JP2014064127A - 電流検出回路及び電力供給制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電力の供給を受ける入力部13と電力を外部へ出力する出力部14とを有する回路の導電路11に設けられ負荷Lへの通断電を行う複数のパワーMOSFET15A〜15Cと、導電路11において各パワーMOSFET15A〜15Cに対応して設けられた複数のセンスMOSFET16A〜16Cと、複数のセンスMOSFET16A〜16Cのうちの1個の検出結果に基づき負荷Lに供給される電流を検出するIC21と、を備え、入力部13から出力部14に至る複数の導電路11の経路抵抗は、複数の導電路11の各分流比が互いにほぼ等しくなるように設定されている。
【選択図】図3
Description
回路設計上、入力部や出力部の配置の制約から共通インピーダンスを有する回路構成をせざるを得ない場合も考えられるが、本構成によれば、共通インピーダンスを有する並列回路について、検出誤差を抑制しつつ検出処理負担を軽減させることが可能となる。
・前記n個の比率は、前記各第1抵抗値A1〜Anを前記入力部側から前記出力部側に向けて順に初項1,公差1の等差数列となるように構成した場合、前記各第2抵抗値B1〜Bnは、前記入力部側から前記出力部側に向けて順に初項n,公差−1の等差数列となる。
このようにすれば、共通インピーダンスを有さない並列回路について、検出誤差を抑制しつつ検出処理負担を軽減させることが可能となる。
このようにすれば、複数の導電路について、単位長さ当たりの抵抗率を変更することにより、検出誤差を抑制しつつ検出処理負担を軽減させることが可能となる。
このようにすれば、電流検出回路の構成を簡素化することができる。
このようにすれば、簡素な構成で、複数の導電路の分流比をほぼ等しくすることが可能になる。
このようにすれば、電力用スイッチング素子及び検出用スイッチング素子がパッケージ内に収容された半導体スイッチをディスクリート部品として使用して電流検出回路を構成することができるため、製造コストを低減しつつ、検出誤差の抑制、及び、検出処理負担の軽減が可能となる。
以下、実施形態1について、図1〜図6を参照して説明する。
電力供給制御装置10は、図1に示すように、図示しない自動車等の車両の電源B(バッテリ)から車両のランプ、モータ、ヒータなどの負荷Lに至る経路に設けられて負荷Lに供給される電力の制御を行うものである。
回路基板12には、電源Bの側から電力の供給を受ける入力部13と、電力を外部の負荷Lの側に出力する出力部14とが設けられている。
センスMOSFET16A〜16C及びパワーMOSFET15A〜15Cは互いに並列に配置され、互いのドレイン同士、及び、ゲート同士が電気的に接続されて同電位とされている。
電位調整部17は、センスMOSFET16A〜16C及びパワーMOSFET15A〜15Cの出力側電位( ソース電位) を同電位に保持するためのものであり、オペアンプ18と、FET19とを備えている。
オペアンプ18の出力側は、FET19のゲートに電気的に接続されている。これにより、オペアンプ18の差動出力は、FET19のゲート−ドレイン間を介して入力(正相入力)にフィードバックされる。
IC21は、変換部20から受けた電圧信号により、(全てのセンスMOSFET16A〜16Cを流れるセンス電流が等しいとして)1個のセンスMOSFET16Aのセンス電流Isを3倍し(センスMOSFETの個数分掛け合わせ)、全てのセンスMOSFET16A〜16Cを流れるセンス電流Isの合計を演算する。そして、センス電流Isの合計とセンス比(分担電流/検出用電流)とを掛けた値に基づいて、負荷Lに供給される電流を検出する。具体的には、例えば、IC21がデータを読み出し可能なROM30に電圧信号と通電電流との対応マップを記憶しておき、このセンス電流Isの合計(検出結果)を対応マップと対応させて負荷Lに供給される電流を検出する。なお、対応マップを用いずに、演算式を用いて負荷Lに供給される電流を検出してもよい。
このように、IC21が負荷Lに供給される電流を検出するため、IC21が本発明の構成である「検出部」の一例となる。
第1導電路11Aの左端部(一端側)に入力部13が設けられており、第2導電路11Bの右端部(他端側)に出力部14が設けられている。
第1導電路11Aは、半導体スイッチ23Bよりも左側が、右側よりも段差状に幅寸法が大きくされており、その概ね2倍の幅寸法となっている。
これにより、第1導電路11Aにおける半導体スイッチ23A,23B間は、半導体スイッチ23B,23C間よりも抵抗値が低くなっており、その比は、r:2rである。
第2導電路11Bは、半導体スイッチ23Bよりも右側が、左側よりも段差状に幅寸法が大きくされており、その概ね2倍の幅寸法となっている。
これにより、第2導電路11Bにおける半導体スイッチ23A,23B間は、半導体スイッチ23B,23C間よりも抵抗値が高くなっており、その比は、2r:rである。
そして、各半導体スイッチ23A〜23Cのドレイン端子DTが第1導電路11A上にて半田付け等により第1導電路11Aと電気的に接続され、ソース端子STが第2導電路11B上にて半田付け等により第2導電路11Bと電気的に接続されている。
3個の半導体スイッチ23A〜23Cのうち、左端の1個の半導体スイッチ23A〜23Cのセンス電流出力端子CTは、図示しない導電路を介してFET19のドレインに電気的に接続されている。
半導体スイッチ23A〜23C間には、隣り合う半導体スイッチ23A,23Bを入力部13側で接続する第1接続導電路33Aと、隣り合う半導体スイッチ23A,23B間を出力部14側で接続する第2接続導電路33Bと、隣り合う半導体スイッチ23B,23Cを入力部13側で接続する第1接続導電路34Aと、隣り合う半導体スイッチ23B,23C間を出力部14側で接続する第2接続導電路34Bと、を備えている。
第1接続導電路33A,34Aの抵抗値は、r,2rとされ、第2接続導電路33B,34Bの抵抗値は、2r,rとされている。これにより、第1接続導電路33Aと第2接続導電路33Bの抵抗値の比率が1:2となり、第1接続導電路34Aと第2接続導電路34Bの抵抗値の比率が2:1となっている。なお、負荷電流のうち、半導体スイッチ23A〜23Cに分担された分担電流をI1〜I3とする。
このような比率の抵抗値を設定することにより、キルヒホッフの法則より、
{R(1+αΔT)+2r(1+βΔT)}I1+r(1+βΔT)(I1+I2) ・・・32Aの経路の電圧降下
=r(1+βΔT)(I2+I3)+R(1+αΔT)I2+r(1+βΔT)(I1+I2) ・・・32Bの経路の電圧降下
=r(1+βΔT)(I2+I3)+{R(1+αΔT)+2(1+βΔT)r}I3 ・・・32Cの経路の電圧降下
r:隣の半導体スイッチまでの導電路(パターン)の抵抗
R:半導体スイッチの抵抗
α:半導体スイッチの温度特性(0.6%/deg)
β:導電路(銅パターン)の温度特性(0.44%/deg)
ΔT:温度変化
となり、これを解くと、
I1=I2=I3
とされる。つまり、どのようなr,R,α,β,ΔTに対してもI1=I2=I3
が成立する。
但し、I1〜I3は、半導体スイッチ23A〜23Cに分担された分担電流である。
よって、経路抵抗の比率を上記した関係とすることにより、半導体スイッチ23A〜23Cを通る複数の導電路の各分流比(I1:I2:I3)を半導体スイッチの抵抗、温度特性、環境温度変化によらず、ほぼ等しくすることができる。
R(1+αΔT)I1 ・・・23Aの経路の電圧降下
=2r(1+βΔT)(I2+I3)+R(1+αΔT)I2 ・・・23Bの経路の電圧降下
=2r(1+βΔT)(I2+I3)+{2r(1+βΔT)+R(1+αΔT)}I2 ・・・23Cの経路の電圧降下
これを解くと、
但し、
n:半導体スイッチの個数
r:隣の半導体スイッチまでの導電路(パターン)の抵抗
R:半導体スイッチの抵抗
α:半導体スイッチの温度特性(0.6%/deg)
β:導電路(銅パターン)の温度特性(0.44%/deg)
ΔT:温度変化
このように、比較例では、各半導体スイッチ23A〜23Cに流れる電流の分流比が半導体スイッチの抵抗、温度特性、環境温度に依存し、一定にはならない。
(1)本実施形態によれば、1個のセンスMOSFET16A(検出用スイッチング素子)の検出結果に基づいて負荷Lに供給される電流を検出するため、複数のセンスMOSFETの検出結果に基づいて負荷Lに供給される電流を検出する場合と比較してIC21(検出部)の検出処理負担を軽減させることが可能となる。
ここで、電力の入力部13から出力部14に至る各導電路11の分流比が異なる場合には、単純に1つのセンスMOSFET16A〜16Cの検出結果に基づいて負荷Lに供給される電流を検出すると、各導電路11の分流比の差が加味されていないため、負荷Lに供給される電流の検出に誤差が生じるおそれがある。
回路設計上、入力部や出力部の配置の制約から共通インピーダンスを有する回路構成をせざるを得ない場合も考えられるが、本実施形態によれば、共通インピーダンスを有する並列回路について、検出誤差を抑制しつつ検出処理負担を軽減させることが可能となる。
このようにすれば、電流検出回路10Aの構成を簡素化することができる。
このようにすれば、簡素な構成で、複数の導電路の分流比をほぼ等しくすることが可能になる。
(5)パワーMOSFET15A〜15C(電力用スイッチング素子)及びセンスMOSFET16A〜16C(検出用スイッチング素子)がパッケージ22内に収容されて半導体スイッチ23A〜23Cを構成している。
このようにすれば、パワーMOSFET15A〜15C及びセンスMOSFET16A〜16Cがパッケージ22内に収容された半導体スイッチ23A〜23Cをディスクリート部品として使用して電流検出回路10Aを構成することができるため、製造コストを低減しつつ、検出誤差の抑制、及び、検出処理負担の軽減が可能となる。
次に、本発明の実施形態2を図7および図8を参照して説明する。実施形態1と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態1では、共通インピーダンスを有する回路について、入力部13と出力部14の位置、及び、導電路11の抵抗値の比率により、複数の導電路11の分流比をほぼ等しくすることとしたが、実施形態2では、図7に示すように、共通インピーダンスを有さない回路構成について、各半導体スイッチ26A〜26Cを通る複数の導電路27の経路長によって単位長さ当たりの抵抗率を変えることで異なる経路の導電路27についての経路抵抗及び分流比をほぼ等しくしたものである。図8は図7をモデル化した回路図である。図8に示すように、複数の導電路を流れる電流はキルヒホッフの法則より、
I1×{R(1+αΔT)+r(1+βΔT)}
=I2 ×R(1+αΔT)+r(1+βΔT)}
=I3 ×R(1+αΔT)+r(1+βΔT)}
よってI1=I2=I3
r:導電路(パターン)の抵抗
R:半導体スイッチの抵抗
α:半導体スイッチの温度特性(0.6%/deg)
β:導電路(銅パターン)の温度特性(0.44%/deg)
ΔT:温度変化
となり、実施形態1と同様に、半導体スイッチの抵抗、温度特性、環境温度変化によらず、ほぼ等しくすることができる。
また、本実施形態では半導体スイッチは3個であるが、2個以上の場合でも同様の効果が得られる。
第1導電路27A及び第2導電路27Bは、入力部24と出力部25との間の最短の経路である中間部に配される直線状の第1経路部28と、入力部24と出力部25との間を左右に迂回した経路に配される左右一対のコ字状の第2経路部29とから構成されている。
入力部24及び出力部25は、第1導電路27A及び第2導電路27Bについて、第1経路部28と第2経路部29が交わる部分(中間部)に設けられている。
各半導体スイッチ26A〜26Cのゲート端子GTは、図示しない導電路を介してIC21に電気的に接続されている。
このように、実施形態2は、導電路27における各半導体スイッチ26A〜26Cを通る3本の経路の経路抵抗がほぼ等しくなっており、各経路の分流比が等しくなっている。
(1)3本(複数)の導電路27の経路抵抗は、経路の長い導電路27ほど単位長さ当たりの抵抗率が低い導電路27が用いられている。
このようにすれば、3本(複数)の導電路27について、単位長さ当たりの抵抗率を変更することにより、検出誤差を抑制しつつ検出処理負担を軽減させることが可能となる。
このようにすれば、簡素な構成で、複数の導電路の分流比をほぼ等しくすることが可能になる。
次に、本発明の実施形態3を図9を参照して説明する。上記実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態1では、接続導電路が2対(33Aと33B,34Aと34B)の場合(半導体スイッチの数が3個の場合)について説明したが、本実施形態では、接続導電路がn対の場合(半導体スイッチの数がn+1個の場合)に本発明を適用するものである。
電流検出回路は、図9に示すように、n+1(n≧2)個並んで配置された半導体スイッチC1〜Cn+1(電力用スイッチング素子)における隣り合う半導体スイッチC1〜Cn+1間を入力部13側の経路で接続するn個の第1接続導電路の各第1抵抗値A1〜Anと、隣り合う半導体スイッチC1〜Cn+1間を出力部14側の経路で接続し、各第1抵抗値A1〜Anと対をなすn個の第2接続導電路の各第2抵抗値B1〜Bnとを有している。
この電流検出回路のN+1個の電流経路に対し、キルヒホッフの法則より、
R(1+αΔT)I1+rB1(1+βΔT)I1+rB2(1+βΔT)(I1+I2)+・・・+rBn+1(1+βΔT)ΣIn+1=V
rA1(1+βΔT)(ΣIn+1−I1)+R(1+αΔT)I2+rB2(1+βΔT)(I1+I2)+・・・+rBn+1(1+βΔT)ΣIn+1=V
rA1(1+βΔT)(ΣIn+1−I1)+rA2(1+βΔT)(ΣIn+1−I1−I2)+R(1+αΔT)I3+rB3(1+βΔT)((I1+I2+I3)+・・・+rBn+1(1+βΔT)(ΣIn+1=V
rA1(1+βΔT)(ΣIn+1−I1)+rA2(1+βΔT)(ΣIn+1−I1−I2)+・・・+rAn+1(1+βΔT)In+1+R(1+αΔT)In+1=V
α:半導体スイッチの温度特性(0.6%/deg)
β:導電路(銅パターン)の温度特性(0.44%/deg)
ΔT:温度変化
I1=I2=・・=In=In+1とすると、下記の様に式を変形することができる。
rB1+2rB2+・・・+nrBn+1 ・・・・(1)
=nrA1+2rB2+・・・+(n+1)rBn+1 ・・・・(2)
=nrA1+(n−1)rA2+3rB3+・・・+(n+1)r1−n ・・・(3)
=nrA1+(n−1)rA2+・・・rAn+1
(1),(2)式より、
rB1=nrA1
(2),(3)式より、
2rB2=(n−1)rA2
n−1番目の式では、
(n−1)rBn=2rAn
n番目の式では、
nrBn=rAn
これにより、
A1:B1=1:n
A2:B2=2:(n−1)
・
・
・
An-1:Bn-1=(n−1):1
An:Bn=n:1
が導かれる。
これにより、各第1抵抗値A1〜Anと各第2抵抗値B1〜Bnとの間の比率の組み合わせは、各第1抵抗値A1〜Anを入力部13側から出力部14側に向けて順に初項1,公差1の等差数列となるように構成した場合、各第2抵抗値B1〜Bnは、入力部13側から出力部14側に向けて順に初項n,公差−1の等差数列となる。
一対の接続導電路の抵抗値A1〜An,B1〜Bnの比率をこのように設定することで、複数の導電路11の分流比をほぼ等しくすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)実施形態1では、第1導電路11Aと第2導電路11Bとが直線状のものを例示したが、これに限らず、隣り合う半導体スイッチ23A〜23C間の経路抵抗がほぼ等しくなれば、導電路が曲がっていてもよい。
10A…電流検出回路
11,27…導電路
11A,27A…第1導電路
11B,27B…第2導電路
12…回路基板
13,24…入力部
14,25…出力部
15A〜15C…パワーMOSFET(電力用スイッチング素子)
16A〜16C…センスMOSFET(検出用スイッチング素子)
17…電位調整部
18…オペアンプ
19…FET
20…変換部
21…IC(検出部、制御部)
22…パッケージ
23A〜23C,26A〜26C…半導体スイッチ
28…第1経路部
29…第2経路部
32A〜32C…経路
33A,34A…第1接続導電路
33B,34B…第2接続導電路
B…電源
L…負荷
Is…センス電流
Claims (10)
- 電力の供給を受ける入力部と電力を外部へ出力する出力部とを有する回路の導電路に設けられ負荷へ供給される電力の通断電を行う複数の電力用スイッチング素子と、
前記各電力用スイッチング素子に対応して設けられた複数の検出用スイッチング素子と、
前記複数の検出用スイッチング素子のうちの1個の検出結果に基づき前記電力用スイッチング素子を介して前記負荷に供給される電流を検出する検出部と、を備え、
前記入力部から前記出力部に至る複数の導電路の各経路抵抗は、前記複数の導電路の各分流比が互いにほぼ等しくなるように設定されている電流検出回路。 - 前記複数の導電路は、共通の経路を有して構成されており、n+1(n≧2)個並んで配置された前記電力用スイッチング素子における隣り合う電力用スイッチング素子間を前記入力部側の経路で接続するn個の第1接続導電路の各第1抵抗値A1〜Anと、前記隣り合う電力用スイッチング素子間を前記出力部側の経路で接続し、前記各第1抵抗値A1〜Anと対をなすn個の第2接続導電路の各第2抵抗値B1〜Bnとは、前記各第1抵抗値A1〜Anと、これと対をなす前記各第2抵抗値B1〜Bnとのn個の比率が前記複数の導電路の各分流比が互いにほぼ等しくなる組み合わせで構成されている請求項1に記載の電流検出回路。
- 前記n個の比率は、前記各第1抵抗値A1〜Anを前記入力部側から前記出力部側に向けて順に初項1,公差1の等差数列となるように構成した場合、前記各第2抵抗値B1〜Bnは、前記入力部側から前記出力部側に向けて順に初項n,公差−1の等差数列となる請求項2に記載の電流検出回路。
- 前記複数の電力用スイッチング素子は、並んで配置されており、前記入力部は、前記複数の電力用スイッチング素子の並び方向の一端側に設けられ、前記出力部は、前記複数の電力用スイッチング素子の並び方向の他端側に設けられている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の電流検出回路。
- 前記複数の導電路は、共通の経路を有さないように構成されており、前記複数の導電路の経路抵抗は、互いにほぼ等しく設定されている請求項1に記載の電流検出回路。
- 前記複数の導電路の経路抵抗は、経路の長い導電路ほど単位長さ当たりの抵抗率が低い導電路が用いられている請求項5に記載の電流検出回路。
- 前記電力用スイッチング素子及び前記検出用スイッチング素子は、回路基板に実装されており、
前記導電路は、前記回路基板にプリント配線されたパターンである請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の電流検出回路。 - 前記導電路のパターンの幅を変えることで、前記各分流比が互いにほぼ等しくなるように前記各経路抵抗を設定している請求項7に記載の電流検出回路。
- 前記電力用スイッチング素子及び前記検出用スイッチング素子がパッケージ内に収容されて半導体スイッチを構成している請求項7又は請求項8に記載の電流検出回路。
- 請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の電流検出回路に前記検出部による検出結果に応じて前記電力用スイッチング素子の通断電を制御する制御部が備えられている電力供給制御装置。
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