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JP2014073463A - ハンマークラッシャー - Google Patents

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JP2014073463A
JP2014073463A JP2012222402A JP2012222402A JP2014073463A JP 2014073463 A JP2014073463 A JP 2014073463A JP 2012222402 A JP2012222402 A JP 2012222402A JP 2012222402 A JP2012222402 A JP 2012222402A JP 2014073463 A JP2014073463 A JP 2014073463A
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Japan
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hammer
tip
shaft
grader
crusher
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JP2012222402A
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Minoru Kanakubo
實 金久保
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MIKEN KK
Original Assignee
MIKEN KK
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Publication date
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Abstract

【課題】プリント基板などの板状物を粉砕する場合に、細かく粉砕し、部品の耐久時間を長くする。
【解決手段】主軸1に一体に回転するように取り付けられたハンマー部材3,6と、ハンマー部材の回転経路の外側の底部に配置され、粉砕物の大きさを決める複数の通過孔10を具備する選別部材9とを有するハンマークラッシャーであって、選別部材9には、ハンマー部材の回転経路に対向し、ハンマー部材と協同して被粉砕物を粉砕する複数の突起部材11が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、プリント基板などの板状物の粉砕に好適なハンマークラッシャーに関するものである。
プリント基板のクラッシングは、レアメタルの回収のため、多種の方法があるが、回転するハンマー部材の粉砕刃と固定刃によってクラッシングするものがある(特許文献1)。
この種のクラッシャーには、粉砕物の大きさを決めるために粉砕物を通す通過孔を有する搬出用プレートとかスクリーンとか言われる選別部材がハンマー部材の外径側の底部に取り付けられているが、プリント基板がこの選別部材の表面にへばりついてしまうことがある。このため、細かく粉砕することが難しい。特許文献1では、固定刃によりプリント基板が選別部材の表面にへばりつくことを防止している。
特開2008−23500号公報
特許文献1では、ハンマー部材の先端に形成された粉砕刃と、固定刃とを用いているので、摩耗しやすく、また、欠けることもある。そのため、粉砕刃や固定刃の交換を比較的短い耐久時間で実施する必要がある。
(発明の目的)
本発明の目的は、プリント基板などの板状物を粉砕する場合に、細かく粉砕することができ、部品の耐久時間を長くすることができるハンマークラッシャーを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のハンマークラッシャーは、主軸に一体に回転するように取り付けられたハンマー部材と、前記ハンマー部材の回転経路の外側の底部に配置され、粉砕物の大きさを決める複数の通過孔を具備する選別部材とを有するハンマークラッシャーであって、前記選別部材には、前記ハンマー部材の回転経路に対向し、前記ハンマー部材と協同して被粉砕物を粉砕する複数の突起部材が設けられたことを特徴とするものである。
本発明によれば、プリント基板などの板状物を粉砕する場合に、細かく粉砕することができ、部品の耐久時間を長くすることができる。
本発明の実施例1であるハンマークラッシャーを示す図である。 実施例1の主要部を示す断面図である。 実施例1におけるグレーダーおよび突起部材を示す図である。 実施例1における主軸、ハンマー部材およびグレーダーを示す斜視図である。 実施例1における主軸およびハンマー部材の分解図である。 実施例1の粉砕動作を示す斜視図である。 本発明の実施例2におけるグレーダーおよび突起部材を示す図である。 本発明の実施例3におけるグレーダーおよび突起部材を示す図である。
本発明を実施するための形態は、以下の実施例1ないし3に記載される通りである。
図1(a)は本発明の実施例1であるハンマークラッシャーの一部断面正面図であり、図1(b)は一部断面側面図であり、図2は主要部の断面図である。
主軸1はフレーム2に固定された不図示の軸受部により回転可能に支持されている。そして主軸1は不図示の電動機に接続されている。主軸1には複数のハンマーディスク3およびサイドディスク4が主軸1と一体に回転するように取り付けられている。サイドディスク4もハンマーディスク3の一種であるが、粉砕物がフレーム2の外側に飛び散らないように円板状になっている。
主軸1に平行な4本のフレームシャフト5がハンマーディスク3を貫通し、両側のサイドディスク4に固定されている。フレームシャフト5には、リング状のハンマーチップ6が嵌合し、ハンマーディスク3の間、およびハンマーディスク3とサイドディスク4の間に配置される。ハンマーチップ6のリング形状は円形であっても、多角形であってもよい。ハンマーチップ6の中心の円孔6aは、ハンマーシャフト5の外径よりも径が大きくなっている。そのため、回転するときには、遠心力によりハンマーチップ6の中心がハンマーシャフト5の中心より外径方向にずれて、ハンマーチップ6の先端がハンマーディスク3およびサイドディスク4の先端より図1(a)に示されるように突出する。ハンマーチップ6の先端の回転経路7は図1(b)の2点鎖線のようになる。
ハンマーディスク3(サイドディスク4を含む)とハンマーシャフト5とハンマーチップ6とは、ハンマー部材8を構成する。
ハンマー部材8の回転経路、つまりハンマーチップ6の先端の回転経路7の、外側の底部には、円弧状に湾曲したグレーダー9が配置される。グレーダー9は、本発明の選別部材を構成するものであり、粉砕物の大きさを決める複数の通過孔10(図2)を具備する。通過孔10は円形でなくてもよく、図6に示されるように角孔であってもよい。グレーダー9には、ハンマー部材8の回転経路7に対向し、ハンマー部材8と協同して被粉砕物であるプリント基板などを粉砕する複数の突起部材11が設けられている。本実施例1では、図3に示されるように突起部材11は、着脱ピン型のものであり、突起部材11と一体のねじ12にナット13が締め付けられることによって、グレーダー9の通過孔10のうちの所定位置の通過孔に着脱可能に取り付けられる。突起部材11の形状は、円錐台形となっているが、角錐台形であってもよい。
図4に、主軸1、ハンマー部材8およびグレーダー9の斜視図を示す。また、図5に、主軸1およびハンマー部材8の分解図を示す。ハンマーシャフト押え具14はハンマーシャフト5をサイドディスク4に固定するものであり、締付ナット15は主軸1の抜け止めをするものである。
図1(b)に示される16は、プリント基板の電子部品などを粉砕するための粉砕ヘッドである。粉砕ヘッド16は、回転経路7の外側に配置され、ボルトなどによりフレーム2に取り付けられている。
次に動作を図1(b)、図2、図6を参照しながら説明する。
被粉砕物であるプリント基板などの板状物が図1(b)の上方から投入され、ハンマー部材8が矢印の回転方向に駆動されると、プリント基板17は突起部材11の上に乗り、グレーダー9の表面にへばり付くことがない。そして、ハンマーチップ6に叩かれることより図2の丸印で示される破砕個所18で大まかに破砕される。大まかに破砕されたプリント基板17は、ハンマーチップ6と突起部材11の間に入り込み、両者6,11の叩きにより細かく粉砕される。
プリント基板17に搭載されていた電子部品のうちの硬度の大きいものは、ハンマーチップ6と粉砕ヘッド16の間で叩きにより粉砕される。
粉砕された粉砕物は、グレーダー9の通過孔10を通り、フレーム2の底部から排出される。通過孔10を通らない大きさの破砕物は、グレーダー9の表面上に残り、ハンマーチップ6と突起部材11により通過孔10を通る大きさになるまで粉砕される。
本実施例1では、突起部材11によりプリント基板17がグレーダー9の表面にへばり付くことを防止している。また、大まかに破砕したプリント基板17をハンマーチップ6と突起部材11により細かく粉砕することができる。
ハンマーチップ6および突起部材11は、刃部分を有さず、叩きにより被粉砕物を粉砕するものであるので、これらの耐久時間を長くすることができる。
さらに、ハンマーチップ6はハンマーシャフト5と緩く嵌合しているので、固い被粉砕物にあたったときには、回転経路7より内径方向に引っ込むことにより、衝撃を弱め、損傷を少なくすることができる。
そして、突起部材11はねじ12とナット13により着脱可能にグレーダー9に取り付けられているので、突起部材11の配置を容易に調整することができる。また、損傷した場合の交換も容易である。
なお、ハンマーシャフト5に遊嵌するハンマーチップ6をなくし、ハンマーディスク3の先端にハンマーチップあるいは同様のものを固定するようにしてもよい。
図7は本発明の実施例2であるハンマークラッシャーのグレーダーおよび突起部材を示す。実施例2では、突起部材18は固定ピン型であり、通過孔10のない位置でグレーダー9に固定される。
図8は本発明の実施例3であるハンマークラッシャーのグレーダーおよび突起部材を示す。実施例3では、突起部材19は円弧形状型であり、通過孔10のある列の間の位置ででグレーダー9にねじ固定される。
1 主軸
3 ハンマーディスク
4 サイドディスク
5 ハンマーシャフト
6 ハンマーチップ
7 回転経路
8 ハンマー部材
9 グレーダー(選別部材)
10 通過孔
11 突起部材

Claims (4)

  1. 主軸に一体に回転するように取り付けられたハンマー部材と、
    前記ハンマー部材の回転経路の外側の底部に配置され、粉砕物の大きさを決める複数の通過孔を具備する選別部材とを有するハンマークラッシャーであって、
    前記選別部材には、前記ハンマー部材の回転経路に対向し、前記ハンマー部材と協同して被粉砕物を粉砕する複数の突起部材が設けられたことを特徴とするハンマークラッシャー。
  2. 前記ハンマー部材は、ハンマーディスクとハンマーシャフトとハンマーチップを有し、
    前記ハンマーチップは、前記ハンマーディスクに取り付けられた前記ハンマーシャフトに、遠心力により前記ハンマーチップの中心が前記ハンマーシャフトの中心より外径方向にずれて前記ハンマーチップの先端が前記ハンマーディスクの先端より突出するように、回転可能に嵌合することを特徴とする請求項1に記載のハンマークラッシャー。
  3. 前記ハンマーチップは、リング状であることを特徴とする請求項2に記載のハンマークラッシャー。
  4. 前記複数の突起部材は、前記選別部材の通過孔のうちの所定位置の通過孔に着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のハンマークラッシャー。
JP2012222402A 2012-10-04 2012-10-04 ハンマークラッシャー Pending JP2014073463A (ja)

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