液体が水槽2外へ漏れ出るのを防止している。また、排水モータ23が排水弁22を開放すると、水槽2内の液体は、排水ダクト19と接続ケース20および排水ホース21を順次流れて外箱1外へ流れる。また、排水弁22を閉鎖した状態で循環ポンプ24を駆動すると、水槽2内の液体を水槽2外に出して、排水ダクト19および循環ダクト25を介して水槽2内に戻せるようになっている。また、接続ケース20は糸屑フィルタ70を収容している。
上記ドラム3は、前側に対して後側が下がるようにかつ水平方向に対して傾斜するように配置されている。また、ドラム3の前面部には、外箱開口部6および水槽開口部16に対向するドラム開口部26を設けている。また、ドラム3の周壁には複数の小孔27(図2では6個のみを示す)を全周にわたって設けている。また、ドラム3の周壁の内面には、半径方向内側に向かって突出する複数のバッフル28(図2では1個のみを示す)を設けている。また、ドラム3のドラム開口部26には、環状の液体バランサ29を取り付けている。
上記ダンパ12は、オイルが封入されたシリンダ部42と、上端部がシリンダ部42内に入ったピストンロッド43とを有している。このピストンロッド43の下端部は、弾性材(例えばNBR(ニトリルゴム))からなるダンパブッシュ44を介してダンパ支持金具45に取り付けられている。
図3は、上記ドラム式洗濯乾燥機の乾燥ユニット100を説明するための概略断面図を示している。図3では、図2に示す同一の構成部には同一参照番号を付している。また、図3において、200は乾燥ユニット100に取り付けられた乾燥フィルタである。
図3に示すように、このドラム式洗濯乾燥機は、洗濯物を乾燥させるための乾燥ユニット100が水槽2の上方かつ背面側に配置されている。
この乾燥ユニット100は、乾燥運転には、洗濯物の水分を含んだ空気が回転するドラム3から導出口66,導出ダクト62を介して導入され、加熱した温風をドラム3に導入ダクト61,導入口64を介して供給する。
ドラム3内に導入される温風は、ドラム3内の洗濯物に当たり、洗濯物の水分を奪って湿り空気となり、ドラム3のドラム開口部26およびドラム3の周壁に形成された小孔27を通って水槽2内に流出し、水槽2の底面下部に開口する導出口66を経て導出ダクト62内に導出される。
上記水槽2の下側かつ水槽2の内周面とドラム3の外周面との間に冷却板50を配置している。この冷却板50は、後側が下方に向かって傾斜しており、冷却水ダクト14からの給水は、冷却板50の上面に沿って前方から後方に流れる。冷却板50には、前後方向に所定の間隔をあけて複数の水溜め部50aが形成している。
このような冷却板50に対して、乾燥運転時、冷却水ダクト14を流れた水道水が供給される。詳しくは、上記冷却水ダクト14を流れた水道水は、冷却板50の上面に吐出され、水溜め部50a内に滞留しつつ後方に流れる。
乾燥運転時、乾燥ユニット100で加熱された空気が導入口64からドラム3内へ吹き出る。これにより、上記空気がドラム3内の洗濯物に当たり、洗濯物の水分が蒸発する。この水分を含んだ空気は、小孔27からドラム3外に出て、冷却板50に沿って流れる。このとき、水道水が冷却水ダクト14介して冷却板50に供給される。そうすると、上記水分を含んだ空気は、冷却板50上を流れる水道水によって冷却されると共に、その水道水で冷された冷却板50によって冷却される。これにより、上記冷却板50に沿って流れる空気の水分が効果的に凝縮する。つまり、上記空気が十分に除湿されて低湿となる。この低湿の空気は、導出口66と導出ダクト62を介して乾燥ユニット100に吸い込まれた後、加熱されてドラム3内へ再び戻る。
図4は、導入ダクト61と導出ダクト62の形態を示している。図4では、図2,図3に示す同一の構成部には同一参照番号を付している。
図4に示すように、有底筒形状の水槽2との底面には、導入ダクト61(図3に示す)の一部として、導入口64から上方に延びる凹溝61aを設けている。また、導出ダクト62(図3に示す)の一部として、導出口66から上方に延びる凹溝62aを設けている。この凹溝61a,62aを覆うようにカバー51,52を水槽2の底部に取り付けている。水槽2内の下部かつ導出口66近傍に冷却板50が配置されている。
上記乾燥ユニット100の風通路P(図5に示す)と導入ダクト61と導入口64とドラム3(図3に示す)と導出口66と導出ダクト62で循環乾燥通路を構成している。
図5は、上記乾燥ユニット100の縦断面の模式図を示し、図6は、乾燥ユニット100の上面の模式図を示している。図5,図6において、左側がドラム式洗濯乾燥機の前方、右側がドラム式洗濯乾燥機の後方である。
図5,図6に示すように、乾燥ユニット100は、ケーシング101と、ケーシング101上部に配置された送風ファン102と、送風ファン102を回転駆動するモータ103と、ヒータ104と、ケーシング101上部に配置された排気ダクト106と、ケーシング101内に下側の一部が挿入された乾燥フィルタ200とを有する。なお、106bは排気ダクト106の排出口である。
上記ケーシング101の後側に、側方に向かって開口する吸込口101aを設けている。この吸込口101aに導出ダクト62を接続している。また、ケーシング101の下側に外部と連通する外気吸込口101bを設けている。上記ケーシング101の風通路P内に、外気吸込口101bを開閉する吸気フラップ110を回動可能に配置している。吸気フラップ110の軸部110aをモータ(図示せず)により駆動する。
また、ケーシング101内の風通路Pに連通する排気ダクト106の開口部106aに排気フラップ120を回動可能に配置している。
上記吸気フラップ110が外気吸込口101bを閉じた状態(第1フラップ位置)で、モータ103により送風ファン102を回転駆動することにより、水槽2(図2,図3に示す)内の空気は、図3に示す導出口66,導出ダクト62,吸込口101aを介してケーシング101内の風通路Pを通って送風ファン102に吸い込まれ、ヒータ104により加熱されて吹出口105から吹き出した後、図3に示す導入ダクト61,導入口64を介してドラム3内に供給される。
図7は、排気乾燥運転時の乾燥ユニット100の縦断面の模式図を示している。図5と同一の構成部には同一参照番号を付している。この図7では、図5で示したケーシング101内の風通路Pは吸気フラップ110により風通路P1,P2に分離される。
図7に示すように、排気乾燥運転時は、吸気フラップ110が外気吸込口101bを開いた状態(第2フラップ位置)で、かつ、排気フラップ120が排気ダクト106の開口部106aを開いた状態で、モータ103により送風ファン102を回転駆動することにより、外気吸込口101b,風通路P1を介して送風ファン102に吸い込まれた外気は、ヒータ104(図6に示す)により加熱された後、吹出口105から吹き出して、導入ダクト61,導入口64を介してドラム3内に供給される。そして、水槽2内の空気は、導出口66,導出ダクト62,吸込口101aを介してケーシング101内の風通路P2を通って、排気ダクト106を介して排出口106bから外部に排出される。
上記乾燥ユニット100の風通路Pと導入ダクト61と導入口64とドラム3(図3に示す)と導出口66と導出ダクト62と排気ダクト106で排気乾燥通路を構成している。
次に、上記乾燥ユニット100の自動洗浄時について図8に従って以下に説明する。図8は、自動洗浄時の乾燥ユニット100の縦断面の模式図を示している。
図8に示すように、乾燥フィルタ200のフィルタ面に対向する第3フラップ位置に吸気フラップ110を回動させる。ここで、吸気フラップ110には、給水管(図示せず)に接続された複数のノズル300が設けられている。そして、ノズル300から乾燥フィルタ200のフィルタ面に向かってシャワー状に水を吹き出すことにより、乾燥フィルタ200のフィルタ面に堆積した糸屑250を除去する。このとき、除去された糸屑250は、水といっしょに吸込口101a,導出ダクト62を介して水槽2内の下部に流れ落ち、排水ダクト19を介して外部に排出される。
この自動洗浄機能を乾燥終了時または洗濯運転中に行うことによって、次に乾燥運転を行う際にフィルタ目詰まりによる乾燥性能の低下を防ぐことができ、常にフィルタが清潔な状態を維持しながら乾燥運転を行うことができる。
図9は、上記乾燥ユニット100に取り付けられる乾燥フィルタ200の斜視図を示している。図9に示すように、乾燥フィルタ200は、上側に把手201aを有する把手部201と、把手部201の下側から下方に向かって延びかつ一方の側面が開口する箱部202と、箱部202の開口202aを覆う蓋部203とを有する。上記蓋部203には、図5に示す乾燥ユニット100の吸込口101aに対向する略円形の開口203aを設けている。また、蓋部203は、下端を軸に回動可能に箱部202に取り付けられている。
この乾燥フィルタ200を乾燥ユニット100から取り出して蓋部203を開くことにより、箱部202内から糸屑を容易に除去することができる。
また、図10は図9に示すX−X線から見た乾燥フィルタ200の水平断面図を示している。図10では、蓋部203を閉じた状態を示している。
図10に示すように、乾燥フィルタ200の箱部202は、縦方向に延在する縦枠部の一例として第1縦枠部210と、その第1縦枠部210の下端から上流側かつ横方向に屈曲して延びる屈曲部の一例としての底面部220と、その第1縦枠部210の両端から上流側かつ横方向に屈曲して延びる第2,第3縦枠部230,240とを含む。また、第1縦枠部210と第2,第3縦枠部230,240の夫々に網部211,231,241を設けている。この網部211,231,241の面が、乾燥フィルタ200の略縦方向のフィルタ面である。
乾燥フィルタ200は、蓋部203の略円形の開口203aを介して吸い込まれた空気に含まれる糸屑250が主に第1縦枠部210の網部211により滞留する。そして、糸屑250が除去された空気が乾燥フィルタ200の下流側の送風ファン102(図5に示す)に吸い込まれる。
なお、第2,第3縦枠部230,240の網部231,241はなくともよいが、この網部231,241があることによって、第1縦枠部210の網部211が目詰まりしても、風通路Pの損失が少なく、送風性能が低下しないようにできる。
また、図11は、乾燥フィルタ200を取り外した状態を示す乾燥ユニット100の縦断面の模式図を示している。図11に示すように、乾燥フィルタ200は、本体上部の乾燥ユニット100から上下方向に着脱可能に取り付けられていることによって、本体上側の空間を利用して乾燥フィルタ200の着脱が容易にできる。これに対して、ドラム式洗濯乾燥機が狭い場所(例えば洗面所)に設置されている場合、本体の側方から乾燥フィルタを取り出すことは構造上容易でない。
上記構成のドラム式洗濯乾燥機によれば、乾燥ユニット100が風通路Pを介して水槽2内から空気を吸い込むとき、フィルタ面が略縦方向の乾燥フィルタ200によって糸屑などを除去する。そして、乾燥フィルタ200のフィルタ面に堆積した糸屑などを、風通路P内の乾燥フィルタ200の下流側に配置されたノズル300から乾燥フィルタ200に向かってシャワー状に水を吹き出す。そうすることによって、ノズル300とは反対側のフィルタ面に堆積した糸屑などが上流側に飛ばされて除去される。このとき、乾燥フィルタ200のフィルタ面が略縦方向であるので、本体上部の狭いスペースで乾燥フィルタ200を上下方向に取り出す構造を採用することが可能になる。また、吹き飛ばされた糸屑などは、乾燥ユニット100の風通路Pの吸込口101aよりも上流側の導出ダクト62などに水と共に流れ落ちて、導出ダクト62などを洗浄した後、排水ダクト19を介して外部に排出することが可能になる。このように、乾燥フィルタ200の取付方向や清掃構造および風経路を複雑にすることなく、簡単な構成で乾燥フィルタ200の糸屑などの除去が容易にできる。
また、上記乾燥フィルタ200は、縦方向に延在する第1縦枠部210と、その第1縦枠部210の下端から上流側かつ横方向に屈曲して延びる屈曲部である底面部220と、第1縦枠部210に設けられた網部211とを少なくとも有する乾燥フィルタ200を用いることによって、網部211に堆積した糸屑などが落下しても、底面部220で受けることができ、乾燥フィルタ200の取り出し時に本体内に落下するのを防止できる。
また、上記乾燥ユニット100の風通路P内かつ乾燥フィルタ200の下流側に配置された吸気フラップ110によって、簡単な構成で風通路P内の気流を制御することができる。例えば、上記吸気フラップ110によって、乾燥ユニット100を介して水槽2内の空気を外部に排出したり、乾燥ユニット100を介して水槽2内の空気を循環させたりする風通路Pの切り換えを行う。そのような吸気フラップ110にノズル300を設けることによって、風通路P内の気流を乱すことなく、乾燥フィルタ200の下流側にノズル300を配置できる。
また、上記吸気フラップ110を第1フラップ位置にすることにより、循環乾燥通路(P,61,64,3,66,62)が閉じて排気乾燥通路(P1,P2,61,64,3,66,62,106)が開き、水槽2内の空気を乾燥ユニット100と排気乾燥通路を介して外部に排出する。また、上記吸気フラップ110を第2フラップ位置にすることにより、排気乾燥通路が閉じて循環乾燥通路が開き、乾燥ユニット100を介して水槽2内の空気を循環させる。さらに、上記吸気フラップ110を第3フラップ位置にすることにより、吸気フラップ110が乾燥フィルタ200のフィルタ面に対向して、ノズル300から乾燥フィルタ200に向かって流体(この実施形態では水)を吹き出すことでフィルタ面を洗浄することができる。
また、狭い場所(洗面所)に設置されるために本体側方から乾燥フィルタ200を取り出しにくいドラム式洗濯乾燥機では、乾燥フィルタ200が、本体上部から上下方向に着脱可能に取り付けられていることによって、本体上側の空間を利用して乾燥フィルタ200の着脱が容易にできる。また、フィルタ面が略縦方向であるので、フィルタ面積を大きくしたフィルタであっても、フィルタ面に平行な方向すなわち上下方向に沿って乾燥フィルタ200を取り出すことにより、本体上部に大きな取り出し用の開口を設ける必要がない。
上記実施の形態では、洗濯機としてドラム式洗濯乾燥機について説明したが、他の構成の洗濯機にこの発明を適用してもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
この発明の洗濯機は、
水槽2と、
上記水槽2内に加熱した空気を吹き出す乾燥ユニット100と、
上記乾燥ユニット100の上記水槽2内から空気を吸い込むときの吸込口に設けられ、フィルタ面が略縦方向のフィルタ200と、
上記フィルタ200の下流側に配置され、上記フィルタ200に向かって流体を吹き出すノズル300と
を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、乾燥ユニット100が風通路Pを介して水槽2内から空気を吸い込むとき、フィルタ面が略縦方向のフィルタ200によって糸屑などを除去する。そして、フィルタ200のフィルタ面に堆積した糸屑などを、風通路P内のフィルタ200の下流側に配置されたノズル300からフィルタ200に向かって流体(例えば水)を吹き出す。そうすることによって、ノズル300とは反対側のフィルタ面に堆積した糸屑などが上流側に飛ばされて除去される。このとき、フィルタ200のフィルタ面が略縦方向であるので、本体上部の狭いスペースでフィルタ200を上下方向に取り出す構造を採用することが可能になる。また、吹き飛ばされた糸屑などは、乾燥ユニット100の風通路Pの吸込口よりも上流側の吸込経路62に流体(例えば水)と共に流れ落ちて、風通路を洗浄した後、例えば排水路19を介して外部に排出することが可能になる。このように、フィルタ200の取付方向や清掃構造および風経路を複雑にすることなく、簡単な構成でフィルタ200の糸屑などの除去が容易にできる。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記フィルタ200は、縦方向に延在する縦枠部210と、その縦枠部210の下端から上流側かつ横方向に屈曲して延びる屈曲部220と、上記縦枠部210に設けられた網部211とを有する。
上記実施形態によれば、フィルタ200は、縦方向に延在する縦枠部210と、その縦枠部210の下端から上流側かつ横方向に屈曲して延びる屈曲部220と、縦枠部210に設けられた網部211とを有するフィルタ200を用いることによって、フィルタ面に堆積した糸屑などが落下しても、屈曲部220で受けることができ、フィルタ200の取り出し時に本体内に落下するのを防止できる。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記乾燥ユニット100の上記吸込口を介して上記水槽2内から空気が吸い込まれる風通路かつ上記フィルタ200の下流側に配置され、上記風通路内の気流を制御するフラップ110を備え、
上記フラップ110に上記ノズル300を設けた。
上記実施形態によれば、乾燥ユニット100の風通路P内かつフィルタ200の下流側に配置されたフラップ110によって、簡単な構成で風通路内の気流を制御することができる。例えば、上記フラップ110によって、乾燥ユニット100を介して水槽内の空気を外部に排出したり、乾燥ユニット100を介して水槽内の空気を循環させたりする風通路の切り換えを行う。そのようなフラップ110にノズル300を設けることによって、風通路内の気流を乱すことなく、フィルタ200の下流側にノズル300を配置できる。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記乾燥ユニットを介して上記水槽内の空気を外部に排出するための排気乾燥通路と、
上記乾燥ユニット100を介して上記水槽2内の空気を循環させる循環乾燥通路と
を備え、
上記フラップ110は、上記循環乾燥通路(P,61,64,3,66,62)が閉じて上記排気乾燥通路(P1,P2,61,64,3,66,62,106)が開く第1フラップ位置、上記排気乾燥通路が閉じて上記循環乾燥通路が開く第2フラップ位置、および、上記フィルタ200のフィルタ面に対向する第3フラップ位置のいずれかに切り換え可能である。
上記実施形態によれば、フラップ110を第1フラップ位置にすることにより、循環乾燥通路が閉じて排気乾燥通路が開き、乾燥ユニット100と排気乾燥通路を介して水槽内の空気を外部に排出する。また、上記フラップ110を第2フラップ位置にすることにより、排気乾燥通路が閉じて循環乾燥通路が開き、乾燥ユニット100を介して水槽2内の空気を循環させる。さらに、上記フラップ110を第3フラップ位置にすることにより、フラップ110がフィルタ200のフィルタ面に対向して、ノズル300からフィルタ200に向かって流体を吹き出すことでフィルタ面を洗浄することができる。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記フィルタ200は、本体上部から上下方向に着脱可能に取り付けられている。
上記実施形態によれば、狭い場所(洗面所)に設置されるために本体側方からフィルタ200を取り出しにくい洗濯機では、フィルタ200が、本体上部から上下方向に着脱可能に取り付けられていることによって、本体上側の空間を利用してフィルタ200の着脱が容易にできる。また、フィルタ面が略縦方向であるので、フィルタ面積を大きくしたフィルタであっても、フィルタ面に平行な方向に沿ってフィルタ200を取り出すことにより、本体上部に大きな取り出し用の開口を設ける必要がない。
1…外箱
2…水槽
3…ドラム
4…ブラシレスモータ
6…外箱開口部
7…ドア
9…操作部
10…給水口
11…制御装置
12…ダンパ
13…給水弁
14…冷却水ダクト
15…給水ダクト
16…水槽開口部
17…接続部材
18…パッキン
19…排水ダクト
20…接続ケース
21…排水ホース
22…排水弁
23…排水モータ
24…循環ポンプ
25…循環ダクト
26…ドラム開口部
27…小孔
28…バッフル
29…液体バランサ
30…スタートキー
31…電源ボタン
32…ボタン群
35…表示入力部
37…洗剤投入部
100…乾燥ユニット
101…ケーシング
102…送風ファン
103…モータ
104…ヒータ
105…吹出口
106…排気ダクト
110…吸気フラップ
120…排気フラップ
200…乾燥フィルタ
201…把手部
202…箱部
203…蓋部
210…第1縦枠部
211,231,241…網部
220…底面部
230…第2縦枠部
240…第3縦枠部
300…ノズル
P,P1,P2…風通路

Claims (5)

  1. 水槽と、
    上記水槽内に加熱した空気を吹き出す乾燥ユニットと、
    上記乾燥ユニット内かつ上記水槽内からの空気が吸い込まれる風通路に設けられ、フィルタ面が略縦方向のフィルタと、
    上記風通路内の上記フィルタの下流側に配置され、上記フィルタに向かって流体を吹き出すノズルと
    を備えたことを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1に記載の洗濯機において、
    上記フィルタは、縦方向に延在する縦枠部と、その縦枠部の下端から上流側かつ横方向に屈曲して延びる屈曲部と、上記縦枠部に設けられた網部とを有することを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項1または2に記載の洗濯機において、
    上記乾燥ユニットの上記風通路内かつ上記フィルタの下流側に配置され、上記風通路内の気流を制御するフラップを備え、
    上記フラップに上記ノズルを設けたことを特徴とする洗濯機。
  4. 請求項3に記載の洗濯機において、
    上記乾燥ユニットを介して上記水槽内の空気を外部に排出するための排気乾燥通路と、
    上記乾燥ユニットを介して上記水槽内の空気を循環させる循環乾燥通路と
    を備え、
    上記フラップは、上記循環乾燥通路が閉じて上記排気乾燥通路が開く第1フラップ位置、上記排気乾燥通路が閉じて上記循環乾燥通路が開く第2フラップ位置、および、上記フィルタのフィルタ面に対向する第3フラップ位置のいずれかに切り換え可能であることを特徴とする洗濯機。
  5. 請求項1から4までのいずれか1つに記載の洗濯機において、
    上記フィルタは、本体上部から上下方向に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7551528B2 (ja) 2021-02-12 2024-09-17 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 ドラム式洗濯乾燥機

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